JPH0423677Y2 - - Google Patents

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JPH0423677Y2
JPH0423677Y2 JP1986043789U JP4378986U JPH0423677Y2 JP H0423677 Y2 JPH0423677 Y2 JP H0423677Y2 JP 1986043789 U JP1986043789 U JP 1986043789U JP 4378986 U JP4378986 U JP 4378986U JP H0423677 Y2 JPH0423677 Y2 JP H0423677Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、黒板に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来の黒板としては、実開昭55−136590号及び
実公昭45−8171号に記載のものがあつた。
しかし、上述の前者の黒板では、黒板の下端縁
に取付けられた粉受け片部の下方に取付けられる
物置部材の構造は複雑な箱型であり、製造コスト
が高くなる欠点があつた。また、上述の後者の黒
板では、水平長手状の物置部材の両端部のみが左
右の支柱に固着されたものであり、取付け強度が
弱かつた。かつ、物置部材は底深であり、収納し
たチヨークを取り出し難く、さらに、その先端
は、上方の粉受け片部の先端よりも前方へ突出し
ているため、チヨークの粉が入り易い欠点があつ
た。
そこで、本考案は、上述の欠点を解消した黒板
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するために、本考案に係る
黒板は、黒板本体と、支柱と該支柱の上下中間位
置に橋絡状に横架される横設部材とを有する枠体
と、から構成される黒板であつて;上記黒板本体
の下端縁が、上記横設部材よりも上方に位置し、
かつ、該横設部材に該下端縁が平行状態となるよ
うに、該黒板本体を上記支柱に横架し、上記横設
部材を、中空筒状の横梁部と粉受け片部とから一
体型材にて形成し、かつ、該横梁部に於ける上記
粉受け片部よりも下方の前壁面部、又は、該粉受
け片部の下面に、チヨーク等を載置する横断面略
鈎状の物置部材を取付けるための嵌込用蟻溝を形
成し、かつ、該物置部材の基端縁を、横断面Tの
字状とし;さらに、上記物置部材の基端縁を、上
記横設部材の蟻溝に嵌入した状態に於て、該物置
部材の該基端縁よりも下方の壁部の後端面が、上
記横設部材の上記前壁面部に当接して、該物置部
材が桶受け状姿勢を保持するようにし、かつ、該
物置部材の先端縁の位置が、上記横設部材の上記
粉受け片部の先端と略同一の前後位置となるよう
に構成したものである。
〔作用〕
横梁部と粉受け片部とを一体型材にて形成する
ことにより、剛性が大となる。さらに、横梁部は
中空筒状であるため、一層剛性が増大する。ま
た、横設部材の蟻溝と物置部材の横断面Tの字状
の基端縁とにより、物置部材を横設部材に取付け
易く、かつ、取付け強度が大きくなる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳説す
る。
第1図と第2図に於いて、この黒板は、黒板本
体1と、支柱2,2と該支柱2,2の上下中間位
置に橋絡状に横架される横設部材3とを有する枠
体と、から構成されている。そして、上記黒板本
体1の下端縁Lが上記横設部材3よりも上方に、
かつ、該横設部材3に該下端縁Lが平行状態とな
るように、該黒板本体1を上記枠体の支柱2,2
に横架している。上記横設部材3は、中空筒状の
横梁部4と粉受け片部5とから成り、アルミニウ
ム合金等により、一体型材にて形成される。
つまり、第1図の実施例に於ては、横梁部4は
中空部6を有する縦長偏平楕円状に形成され、該
中空部6内の上下2ヶ所には支柱2,2と連結す
るためのビスホール7,7が一体形成される。ま
た、粉受け片部5は、横梁部4の上下中央付近か
ら水平前方へ突出状に形成され、先端弯曲部10
と横梁部4との間に上向きの粉受け凹溝9が配設
されている。なお、上記粉受け片部5は、黒板本
体1の左右方向長と同じ長さの場合を例示する
が、これよりも短くても良い。
しかして、11は、粉受け片部5の下面12に
形成した嵌込用蟻溝であり、チヨーク等を載置す
る横断面略鈎状の物置部材13を取付けるための
ものである。第1図の実施例に於ては、上記蟻溝
11は、粉受け片部5と横梁部4とが交差する隅
角部C付近の該粉受け片部5の下面12に形成さ
れる。また、物置部材13の基端縁14は、横断
面Tの字状とされ、この基端縁14を上記蟻溝1
1に嵌込むことにより、物置部材13全体は吊持
状に支持される。つまり、物置部材13の基端縁
14を、横設部材3の蟻溝11に嵌入した状態に
於て、物置部材13の基端縁14よりも下方の壁
部の後端面が、横設部材3の粉受け片部5よりも
下方の前壁面部8に当接して、物置部材13が桶
受け状姿勢を保持するようにしている。また、物
置部材13の先端縁の位置は、横設部材3の粉受
け片部5の先端と略同一の前後位置とされてい
る。なお、蟻溝11の左右方向所定部位を切欠
き、その部分より上記物置部材13を嵌込むよう
に構成するも好ましい。
上記横設部材3の左右方向端部は、第3図に示
すように、セルフタツピングネジ15……によつ
て左右支柱2,2と夫々連結され、具体的には、
横梁部4の断面内部に形成された上記ビスホール
7,7を左右支柱2,2に夫々付設されたビス孔
16,16の位置に合わせ、上記タツピングネジ
15……をこのビス孔16に挿通し、さらに、上
