JPH04268130A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH04268130A
JPH04268130A JP2609491A JP2609491A JPH04268130A JP H04268130 A JPH04268130 A JP H04268130A JP 2609491 A JP2609491 A JP 2609491A JP 2609491 A JP2609491 A JP 2609491A JP H04268130 A JPH04268130 A JP H04268130A
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JP
Japan
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air
fan
temperature
area
control means
Prior art date
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Application number
JP2609491A
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English (en)
Inventor
Keiji Uenishi
上西 圭治
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Taikisha Ltd
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Taikisha Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/01Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station in which secondary air is induced by injector action of the primary air

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温調手段により温度調
整した空気を吹き出し口から空調対象域へ吹き出させる
ファンを設けた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き空気調和装置としては
、図7に示すように、空調対象域2の域内空気A1を取
り入れ口4から取り入れるとともに、その取り入れ空気
A1を吹き出し口6から空調対象域2へ吹き出させるフ
ァン7を設け、そして、ファン7から吹き出し口6へ至
る送出風路9に介装した温水コイル8Hや冷水コイル8
C等の温調手段8によりファン7からの送出空気A1(
すなわち、吹き出し口6から吹き出させる空気)を加熱
ないし冷却して温度調整するようにしたものがある(従
来例1)。
【0003】また、図8に示すように、ファン7の吸引
作用により空調対象域2の域内空気A1を取り入れる主
取り入れ口4からファン7へ至る吸い込み風路に温調手
段8を介装するとともに、その吸い込み風路において温
調手段8よりも下流側に、上記の主取り入れ口4と同様
にファン7の吸引作用により空調対象域2の域内空気A
2を取り入れる副取り入れ口13を設け、もって、温調
手段8により加熱ないし冷却して温度調整した空気A1
に対し副取り入れ口13からの取り入れ空気A2を混合
したものA3をファン7により吹き出し口6から空調対
象域2へ吹き出させるようにしたものがある(従来例2
)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例1
の装置では、温調手段8により加熱ないし冷却して温度
調整した空気A1をそのまま吹き出し口6から空調対象
域2に吹き出させるため、温調手段8の加熱量ないし冷
却量を大きくして大きな冷暖房負荷(特に、冷暖房運転
立ち上がり時や調整目標域内温度の設定変更時等におけ
る冷暖房負荷)に対処するのに、空調対象域2の域内温
度Trと吹き出し口6からの吹き出し空気温度Toとの
間にかなり大きな温度差dTを生じ、このため、空調対
象域2における在域者が吹き出し空気A1に晒されるこ
とに暑さ寒さを感じたり、また、不快を感じたりする問
題があった。
【0005】また、従来例1の装置において上記問題の
解消を図るに、温調手段8の同等加熱量ないし冷却量に
対しファン7の送風量を増大させて吹き出し空気量を大
きくすることにより、域内温度Trと吹き出し空気温度
Toとの温度差dTを小さなものとするといったことも
行われるが、この場合、ファン7に大容量のものが必要
