JPH0427577Y2 - - Google Patents

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JPH0427577Y2
JPH0427577Y2 JP4425686U JP4425686U JPH0427577Y2 JP H0427577 Y2 JPH0427577 Y2 JP H0427577Y2 JP 4425686 U JP4425686 U JP 4425686U JP 4425686 U JP4425686 U JP 4425686U JP H0427577 Y2 JPH0427577 Y2 JP H0427577Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、部品の組立ラインや出荷品質検査工
程において使用される製品寸法検測機構付高速搬
送装置に関する。
(従来の技術) 例えば、自動車等の組立ラインには、部品の寸
法を検測する工程、その部品を次の工程に搬送す
る工程等の多数の工程がある。
これら多数の工程は、次の工程との時間的な関
連において調和のとれたものでなければならな
い。例えば、多数の工程中に一個所でも遅い部分
があると、組立ライン全体は、その部分の工程に
倣らされてしまうことになる。
また、組立ラインは、上述のように多数の工程
の組合せであるので、一つの工程中になるべく多
くの機能をもたせることによつて組立ラインの全
長を短くし、工場スペースの制限をなるべく少な
くすることが望ましい。更には、生産性を向上す
るには、なるべく全自動化が必要である。又組立
ライン中に入力を介入するにしても作業環境のよ
いものでなければならない。
従来の部品検測及び搬送装置を、第12図乃至
第15図に示し説明する。
第12図において、振動式パーツフイーダ1に
て製品を整列させた後に、矢印A方向に製品を搬
送し検測装置2にて正規品と類似品の判別を行つ
ていた。
製品としては、第8図及び第9図に示すような
短円柱形製品28又は第10図及び第11図に示
すような段差を付けてその直径を異にする短円柱
形(以下段差付短円柱形という)製品28′など
である。検測装置2としては、短円柱形製品28
に対しては、第13図に示すように、開口寸法を
製品直径に合せて成形した門型のゲート2a、又
段差付短円柱形製品28′に対しては、第14図
に示すように、その製品の形に合せて成形したゲ
ート2bが使用され、この他に、第15図に示す
ように、検測センサ3が使用される。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のように構成した従来の検測及び搬送装置
は、次のような問題がある。
振動式パーツフイーダを使用して製品の姿勢
を正しているため(特に第10図及び第11図
に示すような段差付短円柱形製品28′は上・
下の向き決めも必要である)それに要する時間
が長くかかり(最大100個/分)組立ライン全
体の能率が低下し、生産性が低いという問題が
あつた。
振動式パーツフイーダを使用しているため、
騒音が大で作業環境が悪く、作業員の能率低下
となり、生産性が低下するという問題があつ
た。
整列装置(パーツフイーダ)と検測装置とが
別々に設置されているので、工場の設置スペー
スに制約され、作業スペースが狭くなつて作業
能率が悪いとか、或は、他の工程に対してのス
ペースの制約を強いることにもなり、組立ライ
ン全体の生産性を低下させるという問題があ
る。
検測精度に関して、ゲート方式では、正規品
よりも小さいものはそのまま通過するので検出
することができない。又センサにより検測して
も、センサ部を通過する際の製品の振動により
検測精度が低いという問題があつた。
ゲート方式では、時としてゲート内に製品が
詰る(引掛る)ことがあり、組立ライン全体が
一時停止し、生産性が低下するという問題があ
つた。
本考案は、上記問題をことごとく解決した製品
寸法検測子を備えた高速搬送装置を提供せんとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案は、従来の振
動式パーツフイーダに代えて、回転かき上げ円盤
を使用し、検測と搬送の両機能をもたせるように
したものである。
即ち本考案は、一定の傾斜角度をもつて背板を
設け、この背板の下端には、その下端方向に傾斜
して製品投入部底板を設ける。そして、前記背板
と平行に回転可能なように回転かき上げ円盤を設
け、この回転かき上げ円盤の円周には、部品が嵌
入する嵌入部が複数個設けられている。この回転
かき上げ円盤の円周に設けられた嵌入部には、こ
れと対応した位置に部品の形状に合せて成形した
検測子が設けられる。この検測子は、一点支持に
て回動可能に設けられたエクステンシヨンバーの
一端に接続され、このエクステンシヨンバーの他
端にはドグが設けられている。そして、このドグ
との間に一定の隙間をもたせて対向した位置にセ
