JPH04234201A - 電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装置 - Google Patents

電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装置

Info

Publication number
JPH04234201A
JPH04234201A JP21914491A JP21914491A JPH04234201A JP H04234201 A JPH04234201 A JP H04234201A JP 21914491 A JP21914491 A JP 21914491A JP 21914491 A JP21914491 A JP 21914491A JP H04234201 A JPH04234201 A JP H04234201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
components
signal
component
radio signal
amplified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21914491A
Other languages
English (en)
Inventor
Harry J Gould
ハリー・ジェイ・ゴールド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH04234201A publication Critical patent/JPH04234201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/002Reducing depolarization effects
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction
    • H01Q21/245Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction provided with means for varying the polarisation 

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般的には無線周波数
信号を受信するためのアンテナ受信装置に関し、かつ、
より特定的には、偏波無線信号を受信するためのアンテ
ナ給電装置(antenna  feed  appa
ratus)に関する。
【0002】
【従来の技術】静止軌道において地球の軌道に乗って回
る数多くの通信衛星がある。これらの通信衛星は赤道上
地球から約35000キロメータ、または約22300
マイルの高さで地球の軌道を回る。そのような距離では
、衛星は地球上の位置に実質的に固定されたままとなる
が、その理由は地球上の衛星の動きが地球の回転と整合
するからである。
【0003】衛星が地球を回る場合に該衛星の速度によ
って生成される遠心力が地球の重力とバランスし、衛星
を地球表面上の固定された位置において周回させる。
【0004】各々の通信衛星は複数のトランスポンダを
含み、各々のトランスポンダは衛星へのかつ衛星からの
別個の電子的経路を具備する。すなわち、1つのトラン
スポンダに対して、地球上の送信機を衛星とリンクする
所定の周波数経路があり、かつ衛星から地球に送信され
る周波数がある。
【0005】各々の周波数経路(path)は共に2つ
の送信モードを含み、1つのモードは水平偏波信号に対
するものでありかつ1つは垂直偏波信号に対するもので
ある。水平偏波信号においては、キャリアの電界は水平
面内で発振または振動し、かつ垂直偏波信号においては
キャリアの電界は垂直面内で発振または振動する。言い
換えれば、電界が垂直または水平面に傾いており、また
は実質的に90度離れている。これら2つの電界はしば
しば直交電界と称される。直交電界はまた右旋偏波(R
HCP)および左旋偏波(LHCP)として送信できる
。直交電界の送信は割り当てられた周波数帯域に対し衛
星のトランスポンダの数を2倍にし、または各周波数パ
スに対し2つのトランスポンダを使用することを許容す
る。
【0006】ホーム衛星受信システムまたはテレビジョ
ン受信オンリ(TVRO)システムに用いられているよ
うな、衛星送信機からの無線(TV)信号の受信(信号
)は、水平および垂直偏波の双方、または右旋偏波およ
び左旋偏波を含む偏波無線信号を含む。
【0007】該無線信号はいわば一般に衛星ディッシュ
(satellile  dishes)と称されるも
のによって受信され、これらは典型的にはパラポラ・デ
ィッシュ・アンテナおよび該パラボラ・ディッシュ・ア
ンテナの焦点に配置されたアンテナ給電部からなる。給
電エレメントはディッシュアンテナにより集められた無
線信号を集め、かつ該給電部により受信された無線信号
は次にテレビジョンセットにおいて画像および音を提供
するため処理用の適切な電子回路に転送されまたは導か
れる。
【0008】アンテナ給電部は導波管(wave  g
uide)内に1個または2個のプローブを含む。該プ
ローブ(単数または複数)は偏波信号を処理のため電子
回路に結合するために使用される。
【0009】給電部により信号が受信された後、該信号
は増幅器に導かれ、そこで該信号が増幅される。衛星か
ら来る信号は一般に非常に弱いから、該増幅器はローノ
イズの増幅器、またはLNA、であることが重要である
。すべての増幅器はある量のノイズを増幅されている何
等かの信号に加えているから、TVRO産業において該
増幅器が最大のゲインに対し最小のノイズを加えること
が重要である。
【0010】通常の状態では、LNAによって与えられ
るノイズまたはノイズ電力は増幅された信号の強度に係
わらず固定されたレベルにある。増幅器のノイズ電力が
増幅された信号の電力レベルに接近した時、信号を検出
しかつ処理する能力は増幅器のゲインにかかわらず制限
される。最小のノイズの付加により信号を増幅する能力
はしばしば信号対雑音比、または雑音指数、あるいはノ
イズ温度と称される。上に述べたように、増幅器の増幅
された信号に付加されるノイズは衛星の受信のような用
