JPH04270566A - 符号化データの伝送処理方法 - Google Patents

符号化データの伝送処理方法

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JPH04270566A
JPH04270566A JP3053834A JP5383491A JPH04270566A JP H04270566 A JPH04270566 A JP H04270566A JP 3053834 A JP3053834 A JP 3053834A JP 5383491 A JP5383491 A JP 5383491A JP H04270566 A JPH04270566 A JP H04270566A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置にお
いて、送信原稿から読み取り符号化された画像データを
伝送処理する方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を介して画像情報を送受信する
ようにしたファクシミリ装置が開発され使用されるよう
になってきたが、このようなファクシミリでは、元の画
像データに比べてデータ長を短くして伝送時間を短縮さ
せるために、図8に示したように、送信原稿から読み取
った1ライン分の画像データをランレングス(白画素あ
るいは黒画素の連続する長さ)に分解し、表1に示した
符号化テーブルに従って画像データを符号化して得られ
たAビットのデータを受信側に伝送するようになってい
る。
【表1】
【0003】ところで、画像データを伝送する場合に、
例えば、1ラインの画像データが全白画素である場合に
は、表1におけるEOL符号(ラインを区別するために
000000000001で表される符号)に白ランレ
ングス1728のメークアップ符号(00000011
00101)が付加されて受信側に伝送されるが、受信
側が、容量の少ない受信バッファメモリしか備えていな
いときには、伝送される符号化データを元の画像データ
に復号化して印字し、副走査を行っている間にも、次々
に符号化データが受信バッファメモリに蓄積されていき
、印字、副走査が受信に追いつかないことになる。この
ような不都合を避けるために、CCITT(国際電信電
話諮問委員会)では、1ラインの符号化画像データを伝
送する最小伝送時間Tmin(最小データ長Lmin)
を規定し、符号化された1ラインのデータ長が、最小デ
ータ長Lminよりも短いときには、差のデータ分だけ
フィル信号と呼ばれるダミーデータ(0信号の連続で構
成される)を付加して伝送させることによって、受信側
の副走査に支障を来さないように時間確保を行っている
【0004】ところで、このような、符号化画像データ
をモデムを介して電話回線に送出するには、通常、図9
に示したように、各ライン毎にEOL符号と符号化デー
タに必要なフィル信号の付加された画像データを一旦蓄
積するモデムバッファM(図では、1バイト毎に格納す
る構成としている)を、符号化回路とモデムとの間に設
けた構成とされ、モデムバッファMへのデータの書込は
、図10の(A)のフローチャート(ステップ1000
〜1002)に示したように、ライトポインタの指示ア
ドレスへ1バイトのデータを書き込む毎にライトポイン
タの指示アドレスをインクリメントする動作を書込デー
タが終了するまで繰り返して行ない、このとき、図10
の(B)のフローチャート(ステップ2000,200
1)に示したように、リードポインタの指示アドレスか
ら1バイトのデータを読み込んで回線へ送出し、リード
ポインタの指示アドレスをインクリメントする割込処理
動作を、読出データが終了するまで繰り返して行なうよ
うになっている。
【0005】ところが、上述したデータの書込処理では
、符号化データの後にソフト処理によって逐一必要数の
ダミーデータを書き込まなければならず、符号化された
データが短いほど、付加すべきダミーデータが増加する
ため、ダミーデータの付加処理に時間を要し、処理の高
速化を図ることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑みて提案
される本発明方法は、1ラインの符号化データ長が規定
された最小データ長よりも短く、符号化データに多数の
ダミーデータを付加する必要がある場合でも、高速なデ
ータ処理を行えるようにした符号化データの伝送処理方