となって、ファン消費動力、及び装置コストが嵩むとい
った問題が派生し、また、温水コイル8Hや冷水コイル
8C等の温調手段8についても、ファン送風量の増大に
伴う圧損の増大を回避するために温調手段8を大形にし
て空気通過断面積を大きく確保するといった付随的処置
が必要となっていた。
【0006】一方、従来例2の装置は、温調手段8によ
り温度調整した空気A1に対し副取り入れ口13から取
り入れた域内空気A2を混合することで吹き出し空気温
度Toと域内温度Trとの温度差dTを小さくして、そ
の温度差dTに起因する前述の暑さ寒さや不快の問題に
対処するようにしたものであるが、この装置についても
実質的には従来例1の装置における上述の解決手法と同
様に、温調手段8の同等加熱量ないし冷却量に対しファ
ン7の送風量を大きくすることで対処しているにすぎず
、この点やはり、ファン7に大容量のものが必要となっ
てファン消費動力、及び装置コストが嵩む問題があった
【0007】本発明は上記の実情に鑑み為されたもので
あり、その目的は、合理的な送風構成を採用することに
より、ファンの大容量化を回避しながら、吹き出し空気
温度と域内温度との温度差に起因する先述の如き暑さ寒
さや不快の問題の解消を図る点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による空気調和装
置の第1の特徴構成は、温調手段により温度調整した空
気を吹き出し口から空調対象域へ吹き出させるファンを
設けた構成において、前記ファンから前記吹き出し口へ
至る送出風路に、前記ファンからの送出空気の流動によ
り前記空調対象域の域内空気を誘引吸入して前記ファン
からの送出空気に混合させる誘引混合手段を設けてある
ことにあり、その作用・効果は次の通りである。
【0009】
【作用】つまり、上記の第1特徴構成においては、誘引
混合手段により誘引吸入した空調対象域内空気をファン
からの送出空気に混合して吹き出し口からの吹き出し空
気量を増量させることにより、そのような吹き出し空気
量の増量を行わないものに比べ、温調手段の同等加熱量
ないし冷却量に対して、吹き出し空気温度と域内温度と
の温度差が小さくなる。
【0010】また、上記誘引混合手段は、ファンから吹
き出し口へ至る送出風路においてファンからの送出空気
の流動により域内空気を誘引吸入してファンからの送出
空気に混合させるものであるから、上述の如く温調手段
の同等加熱量ないし冷却量に対し吹き出し空気量を増量
して吹き出し空気温度と域内温度との温度差を縮小する
にしても、ファンそのものの送風量(換言すれば、ファ
ン容量)は大きくすることなく吹き出し口からの吹き出
し空気量を増量でき、ファン諸元の変更が必要であると
しても、誘引混合手段での空気誘引吸入による空気送出
抵抗の増大に見合うだけの僅かなファン吐出圧上昇だけ
で済ませることができる。
【0011】
【発明の効果】以上作用の結果、本発明の第1特徴構成
によれば、ファン消費動力、及び装置コストの大きな増
大を招くファンの大容量化を回避して、省エネ面及び経
済面で有利にしながら、空調対象域において吹き出し空
気に晒される在域者が吹き出し空気温度と域内温度との
大きな温度差のために暑さ寒さを感じたり、また、不快
を感じたりするといったことを効果的に抑制・回避でき
て、快適性の面で空調性能を大きく向上し得るに至った
【0012】(本発明の第2及び第3特徴構成)本発明
による空気調和装置の第2の特徴構成は、ファンから吹
き出し口へ至る前記送出風路にベンチュリー管部分を設
けるとともに、そのベンチュリー管部分の管壁に形成し
た多孔部分を前記空調対象域に連通させて、前記誘引混
合手段を構成してあることにある。
【0013】つまり、この第2特徴構成によれば、ベン
チュリー管部分におけるファン送出空気の管内通過に伴
い、ベルヌーイの法則に従って上記多孔部分を介しての
管内部側への誘引吸入作用が生じ、そして、この誘引吸
入作用により、空調対象域からの域内空気吸入、及び、
その吸入域内空気の管内通過ファン送出空気に対する混
合が確実かつ効率良く行われる。
【0014】本発明による空気調和装置の第3の特徴構
成は、前記温調手段を前記誘引混合手段よりも上流側に
配置してあることにある。
【0015】つまり、温調手段を誘引混合手段と吹き出
し口との間(すなわち、誘引混合手段よりも下流側)に
配置する場合、温調手段が誘引混合手段でのファン送出
空気流動に対する抵抗となるため、誘引混合手段でのフ
ァン送出空気流動による域内空気誘引吸入機能が小さい
ものに制限されたり、また、誘引混合手段での吸入域内
空気混合後の大きな空気量を温調手段に通過させること
により生じる圧損増大を回避するにあたり、温調手段を
