JPH04273769A - 画像ノイズフィルタ - Google Patents

画像ノイズフィルタ

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JPH04273769A
JPH04273769A JP3034819A JP3481991A JPH04273769A JP H04273769 A JPH04273769 A JP H04273769A JP 3034819 A JP3034819 A JP 3034819A JP 3481991 A JP3481991 A JP 3481991A JP H04273769 A JPH04273769 A JP H04273769A
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JP
Japan
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density
histogram
pixel
data
classification
Prior art date
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JP3034819A
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English (en)
Inventor
Takaaki Hayashi
隆昭 林
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像ノイズフィルタ、特
に画像に含まれるノイズを除去するエッジ保存型の画像
ノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】画像に重畳した白色雑音やパルス状雑音
を除去するために画像ノイズフィルタが用いられる。こ
の画像ノイズフィルタは、例えば、注目画素を中心とし
た所定領域(局所領域)内の各画素の濃度データ(画素
濃度データ)を取り出し、空間フィルタをかけて平滑処
理を行うものである。
【0003】このような画像ノイズフィルタの代表的な
ものとしては、平均値フィルタや中央値(メディアン)
フィルタ等が知られている。これらの画像ノイズフィル
タは、簡単な構成で雑音(ノイズ)の除去ができる反面
、画像の品質にとって重要度の大きいエッジの尖鋭さが
失われてしまうという欠点を有する。
【0004】そこで、エッジの尖鋭さを保存しつつ雑音
を除去するフィルタとして、種々のエッジ保存型の画像
ノイズフィルタが提案されている。
【0005】このエッジ保存型の画像ノイズフィルタは
、例えば、ある局所領域内の各画素データを取り出して
、その濃度分布の状態を調べ、濃度差の少ない幾つかの
画素を選択してその平均値や中央値を得ることにより、
注目画素の更新すべき画素濃度を決定するものである。
【0006】このようなエッジ保存型の画像ノイズフィ
ルタにおいて、局所領域内の濃度分布を調べる手法とし
ては、従来から種々の手法が提案されており、大別すれ
ば、次の2つの手法に分けられる。
【0007】すなわち、注目画素に対する画素濃度の差
分値を用いる手法と、局所領域における画素濃度の分散
値を用いる手法である。
【0008】前者の手法を用いた画像ノイズフィルタと
しては、例えばK−Nearest Neighbor
filter ,Symmetric Nearest
 Neighbor filter 等が知られている
。また、後者の手法を用いた画像ノイズフィルタとして
は、 Nagao’sfilter,Sigma fi
lter等が知られている(例えば、「センサ技術」1
988年4月号(Vol.8. No.4)P83〜P
88 参照)。
【0009】しかしながら、以上述べたエッジ保存型の
画像ノイズフィルタにおいては、局所領域における画素
の濃度分布を調べるために、差分量や分散量を求める演
算が必要なため、フィルタの構造が複雑化すると共に、
処理時間が非常に増大し、迅速なノイズ除去を行えない
という問題があった。また、画像における微細な部分も
平滑化され、打ち消されてしまい、細かい画像が保存さ
れないという欠点もあった。
【0010】本発明の前提となる先の発明そこで、本出
願人は、特願平2−334848号で、上記問題点を解
決するエッジ保存型の画像ノイズフィルタを提案してい
る。この画像ノイズフィルタについて以下に説明する。
【0011】まず、画像のある領域の状態とその領域内
での濃度分布との関係について考察する。図8には、あ
る画像の領域(上段)とその領域内での濃度分布(下段
)との一般的な関係が示されている。
【0012】図において、(I)には、濃度変化の殆ど
無い平坦部が示され、(II)には、平坦部から他の平
