JPH04273277A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH04273277A
JPH04273277A JP5548191A JP5548191A JPH04273277A JP H04273277 A JPH04273277 A JP H04273277A JP 5548191 A JP5548191 A JP 5548191A JP 5548191 A JP5548191 A JP 5548191A JP H04273277 A JPH04273277 A JP H04273277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
release agent
fixing
fixing device
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP5548191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Ohashi
大橋 将志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5548191A priority Critical patent/JPH04273277A/ja
Publication of JPH04273277A publication Critical patent/JPH04273277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定のプロセスを介し
て転写材等の支持体上に転写保持されたトナー像を永久
画像として前記支持体上に定着させる定着装置に関し、
特に前記支持体と前記定着装置におけるローラ対のニッ
プ部との離型性を良くするための離型剤塗布部材を有す
る定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、一対のローラにより加熱加圧定
着を行う定着装置において、所定のプロセスを介してシ
ート等の支持体上に形成されたトナー像を前記シート上
に定着する際に、前記定着用ローラ対のニップ部と前記
シートとの離型性を良くするため、ローラ表面にシリコ
ンオイル等の離型剤を塗布する方法がとられている。
【0003】従来、前記定着装置は、図6に示すように
発熱体51が内設された定着ローラ52と、前記定着ロ
ーラ52に圧接して従動回転する加圧ローラ53とによ
り構成されているが、前記ローラ52,53のニップ部
と定着装置に送られてくるシートとの離型性を良くする
ために、離型剤塗布ローラ54が前記定着ローラ52に
当接して設けられている。この離型剤塗布ローラ54は
芯金54aと、シリコンスポンジ層54bと、耐熱フェ
ルトからなるフェルト層54cとより形成されており、
前記フェルト層54cの中には離型剤であるシリコンオ
イルがしみ込まされている。 この離型剤塗布ローラ54は定着ローラ52に接して従
動回転しながらオイル塗布を行うよう構成されている。
【0004】しかし、前記フェルト層54cに含まれて
いるシリコンオイルの絶対量が少ないので、早期にオイ
ル不足を生じてしまい、前記フェルト層54cを交換し
なければならないという欠点があった。
【0005】そこで、図7に示す如き離型剤を貯蔵する
中空の芯金54aを有する離型剤塗布ローラ54が形成
された。前記芯金54aの外周面には多数個の穴54d
が穿設されており、フェルト層54cに含浸されたシリ
コンオイルが消費されることにより前記芯金54a内に
貯蔵されたシリコンオイルが穴54dから少量ずつ吐出
するよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記離
型剤塗布ローラ54の芯金54aの外周面には多数個の
穴54dが設けられているため、前記芯金54a内に貯
蔵されたシリコンオイルが離型剤塗布ローラ54を使用
する前に流出してしまう可能性があり、所定の耐久性能
が得られなくなる可能性があった。
【0007】また、前記離型剤塗布ローラ54のフェル
ト層54cに必要以上にシリコンオイルがしみ出してい
る可能性があるため、フェルト層54c表面にゴミや異
物等が付着し易く、その結果、定着ローラ52等にキズ
をつけてしまう虞があった。
【0008】更に、前記フェルト層54cにシリコンオ
イルが含浸された状態であるため、前記離型剤塗布ロー
ラ54の交換等の場合、その交換作業をする者の手や衣
服等にシリコンオイルが付着してしまうことがあった。
【0009】そこで、本発明は上記従来技術の課題を解
決するためになされたもので、その目的とするところは
、未使用状態においてはフェルト層等の弾性部材に離型
剤がしみ込むことのないよう形成された離型剤塗布部材
を有する定着装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、以下
に述べる実施例に適用される代表的な手段は、所定のプ
ロセスを介して形成されたトナー像を支持体に加熱加圧
して定着するための定着装置において、前記トナー像を
支持体に加熱定着するための定着ローラと、前記定着ロ
ーラに圧接して従動回転する加圧ローラと、前記定着ロ
ーラ又は加圧ローラ近傍に配設され、離型剤を貯蔵し且
