JPH04251772A - インパクトプリンタの紙厚検出機構 - Google Patents
インパクトプリンタの紙厚検出機構Info
- Publication number
- JPH04251772A JPH04251772A JP896891A JP896891A JPH04251772A JP H04251772 A JPH04251772 A JP H04251772A JP 896891 A JP896891 A JP 896891A JP 896891 A JP896891 A JP 896891A JP H04251772 A JPH04251772 A JP H04251772A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse motor
- teeth
- ratio
- poles
- sheet thickness
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトプリンタの紙
厚検出機構に関する。
厚検出機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、紙厚検出機構は図３に示すとお
り、パルスモータ１の回転を第１の減速ギア１２、第２
の減速ギア１３で減速し、偏心軸４を回転させてキャリ
ッジ５及びヘッド６を上下させる。そして、パルスモー
タ１にかかる負荷を、エンコーダ９の出力信号の周期の
変化から、後述の方法により検出し、ヘッド６先端が紙
面１０に接触したことによる負荷上昇を検出して、先に
測定してあるプラテン７の表面位置との差を取ることに
よって紙厚を認知し、プラテンギャップ設定時のパラメ
ータとして使用している。
り、パルスモータ１の回転を第１の減速ギア１２、第２
の減速ギア１３で減速し、偏心軸４を回転させてキャリ
ッジ５及びヘッド６を上下させる。そして、パルスモー
タ１にかかる負荷を、エンコーダ９の出力信号の周期の
変化から、後述の方法により検出し、ヘッド６先端が紙
面１０に接触したことによる負荷上昇を検出して、先に
測定してあるプラテン７の表面位置との差を取ることに
よって紙厚を認知し、プラテンギャップ設定時のパラメ
ータとして使用している。
【０００３】エンコーダの出力信号を負荷に換算するに
は、次式（１）を用いている。
は、次式（１）を用いている。
【０００４】
【数１】
【０００５】ｎ：ステップ数（ｎ≧４８）Ｔｍ：パルス
モータ相切り換え周期 Ｔｓｕｍ：負荷相当値 そして、Ｔｓｕｍが一定のスレッシュホールドレベルを
越えると、紙面検出と判断し、ただちにパルスモータ１
の回転を停止する。このような紙厚検出機構において、
従来、パルスモータ１の極数（ステップ数）は１回転に
つき４８極であり、ピニオンギア１８の歯数は１８歯で
あった。
モータ相切り換え周期 Ｔｓｕｍ：負荷相当値 そして、Ｔｓｕｍが一定のスレッシュホールドレベルを
越えると、紙面検出と判断し、ただちにパルスモータ１
の回転を停止する。このような紙厚検出機構において、
従来、パルスモータ１の極数（ステップ数）は１回転に
つき４８極であり、ピニオンギア１８の歯数は１８歯で
あった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術におい
ては、ピニオンギア１８と減速ギア１２との噛み合いに
よる負荷変動がエンコーダ出力信号周期に少なからず影
響を与え、紙厚検出の精度に悪影響を与えていた。
ては、ピニオンギア１８と減速ギア１２との噛み合いに
よる負荷変動がエンコーダ出力信号周期に少なからず影
響を与え、紙厚検出の精度に悪影響を与えていた。
【０００７】すなわち、従来は、パルスモータ１の極数
が４８極で、ピニオンギア１８の歯数が１８歯であり、
両者の比は１： ２．６６・・・となっていたので、
パルスモータの相切り換えによる位相の進みとギア１歯
ごとの噛み合い負荷による位相の遅れが１： ２．６
６・・・の割合で起こっていた。このため、パルスモー
タ１の相切り換えに対する実際の動きは複雑な振動を起
こし、これが紙厚検出の精度に悪影響ほ与えていた。
が４８極で、ピニオンギア１８の歯数が１８歯であり、
両者の比は１： ２．６６・・・となっていたので、
パルスモータの相切り換えによる位相の進みとギア１歯
ごとの噛み合い負荷による位相の遅れが１： ２．６
６・・・の割合で起こっていた。このため、パルスモー
タ１の相切り換えに対する実際の動きは複雑な振動を起
こし、これが紙厚検出の精度に悪影響ほ与えていた。
【０００８】そこで本発明はこのような問題点わ解決す
るもので、その目的は、ギアの噛み合いによる負荷変動
の影響を抑え、紙厚検出の精度を向上させるところにあ
る。
るもので、その目的は、ギアの噛み合いによる負荷変動
の影響を抑え、紙厚検出の精度を向上させるところにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の紙厚検出機構は
、パルスモータのピニオンギアの歯数とパルスモータの
極数との比を整数比にしたことを特徴とする。
、パルスモータのピニオンギアの歯数とパルスモータの
極数との比を整数比にしたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】ピニオンギアの歯数とパルスモータの極数との
比を整数比にすることで、パルスモータの相切り換えに
よる振動と、ギアの噛み合いによる負荷変動が一致し、
無駄な振動を抑制することができる。
比を整数比にすることで、パルスモータの相切り換えに
よる振動と、ギアの噛み合いによる負荷変動が一致し、
無駄な振動を抑制することができる。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の実施例である紙厚検出機構
の説明図であり、その基本動作は図３に示した従来技術
の所で説明してある内容と同じである。
の説明図であり、その基本動作は図３に示した従来技術
の所で説明してある内容と同じである。
【００１２】１はパルスモータ、２は第１の減速ギア、
３は第２の減速ギア、４は偏心軸、５はキャリッジ、６
はヘッド、７はプラテンである。
３は第２の減速ギア、４は偏心軸、５はキャリッジ、６
はヘッド、７はプラテンである。
【００１３】ここでパルスモータ１の極数は１回転につ
き４８極であり、ピニオンギア８の歯数は２４歯である
。したがってピニオンギア８の歯数とパルスモータ１の
ステップ数との比は１： ２である。
き４８極であり、ピニオンギア８の歯数は２４歯である
。したがってピニオンギア８の歯数とパルスモータ１の
ステップ数との比は１： ２である。
【００１４】このように両者の比を整数比とすることで
、パルスモータの相切り換えによる位相進みと、ギアの
噛み合いによる位相遅れとが１： ２の割合で一致し
、無駄な振動が抑制される。
、パルスモータの相切り換えによる位相進みと、ギアの
噛み合いによる位相遅れとが１： ２の割合で一致し
、無駄な振動が抑制される。
【００１５】図２はパルスモータにかかる負荷の変化を
視覚的に把握するためにエンコーダ信号の実測値を式（
１）により計算し、その結果をプロットしたもので、（
ａ）は１８歯、（ｂ）は２４歯のピニオンギアの結果で
ある。
視覚的に把握するためにエンコーダ信号の実測値を式（
１）により計算し、その結果をプロットしたもので、（
ａ）は１８歯、（ｂ）は２４歯のピニオンギアの結果で
ある。
【００１６】２４歯のグラフ（ｂ）と、１８歯のグラフ
（ａ）の負荷変動の様子を比較してみると、紙面に当た
るまでの空走領域で明らかに振動のしかたに差がある。 １８歯の方は、不定期的に大きな振動が生じ、これが紙
面検出（ピーク）の直前に起こるとその位置がずれてし
まい、精度低下の原因になっていた。
（ａ）の負荷変動の様子を比較してみると、紙面に当た
るまでの空走領域で明らかに振動のしかたに差がある。 １８歯の方は、不定期的に大きな振動が生じ、これが紙
面検出（ピーク）の直前に起こるとその位置がずれてし
まい、精度低下の原因になっていた。