法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明方法は、符号化された画像データを
モデムバッファに書き込むときには、ライトポインタの
指示するモデムバッファのアドレスに符号化データを格
納する毎にライトポインタの指示値をインクリメントし
ながら、1ライン分の符号化データの書き込みを行い、
その書き込みが終了したときには、1ラインの最小デー
タ長を充たすために付加すべきダミーデータに応じたア
ドレス分だけライトポインタの指示値をスキップさせる
動作を繰り返し行っており、モデムバッファに記憶され
たデータを読み出すときには、リードポインタの指示す
るモデムバッファのアドレスより符号化データあるいは
ダミーデータを読み出す毎に、そのアドレスにはダミー
データを格納させてリードポインタの指示値をインクリ
メントさせることを特徴としている。このような本発明
方法は、所定のメモリ容量を有し、リードポインタやラ
イトポインタで指示されるアドレスが最終アドレスに至
ったときには、再び先頭アドレスに戻るリングメモリで
構成されたモデムバッファを用いることにより実施でき
る。また、モデムバッファのデータの書込処理や読出処
理は、ビット単位で行なうことも可能であるが、信号処
理部の構成に応じてバイト単位の効率的な処理を行なう
こともできる。
【0008】
【作用】本発明では、モデムバッファに符号化された画
像データを書き込む場合には、ライトポインタで指示さ
れたアドレスのメモリセルに符号化データを書き込みな
がらライトポインタの指示値をインクリメントする動作
を繰り返し行って1ライン分の符号化データの書込を行
い、その書込処理の終了した後は、書き込まれた符号化
データに後続するメモリセルには既に付加されるべきダ
ミーデータが書き込まれているので、必要量のダミーデ
ータを逐一書き込まなくても、1ラインの最小データ長
を充たすために符号化データに付加すべきダミーデータ
に応じたアドレス分だけライトポインタの指示値をスキ
ップさせるだけで、符号化データの後に瞬時に必要量の
ダミーデータが付加される。一方、モデムバッファに蓄
積された画像データをモデム側に読み出す場合には、リ
ードポインタで指示されたアドレスのメモリセルに格納
された画像データを読み出してモデム側に転送しながら
、画像データの読み出されたアドレスのメモリセルには
ダミーデータを格納してリードポインタの指示アドレス
をインクリメントする動作を繰り返して行うので、画像
データの読出が行われたアドレスのメモリセルには、書
き込まれていた画像データに代わってダミーデータが置
換格納されて次のデータの書込準備が行われることにな
る。このため、データの読み出されたメモリセルに再度
符号化データを書き込む場合でも、符号化データを書き
込んだ後にライトポインタを必要量スキップするだけで
符号化データにダミーデータを付加させることができる
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1の(A)は、本発明方法におけるモデムバ
ッファへのデータ書込処理を説明したフローチャートで
あり、図1の(B)は、モデムバッファからのデータの
読出処理を説明したフローチャートを示したもので、図
2の(A),(B)のモデムバッファの模式図を併せて
参照しながら動作を説明する。尚、データの転送処理を
1ビット単位で行なうものとしている。
【0010】1.モデムバッファへのデータの書込処理
動作(図1の(A)ステップ100〜105、図2の(
A)参照)。■初期状態では、モデムバッファの全ての
メモリセルにダミーデータ(0信号)が書き込まれてお
り、リードポインタ及びライトポインタは、各々アドレ
ス0を指示している。■EOL符号(ライン終端符号)
をライトポインタの指示アドレスから書き込み、書き込
みが終了すると、ライトポインタの指示値をEOL符号
の書き込まれた次のアドレスに移動させる。■符号化さ
れた画像データをライトポインタの指示アドレスのメモ
リセルに書き込みながら、ライトポインタの指示値をイ
ンクリメントさせる動作を、1ライン分の符号化データ
の書き込みが終了するまで繰り返して行なう。■1ライ
ン分の符号化データの書き込みが終了すると、その1ラ
インの最小データ長を充たすために符号化データに付加
すべきダミーデータに応じたアドレス分だけライトポイ
ンタの指示値をスキップさせる。上記■〜■の動作を繰
り返し行なうことによって、送信原稿の各ラインの符号
化された画像データを順次モデムバッファに蓄積する。 そして、このモデムバッファへのデータの書込処理が行
