JPH04271006A - テープレコーダ装置 - Google Patents

テープレコーダ装置

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JPH04271006A
JPH04271006A JP3116091A JP3116091A JPH04271006A JP H04271006 A JPH04271006 A JP H04271006A JP 3116091 A JP3116091 A JP 3116091A JP 3116091 A JP3116091 A JP 3116091A JP H04271006 A JPH04271006 A JP H04271006A
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JP
Japan
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tape
reel
head
lever
cleaner
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JP3116091A
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English (en)
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Yoshihiro Kotoda
古藤田 喜弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトカセット・
テープレコーダ、VTR(ビデオ・テープレコーダ)、
DAT(ディジタルオーディオ・テープレコーダ)等の
テープレコーダ装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、オーディオ・ビジュアル用のビデ
オカセットを用いて信号記録・再生を行うテープレコー
ダ装置が普及しており、最近ではDATカセットを用い
てディジタル信号の記録・再生が可能なテープレコーダ
装置も商品化されている。このテープレコーダ装置にお
いて、DATカセット内のテープは、ローディング機構
によってDATカセット内より引き出され、回転ヘッド
ドラムに所定の角度で巻き付けたうえで信号記録・再生
等が行われる。
【0004】ところで、こうしたテープレコーダ装置で
は、テープの磨耗紛や埃等が回転ヘッドドラムの表面に
付着して、ヘッドの目づまりが発生したり、テープを損
傷したりする恐れがある。
【0005】そこで従来は、例えば図8に示すように、
回転ヘッドドラム100の表面に、ウレタンフォーム等
からなるクリーニングローラ101を回転接触させて清
掃を行う方式が広く採り入れられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、図9に示すように、テープ102がローディン
グされて回転ヘッドドラム100と接触した状態にある
ときは、クリーニングローラ101は回転ヘッドドラム
100の表面から離脱した状態にあり、以降、テープが
アンローディング(イジェクト)されるまでヘッドクリ
ーナは作動しない。このため回転ヘッドドラム100の
清掃が長時間行われない事態が発生し、ヘッドクリーナ
の効果が十分に達成されない場合があった。
【0007】そこでクリーナ専用の駆動源としてソレノ
イド等を設ける方法が考えられが、その分コスト高にな
り、コンパクト化の妨げともなるという問題が生じる。
【0008】本発明はこのような課題を解決するための
もので、安価な構成で、ヘッドクリーナの利用の自由度
を高め、ヘッドクリーナの効果を十分に発揮させること
のできるテープレコーダ装置の提供を目的としている。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明のテープレコ
ーダ装置は上記の目的を達成するために、テープカセッ
ト内に収納されたテープに対する信号の記録・再生を行
う回転ヘッドと、テープカセット内のテープを巻き取る
リールと、このリールに制動を与えるリールブレーキと
、回転ヘッドを清掃するヘッドクリーナと、リールブレ
ーキがリールに制動を与える間にヘッドクリーナが回転
