JPH04265786A - 感圧記録シート用マイクロカプセル - Google Patents

感圧記録シート用マイクロカプセル

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JPH04265786A
JPH04265786A JP3045530A JP4553091A JPH04265786A JP H04265786 A JPH04265786 A JP H04265786A JP 3045530 A JP3045530 A JP 3045530A JP 4553091 A JP4553091 A JP 4553091A JP H04265786 A JPH04265786 A JP H04265786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcapsule
pressure
sensitive recording
microcapsules
recording sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3045530A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sasahara
笹原 健二
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子供与性発色剤と電
子受容性化合物の発色反応を利用した感圧記録シート用
マイクロカプセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】感圧記録シートは、ほぼ無色の電子供与
性染料(以下発色剤と称する)を適当な溶媒に溶解し、
その油滴をマイクロカプセル化したマイクロカプセルを
含むマイクロカプセル層を支持体上に塗布した上葉紙、
電子受容性化合物(以下顕色剤と称する)を含む顕色層
を他の支持体上に塗布した下葉紙、及び場合によっては
、支持体上の一方の面にマイクロカプセル層を、他面に
顕色剤層を塗布した中葉紙の組み合わせよりなるもの、
あるいは支持体の同一面に前記のカプセルと顕色剤が含
有されたもの、あるいは支持体中に前記のカプセルか顕
色剤の一方が含有され、他の一方が塗布されたもの等が
ある。これらの感圧記録シートは、例えば米国特許第 
2,505,470号、同 2,505,489号、同
 2,550,471号、同 2,730,457号、
同3,418,250号、等に記載されている。
【0003】感圧記録シート用マイクロカプセルの製造
方法としては、コアセルベーション法、界面重合法、i
n−situ重合法等が知られている。コアセルベーシ
ョン法については米国特許第 2,800,457号、
同2,800,458号、同 3,687,865号等
に、界面重合法については米国特許第 3,429,8
27号、同 3,577,515号、同 3,886,
085号等に、in−situ重合法については米国特
許第 3,726,804号、同 3,796,669
号等に記載されている。これらのうち多価イソシアネー
トと水、多価アミン類あるいは多価アルコール類と反応
させたポリウレタンウレア膜を使用する界面重合法、i
n−situ重合法によるマイクロカプセルが近年注目
されている。ポリウレタンウレア膜を使用したマイクロ
カプセルは、従来広く用いられていたゼラチンによるコ
アセルベーション法のマイクロカプセルに比べて、高濃
度カプセル液が得られる、カプセルの耐水性に優れる、
カプセル化が短時間でできるなどの特長を有している。 しかしながら従来知られているポリウレタンウレア膜を
使用したマイクロカプセルは、次のような欠点を有して
いる。 1)耐溶剤性が不十分である。 有機溶剤との接触または有機溶剤雰囲気下におかれるこ
とにより、カプセル内の芯物質が抽出されてしまう。 2)耐熱性が不十分である。 カプセルシートを高温で保存すると、カプセル内の芯物
質がカプセル外に漏れてしまう。
【0004】また、マイクロカプセルの壁材料として、
芳香族多価イソシアネートと脂肪族イソシアネートの使
用や芳香族多価イソシアネート、脂肪族イソシアネート
と多価アミンを使用することが特開昭63−33474
 号、同58−3898号公報で提案されているが、耐
溶剤性や耐熱性等でやや問題がある。
【0005】さらにまた、疎水性液体に溶解した電子供
与性発色剤の溶液をマイクロカプセル中に芯物質として
含む感圧記録シート用マイクロカプセルにおいて、該マ
イクロカプセルの壁が芳香族系多価イソシアネートとし
てカルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネー
トを使用したもの(特開平2−34386 号)とポリ
メチレンポリフェニルイソシアネートを使用したもの(
特開昭56−11374 号)が提案されている。これ
らのマイクロカプセルは重合度の高い三次元的網目状の
緻密で強固な壁膜が形成されているため耐圧性が優れた
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、約
 180℃の熱定着工程を必要とするNIP(Non 
Impact Printer)用感圧紙が伸長してき
て、NIP用で使用するマイクロカプセルは、より強い
耐熱性が要求されている。本発明は、上記2つのカプセ
ル化方法に更に鋭意検討を加えた結果、マイクロカプセ