途においては最小であることが重要である。
【0011】最も経済的な値のために、受信アンテナ、
給電部、および増幅器の大きさはすべて重要な要素であ
る。従って、アンテナの大きさは製造および導入の経済
性と整合しなければならず、かつアンテナ給電部はアン
テナに対する最も高い可能な結合効率を与えるようにし
なければならない。最後に、増幅器は増幅された信号に
最小のノイズ電力を付加しながら最大の増幅度を提供す
べきである。本発明に係わる装置はプローブが直接LN
Aに接続されることを許容する。このことはプローブお
よびLNAの間の回路の抵抗損失を低減する。従って、
これは直接雑音指数(noise  figure)を
改善する。
【0012】1つのタイプの初期の給電部は、90度離
れて位置する2つのプローブを含む。1つのプローブは
垂直に装着されかつ他のプローブは水平に装着されてい
る。従って、垂直に取り付けられたプローブは垂直偏波
無線信号を受信し、かつ水平に取り付けられたプローブ
は水平偏波無線信号を受信する。これらのプローブは適
切にローノイズの増幅器に接続され、かつ該増幅器は次
に無線信号を処理しかつテレビジョンセットのための画
像および音を提供する他の回路に接続される。
【0013】上に述べたように固定されたプローブは単
一の衛星から信号を受けるために適切に整列された場合
にはうまく動作することができる。しかしながら、パラ
ボラ皿形アンテナが異なる衛星からの受信をめざす場合
、給電部における2つのプローブの固定された配列は信
号が受信されている特定の衛星の方向または衛星からの
信号の曲り(skewing)に応じて、比較的少ない
量からかなりの量まで傾いているかもしれない。従って
、アンテナが最初に整列された衛星とは異なる衛星をめ
ざす場合には、垂直および水平信号は曲り従って各プロ
ーブは両方の偏波からの信号を受信する。このプローブ
は最大より低い信号対雑音比を生成し、その結果ノイズ
の多いテレビジョン画像および画像を通るラインまたは
画像上に画像を生ずる結果となる。
【0014】固定プローブの問題を克服するため、回転
プローブが開発されている。ディッシュアンテナが異な
る衛星に向けられた時、該プローブは垂直偏波信号また
は水平偏波信号のいずれかを受信するよう回転できる。 このシステムは今日のTVROマーケットにおいて一般
的に使用されている。
【0015】LNAは最もしばしばゲインとして表され
る増幅率によって信号を増幅する。ゲインはよく知られ
たかつ理解された公式または方程式により計算される。 もし信号が2の増幅率で増幅されれば、ゲインは3dB
であり、10の増幅率は10dBのゲインでありかつ1
00の増幅率は20dBのゲインであり、その他同様で
ある。信号が増幅されると同時に、増幅器は望まないノ
イズ電力を信号に加える。衛星の受信においてはゲイン
対ノイズの比は最大の達成可能な値であることが重要で
ある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】アンテナ給電部はでき
るだけ多くの信号を捕えかつ該信号を可能な最小量の損
失によりLNAに導くことが同様に重要である。適切な
給電設計およびローノイズ増幅器に代わるものはより強
い信号を集めるように受信アンテナをより大きくするこ
とである。しかしながら、アンテナの大きさが増大する
に応じてコストが急速にエスカレートする。
【0017】本発明は信号の純粋性を汚すことなくシス
テムのために最適の達成可能な信号対雑音比または雑音
指数を提供しながら直交偏波の信号を集積するための装
置を開示する。
【0018】米国特許第2,880,399号(マーフ
ィー)は、円形導波管内にフック形のプローブアンテナ
が配置されたマイクロウエーブ伝送システムを開示する
。このフック形プローブアンテナは2重逆方向曲り部、
導波管の長さ方向の軸に対しある角度で配置された直線
部、および前記実質的な直線部の終端におけるボール部
を含む特定の構造を有している。
【0019】米国特許第4,071,833号(ゴール
ド)は、ほぼ角型の導波管内のフック形エレメント、ま
たは実際には、四角い導波管内の一対のフック様エレメ
ントを開示し、該角型導波管は半分に分割されそれによ
りフックエレメントが導波管の各々の部分に配置される
ようにしたものを開示している。前記フックエレメント
は導波管内に後部端壁から延びている。
【0020】米国特許第4,414,516号(ハワー
ド)は、円形導波管内に配置された回転可能なアンテナ
またはプローブを開示する。このアンテナまたはプロー
ブはほぼU形構造のものでありかつ導波管内に後部壁か
ら延びている。この′516特許はまた、従来技術とし
て、導波管の後部を通って延びるほぼL形のプローブを
開示している。
【0021】
【課題を解決するための手段および作用】ここに述べら
れかつ特許請求された発明は、給電部、および、TVR
Oディッシュまたはアンテナのための衛星信号のような
、無線またはマイクロウエーブ信号を受信するために使
用できる回路を具備し、導波管の背面壁に配置された一
対のプローブを含む。該プローブは互いに90度、また
は直交位置に、向けられている。電子回路の使用により
2つのプローブからの信号は所望の偏波に対し最大の達
成可能な信号対雑音比が与えられるように組み合わされ
、かつ2つのプローブからの無用の偏波は打ち消される
。あるいは、プローブからの両方の偏波成分は適切に加
算されそれらは両方とも使用できるようにされる。
【0022】本発明の目的のいくつかは以下のようなも
のである。新規なかつ有用なアンテナ給電装置を提供す
ること。無線信号を受信するための新規なかつ有用な装
置を提供すること。互いに90度の方向に向けられた一
対のプローブを有する新規なかつ有用なアンテナ給電装
置を提供すること。一対の直角に配置されたプローブか
ら所望の偏波の信号を組み合わせるための新規なかつ有
用な回路を提供すること。最大の達成可能な信号対雑音
比が達成される新規なかつ有用なアンテナ給電装置を提
供すること。一対の直角に向けられたプローブからの無
用の偏波の成分が打ち消される新規なかつ有用な装置を
提供すること。給電部に配置された一対のプローブから
の望ましい偏波成分を組み合わせるための新規なかつ有
用な装置を提供すること。
