JPH0427868A

JPH0427868A - サンプリングノズル移動機構

Info

Publication number: JPH0427868A
Application number: JP13131090A
Authority: JP
Inventors: Akira Omori; 晃大森; Chiaki Maekoya; 前小屋　千秋; Yoshitada Takada; 高田　芳矩
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1990-05-23
Filing date: 1990-05-23
Publication date: 1992-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動化学分析装置のサンプリングノズル移動
機構に用い、液体試料のサンプリングに必要な「配管」
と「配線」をサンプリングノズルの「上下移動」と「旋
回移動」に好適なサンプリングノズル移動機構に関する
。

〔従来の技術〕

従来のサンプリングノズル移動機構は、サンプリングノ
ズルの旋回移動角度が小さかったため、配管や配線が駆
動軸外にあっても支障なかった。

しかし、この状態でのサンプリングノズル移動機構は、
旋回角度３６０度以上になると配管や配線が駆動軸に巻
き付く形態となる。そのまま上下移動すると配管や配線
にストレスがかかり、「摺り減り」　・　「疲労」　・
　「折れ曲り」　・　「断線ｊなど生じやすく故障、短
寿命となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、上下旋回移動する可動部への配管・配
線の配慮が薄く故障・短寿命の問題があった。

本発明は、上下移動・旋回移動する可動部への配管・配
線が故障無く長持ちすることを目的としており、さらに
外観のシンプル化を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、サンプリングノズル移動機
構の駆動軸を中心にし、その中に配管及び配線を通した
ものである。

そして、このようにすればサンプリングノズルの旋回角
度が大きくても、配管及び配線に及ぼすストレスは緩和
できる。

さらに、上下移動に対するストレスの緩和のために、密
着バネ内を通しとぐろ巻きにしたものである。

〔作用〕

サンプリングノズルから伸びた配管及び配線は、アーム
・駆動軸の中を通り、さらにガイドバネ内を通って引き
出される。それによって、アームが旋回移動・上下移動
しても配管や配線は、「ぶらぶら」と動かなくなるので
巻き付きや折れ曲りがない。また、移動速度が速くても
追随できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第３図により説明
する。

第１図は、サンプリングノズル移動機構と分析部の位置
関係を示した概略図である。

サンプリングノズル１はアーＩｓ　２の先＠１こｉｔ＜
＋ｆｆに取り付けてあり、駆動軸３の間欠的回転運動。

間欠的上下運動により、旋回移動・上下移動する。

また、サンプリングノズル１の旋回円周上に配置したサ
ンプル４．廃液ボート９．ノズル洗浄槽６、反応管５．
測光セル８２反応試液７がある。

分析時のサンプリングノズル１の動作過程を説明すると
、■ノズル洗浄槽６に下降しサンプリングノズル１を洗
浄後上昇する。■サンプル４ａに旋回移動後下降し液面
検知して停止する。サンプル４ａを吸引後上昇する。■
反応管５８に旋回移動後底まで下降しサンプル４ａを吐
出し上昇する。

■ノズル洗浄槽６に移動し■と同じ動作をする。

■反応試液７ａに旋回移動し■と同じ移動をする。

■反応管５ａに移動しそのまま吐出する。

以上のようにサンプリングノズル１は、旋回移動と上下
移動を繰り返す。

第２図は、サンプリングノズルからの配管及び配線の系
統図を示す。

サンプリングノズル１から配管２０により小シリンジ１
２に接続される。また、液面検知電極２２は、増幅器１
８に配線２１により接続される。

サンプリングノズル１が下降すると液面検知電極２２が
働き増幅器１８．上下用ステッピングモータ制御器１９
により下降を停止する。

また、小シリンジ１２．大シリンジ１１．ステンピング
モータ１５ａ、１５ｂ、電磁弁１３ａ。

１３ｂの組合せ動作により反応試液７を吸引したり吐出
したりする。洗浄液１７は、サンプリングノズル１を洗
浄する。

以上のように、サンプリングノズル１は、旋回移動・上
下移動するため、配管２ｏと配線２１は撓むための処理
が必要となる。

第３図は、実際のサンプリングノズル移動機構の断面図
である。

サンプリングノズル１から出た配管２０及び液面検知電
極から出た配線２１は、アーム２・駆動軸３・ガイドバ
ネ２５・バネオサエ３７の各々の中を通り引き出される
。

ステッピングモータ１４ｃの回転は、継手３０・スプラ
イン軸３２・ボールスプライン３トキー２９・タイミン
グプーリ小３３・タイミングベルト３６ａ・タイミング
プーリ犬３４を経て駆動＠３に伝達されサンプリングノ
ズル１を旋回させる。この時、配管２０と配線２１は、
アーム２とガイドバネ２５の間で捻れる。

一方、ステッピングモータ１４ｄの回転は、タイミング
プーリ３５ａ、３５ｂ・タイミングベルト３６ｂ・プー
リベース３８ａを経て駆動軸３に伝達されサンプリング
ノズル１を上下させる。この時、配管２０と配線２１は
、ガイドバネ２５のとぐろ巻により伸縮を吸収する。

また、アーム２の停止位置は、上下に摺動してもボール
スプライン３１とスプライン軸３２により確保される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、旋回移動・上下移動するサンプリング
ノズルへの配管及び配線のストレスを緩和できるので「
断線」　・　「摺り減り」　・　「疲労」「折れ曲り」
の防止が図れる。併せて、「装置故障の低減」　・　「
装置の長寿命化」の効果がある。

また、サンプリングノズルの移動速度が上り、分析時間
の短縮が図れる。

さらに、外観のシンプル化が図れ装置の操作性も良くな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はサンプリングノズル移動機構と分析部の位置関
係概略図、第２図はサンプリングノズルからの配管・配
線系統図、第３図は実際のサンプリングノズル移動機構
の断面図である。１・・・サンプリングノズル、２・・・アーム、３・・
・駆動軸、４・・・サンプリング、５・・・反応管、６
・・・ノズル洗浄槽、７・・・反応試液、８・・・測光
セル、９・・・廃液ボート、１０・・・分光光度計、１
１・・・大シリンジ、１２・・・小シリンジ、１３・・
・電磁弁、１４・・・ステッピングモータ、１５・・・
ピニオン、１６・・・ラック、１７・・・洗浄液、１８
・・・増幅器、１９・・・上下用ステッピングモータ制
御器、２０・・・配管、２１・・・配線、２２・・・液
面検知電極、２３・・・軸受、２４・・・カバー２５・
・・ガイドバネ、２６・・・ベース、２７・・・下ベー
ス、２８・・・柱、２９・・・キー、３０・・・継手、
３トボールスプライン、３２・・・スプライン軸、３３
・・・タイミングプーリ小、３４・・タイミングプーリ
大。３５・・・タイミングプーリ中、３６・・・タイミング
ベルト。代理人　弁理士　ノ」Ａ用勝男ｊ。＼シネ日第菌＼−一〜／

Claims

【特許請求の範囲】

１、アームの先端に垂直に取付けたサンプリングノズル
を、間欠的に「上下移動」と「旋回移動」させるための
駆動軸より成る自動化学分析装置用サンプリングノズル
移動機構において、液体のサンプリングに必要な「配管
」及び「配線」を「中空にした駆動軸」の中を通してサ
ンプリングノズルの「上下移動」と「旋回移動」に支障
ないことを特徴とするサンプリングノズル移動機構。