JPH04274834A - 一体型リベットを容器端部に成形する方法及びその装置 - Google Patents

一体型リベットを容器端部に成形する方法及びその装置

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JPH04274834A
JPH04274834A JP3303420A JP30342091A JPH04274834A JP H04274834 A JPH04274834 A JP H04274834A JP 3303420 A JP3303420 A JP 3303420A JP 30342091 A JP30342091 A JP 30342091A JP H04274834 A JPH04274834 A JP H04274834A
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JP
Japan
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bubble
boundary
button
forming
shell
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Pending
Application number
JP3303420A
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English (en)
Inventor
James R Schubert
ジェームズ・アール・シュバート
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Dayton Reliable Tool and Manufacturing Co
Original Assignee
Dayton Reliable Tool and Manufacturing Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • B21D51/383Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一体型リベット接合部
に関し、特に、操作タブを金属製の自己開放型缶の端部
に取り付けるのに使用される一体型リベット接合部を製
造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】過去30年に亙り、商業的に極めて成功
した自己開放型缶の端部用の一体型リベット構造体の基
本的形態は、缶包装業界における世界的な変化の基本的
な形態である。現在、飲料物、食品及びその他の材料用
に何十億という金属缶が使用されているが、これらは全
て何らかの形態の自己開放型構造であることを特徴とし
ている。この一見簡単な構造は、実際には、不注意に見
る人には認識されない多くの複雑な点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自己開放型、即ち、「
イージーオープン」缶の端部は、基本的に3つの部分か
ら成っている。即ち、(1)主たる構成要素であり、(
円筒状缶の場合)ディスク状部材であって、後で完全な
缶の本体に取り付けられる予成形による周縁を有するシ
ェルと、(2)自己開放操作するときの操作部分となる
とタブと、(3)該タブを上記シェルに固着する一体型
のリベット構造体とから成っている。完成されて接続さ
れたシェル及びタブは自己開放端部を形成する。シェル
上の刻み目は、タブの開放動作のとき、シェル材料から
少なくとも一部分分離される開放パネルを画成する。 今日、多くの飲料物は、開放動作後、端部に取り付けら
れたままの状態であるリテンドタブを採用している。
【0004】基本的に、一体型リベットは、シェル材料
の表面から高くし、リベットボタンの形状として、開放
タブの穴内に嵌まり得るようにした、通常、バブルと称
される領域から成る。タブをボタンの周囲に配置し、端
部の外側(人が使用する側)に対して同一面となるよう
に押し付けた後、ボタンの頂部をタブの穴を通じて進め
て固定する、即ち、該ボタンの頂部をタブ上に向けて下
方に付勢させ、一体型リベット、即ち、いかなる点でも
該端部の金属の一体性が損なわれないリベットを完成さ
せる。このようにして、端部が単一の無孔の金属片であ
る間に、タブは端部に取り付け、該端部は、後で公知の
手段により充填後の缶の開放頂部に取り付けられる。
【0005】端部は、内側及び外側双方の圧力に耐え、
缶の中身と好ましくない相互作用をしてはならず、又開
缶されるまで破断せず、更に、何ケ月もの貯蔵期間の後
であっても、ユーザが缶を開放しようとするとき、効果
的に機能するものでなければならない。この型式の缶包
装の利用度が増すに伴い、金属の使用量の経済性に関し
てより多くの関心が向けられている。より薄い金属、及
び異なる型式の金属が導入され、これらのファクタは、
加工工具がこれら異なる型式の金属に対して効果的に作
用すると共に、工具が破断せず、使用したとき、その一
度限りの開放機能を果たし得る缶端部を長時間の運転時
間に亙って製造し得るという機能に影響を与える。
【0006】一例として、十分な屈曲強度が必要とされ
るため、缶端部を製造するのに使用出来る材料の型式は
決まっている。上述のように、潤滑剤を塗布せずに、内
部に含浸させたコーティングを施したより薄くかつより
硬質な材料を使用するのが最近の傾向である。これら材
料は、加工工具システム上を適正に移動しなければなら
ないが、これらシステムは又、従来の材料に対しても適
用可能でなければならない。かかる材料の強度、及びコ
ーティングの相違のため、材料の変化に比較的影響され
ず、しかも、現在、採用されているより高速度の運転速
度にて許容可能な一体型のリベット接合部を製造するこ
との出来る工具を設計するための新たなアプローチが必
要とされている。
【0007】このように、金属、コーティング、端部及
びタブの型式が種々であることは、全て組み合わり、工