【0023】
【実施例】図1は、適切な支持構造4により支持ベース
2に固定された衛星ディッシュアンテナ6の斜視図であ
る。衛星ディッシュ6はマイクロウエーブ信号を受信し
かつ給電ホーン8に集束するパラボラアンテナである。 給電ホーン8は、もちろん、集中されたまたは集束され
たマイクロウエーブ信号を受信するためにパラボラディ
ッシュ6の焦点に配置されている。給電ホーンから、マ
イクロウエーブ信号は適切に増幅されかつアンテナ6か
ら離れたテレビジョン受信機に向けられる。
【0024】従来技術の給電部の例が図2と図3、図4
と図5、および図6に示されている。
【0025】図2および図3は背面壁24を備えた円筒
形導波管22を示す。一対のプローブ26および28が
導波管22の内側に配設されている。プローブ26およ
び28は実質的に互いに90度に配置されている。プロ
ーブ26は垂直偏波信号を受信するよう配列され、かつ
プローブ28は水平偏波信号を受信するよう配列されて
いる。
【0026】導波管22は円筒形であるものとして示さ
れているが、導波管の形状は必ずしも円筒形である必要
がないことは理解できるであろう。もし望むならば、そ
れは四角形でもよい。さらに、他の断面の形状もまた使
用することができる。
【0027】図3においては、プローブ26および28
は背面壁24に対し並列な異なる面に配置されているこ
とが示されている。一般に知られかつ理解されているよ
うに、2つのプローブが導波管内の同じ面に配置された
時、2つのプローブの間に一般的に相互作用が存在する
。この相互作用は、該プローブが物理的にそれぞれの垂
直および水平偏波信号に対し実質的に平行に配列されて
いても、プローブが直角方向の電界に結合するようにさ
せ得る。
【0028】図4は給電部30の正面図であり、かつ図
5は給電部30の部分的断面側面図である。図4および
図5においては、背面壁30を有する円筒形または円形
導波管32が示されている。プローブ36は背面壁34
から外側に延びているものとして示されている。該プロ
ーブ36は指示エレメント38に取り付けられたほぼU
字形のエレメントであり該支持エレメント38は背面壁
34を通して延びている。プローブ36は背面壁34を
通って回転可能であり、かつ従って垂直偏波信号または
水平偏波信号のいずれかを受信するために適切に整列(
align)することができる。
【0029】図6においては、導電性の平面42が示さ
れ、該平面42に隣接して回転可能なダイポール44が
配置されている。該ダイポール44は面42にほぼ平行
な向きに維持されるが、希望に応じて、水平または垂直
偏波信号のいずれかを受信するために回転できる。
【0030】図7の(a)は本発明を実施した給電部5
0の正面図を示す。図7の(b)は、(a)のライン7
B−7Bに沿った部分的断面図である。給電部50の以
下の説明においては、図7の(a)および(b)を参照
する。
【0031】給電部50は背面壁54および前端部56
を有するほぼ円筒形の導波管52を含む。前端部56は
開いている。
【0032】背面壁54を通って一対のプローブ60お
よび70が延びている。プローブ60はほぼ垂直面に向
けられておりかつプローブ70はほぼ水平面に向けられ
ている。
【0033】図7の(b)に最もよく示されるように、
プローブ60および70は2つの直線部分を有し、1つ
の直線部分は円形導波管52の壁にほぼ平行でありかつ
背面壁54を貫通しており、第2の部分は鈍角で第一の
部分に延びている。
【0034】プローブ60は円形導波管52に対しほぼ
平行な第一のセクションまたは部分52を含む。第一の
部分62は背面壁54をそれに対し実質的に垂直に貫通
して延びている。壁54から離れた、第二のセクション
または部分64は部分62に対し鈍角で配置されている
。図7の(a)から理解できるように、両方のセクショ
ンまたは部分62および64は単一面内に留まっている
。本発明の目的のために、かつここに規定されるように
、2つの部分62および64を有するプローブ60は垂
直偏波を受信するためのエレメントを構成する。プロー
ブ60を通る面は垂直面内に位置付けられる。
【0035】プローブ70は同様に第一のセクションま
たは部分72および第二のセクションまたは部分74を
含む。第一の部分74は背面壁54を貫通しかつプロー
ブ60の第一の部分62にほぼ平行である。第二の部分
74はほぼ第一の部分72に対し鈍角方向に向けられて
いる。部分72および74は同じ面内にあり、かつ図7
の(a)に示されるように、その面は水平面である。
【0036】プローブ60および70は2つの部分また
はセクションを含むかまたは有するものとして示されて
いるが、それらは2つのセクションまたは部分を有する
ことに限定される必要はない。他の構造もまた使用でき
る。しかしながら、どのような構造であれ、プローブは
背面壁54を貫通する。
【0037】プローブ60の部分62および64によっ
て規定される面はほぼプローブ70の部分72および7
4によって規定される面に垂直である。従って、上に示
したように、これらのプローブが衛星に角度合わせされ
た時、プローブ60は垂直偏波信号を受信し、一方プロ
ーブ70は水平偏波信号を受信する。プローブ60およ
び70は互いに実質的に垂直になっており、あるいは直
交関係にある。プローブ60および70はそれら自体は
回転可能ではない。しかしながら、後に詳細に述べるよ
うに、プローブ60および70の方向は、いわば、所望
の偏波の信号対雑音比を最大にしまたは最適にするため
に、かつ望ましくない偏波の信号を打ち消すために電子
的に回転される。
【0038】図8の(a)は円形でない断面構造を有す
る給電部80の正面図である。給電装置80の断面形状
はほぼ四角形である。給電装置80は図7の(a)およ
び(b)に示される給電装置70の別の実施例を構成す
る。
【0039】給電部80は頭部壁82、底部壁84、お
よび一対の側部壁86および88を含む。給電部80は
また背面または後面壁90を含む。背面壁90を通って
一対のプローブ92および94が延びている。
【0040】プローブ92および94は互いに直交する
よう方向付けられている。プローブ92は垂直面内に配
置され、かつプローブ94は水平面内に配置されている