【００１７】これに対して２４歯の方は、振動が単純で
その振幅が小さい為、ピーク付近での影響が小さく、精
度への影響も小さい。
その振幅が小さい為、ピーク付近での影響が小さく、精
度への影響も小さい。
【００１８】
【発明の効果】本発明によりパルスモータの無駄な振動
を抑えることで紙厚検出の精度を向上させることができ
、実用的効果は高い。
を抑えることで紙厚検出の精度を向上させることができ
、実用的効果は高い。
【図１】本発明の紙厚検出機構の一実施例を示す斜視図
。
。
【図２】紙厚検出時のエンコーダ信号周期を式（１）に
より計算した結果をプロットしたグラフ。
より計算した結果をプロットしたグラフ。
【図３】従来の機構を示す斜視図。
１ パルスモータ
２ 減速ギア
３ 減速ギア
４ 偏心軸
５ キャリッジ
６ ヘッド
７ プラテン
８ ピニオンギア
９ エンコーダ
１０ 紙
Claims (1)
- 【請求項１】 印字ヘッドと、この印字ヘッドを取り
付けるキャリッジと、このキャリッジを上下させる偏心
軸と、この偏心軸を回転させるためのパルスモータと、
このパルスモータの回転を減速するためのピニオンギア
および減速ギアと、パルスモータの軸に取り付けられた
エンコーダとにより構成される紙厚検出機構において、
パルスモータのピニオンギアの歯数とパルスモータの極
数との比を整数比にしたことを特徴とするインパクトプ
リンタの紙厚検出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP896891A JPH04251772A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | インパクトプリンタの紙厚検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP896891A JPH04251772A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | インパクトプリンタの紙厚検出機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04251772A true JPH04251772A (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=11707486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP896891A Pending JPH04251772A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | インパクトプリンタの紙厚検出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04251772A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100544559B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2006-01-24 | 캐논 가부시끼가이샤 | 신호 출력 장치 및 방법, 시트재 판별 장치 및 방법, 시트재 반송 장치, 화상 형성 장치 및 정보 출력 장치 |
| US7152861B2 (en) | 2002-06-04 | 2006-12-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Double feed detection method and double feed detection apparatus of sheet materials |
| US7426062B2 (en) | 2001-08-21 | 2008-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Signal output apparatus, image forming apparatus and information output apparatus |
| US7510085B2 (en) | 2002-11-14 | 2009-03-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for discriminating sheet material |
| CN103106729A (zh) * | 2012-12-24 | 2013-05-15 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 薄片类介质厚度鉴别装置及其鉴别方法 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP896891A patent/JPH04251772A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100544559B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2006-01-24 | 캐논 가부시끼가이샤 | 신호 출력 장치 및 방법, 시트재 판별 장치 및 방법, 시트재 반송 장치, 화상 형성 장치 및 정보 출력 장치 |
| US7426062B2 (en) | 2001-08-21 | 2008-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Signal output apparatus, image forming apparatus and information output apparatus |
| US7583413B2 (en) | 2001-08-21 | 2009-09-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Signal output and image forming apparatus with method of judging sheet type by impact detection |
| US7152861B2 (en) | 2002-06-04 | 2006-12-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Double feed detection method and double feed detection apparatus of sheet materials |
| US7296795B2 (en) | 2002-06-04 | 2007-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Double feed detection method and double feed detection apparatus of sheet materials |
| US7510085B2 (en) | 2002-11-14 | 2009-03-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for discriminating sheet material |
| US7866483B2 (en) | 2002-11-14 | 2011-01-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus for discriminating sheet material |
| CN103106729A (zh) * | 2012-12-24 | 2013-05-15 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 薄片类介质厚度鉴别装置及其鉴别方法 |
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