坦部への急峻な濃度変化がある境界部が示され、更に、
(III)には、画素毎に濃度変化の激しい細部が示さ
れている。
【0013】図に示されるように、平坦部(I)では、
その濃度分布がある特定の濃度に集中する。また、画像
の境界部(II)では、その濃度分布は高低の2つの特
定濃度にピークを有することになる。更に、画像の細部
(III)では、画素の濃度分布は広い範囲に分散する
【0014】以上のように、画像のある領域における状
態はその濃度分布により示されるので、これとは逆に濃
度分布を得て、ある領域の画像状態を判断すれば、その
画像状態に対する適切なノイズの除去を行うことができ
る。
【0015】先の発明においては、このようなある領域
(局所領域)の濃度分布の状態を統計的性質を用いて判
断し、その局所領域の状態に応じて適切なノイズ除去を
行うものである。以下に、その具体的な手法について説
明する。
【0016】まず初めに、局所領域の濃度分布を調べる
ために、ヒストグラムが作成される。この場合、例えば
局所領域のサイズを3×3とし、各画素の濃度(階調)
を8ビットとすると、ヒストグラムの横軸が256点あ
るのに比して、ヒストグラムの要素となるサンプル数が
9個しか無いので、上記のように各階調毎に各画素の濃
度を調べると統計的に有効な情報は得られない。
【0017】そこで、先の発明においては、ヒストグラ
ム作成時にヒストグラムの横軸を所定の濃度幅に区分し
て分割数を減少させている(第10図参照)。
【0018】ここで、この濃度区分の幅は、画像の平坦
部における分散量及び白色雑音の分散量よりは十分に大
きく、かつ、画像の境界部での変化量よりは小さくなる
ような値を選ぶことが好適である。なお、この濃度区分
の幅は、数字の2m (m=1,2,……,7)で表さ
れる値を設定することにより、後に述べるように特別な
演算を施すことなくヒストグラムの作成が可能となる。
【0019】図9には、局所領域の一例が示されている
。そして、図10には、このような局所領域の濃度分布
を示すヒストグラムが示されている。
【0020】この図10に示すヒストグラムは、上記係
数mを4とした場合のヒストグラムの例である。すなわ
ち、0〜256の階調は、16階調毎に区分されている
。そして、局所領域の各画素(a〜i)は、それぞれそ
の濃度に対応する濃度区分で累積されている。このよう
に、所定の濃度区分毎にヒストグラムを作成することに
より、局所領域が比較的小さい場合でもその濃度分布の
統計的性質を得ることが可能となる。
【0021】先の発明において、この得られたヒストグ
ラムのうち最も大きい値(頻度)を有する濃度区分の濃
度を用いて注目画素の更新画素濃度が決定される。
【0022】具体的には、以下に述べるような理由によ
り、局所領域内の各画素に対して所定の重み付け値を与
え、その重み付け値を濃度区分毎に累積することにより
ヒストグラムを作成し、作成されたヒストグラムのうち
最も大きい値を有する濃度区分に基づいて注目画素の更
新画素濃度が決定されている。
【0023】そして、その更新画素濃度の決定に際して
は、前記最高値を有する濃度区分に含まれる各画素濃度
の平均がとられ、その平均値が注目画素の更新画素濃度
として用いられている。
【0024】このような処理によれば、注目画素の更新
画素濃度の決定にあたって、注目画素濃度の画素濃度が
優先的に濃度決定要因とされるため、エッジを効果的に
保存することが可能となる。一方、白色雑音やパルス状
雑音に対しては後に示すようにそれを有効に排除するこ
とが可能である。
【0025】次に、重み付け付与の理由について説明す
る。図11には、局所領域の各画素に対する重み付けの
例が示されている。ここにおいて、注目画素に重み付け
数3が与えられ、他の画素に対しては1が与えられてい
る。
【0026】図12には、図11に示した重み付けを与
えた場合と与えない場合との比較例が示されている。図
において、(I)には、エッジ(領域A)を含む局所領
域が示されている。このような局所領域に対して重み付
けを行わずに濃度区分毎にヒストグラムを作成すると、
(A)に示すようなものとなる。従って、注目画素Xが
領域Aに含まれているにもかかわらず、エッジ以外の部
分(B)が注目画素の更新画素濃度として優先的に判断
されてしまう。
【0027】一方、図11に示す重み付けを行った場合
には、図12(B)に示すように、注目画素に対して重
み付け数3が与えられたため、注目画素の更新画素濃度
の決定に際し、領域Aを有する濃度区分が優先的に判断
対象とされる。従って、重み付けにより画質を左右する
エッジの尖鋭さを有効に保存することが可能である。ま
た、(II)には局所領域が細部の場合の例が示されて
いる。このような細部に対して重み付けを行わない場合
は、(A)に示すように、その注目画素Xを含む濃度区