【0041】上に述べたように、プローブ92および9
4は種々の構成とすることができ、かつ図7の(a)お
よび(b)に示されたプローブ60および70の構造に
限定されるものではない。しかしながら、これらのプロ
ーブは互いに実質的に垂直に配置されるべきである。す
なわち、プローブが配設される面は互いに直交関係にあ
るべきである。
【0042】図8の(b)は、本発明の給電装置の別の
実施例の正面図を示し、該給電装置は円形導波管102
内に配置された4つのプローブ104,105,106
,および107を含む給電装置100を具備する。
【0043】4つのプローブは対になって整列され、整
列された各対は互いに直交方向に配置されている。プロ
ーブ104および105は1つの対を構成し、かつプロ
ーブ106および107が他の対を構成する。プローブ
104および105が存在する面は実質的にプローブ1
06および107が存在する面に垂直である。プローブ
104,105,および106,107は導波管102
の後部壁103を貫通している。
【0044】プローブ104および105は一緒に結合
または接続することができ、かつプローブ106および
107は一緒に接続することができる。あるいは、プロ
ーブ104および105からの出力は加算され、かつプ
ローブ106および107からの出力を加算することが
できる。2つの加算された出力は次に一緒に加算しても
よい。
【0045】もしこれらのプローブ対が一緒に接続され
る場合、各対はバラン(balun)に接続されかつ該
バランからの出力は以下に説明するように直交配置され
たプローブの1つの対のために処理される。
【0046】所望の信号の信号対雑音比を最大にしかつ
同時に不所望の信号を最小にするために、偏波信号の電
子的回転が図9の(a)および(b)、図10、図11
、図12、図13、図14、および図15の実施例に概
略的に示された装置によって行われる。図12および図
15の実施例におけるように、特に指示なき場合は、例
示の目的のため、水平偏波信号が所望の信号であり、か
つ信号対雑音比は従って水平偏波信号に対し最大にされ
るものとする。
【0047】図9の(a)は、本発明に係わる装置を実
施する回路装置110を回路図形式で表わすものである
。図9の(a)においては、プローブ60および70が
それぞれ一対の導体112および116によって一対の
ローノイズ増幅器114および118に接続されている
。プローブ60および70が適切に衛星と整列されてい
ない限り、衛星からの垂直および水平信号はいくらか傾
斜している。傾斜した信号の場合、各プローブ60およ
び70は衛星から送信される垂直および水平信号成分の
双方に結合するであろう。
【0048】回路装置110は偏波信号を受信しかつ、
所望の信号の信号対雑音比が最大になりかつ不所望の偏
波信号が実質的に消去されるように前記信号をプローブ
60および70と整列するよう効果的に「回転」させる
。ここで説明のために、図9の(a)および(b)の実
施例においてかつ図10、図11、図13および図14
の実施例においては、上に述べたように、最大にされる
のは水平偏波信号の信号対雑音比である。従って、両方
のプローブ60および70からの垂直成分は実質的に消
去され、従って水平偏波信号のみが処理されるように衛
星の信号に対しプローブを効果的に電子的に整列する。
【0049】装置110における両方の信号の垂直成分
はプローブ60から導体112に沿ってローノイズ増幅
器114に導かれる。ローノイズ増幅器またはLNA 
 114からの増幅された信号は次に導体120に沿っ
て可変抵抗ネットワーク122に送られる。可変抵抗ネ
ットワーク122から、増幅されかつ減衰された各垂直
成分は導体124に沿って電力結合または加算ネットワ
ーク150に導かれる。
【0050】LNA  118からの信号の増幅された
水平成分はLNA  118から導体130に沿って可
変抵抗ネットワーク132に導かれる。可変抵抗または
パッド122および132が結合システム134によっ
てマニュアルでの、しかしながら必ずしも同じである必
要のない、調整のために一緒に結合される。可変抵抗ま
たはパッド122および132の目的は所望の偏波の最
大の信号対雑音比を達成するために信号のレベルを調整
することである。プローブ60またはプローブ70のい
ずれかにより受信された信号の垂直成分は減衰されてそ
れを他のプローブによって受信された信号の垂直成分の
部分と同じ振幅になるようにする。同じ振幅を有する各
信号の垂直部分によって、それらは以下に述べるように
打ち消すことができる。
【0051】可変抵抗器132から、プローブ70から
の信号の増幅された成分が次に導体136によりデルタ
位相セクション138に導かれる。デルタ位相セクショ
ン138は0度設定および180度設定を含み、そのい
ずれかが、所望の偏波に応じて、所望の偏波に対する最
大の信号対雑音比を達成しかつ不所望の偏波成分を打ち
消すための位相関係を提供するため使用できる。
【0052】もし衛星に対するプローブのアライメント
がある特定の限界内にあれば、デルタ位相セクションは
ゼロにセットされ、これは効果的にデルタ位相セクショ
ンの必要性を除去する。もちろん、これはディッシュお
よび給電システム(図1を参照)がセットアップされま
たは導入される時に各々の導入に対し決定される。
【0053】デルタ位相セクション138から、プロー
ブ70からの増幅されかつ減衰された信号は導体140
に沿って電力結合器(power  combiner
)150に導かれる。
【0054】電力結合器150は抵抗152を含む。プ
ローブ60および70からの信号の水平成分が望まれる
から、該信号の垂直部分は抵抗152において打ち消さ
れるであろう。垂直部分は可変抵抗またはパッド122
および132により互いに振幅において等しくなるよう
適切に減衰され、かつそれらは抵抗152によってデル
タ位相セクションが適切な位相、これは0または180
度である、に設定されている場合に打ち消される。
【0055】プローブ60および70は各々衛星から送
信される垂直および水平成分を受信する。もし、上に述
べたように、衛星から送信された水平成分が望まれるも
のと仮定すると、可変抵抗パッド122および132が
調整されかつデルタ位相セクションが水平信号に対し最
