JPH0424341A - 開閉できる屋根を備えた大型の建物 - Google Patents

開閉できる屋根を備えた大型の建物

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JPH0424341A
JPH0424341A JP12534390A JP12534390A JPH0424341A JP H0424341 A JPH0424341 A JP H0424341A JP 12534390 A JP12534390 A JP 12534390A JP 12534390 A JP12534390 A JP 12534390A JP H0424341 A JPH0424341 A JP H0424341A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、大型の建物、特に競技場等になる空間の天
井を開閉できる屋根で覆う大型の建物にに関する。
従来の技術 本来屋外で行なう野球、サッカー等のスポーツを、天候
に影響されることなく、行なったり、観覧したりするた
めに、競技用等の大型の建物が建造されている。
従来の競技用等の大型の建物には、第7図ないし第10
図に示すように、円形状に立設した第1側壁1と、該第
1側壁の外周面に接し、互いに平行に、かつ第1側壁1
の径と略同様の長さに立設した第2側壁2と、第1側壁
1の上端の一部に固定した固定三日月状屋根部3と、第
1側壁1の上端において、固定三日月状屋根部3の内側
あるいは外側に設けた円形軌道7と、この円形軌道7に
沿って回動移動する可動三日月状屋根部4と、−対の第
2側壁2の上端において、それぞれ第2側壁2の長手方
向に設けた複数条の直線軌道8,9と、この直線軌道8
,9に沿って移動する幅と高さが互いに異なる複数の門
型可動矩形屋根部5゜6とからなり、屋根の閉じた状態
において、固定三日月状屋根部3と可動三日月状屋根部
4とが互いに離れて平行に位置し、固定三日月状屋根部
3と可動三日月状屋根部4との間に複数の門型可動矩形
屋根部5.6が位置し、屋根の開いた状態において、可
動三日月状屋根部4が固定三日月状屋根3に入れ子状に
嵌合され、かつ複数の門型可動矩形屋根部5.6がそれ
ぞれ可動三日月状屋根部4および固定三日月状屋根部3
に入れ子状に嵌合されるようになっている屋根が開閉で
きる大型の建物(たとえば、特開平2−24427号公
報参照)がある。
発明が解決しようとする課題 前記従来の大型の建物においては、次の(i)ないしく
in)の欠点がある。
(i)可動三日月状屋根部4を円形軌道7に沿って移動
させ、複数の門型矩形屋根部5.6を直線軌道8.9に
沿って移動させるため、軌道7.8、9が重なり、それ
らの占有面積が大きくなり、隅部01等の無駄な空間が
大きくなり、敷地を有効的に利用することができない。
(五)門型矩形屋根部5.6を直線軌道8.9に沿って
移動させるため、大型の建物の外形が二つの直線状の側
壁を含む形状になり、建物の外形が単調になり、建物の
角部に大きな無駄な空間が形成される。
(■)屋根の閉じた状態において二つの三日月状屋根部
3.4および複数の門型矩形屋根部5.6を互いに入れ
子状に嵌合するため、それらを幅や高さに差をつけて形
成する必要があり、建物の外側および内側に大きな段差
が生じ、建物の内外の形状が非対称になり、建物の美観
を損ねることになる。
この出願の発明の解決しようとする課題は、上記の(i
)ないしく迅)の欠点がない大型の建物を提供すること
、換言すると、屋根を開閉するための軌道等の手段の構
成が簡単で、それらの手段等の占有面積も小さく、操作
も容易で内外の形状が美しい大型の建物を提供すること
にある。
課題を解決するための手段 この発明は上記課題を解決するための手段として、次の
発明の構成を採用するものである。
この発明の構成は、競技場等になる空間の天井を開閉で
きる屋根で覆う大型の建物において、第1および第2の
