JPH04278025A - 芝生の育成目土およびその製造法 - Google Patents
芝生の育成目土およびその製造法Info
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- JPH04278025A JPH04278025A JP3061371A JP6137191A JPH04278025A JP H04278025 A JPH04278025 A JP H04278025A JP 3061371 A JP3061371 A JP 3061371A JP 6137191 A JP6137191 A JP 6137191A JP H04278025 A JPH04278025 A JP H04278025A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、大谷石、鹿沼土等のゼ
オライトを原料とし、これに水溶性肥料、細菌類を吸着
させてなる新規な芝生用育成目土およびその製造法に関
する。
オライトを原料とし、これに水溶性肥料、細菌類を吸着
させてなる新規な芝生用育成目土およびその製造法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴルフ場等の芝生の健全な育成の
ために、所謂目土が常用されている。この目土は、日光
の透過性、通気性を保有させることが目的であるため、
川砂などが使用されているが、これらは肥料分を含有し
ていないため、別途に施肥が必要であった。さらに所謂
根腐れ病の発生を防止するため多量の農薬散布の必要が
あり、その農薬による環境汚染は無視できない現状とな
っている。
ために、所謂目土が常用されている。この目土は、日光
の透過性、通気性を保有させることが目的であるため、
川砂などが使用されているが、これらは肥料分を含有し
ていないため、別途に施肥が必要であった。さらに所謂
根腐れ病の発生を防止するため多量の農薬散布の必要が
あり、その農薬による環境汚染は無視できない現状とな
っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゼオライト
構造が、陽イオン交換能の高い性質を有し、水分の吸着
能に優れることに着目し、これに芝の育成に資する水溶
性の無機、有機の肥料および植物病原菌に拮抗作用を持
つ有用菌類を吸着合体させ、目土の供与と養分補給と芝
の根腐れ病の防止とが同時平行的に行なわれるような育
成目土を提供するものである。
構造が、陽イオン交換能の高い性質を有し、水分の吸着
能に優れることに着目し、これに芝の育成に資する水溶
性の無機、有機の肥料および植物病原菌に拮抗作用を持
つ有用菌類を吸着合体させ、目土の供与と養分補給と芝
の根腐れ病の防止とが同時平行的に行なわれるような育
成目土を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、大谷石、鹿沼土等のゼオライトを３ｍｍ
以下の粉粒体に粉砕形成する。そしてその粉粒体を１３
０゜Ｃ〜１５０゜Ｃの範囲で焼成して、その結晶水であ
るフッ石水（ｚｅｏｌｉｔｉｃ ｗａｔｅｒ）を脱離
するとともに夾雑物を焼去する。即ちこれによりゼオラ
イトの孔隙組織が空になって水分の吸着能を増大させる
。 そしてさらにその孔隙組織に、水溶性無機、有機肥料、
植物病原菌に拮抗作用を持つ有用菌類を適量吸着させ、
最後に余剰水分を乾燥させて得ることを特徴とする、芝
生の育成目土およびその製造法である。
に、本発明は、大谷石、鹿沼土等のゼオライトを３ｍｍ
以下の粉粒体に粉砕形成する。そしてその粉粒体を１３
０゜Ｃ〜１５０゜Ｃの範囲で焼成して、その結晶水であ
るフッ石水（ｚｅｏｌｉｔｉｃ ｗａｔｅｒ）を脱離
するとともに夾雑物を焼去する。即ちこれによりゼオラ
イトの孔隙組織が空になって水分の吸着能を増大させる
。 そしてさらにその孔隙組織に、水溶性無機、有機肥料、
植物病原菌に拮抗作用を持つ有用菌類を適量吸着させ、
最後に余剰水分を乾燥させて得ることを特徴とする、芝
生の育成目土およびその製造法である。
【０００５】
【実施例】夫々常法により粉砕し、３ｍｍメッシュに揃
えた大谷石と鹿沼土の粒体を６：４の割合に混合して、
火力焼成炉において１３０゜Ｃ〜１５０゜Ｃの範囲で焼
成する。これによりそれら粒体のゼオライト構造即ち物
理的な孔隙組織内の結晶水であるフッ石水（ｚｅｏｌｉ
ｔｉｃ ｗａｔｅｒ）を脱離するとともに夾雑物を焼
去し、水分の吸着能を増大させた状態におく。そして上
記焼成を完了して火力を停止したら、その余熱段階にお
いて、焼成粒体の空になった孔隙組織に、Ｎ，Ｐ，Ｋの
各１％を保持する水溶性無機肥料と大豆廃液、廃糖蜜、
カンピュウ煮汁等の水溶性有機物を含浸させ、さらに植
物病原菌に拮抗作用を持つ細菌類を含浸させ、余熱によ
り余剰水分を乾燥させる。なお上記水溶性肥料の含浸は
、焼成ゼオライトの冷却の一助ともなる。そして最後に
これを放熱容器に移して放冷し、製品（育成目土）とす
るものである。
えた大谷石と鹿沼土の粒体を６：４の割合に混合して、
火力焼成炉において１３０゜Ｃ〜１５０゜Ｃの範囲で焼
成する。これによりそれら粒体のゼオライト構造即ち物
理的な孔隙組織内の結晶水であるフッ石水（ｚｅｏｌｉ
ｔｉｃ ｗａｔｅｒ）を脱離するとともに夾雑物を焼
去し、水分の吸着能を増大させた状態におく。そして上
記焼成を完了して火力を停止したら、その余熱段階にお
いて、焼成粒体の空になった孔隙組織に、Ｎ，Ｐ，Ｋの
各１％を保持する水溶性無機肥料と大豆廃液、廃糖蜜、
カンピュウ煮汁等の水溶性有機物を含浸させ、さらに植
物病原菌に拮抗作用を持つ細菌類を含浸させ、余熱によ