具の設計者にとって複雑な状況を呈している。工具は、
典型的に、単動型又は複動型とすることの出来る往復運
動型プレス内で作用し、シェルに対して一連の連続的工
程を行い、かつタブを取り付ける。現在、作用可能であ
るプレス/工具変換装置の1つの開示は、本出願の譲受
人に1989年9月19日付けで付与された米国特許第
33,061号に見られる。該米国特許に記載された実
施例は、2列の加工ステーションを備え、両端部を同時
に製造するものであるが、該装置のより新型のものは、
3列の加工ステーションを利用し、60ストローク/分
程度の高速度にて作動するものがある。このため、工具
は、迅速に、極めて精密にかつ長時間の運転時間に亙っ
て作動しなければならない。かかる変換プレスは、メン
テナンス又は修理のための2時間/日を置いて22時間
/日の期間の運転をするのが普通である。
【0008】上述の運転に対する方法及び工具に相当な
関心が向けられている。工具はバブルを製造するための
端部領域を画成し、該領域の金属をある方向に流動させ
得るように設計する。この目的を達成するため、過去、
異なる特定の方法及び工具が使用されてきた。かかる従
来の方法は、金属を端部から絞り加工し、金属を成形し
て(通常、更に絞り加工することにより)、リベットボ
タンを形成する1又は2以上の段階を含むことを全体的
な特徴とすることが出来る。しかし、肉厚及び流動特性
双方の点で金属の変化に実質的に影響されない方法及び
工具を実現するためには、金属の絞り加工量を少なくす
ることが望ましいことが判明した。
【0009】又、タブ自体を問題とし、及びボタンを囲
繞し、ボタンを一体に形成するための端部領域を問題と
することが必要である。より薄い材料を使用する傾向に
あることは、リベットボタンが貫通して突出するための
穴を囲繞するタブ領域に直接的でかつ甚大な影響がある
。基本的な原則は、タブ材料が薄くなればなる程、通常
、持ち上げて、タブを操作したとき、タブがリベットか
ら破断するのを阻止するためにタブ上に必要とされるリ
ベット頂部の面積は益々大きくなる。一方、最終的に製
造されるリベット頂部により多くの材料が必要とされる
ことは、ボタンにおける材料の量、肉厚の均一性が影響
を受ける。
【0010】実際上、全ての缶端部は、通常、アルミニ
ウム又は鋼である、ある型式のコーティング被覆金属に
て製造される。使用される典型的なアルミニウム材料は
、5000シリーズの金属であり、主として5182H
19型式のものが使用される。あるユーザは、アルミニ
ウム缶の本体に広く使用されている3000シリーズの
アルミニウムを使用することを考えている。この金属は
屈伸性及び引張り強度が小さく、5182アルミニウム
と比べて工具に対するより減摩作用があることが判明し
ている。鋼薄板の場合でも同様の状況が見られる。より
一般的に使用されるのは、T−5(焼入れ5)鋼である
が、DR−9(二重還元)鋼は、屈伸性及び引張り強度
が大きいため、この市場に導入されているが、成形はよ
り困難である。
【0011】米国において、殆どのコーティングは製鋼
所(アルミニウム又は鋼)にて付与され、コーティング
済みの金属は、許容公差がその仕様に既に含まれた状態
にて販売者から販売される。一方、多くの外国において
は、コーティングは、第三者、又は缶及び端部の製造業
者が金属薄板ストック材に施している。コーティング(
金属板の両側に付与されたもの)、特に、その施工方法
は、コーティングが付与された基本的な金属の強度及び
加工性に著しい相違を生じさせ、これは、主として、使
用される熱、及び金属を加熱する時間に起因する。潤滑
剤はコーティングに添加されるが、潤滑剤は単にコーテ
ィングの外側に施工するのではなく、コーティング自体
の一部として含めることが最近の傾向である。この一つ
の理由は、外部から施工された油脂が端部の使用側部に
印刷する際の障害となるからである。
【0012】ここで考慮すべき重要なことは、金属のコ
ーティングは、その成形方法及びその性質並びに均一性
に関係なく、工具が材料を加工しているとき、損傷され
ないものであることである。金属が缶の中身に接触する
ことは、中身と曝露された金属との間、例えば、ビール
と裸の鋼、又は炭酸飲料又はある種の食品製品とアルミ
ニウムとの間に望ましくない反応を生じさせる。
【0013】上述のように、各種の金属コーティング及
び端部並びにタブの選択の組み合わせは、工具の設計者
にとって複雑な状況を呈している。
【0014】故に、本発明の主たる目的は、新規なリベ
ット構造体を提供し、及び一体型リベット、特に該リベ
ットを製造するためのボタンを成形する新規な製造方法
を提供し、更に、かかるリベットを製造するユニークな
工具を提供することである。更に、かかるリベット、そ
のリベットを製造するための缶端部の金属の絞り加工量
を最小にする方法、及びその工具を提供し、かかるリベ
ット、著しく多種の材料に対して機能可能でありかつか
かる材料に施工されたコーティング被覆を破断させない
方法及び工具を提供し、その基部の厚さ及び頂部の厚さ
が著しく増したリベット及びかかる改良された一体型リ
ベットを製造するための方法並びにその工具を提供する
ことである。更に、最初のボタンをシェルから成形し、
次に、最初のバブル壁が端部の最終的な使用側に向けて
凹状となる位置で圧印加工することにより最初の境界を
形成する新規なリベットの製造方法を提供し、新規なリ
ベットボタンの製造方法を実施するための順送り工具で
あって、その前の中間段階のバブル及びボタンの形状に
適合し、第1にバブル、次にリベットボタンを製造し、
金属の絞り加工量が最小であり、シェルの金属に対する
工具の作用圧力が最小であるようにした工具を提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、改良された一
体型のリベットボタン及びそれに伴うリベットを提供し
、及びかかるリベットを製造する方法にして、缶端部の
シェル部分上に形成されるバブルの基部を囲繞する金属
を連続的に圧印加工する段階と、これにより、その最終