大の信号対雑音比を与えるよう調整される。同時に、垂
直信号は抵抗152によって消去される。その結果は電
力結合器150から導体160に沿ってダウンコンバー
タ170に導かれる信号はプローブ60および70によ
って受信され、LNA  114および118によって
適切に増幅され、かつ最小のノイズ寄与を有する組み合
わされた水平偏波成分のみを含むことになる。
【0056】ダウンコンバータ170から、信号が導体
172に沿って受信機174に導かれ、かつ受信機17
4における信号は適切に処理などが行なわれ、かつテレ
ビジョンセット180によって使用可能にされる。前記
信号は受信機174からテレビジョン180に対し導体
176により導かれる。
【0057】可変抵抗器122および132はジョイン
ト(joint)調整のために結合されていることが分
かるであろう。同じ用語または物理的/機械的関係が以
下の他の実施例の説明において使用されている。用語「
結合された(coupled)」は単に2つの要素の間
の電子的接続に言及している。典型的には、そのような
状況では一方の抵抗が上昇している間に他方は下降する
。すなわち、「結合(coupling)」はそれらが
両方とも同時にまたは同じレートで増大しまたは低下す
ることを示さずかつ意味しない。各抵抗は同じ増分量で
あるいは直線的な様式で変動する必要はない。例えば、
1つの抵抗は定常的に保持され一方他方が増加または減
少することができる。
【0058】典型的には、本発明の装置の種々の実施例
において、図15の実施例に対し述べられる場合を除き
、1つの抵抗は増大する間に他方は減少しそれにより所
望の偏波信号の振幅がほぼ一定に止まることができる。 しかしながら、他の状況では他の関係が望まれるかもし
れない。
【0059】図9の(a)は本発明の装置の最も単純な
または一般的な形式における電気回路図を示す。図9の
(b)は装置110の可変抵抗器122および132が
それぞれ可変ゲイン増幅器123および133によって
置き換えられた、回路装置111を備えた、図9の(a
)の回路装置の一部の電気回路図である。可変ゲイン増
幅器123および133は結合エレメント(単数または
複数)135によって適切に互いに結合されている。
【0060】プローブ60により受信された信号成分は
導体112によりローノイズ増幅器114に向けられ、
増幅された信号は次に導体120により可変ゲイン増幅
器123に導かれる。
【0061】プローブ70により受信された信号成分は
導体116によりローノイズ増幅器118に導かれ、か
つ増幅された信号は次に導体130により可変ゲイン増
幅器133に導かれる。可変ゲイン増幅器123および
133から、それぞれの信号は導体124および136
により導かれかつこれらの信号は次に装置110に対し
上に述べたように処理される。
【0062】従って、装置110において利用されてい
る可変抵抗器またはパッドは、もし望むならば、可変ゲ
イン増幅器に置き換えることができる。可変抵抗器およ
び可変ゲイン増幅器の双方ともそれらを通る信号の大き
さを制御可能な様式で変える。ここで述べる実施例の大
部分に対し、可変抵抗器または可変増幅器を用いること
ができる。しかしながら、図12の実施例においては、
可変ゲイン増幅器を用いるのが最もよく、かつ図15の
実施例においては可変抵抗器を用いるのが最もよいであ
ろう。
【0063】図9の(a)および(b)の回路の別の実
施例200を含む、図10においては、受信された信号
は電力結合器に入る前に周波数がダウンコンバートされ
る。図10においては、プローブ60および70は垂直
および水平偏波信号のそれらのそれぞれの垂直および水
平成分を、それらがプローブによって受信された時、そ
れぞれ導体112および116により、かつそれぞれL
NA  114および118を介して、それぞれ導体1
20および130により、それぞれ一対のミキサ210
および212に導く。ローカル発振器214が両方のミ
キサに接続されている。ミキサ210および212そし
てローカル発振器214は一対のダウンコンバータ27
0を構成する。
【0064】ローカル発振器214およびミキサ210
および212は受信した無線周波数を中間周波数にダウ
ンコンバートするダウンコンバータ270を構成する。 プローブ60および70により受信された信号の成分は
次に中間周波数において最大の信号対雑音比を達成する
ために処理される。
【0065】プローブ70によって受信された信号の水
平成分は導体218によって中間周波数でデルタ位相2
20を通って伝送されかつ次に導体222によって可変
抵抗器242を通り伝送される。プローブ60によって
受信された信号の垂直成分は導体216によって中間周
波数で可変抵抗器232を通って導かれる。結合素子(
単数または複数)244は図9の(a)の回路装置11
0について上に説明したように、可変抵抗器232およ
び242を一緒に結合する。
【0066】デルタ位相220の目的は図9の(a)の
装置110に関連して上に述べたデルタ位相セクション
138の目的と実質的に同じである。同様に、可変抵抗
器またはパッド232および242の目的は上に述べた
ものと実質的に同じであり、すなわちプローブ60およ
び70により受信された両方の信号経路の成分を減衰し
て垂直成分を同じ大きさにすることである。図9の(a
)においては、デルタ位相セクションは可変抵抗器の後
に現われるが、図10においては、デルタ位相セクショ
ンは可変抵抗器の前にあることに注意を要する。どれが
先に現れても何らの差はない。
【0067】ある状況では、受信信号を受信無線信号を
処理する前に中間周波数にダウンコンバートすることが
有利であろう。従って、図10においては、ミキサ21
0および212そしてローカル発振器214は、図9の
(a)の実施例のように、ダウンコンバートする前に信
号を処理するよりはむしろ、該信号を処理する前に該信
号をダウンコンバートするための一対のダウンコンバー
タ270を構成する。図9の(a)における装置110
は単一のダウンコンバータのみを必要とするが、これは
受信信号の必要でない部分または成分が打ち消されるか
らであり、一方図10の装置200は「一対の」ダウン
コンバータを使用するが、これは両方のプローブ60お
