JPH0425444A - 透湿性不織布複合シート - Google Patents
透湿性不織布複合シートInfo
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- JPH0425444A JPH0425444A JP13221290A JP13221290A JPH0425444A JP H0425444 A JPH0425444 A JP H0425444A JP 13221290 A JP13221290 A JP 13221290A JP 13221290 A JP13221290 A JP 13221290A JP H0425444 A JPH0425444 A JP H0425444A
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明の製品は表面が親木、吸水性であり、透湿性を有
し、しかも水を通しにくい高い耐水度を有しているため
、紙おむつなど衛生材料のカバー材料、作業衣、病院な
どで用いられる覆布(ドレープ)、ベツドシーツ、おね
しょマット、あるいは鮮度保持用包装材料など巾広い分
野で利用できる。
し、しかも水を通しにくい高い耐水度を有しているため
、紙おむつなど衛生材料のカバー材料、作業衣、病院な
どで用いられる覆布(ドレープ)、ベツドシーツ、おね
しょマット、あるいは鮮度保持用包装材料など巾広い分
野で利用できる。
〈従来の技術〉
メルトブローン(以下MBと記す)法によって得られる
不織布は、不織布を構成する単繊維の繊度(直径)が小
さい。したがって不織布の繊維間空隙が数ミクロン以下
にもなり得る。ポリプロピレンなど疎水性の樹脂からM
B不織布を作れば、通気性を有し乍ら、ある程度の防水
性、すなわち本発明で言う耐水度を有する不織布が得ら
れる。
不織布は、不織布を構成する単繊維の繊度(直径)が小
さい。したがって不織布の繊維間空隙が数ミクロン以下
にもなり得る。ポリプロピレンなど疎水性の樹脂からM
B不織布を作れば、通気性を有し乍ら、ある程度の防水
性、すなわち本発明で言う耐水度を有する不織布が得ら
れる。
一方MB不織布は構成繊維の分子配向が、汎用繊維に比
較して、進んでいないため強力が小さい。
較して、進んでいないため強力が小さい。
そのため特公昭60−11148に示されるごと<MB
不織布と強力を有するスパンポンド不織布とを融着一体
化し、作業衣や病院で用いられる手術衣、覆布(ドレー
プ)あるいは滅菌ラップなどに用いられている。このよ
うにMB不織布とスパンポンドとのはり合わせによって
、十分な強力を有し、通気性を持ち、しかも耐水度の大
きい複合シートを得ることはできる。しかし大きな耐水
度が要求される場合、シート表面は撥水性にならざるを
得ないのが現状である。たとえば耐水度65crrlを
有するポリプロピレンからなるMB不織布を親水油剤が
付与すれたナイロンスパンポンドでサンドインチ状には
さみ、三ツの層を融着一体した場合、確かに表面は親水
性となり吸液もあるが、耐水度は3cm程度にまで低下
してしまう。すなわち表面を親水性とすれば耐水度は低
下してしまうのが現状である。
不織布と強力を有するスパンポンド不織布とを融着一体
化し、作業衣や病院で用いられる手術衣、覆布(ドレー
プ)あるいは滅菌ラップなどに用いられている。このよ
うにMB不織布とスパンポンドとのはり合わせによって
、十分な強力を有し、通気性を持ち、しかも耐水度の大
きい複合シートを得ることはできる。しかし大きな耐水
度が要求される場合、シート表面は撥水性にならざるを
得ないのが現状である。たとえば耐水度65crrlを
有するポリプロピレンからなるMB不織布を親水油剤が
付与すれたナイロンスパンポンドでサンドインチ状には
さみ、三ツの層を融着一体した場合、確かに表面は親水
性となり吸液もあるが、耐水度は3cm程度にまで低下
してしまう。すなわち表面を親水性とすれば耐水度は低
下してしまうのが現状である。
〈問題を解決するだめの手段、作用〉
本発明者らは上述の問題を解決するため、鋭意検討を重
ねた結果、本発明を完成するにいたったものである。す
なわち、少なくとも一表面に表面の撥水度が70点以下
である親水性不織布で覆われており、該不織布層と耐水
度が50cm以上であるウェブを含む層とが平衝水分率
3%以下の接着性樹脂で不連続状に接着一体化されてい
ることを特徴とする親水性表面を有しかつ耐水度50c
m以上である透湿性不織布複合シートを提供しようとす
るものである。
ねた結果、本発明を完成するにいたったものである。す
なわち、少なくとも一表面に表面の撥水度が70点以下
である親水性不織布で覆われており、該不織布層と耐水
度が50cm以上であるウェブを含む層とが平衝水分率
3%以下の接着性樹脂で不連続状に接着一体化されてい
ることを特徴とする親水性表面を有しかつ耐水度50c
m以上である透湿性不織布複合シートを提供しようとす
るものである。
ここで撥水度はJIS L−1092(スプレー法)、
耐水度はJIS L−1092A法(低水圧法)、平衝