分の頻度が他の濃度区分の頻度より低くなる場合があり
、結果として、注目画素の画素濃度が他の画素濃度に置
換されてしまう。
【0028】しかしながら、(B)に示すように重み付
けを与えることにより、注目画素を優先的にその判断要
因に取り入れることができるので、もとの画像の画質を
劣化させることなく、その画質の保存が可能である。
【0029】図13には、注目画素にパルス状雑音が生
じた場合の例が示されている。(III)の例3に示す
ように、平坦部のある1点Pにパルス状雑音が生じた場
合には、そのパルス状雑音以外の画素の濃度が優先され
るため、結果として、パルス状雑音が除去されることに
なる。
【0030】また、(IV)に示す例4のように境界部
にパルス状雑音が生じた場合には、領域A及び領域Bに
対してパルス状雑音Pが低くなるため、結果として、パ
ルス状雑音を排除することが可能である。
【0031】一方、(V)には例5として、細部にパル
ス状雑音が生じた場合が示されており、このような場合
には、結果として、パルス状雑音Pがヒストグラムにお
いて一番高く、結果として、パルス状雑音は保存される
ことになる。
【0032】しかしながら、この例5に示すような場合
においては、人間の視覚特性から細部では平坦部より雑
音を極めて認識し難いので、実際上殆ど問題はない。従
って、このような場合、そのパルス状雑音自体がノイズ
か本来の画像か判断し兼ねる場合もあるので、その濃度
自体を保存しても何ら支障はない。
【0033】以上のように、先の発明においては、重み
付けを行って注目画素のもとの画素濃度を優先的に判断
材料とするので、画像におけるエッジや細部の保存性を
高めつつ、効果的に雑音を除去することが可能となる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明した先の発明においては、画像の中で輝度がなだらか
に変化する部分で擬似輪郭、すなわち縞模様等の不連続
な部分が生じるという問題があった。この現象について
、図14を用いて説明する。
【0035】図14(A)には、輝度がなだらかに変化
する画像の一部分が示されている。ここでは、説明簡単
化のため、一次元について説明する。図14(A)にお
いて、この画像の一部分は、上述した濃度区分の境目を
横切っている。このような場合、上述したように各画素
の画素データは濃度区分毎に累積されてヒストグラムが
作成されるため、結果として画像処理を行うと、図14
(B)のようになる。つまり、濃度区分の境目付近で濃
度データが不連続に処理されてしまう。
【0036】これについて説明する。局所領域の大きさ
として注目画素を中心として3画素を設定し、図14(
A)で示した画素データに対して上述した先の発明にお
ける画像ノイズフィルタを順次かけるとすると、次のよ
うになる。
【0037】まず、注目画素Xiがi≦1のときは、局
所領域の画素データは全て濃度区分α1 に含まれるの
で、   Xi={X(i−1)+Xi+X(i+1)}/3
=Xi    ……(1)となる。また、i=2の時は
、局所領域の画素データのうちX1 ,X2 は、濃度
区分α1 に含まれ、X3 は濃度区分α2 に含まれ
る。従って、フィルタ処理された後の注目画素X2の画
素濃度は、   X2 ={X1 +X2 }/2        
                        …
…(2)となる。更に、i=3の時は、上記同様に、 
 X3 ={X3 +X4 }/2         
                       ……
(3)となる。また、i≧4の時は、上記i≦1の時と
同様に、 Xi={X(i−1)+Xi+X(i+1)}/3=X
i    ……(4)となる。つまり、このような処理
を行ったのが、図14(B)に示される濃度分布である
【0038】従って、先の発明において提案された画像
ノイズフィルタは、エッジを保存しつつ画像のノイズを
有効に排除できる反面、このような欠点を有する。
【0039】本発明は、このような課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、エッジを保存しつつ画像ノイ
ズを除去でき、かつ、濃度がなだらかに変化する画像も
劣化させることなく保存できる画像ノイズフィルタを提
供することにある。
【0040】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、注目画素を中心とした局所領域内におけ
る各画素の濃度データを抽出する領域内データ抽出手段
と、前記局所領域内の各画素位置に対して定められる重
み付け値を記憶する重み付けテーブルと、所定の濃度幅
毎に区分けされた第1の濃度区分設定に従って、前記抽
出された濃度データを振り分け、各濃度区分毎にその中
に含まれる濃度データについての前記重み付け値を累積