的な形態にてボタンの壁を形成する領域内に金属を流動
させる段階とを備える方法を提供するものである。半径
を徐々に小さくして行うこの連続的な圧印加工段階によ
り、バブル領域に十分な金属を供給し、材料の厚さ又は
流量の差に拘わらず、最終的に精密なボタンの成形を保
証する一方、ボタン基部の周囲に堅牢な境界領域を形成
し、取り付けられるタブとリベットとの接合部分に近接
した領域から端部が破断するのを防止する。更に、リベ
ット頂部が十分に大きく、リベットとの接合部分にてタ
ブが破断するのを確実に防止し得るようにする。
【0016】バブルの境界領域の圧印加工を精密に位置
決めすることにより、ボタンから端部への遷移部分が幾
分硬くかつ平滑となり、その結果、この遷移部分を横断
する刻み目が均一となる。最初に圧印加工した境界領域
は、現在採用している圧印加工境界部分の径よりも約3
3%大きい径にすることが望ましいが、必ずしもそうで
なければならない訳ではない。この境界は、最初のバブ
ル壁がシェルの他の部分と接合する箇所に近接して配置
されており、ここで最初のバブル壁の曲率はバブルの頂
部に向けかつ端部の最終的な使用側に向けて凹状となっ
ている。本発明は又、最初に成形されたバブルに従来か
ら採用されてきた位置とは異なる位置にてユニークな圧
印加工を行い、及びその工具を提供することである。
【0017】更に、最初に圧印加工した境界から1又は
2以上の半径方向内方の位置でその後に圧印加工するこ
とにより、金属は、ボタンを最終的に製造するための領
域内に流動し、かかる材料は全体的な厚さ及び強度が改
良された精密なボタンの形態に容易に成形することが出
来る。これは、異なる材料を絞り加工するときの成形性
及び抵抗性の相違を補正する必要なく、及びコーティン
グを破断点まで応力を加えたり、実質的に同一の工具に
て著しく多種の材料を加工することなく、実現すること
が出来る。
【0018】バブルからボタンへの成形段階中、工具の
設計は、次のようにする。即ち、順送り加工ステーショ
ンにて成形される中間の形状体は、その次の加工ステー
ションに適合し、第2の圧印加工された境界領域の成形
から最後のボタンに成形まで金属が平滑に遷移し得るよ
うにする。これにより、より平滑な金属の成形が可能と
なり、均一な肉厚を有するボタンを製造することが出来
かつ工具に加える力が小さくて済む。加える力が小さい
ことは、公知であるように、ある工具の工程を加工中心
から離して位置決めするとき、大きい公差が許容され得
る。
【0019】順送りの圧印加工、及びこれに調和したボ
タンの平滑な成形により、現在の方法に比べて、肉厚0
.285mm(0.0112インチ)の材料に対しその
基部にて約12.5%厚く、リベット頂部の厚さが約1
4%増大した最終的なリベットを製造し得ることが判明
した。同様の結果は、肉厚0.245mm(0.009
6インチ)の材料の場合にも得られた。3000シリー
ズのアルミニウム本体のストック材料を使用し、同様の
結果が得られた。
【0020】
【実施例】本発明のその他の目的及び利点は、以下の詳
細な説明、添付図面及び特許請求の範囲の記載から明ら
かになるであろう。
【0021】図1Aを参照すると、缶端部の基本的構成
要素を形成するシェルの上側、即ち使用側が平面図で示
してある。図1Bには、その中心部分に典型的なバブル
が形成されたシェルが示してある一方、図1Cには、使
用側に開缶方法が印字されたシェル、及びタブの端部を
受け入れ得るようにボタンに再成形されたバブルが示し
てある。図1Dには、シェルに付与された刻み目が示し
てあり、該刻み目は端部から一部分が分離される開放パ
ネルを画成し、又、該刻み目の両端縁に沿って補強リブ
が設けてある。ボタンの基部領域を横断する刻み目の一
端部の方向に注目すべきである。図1Eには、タブが取
り付けられて完成した端部の使用側が示してある。
【0022】図2Aには、タブとシェルの一体型リベッ
ト接合部が拡大断面図で図示されており、該ボタンはタ
ブのリベット独立部分の穴を通って伸長し、ボタンの頂
部はタブリベットの独立部分の頂部表面上に固定されて
いる。図2Bには、開放タブを最初に持ち上げるときの
動作が示してあり、本体、即ち、ボタン基部の端部のシ
ェル部分に通気穴を形成し、パネル分離動作を開始する
状態が示してある。図2Cには、その開放動作の略限界
点まで枢動させたタブ及び缶端部の製品側を通って枢動
動作するまで枢動させた開放パネルが示してある。
【0023】図3A乃至が3Hには、バブルが成形され
及びバブルからボタンに変化する段階が示してある。バ
ブル成形部上における圧印加工された境界領域の最初の
位置(図3A)、及び仕上げたボタンの基部領域の丁度
外側に位置する金属のこの圧印加工領域の最終位置(図
3H)が符号CNでこれら図面に示してある。この典型
的な従来技術の工程において、圧印加工領域の内方のバ
ブル材料は、当然、絞り加工され、薄くなってボタンの
最終形状となる。ボタンを形成しなければならない材料
は圧印加工した境界領域の円内の領域、例えば、図3A
の符号CNの間の領域として画成される。
【0024】圧印加工の工程は、バブル壁がシェルの使
用側に向けて主として凹状であるバブル領域付近にて行
われる。かかる工程の典型は、1972年2月1日に付
与された米国特許第3,638,597号に記載されて
いる。使用される工具は、バブル壁に沿って内方及び外
方に(通常、等しく)分割された材料の純の流れを生じ
させる。最初の圧印加工後(図3A)、バブルに更に作
用を加えることにより、段階状の中間段階の形状(図3
B)となり、ボタンはバブルの僅かにドーム状の中央部
分から成形されることに注目すべきである。圧印加工領
域は、最終的に、圧延して、シェルの囲繞材料の面(図
3G及び図3H)に復帰させることが出来るが、圧印加
工した金属が最終的に定着する箇所(図3H)にて特性
の低下、又は段階状のバブル基部が発生する。この缶は
肉眼で何回も検査することが出来る。
【0025】実際に実施するときは、このバブル−ボタ
ン成形方法の変形したものを採用するが、全て、径7.