大形にして空気通過断面積を大きく確保するといった付
随的処置が必要となったりする。
【0016】この点、温調手段を誘引混合手段よりも上
流側に配置するという上記第3特徴構成を採用すれば、
誘引混合手段でのファン送出空気流動に対する抵抗を小
さいものとすることができて、誘引混合手段でのファン
送出空気流動による域内空気誘引吸入を効率の良いもの
とすることができ、これによって、所期の目的であるフ
ァンの大容量化を回避しながらの吹き出し空気温度と域
内温度との温度差縮小をより効果的に達成できる。また
、温調手段の通過空気量が誘引混合手段での吸入域内空
気混合による空気量増量以前の小さいものとなることで
、温調手段の大形化といった付随的が必要となるような
圧損の増大をも回避できる。
【0017】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0018】図1において1は冷暖房対象室2に対して
装備した天井隠蔽型のファンコイルユニットであり、天
井3に配設した主取り入れ口4から室内空気A1をユニ
ットケーシング5内に取り入れるとともに、その取り入
れ空気A1を天井3の縦壁部分に配設の吹き出し口6か
ら冷暖房対象室2に吹き出させるファン7、及び、その
ファン7の送出空気A1(すなわち、冷暖房対象室2に
吹き出させる空気)を加熱ないし冷却して温度調整する
温調手段8をユニットケーシング5に内装してある。
【0019】温調手段8としては、3管式あるいは4管
式の冷暖房方式を採用すべく冷水コイル8Cと温水コイ
ル8Hとをファン7からの送出風路9に直列に並べて配
置してあり、温度設定器10により人為設定される目標
室内温度Tsよりも室内温度Trが低温側となる負荷状
況では、制御器11が冷水コイル8Cに対する冷水供給
量調整弁Vcを閉弁した状態で、温水コイル8Hに対す
る温水供給量調整弁Vhを目標室内温度Tsと室温セン
サ12による検出室内温度Trとの偏差に応じ開度調整
してファン送出空気A1に対する温水コイル8Hの加熱
量を調整することで、室内温度Trを目標室内温度Ts
に調整維持し、また、目標室内温度Tsよりも室内温度
Trが高温側となる負荷状況では、制御器11が温水供
給量調整弁Vhを閉弁した状態で、冷水供給量調整弁V
cを目標室内温度Tsと室温センサ12の検出室内温度
Trとの偏差に応じ開度調整してファン送出空気A1に
対する冷水コイル8Cの冷却量を調整することで、室内
温度Trを目標室内温度Tsに調整維持する構成として
ある。
【0020】ファン7から吹き出し口6へ至る上記送出
風路9には、ファン7からの送出空気A1の流動により
室内空気A2を主取り入れ口4とは別の副取り入れ口1
3から誘引吸入して、その吸入室内空気A2をファン7
からの送出空気A1に混合させる誘引混合手段14を介
装してあり、その誘引混合手段14の具体的構成として
は、同図1及び図2、図3に示す如く、ファン送出空気
A1の流動方向に対して直交する方向に延びる切り起こ
し状のスリット孔aをファン送出空気流動方向に並べて
管壁に多数形成したベンチュリー管15をファン7から
の送出風路9に介装するとともに、そのベンチュリー管
15を囲む吸入室形成ボックス16を設け、そして、こ
の吸入室形成ボックス16と前記の副取り入れ口13と
を風路接続して、ベンチュリー管15の管壁における上
記多数スリット孔aの形成部分を副取り入れ口13を介
し冷暖房対象室2に連通させてある。
【0021】つまり、ベンチュリー管15におけるファ
ン送出空気A1の管内通過により、多数スリット孔aを
介しての管内部側への誘引吸入作用を生じさせ、この誘
引吸入作用により、室内空気A2を副取り入れ口13を
介し吸入室形成ボックス16内へ、かつ、吸入室形成ボ
ックス16内から多数スリット孔aを介しベンチュリー
管15内へ吸入させて管内通過ファン送出空気A1に混
合させるようにしてあり、そして、このように誘引混合
手段14により誘引吸入した室内空気A2をファン7か
らの送出空気A1に混合させることにより、温調手段8
の加熱量ないし冷却量に対し吹き出し口6からの吹き出
し空気A3の量を大きくして吹き出し空気温度Toと室
内温度Trとの温度差dTを極力縮小し、これによって
、冷暖房対象室2において吹き出し口6からの吹き出し
空気A3に晒される在室者が吹き出し空気温度Toと室
内温度Trとの大きな温度差dTのために暑さ寒さや不
快を感じるといたことを防止するようにしてある。
【0022】ベンチュリー管15の管壁に切り起こし状
のスリット孔aを多数形成するにあたっては、各切り起
こし舌片bを舌片先端側ほどファン送出空気流動方向の
下流側に位置する傾斜姿勢で管内部側へ起こしてあり、
これによって、ファン送出空気流動に伴う誘引吸入機能
