JPH04244475A - 電気転てつ機 - Google Patents

電気転てつ機

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Publication number
JPH04244475A
JPH04244475A JP7224291A JP7224291A JPH04244475A JP H04244475 A JPH04244475 A JP H04244475A JP 7224291 A JP7224291 A JP 7224291A JP 7224291 A JP7224291 A JP 7224291A JP H04244475 A JPH04244475 A JP H04244475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
operating rod
roller
differential gear
gear mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7224291A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Fujii
稔 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP7224291A priority Critical patent/JPH04244475A/ja
Publication of JPH04244475A publication Critical patent/JPH04244475A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気転てつ機に係り、特
に、小型軽量で、かつ、トングレールに所定の押圧力を
付加することのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気転てつ機としては、
モータの回転を減速歯車装置で減速して転換歯車を回転
させ、その転換歯車に設けられているローラでエスケー
プ面を有する動作桿を作動させるエスケープ型が知られ
ている(「信号」P・120〜132,昭和52年6月
20日(株)交友社発行)。このエスケープ型の電気転
てつ機は、日本、米国及び英国の鉄道で採用されており
、転換終端部でのトングレールを押圧する力が強いとい
う特長を有している。
【0003】また、他の方式の電気転てつ機としては、
モータにピニオンを設けるとともに、動作桿にラックを
設けたラック・ピニオン型が知られており、この型は英
国を除くヨーロッパで広く採用されていて、小型軽量で
あるという特長を有している。しかし、転換終端部での
押圧力が大きくないため、レールのポイント部分が特殊
な構造を必要としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気転てつ機のうち、エスケープ型は転換終端部で
の押圧力が大きいという特長があるが、この押圧力を得
るために内部構造が複雑で大型化し、重量が400kg
程度になるという不都合があった。
【0005】また、従来のラック・ピニオン型の電気転
てつ機は、小型・軽量という特長があるが、我国の鉄道
用レールのポイント部分はラック・ピニオン型対応とな
っていないため、そのまま採用することができないとい
う問題点を有している。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は小型軽量であ
るにもかかわらず転換終端部での押圧力の大きな電気転
てつ機の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、可逆モータと、その可逆モータの駆動力
を入力し、互いに反対方向に回転する一対の出力軸を有
する差動歯車機構と、上記一対の出力軸の一方の出力軸
に設けられたピニオンと噛合ってトングレールを動作さ
せるラックを備えるとともに、他方の出力軸に設けられ
たアームの先端部の押入によりトングレールに押圧力を
付加する凹部を備えた動作桿と、を有することを特徴と
している。また、アームの先端部にローラが設けられて
いることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、可逆モータが所定方向に回
転駆動されると差動歯車機構の一対の出力軸が互いに反
対方向に回転しようとする。そして、一方の出力軸に設
けられたピニオンの回転によりラックが動作桿を所定方
向に移動させる。トングレールの移動が停止状態に近ず
き、その一方の出力軸の回転が停止状態となるまでの間
、他方の出力軸に設けられたアームの先端部のローラが
動作桿の凹部に押入して、動作桿を所定方向へ押圧する
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、実施例に係る電気転てつ機の一部を断
面した平面図及び図2は図1のA−A線断面図である。
【0010】可逆モータ(以下、モータという)Mは、
ケーシング1の右側面に設けられており、その回転駆動
軸2はケーシング1内に位置して小歯車3を備えている
。複数の平歯車G1 〜G6 の組合せからなる周知の
差動歯車機構4は、入力軸5に上記小歯車3に噛合わさ
れているトルクミッタ付きの大歯車6を有していて、モ
ータMの回転数を減速するととともに、差動歯車機構4
以降の伝達機構に過負荷が発生してもモータMが保護さ
れるように構成されている。そして、この歯車機構4は
、入力軸5の回転数をさらに減速するとともに、一対の
出力軸7a,7b(以下、7aを第1出力軸,7bを第
2出力軸という)が互いに反対方向に回転されるように
、各平歯車G1 〜G6 の歯数と噛合せが決められて
いる。
【0011】第1出力軸7a,第2出力軸7bは、一端
部がケーシング1に軸支され、他端部がケーシング内に
設けられた軸受1aに軸支されているとともに、第1出
力軸7aは第2出力軸7bに回転自在に軸支されている
。そして、第1出力軸7aにはピニオン8が、また第2
出力軸7bにはこの第2出力軸7bの軸心方向と直交し
、かつその軸を中心に左右に延在し、両先端部にローラ
9a,9bを備えたアーム10がキー固定されている。
【0012】動作桿11は、ピニオン8とローラ9a,
9bの下方に位置し、かつ差動歯車機構4の出力軸(7
a,7b)の軸心方向と直交する方向に移動可能に設け
られていて、一端側(図1の上部、図2の左側)には、
図示しないがトングレールに接続されてた転てつ棒が設
けられている。そして、ピニオン8に対応する動作桿1
1の上面には、ラック12が設けられているとともに、
トングレールが基本レールに当接したときのローラ9a
の下方には、ローラ9a,9bが挿入可能な凹部13が
設けられている。この凹部13の側面形状は、トングレ
ールが基本レールに当接したときに第2出力軸7bの中
心として描かれる円周にほぼ等しく形成されている。
【0013】ローラ9aと凹部13との位置関係は、ト
ングレールが基本レールに当接して第2出力軸7bが回
転し、ローラ9aが凹部13に押入し、ローラ9aが凹
部13の底部に達することなく凹部13の一方の側面(
第2出力軸7bから遠い方の側面)13aに当接して停
止することができるように決められている。また、ロー
ラ9bと凹部13との関係は、動作桿11が上述と反対
方向に移動して、ローラ9bが凹部13に挿入した際、
上述と同様に、ローラ9bが凹部13の他方の側面13
bを押し続けられるように決められている。