ルの壁材料中にエポキシ化合物を加えることによって耐
熱性が向上することを見出し本発明を達成するに至った
。従って本発明の目的は、耐溶剤性、耐熱性に優れたポ
リウレタンウレア膜を使用した感圧記録シート用マイク
ロカプセルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、疎水性
液体に溶解した電子供与性発色剤の溶液をマイクロカプ
セル中に芯物質として含む感圧記録シート用マイクロカ
プセルにおいて、該マイクロカプセルの壁が芳香族系多
価イソシアネートと脂肪族系多価イソシアネートとエポ
キシ化合物より形成され、芳香族系多価イソシアネート
としてカルボジイミド変性したジフェニルメタンジイソ
シアネート及び/又はポリメチレンポリフェニルイソシ
アネートを用いたことを特徴とする感圧記録シート用マ
イクロカプセルにより達成された。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
マイクロカプセルの壁は前記したように芳香族系多価イ
ソシアネート、脂肪族系多価イソシアネート及びエポキ
シ化合物より形成され、エポキシ化合物を加えることに
より、耐熱性が著しく向上した。
【0009】本発明において使用するエポキシ化合物と
は、炭素原子2個と酸素原子1個とからつくられる三員
環のエポキシ基を含有する化合物を表わす。エポキシ化
合物を加えることによって耐熱性が向上する理由として
、エポキシ化合物中のエポキシ基がウレタン結合と反応
して更に三次元網目状の緻密なカプセル壁が形成される
ためである。したがって、本発明で使用するエポキシ化
合物は油溶性でエポキシ基を1個以上有する化合物であ
れば特に限定されない。エポキシ化合物の具体的な例を
あげると、エピクロルヒドリン、シクロヘキセンオキシ
ド、1,2エポキシエチルベンゼン、酸化プロピレン、
フェニルグリシジルエーテル、ビスフェノールA系エポ
キシ化合物、ノボラック系エポキシ化合物、ポリフェノ
ール系エポキシ化合物などがあげられる。
【0010】本発明において使用するカルボジイミド変
性したジフェニルメタンジイソシアネートは、ジフェニ
ルメタンジイソシアネートに触媒として、燐系化合物、
例えばホスホリン、ホスホリデイン、ホスホリンオキサ
イドホスホリンサルファイド、メタルカーボニールを加
えることにより得ることができる。主成分としては、−
N=C=N−結合を有する、線状ポリカルボジイミドを
得るが、一部NCOの環状付加物であるウレトンイミン
を生じる。
【0011】また本発明で用いられるポリメチレンポリ
フェニルイソシアネートの具体的物質としては、例えば
トリフェニルジメチレントリイソシアネート、テトラフ
ェニルトリメチレンテトライソシアネート、ペンタフェ
ニルテトラメチレンペンタイソシアネート等が挙げられ
る。前記の各成分は一種類であってもよくまた二種類以
上用いてもよい。
【0012】本発明で用いられる脂肪族多価イソシアネ
ートの具体例をあげると、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、プロピレン−1,2−ジイソシアネート、ブチレ
ン−1,2−ジイソシアネート、エチリジンジイソシア
ネート、シクロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート
、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネートとトリメチロールプロパンの付加物、ヘキサ
メチレンジイソシアネートのビウレット体、ヘキサメチ
レンジイソシアネートのイソシアヌレート体、イソホロ
ンジイソシアヌレートのイソシアヌレート体などがある
。マイクロカプセルの壁材として多価イソシアネートと
エポキシ化合物の他に、多価ヒドロキシ化合物や多価ア
ミンを併用することもできる。
【0013】多価ヒドロキシ化合物の例としては、脂肪
族または芳香族の多価アルコール、ヒドロキシポリエス
テル、ヒドロキシポリアルキレンエーテル、多価アミン
のアルキレンオキサイド付加物等を挙げることができる
。これらのうち例えばエチレンジアミンのブチレンオキ
サイド付加物のような、アミンのアルキレンオキサイド
付加物が好ましい。
【0014】多価アミンとは分子中に2個以上  −N
H−基または−NH2基を有する化合物で親水性液体に
可溶なものをさす。多価アミンの例としては、脂肪族多
価アミン、芳香族多価アミン、脂環式多価アミン、複素
環状多価アミン等を挙げることができる。
【0015】本発明に用いられる発色剤としては、トリ
フェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合物
、フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化合
物、インドリルアザフタリド系化合物、ロイコオーラミ
ン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリフェニ
ルメタン系化合物、トリアゼン系化合物、スピロピラン
系化合物等があげられる。
【0016】疎水性液体としては天然又は合成油を単独
又は併用して用いることができる。溶媒の例として、灯
油、パラフィン、ナフテン油、アルキル化ビフェニル、
アルキル化ターフェニル、塩素化パラフィン、アルキル
化ナフタレン、ジアリールアルカン、フタル酸エステル
等をあげることができる。また親水性液体としては、保
