JPH04242046A - 電子ビーム集束磁界装置 - Google Patents

電子ビーム集束磁界装置

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Publication number
JPH04242046A
JPH04242046A JP1571891A JP1571891A JPH04242046A JP H04242046 A JPH04242046 A JP H04242046A JP 1571891 A JP1571891 A JP 1571891A JP 1571891 A JP1571891 A JP 1571891A JP H04242046 A JPH04242046 A JP H04242046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
electron beam
magnets
field device
beam focusing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1571891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Suzuki
鈴木 真彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1571891A priority Critical patent/JPH04242046A/ja
Publication of JPH04242046A publication Critical patent/JPH04242046A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子ビームを集束させ
る電子ビーム集束磁界装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3aは例えば実公昭47−1089号
公報に示された従来の電子ビーム集束磁界装置の一例を
示す縦断面図であり、図において、1は進行波管で、こ
の進行波管1は以下の構成よりなる。すなわち、2は環
状の永久磁石、3は磁性体よりなる環状のポールピース
、4は電子ビームの径を一定の径に保つための電子ビー
ム集束磁界装置で、この電子ビーム集束磁界装置4は上
記永久磁石2とポールピース3とを交互に複数個配設し
たものである。5は電子ビームを放射する電子銃、6は
電子ビームが通過する導電体よりなる螺旋で、この螺旋
6は上記永久磁石2およびポールピース3を貫通して設
けられている。7は電子ビームを捕集するコレクタであ
る。
【0003】次に動作について説明する。電子銃5によ
り放射される電子ビームは螺旋6の内側を通ってコレク
タ7に捕集される。電子ビームが細長い螺旋6内を通る
とき電子ビームの中心軸、すなわち電子ビーム集束磁界
装置4の中心軸上に図3bに示すような正弦波状の周期
的な軸方向磁界を生じさせる。これは磁気レンズを等間
隔に置いたことに相当し、集束レンズとして電子ビーム
の電子相互の反発による発散を抑えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ビーム集束
磁界装置は以上のように構成されているので、1つの磁
界スケジュールにおいて、軸上の任意の場所における軸
上磁界の強さを変えるときには永久磁石2の磁化の量を
調整するかあるいは永久磁石2の外径を変えるなどの方
法をとっていた。しかし、前者の方法では永久磁石2が
減磁界により減磁されやすく、後者の方法では電子ビー
ム集束磁界装置4の外径寸法が変わるため、電子ビーム
集束磁界装置4のヒートシンク部材への装着に不都合が
生じるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、永久磁石材の性能を十分に生か
し、かつ軸上の任意の場所における磁界の強さを変える
ことができるようにした電子ビーム集束磁界装置を得る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子ビー
ム集束磁界装置は環状の永久磁石とポールピースとを交
互に複数個配置したものであって、任意のいくつかの上
記永久磁石はその内径や厚みの少なくともいずれか一方
が異なるように形成されたものである。
【0007】
【作用】この発明における電子ビーム集束磁界装置は永
久磁石の内径または厚さを変えることにより永久磁石の
動作点を変え、この永久磁石の外部発生磁界、すなわち
電子ビーム集束磁界装置によって生じせしめられる軸上
中心磁界を変えるようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す縦断面図で、図
1において図3と同一または均等な構成部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。図において、8,9は
電子銃5側近傍の軸上中心磁界を小さくする場合に電子
銃5側に例えば2個配置された永久磁石で、この永久磁
石8,9の内径はそれぞれ他の永久磁石2の内径と異な
る。すなわち、上記永久磁石2,8,9の内径をd2 
,d8 ,d9 とすると、これらの内径にはd2 <
d9 <d8 なる関係がある。また、永久磁石2,8
,9はそれぞれが同種の永久磁石材により構成されてい
る。
【0009】10,11は進行波管1の中心軸、すなわ
ち電子ビームの軌道の中心軸と永久磁石8,9の中心軸
とを一致させるために設けられた非磁性体のスペーサで
、このスペーサ10,11は上記永久磁石8,9の内側
に嵌合される。
【0010】このように構成された内径寸法の異なる同
種の永久磁石材を用いた電子ビーム集束磁界装置4では
永久磁石8,9の内径を大きくすることにより永久磁石
8,9が設置される個所のパーミアンス係数を大きくす
ることができる。これにより永久磁石8,9の動作点に
おける磁界を小さくすることができ、軸上中心磁界を小
さくすることができると共に、永久磁石8,9を常に磁
気的に飽和に近い状態で動作させることができる。また
、軸上中心磁界を強くしたい場合は、永久磁石の内径を
小さくする。
【0011】なお、上記実施例では永久磁石の内径寸法
を変える場合を示したが、図2に示すように永久磁石の
厚さを変えても上記実施例と同様の効果が得られる。す
なわち、上記実施例と同様の電子銃5側に永久磁石2よ
り厚さの薄い永久磁石12とこの永久磁石12よりさら
に厚さの薄い永久磁石13を2個配置することにより、
この近傍の軸上中心磁界を小さくする電子ビーム集束磁
界装置4を構成することができる。
【0012】このように構成された厚さの異なる同種の
永久磁石材を用いた電子ビーム集束磁界装置4では永久
磁石12,13の厚さTを薄くすることにより数1の関
係から軸上中心磁界Boを小さくすることができる。
【0013】
【数1】
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば電子ビー
ム集束磁界装置は環状の永久磁石とポールピースとを交
互に複数個配置したものであって、任意のいくつかの上
記永久磁石はその内径や厚みの少なくともいずれか一方
が異なるように構成されているので、軸上の任意の場所
における軸上磁界の強さを変えるときに磁化の量を調整
しないために減磁され易いという問題点は生ぜず、永久
磁石材の性能を十分に生かし、かつ軸上の任意の場所に
おける磁界の強さを変えることができ、また外径寸法は
なんら変更がないためにヒートシンク部材への装着に不
都合を生じないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電子ビーム集束磁界
装置を示す縦断面図である。
【図2】この発明に係る電子ビーム集束磁界装置の他の
実施例を示す縦断面図である。
【図3】図3aは従来の電子ビーム集束磁界装置の一例
を示す縦断面図である。図3bは図3aの中心軸上に生
じる正弦波状の周期的な軸方向磁界を示す波形図である
【符号の説明】
2  永久磁石 3  ポールピース 4  電子ビーム集束磁界装置 8  永久磁石 9  永久磁石 12  永久磁石 13  永久磁石 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  環状の永久磁石とポールピースとを交
    互に複数個配置した電子ビーム集束磁界装置において、
    上記永久磁石の任意のいくつかは内径や厚みの少なくと
    もいずれか一方の形状を異ならせて形成したことを特徴
    とする電子ビーム集束磁界装置。
JP1571891A 1991-01-17 1991-01-17 電子ビーム集束磁界装置 Pending JPH04242046A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000001206A1 (de) * 1998-06-26 2000-01-06 Thomson Tubes Electroniques Gmbh Plasmabeschleuniger-anordnung
CN110137060A (zh) * 2019-05-14 2019-08-16 中国人民解放军国防科技大学 永磁聚焦径向强流电子束二极管

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