われている最中に、モデムのデータ伝送速度によって定
まる所定の周期毎に割込処理が行われて、モデムバッフ
ァからのデータの読出処理が実行される。
【0011】2.モデムバッファからのデータの読出処
理動作(図1の(B)ステップ200〜202、図2の
(B)参照)。■リードポインタの指示アドレスのメモ
リセルに書き込まれたデータを読み出してモデム側に送
出する。■リードポインタの指示アドレスのメモリセル
にダミーデータを書き込んだ後に、リードポインタの指
示値をインクリメントさせる。このような割込処理を、
読出データが終了するまで(リードポインタの指示値が
ライトポインタの指示値になるまで)各メモリセル毎に
繰り返し行なう。このように、本発明方法を実施する場
合、初期状態においてモデムバッファの全てのメモリセ
ルにダミーデータの書き込みをしておけば、符号化デー
タが既に書き込まれた次のアドレスを指示しているライ
トポインタを、付加すべきダミーデータに応じた値だけ
スキップさせるだけで瞬時に符号化データにダミーデー
タを付加することが可能となる。そして、このような本
発明では、付加すべきダミーデータが長くなるほど、従
来のようにダミーデータをソフト処理によって逐一書き
込む場合に比べて、処理速度を向上させることができる
。また、モデムバッファからモデム側にデータが読み出
される毎にダミーデータが書き込まれて次のデータの書
き込み準備が行なわれるので、データが読み出されたメ
モリセルはデータの書込に再使用できる。
【0012】図3は、上述した本発明方法を実施するた
めのファクシミリ装置の要部構成例をブロック図をもっ
て示したもので、図において、10は各部の信号処理を
行なう信号処理部、11は光源(不図示)で照射された
送信原稿の反射光を1ライン毎に読み取って2値化され
た画像データを出力する撮像素子、12は撮像素子で得
られた画像データをランレングスデータに変換するラン
レングス変換部、13はランレングスデータ値を積算す
るランレングスカウンタ、14は符号化テーブル15を
参照してランレングスデータを符号に変換する符号化回
路である。16は符号化されたデータを一時的に記憶す
る符号レジスタ、17は符号化データの符号長を減算カ
ウントする符号長カウンタ、18は1ライン分の符号化
データの符号長を積算するライン符号長カウンタである
。また、19は符号化データを1バイト毎にモデムバッ
ファ20に転送するテンポラリバッファ、21はモデム
バッファ20に記憶された画像データを読み出して変調
した画像信号を電話回線Lに送出するモデム、22はモ
デムバッファ20のライトアドレスを指示するライトポ
インタ及びリードアドレスを指示するリードポインタを
形成するポインタレジスタである。
【0013】ランレングス変換部12は、図4に示した
ように、撮像素子11で読み取られた送信原稿Pの1ラ
インL1の画像データを白ラン及び黒ラン毎にランレン
グスに分解したランレングスデータを求め、信号処理部
10の指示に応じて、白ラン450、黒ラン90・・・
などのランレングスデータを順次出力するようになって
いる。また、ランレングスカウンタ13は、ランレング
ス変換部12からランレングスデータが出力される毎に
そのデータ値を積算し、積算値が1ライン分の画像デー
タ長(A4定尺紙サイズでは1728ビット)になると
、信号処理部10にライン終了信号を出力する。符号長
カウンタ17は、信号処理部10に伝送された符号化デ
ータのデータ長の値にセットされ、信号処理部10によ
って符号レジスタ16からテンポラリバッファ19に1
バイトの符号データが転送される毎に減算を行なう動作
をする。ライン符号長カウンタ18は、符号化回路14
から符号化データが出力される毎に、信号処理部10で
求められた符号化データのデータ長を積算し、1ライン
分の符号化が終了したときの符号化データ長をカウント
する。ポインタレジスタ22は、図2で説明したように
、モデムバッファ20に既にデータが書き込まれたメモ
リセルの次のアドレスを指示するライトポインタと、次
にデータの読出を開始するアドレスを指示するリードポ
インタを有しており、信号処理部10によってアドレス
が順次インクリメントされてモデムバッファの最終アド
レスに至ると、再び先頭アドレスに戻るようにされてい
る。
【0014】このような構成のファクシミリ装置1の動
作を、図5及び図6のフローチャートを参照して説明す
る。 1.モデムバッファ20への符号化データの書込処理動
