JPH04264233A - ポリマー材料の粘弾性を測定する方法及び装置 - Google Patents

ポリマー材料の粘弾性を測定する方法及び装置

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JPH04264233A
JPH04264233A JP3262161A JP26216191A JPH04264233A JP H04264233 A JPH04264233 A JP H04264233A JP 3262161 A JP3262161 A JP 3262161A JP 26216191 A JP26216191 A JP 26216191A JP H04264233 A JPH04264233 A JP H04264233A
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JP
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measuring
roll
wedge
work roll
rolled sheet
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JP3262161A
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English (en)
Inventor
Andreas Limper
アンドレアス リンパー
Walter Haeder
ヴァルター ヘーダー
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Werner and Pfleiderer Gummitechnik GmbH
Original Assignee
Werner and Pfleiderer Gummitechnik GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/30Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
    • B29B7/58Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29B7/72Measuring, controlling or regulating
    • B29B7/724Measuring, controlling or regulating for continuous roller mixers, e.g. calenders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/30Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
    • B29B7/34Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices
    • B29B7/52Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices with rollers or the like, e.g. calenders
    • B29B7/56Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices with rollers or the like, e.g. calenders with co-operating rollers, e.g. with repeated action, i.e. the material leaving a set of rollers being reconducted to the same set or being conducted to a next set
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    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/30Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
    • B29B7/58Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29B7/68Positioning of rollers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール間隙を形成する
ように互いに対向して配置される少なくとも2個の駆動
可能なロールを有する練りロール機であって、ポリマー
材料がロールドシートの形状で作業ロール上に配置され
ている練りロール機でポリマー材料の粘弾性を測定する
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック、ゴム等のポリマー材料は
、純粋な形態では加工できないのが通常である。このた
め添加剤、安定剤、場合によっては充填剤を混合しなけ
ればならない。この混合過程は、二重スクリュー式押出
し機、遊星式ロール押出し機、または単一スクリュー式
押出し機等の特別に構成されたスクリュー機械で連続的
に実施される。一方この混合過程の実施は、多くの場合
、非連続的にバッチ方式で作動する混合機で行うのが望
ましい。特に、材料を傷めないように混合過程を時間を
かけて行う場合がそうである。このため、例えばバッチ
方式で作動する内式混合機が使用される。このような混
合過程に引き続いて、別の混合過程が練りロール機で行
われる。この練りロール機での混合過程は、混合機の場
合に比べて低温で、場合によっては温度を降下させて実
施される。
【0003】連続的な混合方法においても、非連続的な
混合方法においても、材料はすべて混合過程の終了時に
狭い範囲で一定の性質を有している必要がある。連続的
な混合方法の場合には、通常加工機械の端部から材料に
直接接近することしかできないので、この場合の品質管
理は本来の混合過程に比べてかなり遅れて行われる。混
練機で材料を混合する場合の混合過程は、混合過程に実