よび70からの信号がダウンコンバートされるからであ
る。
【0068】可変抵抗器232および242から信号は
導体234および246をそれぞれ通って電力結合器2
50に導かれる。電力結合器250は上に述べた、電力
結合器150と実質的に同じである。電力結合器250
は所望の水平偏波を結合して最大の信号対雑音比を生み
出し、一方の無用の垂直成分は抵抗252において消去
される。プローブ60および70によって受信された信
号の結果として得られる水平成分は次に導体260によ
り受信機274に導かれる。受信機274から処理され
た信号は次に導体276を通りテレビジョンセット28
0に導かれる。
【0069】図11は、本発明のさらに別の実施例、す
なわち回路装置300、の電気回路図を示す。この別の
実施例300は図9の(a)の基本的な回路がどのよう
にして複数のユーザポートのために構成できるかを示す
。回路装置300におけるプローブ60および70から
の信号成分は再びそれぞれLNA  114および11
8に適切に送信され、かつLNA  114および11
8から導体120および130における増幅された信号
はそれぞれ一対の電力分割器310および320に向け
られる。電力分割器310および320は適切に希望す
るだけ多くのユーザポートに対し増幅された信号を分割
する。
【0070】再び、プローブ60は衛星から垂直および
水平偏波信号の双方の垂直成分を受信し、かつプローブ
70は垂直および水平偏波信号の双方の水平成分を受信
することが思い出されるであろう。従って、電力分割器
310および320はそれぞれプローブ60および70
からの信号の垂直成分および水平成分のみを分割する。
【0071】電力分割器310および320から、各々
ユーザポートに対する信号部分は本質的に図9の(a)
の回路である回路を通って導かれ、すなわち可変抵抗器
または可変パッドに導かれる。水平プローブ70からの
信号は適切な位相設定のためにデルタ位相セクションに
導かれる。各々のポートに対する信号は次に電力結合ネ
ットワークにおいて結合され、そこで水平偏波成分が最
大の信号対雑音比のために加算されかつ垂直成分が消去
される。
【0072】図11においては、一対の導体312およ
び314が電力分割器310から伸びているものとして
示されている。導体312は可変抵抗器または可変パッ
ド330に延びている。可変抵抗器またはパッド330
からは導体350が電力結合器360に延びている。
【0073】導体314は可変パッドまたは可変抵抗器
332に伸びており、かつ導体370は可変抵抗器また
はパッド332から電力結合器380に延びている。
【0074】一対の導体322および324が電力分割
器320から延びているものとして示されている。導体
322はユーザポート番号1に対する導体312と対に
なっており、かつ導体324はユーザポート番号2に対
する導体314と対になっている。
【0075】導体322は可変抵抗器またはパッド33
4に延びている。可変抵抗器またはパッド334から、
導体352はデルタ位相セクション354に延びている
。デルタ位相セクション354から導体356が電力結
合器360に延びている。
【0076】電力結合器360は抵抗362を含む。双
方のプローブ60および70からの垂直成分は抵抗36
2によって打ち消される。電力結合器360から結果的
に得られる信号は、水平偏波信号のみを含むが、次に導
体366に沿ってテレビジョンセットへの最終的な送信
のために適切な回路へ導かれる。
【0077】ユーザポート番号2に対しては、導体31
4が可変抵抗器またはパッド332に延びており、かつ
導体370が可変抵抗器またはパッド332から電力結
合器380に延びている。導体324は可変抵抗器また
はパッド336に延びており、かつ導体372は可変抵
抗器またはパッド336からデルタ位相セクション37
4に延びている。デルタ位相セクション374は次に導
体376によって電力結合器380に接続されている。
【0078】ユーザポート2に対する電力結合器380
は抵抗382を含む。プローブ60および70からの不
所望の垂直成分は抵抗382において打ち消され、かつ
導体386によって送信されまたは導かれる結果的な信
号は衛星からの水平偏波信号を具備する。
【0079】2つのユーザポートに対する実施例300
に示された回路は適切に希望するだけ多くのユーザポー
トに対し増加することができるであろう。また、あるユ
ーザが垂直信号を処理し、一方で他のユーザが水平信号
を処理することも可能である。
【0080】参照番号340は抵抗またはパッド330
、334を結合するための結合要素(単数または複数)
を示す。参照番号342は可変抵抗器またはパッド33
2および336を適切に結合するための結合要素(単数
または複数)を示す。
【0081】図12は、さらに他の実施例の電気回路図
であり、本発明の基本的な回路装置が別個の垂直および
水平出力のために構成されかつ結合回路および可変ゲイ
ン増幅器を使用する実施例400が示されている。該装
置400は、前記装置300と同様に、複数のユーザに
よって使用することもできる。
【0082】プローブ60により受信された垂直および
水平偏波信号の双方の垂直部分は導体112に沿ってL
NA  114に導かれる。LNA  114からの導
体120は次に電力スプリッタ410に延び、そこから
複数の導体が延びている。電力スプリッタ410からの
導体は、勿論、垂直プローブ60および水平プローブ7
0によって受信された信号の垂直部分のみを送信する。
【0083】プローブ70によって受信された信号の水
平成分は導体116に沿ってLNA118に導かれ、か
つLNA  118から導体130がデルタ位相セクシ
ョン420に延びている。該デルタ位相セクションは好
ましくは0度および180度の設定を有し、かつ適切な
設定は、プローブおよび衛星の間の方向およびどの偏波
が望まれるかに応じて、使用される。デルタ位相セクシ
ョン420から、導体422が水平電力スプリッタ43
0に延びている。電力スプリッタ430は、電力スプリ
ッタ410のように、そこから延びている複数の導体ま
たは出力を含みプローブ70およびプローブ60からの
水平成分を導く。垂直および水平出力は次に必要に応じ
て使用される。
