JPH0424965Y2 - - Google Patents

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JPH0424965Y2
JPH0424965Y2 JP12523585U JP12523585U JPH0424965Y2 JP H0424965 Y2 JPH0424965 Y2 JP H0424965Y2 JP 12523585 U JP12523585 U JP 12523585U JP 12523585 U JP12523585 U JP 12523585U JP H0424965 Y2 JPH0424965 Y2 JP H0424965Y2
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JP
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core plates
adhesive
core
adhesive layer
shoes
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、靴製造に当り、靴の月型芯、先芯
に加工して好適の靴用芯材に関するものであつ
て、柔軟で加工性がよく、しかも加工後は在来の
硬質体と同等の状態に変化できる構造としたもの
である。
靴の製造に当り、近年、多くの種類の積層材が
用いられるようになり、特に月型芯、先芯には織
布または不織布にスチレン系樹脂を含浸させた芯
板を複数枚重ねて一体接着した材料が広く用いら
れている。これら材料は芯板の積層枚数によつて
任意の厚さのものが得られるとともに、芯板相互
を接着している接着材層を介して硬質であるため
上記月型芯のように強度を要する部分に用いて好
適であるが、従来の単層材料に比べて硬度が高い
ため成型加工、切削加工において困難を伴う不利
がある。
この考案は、この点を考慮して原材料の状態で
は比較的柔軟で加工し易いが、加工後は加熱ある
いは溶剤浸漬により硬質化できる構造としたもの
であつて、この考案の実施例を図面について説明
すると、第1図において1,2は芯板であつて、
それぞれ織布あるいは不織布にスチレン系樹脂す
なわちスチレン−ブタジエン共重合樹脂
(SBR)、アクリロニトリル−スチレン共重合樹
脂(AS)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合樹脂(ABS)などを含浸させた板体
であり、これら芯板1,2は対応面間には芯板
1,2と同質で、かつ溶剤に可溶性である接着剤
をドツトコーテイングなどにより第3図のように
点状に***して塗着形成した接着剤層3により、
予め芯板1,2の間に微小空隙4を介在させて接
着重合してなるものである。
第1図に示された芯材を使用するには、これを
所要形状に切削加工後、溶剤中に浸漬して芯板
1,2を活性化させるとともに、接着剤を希釈溶
解して接着剤層3中の空隙4を消滅させ、一様の
薄層として芯板1,2を完全に面接着させるもの
である。
次に、第2図に示す実施例では加工後接着剤を
加熱溶融して全体を硬質化させる構造のものを示
す。1,2は、同じく織布あるいは不織布にスチ
レン系樹脂を含浸させた芯板であるが、その対応
面には予めアイオノマー樹脂、エチレン酢酸ビニ
ル共重合樹脂(EVA)、ポリエステル・ポリアミ
ドなど熱可塑性接着剤の付加層1′,2′を塗布加
工しておき、これら付加層1′,2′間にわたつ
て、この付加層1′,2′と同質の接着剤を同じく
ドツトコーテイングなどにより点状に***する接
着剤層3′として微小空隙4′を介在させて接着重
合してなるものである。
この第2図に示すものを使用するには、所要の
加工後、全体を加熱して芯板1,2、付加層1′,
2′を活性化させるとともに、接着剤層3′を溶融
して面接着させるものである。なお、第2図の場
合は、芯板1,2を形成するスチレン系樹脂は元
来、溶剤活性であり、熱活性としても使用する
が、これをさらに接着剤層3′と完全に一体化さ
せるため補助媒体として前記付加層1′,2′を設
けたものである。
この考案は以上説明したように、複数枚の芯板
を点あるいは網状の接着剤層で接着したものであ
つて、微小空隙を有し、かつこの空隙により芯板
相互が若干摺動可能であるから柔軟であつて切
削、加工変形が容易である。そして加工後、前記
手段により従来の一体のものと同様の硬質体にす
ることができるから極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の靴用芯材の説明断面図、第
2図は第1図の変形例を示す説明断面図、第3図
は第1図の一部破断平面図である。 図中の符号、1,2は芯板、1′,2′は付加
層、3,3′は接着剤層、4,4′は微小空隙を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布にスチレン系樹脂を含浸させた複数枚の芯板
    を、点状、網目状に***して塗着された接着剤層
    により、予め芯板相互間に微小空隙を介在させて
    接着積層してなる靴用芯材。
JP12523585U 1985-08-16 1985-08-16 Expired JPH0424965Y2 (ja)

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JP12523585U JPH0424965Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

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JPS6233430U JPS6233430U (ja) 1987-02-27
JPH0424965Y2 true JPH0424965Y2 (ja) 1992-06-15

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JP7390022B2 (ja) * 2020-09-29 2023-12-01 平岡織染株式会社 高強度ターポリン及びその製造方法

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JPS6233430U (ja) 1987-02-27

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