ンサが設けられている。
(作用) 以上のように構成することにより、投入された
部品は、傾斜した製品投入底板の上でかき回され
ながら姿勢が整えられ、回転かき上げ円盤の嵌入
部に嵌り込み、かき上げられる。かき上げられた
製品は、検測子を通過する際に、エクステンシヨ
ンバーを作動し、この作動によつて、ドグとセン
サとの間の隙間が変化する。この隙間の変化量又
は変化した隙間量をセンサにて検測し、部品の寸
法を高精度に検測する。
このようにして、かき上げによる搬送と検測が
同時に行なわれる。
(実施例) 以下本考案の一実施例につてい詳細に説明す
る。第1図及び第2図において、4は、一定の角
度に傾斜して設けた背板である。5は、この背板
4に対して平行に設けられた回転かき上げ円盤で
あり、その円周上には、製品Pが嵌入する嵌入部
12が複数設けられている。この回転かき上げ円
盤5は、軸受23によつて背板4に軸支され、プ
ーリ24,26及びベルト25を介してモータ2
7により矢印B方向に回転させられる。6は、背
板4の下端に向けて傾斜して設けられた製品投入
部底板である。この製品投入部底板6と前板7及
び側板10とで部品投入部を形成する。14は検
測子であり、回転かき上げ円盤5に設けた嵌入部
12に対応した位置に設けられ、支点15にて一
点支持されたエクステンシヨンバー16に接続さ
れている。17はエクステンシヨンバー16の他
端に設けられたドグであり、このドグ17との間
に一定の隙間Sをもつて対向した位置に、センサ
18が設けられている。
上記検測子14について、第3図を用い更に詳
しく説明する。図に示す検測子14は、製品Pが
段付短円柱の場合の例である。検測子14は、製
品の形状寸法に合せて高精度に作られている。こ
の検測子14の取付位置は、回転かき上げ円盤5
の嵌入部12に対応して取付けられるものである
が、嵌入部12との関連において、製品Wの寸法
D1,D2,D3が適正部品の最小許容寸法になるよ
うに、調整ネジ29により調整する。従つて、製
品Pが通過してエクステンシヨンバー18の振れ
が設定範囲より大きすぎたり小さすぎたりした時
は、不適性な部品となる。製品28は、傾斜した
背板4と嵌入部12により保持されて検測子14
を通過する。
又検測子14の接触面30は、第4図に示すよ
うに円弧状のものと、第5図に示すように平面状
のものがある。
接触面30が円弧状のものは、エクステンシヨ
ンバー16の変位の最大値を一点でとられるので
高精度の検測が可能であり、かつ、製品Pが大き
過ぎた場合の通過がより確実になる。
第1図において、エクステンシヨンバー16の
変位Cが変位Dに拡大されるように、支点15
は、位置している。拡大された変位量Dによつ
て、隙間Sが変化し、この隙間Sが変化量をセン
サ18にて検知し、製品の検測を行なう。
例えば、適性製品の許容最大寸法に対する隙間
Sの寸法を設定しておき、隙間Sの寸法が設定値
以下に小さくなつたときは、部品寸法が許容寸法
より小であるとして判断し、隙間Sの寸法が設定
値以上に大きくなつたときは、部品寸法が許容寸
法より大であるとして判断される。
19は、背板4に明けられた製品排出口、20
はシユートである。21は、不適正は製品と判断
された場合に、シユート20を閉塞するためのシ
ヤツタ、22は、シヤツタ21の操作シリンダで
ある。又シユート20の他の例として第6図に示
すようにシユート31,32のように分岐し、ダ
ンパ33によつて適正又は不適正な製品のシユー
トを切換えるようにすることもできる。34は、
回転軸である。
第2図において、8は底板、9は裏板である。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。部品投入部に投入された製品は、
製品投入部底板6上のA部にたまり、円盤5の回
転によりかき回される。そして第7図にも示すよ
うに、例えば部品Pが段付短円柱の場合は、外径
寸法の大きい方が、製品投入部底板6の傾斜面を
イ〜ハのように転り、製品Pの上・下方向の姿勢
が整えられる。次に、段部35により製品Pは起
こされて背板4に支持されニの姿勢で嵌入部12
に保持される。このように保持された製品は、第
1図に示すようにガイド板13によりガイドされ
回転かき上げ円盤5によりかき上げられる。
このようにして、かき上げられた製品Pは、検
測子14を通過する。この通過に際して、エクス
テンシヨンバー16の変位Dがゼロのときは、隙
間Sも変化せず、これをセンサ18にて検知し、
寸法が小さい不適正は製品として判断し、操作シ
リンダ22を操作してシヤツタ21を閉めると同
時に回転かき上げ円盤5の回転を停止する。
又は、第6図に示すシユートの場合は、ダンパ
33を切り換え、不適正な製品は排出し、その後
ダンパ33を適正側に復帰させる。この場合は、
回転かき上げ円盤5の回転は停止せず連続運転と
なる。
又、製品の寸法が大き過ぎて不適正なときは、