ヘッドを清掃するようリールブレーキとヘッドクリーナ
とを連動させるための連結手段とを具備している。
【0011】また第2の発明のテープレコーダ装置は上
記の目的を達成するために、テープカセット内に収納さ
れたテープに対する信号の記録・再生を行う回転ヘッド
と、回転駆動するキャプスタン軸と圧接しつつテープを
所定のテープ走行経路に沿って定速走行させるためのピ
ンチローラと、回転ヘッドを清掃するヘッドクリーナと
、ピンチローラのキャプスタン軸に対する接離動作の間
にヘッドクリーナが回転ヘッドを清掃するようピンチロ
ーラとヘッドクリーナとを連動させるための連結手段と
を具備している。
【0012】
【作  用】第1の発明のテープレコーダ装置では、リ
ールブレーキがリールに制動を与える間にヘッドクリー
ナが回転ヘッドを清掃するようリールブレーキとヘッド
クリーナとが連動する。すなわち、ヘッドクリーナによ
る清掃は、リールブレーキがリールに制動を与えること
でリールが惰性回転している間に行われる。
【0013】したがって、この発明によれば、回転ヘッ
ドの清掃をリールブレーキの作動と並行して頻繁に行う
ことが可能となり、ヘッドクリーナを効率良く利用する
ことができる。また、この発明では、ヘッドクリーナま
たはリールブレーキのいずれかの駆動源を共用すること
ができ、コストの低減にも寄与する。
【0014】また、第2の発明のテープレコーダ装置で
は、ピンチローラのキャプスタン軸に対する接離動作を
行う間に、ヘッドクリーナによる回転ヘッドの清掃が行
われる。
【0015】したがって、この発明でも、第1の発明と
同様、専用の駆動源を要することなく、ヘッドクリーナ
の利用の自由度が向上し、ヘッドクリーナの効果を十分
に発揮させることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明に係る一実施例のテープレコーダ装置
の構成を説明するための平面図である。
【0017】これらの図において、1はメインシャーシ
を示している。このメインシャーシ1上には、DATカ
セット(図示せず)内に収納されたテープ2に対してデ
ィジタル信号の記録・再生を行う回転ヘッドドラム3と
、キャプスタン軸4と、2つのガイドローラ5A、5B
と、DATカセットよりテープ2を回転ヘッドドラム3
の周面と所定の角度と長さで接触する位置まで引き出し
、以降テープ2の走行経路を維持する各種ローラ群を搭
載したローディング機構とがそれぞれ支持されている。
【0018】ローディング機構は、大きく分けて第1お
よび第2の可動メカ部と、これら各可動メカ部を制御す
る制御メカ部とからなっている。
【0019】第1の可動メカ部は、一端部にキャプスタ
ン軸4と圧着されるピンチローラ6を備えメインシャー
シ1に固定された軸7を中心に回転自在なピンチローラ
支持レバー8と、前記軸7を中心に回転可能とされ、コ
イルバネ(図示せず)の力によってピンチローラ支持レ
バー8に矢印A1方向の与圧を付与するピンチローラ与
圧レバー10と、一端部にガイドローラ11を備えかつ
メインシャーシ1に固定された軸12を中心にピンチロ
ーラ支持レバー8の回動に伴って回転するガイドローラ
支持レバー13とから構成されている。
【0020】そしてこの第1の可動メカ部において、ピ
ンチローラ与圧レバー10の一端部にはガイド軸10a
が固着されている。このガイド軸10aは、図示しない
メカシャーシ上にて矢印B1、B2方向にスライド移動
可能に支持された制御スライダ22のカム溝22aと係
合している。これによりピンチローラ与圧レバー10は
制御スライダ22の移動により軸7を中心に回転される
ようになっている。
【0021】第2の可動メカ部は、メインシャーシ1の
裏側にて互いに歯合する一対のローディングギア31A
、31Bをそれぞれ一端部に支持したローディングアー
ム32A、32Bと、メインシャーシ1に設けられたガ
イド溝1A、1Bに沿ってスライド移動可能とされ、か
つ表面上にガイドローラ33A、33Bおよび傾斜ガイ
ドピン34A、34Bを搭載してなるスライドベース3
5A、35Bと、ローディングアーム32A、32Bと
スライドベース35A、35Bとをそれぞれ連結するロ
ーディングリンク36A、36Bとから構成されている