650mm(0.301インチ)程度であり、その中央
部分に圧印加工した高原状の境界部分を有する第1のバ
ブルを製造するという工程は共通である。次に、このバ
ブルの中央領域は急激な端縁を備えるボタン型に効果的
に押し出し、該型がバブル材料の入口境界部を形成する
。故に、ボタンポンチは、効果的であるように開放した
端部を有するボタン型内にバブル材料を押し込むだけで
、ボタンの壁及び頂部は、材料を上方に動かしかつ延伸
させ、ボタンポンチの円筒状壁と型との間にて材料を略
押出し成形するボタンポンチ及び型のストロークによっ
て成形される。これにより、ボタン頂部及び/又は側壁
の一部の厚さが薄くなり、従来技術のボタンの内側高さ
(製品側から測定した寸法)は、ボタンの基部が圧延又
は圧印加工される前に、金属をボタン型内に押し出すボ
タンポンチの高さに略等しくなる。
【0026】図4乃至図20には、本発明により、汎用
型の一体型リベット、特に、リベットボタンを製造する
方法が、この目的を達成するための好適な工具と共に図
示されている。図示した協働する段階的な工具(ポンチ
及び型)は、通常の寸法よりも数倍大きくしてあり、該
工具の中央部分のみが図示してある。これらは、本発明
により汎用型リベットを製造するためのバブル及びボタ
ンの製造及び再成形に関係する工具の部分である。
【0027】図4Aを参照すると、本発明によれば、第
1の段階にて、バブルの位置における材料は軽く絞り加
工し、浅いバブル20を形成すると共に、この絞り加工
工程の終了時、より大きい径の境界領域22を圧印加工
する。この圧印加工動作は、公知であるように、金属を
かかる境界領域から反対方向に流動させる。バブル壁が
より緩い傾斜を有する圧印加工領域をバブル壁がバブル
の使用側(及び限界端)の方向に凸状となる領域に位置
決めすることにより、及び圧印加工動作が境界領域から
外方向により顕著であるようにポンチ及び型の協働面を
成形することにより、この段階における金属の主たる流
動はバブル領域の中心に向けて内方向に生じ、これによ
り、その後、最終的なボタンの成形に利用可能である材
料が増す。軽く絞り加工し、穏当な圧印加工圧力のみを
採用することにより、最終的なボタン領域周囲のシェル
部分の肉厚の低下を最小にすることが出来る。
【0028】次に、バブル20を再成形し、再度、次の
加工ステーション内でより小さい半径で圧印加工し、第
1の圧印加工領域よりも小さい第2の境界領域23を形
成し、金属を更にバブル領域に流動させる。その結果、
バブルの中央壁、特に、第2の圧印加工領域の丁度、半
径方向内方の肉厚が増す。このバブルの中央領域からボ
タンの側壁及び頂部が形成される。
【0029】金属を概ねその最初の厚さを越えて絞り加
工したり、又は薄くすることなく、バブルの肥厚となっ
た肉厚は、更に別のステーションにて更に再成形し、比
較的真直ぐな側壁24、該側壁24よりも僅かに薄い頂
部25及び強固な圧印加工によるボタンの基部26を備
えるボタン20Bにする。
【0030】その後のステーションにて、ボタン20B
がタブの独立部分の穴を通って伸長する状態でタブをシ
ェル上に配置したとき、固定ポンチが製品側のボタンに
入り、固定アンビルがボタン頂部25の使用側に対して
動き、ボタンをボタン穴の上でかつ該ボタン穴の略周方
向外方に固定し、周知の方法にて、シェルに対するタブ
の一体型リベット接続部を形成する。
【0031】図5A乃至図5Hは、本発明に従って成形
した実際のシェルの断面の拡大写真をトレースした図で
ある。漸進的な形状体がバブルの順送り成形に対応する
積み重ねた配置状態に位置決めされており、次いで、本
発明によるボタンが原型工具を使用して積み重ねられる
。次に、この積み重ねた配置状態を拡大レンズで観察し
、写真撮影したものである。最初のバブルの成形は、図
5Aに図示されている一方、完成したボタンの成形体は
図5Hに図示してある。これら図面を比較することによ
り、ボタンの頂部25及び壁24はシェルの囲繞する親
金属の肉厚よりも僅かに薄い相当な厚さを備えている。
【0032】図6乃至図9は、本発明による第1のバブ
ルの成形ステーションの拡大断面図である。これら第1
のバブルポンチ40及び第1のバブル型42は、図6で
完全に開放しており、最終的な使用側の限界点が上方を
向いた状態にてシェルSの中央部分がその間に図示され
ている。ポンチ40及び型42が閉じ始めると、シェル
の金属は、図7及び図8に図示するように、ポンチ40
のドーム状の中央領域40Aの周囲に沿って平滑でかつ
軽く絞り加工されると共に、第1のバブルステーション
の型のキャビティ42A内に動く。この工具が閉じると
き、CN−1の領域にて圧印加工部分又は面40C、4
2Cが閉じる場合、シェルの金属には十分な圧力が作用
する。
【0033】第1のバブルステーションのポンチ及び型
の表面40C、42Cは協働して成形され、その結果、
第1の圧印加工された境界領域CN−1の肉厚は僅かに
テーパーが付けられ、これら表面40C、42Cは圧印
加工された境界の外端縁にて接近する。更に、境界領域
はバブル壁の傾斜がその前に実施例におけるよりも小さ
い位置にて最初のバブル上で外方に位置決めされ、表面
40C、42Cは協働する半径を有し(図9A参照)、
表面42Cは対向する表面40Cよりも幾分鋭角な曲率
を有している。このようにして、この圧印加工中におけ
る金属の主たる流動は、バブル壁に沿って該バブルの中
心方向に行われる。
【0034】換言すれば、前の実施例の結果、凸型ポン
チと協働する凹型の表面との間にて(上記米国特許第3
,638,597号におけるように)、又は前に実施例
においては、バブル壁が開始する箇所の丁度外側のシェ
ル上にて(1971年、 6月8日付けで付与された米
国特許第3,583,348号におけるように) 圧印
加工が行われる一方、 本発明においては、最初の圧印
加工はポンチ及び型の表面が閉じたとき、最初のバブル
とシェルの他の部分とが接合する箇所に隣接する、凹型
のバブル壁部分を画成する領域にて、ポンチ及び型の中
心から遠方にて行われる。ポンチの圧印表面40Cは凹
型であり、型の圧印表面42Cは凸型である。これは、
図3AのCNの位置とは反対の図9のCNの位置である
。この圧印加工した境界は、バブル壁がシェルの使用側
