JPH0427930A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶パネルおよびその駆動回路を保護するシー
ルドケースに関するものであり、特にその開口部周辺の
面形状に関するものである。

従来の技術 従来のポータプル液晶テレビやコンビ二一夕の表示装置
としての液晶パネルのシールドケースは電気的な妨害、
破壊や機械的な保護のために設けられていたので、その
シールドケースの形状は組み込まれる装置との兼ね合い
のみで決められており、液晶パネル開口部に相当する部
分は一つの面で形成されていても特に問題は無かった。

発明が解決しようとする課題 最近の市場では液晶パネルをライトバルブとして用いた
投射型画像表示装置が受は入れられている。この投射型
画像表示装置は強力な光源を備えており、この光源から
出た光は可能な限り液晶パネルに照射されるが、液晶パ
ネルに有害な紫外光、赤外光を除く除熱が発生する。ま
た、液晶パネルに投射されるすべての光が透過される訳
ではないのでここでも熱が発生する。一方、液晶パネル
は温度が上がりすぎるとその偏光性が劣化してしまう、
したがって投射された像のコントラストが落ちたり、色
のバランスが崩れるといった現象が生じる。

課題を解決するための手段 本発明は前記のようなｉＪＮを解決するためｔこ少なく
とも液晶パネルと、前記液晶パネルを駆動せしめるドラ
イバーを含む電気部品と、前記電気部品を実装して前記
液晶パネルの周辺に配置される基板とを保護するシール
ドケースを備えた画像表示装置において、前記液晶パネ
ルに相当する部分に設けられた開口部の一辺を含み、他
の部分に対して凹の面を備えたシールドケースと、ファ
ンと、前記電気部品及びファンを駆動せしめる電源回路
を備えた事を特徴とする。

また、実装部品とシールドケースの間隙がある場合、前
記シールドケースの凹部に含まれる開口部の一辺の対辺
にも同様の凹部を備えた事を特徴とする。

作用 前記のような手段により、基板上に実装された電気部品
を保護するためにシールドケースが液晶パネル面より離
れた位置に形成されてしまう。この際、ファンにより送
られる風が前記シールドケースにより遮られてしまう。

ここで、本発明では、液晶パネルが望む開口部に隣接し
た少なくとも一面に他の部分に対して凹の面を備えたシ
ールドケースを備える事により、ファンにより送られる
風が遮られる事なく液晶パネルに供給され、液晶パネル
の温度上昇を抑える事を可能にする。従って液晶パネル
は温度が上がりすぎる事なくその偏光性を維持できるこ
とになる。よって、投射された像のコントラストが落ち
たり、色のバランスが崩れるといった現象を防ぐ事がで
きるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
。第１図は２体形投射型画像表示装置の構成を示す断面
図である。図中１は光源であり、これより発せられる光
は反射傘２によりコンデンサーレンズ３へ送られる。４
は偏光板であり、ここである偏光方向のみの光を液晶パ
ネル５に送り、投射レンズ６を介して液晶パネル上の画
像をスクリーン（図示せず）に投射せしめる。なお、７
はテレビ信号回路を示し、この回路は一方が液晶パネル
駆動回路８に結線されており、また一方は電源回路９に
結線されている。この電源回路９は光′ａ１にも結線さ
れている。冷却用のファンｌＯも前記電源回路９に繋が
れ駆動せしめられる。ファンｌＯは筺体１１の通気孔１
２から外気を取り込み、液晶パネル５及び偏光板４方向
に吹き出しする。この後、テレビ信号回路７と電気回路
９を冷却せしめ、筺体１１の通気孔１３から吹き出すよ
うに冷却設計されている。

第２図は液晶パネル５及びその周辺の構成を示したもの
である。１４は基板を示し、この基板１４上には液晶パ
ネル駆動回路８が実装されており、シールドケース１５
ａ上で液晶パネル５と結線されでいる。このシールドケ
ース１５ａには有害光を遮断し、また１ｔス妨害から液
晶パネル駆動回路８を保護するためシールドケース１５
ｂが嵌合している。