護コロイド及び/または界面活性剤の水溶液が用いられ
る。保護コロイドとしては例えばゼラチン、アラビアゴ
ム、カゼイン、ナディウムカルボキシメチルセルロース
、澱粉、ポリビニルアルコール等の親水性高分子物質が
ある。界面活性剤としては例えばアルキルベンゼンスル
フォン酸、ポリオキシエチレン硫酸塩、ロート油のよう
なイオン性のものや、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレン、ソルビタン脂肪酸エステル
等のような非イオン性のものがある。マイクロカプセル
の体積平均粒径としては、2〜10μが好ましく、更に
好ましくは4〜8μである。
【0017】本発明で得られたマイクロカプセルは一般
の水溶性バインダー、ラテックス系バインダー及びカプ
セル保護剤例えば、セルロース粉末、澱粉粒子、タルク
等を添加して感圧記録シート用マイクロカプセル塗布液
を得る。
【0018】本発明の記録シートに用いられる発色剤と
反応する顕色剤の例としては、活性白土、フェノール樹
脂及び芳香族カルボン酸の金属塩等が挙げられる。
【0019】本発明の感圧記録紙用マイクロカプセルシ
ートは次に示す顕色剤シートを用いてその性能を試験し
た。〔顕色剤シートの調整〕〔分散液の調整〕3,5−
ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛15部、炭
酸カルシウム120 部、活性白土10部、酸化亜鉛2
0部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部と水 200部
を用い、サンドミルにより微粒化処理した分散液(A)
を得た。〔塗布液の調整〕分散液(A)300 部に1
0%PVA−117(クラレ製)水溶液 100部とカ
ルボキシ変性SBRラテックス(住友ノーガタック製、
SN307)7部(固形分として)を添加し、固形分濃
度が20%になるように加水調整し、塗布液を得た。〔
顕色剤シートの塗布〕この塗布液を50g/m2 の原
紙に 5.0g/m2 の固形分が塗布されるようにエ
アーナイフコーターにて塗布、乾燥し顕色剤シートを得
た。
【0020】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0021】実施例1 発色剤としてクリスタルバイオレットラクトン20gを
ジイソプロピルナフタレン 250gに溶解する。この
油性液に芳香族系多価イソシアネートとしてカルボジイ
ミド変性ジフェニルメタンジイソシアネート(三井東圧
化学社製、商品名「MDI−LK」)を8gとヘキサメ
チレンジイソシアネートのビウレット体(住友バイエル
ウレタン社製、商品名「スミジュールN3200」)8
gとエピクロルヒドリン3gを溶解して1次溶液を調製
した。 次に水 250gにポリビニルアルコール(けん化度8
8モル%、重合度約500 )30gを溶解し2次溶液
を調整した。 2次溶液を激しく撹拌しながら上記1次溶液を注ぎ室温
で水中油滴型エマルジョンを形成させた。オイルドロッ
プレットのサイズが 6.0μになったところで撹拌を
弱め、次いでこの乳化物中に20℃の水 220gを添
加した後、系の温度を徐々に60℃まで上昇させこの温
度で90分保った。このようにして得られたカプセル液
にポリビニルアルコールの15%水溶液 160g、カ
ルボキシ変性SBRラテックスを固型分にて40g、澱
粒粒子(平均粒径15μ)60gを添加した。次いで水
を添加して固型分濃度20%に調節し、塗布液を調整し
た。この塗布液を乾燥重量で 4.0g/m2 となる
ように 4.0g/m2 原紙上にエアーナイフ塗布機
にて塗布乾燥しマイクロカプセルシートを得た。
【0022】実施例2 実施例1において1次溶液の調整条件でエピクロルヒド
リン3gの代わりにフェニルグリシジルエーテル3gを
使用した以外は実施例1と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。
【0023】実施例3 実施例1において1次溶液の調整条件でエピクロルヒド
リン3gの代わりにビスフェノールA系エポキシ化合物
(油化シエルエポキシ社製、商品名「エピコート825
」)1gを使用した以外は実施例1と同様にしてマイク
ロカプセルシートを得た。
【0024】実施例4 実施例1において1次溶液の調整条件でカルボジイミド
変性ジフェニルメタンジイソシアネート8gの代わりに
ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(日本ポリウ
レタン社製、商品名「ミリオネートMR200」)8g
を使用した以外は実施例1と同様にしてマイクロカプセ
ルシートを得た。
【0025】実施例5 実施例1において1次溶液の調整条件でカルボジイミド
変性ジフェニルメタンジイソシアネート8gの代わりに
ポリメチレンポリフェニルイソシアネート8gを使用し
、エピクロルヒドリン3gの代わりにフェニルグリシジ
ルエーテル3gを使用した以外は実施例1と同様にして
マイクロカプセルシートを得た。
【0026】実施例6 発色剤としてクリスタルバイオレットラクトン20gを
ジイソプロピルナフタレン 250gに溶解する。この
油性液に芳香族系イソシアネートとしてカルボジイミド
変性ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレ
タン社製、商品名「ミリオネートMTL」)を8gとヘ
キサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体(
日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートEH」)8
gとアミンのアルキレンオキサイド付加物としてエチレ
ンジアミンのブチレンオキサイド付加物(エチレンジア
ミンに対するブチレンオキサイドの付加モル数16.8
モル、分子量1267)3gとエピクロルヒドリン6g
を溶解して1次溶液を調整した。次に水 250gにポ
リビニルアルコール(けん化度88モル%、重合度約5
00 )30gを溶解し2次溶液を調整した。2次溶液
を激しく撹拌しながら上記1次溶液を注ぎ室温で水中油
滴型エマルジョンを形成させた。オイルドロップレット
のサイズが 6.0μになったところで撹拌を弱め、次
いでこの乳化物中に水 220gとテトラエチレンペン
タミン 1.0gを添加し室温下で15分間撹拌した。 その後系の温度を60℃まで上昇させ、この温度で90
分保った。このようにして得られたマイクロカプセル液
を用い、あとは実施例1と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。
【0027】比較例1 実施例1において1次溶液の調整条件でエピクロルヒド
リンを使用しなかった以外は実施例1と同様にしてマイ
クロカプセルシートを得た。
【0028】比較例2 実施例4において1次溶液の調整条件でエピクロルヒド
リンを使用しなかった以外は実施例4と同様にしてマイ
クロカプセルシートを得た。
【0029】比較例3 実施例6において1次溶液の調整条件でエピクロルヒド
リンを使用しなかった以外は実施例6と同様にしてマイ
クロカプセルシートを得た。
【0030】上記各マイクロカプセルシートと顕色剤シ
ートを組み合わせて感圧記録シートとしての評価テスト
を行ない、その結果を第1表に記載した。なお評価テス
トは以下の方法により行なった。 1)発色性試験 各マイクロカプセルシートを顕色剤シートと重ねIBM
6747型電子タイプライターでアルファベット小文字
のmを連続的に打圧印字し発色させた。発色後1日経過
させた後、マクベスRD−918型濃度計で可視領域の
印字濃度D(typewriter)を測定した。 2)耐溶剤試験 各マイクロカプセルシートを約1秒間酢酸エチルに浸し
、自然乾燥後、顕色剤シートと重ね 300kg/cm
2 の加重をかけ発色させた。更に上記の溶剤処理を行
なわないフレッシュサンプルについても同様に発色させ
た。これらのサンプルの発色体の濃度をマクベスRD−
918型濃度計で可視領域の濃度を測定し、フレッシュ
サンプルに対する溶剤処理サンプルの濃度比を評価した
。 3)耐熱性試験 各マイクロカプセルシートを 180℃の熱板に 5.
0秒間接触させた後、顕色剤シートと重ね 300kg
/cm2 の加重をかけ発色させた。更に上記の熱処理
を行なわないフレッシュサンプルについても同様に発色
させた。これらのサンプルの発色体の濃度をマクベスR
D−918型濃度計で可視領域の濃度を測定し、フレッ
シュサンプルに対する熱処理サンプルの濃度比を評価し
た。得られた結果を表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明によるときは、表1の結果からも
明らかなように本発明のマイクロカプセルを用いた感圧
記録シートは、比較用のものに較べて耐溶剤性、耐熱性
に優れ、極めて良好な性能を有しNIPにも適している

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  疎水性液体に溶解した電子供与性発色
    剤の溶液をマイクロカプセル中に芯物質として含む感圧
    記録シート用マイクロカプセルにおいて、該マイクロカ
    プセルの壁が芳香族系多価イソシアネートと脂肪族系多
    価イソシアネートとエポキシ化合物より形成され、芳香
    族系多価イソシアネートとしてカルボジイミド変性した
    ジフェニルメタンジイソシアネート及び/又はポリメチ
    レンポリフェニルイソシアネートを用いたことを特徴と
    する感圧記録シート用マイクロカプセル。
  2. 【請求項2】  前記マイクロカプセルの壁が芳香族系
    多価イソシアネート、脂肪族系多価イソシアネート、エ
    ポキシ化合物及び多価アミンより形成されている請求項
    1記載の感圧記録シート用マイクロカプセル。
JP3045530A 1991-02-20 1991-02-20 感圧記録シート用マイクロカプセル Pending JPH04265786A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009531169A (ja) * 2006-03-30 2009-09-03 ゲーアーテー・マイクロエンカプセレイション・アクチエンゲゼルシャフト アセチレンカルバミド−ポリウレアポリマーを有するマイクロカプセルおよび制御放出のためのその製剤
JP2010194777A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Nippon Paper Industries Co Ltd 発色剤マイクロカプセル及びそれを用いた感圧複写紙

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