(及び最終端部)に向けて凹状である箇所に配置される
ことが理解されよう。
【0035】次に、シェルは、工具が丁度、閉じ始める
とき、図10に図示するように、ポンチ50と型52と
の間の第2のバブル成形ステーションに搬送される。ポ
ンチ50はその前のステーションのポンチ40と略同一
形状であるのが分かる。しかし、型52はより狭小であ
るが依然開放している上方領域52Bまでテーパーが付
けられた幅広のスロート部52Aを有している。該スロ
ート部52Aの径は領域CN−1の径よりも僅かに小さ
い。
【0036】第2のバブル成形ステーションの工具が閉
じると、バブル壁は押されて、再成形され、テーパー付
きのスロート部52Aとなり、工具が完全に閉じると、
その圧印加工表面50C、52Cは境界CN−1よりも
小さい径の第2の境界領域CN−2にて、及び最初の圧
印加工の結果としてバブルの肉厚が厚くなる箇所にてバ
ブルを圧印加工する。この動作により、バブルの材料は
その中心方向に更に動き、図13に図示するように、材
料を上に持ち上げ、ポンチ50Bから偏心させる。この
バブルの再成形は、バブル領域内の金属を更に絞り加工
することなく行われ、図11及び図12の工程から特に
理解されるように、第2の圧印加工の結果として、及び
第1のバブルと相補的な形状の比較的幅広のテーパー付
きスロートー部50Aの結果として行われる。
【0037】図14乃至図18には、第3のステーショ
ン、又はボタンステーションの工具が図示されており、
該ステーションには、ボタンポンチ60及びそのパイロ
ット頂部60A、第2のバブル形状体が第2のバブルス
テーションを離れるとき、該第2のバブル形状体の外側
に相当する内径を有する入口のスロート部62Aを備え
るボタン型62が含まれる。該ボタン型は、又、パイロ
ット頂部60Aの外側と協働する寸法とした略円筒状の
キャビティ62Bを有し、この工具が閉じ、バブルがキ
ャビティ62B内に押し込められるとき、ボタンの側壁
を画成する。しかし、再成形したバブルの高さ(図13
及び図14)は、パイロット頂部60Aの高さよりも著
しく高く、このため、ボタンの頂部は薄くならず、図1
4、図15及び図18を比較することにより理解される
ように、僅かな程度、再成形されるに過ぎない。
【0038】このとき、第2の圧印加工境界CN−2の
丁度、内側の金属は、ボタン25の基部に配置され、図
18に示すように、ボタン基部の半径部分にて更に軽く
圧印加工され、ボタンの基部周囲の境界が圧延されて製
品側に平坦でかつ平滑な面を形成し、開放パネルを画成
する刻み目を形成する準備が整う。この刻み目の端部は
この基部の半径の一部を横断して伸長する。この点に関
し、スロート部62Aの半径外方の型62の領域62C
は、関係するポンチ表面60Cから僅かに上方にテーパ
ーが付けられ、金属の厚さをボタン基部の半径にてシェ
ルの囲繞する親金属まで徐々に増す。このテーパー程度
は、図18に示すように、外方及び上方に1°程度とす
ることが出来るが、ポンチ及び型の完全な半径外方の伸
長程度は図示していないことを理解すべきである。
【0039】図19には、工具の次のステーション、即
ち、矯正仕上げステーションにおけるポンチ70及び型
72が示してある。ポンチ70は一部を示したリテーナ
73により囲繞されている。このボタンの形状を図18
の形状と比較すると、型72のスロート部とポンチ70
の基部との協働する半径はより鋭角であり、ボタンの側
壁はシェルSの金属までより近接するように伸長してい
るのが分かる。ポンチパイロット70Aはボタンステー
ションの工具(図14乃至図18)で製造されたボタン
形状体の内側に比べて小さい寸法にしてあり、その結果
、矯正仕上げ工程中、ボタンは内側から支持されるが、
その基部半径よりも上方のボタン部分は再成形されない
。端部を最初に開放するとき、通気(図2B)が生ずる
領域内にあるボタン基部の周囲にある圧印加工が行われ
る。図5G及び図5Hには、矯正仕上げ動作に起因する
ボタンの遷移状態が示してある。
【0040】このように、好適な実施例のバブル及びボ
タン成形工程に必要とされる工具ステーションは、第1
及び第2のバブル成形ステーションと、ボタン成形ステ
ーションと、矯正仕上げステーションとを備えている。 これは、今日の殆どの工具に対して1つのステーション
を追加することになるが、例えば、上記米国特許第33
,961号の図7から理解されるように、今日の殆どの
工具には、アイドルステーションがあり、この結果、好
適な実施例のステーション順序は既存の変換システムに
組み込むことが可能である。本発明による順送りステー
ションの順序は、ステーションを適当に標識して図20
に示してある。
【0041】本発明の範囲内で各種の変形例が可能であ
ることを理解すべきである。例えば、最初のバブルは、
その前にシェルを成形した別個のシステム内での工程中
に成形することが出来、次に、シェルに対する変換工程
は予成形したバブル境界を圧印加工することにより開始
することが出来よう。シェル製造システム内で最初の圧
印加工工程を行うことさえも可能であるが、これは、シ
ェルシステムを複雑にし、費用、精度及びパワーを必要
とする。これらは好適な実施例によって回避される。
【0042】本発明の方法を利用することによって得ら
れる改良されたボタンは、該ボタンが端部の他の部分に
接合する箇所の周囲に観察可能な相違点が生ずることを
特徴とする。図3Hに示した状態と異なり、ボタンを囲
繞する金属には、段状部分が全く画成されず、その代わ
り、バブル基部が周囲の親金属に徐々に遷移する部分が
ある。
【0043】ここに記載した全ての方法及びその方法を
実施するための工具、並びにリベット製品は、本発明の
好適な実施例を構成するものであるが、本発明は、この
方法、工具及び製品にのみ限定されるものではなく、特
許請求の範囲から逸脱せずに変形例が可能であることを
理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A乃至図1Eは「従来技術」と表示した典
型的な缶の端部を成形するときの段階的な図である。
【図2】図2A乃至図2Cは「従来技術」と表示した缶
の端部のパネルの開放を示す、タブとシェルの間のリベ
ット接続部の段階的な部分断面図である。