際に供給された出力の測定、温度の測定等が行われるの
で比較的明瞭に把握できる。しかし粘性、弾性等の材料
の特殊な性質の測定を混合過程中に行うことは不可能で
ある。次の練りロール機での混合過程では、練りロール
機の作業ロール上にあるロールドシートが視認できるの
で、材料の上記の性質を操作者が主観的に判断すること
が可能である。しかし、オンラインで行われる客観的な
測定方法は知られていない。
【0004】材料の粘性及び弾性をオンラインで判定す
ることには限度があるが、この限度は特にゴムを処理す
る際に大きな問題を生じさせる。なぜなら、生ゴム等の
ゴムの粘性は混合過程の当初著しく変動するからである
。この初期の粘性の変動は、混合過程終了後可能な限り
狭い範囲に減少させるべきである。従って、材料の実際
の性質を混合過程中に検出させる必要がある。
【0005】混練機、即ち内式混合機の出力データから
材料の実際の粘性を帰納的に推理する多くの試みがなさ
れている。例えば欧州特許公告第0172726号公報
からは、混合機の駆動装置の実際の入力と混合機内での
材料の温度とから材料の粘性を帰納的に類推し、特に粘
性の時間的な変化を類推することが知られている。しか
しながらこの種の測定方法には、測定された混合機内で
の温度及び出力経過のデータが強く変動するという欠点
がある。例えば、駆動装置に入力される電力はロータが
回転する間に著しく変動し、変動率は最大で50%であ
る。これは、この種の混合機は部分充填で作動されるか
らである。1回の混合サイクルにおいては、最大で名目
入力の220%だけ入力が変動する。1回の回転におけ
る入力の変動を適当な補正により滑らかな信号変化に変
換すると、これから得られる実際の値はあまり正確でな
い。特に問題なのは、閉じた混合機内での温度測定がほ
とんど不可能なことである。即ち多数の材料の粘性が高
いために、これに応じて温度センサが非常に安定でなけ
ればならず、これに応じてサイズを選定しなければなら
ない。一方、粘性が高いことにより比較的多量の熱流が
温度センサの尖端部から、通常は冷却されている混合機
の壁のほうへ流動することがある。このため、温度測定
に最大で±20℃の誤差が生じる。混合機は常時部分充
填で作動されているので、混合サイクル全体のなかで材
料が温度センサを洗浄しない。特に、生ゴム等の高粘性
の材料の場合には混合機の充填度が特に低いので、この
問題は非常に重要な問題として浮かび上がって来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、混合の結果
は混合機内での混合過程及び練りロール機での混合過程
の結果とみなすことができ、混合サイクルの終了時にお
ける混合段階での材料の性質のコントロール、場合によ
ってはその修正を練りロール機で行なうことができると
いう認識を前提とするものであり、その課題とするとこ
ろは、ポリマー材料の粘弾性を練りロール機にて測定す
るための方法及びこの方法を実施するための装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、方法においては、ロールドシートの材料を
、作業ロールの回転方向に先細りになっている測定間隙
であって、作業ロールと、該作業ロールの軸線に対して
ほぼ半径方向にロールドシートに圧入されている測定く
さびのくさび面とによって画成されている測定間隙を通
過させること、測定間隙の幅と、測定くさびに作用する
力とを検出することを特徴とし、装置においては、作業
ロールに対して供給可能な測定くさびが設けられている
こと、測定くさびに作用する力を測定するための少なく
とも1個の測定装置または測定くさびのロールドシート
内への侵入深さを測定するための測定装置が測定くさび
に連結されていることを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0009】図1に図示した練りロール機は、基礎フレ
ーム1を有している。基礎フレーム1からは、2個のロ
ールスタンド2が互いに平行に、互いに間隔を持って上
方へ突出している。各ロールスタンド2には2個のロー
ル軸受3,4が配置されている。2対のロール軸受3,
4には2本のロールが回転可能に支持されている。即ち
、図1において前方のロールとして図示されている作業
ロール5と、押圧ロール6とである。両ロール5,6は
、基本的には互いに平行で、通常は共通の水平面内に配
置される軸線7,8を有している。前部ロール軸受3は
、軸線7に対して横方向に、両軸線7,8によって張ら
れる面内を移動可能で、即ち軸線7に対して垂直に且つ
軸線8に対して垂直に移動可能である。従って、図2だ
けから認められるロール5,6の間のロール間隙9の間
隙幅aは調整可能である。ロール間隙の調整は、液圧を
付勢可能な線形的な調整駆動装置10を用いて行われる
。この調整駆動装置10は、両ロール軸受3と4の間に
係合する。二重矢印11は、作業ロール5の調整方向を
示すものである。
【0010】各ロール5,6は、固有の駆動モータ12
,13により駆動される。それぞれの駆動モータ12,
13にはそれぞれ伝動装置14,15が付設されている
。駆動モータ12,13は、それぞれ固有の軸受台16
,17上に配置されている。軸受台16,17は基礎フ
レーム1に装着されている。駆動モータ12,13に対
向する側には温度調整装置18が設けられている。 温度調整装置18からは管19,20が作業ロール5と
押圧ロール6に通じている。従ってロール5,6は温度
調整されている。ロールスタンド2には、軸線7,8に
平行に延びる案内棒21が装着されている。案内棒21
上には、切断装置22,23が移動可能に、且つ位置固
定可能に、且つ互いの間隔を調整可能に配置されている
。これらの切断装置22,23は、その作業ロール5側
にそれぞれローリングカッター24を担持している。 ローリングカッター24により、ローリング過程終了後
、作業ロール5上にあるロールドシート25からストラ
イプを切断することができる。この練りロール機はここ
まで述べてきた限りでは公知であり、市場で市販されて
いるものであり、例えばパンフレット“ゴム技術  ゴ
ム混練技術用高出力練りロール機”、発行番号FBG0
7.01/1−2.0+3.0+1.0+1.0+1.