作(図5ステップ300〜315参照)。■ライン符号
長カウンタ18及びランレングスカウンタ13のカウン
ト値を0に初期設定する。■信号処理部10では、符号
化テーブル15を参照してEOL符号を読み出し、読み
出したEOL符号を符号レジスタ16、テンポラリバッ
ファ19を介してライトポインタで指示されるアドレス
のモデムバッファ20に1バイト毎に転送して、ライト
ポインタをインクリメントする。■信号処理部10では
、ランレングス変換回路12に制御信号を伝送し、先頭
のランレングスデータを符号化回路14に伝送して符号
化を行なわせ、符号化されたデータを符号レジスタ16
に格納する。■信号処理部10では、符号レジスタ16
に格納した符号化データの符号長データを求めて符号長
カウンタ17にセットするとともに、求めた符号長デー
タをライン符号長カウンタに加算する。■信号処理部1
0では、符号レジスタに格納された符号化データのうち
、1バイト分をテンポラリバッファ19を介してモデム
バッファ20のライトポインタで指示されるアドレスに
転送して書き込み、この後、ライトポインタの指示アド
レスをインクリメントするとともに符号長カウンタ17
のカウント値をデクリメントする一連の動作を、符号長
カウンタ17のカウント値が0になるまで繰り返して行
う。これによって、1つのランレングスデータに対応し
た符号がモデムバッファに書き込まれる。■この後、信
号処理部10では、ランレングスカウンタ13に制御信
号を出力して、ランレングス変換部12から出力されて
いるランレングスデータをランレングスカウンタ13に
加算させ、ランレングスカウンタ13からライン終了信
号が出力されるか否か監視する。■監視の結果、ランレ
ングスカウンタ13のカウント値が規定ランレングス(
1728ビット)に達しておらずライン終了信号が出力
されないときには、上記■に戻って同一動作を繰り返し
て行う。■このようにして符号化データの書込処理を繰
り返し、ランレングスカウンタ13のカウント値が規定
ランレングスに達してライン終了信号が出力されると、
信号処理部10では、ライン符号長カウンタ18のカウ
ント値を参照し、そのカウント値が1ラインの最小デー
タ長に達していないときには、その差分だけポインタレ
ジスタ22のライトポインタの指示値をスキップさせる
。しかし、ライン符号長カウンタ18のカウント値が規
定値に達しているときには、ライトポインタのスキップ
を行わず、この後に、ページエンドでないときには、再
び上記■の動作に戻るが、ページエンドであれば書込処
理を終了する。上記動作を行なうことによって、送信原
稿の各ラインの符号化された画像データが順次モデムバ
ッファに蓄積されるが、このモデムバッファへのデータ
の書込処理が行われている最中に、割込処理によって、
モデムバッファからのデータの読出処理が実行される。
【0015】2.モデムバッファ20からの画像データ
の読出処理動作(図6ステップ400〜404参照)。 ■モデム21から信号処理部10に割込信号を出力する
と、信号処理部10では、上述した画像データの書込処
理を中断し、モデムバッファ20のリードポインタの指
示アドレスの1バイト分のデータをモデム21に出力し
て電話回線へ送出させる。■続いて、信号処理部10で
は、リードポインタの指示アドレスにダミーデータ(0
信号の連続で成るフィル信号)を書き込んだ後、リード
ポインタの指示アドレスとライトポインタの指示アドレ
スとが同一でなければ、リードポインタの指示アドレス
をインクリメントするが、両ポインタの指示アドレスが
同一のときにはリードポインタのインクリメントを行わ
ない。これら■,■の動作を、割込信号が出力される毎
に、モデムバッファ20の画像データが全て読み出され
て送信されるまで繰り返して行なう。尚、上記説明では
、リードポインタとライトポインタの指示アドレスが同
一になると、読み出しを行ってもリードポインタのイン
クリメントを行わないようにされているが、この処理に
よって、自動的に同一アドレスのフィル信号が繰り返し
てモデムから送出されるので、例えば、送信原稿の読取
処理が紙づまりなどの原因で遅れたような場合でも、送
信されるフィル信号によって、直ちにエラーが発生する
ことを防止することができる。
【0016】このように、本発明方法を実施するための
ファクシミリ装置によれば、符号化データに付加すべき
ダミーデータ長に応じた分だけライトポインタの指示ア
ドレスをスキップするだけで、瞬時に符号化データにフ
ィル信号を付加させることが可能となり、また、モデム