【図3】図3A乃至図3Hは「従来技術」と表示した典
型的な従来技術のシステムにおけるバブルからバブルへ
の成形順序を示す拡大図である。
【図4】図4A乃至図4Dは本発明に従ってリベットボ
タンを成形するときの圧印加工段階の位置を示す、缶の
端部のバブル及びボタン領域の概略図な拡大図である。
【図5】図5A乃至図5Hは本発明に従って構成された
工具により実行されるバブルからボタンへの段階順序の
断面に沿った写真の拡大図から作図した段階的な図であ
る。
【図6】シェルから最初の又は元のバブルを画成しかつ
第1の圧印加工した境界を画成し得るように行われた機
能を示す、本発明に従って構成された工具の第1のバブ
ル成形ステーションの拡大部分断面図である。
【図7】シェルから最初の又は元のバブルを画成しかつ
第1の圧印加工した境界を画成し得るように行われた機
能を示す、本発明に従って構成された工具の第1のバブ
ル成形ステーションの拡大部分断面図である。
【図8】シェルから最初の又は元のバブルを画成しかつ
第1の圧印加工した境界を画成し得るように行われた機
能を示す、本発明に従って構成された工具の第1のバブ
ル成形ステーションの拡大部分断面図である。
【図9】図9はシェルから最初の又は元のバブルを画成
しかつ第1の圧印加工した境界を画成し得るように行わ
れた機能を示す、本発明に従って構成された工具の第1
のバブル成形ステーションの拡大部分断面図である。図
9Aは第1の圧印加工境界及び関係する工具を示す図9
の略拡大図である。
【図10】工具の第2のバブル成形ステーションの同様
の拡大断面図である。
【図11】工具の第2のバブル成形ステーションの同様
の拡大断面図である。
【図12】工具の第2のバブル成形ステーションの同様
の拡大断面図である。
【図13】工具の第2のバブル成形ステーションの同様
の拡大断面図である。
【図14】最終段階にてボタンの端部がその全体的な形
状となった工程段階を示す、工具のボタン成形ステーシ
ョンの同様の拡大部分断面図である。
【図15】最終段階にてボタンの端部がその全体的な形
状となった工程段階を示す、工具のボタン成形ステーシ
ョンの同様の拡大部分断面図である。
【図16】最終段階にてボタンの端部がその全体的な形
状となった工程段階を示す、工具のボタン成形ステーシ
ョンの同様の拡大部分断面図である。
【図17】最終段階にてボタンの端部がその全体的な形
状となった工程段階を示す、工具のボタン成形ステーシ
ョンの同様の拡大部分断面図である。
【図18】最終段階にてボタンの端部がその全体的な形
状となった工程段階を示す、工具のボタン成形ステーシ
ョンの同様の拡大部分断面図である。
【図19】特に、ボタンの基部の半径にてポンチ及び型
がボタンの上に閉じ、その最終的な形状を形成する状態
を示すボタンの矯正仕上げステーションを同様の拡大部
分断面図である。
【図20】本発明による典型的な工程における工具の各
種のステーションでの容器端部の順送り工程を示す線図
である。
【符号の説明】
20  バブル                  
      20B  ボタン22  境界領域   
                   23  境界
領域24  ボタン側壁              
      25  ボタン頂部 26  ボタン基部                
    40  バブルポンチ 40A  中央領域                
    40C  圧印加工面 42  金型                   
       42A  キャビティ 42C  圧印加工面               
   50  ポンチ50C  圧印加工面     
             52  金型52A  ス
ロート部                  52C
  圧印加工面 60  ボタンポンチ               
   60A  パイロット頂部 62  金型                   
       62A  スロート部 62B  キャビティ               
   70  ポンチ72  金型         
                 73リテーナS 
 シェル                     
     CN−1  圧印加工境界 CN−2  圧印加工境界

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  容器の端部にタブを取り付けるための
    一体型リベットを前記容器の端部に成形する方法にして
    、a)薄い金属シェルの表面領域を変位させ、リベット
    を成形するための材料から成るドーム状バブルを成形す
    る段階であって、前記ドーム状バブルの周縁に、前記バ
    ブルがシェルの他の部分に接合する連続的な第1の境界
    が画成されるようにする段階と、 b)シェルの金属を前記第1の境界の周囲に沿って圧印
    加工し、これにより、金属を前記ドーム状バブル内に流
    動させ、前記第1の境界の内方のバブル壁の厚さを厚く
    する段階と、次に、 c)第1の境界の内方のバブルを再成形し、前記バブル
    の高さを増す段階と、 d)前記第1の境界よりも小さい周縁の第2の連続的な
    境界の周囲に沿って前記領域の材料を圧印加工し、これ
    により、第2の境界からバブル内に材料を更に流動させ
    る段階とを備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の方法にして、前記段
    階(a)及び(b)が同一の工具ステーションにて行わ
    れることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載の方法にして、前記段
    階(c)及び(d)が同一の工具ステーションにて行わ
    れることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載の方法にして、前記段
    階(d)が第1の境界から内方の肉厚の厚いバブル壁に
    対して行われることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載の方法にして、e)前