なお、シールドケース１５ｂの入射側の面１６ａ上にお
いて液晶パネル５がのぞく開口部１７の一辺に接した面
１６ｂは面１６ａに対し液晶パネル５の方向に落ち込ん
で凹となっている。この凹面１６ｂは液晶パネル５の中
心より見てファンｌＯにより送られてくる風の通過方向
に設けられている事により、液晶パネル５の表面の冷却
効果を上げる事が可能となる。

また、第３図に示す樺に出射側において液晶パネル駆動
回路８が基板１４上に実装された場合には、出射側のシ
ールドケース１５ａが液晶パネル５の表面より実装され
た液晶パネル駆動回路８を保護するために離れた位置に
ある。このため出射側のシールドケース１５ａに落ち込
んだ面が形成されているのは言うまでもない。

次に本発明のさらに他の実施例について図面を参照しな
がら説明する。第４図は本発明の他の実施例の投射型画
像表示装置の液晶パネル１９及びその周辺の構成を示し
たものである。

第４図において１８は基板、１９は液晶パネル、２０ａ
と２０ｂはシールドケース、２１ａはシールドケース２
０ａの入射側の面を示し、以上は第３図の構成と同様な
物である。第３図と異なるのはシールドケース２０ａ上
において液晶パネル１９をのぞませるべき開口部に相当
する位置にあるシールドケース２０ａの開口部２２の一
辺に接し、他の部分に対して凹の面２１ｂと、面２１ｂ
が接する一辺の対辺に接し面２１ｂと同様に他の部分に
対して凹の面２Ｌｃを設けた事である。但し、液晶パネ
ル駆動回路８の電気部品の高さの高い物は面２１ｂ、２
１ｃの下に相当する部分には無い事が前提となる。

以上のように面２１ｂが接する一辺の対辺に接し面２１
ｂと同様に他の部分に対して凹の面２１ｃを設けた事に
より、この面２１ｂ、２１ｃは液晶パネル２２の中心よ
り見てファン１０により送られてくる風の通過方向に設
けられている事により、液晶パネル１８の表面の冷却効
果をより上げる事が可能上なる。

発明の効果 この発明により、基板上に実装された電気部品を保護す
るためにシールドケースが液晶パネル面より離れた位置
に形成される事で、ファンにより送られる風が前記シー
ルドケースにより遮られるのを最小限に抑える事が可能
となる。従って液晶パネルは温度が上がりすぎる事なく
その偏光性を維持できる。よって投射された像のコント
ラストが落ちたり、色のバランスが崩れるといった現象
を防ぐ事を可能にせしめるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における投射型画像表示装置の一実施例
の断面図、第２図は液晶パネル周辺の構成を示した分解
斜視図、第３図、第４図はそれぞれ液晶パネル周辺の別
の構成を示した分解斜視図である。 ■・・・・・・光源、２・・・・・・反射傘、３・・・
・・・コンデンサーレンズ、４・・・・・・偏光板、５
．１９・・・・・・液晶パネル、６・−・・・・投射レ
ンズ、７・・・・・・テレビ信号回路、８・・・・・・
液晶パネル駆動回路、９・・・・・・電源回路、１０・
・・・・・ファン、１１・・・・・・筐体、１２．１３
・・・・・・通気孔、１４．１８・・・・・・基板、１
５ａ、２０ｂ・・・・・・シールドケース、１５ｂ２０
ａ・・・・・・シールドケース、１７．２２・・・・・
・ソールドケース開口部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも液晶パネルと、 前記液晶パネルを駆動せしめるドライバーを含む電気部
   品と、 前記電気部品を実装して前記液晶パネルの周辺に配置さ
   れる基板とを保護するシールドケースを備えた投射型画
   像表示装置において、 前記液晶パネルがのぞむ開口部の一辺を含み、他の部分
   に対して凹の面を備えたシールドケースと、液晶パネル
   冷却用のファンと、前記電気部品及びファンを駆動せし
   める電源回路を備えた事を特徴とする投射型画像表示装
   置。
2. （２）シールドケースの凹部に接する開口部の一辺の対
   辺にも同様の凹部を備えた事を特徴とする請求項１記載
   の投射型画像表示装置。