0/2.0−VIII.89KODO、ドイツ連邦共和
国  D−5905  フロイデンベルク  ヴェルナ
ー  プフライダー  GmbH  &  Co  マ
シーネンバウから知られている。
【0011】図1には、ロールドシート25の材料の物
理学的データを測定するための測定装置26も図示され
ている。測定装置26の詳細を図2に示す。測定装置2
6は双腕のレバー27を有している。レバー27は、案
内棒21に平行に、従って軸線7,8に平行に延びる案
内棒28に、回動を示す矢印29の方向へ回動可能に配
置されている。案内棒28はロールスタンド2に固定さ
れている。さらにレバー27は、案内棒28に、該案内
棒28の長手方向に矢印30の方向へ移動可能に配置さ
れている。レバー27の長手軸線31は、図2に図示し
た供給位置では作業ロール5の軸線7に対して半径方向
へ延びている。双腕のレバー27は、長手軸線31に対
して屈曲した部分レバー32を有している。部分レバー
32の自由端には、供給駆動装置34として用いられる
ピストンシリンダ駆動装置のピストン棒33が枢着され
ている。供給駆動装置34のシリンダ35は、回動を示
す矢印36に応じて回動可能であり、且つ案内棒28に
平行に移動可能に支持棒37で支持されている。支持棒
37は、支持台38を介して基礎フレーム1で支持され
ている。ピストン棒33とは逆の側には、部分レバー3
2に隣接するように、止め板39が基礎フレーム1に取
り付けられている。止め板39によりピストン棒33の
最大走出運動が与えられる。双腕のレバー27の第2の
部分レバーは主レバー40を形成し、長手軸線31の方
向へ移動可能である。即ち、逆方向のねじ42,43を
備えたスピンドル41によって移動可能である。ねじ4
2,43は主レバー40の対応するねじスリーブ44,
45に係合し、従って主レバー40をその長手軸線31
の方向へ長さ調整可能である。
【0012】作業ロール5側のねじスリーブ45には力
測定装置46が支持されている。力測定装置46は、長
手軸線31の方向へ、従って軸線7に対して半径方向に
作用する力を測定する。この力測定装置46には、測定
くさび47が支持されている。測定くさび47の、長手
軸線31の方向において力測定装置46に作用する力は
、該力測定装置46によって検出される。測定くさび4
7は、作業ロール5に対して接線方向において力測定装
置48で支持されている。力測定装置48は、支持アー
ム49によりレバー27に装着されている。力測定装置
48は作業ロール5に対して接線方向50に、且つ作業
ロール5の回転方向51に関して測定くさび47の後方
に配置され、その結果そこで接線方向50にて測定くさ
び47に作用する力が測定される。力測定装置46,4
8は市販の装置であり、例えば圧電性水晶で作動し、そ
の電気的な特性が力に依存する変形により変化する力測
定ゲージである。同様に力測定装置46,48は、歪計
をベースにして作動することができる。重要なことは、
最大の力が生じた場合に、力測定装置46,48が数百
分の一ミリの範囲で変形し、その結果測定くさび47の
位置がほとんど変化しないことである。
【0013】さらに主レバー40には、温度測定装置5
2と距離測定装置53が取り付けられている。温度測定
装置52は、ロールドシート25の表面の温度を測定す
る。この温度測定装置52は、例えば赤外線測定装置で
ある。距離測定装置53は、作業ロール5の軸線7に対
して半径方向においてロールドシート25の厚さbを、
回転方向51に関して測定くさび47の後方で測定する
。測定くさび47はくさび面54を有している。くさび
面54は、該くさび面54が回転方向51にて作業ロー
ル5のほうへ傾斜しているような接線方向50に対して
角度cを成して延びている。測定くさび47の回転方向
51にて後方の端部にして測定くさび47の側壁55と
くさび面55との間に形成される尖端部56は、測定を
実施するためロールドシート25の中へ圧入されている
。測定くさび47の、回転方向51に関して前方の側壁
57と、くさび面54との間には、測定条件に関わらず
ロールドシート25に浸漬される挿入領域58が形成さ
れる。
【0014】その都度の測定データは、力測定装置46
,48,52,53から導線を介して制御装置63の入
力59,60,61,62へ送られる。制御装置63に
おいて測定データが検出され、処理され、制御出力64
,65,66,67から制御信号が駆動モータ12,1
3、位置調整駆動装置10、及び温度調整装置18に送
られる。
【0015】本発明による装置の作動は以下の通りであ
る。
【0016】作業ロール5は回転方向51にて回転する
。押圧ロール6は逆方向へ回転方向68に回転する。 作業ロール5には、処理されるべき材料69としてポリ
マー材料、例えばプラスチック、ゴム、特に生ゴムが載