バッファからモデム側にデータが読み出される毎にダミ
ーデータが書き込まれて次のデータの書込セルとしての
準備が行なわれるようになっているので、所定容量のリ
ングメモリなどをモデムバッファとして有効に利用する
ことができる。
【0017】以上の説明では、1ライン毎の画像データ
の伝送時間を、規定された最小伝送時間に合致させるよ
うにフィル信号を付加する場合について述べたが、この
ような構成は、受信側の受信バッファメモリ容量が少な
い場合に有効であるが、符号化データ長が最小データ長
に比べて非常に長い場合もあるため、必ずしも、各ライ
ンを最小データ長にする必要がない場合も多い。従って
、受信側において、例えば、画像データの50ライン分
程度のデータを格納可能な受信バッファメモリを備えて
いる構成では、各ライン毎に逐一フィル信号を付加しな
くても、50ライン分の符号化データの後に、まとめて
必要量のダミーデータを付加させるような方法も可能で
ある。
【0018】図7は、このようなダミーデータの付加方
法を示したもので、モデムバッファには、1ライン毎の
符号化データがEOLで区切られて50ライン分順次格
納され、50ライン目の符号化データの後には、50ラ
イン分の印字、副走査に必要な時間調整を行なうために
必要な最低データ長から符号化データの合計データ長を
差し引いたダミーデータ(フィル信号)がまとめて付加
されるようになっており、1ライン毎にフィルを付加す
る場合に比べて処理を簡略化できる。従って、単にライ
トポインタの指示アドレスを必要な値だけスキップする
だけで瞬時にダミーデータを付加できるので、一層画像
データの処理速度の向上を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、1ラインの符号化されたデータ長が規定さ
れた最小データ長よりも短く、符号化データにダミーデ
ータを付加する必要がある場合でも、ライトポインタの
指示値をスキップするだけで瞬時にダミーデータを付加
させることができるので、従来のように逐一ダミーデー
タを書き込む処理に比べて、付加すべきダミーデータ長
が長くなるほど処理速度を向上させることが可能となり
、また、モデムバッファからデータを読み出すときには
自動的にダミーデータを書き込んで次のデータの書込準
備が行なわれるので、メモリ容量の規定されたモデムバ
ッファであってもメモリセルを繰り返し使用して有効に
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は本発明方法を説明するフロー
チャートである。
【図2】(A),(B)は本発明方法を模式的に示した
説明図である。
【図3】図1に示した本発明方法を実施するためのファ
クシミリ装置の要部構成例図である。
【図4】図3に示したファクシミリ装置におけるランレ
ングス変換部の動作説明図である。
【図5】図3に示したファクシミリ装置におけるモデム
バッファへの書込処理の動作を説明するフローチャート
である。
【図6】図3に示したファクシミリ装置におけるモデム
バッファからの読出処理の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】本発明方法とは異なる特殊なフィルの付加方法
の説明図である。
【図8】画像データの符号化の説明図である。
【図9】従来のモデムバッファの書込処理及び読出処理
の説明図である。
【図10】(A),(B)は、従来のモデムバッファの
書込処理及び読出処理を説明するフローチャートである
【符号の説明】
22  ポインタレジスタ(ライトポインタ、リードポ
インタ) 20  モデムバッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライトポインタで指示したモデムバッファ
    のアドレスに符号化データを格納する毎にライトポイン
    タをインクリメントし、1ライン分の符号化データの書
    込が終了したときには、1ラインの最小データ長を充た
    すために付加すべきダミーデータに応じたアドレス分だ
    けライトポインタをスキップさせる一方、リードポイン
    タの指すモデムバッファのアドレスよりデータを読み出
    す毎に、そのアドレスにはダミーデータを格納させてリ
    ードポインタをインクリメントさせることを特徴とする
    符号化データの伝送処理方法。
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