する第1ヒストグラム作成手段と、前記第1の濃度区分
設定を所定濃度値シフトさせた第2の濃度区分設定に従
って、前記抽出された濃度データを振り分け、各濃度区
分毎にその中に含まれる各濃度データについての前記重
み付け値を累積する第2ヒストグラム作成手段と、前記
作成される第1ヒストグラム及び第2ヒストグラムの中
で最高値をもつ濃度区分を判断する最高値判断手段と、
前記最高値をもつと判断された濃度区分に含まれる各濃
度データを入力し、平均化または中央値抽出を行って前
記注目画素の更新濃度データを出力する濃度データ処理
手段と、を含むことを特徴とする。
【0041】
【作用】上記構成によれば、第1ヒストグラムに対して
所定の濃度値シフトされた第2ヒストグラムが作成され
、この両者の中で更新画素の濃度データが決定されるた
め、濃度がなだらかに変化する画像も保存することが可
能となる。すなわち、1つのヒストグラムのみによって
前記最高値を判断すると、濃度区分の境目付近に存在す
る画素の濃度データが画一的に二分割され、その境目付
近の画素濃度のつながり関係が無視されてしまうが、本
発明によれば、互いに濃度区分の境目をずらした2つの
ヒストグラムによって更新画素濃度が判断されるため、
そのような境目付近の画素データのつながり関係を考慮
して保存することが可能となる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0043】図1には本発明に係る画像ノイズフィルタ
の全体構成が示されている。この実施例においては、局
所領域の大きさが3×3に設定され、また各画素の階調
は256(8ビット)に設定されている。そして、後述
する第1ヒストグラム及び第2ヒストグラムにおいては
、濃度区分の幅が16階調に設定されている。なお、重
み付けテーブルは、図11に示したものが用いられてい
る。
【0044】図1において、画素データ入力部10には
、画素濃度を示す画素データが8ビットで供給されてい
る。ここで、局所領域内の各画素データは、予め定めら
れた順序で順次入力されている。
【0045】画素データ入力部10に各画素データが入
力されると、ここで、前記8ビットが2つに分けられる
。具体的には、第1ビットから第5ビットまでのグルー
プと、第5ビットから第8ビットまでのグループに分け
られている。つまり、第5ビットは、両グループに共通
して存在するものである。
【0046】画素データ入力部10から出力された上位
5ビットまでの画素データは、ラッチ回路12を介して
ヒストグラム作成回路14に入力されている。一方、画
素データ入力部10から出力された下位4ビットまでの
画素データは、ラッチ回路16を介してメモリA18及
びメモリB20に供給されている。このメモリA18及
びメモリB20については後述する。
【0047】図2には、ヒストグラム作成回路14の具
体的な構成が図示されている。上位5ビットの画素デー
タのうち上位4ビットは、デコーダ22に入力され、こ
こでデコードされた出力が、第1ヒストグラム作成回路
24のそれぞれの所定の端子に出力されている。第1ヒ
ストグラム作成回路24は、3つのブロックに区分され
ている。すなわち、区分コード出力部24aと、計数値
記憶部24bと、ヒストグラム値記憶部24cと、に区
分されている。
【0048】ここにおいて、区分コードは上述した濃度
区分を表すものである。つまり、上位4ビットは、各濃
度区分における下限(換言すれば範囲)を表すものであ
るから、その上位4ビットがそのまま区分コードとして
設定されている。そして、その濃度区分、すなわち区分
コード毎に区分コード出力部24aは区分けされており
、また、これに合わせて、計数値記憶部24b及びヒス
トグラム値記憶部24cも区分けされている。
【0049】コントローラ26は、計数値記憶部24b
に対してインクリメント信号を出力している。また、コ
ントローラ26は、図1に示される重み付けテーブル2
8から重み付け値の情報を受け入れ、これを重み付け信
号に変換して、前記ヒストグラム値記憶部24cに出力
している。具体的には、画素データ入力部10から出力
される画素データの出力順序に合わせて、所定の順序で
重み付け値が出力されている。つまり、画素位置に対応
する重み付け値が出力されている。
【0050】従って、上位4ビットのデータがデコーダ
22に入力されると、その4ビットで表される濃度区分
に対応する区分コードに対して出力信号が送出され、こ
れによって区分コード出力部24aから、指定された区
分コードが4ビットで外部に出力されると共に、その区
分コードに対応する計数値が1つインクリメントされる
。また、これと同時に、前記区分コードに対応するヒス
トグラム値に重み付け値が加算されることになる。
【0051】従って、9個の画素データがヒストグラム