せられる。処理されるべき材料69は既に混合機で予処
理されている。即ち混合機内で添加剤、その他の混合成
分、充填材料等が転化されており、混合されている。こ
の場合、混合機内ではすでに比較的高い均質率が達成さ
れている。練りロール機での混合は材料を傷めないよう
に、且つ混合機内の温度よりも低い温度で行う必要があ
る。材料は、作業ロール5上で、既に述べたロールドシ
ート25の形状にもたらされる。ロール間隙9では、両
ロール6,7の回転方向51,68は下方へ向けられて
おり、従ってロール間隙9の前方にして該ロール間隙9
の上方でいわゆる混練物が形成される。この混練物は材
料滞留部70である。材料は、ロールが回転すると常に
ロール間隙9を通過するように連行され、一方他の材料
はロールドシート25から材料滞留部70へ移行する。 即ち、ロールドシート25と材料滞留部70の間で常時
材料の交換が行われる。ロールドシートの平均の厚さd
は、主にロール間隙9の間隙幅aによって決定される。
【0017】標準的な混合過程は、測定くさび47が供
給されずに、即ち測定くさび47が回動して、ピストン
棒33がシリンダ35内へ走入しない状態で開始される
。諸々の測定を実施することができるように、供給駆動
装置34は液圧の作用を受ける。これにより、測定くさ
び47は図示した測定位置へ回動される。この場合測定
くさび47の位置は、止め板39によって予め設定され
ており、この位置では測定くさび47の長手軸線31は
軸線7に対して正確に半径方向に延びている。レバー2
7の長さ調整は、予め行うことができる。一方スピンド
ル41は、測定くさび47の供給状態でも長さを調整す
ることができる。これにより、尖端部56と作業ロール
5との距離eが変化する。この間隔eのこのような変化
は、測定中にも行うことができる。
【0018】材料69は、くさび面54と作業ロール5
の間に形成され回転方向51へ先細りになっているくさ
び状の測定間隙71へ送られる。測定間隙71の走入領
域58には複雑な流動横断面が形成される。この流動横
断面は、材料の粘弾性、牽引速度、幾何学的条件、材料
温度によるものである。生じた流力は、既に述べた方法
で力測定装置48によって測定され、制御装置63へ送
られる。温度測定装置52により、材料の温度が測定間
隙71の直前で測定される。距離測定装置53により、
ロールドシート25の厚さbが回転方向51にて所定の
間隔fで尖端部56の後方で、即ち測定間隙71の最も
狭い個所で測定され、これにより、尖端部56と作業ロ
ール5との間隔eと比較して材料の弾性に対する基準が
得られる。
【0019】力測定装置46,48による力の測定によ
り、測定間隙71で材料69に作用する延伸ひずみと剪
断ひずみとの総和が検出される。延伸ひずみは材料69
の弾性によるものであり、剪断ひずみは材料の粘性によ
るものである。材料の粘性と弾性とをミスチャージと区
別して正確に検出することができるように、距離測定装
置53を介して材料69の弾性に対する基準が得られる
【0020】測定値から制御信号が導出され、この制御
信号により駆動ロール5の回転数が調節される。同様に
、これとは異なる回転数に押圧ロール6が制御される。 この種の練りロール機では、両ロール5,6の回転数の
比が1とは異なる値に選定されるのが通常であるが、こ
の異なる比は摩擦と呼ばれる。この場合重要なことは、
両ロール5,6の相対速度によりロール間隙9内で大き
な応力と材料69のロールドシート内での転動とを得る
ために、両ロール5,6の周速が異なることである。さ
らに測定結果に基づいて調整駆動装置10を適宜制御す
ることによりロール間隙9の間隙幅aが調整される。温
度調整装置18は、場合によってはロール5,6の温度
を増減させるために制御される。
【0021】ロール間隙9に対する通常の間隙幅aは、
調整可能であれば、0.5mmないし50mmである。 一方通常の作動間隙幅aは0.5mmないし5mmであ
る。尖端部56とロール5の間隔eは、即ち最も狭い位
置での測定間隙71の幅は、間隙幅aの30%ないし9
0%であり、有利には50%ないし70%である。
【0022】測定装置の変形例を図1に示す(符号72
)。もちろん通常は測定装置26または測定装置72の
一方が設けられる。測定装置72は軸線7,8の上方に
設けられており、ロールスタンド2に取り付けられ軸線
7,8に平行に延在している案内棒73を有している。 案内棒73には、水平方向に延在する回動可能なレバー
74が装着されている。このレバー74には、作業ロー
ル5の軸線7に対して半径方向に延びる支持部材75が
装着されている。支持部材75の作業ロール5の端部に
は測定くさび76が装着されている。測定くさび76は
、測定くさび47と同様に構成されている。レバー74
