JPH04238031A - 印刷版の製版方法および製版装置 - Google Patents

印刷版の製版方法および製版装置

Info

Publication number
JPH04238031A
JPH04238031A JP2034891A JP2034891A JPH04238031A JP H04238031 A JPH04238031 A JP H04238031A JP 2034891 A JP2034891 A JP 2034891A JP 2034891 A JP2034891 A JP 2034891A JP H04238031 A JPH04238031 A JP H04238031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
plate base
plate
electrode
electrolytic solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2034891A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyuki Yanagi
治幸 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2034891A priority Critical patent/JPH04238031A/ja
Publication of JPH04238031A publication Critical patent/JPH04238031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印加電圧の極性によっ
て付着性が変化する記録材を用いた画像記録装置に使用
される印刷版の、製版方法および製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年デスクトップパブリッシング(DT
P)が注目されており、多種多様な画像記録装置が印刷
手段として利用されている。その1つとして、本出願人
による特開平1−316288号公報に記載された、通
電による画像記録装置がある。これは、印加電圧の極性
に応じて付着性が変化する記録材を用いて、一方の電極
であるインキング部材と、導電性基材上に絶縁性の像様
パターンを備えたもう一方の電極である印刷版との間に
電圧を印加し、該印刷版の絶縁性の像様パターン上に記
録材を塗布させるものである。図6、図7は通電による
画像記録方法の基本概念を示す図であり、以下、図に従
って基本概念を説明する。
【0003】図6(a)は、画像形成部の拡大断面図を
示すもので、電極aと電極aと対向する電極bの一対の
電極と、該、一対の電極間に挟持された記録材c及び電
極b上に施された絶縁部dにより構成される。
【0004】図6(b)は、この画像形成部を構成する
一対の電極の一方である電極aを陽極とし、他方の電極
bを陰極とし電圧を印加したところを示す。
【0005】図6(c)は、一対の電極間に電圧を印加
したままで、該、電極を互いに離間させたところを示し
、同図において電極bが記録材cと接触していた部分に
は記録材cが付着せず、電極b上の絶縁部dに選択的に
記録材cが付着することにより電極bに記録材による画
像が形成される。
【0006】図7(d)は、一対の電極間に印加する電
圧の極性を図6(b)ないし図6(c)の場合とは反転
させて、電極bを陽極とし電極aを陰極として電圧を印
加したところを示す。
【0007】図7(e)は、一対の電極間に電圧を印加
したままで、該、電極の対向位置を離間させたところを
示し、記録材cは電極b上に付着する。
【0008】図7(f)は、一対の電極間に電圧を印加
せずに、該、電極を互いに離間させたところを示し、電
極aと電極bの双方に記録材cが付着する。
【0009】従来、このような通電記録方式に用いる印
刷版を製版する方法として、図5に示すように、アルミ
版や銅板等の基材12上に紫外線硬化性樹脂を光重合さ
せ、未重合部11と共にPET等の上部層9を剥離する
ことにより、重合部10である絶縁性の像様パターンを
形成させたり、電子写真方式によりトナー等の微小粉を
用いて絶縁性の像様パターンを形成させる方法があった
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、印刷
版の製版方法は、製版装置が複雑になると共に、剥離後
のPETや排トナー等の後処理が面倒であるという欠点
があった。
【0011】本発明の目的は、簡単な方法で印刷版が製
版でき、しかも製版後に後処理の必要のない、印刷版の
製版方法および製版装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷版の製版方
法は、絶縁性部材中に導電性の微小粉を分散させた版基
材上に電解液を塗布し、該版基材を陽極とし、電解液層
を介して該版基材の所定の位置に電圧を印加することに
よって電気分解を行ない、前記版基材上に絶縁性の像様
パターンを形成する。
【0013】また、本発明の印刷版の製版装置は、絶縁
性部材中に導電性の微小粉を分散させた版基材上に電解
液を塗布する電解液塗布手段と、絶縁基板または導電基
板上に絶縁処理が行なわれた基板上に、電極素子が所定
の記録密度に対応して配列されて構成され、前記電極素
子が前記版基材上の電解液層に接するように前記版基材
に対して設けられた電極ヘッドと、前記版基材を陽極、
前記電極ヘッドを陰極として両者間に所定の電圧を印加
するための電源と、画像信号に応じて、前記電極ヘッド
の所定の電極素子と前記版基材の間を通電するドライバ
ーとを有する。
【0014】
【作用】版基材上に電解液を塗布し、該版基材を陽極と
し、電解液層を介して該版基材上の画像信号に対応した
所定の箇所に電圧を印加すると、該版基材上の画像パタ
ーンに対応した箇所の導電性微小粉が、電気分解反応に
よって該版基材上から抜け、絶縁性の像様パターンが形
成される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例を示す、印刷
版の製版装置の模式断面図、図2は図1中の製版部の拡
大図である。
【0017】図1に示す製版装置は、印刷版1(版基材
)、塗布ローラ2(電解液塗布手段)、電解液3、溶液
溜4、電極ヘッド5、押えローラ6、電源13および画
像信号に応じて電極ヘッド5を駆動する不図示のドライ
バーなどから構成されている。
【0018】印刷版1は、ポリイミドまたはポリカーボ
ネイトに炭素を所定の重量比で分散させたもので、厚み
が30〜200μm程度で、面積抵抗が1Ω/cm2〜
10k Ω/cm2程度になるように構成されている。 塗布ローラ2は、表面がシリコンゴム、ウレタン等の発
泡体で構成され、溶液溜4にある電解液3を所定量含浸
しており、回転しながら印刷版1上を移動して印刷版1
上に、1〜100μm程度の膜厚で電解液を塗布するよ
うに構成されている。電解液3はNa2 SO4 、L
iBF4 等の水溶液からなる。電極ヘッド5は、絶縁
基板または導電基板上に絶縁処理を行なった基板5a上
に電極素子5bを、所定の記録密度に対応したサイズ、
例えば100〜500dpi で記録幅に1列に並べて
構成されており、印刷版1を介して押えローラ6と対向
する位置に設けられている。押えローラ6はステンレス
またはアルミ等の金属あるいはシリコンゴム等に炭素等