三日月状屋根部と第1および第2の台形状屋根部とによ
り屋根が形成され、第1の三日月状屋根部が不動に支持
され、第2の三日月状屋根部と第1および第2の台形状
屋根部とが軌道に沿って移動できるようにされ、屋根の
閉じた状態において、第2の三日月状屋根部が第1の三
日月状屋根部から離れて平行に位置し、第1および第2
の三日月状屋根部の間に第1および第2の台形状屋根部
が平行に配置され、屋根の開いた状態において、第1お
よび第2の三日月状屋根部のいずれか一方の前側の端部
よりの部分と、他方の前側の端部よりの段差部とを重ね
ることにより、第2の三日月状屋根部が第1の三日月状
屋根部に対して角度をなして配置され、第1および第2
の台形状屋根部のいずれか一方の前側の端部よれりの部
分と、他方の前側の端部よりの段差部とを重ねることに
により、第1および第2の台形状屋根部が角度をなして
配置され、かつ第1および第2の台形状屋根部が第1お
よび第2の三日月状屋根部の上に入れ子状に嵌合して配
置されることを特徴とする開閉できる屋根を備えた大型
の建物にある。
開閉できる屋根は、競技場等になる空間の天井の平面視
の中心をとおる前後方向の中心線に対して略45°傾斜
した第1の線とこの第1の線から離れて対称位置にある
第2および第3の線とで天井を4つ部分に分割し、それ
らの分割さした天井の各部分に対応させて、第1および
第2の三日月状屋根部と第1および第2の台形状屋根部
を形成する。各屋根部はその分割された天井の前記各部
分の大きさより少々大きく形成する。前記第2および第
3の線として、好適な実施形態では、円弧状線や直線を
使うが、それ以外に曲線等も使うことができる。
各屋根部は、好適な実施形態においては、外面(および
内面)が略球面形状になるように構成する。第1および
第2の台形状屋根部に対向する第1および第2の三日月
状屋根部はそれらの台形状屋根部より低く形成する。
三日月状屋根部または台形状屋根部の前側の端部よりの
部分に形成する段差部は、これらの部分に対応する段差
部を設けない三日月状屋根部または台形状屋根部の厚さ
に略等しい高さの低部または高部で構成する。屋根の開
閉操作時に、三日月状屋根部の段差部と台形状屋根部の
段差部とが衝突しないように、各段差部を配置する。
軌道として、一つの円の略27o°の部分からなる円弧
状軌道部と、該円弧状軌道部の前後方向の中心線に対し
て略45°傾斜する互いに平行な二つの直線部からなる
直線軌道部を円弧状軌道部に少なくと2対連結したもの
を使う。
好適な実施形態においては、第1の三日月状屋根部を、
競技場等になる空間の平面視の中心を通る前後方向の中
心線に対して、傾斜(たとえば、351ないし45°)
させて、前記空間の周囲の円状張紙退部が設置されない
箇所に不動に配設する3M根を開いた状態にしたとき、
第2の三日月状屋根部が第1の三日月状屋根部に対して
、角度(たとえば、70°〜90°)をなして位置する
ようにする。
好ましい実施形態にあっては、円形の中空部のあるシェ
ル型の雑物の上端に軌道を配置する。
屋根の開閉操作は、第2の台形状屋根部と第2の三日月
状屋根部を円形軌道部に沿って一緒に移動(すなわち、
連動)させたり、第1および第2の台形状屋根部を直線
軌道部に沿って単独に移動させたりして行なう。第1の
三日月状屋根部を不動に配設し、第2の台形状屋根部と
第2の三日月状屋根部を連動させることにより、単純な
軌道と簡単な操作で屋根を開閉することができる。
第2の三日月状屋根部と第1および第2の台形状屋根部
の軌道に面する部分に、前記軌道と係合する複数の車輪
を取付け、それらの車輪の少なくとも一つのものをモー
タ等の駆動装置により積極的に駆動するようにする。
作用 この発明の大型の建物は、第2の三日月状屋根部を不動
の第1の三日月状屋根部から離れて互t)に平行に位置
させ、それらの三日月状屋根部の間に第1および第2の
台形状屋根部を互11しこ平行番こ位置させて、各屋根