【0022】また、前記一対のローディングギア31A
、31Bのうちの一方(31B)には、図2に示すよう
に、図示しないメカシャーシ上にて軸41を中心に回動
自在に支持されたローディングレバー42のギアが歯合
されている。そしてこのローディングレバー42と前記
の制御スライダ22は、図示しないメカシャーシ上にて
軸43を中心に回転自在に支持されたモード切替カム4
4によってそれぞれ回転、スライド移動するようになっ
ている。
【0023】つまり、このモード切替カム44にはロー
ディングレバー42および制御スライダ22のそれぞれ
に対応するカム溝44a、44bが設けられており、こ
れらカム溝44a、44bにローディングレバー42お
よび制御スライダ22の各ガイド軸42a、22bがそ
れぞれ係合されている。
【0024】以上の構成により、制御スライダ22のス
ライド移動を通じて前記第1の可動部が動作し、ピンチ
ローラ支持レバー8上のピンチローラ6がキャプスタン
軸4と圧着される位置まで移動する。また同時に、ロー
ディングレバー42の回転を通じて第2の可動部が動作
して、スライドベース35A、35Bがメインシャーシ
1に設けられたガイド溝1A、1Bに沿って回転ヘッド
ドラム3に向けてスライド移動する。この結果、テープ
2は回転ヘッドドラム3の周面に所定の角度と長さで巻
き付けられて信号記録・再生が可能な状態となる。
【0025】なおモード切替カム44は、連結ギア、ウ
ォームギア等の駆動力伝達手段(図示せず)を通じ図示
しないモータによって回転駆動されるようになっている
【0026】さらに、図示は省略したが、メインシャー
シ1と図示しないメカシャーシとの間には、2つのリー
ルモータを搭載したリールモータベースが固定されてい
る。各リールモータには、それぞれリール回転支持軸を
介してテープ供給リール50およびテープ巻取リール5
1が取付けられている。
【0027】また60は各リール50、51に制動力を
供与するためのリールブレーキ機構である。このリール
ブレーキ機構60は、各リール50、51のリール台周
面と当接されるゴムパッド61、62をそれぞれ一端部
に有するリールブレーキアーム63、64と、ゴムパッ
ド61、62を各リール台に均等な力で押し当てるため
の付勢力を各リールブレーキアーム63、64に付与す
るためのブレーキバネ65と、このリールブレーキ機構
60による各リール50、51への制動力供与のオン/
オフを切り替えるブレーキ切替レバー66とから構成さ
れる。なお、67、68はそれぞれ各リールブレーキア
ーム63、64を回転自在に支持する軸、69はブレー
キ切替レバー66を矢印D1、D2方向に回転自在に支
持する軸である。
【0028】さらに70は回転ヘッドドラム3の清掃を
行うヘッドクリーナを示している。このヘッドクリーナ
70は、回転ヘッドドラム3の周面と回転接触されるウ
レタンフォーム等からなるクリーニングローラ71をク
リーニングレバー72の一端部に回転自在に保持して構
成される。クリーニングレバー72は軸73を中心に回
転可能とされ、ソレノイド74のオン/オフによって矢
印E1、E2方向に所定の回転角度内で駆動されるよう
になっている。また、クリーニングレバー72は、軸7
3に巻回されたコイルスプリング75により常に矢印E
2の回転方向に付勢されている。
【0029】そしてこのクリーニングレバー72と上述
したブレーキ切替レバー66は連結ロッド76によって
連結され、これによりリールブレーキ機構が各リール5
0、51に制動を与える間は、クリーニングローラ71
が回転ヘッドドラム3の表面と当接する回転位置にくる
よう構成されている。
【0030】また80はテープ2に対する信号記録/再
生時において、テープ走行経路上でのテープ2のテンシ
ョンを検出するためのテンション検出アームを示してい
る。このテンション検出アーム80はメインシャーシ1
に支持された回転軸81により回転自在に支持されてい
る。このテンション検出アーム81の一端部にはテープ
2の表面と圧接されるテンションポール82が回転自在
に支持されている。一方、テンション検出アーム80の
他端には、一端が固定されたテンションスプリング83
の他端が係止されており、これによりテンション検出ア
ーム80は常に矢印C1の方向に一定の力で付勢されて
いる。