作成回路14に出入力されると、この結果、計数値記憶
部24bには、それぞれの濃度区分に入る画素データの
個数が格納され、ヒストグラム値記憶部24cには、各
濃度区分毎に重み付け値を累積させた第1ヒストグラム
が作成されることになる。
【0052】一方、デコーダ22の各出力は分配器28
に入力されている。また、この分配器28には、前記第
5ビット100が入力されている。ここで、分配器28
及び第2ヒストグラム作成回路30の作用を図3を用い
て説明する。
【0053】図3には、ヒストグラム作成にあたっての
2つの区分設定が示されている。すなわち、互いに濃度
区分106が互い違いに設定された、第1の区分設定1
02と、第2の区分設定104と、が示されている。本
実施例において、この濃度区分106は16階調(=2
4 )に設定されている。そして、本実施例において第
1の区分設定102は16分割されており、第1ヒスト
グラム作成回路24に適用される。一方、第2区分設定
104は15分割されており、第2ヒストグラム作成回
路30に適用される。
【0054】つまり、このような互い違いに濃度区分の
境目が設定された2つの区分設定を定めることにより、
2種類のヒストグラムを作成するものである。
【0055】第1の区分設定102は8ビットで構成さ
れる画素データのうち上位4ビットを抽出するだけで容
易に設定を行うことが可能である。つまり、各画素デー
タのうち上位4ビットのみを判断すれば、各濃度区分に
各画素データを容易に振り分けることができる。一方、
第2の区分設定104においては、上位4ビットを用い
ただけではその設定を行うことができない。すなわち、
23分だけ区分設定をシフトさせることが必要となる。 そこで、本実施例においては、第5ビットを用いて区分
設定のシフトを行っており、それを行うのが、図2に示
した分配器28である。
【0056】図2において、分配器28は複数対からな
るAND回路32と、一対のAND回路32の出力を受
け入れるOR回路34と、第5ビット100の状態を反
転させる反転回路36とで構成される。一対のAND回
路32のうち、一方には、信号100と、デコーダ22
の所定の端子から出力された信号と、が入力されている
。一対のAND回路のうち他方には、信号100を反転
させた信号108と、前記所定の端子の両隣りのうち一
方から出力された信号と、が入力されている。つまり、
このような構成により、第5ビットの状態に応じて、区
分コードの選択を行うものである。図3を用いて説明す
る。第2の区分設定104において、濃度区分106の
うち前半部分106aは、第5ビットが「1」の状態に
対応している。一方、後半部分106bは第5ビットが
「0」の状態に対応している。すなわち、第1の区分設
定102で区切られた境界を中心として第5ビットの値
を判断することにより、第2の区分設定104において
、各画素データをそれぞれの濃度区分106に適切に振
り分けることが可能となる。
【0057】図2において、第2ヒストグラム作成回路
30は、前記第1ヒストグラム作成回路24と同様に、
区分コード出力部32aと、計数値記憶部32bと、ヒ
ストグラム値記憶部32cと、で構成されている。但し
、第1ヒストグラム作成回路24においては、区分コー
ドが濃度区分の下限を示したのに対し、この第2ヒスト
グラム作成回路30においては、区分コードが中央値を
表しているという点において両者は異なる。また、濃度
区分の分割数においては、図3に示したように、15で
ある。
【0058】そして、第2ヒストグラム作成回路30に
おける各区分コードに対応する端子には、前記分配器2
8からそれぞれ出力信号が供給されている。また、上記
同様に、第2ヒストグラム作成回路には、前記コントロ
ーラ26からインクリメント信号及び重み付け信号がそ
れぞれ供給されている。従って、この第2ヒストグラム
作成回路30に9個の画素データが取り込まれた際には
、ヒストグラム値記憶部30aに第2ヒストグラムが作
成されることになる。
【0059】さて、第1ヒストグラム作成回路24及び
第2ヒストグラム作成回路30にデコーダ22の出力が
供給されると、その出力によって指定された区分コード
のデータと、その出力時(インクリメントされる前)の
計数値のデータと、がそれぞれのメモリ18,20に対
して出力される。具体的には、図1及び図2において、
第1ヒストグラム作成回路24から出力された4ビット
の区分コードデータと4ビットの計数値データは、メモ
リA18のアドレス入力端子に供給されている。これと
同様に、第2ヒストグラム作成回路30から出力された
4ビットの区分コードデータと4ビットの計数値データ
はメモリB20のアドレス入力端子に供給されている。
【0060】図4にはメモリA18のデータ格納概念(
上段A)と、メモリB20のデータ格納概念(下段B)