【0084】結合器すなわちカプラ440は導体120
からの信号の一部を導体442に結合するために使用さ
れる。導体442の信号の結合された部分は可変ゲイン
増幅器444によって増幅される。増幅器444からの
信号の一部は次にカプラ448によって導体446から
導体422に結合される。
【0085】カプラ450は導体422からの信号の一
部を導体452に結合するために使用される。導体45
2の信号の結合された部分は可変ゲイン増幅器454に
よって増幅される。増幅器454からの増幅された信号
の一部は次に導体456からカプラ458によって導体
120に結合される。
【0086】導体442,446,452,および45
6は適切に抵抗によりグランドに終端され実質的に抵抗
の方向に流れる信号を消去する。
【0087】可変ゲイン増幅器444および454は適
切に結合要素(単数または複数)460により結合され
、それにより結合された信号の振幅が望みどおり調整で
きるようにする。
【0088】デルタ位相セクション420は0または1
80度に設定されそれぞれ垂直および水平電力プリッタ
410および430において最大の信号対雑音比が得ら
れるようにする。同じ設定および調整のため、水平成分
は実質的に電力スプリッタ410のために垂直出力から
実質的に消去され、かつ垂直成分は電力スプリッタ43
0のために水平出力から実質的に消去される。
【0089】両方の可変ゲイン増幅器はジョイント調整
のために一緒に結合される。本発明の他の実施例におい
て使用される可変抵抗器と同様に、「ジョイント調整」
は両方の増幅器が同時に調整または変更されることに言
及するが、しかしながら必ずしも同様に調整される必要
はない。
【0090】図13は本発明の装置の別の実施例500
の電気回路図であり、本発明の装置の基本的な回路を右
旋偏波または左旋偏波のいずれかを選択するために適用
する場合を示す。
【0091】図13においては、導体120における増
幅された信号は可変抵抗器または可変パッド122に導
かれる。導体124はパッド122から電力結合器52
0に導かれる。適切な増幅の後、プローブ70によって
受信された信号の水平成分は導体130によって可変パ
ッドまたは可変抵抗器132に導かれる。抵抗122お
よび132はジョイント調整のために結合要素(単数ま
たは複数)134により一緒に適切に結合される。用語
「適切に結合される…」および「ジョイント調整」は上
に述べたのと同じ意味で使用されている。
【0092】可変抵抗器132から導体136はデルタ
位相セクション510に延びており、該デルタ位相セク
ション510はプラスまたはマイナス90度の調整セク
ションである。導体512はデルタ位相セクション51
0から電力結合器520に延びている。再び、所望の偏
波、この場合は、希望に応じて、右旋偏波または左旋偏
波、の信号対雑音比が最大にされ、一方不所望の成分は
電力結合器520において実質的に消去される。電力結
合器520から導体526に結果として得られる出力は
デルタ位相セクション510の調整または設定に従って
、希望に応じて、右旋または左旋偏波となる。
【0093】図14は、本発明の装置のさらに別の実施
例、すなわち装置600、の電気回路図であり、本発明
の装置の基本的な回路を直線または円偏波のいずれかを
受信するよう構成したものを示す。装置600の利点は
それが単一の給電部を用いることにより直線または円偏
波信号のいずれも受信できることである。
【0094】装置600は、上に述べたように、プロー
ブ60、LNA  114、および導体120を含む。 導体120は可変抵抗器またはパッド122に接続され
ている。導体124は可変抵抗器パッド122からデル
タ位相セクション610に延びており、該デルタ位相セ
クション610は0または90度のセクションである。
【0095】プローブ70は導体116を通りLNA 
 118に接続され、かつ導体130はLNA  11
8から可変抵抗器またはパッド132に延びている。導
体136は可変抵抗器132から第2のデルタ位相セク
ション620に延びており、該第2のデルタ位相セクシ
ョン620は0または180度のセクションである。抵
抗器またはパッド122および132は要素(単数また
は複数)134により上に述べたようにジョイント調整
のために適切に結合されている。
【0096】直線偏波信号を受信するため、デルタ位相
セクション610は0度にセットされる。円偏波信号を
受信するためには、デルタ位相セクション610は90
度にセットされる。デルタ位相セクション620はプロ
ーブと衛星の方向およびどの直線偏波信号が望まれるか
に応じて、0度または180度にセットできる。
【0097】円偏波信号に対しては、デルタ位相セクシ
ョン620は右旋偏波(RHCP)または左旋偏波(L
HCP)のいずれかに対して0度にセットされ、かつ他
のものに対して180度にセットされる。プローブと衛
星の方向は円偏波に対しては重要ではないことに注意を
要する。本質的に、デルタ位相セクション620は円偏
波の間、RHCPまたはLHCP、を選択するために、
あるいは直交直線偏波に対しては水平または垂直を選択
するために使用される。
【0098】デルタセクション610および620の所
望の設定に応じて、装置600は直線または円偏波のい
ずれかを受信するよう調整できる。90度のデルタ位相
セクション610は導体612によって電力結合器63
0に接続され、かつ180度のデルタ位相セクション6
20は導体622によって電力結合器630に接続され
る。再び、可変抵抗器およびデルタ位相セクションは不
所望の偏波が電力結合器630の抵抗632において実
質的に消去される一方、所望の偏波に対し信号対雑音比
を最大にするよう調整またはセットされる。
【0099】図15は、本発明の装置のさらに他の実施
例700の電気回路図である。装置700において実施
される回路は前記基本回路の可変結合器を利用する構成
を示している。
【0100】プローブ60からの出力は導体112によ
りLNA  114に伝送される。LNA  114か
らの出力は導体120によって伝送される。
【0101】プローブ70から受信された信号は導体1
16によってLNA  118に導かれる。LNA  
118の出力は導体130によってプラスまたはマイナ