【0031】そしてこのテンション検出アーム80の作
動オン/オフは、制御スライダ22上に突設された制御
ピン23によって行われる。
【0032】次にこのテープレコーダ装置の動作を説明
する。まずテープレコーダ装置にDATカセットを装着
した状態においては、各スライドベース35A、35B
上のガイドローラ33A、33Bおよび傾斜ガイドピン
34A、34B、ピンチローラ6、およびガイドローラ
11は、すべてDATカセット内のローディング機構挿
入開口部に納められた位置にある。
【0033】この後、図示しないモータの駆動によって
モード切替カム44が回転すると、ローディングレバー
42が回動して各ローディングギア31A、31Bがそ
れぞれ歯合しながら回転することで、その回転力が各ロ
ーディングアーム32A、32Bおよび各ローディング
リンク36A、36Bを通じてスライドベース35A、
35Bに伝達され、この結果、スライドベース35A、
35Bは、メインシャーシ1に設けられたガイド溝1A
、1Bに沿って回転ヘッドドラム3の方向へ移動して行
く。
【0034】また、この動作と並行して、モード切替カ
ム44の回転により制御スライダ22が矢印B1方向に
移動し、この結果、ピンチローラ支持レバー8が矢印A
1方向に回転して、ピンチローラ6がテープ2を挟んで
キャプスタン軸4と圧接される。
【0035】これによりテープ2は回転ヘッドドラム3
の周面に所定の角度と長さで巻き付けられるとともに、
テープ2の走行経路が、テープ供給リール50側より、
ガイドローラ5B、スライドベース35B上のガイドロ
ーラ33Bおよび傾斜ガイドピン34B、スライドベー
ス35A上の傾斜ガイドピン33Aおよびガイドローラ
34A、ガイドローラ5A、キャプスタン軸4、ピンチ
ローラ6、ガイドローラ11によって形成される。
【0036】また制御スライダ22の矢印B1方向への
移動により、テンション検出アーム80は矢印C1方向
に回転し、この結果、テンション検出アーム80上のテ
ンションポール82がテープ2の表面に圧接されてテン
ションサーボ機能が作動を開始する。
【0037】そしてこの後、テープ供給リール50、テ
ープ巻取リール51、およびキャプスタン軸4をそれぞ
れ回転駆動することによってテープ定速走行が開始され
、テープ2に対する信号記録・再生が行われる。なお、
この間、テープ2のテンションはテンション検出アーム
80により検出され、検出したテンションに応じた制動
力がテープ供給リール50に付与されることにより、テ
ープテンションのサーボ制御が行われる。
【0038】次にこのテープレコーダ装置の特徴である
ヘッドクリーナ70とリールブレーキ機構60との動作
について図1、図3、図4を参照つつ説明する。
【0039】図1および図3はそれぞれテープ2に対す
る信号記録/再生時およびテープ早送り/早戻し時の状
態を示している。これらの図に示すように、この間、ソ
レノイド74はオンになり、クリーニングレバー72は
コイルスプリング75の付勢力に抗して矢印E1方向に
所定の角度回転して、クリーニングローラ71は回転ヘ
ッドドラム3の周面から離れた状態を維持する。
【0040】またこのクリーニングレバー72の回転は
、連結ロッド76を通じてブレーキ切替レバー66に伝
達される。この結果、ブレーキ切替レバー66は軸69
を中心に矢印D1方向に所定の角度回転し、各リールブ
レーキアーム63、64のゴムパッド61、62もそれ
ぞれ各リール50、51のリール台周面から離れた状態
となる。
【0041】また、図4は図1および図3の信号記録/
再生状態およびテープ早送り/早戻し状態からの停止時
およびテープローディング後の待機時の状態を示してい
る。同図に示すように、このとき、ソレノイド74はオ
フになり、クリーニングレバー72は、コイルスプリン
グ75の付勢力に矢印E2方向に回転してクリーニング
ローラ71が回転ヘッドドラム3の周面と当接する。こ
れによりヘッドクリーナ70による回転ヘッドドラム3
の清掃が開始される。
【0042】また同時に、クリーニングレバー72の回
転は連結ロッド76を通じてブレーキ切替レバー66に
伝達される。これによりブレーキ切替レバー66は軸6
9を中心に矢印D2方向に所定の角度回転し、各リール
ブレーキアーム63、64のゴムパッド61、62が各