設定隙間Sよりも小さくなつたことをセンサ18
にて検知し、同様の操作により、不適正な部品を
排除する。又、作業員にブザー等で認知させるこ
ともできる。適正な製品Pは、シユート20を通
して次工程に送られる。
なお、上記実施例において、検測子14を製品
形状に合せた段付形状としたが、これに代え、該
検測子を製品の外形状に対応する部分間で分割す
ると共に、これらに対応する独立の検出機構を備
えて、これらを製品の流れ方向に位置をずらして
配設するようにしても良い。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案による製品寸法検測機
構付高速搬送装置によれば、一定の傾斜角度をも
つて背板を設け、この背板の下端に向けて傾斜す
る製品投入部底板を設け、上記背板と平行に複数
の嵌入部を有する回転かき上げ円盤を設けたの
で、投入された製品は、製品投入部でかき回され
ることによつて姿勢が整えられて嵌入部と背板に
より保持されながら、高速で搬送することができ
た。
又、上記嵌入部に対応する位置に検測子を設
け、この検測子をエクステンシヨンバーに接続
し、エクステンシヨンバーの変位量をセンサで検
知するようにしたので、高精度に製品寸法の検測
ができるようになると共に、寸法が規定寸法より
小さいものでも、エクステンシヨンバーの振れが
測定範囲より大きすぎたり小さすぎたりすること
で検測することができ、寸法精度の向上及び適
正・不適正の判別性能の向上の両方を達成するこ
とができた。
更には、検測子通過部における製品の詰りがな
く、又、回転式であるので騒音も発生せず、そし
て、検測機能と搬送機能の両方を備えて小形化す
ることができ、従来の問題点をことごとく解決し
た製品寸法検測機能付高速搬送装置を得ることが
でき、組立ラインや検査工程に適用した場合の生
産性に対する効果は、優れたものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は、本考案の一実施例であ
り、第1図は、実施例の全体を示す正面図、第2
図は、一部縦断面して示した側面図、第3図は、
検測子の側面から見た部分を拡大して示した縦断
面図、第4図は検測子の接触面が円弧の場合の検
測子正面図、第5図は、検測子の接触面が平坦な
場合の検測子正面図、第6図は、シユートの切換
部分を示した正面図、第7図は、製品投入部底板
上における段付短円柱部品の移動状態を示す側面
図である。第8図は、短円柱形製品の正面図、第
9図はその側面図である。第10図は、段付短円
柱形製品の正面図、第11図は、その側面図であ
る。第12図は、従来の検測及び搬送装置を示す
平面図である。第13図乃至第15図は、従来の
検測装置を示す図であり、第13図及び第14図
はゲート、第15図は検測センサをそれぞれ示す
斜視図である。 4……背板、5……回転かき上げ円盤、6……
製品投入部底板、12……嵌入部、14……検測
子、16……エクステンシヨンバー、17……ド
グ、18……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定の傾斜角度をもつて設けられた背板と、該
    背板の下端に接続されその下端部に向かつて傾斜
    して設けられた製品投入部底板と、前記背板に平
    行に回転可能に設けられ外周に部品が嵌入する嵌
    入部を複数設けた回転かき上げ円盤と、該回転か
    き上げ円盤の嵌入部に対応した位置に設けられ部
    品の形状に合わせて成形した検測子と、該検測子
    に接続され一点支持にて回動可能に設けられたエ
    クステンシヨンバーと、該エクステンチヨンバー
    の他端に設けられたドグと、該ドグとの間に一定
    の隙間をもたせて対向した位置に設けられたセン
    サとから成る製品寸法検測機構付高速搬送装置。
JP4425686U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0427577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4425686U JPH0427577Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4425686U JPH0427577Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS62157714U JPS62157714U (ja) 1987-10-07
JPH0427577Y2 true JPH0427577Y2 (ja) 1992-07-02

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ID=30861891

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