を分散させた導電性のローラである。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
【0020】まず、電解液3を所定量含浸した塗布ロー
ラ2が印刷版1上を回転しながら移動し、印刷版1上に
電解液3を1μmから100μm程度に塗布する。次に
、電源13によって押えローラ6の方が電極ヘッド5よ
りV(=約2〜20V)だけ高電圧となるような電圧を
押えローラ6と電極ヘッド5間に印加する。そして不図
示のドライバーにより、画像信号に対応した印刷版1上
の所定の位置を通電する。この通電により、電解液3と
接する印刷版1の所定の位置には、電気分解作用が働き
、印刷版1上の、画像信号に対応した所定の位置上の炭
素は、酸素と結合して二酸化炭素となり、印刷版1の表
面上から消え、印刷版1に絶縁性の像様パターン7が形
成される。
【0021】この際、印刷版1に炭素ではなく金属のフ
ィラを分散させると、金属はイオンとして電解液3に溶
け出し、陰極である電極ヘッド5に析出、付着するおそ
れがあるが、本実施例の場合は炭素を分散させてあるの
で、酸素と結合して二酸化炭素を発生するだけであり、
電極ヘッド5のメンテナンスが簡単となる効果がある。
【0022】図3は本発明の第2の実施例を示す、印刷
版の製版装置の模式断面図、図4は印刷版1の側面図で
ある。
【0023】第1の実施例では、電解液3を印刷版1上
に塗布する手段としてローラ状の塗布ローラ2を用いた
が、本実施例では、図3に示すように、シリコンゴム、
ウレタン等の発泡性の多孔質部材8を溶液溜4に取り付
け、毛管現象により多孔質部材8からしみ出てきた電解
液3を、多孔質部材8を印刷版1上で摺動させることに
よって印刷版1上に塗布するように構成されている。そ
の他の構成、動作については第1の実施例と同じである
【0024】本実施例では、電解液3を印刷版1に塗布
するための部材として、ローラを用いないので、装置の
構造が第1の実施例よりもやや簡単になる。
【0025】また、印刷版1として、図4に示すように
、アルミ、銅等の薄膜(20〜100μm)基材b上に
、ポリイミドやポリカーボネイトに炭素を分散させた導
電シート1a(5〜50μm)を積層させた構造のもの
も使用することができる。この場合、印刷版1の強度を
増すことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、絶縁性部
材中に導電性の微小粉を分散させた版基材に対して、画
像パターンに対応した所定の箇所に電圧を印加し、電気
分解によって導電性の版基材上に絶縁性の像様パターン
を形成することにより、剥離すべき上部層の発生もなく
、トナー等を使用しないためにこれらの後処理も不要で
ある、構造が簡単な製版装置を提供できるという効果が
あり、また、導電性の微小粉として金属粉ではなく、炭
素の微小粉を使用することにより、金属イオン等の析出
もなく、装置のメンテナンスが簡単になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す、印刷版の製版装
置の模式断面図である。
【図2】図1中の製版部の拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す、印刷版の製版装
置の模式断面図である。
【図4】印刷版1の他の例を示す側面図である。
【図5】従来の印刷版の製版方法を示す模式図で、(a
)は光重合させた状態、(b)は上部層を剥離している
状態である。
【図6】
【図7】通電による画像記録装置における印刷版とイン
クの関係を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1    印刷版 2    塗布ローラ 3    電解液 4    溶液溜 5    電極ヘッド 6    押えローラ 7    像様の絶縁性パターン 8    多孔質部材 9    上部層 10  重合部 11  未重合部 12  基材 13  電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印加電圧の極性に応じて付着性が変化
    する記録材を用い、一対の電極に電圧を印加することに
    よって、一方の電極に選択的に前記記録材を付着させる
    、通電による画像記録装置に使用される印刷版の製版方
    法であって、絶縁性部材中に導電性の微小粉を分散させ
    た版基材上に電解液を塗布し、該版基材を陽極とし、電
    解液層を介して該版基材の所定の位置に電圧を印加する
    ことによって電気分解を行ない、前記版基材上に絶縁性
    の像様パターンを形成する印刷版の製版方法。
  2. 【請求項2】  前記導電性の微小粉として、炭素の微
    小粉を用いる、請求項1記載の印刷版の製版方法。
  3. 【請求項3】  印加電圧の極性に応じて付着性が変化
    する記録材を用い、一対の電極に電圧を印加することに
    よって、一方の電極に選択的に前記記録材を付着させる
    、通電による画像記録装置に使用される印刷版の製版装
    置であって、絶縁性部材中に導電性の微小粉を分散させ
    た版基材上に電解液を塗布する電解液塗布手段と、絶縁
    基板または導電基板上に絶縁処理が行なわれた基板上に
    、電極素子が所定の記録密度に対応して配列されて構成
    され、前記電極素子が前記版基材上の電解液層に接する
    ように前記版基材に対して設けられた電極ヘッドと、前
    記版基材を陽極、前記電極ヘッドを陰極として両者間に
    所定の電圧を印加するための電源と、画像信号に応じて
    、前記電極ヘッドの所定の電極素子と前記版基材の間を
    通電するドライバーとを有する画像記録装置。
  4. 【請求項4】  前記版基材を介して前記電極ヘッドと
    対向する位置に押えローラが設けられ、該ローラを陽極
    として、該ローラと前記電極ヘッドの間に電圧が印加さ
    れる請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】  前記電解液塗布手段が、表面が発泡体
    からなり、回転しながら前記版基材上に電解液を塗布す
    る塗布ローラである請求項3または4記載の装置。
  6. 【請求項6】  前記電解液塗布手段が、連泡の多孔質
    部材が下部に取付けられ、該版基材上を摺動しながら毛
    管現象により該多孔質部材からしみ出した電解液を該版
    基材上に塗布する電解液だめである請求項3または4記
    載の装置。
JP2034891A 1991-01-22 1991-01-22 印刷版の製版方法および製版装置 Pending JPH04238031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2034891A JPH04238031A (ja) 1991-01-22 1991-01-22 印刷版の製版方法および製版装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2034891A JPH04238031A (ja) 1991-01-22 1991-01-22 印刷版の製版方法および製版装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04238031A true JPH04238031A (ja) 1992-08-26