水分率はJIS L−1096でそれぞれ測定されるも
のである。
耐水度はJIS L−1092A法(低水圧法)、平衝
水分率はJIS L−1096でそれぞれ測定されるも
のである。
表面の撥水度が70点以下である不織布は各種の方法に
よって得ることができるが、木綿、レーヨン、ビニロン
あるいはナイロンなど平衝水分率が4%程度以上を有す
る繊維、あるいは、これらの繊維が混合された繊維から
湿式法やカード法、ランダムウェブ法なとの乾式法、さ
らにはスパンポンド法などによって容易に得ることかで
きる。また表面の繊維が疎水性のものであっても親水性
界面活性剤を付与するとか、親水性成分を練り込むこと
によっても撥水度70点以下の表面材を得ることができ
る。本発明において撥水度は少なくとも70点以下が好
ましいが、親水性、吸液性がとくに望まれる場合、撥水
度は30点より低いことがさらに望ましい。
よって得ることができるが、木綿、レーヨン、ビニロン
あるいはナイロンなど平衝水分率が4%程度以上を有す
る繊維、あるいは、これらの繊維が混合された繊維から
湿式法やカード法、ランダムウェブ法なとの乾式法、さ
らにはスパンポンド法などによって容易に得ることかで
きる。また表面の繊維が疎水性のものであっても親水性
界面活性剤を付与するとか、親水性成分を練り込むこと
によっても撥水度70点以下の表面材を得ることができ
る。本発明において撥水度は少なくとも70点以下が好
ましいが、親水性、吸液性がとくに望まれる場合、撥水
度は30点より低いことがさらに望ましい。
つぎに耐水度50cm以上を有する不織布はポリプロピ
レンに代表される、水分率が約0%であるポリオレフィ
ン系樹脂などをMB法によって不織布にすることによっ
て容易に得られる。この時、平均繊維直径を10ミクロ
ン以下、さらには数ミクロン以下にすれば高い耐水度を
有するMB不織布が得られる。またフラット熱カレンダ
ー処理することによって、透湿性や通気性を維持したま
ま、耐水度を向上させることも可能である。本発明に必
要な耐水度を有するMB不織布を得るためには、不織布
の目付は15g/m2以上が必要である。MB不織布を
構成する繊維の直径、熱カレンダーによる処理、目付な
どの要因を調整することによって透湿性や通気性を保持
したまま、耐水度を向上させることが可能であり、本発
明の効果は一層大きいものになる。
レンに代表される、水分率が約0%であるポリオレフィ
ン系樹脂などをMB法によって不織布にすることによっ
て容易に得られる。この時、平均繊維直径を10ミクロ
ン以下、さらには数ミクロン以下にすれば高い耐水度を
有するMB不織布が得られる。またフラット熱カレンダ
ー処理することによって、透湿性や通気性を維持したま
ま、耐水度を向上させることも可能である。本発明に必
要な耐水度を有するMB不織布を得るためには、不織布
の目付は15g/m2以上が必要である。MB不織布を
構成する繊維の直径、熱カレンダーによる処理、目付な
どの要因を調整することによって透湿性や通気性を保持
したまま、耐水度を向上させることが可能であり、本発
明の効果は一層大きいものになる。
本発明においてMBウェブはそのまま用いられてもよい
が、MBウェブとポリプロピレンスパンポンド、あるい
はポリプロピレン編織布など平衝水分率が0%に近い疎
水性材料などとの積層、またはMBウェブをこれら疎水
性材料でサンドインチ状にはさみ、融着一体化した積層
物を用いてもよい。
が、MBウェブとポリプロピレンスパンポンド、あるい
はポリプロピレン編織布など平衝水分率が0%に近い疎
水性材料などとの積層、またはMBウェブをこれら疎水
性材料でサンドインチ状にはさみ、融着一体化した積層
物を用いてもよい。
親水性の表面材とMBウェブを含む層とを一体化するに
は平衝水分率が3%以下、好ましくは1%以下である接
着性樹脂を、フィルム状にならない様、すなわち不連続
状に、表面材とMBウェブを含む層との間に介在させ加
圧、必要に応じて加熱加圧し、表面材とMBウェブを含
む層とを接着する。接着性樹脂には機能性官能基が導入
されているオレフィン系あるいはアクリル系樹脂などが
用いられる。接着は融着、粘着などを含め化学的あるい
は物理的方法、さらにはこれらの組合わせ機構によって
達成される。接着性樹脂に融点を有する熱可塑性樹脂を
用いる場合、その融点はMB樹脂の軟化点(示差熱分析
において変更が始まる温度)よりも低いことが好ましく
、また表面材の組成に熱可塑性繊維が含まれる場合、そ
の繊維の融点よりも低いことがさらに好ましい。
は平衝水分率が3%以下、好ましくは1%以下である接
着性樹脂を、フィルム状にならない様、すなわち不連続
状に、表面材とMBウェブを含む層との間に介在させ加
圧、必要に応じて加熱加圧し、表面材とMBウェブを含
む層とを接着する。接着性樹脂には機能性官能基が導入
されているオレフィン系あるいはアクリル系樹脂などが
用いられる。接着は融着、粘着などを含め化学的あるい
は物理的方法、さらにはこれらの組合わせ機構によって
達成される。接着性樹脂に融点を有する熱可塑性樹脂を
用いる場合、その融点はMB樹脂の軟化点(示差熱分析
