JPH0427939Y2 - - Google Patents

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JPH0427939Y2
JPH0427939Y2 JP1986087092U JP8709286U JPH0427939Y2 JP H0427939 Y2 JPH0427939 Y2 JP H0427939Y2 JP 1986087092 U JP1986087092 U JP 1986087092U JP 8709286 U JP8709286 U JP 8709286U JP H0427939 Y2 JPH0427939 Y2 JP H0427939Y2
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JP
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piece
wall
mounting
eaves
rising
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物の外壁体に庇を取付けるための装
置に関するもので、特にALC(軽量発泡コンクリ
ート)パネルやRC(強化コンクリート)パネルか
らなる外壁体に取付けるのに好適な庇の取付け装
置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、この種装置の一例として実開昭49−
15726号公報に記載のものがある。これは、庇の
基端部及び該基端部上縁に一体突設した立上り部
をアンカーボルトにより建物外壁体の外面に締着
すると共に、上記立上り部の上端に形成したコー
キング溝と外壁体外面との間の間隙にコーキング
材を充填したものである。
上記従来の装置では、庇を外壁体に固定するま
での間、該庇を例えば複数の作業員により所定高
さ位置に保持する必要があり、その取付けに手間
がかかる。
また立上り部を締着するアンカーボルトが外部
に露出しており、外観上の体裁が悪いと共に、該
立上り部に貫設したアンカーボルト用挿通孔より
雨水が庇と外壁体外面との間に浸入する恐れがあ
る。
更に庇に基端部下縁と外壁体外面との間の隙間
は何ら防水されていないから、その隙間より雨水
が庇と外壁体外面との間に浸入する恐れがある。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上記の問題点を解決するものであつ
て、その技術的手段は、その外面側に被掛止部
6,7が突設されている取付用基板5を、アンカ
ーボルト22及び締付用ナツト24を介して建物
外壁体1に固着し、この取付用基板5の被掛止部
6,7に、庇4の基端部に突設された掛止部1
9,25を掛止すると共に、該庇4の基端部上縁
に、水平片部18aとこれよりL状に立上がる立
上り片部18bと更にこれより室外方向にL状に
延設されるコーキング受け片部18cとからなる
断面略コ字状の取付片18を一体形成し、上記庇
4の基端部両側縁に、上記と同様の断面形状を有
する取付片18を一体形成し、該取付片18の立
上り片部18bを、別のアンカーボルト23及び
締結用ナツト26を介して上記外壁体外面1aに
締着し、上記コーキング受け片部18cと外壁体
外面1aとの間、及びコーキング受け片部18c
と立上り片部18bと水平片部18aとで囲繞さ
れる部分にそれぞれコーキング材8,9を充填
し、更に前記庇4の基端部下縁に下カバー片21
を一体形成すると共に、該下カバー片21と外壁
体外面1aとの間にコーキング材27を充填して
なることを特徴とする。
(実施例) 次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図において1はALCパネルか
らなる建物の外壁体、2はこの外壁体に開設され
た窓開口部で、この内部に窓枠3が嵌装されてい
る。4は窓用の庇で、窓開口部2の若干上方で外
壁体1に取設される。5は庇4の基端面(外壁体
1と対向端面)の形状にほぼ対応する形状を有す
るアルミ合金の押出し型材で形成された横長矩形
状の取付用基板で、この取付用基板5の上端部と
下端部には縦断面略V字状をなすそれぞれ被掛止
部6,7が設けられている。
上記庇4は、第1図及び第2図を参照して明ら
かなように、アルミ合金の押出し型材よりなる複
数個の中間支持体10…と、これと同様な押出し
型材製の、化粧額縁を兼ねた中空状周枠体11
と、アルミ合金等の平板よりなる上板12と、合
成樹脂材等よりなる底板13と、この底板13の
上面に敷設されていて上板12と同様な材料より
なる支持板14と、当該庇4の基端面に配設され
たアルミ合金材よりなる基端板15とで構成され
ており、周枠体11は第1図に示すようにビス1
6により中間支持枠体10のビスポケツト10
a,10aに螺着されることで該支持枠体10に
一体連結され、基端板15は第1図及び第2図に
示すようにビス17により中間支持枠体10のビ
スポケツト10a,10aに螺着されることで該
支持枠体10に対し一体連結され、また上板12
は周枠体11に適嵌合され、底板13は周枠体1
1及び基端板15に対し適嵌合されている。そし
て基端板15にはその上端部に水平片部18aと
これより縦断面略L字状に立上がる立上り片部1
8bと該立上り部18bから更に外壁体1に対向
するようにL状に延設されコーキング受片18c
とからなる縦断面略コ字状の取付片18が外壁体
1と対面する方向に突設され、またこの基端板1
5の下端部には前記取付用基板5の被掛止部7に
掛止可能な縦断面略横向きL字状の掛止部19が