部により競技場等しこなる空間の天井を閉じた状態にし
、第1また11第2の三日月状屋根部のいずれか一方の
前側の端部よりの部分と、他方の前側の端部よりの段差
部とを重ねることにより、第2の三日月状屋根部を不動
の第1の三日月状屋根部に対して角度をなして位置させ
第1または第2の台形状屋根部のいずれか一方の前側の
端部よりの部分と、他方の前側の端部よりの段差部とを
重ねることにより、第1および第2の台形状屋根部を互
いに角度をなして位置させ、かつ第1および第2の台形
状屋根部を第1および第2の三日月状屋根部の上に入れ
子状しこ嵌合させて、第1および第2の台形状屋根部な
らびしこ第2の三日月状屋根部屋根を競技場等になる空
間の主要部分の外に移動させ、屋根を開いた状態にする
ことができる。
また、屋根の開閉操作時には、第2の台形状屋根部およ
び第2の三日月状屋根部を円形軌道部に沿って連動させ
たり、第1および第2の台形状屋根部を直線軌道部に沿
って単独に移動させたりするという簡単な操作で、第2
の三日月状屋根部、第1および第2の台形状屋根部を所
定位置に移動させることができる。
実施例 この発明の第1実施例を第1図ないし第6図を使って説
明する。
第1図ないし第4図に示すように、大型の建物10は平
面視がシェル型をしており、その外周壁11は、円弧状
の壁11a、直線状の壁11b、円弧状の壁11c、直
線状の壁lid、円弧状の壁lieで形成され、その内
周壁12は、各壁11aないしlleからなる外周壁1
1の内側に形成される。円弧状の壁11aの部分では外
周壁11と内周壁12が一体である。外周壁11と内周
壁12との間の空間の上部に屋上床13を形成する。屋
上床13は必要に応じて前側(本塁側)が高い傾斜面に
する。外周壁11と内周壁12と屋上床13とで囲まれ
る空間には、必要に応じて複数階の室空間に区分する。
そして、その内周壁12により囲まれる平面視が円形の
空間14の底部を野球等を行なう競技場15にする。建
物10の中央の空間14の天井を球状面を備えた屋根2
゜で覆う。
第1図に示すように、空間14の天井の円形の中心をと
おる前後方向の中心線に対して略45゜傾斜した直線B
と、この直線Bの両側の対称位置に位置する天井の円形
の半径よりも大径の2本の円弧線A、Cとにより、空間
14の天井を4つの部分に分割する。分割され部分に対
応させて各屋根部21.22.23.24を形成する。
各屋根部は分割線A、B、Cで分割された部分よりも少
々大きくし、一部の接合部が互いに重なるようにする。
第1および第2の三日月状屋根部21.24は、平面視
で天井の円形よりも少々大きい半径の円弧状部21a、
24aとさらに大きい半径の円弧状部21b、24bと
からなる三日月形に形成される。中央の第1および第2
の屋根部22.23(この明細書では便宜上台形状屋根
部という)は、平面視で、一つの大きい半径の円弧状部
22a、23aと、直線部22b、23bと、二つの天
井の円形よりも少々大きい半径の円弧状部22c、23
cからなる台形状の型に形成される。
なお、円形の天井を一つの直線Bと二つの円弧線A、C
とで分割して三日月状屋根部21.24および台形状屋
根部22.23を形成すると、屋根を開いた状態におい
て各屋根部が占める占有空間を小さくすることができ、
台形状屋根部22゜23の外側の端の隅部に対応する建
物の外周部11c工を小さくすることができる。
第1の台形状屋根部22の円弧状部22aは、屋根の開
閉操作時に、第1の三日月状屋根部22に衝突しないよ
うに、それらに対向する三日月状屋根部21.24の円
弧状部21b、24bよりも高く形成する。第2の台形
状屋根部23はその部分23Aの形状を除くと第1の台
形状屋根部22と同じである。
第2の台形状屋根部23の部分23Aは、屋根の開閉操
作時に、第1の台形状屋根部22の前側の端部よりの部
分に衝突しないように、第1の台形状屋根部22の前側
の端部よりの部分よりも一段低い低部にする。