において変更が始まる温度)よりも低いことが好ましく
、また表面材の組成に熱可塑性繊維が含まれる場合、そ
の繊維の融点よりも低いことがさらに好ましい。
接着性樹脂は本発明の複合シートが透湿性を失うことの
ないよう、連続的、すなわちフィルム状にならないよう
不連続的に表面材とMBウェブを含む層の間に介在させ
ることが必要である。また接着性樹脂の平衝水分率が3
%より大きい場合、得られる不織布複合シートの耐水度
が低下するので好ましくない。
ないよう、連続的、すなわちフィルム状にならないよう
不連続的に表面材とMBウェブを含む層の間に介在させ
ることが必要である。また接着性樹脂の平衝水分率が3
%より大きい場合、得られる不織布複合シートの耐水度
が低下するので好ましくない。
以下に本発明の内容を理解しやすくするために、実施例
を挙げて説明するが本発明はこれらの実施例のみに限定
されるものではない。
を挙げて説明するが本発明はこれらの実施例のみに限定
されるものではない。
実施例1
水分率が0%であるポリプロピレン樹脂からMB法によ
って、目付30g/m”、平均繊維直径が4ミクロンで
あるMBウェブを得た。このウェブを100℃で7ラツ
ト熱カレンダー処理し、厚み0.1mm。
って、目付30g/m”、平均繊維直径が4ミクロンで
あるMBウェブを得た。このウェブを100℃で7ラツ
ト熱カレンダー処理し、厚み0.1mm。
耐水度90c+n、軟化点115℃を有するMB不織布
を作った。
を作った。
一方親水性界面活性剤が付与されt;撥水度0点、目付
25g/m”を有するナイロンスパンホンドラ表面材と
して用意した。このナイロンスパンポンドの片側面に融
点91℃、平衝水分率0.01%であるエチレン酢ビ系
樹脂を約5mm間隔で、ドツト(水玉)状、すなわち不
連続状に、8g/m”の割合で塗布し tこ 。
25g/m”を有するナイロンスパンホンドラ表面材と
して用意した。このナイロンスパンポンドの片側面に融
点91℃、平衝水分率0.01%であるエチレン酢ビ系
樹脂を約5mm間隔で、ドツト(水玉)状、すなわち不
連続状に、8g/m”の割合で塗布し tこ 。
つぎに樹脂が塗布された面を内側として、上記MB不織
布をナイロンスパンポンドでサンドイッチ状にはさみ、
100°Cに加熱された熱ロールで加圧し乍ら連続的に
処理した。その結果、中心にMB不織布、両側表面にナ
イロンスパンポンドが配置されている三層積層の不織布
複合シートが得られI;。
布をナイロンスパンポンドでサンドイッチ状にはさみ、
100°Cに加熱された熱ロールで加圧し乍ら連続的に
処理した。その結果、中心にMB不織布、両側表面にナ
イロンスパンポンドが配置されている三層積層の不織布
複合シートが得られI;。
この不織布複合シートは両側表面ともに撥水度0点で、
吸水性があり、JIS L−1099A−1法による透
湿度は300g/m”・hrを示し、耐水度は88cm
を示した。
吸水性があり、JIS L−1099A−1法による透
湿度は300g/m”・hrを示し、耐水度は88cm
を示した。
かくして得られた不織布複合シートを病院用ベツドのマ
ットカバーとして用いたところ、むれ感もなく、ベツド
上にこぼれた液体を表面で吸収する一方、マットまでの
液体の通過を防止し、マットを汚すことはなかった。
ットカバーとして用いたところ、むれ感もなく、ベツド
上にこぼれた液体を表面で吸収する一方、マットまでの
液体の通過を防止し、マットを汚すことはなかった。
比較例1
実施例1において用いたMB不織布とナイロンスパンポ
ンドを実施例1と同様、MB不織布を中心とし、ナイロ
ンスパンポンドを両側に配置し、熱エムポスによって三
層を部分的、不連続的に融着一体化した。かくして得ら
れた不織布複合、シートは両側表面ともに親水性であり
、透湿性も有していたか、耐水度は5cmにまで低下し
ていた。
ンドを実施例1と同様、MB不織布を中心とし、ナイロ
ンスパンポンドを両側に配置し、熱エムポスによって三
層を部分的、不連続的に融着一体化した。かくして得ら
れた不織布複合、シートは両側表面ともに親水性であり
、透湿性も有していたか、耐水度は5cmにまで低下し
ていた。
このシートを実施例1と同様ベツドマットのカバーに用
いても、ベツド上でこぼれた液体はマットまで浸透し、
マットの汚れを防止することはできなかった。
いても、ベツド上でこぼれた液体はマットまで浸透し、
マットの汚れを防止することはできなかった。
実施例2
ポリプロピレン樹脂から、目付20g/m2、平均繊維
直径3.5ミクロン、軟化点105℃を有するMBウェ
ブを得た。このウェブを界面活性剤などが付与されてい
ない目付15g/m”を有するポリプロピレンスパンポ
ンドではさみ、エムポン面積が全面積の16%である不
連続パターンによって融着一体化した。得られたMBウ
ェブを含む層(三層積層品)は耐水度77cmを示した
。
直径3.5ミクロン、軟化点105℃を有するMBウェ
ブを得た。このウェブを界面活性剤などが付与されてい
ない目付15g/m”を有するポリプロピレンスパンポ