外壁体1と対面する方向に突設され、また中間部
及び下端にはリブ20及び下カバー片21が形成
され、更に図示は省略するがこの基端板15の左
右両側端部には前記取付片18と同様な断面略コ
字状の取付片がこの取付片18連続するように突
設されている。周枠体11の上面側には蓋枠11
aが装着され、また庇4の内部には発泡ウレタン
材等の断熱材が装填されている。
外壁体1にはその所要位置に複数個のアンカー
ボルト22,23があらかじめ埋込固定される
か、予めボルト埋設用の孔を開けておき、後述の
ように基板5及び取付片18の取付時にアンカー
ボルト22,23を植込んでもよい。
したがつて、この庇4を外壁体1に取付けるに
は、取付用基板5を外壁体1の外面1aに当て付
けてアンカーボルト22及びこれの先端部に螺合
されるナツト24により外面1a上に固着してお
く。それから庇4の基端部を取付用基板5と対面
させ、基端板15の掛止部19,25を被掛止部
6,7に掛止させることにより、この庇4を外壁
体1に水平状に仮止する。これにより従来のよう
に、庇4を外壁体1に固定するまでの間、該庇4
を例えば複数の作業員により所定高さ位置に保持
する必要がなくなり、一人の作業員だけで庇4を
外壁体1に取付けることができる。
次に取付片18の立上り片部18bに設けてあ
るボルト挿通孔(図示せず)に嵌合するアンカー
ボルト23の突出端部にナツト26を螺合させる
ことにより、取付片18の立上り片部18bを、
外壁体外面1aに締着し、それによつて庇4を外
壁体1に対し取付け固定する。
続いて取付片18のコーキング受け片部18c
と外壁体外面1aとの間及び下カバー片21と外
壁体外面1aとの間にコーキング材8,27を充
填して、庇4の基端部の上下縁及び両側縁と外壁
体外面1aとの間の隙間をすべて塞いで、その隙
間から雨水が庇4と外壁体外面1aとの間に浸入
しないようにする。
またコーキング受け片部18cと立上り片部1
8bと水平片部18aとで囲繞される部分にコー
キング材9を充填することにより、前記ナツト2
6を外部から見えないように隠蔽すると共に、立
上り片部18bに形成したボルト挿通孔から庇4
と外壁体外面1aとの間に雨水が浸入するのを防
止する。
(考案の効果) 本考案のよれば、建物外壁体に予め取付用基板
を固着し、該基板に突設された被掛止部に庇の基
端部に突設された掛止部を掛止することにより、
該庇を外壁体外面に仮止めしておくことができる
から、従来のように、庇を外壁体に固定するまで
の間、該庇を例えば複数の作業員により所定高さ
位置に保持する必要がなくなり、一人の作業員だ
けで庇を外壁体に容易に取付けることができる。
また庇の基端部に一体形成した取付片のコーキ
ング受け片部と立上り片部と水平片部とで囲繞さ
れる部分にコーキング材を充填しているので、そ
の部分に設けられた立上り片部締着用のナツトを
外部から見えないように隠蔽することができ、外
観上の体裁が良いと共に、立上り片部に形成した
ボルト挿通孔から庇と外壁体外面との間に雨水が
浸入するのを防止することができる。
更に庇の基端部の上下縁及び両側縁と外壁体外
面との間の隙間をすべてコーキング材により塞い
でいるため、その隙間から雨水が庇と外壁体外面
との間に浸入する恐れがなく、確実に防水するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る庇取付装置の一実施例を示
すもので、第1図は庇取付装置の縦断面図、第2
図は第1図の−線断面図である。 1……外壁体、4……庇、5……取付用基板、
6,7……被掛止部、8,9……コーキング材、
15……庇の基端板、18……取付片、18a…
…水平片部、18b……立上り片部、18c……
コーキング受け片部、19,25……掛止部、2
1……下カバー片、22,23……アンカーボル
ト、26……ナツト、27……コーキング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その外面側に被掛止部が突設されている取付用
    基板を、アンカーボルト及び締付用ナツトを介し
    て建物外壁体に固着し、この取付用基板の被掛止
    部に、庇の基端部に突設された掛止部を掛止する
    と共に、該庇の基端部上縁に、水平片部とこれよ
    りL状に立上がる立上り片部と更にこれより室外
    方向にL状に延設されるコーキング受け片部とか
    らなる断面略コ字状の取付片を一体形成し、上記
    庇の基端部両側縁に、上記と同様の断面形状を有
    する取付片を一体形成し、該取付片の立上り片部
    を、別のアンカーボルト及び締結用ナツトを介し
    て上記外壁体外面に締着し、上記コーキング受け
    片部と外壁体外面との間、及びコーキング受け片
    部と立上り片部と水平片部とで囲繞される部分に
    それぞれコーキング材を充填し、更に前記庇の基
    端部下縁に下カバー片を一体形成すると共に、該
    下カバー片と外壁体外面との間にコーキング材を
    充填してなる庇の取付装置。
JP1986087092U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH0427939Y2 (ja)

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JPS62199433U JPS62199433U (ja) 1987-12-18
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