Family

ID=12024623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2034891A Pending JPH04238031A (ja) 1991-01-22 1991-01-22 印刷版の製版方法および製版装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04238031A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5916084A (ja) 入力タブレツト
AU748566C (en) Method of providing conductive tracks on a printed circuit and apparatus for use in carrying out the method
CA2021318C (en) Method of forming fine patterns
JP3113077B2 (ja) 直線的なオリフィスプレートを電鋳する方法
JP2595698B2 (ja) 通電転写型インク記録媒体
JPH04238031A (ja) 印刷版の製版方法および製版装置
US5567328A (en) Medical circuit forming process
CA1205778A (en) Image reproduction by in plane electro-coagulation of a colloid
JP2006508249A (ja) 導電性トラックを備えた印刷版の金属被覆装置及び関連する金属被覆方法
JPH0274095A (ja) 導体パターンの形成方法
EP1084829A3 (en) Electrocoagulation printing method and apparatus providing enhanced image resolution
JP2773238B2 (ja) 印字記録ヘッド
JPS6347151A (ja) 印字記録ヘツド
JPH0596776A (ja) イオンフロ−静電記録ヘツドの製造方法
TW200408730A (en) Novel cathode design for use in electrodeposition cell
JPH062419B2 (ja) 印字記録ヘツド
JPH0357649A (ja) 画像形成装置
JPS587359A (ja) 電気浸透インクによる記録ヘツド
JPH04290781A (ja) 画像記録装置
JPH01186351A (ja) 画像記録装置
JPH03187765A (ja) 多孔性フィルムを使用した記録装置
JPH1178202A (ja) 凹版印刷方法
JPH0429880A (ja) 画像形成方法及び装置
JPH0197665A (ja) 通電転写ヘツド
JPH07125469A (ja) 微細パターン形成用原版