第2の三日月状屋根部24は、前側の端部よりの部分2
4Aの形状を除くと、第1三日月状屋根部21と同じで
ある。前記部分24Aは、屋根の開閉操作時に、第1の
三日月状屋根部21の前側の端部よりの部分に衝突しな
いように、第1の三日月状屋根部21の前側の端部より
の部分よりも一段低い低部にする。なお、第1図■ない
し■は各屋根部21ないし24およびその低部23A、
24Aの高さの順位を示している。
屋根部24の円弧状部24aおよび屋根部22.23の
円弧状部22c、23cの軌道25に面する底部に、そ
れぞれ軌道25に係合する車輪を複数取付け、それらの
部分に取付けた複数の車輪の少なくとも一つをモータ等
の駆動装置により積極的に駆動できるようにする。なお
、屋根部23に取付けた車輪は円形軌道部25Aまたは
直線軌道部25B、25Cに沿って移動できるように構
成する。
大型の建物1oの傾斜した屋上床13の上面13aに、
軌道25を配設する。軌道25は第5図に示す形状をし
ており、略270°の円弧状軌道部25Aを備え、互い
に平行で円弧状軌道部25Aの円弧に接線状に位置する
一対の直線軌道部25Bを円弧状軌道部25Aに連結し
、かつ互いに平行で円弧状軌道部25Aの円弧に接線状
に位置する一対の直線軌道部25Cを円弧状軌道部25
Aに連結して構成される。直線軌道部25B、25Cは
中心線に対して略45°傾斜させである。
建物10の円形の内壁12の上端に円弧状軌道部25A
を固定し、かつ建物10の直線上の外壁11b、lid
の上端に対応する屋上床13の上面に直線軌道部25B
、25Cを固定する。
そして、第1の三日月状屋根部21は、円弧状軌道部2
5Aが位置していない壁12の上端に不動に形成する。
第2の三日月状屋根部24と第1および第2の台形状屋
根部22.23とを軌道25上に設置(形成)する。第
2の三日月状屋根部24と第1および第2の台形状屋根
部22.23に取付けた車輪を軌道25に係合させる。
次に、屋根20の開閉操作の仕方を、第6図(I)ない
しくVI)を使って説明する。第6図(1)に示す屋根
20の閉じた状態から、第6図(VI)に示す屋根20
の開いた状態にするには、まず、第6図(1)に示す状
態から、第1の台形状屋根部22の駆動装置を作動させ
て、それらの車輪を積極的に回動させ、第1の台形状屋
根部22を直線軌道部25Bに沿って第6図(II)に
示す位置まで移動させる。そして、第1の三日月状屋根
部21の上に入れ子状に台形状屋根部22を嵌合にする
0次に、第2の台形状屋根部22および第2の三日月状
屋根部24を、それらの車輪を積極的に回動させ、それ
ら23.24を接合させた状態のまま、円形軌道部25
A上を右回りに第6図(II)に示す位置まで移動させ
る。この状態において、円形軌道部25Aから直線軌道
部25Cに切り替え、第2の台形状屋根部23の駆動装
置を作動させて、それらの車輪を積極的に回動させ、第
2の台形状屋根部23を直線軌道部25Cに沿って第6
図(mV)に示す位置まで移動させ、第2の三日月状屋
根部24の上に入れ子状に台形状屋根部23を嵌合する
。そして、第1および第2の台形状屋根部22.23お
よび第2の三日月状屋根部24を競技場等になる空間1
4の天井の主要部外に移動させ、屋根20の開放を完了
する。
第6図(IV)および第2図に示す屋根が開いた状態に
おいては、不動の第1の三日月状屋根部21の前側の端
部よりの部分と、第2の三日月状屋根部24の前側の端
部よりの低部24Aとが互いに重なり、第1の台形状屋
根部22の前側の端部よりの部分と、第2の台形状屋根
部23の前側の端部よりの低部23Aとが互いに重なり
、かつ第1の三日月状屋根部21の上に入れ子状に嵌合
した第1の台形状屋根部22と第2の三日月状屋根部2
4の上に入れ子状に嵌合した第2の台形状屋根部23と
が、角度(たとえば、略直角)をなして配置される。
第6図(mV)に示す屋根20の開いた状態から、第6