ンドではさみ、エムポン面積が全面積の16%である不
連続パターンによって融着一体化した。得られたMBウ
ェブを含む層(三層積層品)は耐水度77cmを示した
。
一方、レーヨンステープルより目付30g/m2、撥水
度0点である乾式不織布を得た。
度0点である乾式不織布を得た。
つぎに上記MBを含む層の上に融点85°C1平衝水分
率0.1%を有するエチレン・エチルアクリレート・無
水マレイン酸三元共重合体粉末を15g/m2の割合で
分散し、この上に乾式不織布を重合し90°C熱ロール
で両者を圧着した。
率0.1%を有するエチレン・エチルアクリレート・無
水マレイン酸三元共重合体粉末を15g/m2の割合で
分散し、この上に乾式不織布を重合し90°C熱ロール
で両者を圧着した。
得られた不織布複合シートのレーヨン乾式不織布側は優
れた吸水性を示し、透湿度320g/m”・hrを示し
、しかも耐水度75cmを示すものであった。
れた吸水性を示し、透湿度320g/m”・hrを示し
、しかも耐水度75cmを示すものであった。
〈発明の効果〉
本発明によれば表面が親水性であり、かつ透湿性であり
乍ら、高い耐水度を有する不織布複合シートを得ること
が可能であり、その利用価値は極めて大きい。
乍ら、高い耐水度を有する不織布複合シートを得ること
が可能であり、その利用価値は極めて大きい。
特詐出願人 株式会社 り ラ し
代 理 人 弁理士 水掻 堅
Claims (1)
- 少なくとも一表面に表面の撥水度が70点以下である親
水性不織布で覆われており、該不織布層と耐水度が50
cm以上であるウェブを含む層とが平衝水分率3%以下
の接着性樹脂で不連続状に接着一体化されていることを
特徴とする親水性表面を有しかつ耐水度50cm以上で
ある透湿性不織布複合シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13221290A JP2905558B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 透湿性不織布複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13221290A JP2905558B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 透湿性不織布複合シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0425444A true JPH0425444A (ja) | 1992-01-29 |
JP2905558B2 JP2905558B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=15076018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13221290A Expired - Fee Related JP2905558B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 透湿性不織布複合シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905558B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128545A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-05-09 | Sekisui Chem Co Ltd | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
JP2014502928A (ja) * | 2011-01-19 | 2014-02-06 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 親水性不織布と疎水性不織布との間の接着部製造プロセス |
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1990
- 1990-05-21 JP JP13221290A patent/JP2905558B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8841505B2 (en) | 2011-01-19 | 2014-09-23 | The Procter & Gamble Company | Process for making a bond between a hydrophilic and a hydrophobic nonwoven |
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JP2905558B2 (ja) | 1999-06-14 |
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