    記段階(d)の後、前記バブル再成形し、頂部及び側壁
    を有するボタンにする段階を更に備えることを特徴とす
    る方法。
  6. 【請求項6】  請求項5に記載の方法にして、f)ボ
    タン基部の半径を再成形する段階を更に備えることを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】  請求項6の方法により成形されること
    を特徴とする一体型リベット。
  8. 【請求項8】  操作用タブを容器の端部に取り付ける
    ための一体型リベットを成形するボタンを前記容器の端
    部に成形する方法にして、 a)缶の端部を成形するための薄い金属シェルの表面か
    ら最初のバブルを変位させる段階と、 b)半径が小さくなるシェルの円形の境界を連続的に圧
    印加工し、前記各圧印加工の後、前記境界内の金属をバ
    ブル壁の方向に沿ってその内方に流動させる段階と、c
    )金属が内方に流動するとき、バブル壁の金属を再成形
    し、第2のバブル成形体にする段階と、d)次に、前記
    再成形されたバブルを成形し、その上に頂部壁が乗った
    略垂直な円筒状側壁を有するボタン成形体にする段階と
    を備えることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】  請求項8の方法により成形されること
    を特徴とする一体型リベット。
  10. 【請求項10】  操作用タブを金属容器の端部に取り
    付けるための一体型リベットを成形するボタンを前記容
    器のシェル部分に成形する方法にして、 a)缶の端部を成形するための薄い金属シェルから最初
    の幅の広いバブルを押し抜く段階と、 b)最初のバブルとシェルの他の部分との接合箇所に配
    置されたシェル部分を圧印加工することにより、前記シ
    ェル上に第1の連続的な境界を形成し、これにより、金
    属をバブル壁に沿って最初のバブルの中心方向に押し抜
    く段階と、 c)前記第1の境界内のバブル壁の金属を内方にかつバ
    ブルの中央に向けて動かし、最初のバブルを再成形する
    段階と、 d)次に、前記第1の境界内のバブル壁の部分を圧印加
    工することにより、第2の連続的な境界を形成する段階
    と、 e)次に、前記第2の境界内の再成形したバブル壁の金
    属を前記壁に沿って内方に動かし、前記第1の境界から
    更に遠方にし、前記金属から頂部がその上に乗る略円筒
    状の側壁を有する最初のボタンを成形する段階と、f)
    次に、前記最初のボタンを再成形し、シェルの面に対し
    て略垂直に伸長する略円筒状の側壁及び前記側壁を横断
    して伸長する頂部を有する一体型ボタンにする段階とを
    備えることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】  請求項10の方法により成形される
    ことを特徴とする一体型リベット。
  12. 【請求項12】  操作用タブを容器の端部に取り付け
    るための一体型リベットを成形するボタンを前記容器の
    端部に成形する方法にして、缶の端部を成形するための
    薄い金属シェルの表面から最初のバブルを変位させる段
    階と、シェルの上に、半径が徐々に小さくなる閉じた境
    界を別個の段階にて圧印加工し、第1の円形の境界が最
    初のバブルの周縁に配置されるようにする段階と、前記
    境界内の金属をその内方に流動させる第1の圧印加工後
    、金属が前記バブル壁に沿って内方に流動するとき、第
    2の圧印段階前に金属を成形し、再成形されたバブルに
    する段階と、次に、再成形されたバブルを成形し、シェ
    ルから立ち上がると共に、その上に頂部壁が乗った連続
    的な側壁を有するボタン成形体とする段階と、前記ボタ
    ン成形体を矯正仕上げし、ボタンの基部の曲率半径を平
    滑にしかつ縮小させ、ボタンの側壁を再成形する段階と
    を備えることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】  請求項12に記載の方法により成形
    されたことを特徴とする一体型リベット。
  14. 【請求項14】  操作用タブを容器の端部に取り付け
    るための一体型リベットを成形するボタンを前記容器の
    端部に成形する方法にして、 a)シェルの領域から第1のバブルを成形し、前記バブ
    ルの周縁付近に連続的な境界を圧印する段階であって、
    前記境界が、バブル壁の曲率がバブルの頂部方向に凹状
    となる位置に配置されるようにする段階と、b)次に、
    前記境界内の金属を再成形し、再成形されたバブルとし
    、これにより、金属をバブル壁に沿ってバブルの中心方
    向に変位させる段階と、 c)次に、前記再成形されたバブルを成形し、その上に
    頂部壁が乗った略垂直の連続的な側壁を有するボタン成
    形体にする段階とを備えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】  請求項14に記載の方法にして、d
    )前記ボタン成形体を矯正仕上げし、前記ボタンの基部
    の曲率半径を平滑にしかつ小さくすると共に、ボタンの
    側壁を再成形する段階を更に備えることを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】  請求項15の方法により成形される
    ことを特徴とする一体型リベット。
  17. 【請求項17】  端部を容器の端部に取り付けるため
    の前記容器端部の一体型リベットに変換されるボタンを
    成形する装置にして、a)薄い金属シェルの材料の表面
    から金属部分を変位させ、前記リベットを成形するため
    の材料から成るドーム状の最初のバブルを成形する手段
    であって、前記最初のバブル周縁が、前記バブルがシェ
    ルの他の部分に接合する箇所に隣接する略円形の第1の
    境界により画成されるようにする手段と、b)前記第1