と、が示されている。各メモリに格納されるデータは図
5(A)に示す局所領域内の画素データが、図5(B)
に示す内容である場合のものである。
【0061】図4に示されるように、各メモリのアドレ
スは、前記区分コードデータが列方向のアドレスを定め
ている。一方、前記計数値データが行方向のアドレスを
定めている。そして、この行方向のアドレスは、そのま
まデータ個数も表している。各メモリの記憶動作につい
て説明する。まず、画素データD0 が“010101
10”の場合にはその上位5ビット“01010”によ
ってメモリA及びメモリBの濃度区分が指定される。す
なわち、メモリAにおいては、濃度区分として“010
1”が指定され、メモリBにおいては濃度区分として“
0101”が指定される。この場合に、この画素データ
D0 が最初のデータであると仮定すると、その区分コ
ードに対応する計数値はいずれも“0000”であるの
で、両メモリにおける行方向のアドレスは“0000”
が指定される。従って、これらの指定によって指定され
るアドレスに、8ビットの画素データのうち下位4ビッ
トのデータD0 が格納される。
【0062】次に、画素データD1 が“011000
10”の場合には、上記同様に、メモリA及びメモリB
共に、濃度区分が“0110”で、かつ、行方向のアド
レスが“0000”の位置に下位4ビットのデータD1
 が格納されることになる。
【0063】一方、画素データD2 が“011010
10”の場合には、第5ビットが“1”のため、メモリ
Aにおいては、濃度区分として“0110”が指定され
るが、メモリBにおいては、濃度区分として“0111
”が指定される。つまり、メモリAにおいては、区分コ
ードがその濃度区分における下限を示すのに対し、メモ
リBにおいては区分コードがその濃度区分における中央
値を示しているのである。これは、図3に示した第1の
区分設定102と第2の区分設定104との相違に基づ
くものである。
【0064】従って、以上の過程を画素データD8 ま
で繰り返すと、図4に示すように、区分コードと計数値
とで指定される位置に画素データが格納されることにな
る。なお、図4に示されるデータの分布は、重み付けを
考慮していないものであり、本実施例において特徴とす
るヒストグラムとは異なるものである。
【0065】次に、図1に示す最大値検出回路38につ
いて説明する。第1ヒストグラム作成回路24及び第2
ヒストグラム作成回路30にそれぞれヒストグラムが作
成されると、この最大値検出回路38は、2つのヒスト
グラムの中で最大のヒストグラム値を有する区分コード
、すなわち濃度区分を判定する。そして、判定された区
分コードは、最大値検出回路38に設けられたレジスタ
38aに格納され、また、最大のヒストグラム値を有す
る濃度区分についての計数値は、レジスタ38bに格納
される。更に、この際にメモリaに最大のヒストグラム
値があったか、或いはメモリBに最大のヒストグラム値
があったかも判断され、その結果が所定の端子から判定
信号Sとして出力される。
【0066】つまり、この最大値検出回路38において
、2つのヒストグラムの中で最大のヒストグラム値を有
する濃度区分を判断することにより、図14で示した連
続的に濃度が変化する部分の画像の変質を防止し、原画
像を保存するものである。もちろん、注目画素の更新す
べき画素濃度を、重み付けを加味したヒストグラム値に
よって判断しているので、インパルス状のノイズなどは
有効に除去することができる。また、画像におけるエッ
ジ等も有効に保存することが可能である。
【0067】次に、メモリA18及びメモリB20のデ
ータ読み出しについて説明する。最大値検出回路38の
レジスタ38aから出力される区分コードデータは、メ
モリA18及びメモリB20の列方向アドレス入力端子
に入力されている。一方、レジスタ38bから出力され
る計数値データは、カウンタ40に入力されている。こ
のカウンタ40は、入力された計数値データで表される
データを0から発生させるものである。そして、カウン
タ40にて発生されたカウントデータは、セレクタ42
を介してメモリA及びメモリBの行方向アドレス入力端
子に供給されている。ここで、セレクタ42は、前記最
大値検出回路38から出力される判定信号Sに基づいて
動作するものであり、最大値の検出にあたって、メモリ
Aの中で最大値が判定された場合には、セレクタ42は
メモリAを選択し、その逆の場合には、メモリBを選択
するものである。なお、判定信号Sは、メモリAにおい
て最大値が判定されたときには、「Hi」が出力され、
その逆の場合には「Lo」が出力されている。
【0068】従って、カウンタ40を順次動作させるこ
とにより、最大のヒストグラム値を有する濃度区分内の
画素データが、メモリAあるいはメモリBから順次出力