を高めるようにしてある。
【0023】また、温調手段8は、それ自身が誘引混合
手段14でのファン送出空気流動に対する抵抗となって
誘引混合手段14における誘引吸入機能低下の要因とな
ることがないように、かつ、通過空気量を極力少量にし
て温調手段通過に伴う圧損を小さく抑えるように、誘引
混合手段14よりも上流側に配置してある。
【0024】図中、17は主取り入れ口4に設けたフィ
ルタ、18は副取り入れ口13に設けたフィルタである
【0025】次に、上記の如く構成したファンコイルユ
ニット1の冷暖房機能を一例を挙げて説明すると、今、
冷水供給量調整弁Vcを閉弁した状態での温水供給量調
整弁Vhの開度調整により温水コイル8Hの加熱量が調
整されて、室内温度Trがそのときの目標室内温度Ts
である25℃に保たれている定常暖房状態において、在
室者が目標室内温度Tsを25℃から21℃に設定変更
した場合を想定すれば、この設定変更に対し制御器11
は温水供給量調整弁Vhを閉じて温水コイル8Hへの温
水供給(例えば45℃の温水)を断ち、一方、冷水供給
量調整弁Vcを開いて冷水コイル8Cへの冷水供給(例
えば8℃)を開始し、これによって、ファンコイルユニ
ット1は室内温度Trを現状の25℃から新たな目標室
内温度Tsである21℃へ早期に調整するための空気冷
却運転状態(一時的冷房状態)に入る。
【0026】そして、この空気冷却運転の開始により、
主取り入れ口4から取り入れられた25℃の室内空気A
1が冷却コイル8C通過により例えば17℃にまで冷却
されるとすると、前記の誘引混合手段14がない場合に
は、17℃の空気がそのまま吹き出し口6から室内に吹
き出されるため、室内温度Trは未だ所望の21℃に至
っていないにもかかわらず、吹き出し空気に晒される在
室者が空気冷却運転の開始当初、8℃degという吹き
出し空気温度17℃と室内温度25℃との大きな温度差
dTのために寒さを感じるといったことが生じる。
【0027】ここで、ファン7の送風量を大きくしたり
、また、冷水コイル8Cに対する供給冷水の温度を高く
することにより、吹き出し空気温度Toと室内温度Tr
との温度差dTを縮小するといったことも考えられるが
、ファン7の送風量を大きくする場合、ファン7を大容
量のものに変更しなければならないためファン消費動力
や装置コストが嵩むとともに、ファン送風量の増大に伴
う圧損の増大を回避するために冷水コイル8C及び温水
コイル8Hを大形にしてコイルの空気通過断面積を大き
くするといったことも必要となり、また、冷水コイル8
Cに対する供給冷水の温度を高くする場合、単に供給冷
水の温度を高くするだけでは冷却能力が小さくなって室
内温度Trを所望の目標室内温度Tsに調整するのに要
する時間が長くなることから、やはり冷水コイル8C及
びファン7夫々の大容量化が合わせ必要になるとともに
、必要冷水供給量が大きくなることで冷水供給ポンプの
大容量化、及び、冷水配管の大径化といったことまで必
要となる(尚、このことは、温水コイル8Hに対する供
給温水の温度を低くして、空気加熱運転時における吹き
出し空気温度Toと室内温度Trとの温度差dTの縮小
を図る場合についても同様である)。
【0028】この点、前述の誘引混合手段14を設けた
本例のファンコイルユニット1では、主取り入れ口4か
ら取り入れた25℃の室内空気A1を冷却コイル8C通
過により17℃にまで冷却する同一条件においても、誘
引混合手段14により副取り入れ口13から誘引吸入し
た25℃の室内空気A2を冷水コイル8C通過後の17
℃のファン送出空気A1に対し混合することにより、上
記の如きファン7の大容量化や冷水コイル8Cの大形化
・大容量化、あるいは、冷水供給ポンプの大容量化や冷
水配管の大径化といったことを回避しながら、吹き出し
空気温度Toを室内温度25℃との温度差dTが小さい
例えば20℃といった、吹き出し空気A3に晒される在
室者があまり寒さを感じない程度のものとすることがで
きる。
【0029】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0030】誘引混合手段14を構成するベンチュリー
管部分15の具体的構造は、図4に示す如く、多孔の管
壁材として金網15aを用いる構造や、あるいは、図5
に示す如く、多孔の管壁材として布地15bを用いると
ともに、この布地15bを支えるワイヤ製等の心材15
cを設ける構造を採用する等、種々の構成変更が可能で
ある。
【0031】尚、ベンチュリー管部分15の多孔管壁材
として上記の金網15aや布地15bを用いる場合、こ
れら金網15aや布地15bを誘引吸入空気A2に対す
るフィルタに兼用できる。
【0032】誘引混合手段14を構成するに、図3、図