【0014】図中、Cは第2出力軸7bの先端に設けら
れたカムであって、一対のマイクロスイッチからなるス
イッチS1 ,S2 をON・OFFできるように構成
されている。
【0015】次に、図3の動作桿11に作用する転換力
図を用いて、本実施例に係る電気転てつ機の動作を説明
する。今、モータMが動作桿11を矢印イ方向へ移動さ
せるように回転されたとすると、差動歯車機構4の入力
軸5は小歯車3,大歯車6を介して回転される。
【0016】入力軸5の当初の回転力は、差動歯車機構
4の歯車G1 ,G2 ,G3 (図示では歯車G4 
の回りに2個配設されているが、実際は3個配設されて
いるとともに、歯車G2 を貫通する軸を介して歯車G
5 と一体化されている。したがって歯車G5 も3個
である。),G4 を介して第1出力軸7aを回転させ
、この第1出力軸7aと一体化されたピニオン8を図2
の矢印ロ方向へ回転させる。これにより動作桿11は矢
印イ方向へ移動される。このときの移動力は、図3に示
されるように、ほぼ一定の大きさを保ち続ける。
【0017】動作桿11が移動しトングレールが基本レ
ールに当接すると、動作桿11は停止状態となるが、こ
のときの入力軸5の回転力は、差動歯車機構4の歯車G
1 ,G2 ,G5 ,G6 を介して、第2出力軸7
bを図3の矢印ハ方向(第1出力軸7aの回転方向と反
対方向)へ回転させる。この出力軸7bの回転によりロ
ーラ9aは動作桿11の凹部13に押入し、そのときの
押入による動作桿11の押圧力は図3に示されるように
急激に立上がる。すなわち、図2に示されるように、動
作桿11は、ローラ9aが凹部13の一方の側面13a
の上端13′に当接されると、矢印方向へ大きな力で押
圧される。したがって、動作桿11は、転換終端部でト
ングレールを大きな力で押圧することができる。しかも
、凹部13へのローラ9aの押入は、ローラ9aが回転
しながら行なわれるので、小抵抗で押入することができ
る。そして、一旦、ローラ9aが凹部13内に挿入され
ると(図2の実線位置参照)、動作桿11の矢印と反対
方向からの動きを止めるストッパの役目を果たすことが
できる。
【0018】カムCは、ローラ9aが凹部13に押入さ
れたときにスイッチS1を作用させ、動作桿11の移動
状態が検知される。また、スイッチS2は、動作桿11
が矢印イと反対方向に移動して、ローラ9bが凹部13
に押入したときに作動するが、動作桿11の反対側への
移動は、モータMの逆転により上述したと同様に行なわ
れるのでこれ以上の説明は省略する。
【0019】以上のように、本実施例に係る電気転てつ
機は、差動歯車機構4を備え、その一対の出力軸7a,
7bの一方の出力軸7aを利用してラック・ピニオン型
で動作桿11を移動させ、他方の出力軸7bを利用して
動作桿11に押圧力を加えるようにしたので、ラック・
ピニオン型の小型軽量化の特長と、エスケープ型の転換
終端部での大きな押圧力の得られる特長とを併せ持った
優れた電気転てつ機とすることができる。
【0020】なお、上述の実施例では、差動歯車機構4
は平歯車の組合せ形式としたが、これを傘歯車を用いる
ような他の差動歯車機構で、出力軸の回転が互いに反対
方向となるものであれば採用することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る電気転てつ機は、差動歯車
機構を備え、その一対の出力軸の一方の出力軸を利用し
てラック・ピニオン型で動作桿を移動させ、他方の出力
軸を利用して動作桿に押圧力を加えるようにしたので、
ラック・ピニオン型の小型軽量化の特長と、エスケープ
型の転換終端部での大きな押圧力の得られる特長とを併
せ持った優れた電気転てつ機とすることができる。また
、アームのにローラを設けたときは、ローラが凹部に小
抵抗で押入することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気転てつ機の一部を
断面した平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】動作桿の転換力図である。
【符号の説明】
4  差動歯車機構 7a  第1出力軸(一方の出力軸) 7b  第2出力軸(他方の出力軸) 8  ピニオン 9a,9b  ローラ 10  アーム 11  動作桿 12  ラック 13  凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可逆モータと、その可逆モータの駆動
    力を入力し、互いに反対方向に回転する一対の出力軸を
    有する差動歯車機構と、上記一対の出力軸の一方の出力
    軸に設けられたピニオンと噛合ってトングレールを動作
    させるラックを備えるとともに、他方の出力軸に設けら
    れたアームの先端部の押入によりトングレールに押圧力
    を付加する凹部を備えた動作桿と、を有することを特徴
    とする電気転てつ機。
  2. 【請求項2】  アームの先端部にローラが設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の電気転てつ機。
JP7224291A 1991-01-30 1991-01-30 電気転てつ機 Pending JPH04244475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7224291A JPH04244475A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 電気転てつ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7224291A JPH04244475A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 電気転てつ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04244475A true JPH04244475A (ja) 1992-09-01

Family

ID=13483628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7224291A Pending JPH04244475A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 電気転てつ機

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JP (1) JPH04244475A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470035A (en) * 1992-08-05 1995-11-28 National Trackwork, Inc. Electrical switch stand
JP2012112115A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 転てつ機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470035A (en) * 1992-08-05 1995-11-28 National Trackwork, Inc. Electrical switch stand
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