リール50、51のリール台周面に当接する。これによ
り各リール50、51に制動力が付与される。
【0043】したがって、ヘッドクリーナ70による回
転ヘッドドラム3の清掃は、リールブレーキ機構60が
各リール50、51に制動を与えることでこれが惰性で
回転している間に行われることになる。
【0044】かくしてこの実施例のテープレコーダ装置
によれば、一つのソレノイド74をヘッドクリーナ70
とリールブレーキ機構60の駆動源として共用し、リー
ルブレーキ機構60による各リール50、51への制動
力供与とヘッドクリーナ70による回転ヘッドドラム3
の清掃とを同時に行うようにしたことにより、テープロ
ーディング後においても比較的高い自由度で回転ヘッド
ドラム3の清掃を行うことが可能となり、ヘッドクリー
ナ70を効率良く利用することができる。
【0045】また、この実施例では、一つのソレノイド
74をヘッドクリーナ70とリールブレーキ機構60の
駆動源として共用することでコストダウンを図ることも
できる。
【0046】なお、この実施例ではヘッドクリーナ70
側にソレノイド74を直結したが、リールブレーキ機構
60側にソレノイドを直結したものも考えられる。
【0047】次に本発明の他の実施例を説明する。図5
乃至図7は他の実施例のテープレコーダ装置の全体的な
構成を示す平面図である。なお、各図において図1と同
じ部分は同一の符号を付して説明は省略する。この実施
例のテープレコーダ装置では、ヘッドクリーナ70を、
ピンチローラ6のキャプスタン軸4に対する接離動作と
連動させるようにしたことを特徴としている。
【0048】図5は本実施例装置の一部を拡大して示す
平面図である。同図に示すように、ピンチローラ6を支
持したピンチローラ支持レバー8の端部には、クリーニ
ングレバー72の端部に設けたフック部72aと係合し
て、このクリーニングレバー72を回転動作に導く係合
ガイド部90が設けられている。この係合ガイド部90
は、ピンチローラ支持レバー8の軸7を中心とする回転
路に沿って2つの凸部91、92を連ねた平面形状を有
している。
【0049】図6はこのテープレコーダ装置におけるテ
ープ早送り/早戻し時の状態を示している。このとき、
ピンチローラ6はキャプスタン軸4と離れた状態にあり
、クリーニングレバー72のフック部72aは、ピンチ
ローラ支持レバー8における係合ガイド部90の一方の
凸部91に係止され、コイルスプリング75の付勢力に
逆らって図の位置状態、つまりクリーニングローラ71
が回転ヘッドドラム3の周面から離れた位置状態で固定
される。
【0050】また図7は図5とともにテープ2に対する
信号記録/再生時の状態を示している。このとき、ピン
チローラ6はキャプスタン軸4とテープ2を挟んで圧接
される位置まで回転されるが、クリーニングレバー72
のフック部72aは、今度は係合ガイド部90における
他方の凸部92で係止され、テープ早送り/早戻し時と
同様にクリーニングローラ71が回転ヘッドドラム3の
周面から離れた位置状態で固定される。
【0051】ところが、これら図6と図7の状態の間で
は、クリーニングレバー72のフック部72aは、係合
ガイド部90における各凸部91、92の間に位置して
各凸部91、92による係止状態から解除されるため、
クリーニングレバー72は、コイルスプリング75の付
勢力によりクリーニングローラ71が回転ヘッドドラム
3の周面と接触する位置まで回転する。
【0052】これにより、回転ヘッドドラム3が惰性回
転している間でのヘッドクリーナ70による回転ヘッド
ドラム3の清掃が行われる。このようにして、回転ヘッ
ドドラム3が惰性回転している間に清掃を行うことは、
回転ヘッドドラム3に無駄な負荷がかかることを防ぐ上
で重要である。
【0053】かくしてこの実施例のテープレコーダ装置
によれば、先の実施例と同様に、高い自由度で回転ヘッ
ドドラム3の清掃を行うことが可能となり、ヘッドクリ
ーナ70の利用効率の向上を図れる。
【0054】なお、以上の実施例では、DATカセット
を用いたテープレコーダ装置について説明したが、ビデ
オテープを用いたテープレコーダ装置にも本発明を適用
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープレコ
ーダ装置によれば、安価な構成で、ヘッドクリーナの利
用の自由度を高めることができ、この結果、ヘッドクリ
ーナの効果を十分に発揮させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のテープレコーダ装置に
おける信号記録/再生時の状態を示す平面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図3】図1のテープレコーダ装置におけるテープ早送
り/早戻し時の状態を示す平面図である。
【図4】図1のテープレコーダ装置におけるリール停止
動作時およびテープローディング後の待機時の状態を示
す平面図である。
【図5】本発明に係る他の実施例のテープレコーダ装置
の特徴部分の構成を拡大して示す平面図である。
【図6】図5のテープレコーダ装置におけるテープ早送
り/早戻し時の状態を示す平面図である。
【図7】図5のテープレコーダ装置における信号記録/
再生時の状態を示す平面図である。
【図8】従来のテープレコーダ装置においてヘッドクリ
ーナが回転ヘッドドラムと接触している状態を示す平面
図である。
【図9】図8のテープレコーダ装置においてヘッドクリ
ーナが回転ヘッドドラムと離れた状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
2……テープ 3……回転ヘッドドラム 6……ピンチローラ 8……ピンチローラ支持レバー 50……テープ供給リール 51……テープ巻取リール 60……リールブレーキ機構 61、62……ゴムパッド 63、64……リールブレーキアーム 65……ブレーキバネ 66……ブレーキ切替レバー 70……ヘッドクリーナ 71……クリーニングローラ 72……クリーニングレバー 74……ソレノイド 76……連結ロッド 90……係合ガイド部 91、91……凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  テープカセット内に収納されたテープ
    に対する信号の記録・再生を行う回転ヘッドと、前記テ
    ープカセット内のテープを巻き取るリールと、このリー
    ルに制動を与えるリールブレーキと、前記回転ヘッドを
    清掃するヘッドクリーナと、前記リールブレーキが前記
    リールに制動を与える間に前記ヘッドクリーナが前記回
    転ヘッドを清掃するよう前記リールブレーキと前記ヘッ
    ドクリーナとを連動させるための連結手段とを具備する
    ことを特徴とするテープレコーダ装置。
  2. 【請求項2】  テープカセット内に収納されたテープ
    に対する信号の記録・再生を行う回転ヘッドと、回転駆
    動するキャプスタン軸と圧接しつつテープを所定のテー
    プ走行経路に沿って定速走行させるためのピンチローラ
    と、前記回転ヘッドを清掃するヘッドクリーナと、前記
    ピンチローラの前記キャプスタン軸に対する接離動作の
    間に前記ヘッドクリーナが前記回転ヘッドを清掃するよ
    う前記ピンチローラと前記ヘッドクリーナとを連動させ
    るための連結手段とを具備することを特徴とするテープ
    レコーダ装置。
JP3116091A 1991-02-27 1991-02-27 テープレコーダ装置 Withdrawn JPH04271006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5386333A (en) * 1992-06-17 1995-01-31 Goldstar Co., Ltd. Head drum cleaning device for magnetic recording and reproducing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5386333A (en) * 1992-06-17 1995-01-31 Goldstar Co., Ltd. Head drum cleaning device for magnetic recording and reproducing apparatus

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