記ビスホール7内に捩込めば良い。これにより、
ビスホール7……内周部にメネジ部が形成され、
もつて横設部材3は左右支柱2,2と強固に結合
される。
17は、上側へ巻込自在のスクリーンであり、
黒板本体1の前面側に展張されている。
横設部材3の左右端部には、第1図仮想線で示
す平面形状の嵌込片18,18を嵌脱可能に設け
るも好ましい。
横設部材3の断面形状については、第4図に示
すように、横梁部4の中空部6内に粉受け片部5
から延設する如く、補強部19を形成してもよ
い。
第5図は、横梁部4に於ける粉受け片部5より
も下方の隅角部C付近の該横梁部4の前壁面部8
に、蟻溝11を形成した場合を示している。
次に、黒板本体1を左右方向に何台も連結する
には、第6図乃至第8図のように、左右に配設さ
れた黒板の何れか一方の支柱2を取外して除いた
上、他方の支柱2を夫々両側から挟持するように
横設部材3,3同士を結合する。具体的には、横
設部材3,3の夫々端部に連結部材20,20を
取付け、該連結部材20,20の間に支柱2を挟
んだ状態で連結ボルト21,21で固定すればよ
い。22は、黒板本体1を支柱2上端部に回動可
能に枢支する支持ピンであり、23,23はスぺ
ーサである。なお、上記連結ボルト21,21と
螺合するメネジ部を連結部材20,20の何れか
一方に付設し、ボルト長を短くするも好ましい。
上述の構成により、横設部材3を、例えばアル
ミニウム合金の押出形成にて容易に製作すること
が出来る。さらに、蟻溝14を横設部材3の上記
隅角部C付近に付設すれば、全体の剛性を一層向
上させることが出来ると共に、物置部材13を安
定状態で支持することが出来る。
〔考案の効果〕
上述の構成により、本考案は、以下に示す顕著
な効果を奏する。
枠体の強度及び剛性を大とすることが出来
る。
横設部材3及び物置部材13を押出形成にて
容易に製造することが出来、製造コストを低く
し得る。
横設部材3に物置部材13を容易に取付け出
来、かつ、一旦取付けた後の取付け強度が大と
なる。
横設部材3に物置部材13を係止するための
構造及び物置部材13の先端が前方へ突出する
姿勢を保持するための構造を簡単なものとする
ことが出来る。
チヨークの粉が物置部材13内に入るのを防
止出来、かつ、物置部材13にチヨーク等を収
納し、又は取出すことを素早く出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に於ける要部を示す
横断面図、第2図は全体の正面図、第3図は第1
図の−断面図、第4図及び第5図は夫々他の
実施例を示す要部横断面図、第6図は左右方向に
連結する場合を示す斜視図、第7図はその連結部
を示す正面図、第8図は横設部材の左右端部の一
方に連結金具を取付けた状態を示す拡大斜視図で
ある。 1……黒板本体、2……支柱、3……横設部
材、4……横梁部、5……粉受け片部、8……前
壁面部、11……蟻溝、12……下面、13……
物置部材、14……基端縁、L……下端縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 黒板本体1と、支柱2,2と該支柱2,2の上
    下中間位置に橋絡状に横架される横設部材3とを
    有する枠体と、から構成される黒板であつて、 上記黒板本体1の下端縁Lが、上記横設部材3
    よりも下方に位置し、かつ、該横設部材3に該下
    端縁Lが平行状態となるように、該黒板本体1を
    上記支柱2,2に横架し、 上記横設部材3を、中空筒状の横梁部4と粉受
    け片部5とから一体型材にて形成し、かつ、該横
    梁部4に於ける上記粉受け片部5よりも下方の前
    壁面部8、又は、該粉受け片部5の下面12に、
    チヨーク等を載置する横断面略鈎状の物置部材1
    3を取付けるための嵌込用蟻溝11を形成し、か
    つ、該物置部材13の基端縁14を、横断面Tの
    字状とし、 さらに、上記物置部材13の基端縁14を、上
    記横設部材3の蟻溝11に嵌入した状態に於て、
    該物置部材13の該基端縁14よりも下方の壁部
    の後端面が、上記横設部材3の上記前壁面部8に
    当接して、該物置部材13が桶受け状姿勢を保持
    するようにし、かつ、該物置部材13の先端縁の
    位置が、上記横設部材3の上記粉受け片部5の先
    端と略同一の前後位置となるように構成したこと
    を特徴とする黒板。
JP1986043789U 1986-03-25 1986-03-25 Expired JPH0423677Y2 (ja)

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JPS62154985U JPS62154985U (ja) 1987-10-01
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS458171Y1 (ja) * 1966-11-21 1970-04-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5655024Y2 (ja) * 1979-03-20 1981-12-22
JPS61115696U (ja) * 1984-12-30 1986-07-22

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS458171Y1 (ja) * 1966-11-21 1970-04-18

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