り余剰水分を乾燥させる。なお上記水溶性肥料の含浸は
、焼成ゼオライトの冷却の一助ともなる。そして最後に
これを放熱容器に移して放冷し、製品（育成目土）とす
るものである。
【０００６】上記中、ゼオライト粒体の焼成温度を１３
０゜Ｃ〜１５０゜Ｃの範囲内としたのは、その下限を下
回ると充分な吸着能が得られず、逆に上限を上回るとゼ
オライトの分子構造が変わって吸着率が劣化してしまう
ことによる。
０゜Ｃ〜１５０゜Ｃの範囲内としたのは、その下限を下
回ると充分な吸着能が得られず、逆に上限を上回るとゼ
オライトの分子構造が変わって吸着率が劣化してしまう
ことによる。
【０００７】また上記中、水溶性有機物例えば大豆廃液
、廃糖蜜、かんぴょう煮汁などは、肥料的要素（有機肥
料）としての働きと、同時に加える有用菌類の液体培地
としての機能とを兼ねる。
、廃糖蜜、かんぴょう煮汁などは、肥料的要素（有機肥
料）としての働きと、同時に加える有用菌類の液体培地
としての機能とを兼ねる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のようで、これをゴルフ場
の芝の目土として使用したところ、光透過性、通気性な
ど目土の本来の要件を充足することはもちろん、芝草の
育成に必要な各種養分が付与され、さらに上記水溶性有
機物を液体培地として繁殖した細菌類は、植物病原菌と
の拮抗作用により芝の根腐れ病の発生を防止する。その
結果、特別の施肥が不要となって著しい労力節減となる
ことはもちろん、農薬の散布を不要とするから、薬害に
よる環境汚染の解決にも資する。なお、ゼオライト粉粒
体は、大谷石の採掘、切削屑や鹿沼土などに無尽蔵に求
められるから、安価に量産できることも大きな利点であ
る。
の芝の目土として使用したところ、光透過性、通気性な
ど目土の本来の要件を充足することはもちろん、芝草の
育成に必要な各種養分が付与され、さらに上記水溶性有
機物を液体培地として繁殖した細菌類は、植物病原菌と
の拮抗作用により芝の根腐れ病の発生を防止する。その
結果、特別の施肥が不要となって著しい労力節減となる
ことはもちろん、農薬の散布を不要とするから、薬害に
よる環境汚染の解決にも資する。なお、ゼオライト粉粒
体は、大谷石の採掘、切削屑や鹿沼土などに無尽蔵に求
められるから、安価に量産できることも大きな利点であ
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 大谷石、鹿沼土等のゼオライトを３ｍ
ｍ以下の粉粒体に粉砕形成し、次いでこれを１３０゜Ｃ
〜１５０゜Ｃの範囲で焼成して、その結晶水であるフッ
石水（ｚｅｏｌｉｔｉｃ ｗａｔｅｒ）を脱離すると
ともに夾雑物を焼去し、次いでこれに水溶性無機、有機
肥料および植物病原菌に拮抗作用を持つ有用菌類を適量
吸着させ、余剰水分を乾燥させて得ることを特徴とする
芝生の育成目土の製造法。 - 【請求項２】 ３ｍｍ以下の粉粒体に粉砕形成した大
谷石、鹿沼土等のゼオライトの孔隙組織に含むフッ石水
（ｚｅｏｌｉｔｉｃ ｗａｔｅｒ）および夾雑物を焼
成により除去し、前記孔隙組織の吸着能を利用して水溶
性無機、有機肥料および植物病原菌に拮抗作用を持つ有
用菌類を適量吸着させ、余剰水分を乾燥させて得る芝生
の育成目土。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3061371A JPH04278025A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 芝生の育成目土およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3061371A JPH04278025A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 芝生の育成目土およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04278025A true JPH04278025A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=13169249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3061371A Pending JPH04278025A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 芝生の育成目土およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04278025A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109809934A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-05-28 | 段晓龙 | 一种沸石生物有机菌肥及其应用 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3061371A patent/JPH04278025A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109809934A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-05-28 | 段晓龙 | 一种沸石生物有机菌肥及其应用 |
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