つ離型剤を吐出する吐出口を多数個有する中空部材と前
記離型剤が含浸可能な少なくとも1層以上の弾性部材と
よりなる離型剤塗布部材と、を有し、前記離型剤塗布部
材の未使用時に離型剤の吐出口を塞ぐため、前記吐出口
に常温においては固体状態であり、使用可能温度におい
ては溶融状態となる閉塞部材が設けられたことを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明によれば、前記離型剤塗布部材の中空部
材に多数個穿設された吐出口に閉塞部材を設け、その閉
塞部材を離型剤塗布部材の使用温度より若干低く、通常
の環境温度よりも高い温度で溶融するよう成形すること
により、前記離型剤塗布部材の中空部材に貯蔵された離
型剤が未使用状態では吐出せず、一度使用することによ
り吐出させることができる。
【0012】
【実施例】〔第1実施例〕図1及び図2は本発明を最も
良く表した離型剤塗布部材の断面図であり、図3はその
離型剤塗布部材を使用した定着装置の断面図である。
【0013】先ず、図3を用いて本実施例における定着
装置の構成を説明すると、1は加熱ローラであるところ
の定着ローラであって、その構成はアルミ合金等で形成
された中空円筒形部材の表層に離型性を良くするための
フッ素樹脂であるPTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)層がコーティングされていると共に、加熱源である
ハロゲンヒータ1aが内設されている。2は加圧ローラ
であって、前記定着ローラと圧接して従動回転させられ
るよう設置されており、芯金2aとシリコンゴム等の弾
性体2bとチューブ状のフッ素樹脂部材2cとにより構
成されている。3は前記定着ローラ1表面にシリコンオ
イル等の離型剤を塗布するためのオイル塗布ローラであ
る。
【0014】前記オイル塗布ローラ3の構成について、
図1及び図2を用いて説明すると、4は芯金であって、
ステンレス等で形成された中空パイプ材で、その内部に
はシリコンオイル等の離型剤が貯蔵されるものである。 前記芯金4の外周面には前記離型剤を外部に吐出するた
めの吐出口4aが多数個穿設されており、更にその外周
にはシリコンスポンジ層5及び耐熱フェルト層6が重層
されている。
【0015】この図1及び図2に示したオイル塗布ロー
ラ3は未使用状態のものであり、前記芯金4の外周面に
穿設された吐出口4aには、所定の温度範囲で溶融状態
となるパラフィン等で成形された栓4bが設けられてい
る。そして、前記芯金4の中空部には粘度約10000
cSt程度のシリコンオイル7が所定量封入されている
。前記シリコンオイル7の封入時に、若干の空気又は窒
素ガス8も同時に封入されている。
【0016】前記オイル塗布ローラ3は図3に示すよう
に、ホルダー9に着脱可能に取り付けられており、かつ
、回動自在に保持されている。また、前記オイル塗布ロ
ーラ3は定着ローラ1に対して、図示しないソレノイド
等よりなるローラ加圧機構により当接及び離間が行われ
るよう構成されている。図3に示す破線位置が離間した
状態であり、実線位置が当接した状態である。
【0017】次に前記定着装置の動作を説明する。本定
着装置に電源を投入すると、前記定着ローラ1に内設さ
れたハロゲンヒータ1aが点灯し、定着ローラ1が所定
温度に上昇するまで加熱を行う。所定温度に達した後、
図示しない温度センサー及び制御部によりハロゲンヒー
タ1aのON/OFFが自動制御され、前記定着ローラ
1は一定の温度範囲内に保持されるよう構成されている
【0018】前記定着装置への転写シートの進入タイミ
ングに応じて前記ローラ加圧機構によりオイル塗布ロー
ラ3は定着ローラ1に当接する。これにより前記オイル
塗布ローラ3は定着ローラ1の熱により約 100℃程
度まで昇温される。前記オイル塗布ローラ3全体が前記
温度まで昇温すると、前記芯金4の吐出口4aに設けら
れた栓4bは溶融状態となり、芯金4内部に封入された
空気又は窒素ガス8が膨張して前記栓4bは吐出口4a
から外れて外側に押し出される。これにより前記芯金4
内部に封入されたシリコンオイル7がシリコンスポンジ
層5に吐出され、前記シリコンスポンジ層5にある程度
シリコンオイル7が含浸すると、前記シリコンオイル7
の吐出量が減少する。これと同時に耐熱フェルト層6に
もシリコンオイル7がしみ込み、前記定着ローラ1表面
にシリコンオイル7を塗布することが可能な状態となる
。このオイル塗布ローラ3が定着ローラ1に従動回転す
ることによって、前記定着ローラ1の表面に離型剤であ
るシリコンオイルを塗布するのである。
【0019】〔他の実施例〕前記第1実施例では、未使
用状態のオイル塗布ローラ3において、芯金4に穿設さ
れた吐出口4aから、前記芯金4内に貯蔵されたシリコ
ンオイルが吐出しないように前記吐出口4aを栓4bで
ふさいで構成したが、図4に示すように所定の温度範囲
で溶融状態となるパラフィン等の材質よりなる円筒状の
チューブ10を形成し、その円筒状のチューブ10を芯
金4全体に被せて構成しても前記第1実施例と同等の効
果が得られる。
【0020】また、図5に示すように前記条件を有する
パラフィン等の材質よりなる隔壁11を前記芯金4内に
設け、その隔壁11により形成された前記芯金4両端の
部屋に、離型剤であるシリコンオイル7と、空気又は窒