図(1)に示す屋根2oの閉じた状態に戻す戻し方は、
前記閉じた状態から開いた状態にするやり方の逆である
から、その説明は省略する。
発明の効果 この発明の大型の建物は、次の(1)ないしく3)の効
果を奏する。
(1)屋根を一対の三日月状屋根部および一対の台形状
屋根部で構成したから、第1および第2の三日月状屋根
部を略同型にし、かつ第1および第2の台形状屋根部を
略同型にすることができ、屋根の建造が容易になり、美
しい形状の屋根を備えた建物が得られる。
(2)第1の三日月状屋根部を不動に支持し、第2の台
形状屋根部と第2の三日月状屋根部を円形軌道部に沿っ
て連動させたり、第1および第2の台形状屋根部を直線
軌道部に沿って単独に移動させたりすることにより、屋
根の開閉操作を行なうから、その操作は非常に簡単にな
り、軌道の構成も簡単になる。そのため、屋根を開閉す
るための手段の占有面積を小さくなり、無駄な空間をな
くなり、敷地を有効に利用することができる。
(3)第1の三日月状屋根部上に入れ子状に嵌合した第
1の台形状屋根部と第2の三日月状屋根部上に入れ子状
に嵌合した第2の台形状屋根部とを、それらの前側の端
部よりの部分で互いに重ね、角度をなして位置させて、
屋根を開いた状態にするから、屋根の開いた状態におけ
る各屋根部の占有面積が小さくなり、かつその状態にお
ける各屋根部の外観も馴染あるもの(通常の野球場等の
外観)になる。
したがって、野球場等として使う開閉できる屋根を備え
た大型の建物を比較的安価に建造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は実施例を示すものであり、第1図
は屋根の閉じた状態の大型の建物の平面図、第2図は屋
根の開いた状態の大型の建物の平面図、第3図は第1図
のものをそのI−1線で断面した立面図、第4図は第1
図のものをその■−■線で断面した立面図、第5図は軌
道の平面図、第6図の(1)ないしくVI)は屋根を開
く操作の順序を示す平面図、第7図ないし第10図は従
来の大型の建物を示すものであり、第7図は屋根の閉じ
た状態の大型の建物の平面図、第8図は第7図のものの
立面図、第9図は屋根の開いた状態の大型の建物の平面
図、第10図は第9図のものをその要部を断面して示し
た立面図である。 図中、10は大型の建物、11は外側壁、12は内側壁
、13は屋上床、14は中央部の空間、15は野球等を
行なう競技場、20は屋根、21は第1の三日月状屋根
部、22は第1の台形状屋根部、23は第2の台形状屋
根部、24は第2の三日月状屋根部、23Aおよび24
Aは低部、25は軌道、25Aは円弧状軌道部、25B
および25Cは直線軌道部である。 輩6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、競技場等になる空間の天井を開閉できる屋根で覆う
    大型の建物において、第1および第2の三日月状屋根部
    と第1および第2の台形状屋根部とにより屋根が形成さ
    れ、第1の三日月状屋根部が不動に支持され、第2の三
    日月状屋根部と第1および第2の台形状屋根部とが軌道
    に沿って移動できるようにされ、屋根の閉じた状態にお
    いて、第2の三日月状屋根部が第1の三日月状屋根部か
    ら離れて平行に位置し、第1および第2の三日月状屋根
    部の間に第1および第2の台形状屋根部が平行に配置さ
    れ、屋根の開いた状態において、第1および第2の三日
    月状屋根部のいずれか一方の前側の端部よりの部分と、
    他方の前側の端部よりの段差部とを重ねることにより、
    第2の三日月状屋根部が第1の三日月状屋根部に対して
    角度をなして配置され、第1および第2の台形状屋根部
    のいずれか一方の前側の端部よれりの部分と、他方の前
    側の端部よりの段差部とを重ねることににより、第1お
    よび第2の台形状屋根部が角度をなして配置され、かつ