には錘77が装着されている。従って測定くさび76は
所定の力でロールドシート25の中に圧入される。 案内棒73には、角度測定装置78が取り付けられてい
る。この角度測定装置78を用いてレバー74の角度位
置を測定することができ、これにより、レバー74の尖
端部と作業ロール5との間隔が測定される。図2に図示
した実施例では、一定に設定した測定間隙71により作
業を行い、この場合に生じる力を測定していたが、この
実施例では、錘77によって生じる力を一定に保持し、
測定間隙の大きさが測定される。温度測定装置と、材料
の弾性を検出する距離測定装置とは、図2の実施例と同
様に構成することができる。
【0023】両ロール5,6がそれぞれ固有の駆動モー
タ12,13によって駆動されずに、共通の駆動モータ
によって駆動される場合には、制御装置63の出力は調
整可能な伝動装置に接続され、該伝動装置により両ロー
ル5,6巻の摩擦を変化させることができる。
【0024】図3は、材料69の物理学的データをオン
ライン検出する原理を図示したもので、練りロール機を
制御し、内式混合機内での先行する混合過程に対する基
準値を変更するために用いられるものである。
【0025】測定くさび47及び測定くさび76の軸線
7,8の方向における長さは、この軸線7または8の方
向におけるロール5,6の長さhよりも極めて短い。即
ち長さgは、ロール5上にあるロールドシート25の長
さiよりも極めて短い。長さgは、長さhの1%ないし
15%の範囲である。
【0026】次に、本発明の有利な構成を列記しておく
【0027】(1)測定くさび(47)を測定間隙(7
1)の所定の幅(e)だけロールドシート(25)のな
かに圧入すること、ロールドシート(25)から測定く
さび(47)に半径方向に作用する力を検出することを
特徴とする方法。
【0028】(2)測定くさび(47)を測定間隙(7
1)の所定の幅(e)だけロールドシート(25)のな
かに圧入すること、ロールドシート(25)から測定く
さび(47)に接線方向に作用する力を検出することを
特徴とする、上記第1項に記載の方法。
【0029】(3)測定くさび(76)を所定の力でロ
ールドシート(25)のなかへ圧入すること、測定間隙
の幅を検出することを特徴とする方法。
【0030】(4)ロールドシート(25)の厚さ(b
)を所定の間隔(f)で作業ロール(5)の回転方向に
て測定間隙(71)の後方で検出することを特徴とする
、上記第1項から第3項までのいずれか1つに記載の方
法。
【0031】(5)ロールドシート(25)の温度を作
業ロール(5)の回転方向にて測定間隙(71)の前方
で検出することを特徴とする、上記第1項から第4項ま
でのいずれか1つに記載の方法。
【0032】(6)作業ロール(5)の方向へ位置調整
可能であることを特徴とする測定装置。
【0033】(7)測定くさび(47,76)の、作業
ロール(5)の軸線(7)方向における延在距離(g)
が、作業ロール(5)の長さ(h)のほぼ1%ないし1
5%であることを特徴とする、上記第6項に記載の測定
装置。
【0034】(8)測定くさび(47,76)が、回動
可能に支持されるレバー(27,74)に取り付けられ
、該レバー(27,74)は、作業ロール(5)の軸線
(7)に対してほぼ半径方向に該作業ロール(5)に対
して供給されるような位置へ回動可能であることを特徴
とする、上記第6項または第7項に記載の測定装置。
【0035】(9)測定くさび(47)が、供給駆動装
置(34)により、作業ロール(5)の軸線(7)に対
してほぼ半径方向の位置へ供給可能であることを特徴と
する、上記第6項から第8項までのいずれか1つに記載
の測定装置。
【0036】(10)測定くさび(47)が、作業ロー
ル(5)の軸線(7)に対して半径方向へ位置調整可能
であることを特徴とする、上記第8項に記載の測定装置
【0037】(11)測定くさび(47)が、作業ロー
ル(5)の軸線(7)に対して半径方向において該測定
くさび(47)に作用する力を測定する力測定装置(4
6)で支持されていることを特徴とする、上記第5項か
ら第10項までのいずれか1つに記載の測定装置。
【0038】(12)測定くさび(47)が、作業ロー
ル(5)の軸線(7)に対して接線方向において該測定
くさび(47)に作用する力を測定する力測定装置(4
6)で支持されていることを特徴とする、上記第5項か
ら第11項までのいずれか1つに記載の測定装置。
【0039】(13)レバー(74)が作業ロール(5
)の上方に配置され、所定の重さの錘(77)の作用を
受けていることを特徴とする、上記第6項または第7項
に記載の測定装置。
【0040】(14)レバー(74)に角度測定装置(
78)が付設されていることを特徴とする、上記第13
項に記載の測定装置。
【0041】(15)作業ロール(5)の回転方向(5