4、図5に示す如き形状・構造のベンチュリー管構成を
採用するに代えて、図6に示すように、空調対象域2に
連通させたボックス16をファン7から吹き出し口6へ
至る送出風路9に介装するとともに、このボックス16
内において、吹き出し口6への下流側送出風路9bの入
口と、その入口に対してファン送出空気A1を吹き込む
ノズル14aとを同芯状に対向させ、もって、このノズ
ル14aにより下流側送出風路9bの入口に対してファ
ン送出空気A1を吹き込むことに伴い、下流側送出風路
9bの入口とノズル14aとの間の環状隙間14bから
空調対象域1の域内空気A2を誘引吸入して、その吸入
域内空気A2をノズル14aからの噴出ファン送出空気
A1に対し混合させる構成を採用してもよく、ファン7
からの送出空気A1の流動により誘引吸入作用を生じる
ものであれば、種々の方式を採用できる。
【0033】温調手段8は、冷水コイル8Cや温水コイ
ル8Hに限定されるものではなく、冷却用としては冷媒
にブラインを用いるコイルや直膨コイル、また、加熱用
としては蒸気コイルや電熱ヒータ、あるいは、熱媒に燃
焼ガスを用いるヒータ等、種々のものを適用でき、又、
温調手段8は、加熱及び冷却を択一的に行えるものに限
らず、加熱専用あるいは冷却専用のものであってもよい
【0034】温調手段8は、場合によって誘引混合手段
14よりも下流側に配置したり、あるいは、ファン7よ
りも上流側に配置してもよい。又、ファン7を内装する
ケースに対し延設ダクトを介し接続した別ケースに温調
手段8を内装する構成としてもよい。
【0035】ファン7の吸引作用により取り入れる空気
A1は、空調対象域2の域内空気に限定されるものでは
なく、外気と域内空気との混合気、あるいは、外気のみ
であってもよく、また、他の空調機をもって一次処理し
た空気と域内空気との混合気、あるいは、一次処理空気
のみであってもよい。。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明が
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体装置構成を示す断面図
【図2】要部の断面図
【図3】要部の斜視図
【図4】別実施例を示す要部の斜視図
【図5】別実施例を示す要部の斜視図
【図6】別実施例を示す要部の断面図
【図7】従来例を示す装置構成図
【図8】他の従来例を示す装置構成図
【符号の説明】
2      空調対象域 6      吹き出し口 7      ファン 8      温調手段 9      送出風路 14    誘引混合手段 15    ベンチュリー管部分 A1    ファン送出空気 A2    域内空気

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  温調手段(8)により温度調整した空
    気を吹き出し口(6)から空調対象域(2)へ吹き出さ
    せるファン(7)を設けた空気調和装置であって、前記
    ファン(7)から前記吹き出し口(6)へ至る送出風路
    (9)に、前記ファン(7)からの送出空気(A1)の
    流動により前記空調対象域(2)の域内空気(A2)を
    誘引吸入して前記ファン(7)からの送出空気(A1)
    に混合させる誘引混合手段(14)を設けてある空気調
    和装置。
  2. 【請求項2】  前記送出風路(9)にベンチュリー管
    部分(15)を設けるとともに、そのベンチュリー管部
    分(15)の管壁に形成した多孔部分を前記空調対象域
    (2)に連通させて、前記誘引混合手段(14)を構成
    してある請求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】  前記温調手段(8)を前記誘引混合手
    段(14)よりも上流側に配置してある請求項1又は2
    記載の空気調和装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154960A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Mitsubishi Electric Corp グリル調理器およびこれを用いた誘導加熱調理器
JP2014004947A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Denso Corp 送風装置
WO2014194764A1 (zh) * 2013-06-03 2014-12-11 海尔集团公司 空调送风装置防凝露的方法

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