されることになる。例えば、メモリAから順次D1 ,
D2,D4 ,D6 が出力される。  メモリから出
力された画素データは、セレクタ44を介して、加算器
46と除算器48とからなるデータ平均化回路50に入
力されている。ここで、セレクタ44は前記判定信号S
によってコントロールされている。
【0069】図6には、加算器46の具体的な構成が図
示されている。セレクタ44から出力された4ビットの
画素データは、加算ユニット52の4つの入力端子に入
力されている。そして、その入力される4ビットのデー
タの中で最上位ビットである第5ビットのデータは、A
ND回路54の一方の入力端子に供給されている。この
AND回路54の他方の入力端子には、前記判定信号S
が供給されている。そして、そのANDゲート54の出
力は3つに分岐され、加算ユニットの所定の端子に入力
されている。そして、加算ユニットの7つの出力端子か
ら出力された7ビットの加算結果は、再び加算ユニット
の入力端子に帰還されており、セレクタから送られてき
た画素データとの累積加算が実現されている。
【0070】ここで、セレクタから送られた4ビットの
画素データを7ビットに拡張した理由は、加算ユニット
52において7ビットの演算を行わせるためであると共
に、メモリB20からの画素データを正確に加算させる
ためである。これを具体的に説明する。
【0071】メモリBから出力される4ビットの画素デ
ータは、前記濃度区分106(図3参照)における下限
“1000”から上限“0111”の間を採る。つまり
、中央値“0000”を基準として、その前後に4ビッ
トのデータが存在することになる。
【0072】ここにおいて、中央値“0000”を基準
として、図3に示す濃度区分106の前半部分106a
においては、画素データは“1000”〜“1111”
までの間を採り、これは−8〜−1を表す2の補数とな
っている。これを7ビットの補数までに拡張すると、前
記前半部分を表す数は“1111000”〜“1111
111”となる。一方、後半部分106bを表す数“0
000”〜“0111”は、そのまま加算を行うことが
できるため、それを7ビットに拡張すると、“0000
000”〜“0000111”となる。このように、メ
モリBに格納された濃度区分内のデータ加算においては
、図3に示される前半部分106aにあるデータについ
ては、それを補数の形式で表すことにより、結果として
、濃度区分内におけるデータの加算を行うことが可能と
なる。つまり、7ビットの加算を行うために、後半部分
106bについては、3ビットの“0”が付加され、一
方、前半部分106aについては、3ビットの“1”が
付加されて補数の形式に表されている。
【0073】図1において、加算器46から出力された
7ビットの加算結果は、除算器48に入力されている。 また、これと共に、除算器48には、最大値検出回路3
8から計数値データが供給されている。従って、この除
算器48においては、前記7ビットの加算結果に対して
、計数値データによる除算が行われている。これにより
、9個の画素データの平均化が行われている。
【0074】なお、本実施例においては、この平均化回
路によって、データの平均化を行ったがその他に、例え
ば中央値を抽出することを行ってもよい。
【0075】除算器48から出力された除算結果、すな
わち平均化された下位4ビットの画素データは、ラッチ
回路54を介して外部に出力されている。一方、この平
均化された4ビットの画素データは、第5ビット判定回
路56に入力されている。この第5ビット判定回路56
は、4ビットの画素データのうちの最上位ビット(MS
B)が“1”か“0”かを判定するものである。そして
、第5ビットが“1”の場合には「Hi」を出力し、一
方“0”の場合には「Lo」を出力する。
【0076】第5ビット判定回路56から出力された信
号110は、AND回路56の一方の端子に入力されて
いる。このAND回路56の他方の端子には、前記判定
信号Sが入力されている。そして、このAND回路56
は、両者が共に、「Hi」の場合にデクリメント回路5
8に対して信号112を出力する。
【0077】デクリメント回路58は、図7に示す条件
に従って、最大値検出回路38から出力される区分コー
ドデータ(すなわち上位4ビットの画素データ)からそ
の最下位ビット(第4ビット)を1減算するものである
。そして、信号112が得られない場合には、入力され
る上位4ビットの画素データは、そのまま出力させるも
のである。
【0078】つまり、図3の第2の区分設定104に示
したように、上位4ビットの画素データが濃度区分10
6の前半部分106aに属する場合には、その濃度区分
106の中央値を表す区分コードから1を減算する必要
があるのである。従って、本実施例においては、メモリ
Bが選択され、かつ、下位4ビットの画素データが図3