1)に関して測定間隙(71)の前方に温度測定装置(
52)が設けられていることを特徴とする、上記第6項
から第14項までのいずれか1つに記載の測定装置。
【0042】(16)作業ロール(5)の回転方向(5
1)に関して測定間隙(71)の後方に距離測定装置(
53)が設けられていることを特徴とする、上記第6項
から第15項までのいずれか1つに記載の測定装置。
【0043】(17)測定装置(46,48,52,5
3)が制御装置(63)の入力(59,60,61,6
2)に接続されていること、制御装置(63)の出力(
64,65,66,67)が、ロール(6,7)ための
少なくとも1個の駆動装置(12,13)及び/または
ロール間隙(9)を調整するための調整駆動装置(10
)及び/または温度調整装置(18)に接続されている
ことを特徴とする、上記第6項から第16項までのいず
れか1つに記載の測定装置。
【0044】
【発明の効果】練りロール機上にある材料の温度分布は
、混合機内での材料の温度分布とは異なり非常に一様で
ある。このことは特に、作業ロール上を回転しているロ
ールドシートの温度について言える。練れロール機が正
常に作動している場合には、ロールの回転方向にてロー
ル間隙の前方にて材料が滞留する。これが、いわゆる混
練物(Knet)である。この混練物の体積と物理学的
性質は変動的である。従ってロール間隙の圧力、ロール
の駆動モーメントのような積分値は、材料の粘性を判定
する上で制限的な重要性を持っているにすぎない。これ
に対して本発明は、測定装置をロールドシートに配置す
ることを提案するものである。これにより、材料の粘性
は、ロールドシートの表面全体にわたってほぼ一定であ
るような所定の温度で常に行なわれる。材料は、作業ロ
ールから測定間隙を通って搬送される。この測定間隙の
幅はロールの間隙よりもかなり狭い。従って、再生可能
なくさび間隙充填を前提とすることができる。発生した
流動力により、くさびは半径方向及び接線方向へ偏向さ
れる。この偏向は、適当な測定方法により測定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリマー材料の粘性を測定するための測定装置
の2つの実施例を併せて図示した練りロール機を示す図
である。
【図2】作業ロールの下方に配置される測定装置の詳細
を示す練りロール機の部分横断面図である。
【図3】本発明による測定原理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
5            作業ロール6      
      押圧ロール9            ロ
ール間隙25          ロールドシート47
,76    測定くさび 69          材料 71          測定間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロール間隙(9)を形成するように互
    いに対向して配置される少なくとも2個の駆動可能なロ
    ール(5,6)を有する練りロール機であって、ポリマ
    ー材料(69)がロールドシート(25)の形状で作業
    ロール(5)上に配置されている練りロール機でポリマ
    ー材料の粘弾性を測定する方法において、ロールドシー
    ト(25)の材料(69)を、作業ロール(5)の回転
    方向に先細りになっている測定間隙(71)であって、
    作業ロール(5)と、該作業ロール(5)の軸線(7)
    に対してほぼ半径方向にロールドシート(25)に圧入
    されている測定くさび(47,76)のくさび面(54
    )とによって画成されている測定間隙(71)を通過さ
    せること、測定間隙(71)の幅(e)と、測定くさび
    (47,76)に作用する力とを検出すること、を特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の方法を実施するため
    の装置において、作業ロール(5)に対して供給可能な
    測定くさび(46,76)が設けられていること、測定
    くさび(46,76)に作用する力を測定するための少
    なくとも1個の測定装置(46,48)または測定くさ
    び(76)のロールドシート(25)内への侵入深さを
    測定するための測定装置(78)が測定くさび(47)
    に連結されていること、を特徴とする装置。
JP3262161A 1990-10-12 1991-10-09 ポリマー材料の粘弾性を測定する方法及び装置 Pending JPH04264233A (ja)

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