    の境界の周囲に沿って前記シェル材料を圧印加工し、こ
    れにより金属を前記ドーム状バブル内に流動させる手段
    と、c)前記第1の境界の内方にて前記ドーム状バブル
    を再成形し、前記領域の高さを増すと共に、前記第1の
    境界よりも小さい半径の第2の略円形の境界の周囲に沿
    って再成形されたバブルの材料を圧印加工し、これによ
    り、材料が第2の境界から再成形されたバブルに更に流
    動するようにする手段とを備えることを特徴とする装置
  18. 【請求項18】  請求項17に記載の装置にして、d
    )前記再成形されたバブルを再成形してボタンにする手
    段を更に備えることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】  請求項18に記載の装置にして、e
    )前記ボタンを矯正仕上げし、その基部の半径を縮小さ
    せる手段を更に備えることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】  請求項19に記載の装置にして、前
    記手段(a)及び(b)が、シェル材料の上に閉じたと
    き、協働してバブルを成形し、次に前記バブルを圧印加
    工し、第1の境界を形成する第1のバブルポンチ及び型
    から成り、前記手段(c)が、閉じたとき、協働してバ
    ブルを再成形すると共に、シェル材料を圧印加工し、第
    2の境界を形成する第2のポンチ及び型から成り、前記
    手段(d)が、第3のポンチ及び型から成り、前記手段
    (e)が、第4のポンチ及び型から成ることを特徴とす
    る装置。
  21. 【請求項21】  請求項20に記載の装置にして、前
    記第2の型が、第1の圧印加工の後にバブルの形状を受
    け入れ得るような構造であることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】  請求項20に記載の装置にして、前
    記第3の型が、再成形されたバブルの形状を受け入れ得
    るような構造であることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】  請求項20に記載の装置にして、前
    記第4の型が、前記第3のポンチ及び型から製造された
    ボタンの形状を受け入れ得るような構造であることを特
    徴とする装置。
  24. 【請求項24】  端部を容器の端部に取り付けるため
    の前記容器端部の一体型リベットに変換されるボタンを
    成形する装置にして、 a)略平坦なシェルの材料面から金属領域を変位させ、
    前記リベットを成形するための金属から成るドーム状バ
    ブルを成形する第1のポンチ及び型を有する第1のステ
    ーションであって、前記ドーム状バブルの周縁が、前記
    第1のポンチ及び型が閉じたとき、第1の圧印加工によ
    り形成される略円形の第1の境界により画成され、前記
    境界にて前記バブルがシェルの他の部分に接合し、これ
    により、金属が前記ドーム状バブル内に流動するように
    する第1のステーションと、 b)第2のポンチ及び型を有する第2のステーションで
    あって、前記第2の型が前記第1の境界の内方で第1の
    バブルの形状を受け入れ、前記ドーム状バブルを再成形
    し、前記バブルの高さを増すと共に、閉じたとき、前記
    第1の境界より小さい半径の第2の略円形の境界の周囲
    に沿って再成形されたバブルの材料を圧印加工し得る形
    状を備え、これにより、材料が第2の境界から再成形さ
    れたバブル内に更に流動するようにする第2のステーシ
    ョンと、 c)第3のポンチ及び型を有する第3のステーションで
    あって、前記第3の型が、再成形されたバブルの形状を
    受け入れ、再成形されたバブルを再成形してボタンにし
    得るようにした形状を備える第3のステーションとを備
    えることを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】  請求項24に記載の装置にして、d
    )矯正仕上げポンチ及び型を有する第4のステーション
    を更に備え、前記矯正仕上げ型が、前記第3のステーシ
    ョンにて成形されたボタンの形状を受け入れ、ボタンを
    矯正仕上げし、その基部の半径を縮小させ得る形状を備
    えることを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】  端部を容器の端部に取り付けるため
    の前記容器端部の一体型リベットに変換されるボタンを
    成形する装置にして、 a)薄い金属シェルの材料面から金属領域を変位させ、
    前記リベットを成形するための金属から成るドーム状バ
    ブルを成形する協働するポンチ及び型を備え、前記最初
    のバブルの周縁が、前記バブルがシェルの他の部分に接
    合する箇所に隣接する略円形の第1の境界により画成さ
    れ、更に、前記第1境界の周囲に沿ってシェルの材料を
    圧印加工し、これにより、金属をドーム状バブル内に流
    動させる前記ポンチ及び前記型の上の圧印加工面を備え
    、前記ポンチの圧印加工面が凹型である一方、前記型の
    圧印加工面が凸型であり、前記圧印加工面が協働し、バ
    ブルの頂部方向に凹状であるシェルの領域に前記第1の
    境界を形成するようにしたことを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】  操作用タブを缶の端部に接合する一
    体型リベットであって、その基部と、前記リベットを成
    形するための缶端部の金属の他の部分との間に平滑な遷
    移部分を備えることを特徴とする一体型リベット。
JP3303420A 1990-11-19 1991-11-19 一体型リベットを容器端部に成形する方法及びその装置 Pending JPH04274834A (ja)

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