に示す前半部分106aに属する場合には、最大値検出
回路38から出力される4ビットの区分コードのうち最
下位ビットが1減算される。これによって、メモリBに
おいて区分コードとして中央値を用いたことに対する調
整が図られている。
【0079】従って、以上のような構成によれば、デク
リメント回路58からラッチ回路60を介して出力され
た上位4ビットの画素データと、前記平均化回路50か
ら出力された下位4ビットの画素データと、を合わせる
ことにより、注目画素についての更新画素データが求め
られる。そして、フレーム全てに存在する各画素につい
て、本実施例の画像ノイズフィルタを用いることにより
、なだらかに濃度が変化する画像を保存しつつ、更にエ
ッジを保存しつつ画像ノイズを排除してクッキリとした
鮮明な画像を形成できる。
【0080】なお、一般的に、濃度区分106は、2m
 にすることが好適である。このような構成により、本
実施例のように、各画素の画素データをグループ分けし
て迅速な処理を達成することが可能となる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
それぞれ互い違いに区分設定された第1ヒストグラムと
第2ヒストグラムとを作成し、この2つのヒストグラム
を画像の状態に適用させて使い分けることができるので
、画素濃度が連続変化する画像などを保存して、効果的
なノイズ除去を行うことが可能となる。従って、原画像
を忠実に保存しつつ、不要なノイズ等を除去し、鮮明な
画像を提供できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像ノイズフィルタの構成を示す
ブロック図である。
【図2】ヒストグラム作成回路の構成を示すブロック図
である。
【図3】第1の区分設定と第2の区分設定とを示す説明
図である。
【図4】メモリA及びメモリBのデータ格納概念を示す
概念図である。
【図5】画素位置と画素データの例とを示す説明図であ
る。
【図6】加算器の具体的構成を示す回路図である。
【図7】デクリメント回路の動作条件を表したテーブル
を示す説明図である。
【図8】画像の状態と濃度分布との関係を示す説明図で
ある。
【図9】局所領域を示す説明図である。
【図10】濃度区分が設定されたヒストグラムを示す説
明図である。
【図11】重み付けテーブルを示す説明図である。
【図12】重み付けを与えた場合と与えない場合とのヒ
ストグラムの比較を示す説明図である。
【図13】パルスノイズが重畳された場合のノイズ除去
効果を示す説明図である。
【図14】本出願人が先に提案した画像ノイズフィルタ
の処理結果を示す説明図である。
【符号の説明】
10  画素データ入力部 14  ヒストグラム作成回路 18  メモリA 20  メモリB 38  最大値検出回路 50  平均化回路 58  デクリメント回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注目画素を中心とした局所領域内における
    各画素の濃度データを抽出する領域内データ抽出手段と
    、前記局所領域内の各画素位置に対して定められる重み
    付け値を記憶する重み付けテーブルと、所定の濃度幅毎
    に区分けされた第1の濃度区分設定に従って、前記抽出
    された濃度データを振り分け、各濃度区分毎にその中に
    含まれる濃度データについての前記重み付け値を累積す
    る第1ヒストグラム作成手段と、前記第1の濃度区分設
    定を所定濃度値シフトさせた第2の濃度区分設定に従っ
    て、前記抽出された濃度データを振り分け、各濃度区分
    毎にその中に含まれる各濃度データについての前記重み
    付け値を累積する第2ヒストグラム作成手段と、前記作
    成される第1ヒストグラム及び第2ヒストグラムの中で
    最高値をもつ濃度区分を判断する最高値判断手段と、前
    記最高値をもつと判断された濃度区分に含まれる各濃度
    データを入力し、平均化または中央値抽出を行って前記
    注目画素の更新濃度データを出力する濃度データ処理手
    段と、を含むことを特徴とする画像ノイズフィルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104243770A (zh) * 2013-06-19 2014-12-24 日立产业控制解决方案有限公司 图像信号处理装置、摄像装置及图像处理程序
JP2020034770A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 株式会社リコー 画像形成装置

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