    第1および第2の台形状屋根部が第1および第2の三日
    月状屋根部の上に入れ子状に嵌合して配置されることを
    特徴とする開閉できる屋根を備えた大型の建物。 2、競技場等となる空間の天井を開閉できる屋根で覆う
    大型の建物において、軌道が一つの円の略270゜の部
    分からなる円弧状軌道部と該円状弧軌道部に連結された
    平行な直線軌道部とから構成され、この軌道が競技場等
    となる空間の周囲に配設され、前記空間の周囲の円弧状
    軌道部の設置されない部分に第1の三日月状屋根部が不
    動に支持され、第2の三日月状屋根部と第1および第2
    の台形状屋根部が軌道上に移動できるように支持され、
    屋根の閉じた状態におして、第2の三日月状屋根部と第
    1および第2の台形状屋根部とが円弧軌道部上にあって
    、第2の三日月状量根部が第1の三日月状屋根部から離
    れて平行に配置され、第1および第2の三日月状屋根部
    の間に第1および第2の台形状屋根部が配置され、屋根
    の開いた状態において、第2の三日月状屋根部が円弧軌
    道部上にあって、第1および第2の三日月状屋根部のい
    ずれか一方の前側の端部よりの部分と、他方の前側の端
    部よりの段差部とを重ねることにより、第2の三日月状
    屋根部が第1の三日月状屋根部に対して角度をなして配
    置され、第1および第2の台形状屋根部が直線軌道部上
    にあって、第1および第2の台形状屋根部のいずれか一
    方の前側の端部よりの部分と、他方の前側の端部よりの
    段差部とを重ねることにより、第1および第2の台形状
    屋根部が角度をなして配置され、かつ第1および第2の
    台形状屋根部が第1および第2の三日月状屋根部の上に
    入れ子状に嵌合されて配置され、屋根の開閉操作が、第
    2の台形状屋根部と第2の三日月状屋根部を円形軌道部
    に沿って連動させたり、第1および第2の台形状屋根部
    を直線軌道部に沿って移動させたりすることにより行わ
    れることを特徴とする開閉できる屋根を備えた大型の建
    物。 3、軌道として、一つの円の略270゜の部分からなる
    円弧状軌道部と、該円弧状軌道部の前後方向の中心線に
    対して略45゜傾斜する互いに平行な二つの直線部から
    なる直線軌道部を円弧状軌道部に少なくと2対連結した
    ものを使うことを特徴とする請求項1または2記載の開
    閉できる屋根を備えた大型の建物。 4、建物の中央の競技場等となる空間を平面視で円形に
    形成し、この円形の空間の天井を、その天井の中心をと
    おる前後方向の中心線に対して略45゜傾斜する第1の
    直線とこの第1の直線から離れた第2および第3の円弧
    状線とにより、四つにの部分に分割し、前記四つの部分
    の外側の二つの部分に対応させて、第1および第2の三
    日月状屋根部を形成し、前記四つの部分の内側の二つの
    部分に対応させて、第1および第2の台形状屋根部を形
    成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一
    つの項記載の開閉できる屋根を備えた大型の建物。
JP12534390A 1990-05-17 1990-05-17 開閉できる屋根を備えた大型の建物 Expired - Fee Related JP2750630B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105064583A (zh) * 2015-08-12 2015-11-18 上海核工程研究设计院 一种可大面积开闭的层叠滑动式屋面结构

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