素ガス8とを同時封入することにより前記第1実施例と
同等の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、外周面に多数個の
吐出口を有する中空部材と少なくとも1層以上の弾性部
材とよりなる離型剤塗布部材であるオイル塗布ローラに
おいて、前記中空部材である芯金の外周面に穿設された
吐出口等を閉塞部材である栓等でふさぎ、かつ、前記栓
をオイル塗布ローラの使用温度より若干低く、通常の環
境温度よりも高い温度で溶融するよう成形することによ
り、前記オイル塗布ローラの芯金内に貯蔵された離型剤
であるシリコンオイルが未使用状態では吐出せず、一度
使用することにより芯金外部へ吐出させ、耐熱フェルト
等よりなる弾性部材に含浸させることが可能となった。 従って、未使用状態でシリコンオイルのしみ出しがない
ので、オイル塗布ローラの耐久性能を安定化させること
が可能になり、更に未使用時あるいは装着時に付着する
ゴミ等を減少させることが可能になり、前記ゴミ等によ
る定着ローラのキズ等の発生を防ぐことができる。また
、未使用状態でのオイル塗布ローラは表面が乾燥状態で
あるため、装着時の作業性を格段に向上することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本定着装置におけるオイル塗布ローラを示す長
手方向の断面図である。
【図2】本定着装置におけるオイル塗布ローラを示す断
面図である。
【図3】前記オイル塗布ローラを有する定着装置を示し
た説明図である。
【図4】他の実施例におけるオイル塗布ローラを示した
長手方向の断面図である。
【図5】他の実施例におけるオイル塗布ローラを示した
長手方向の断面図である。
【図6】従来の定着装置を示す断面図である。
【図7】従来の定着装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1    定着ローラ 1a  ハロゲンヒータ 2    加圧ローラ 2a  芯金 2b  弾性体 2c  樹脂部材 3    オイル塗布ローラ 4    芯金 4a  吐出口 4b  栓 5    シリコンスポンジ層 6    耐熱フェルト層 7    シリコンオイル 8    窒素ガス 9    ホルダー 10    チューブ 11    隔壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定のプロセスを介して形成されたト
    ナー像を支持体に加熱加圧して定着するための定着装置
    において、前記トナー像を支持体に加熱定着するための
    定着ローラと、前記定着ローラに圧接して従動回転する
    加圧ローラと、前記定着ローラ又は加圧ローラ近傍に配
    設され、離型剤を貯蔵し且つ離型剤を吐出する吐出口を
    多数個有する中空部材と前記離型剤が含浸可能な少なく
    とも1層以上の弾性部材とよりなる離型剤塗布部材と、
    を有し、前記離型剤塗布部材の未使用時に離型剤の吐出
    口を塞ぐため、前記吐出口に常温においては固体状態で
    あり、使用可能温度においては溶融状態となる閉塞部材
    が設けられたことを特徴とする定着装置。
JP5548191A 1991-02-28 1991-02-28 定着装置 Pending JPH04273277A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5548191A JPH04273277A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 定着装置

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JP5548191A JPH04273277A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 定着装置

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JPH04273277A true JPH04273277A (ja) 1992-09-29

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ID=12999814

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JP5548191A Pending JPH04273277A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 定着装置

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JP (1) JPH04273277A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005224773A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Bridgestone Corp ビード部用潤滑剤塗布装置

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