ス90度のデルタ位相セクション710に導かれる。出
力導体712がデルタ位相セクション710から延びて
いる。
【0102】一対の可変抵抗器またはパッド722およ
び732が導体742により接続されかつそれらは次に
導体120および712の間に接続されている。第2の
対の可変抵抗器またはパッド724および734が導体
744により接続されている。可変抵抗器対722およ
び732は導体746および748により可変抵抗器対
724および734に接続されている。出力導体750
が導体746に接続され、かつ出力導体752が導体7
48に接続されている。
【0103】可変抵抗器またはパッド722および72
4が結合要素(単数または複数)726によりジョイン
トまたは共通の調整のために一緒に接続されている。同
様に、可変抵抗器732および734が結合要素(単数
または複数)736によりジョイント調整のために一緒
に接続されている。要素(単数または複数)726およ
び736は次に一緒に接続されている。4つの可変抵抗
器は、一緒に接続されて、可変直角位相結合システム7
20を構成する。可変抵抗器またはパッド722,72
4および732,734の調整に従って、導体750の
出力は垂直偏波信号を有しかつ導体752の出力は水平
偏波信号を有する。
【0104】その種々の実施例によって上に述べたよう
に、本発明に係わる装置は少なくとも次の3つの主な機
能を達成する。すなわち、1.それは最大の達成可能な
信号対雑音比、(または最適の雑音指数またはノイズ温
度)を提供する。すなわち、アンテナにより集められか
つLNA(図1を参照)により確立された、信号対雑音
比が維持される。本発明に係わる装置は、図4および図
5に示されたような、単一のプローブがそのような単一
のプローブが適切に入力信号と整列され、かつ適切にL
NAに接続された場合に提供するものと等価な雑音指数
を提供する。しかしながら、本発明に係わる装置におけ
るプローブの方向は入力信号に関する限り重要ではない
。2つのプローブ60および70の間の直交関係が維持
され、かつ回路が所望の信号の信号対雑音比を最大にし
かつ実質的に不所望の信号成分を打ち消す。2.受信信
号の不所望の成分は実質的に打ち消される。3.受信信
号の所望の成分は加算され所望の偏波信号に対する最大
の信号対雑音比を提供する。
【0105】上の例においてはデルタ位相セクションの
設定は比較的精密なものとして述べられた。該設定は必
ずしも正確でなくてもよく、むしろ個々の給電部の必要
に従って設定されることが理解されるであろう。
【0106】本発明の原理が例示的な実施例において明
らかにされたが、当業者には構造、配列、割合、要素、
材料、および本発明の実施に使用される構成要素につい
ての多くの変形、および、これらの原理から離れること
なく特に特定の環境および動作上の要求に適用する、多
くの変形が直ちに明らかであろう。添付の請求の範囲は
本発明の精神および範囲のみの制限内でいずれのかつす
べてのそのような変形を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星デッシュアンテナの斜視図である。
【図2】従来技術の給電部の正面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った部分的断面図である。
【図4】他の従来技術の給電部の正面図である。
【図5】図4の5−5線に沿った部分的断面図である。
【図6】他の従来技術の給電部の斜視図である。
【図7】本発明を実施した給電部の正面図(a)、およ
び該正面図における7B−7B線に沿った部分的断面図
(b)である。
【図8】図7に示される装置の別の実施例を示す正面図
(a)、および図7に示される装置の他の実施例の正面
図(b)である。
【図9】本発明に係わる装置の電気回路図(a)、およ
び該装置の別の実施例を示す電気回路図(b)である。
【図10】本発明に係わる装置の別の実施例を示す電気
回路図である。
【図11】本発明に係わる装置のさらに別の実施例を示
す電気回路図である。
【図12】本発明に係わる装置のさらに別の実施例を示
す電気回路図である。
【図13】本発明に係わる装置のさらに他の実施例を示
す電気回路図である。
【図14】本発明に係わる装置のさらに別の実施例を示
す電気回路図である。
【図15】本発明に係わる装置のさらに別の実施例を示
す電気回路図である。
【符号の説明】
50  給電部 52  導波管 54  背面壁 56  前側端 60,70  プローブ 80  給電部 82  頭部壁 84  底部壁 86,88  側部壁 90  背面壁 92,94  プローブ 100  給電装置 102  導波管 104,105,106,107  プローブ110,
111  回路装置 112,116  導体 114,118  ローノイズ増幅器 120,130,124,136,140,160,1
72,176  導体 122,132  可変抵抗器 123,133  可変ゲイン増幅器 138  デルタ位相セクション 150  電力結合器 152  抵抗 170  ダウンコンバータ 174  受信機 180  テレビジョン装置

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第一の成分および第二の成分を有する
    偏波無線信号を受信するための電子的に回転可能な偏波
    アンテナ給電装置であって、前記偏波無線信号の第一の
    成分を受信するための第一のプローブ手段、前記第一の
    プローブ手段と実質的に直交方向に向けられ前記偏波無
    線信号の第二の成分を受信するための第二のプローブ手
    段、前記第一のプローブ手段に結合され前記偏波無線信
    号の第一の成分を増幅するための第一の増幅器手段、前
    記第一の増幅器手段に結合され前記偏波無線信号の増幅
    された第一の成分を減衰させるための第一の可変減衰器
    手段、前記第二のプローブ手段に結合され前記偏波無線
    信号の第二の成分を増幅するための第二の増幅器手段、
    前記第二の増幅器手段に結合され前記偏波無線信号の増
    幅された第二の成分を減衰させるための第二の可変減衰
    器手段、前記偏波無線信号の増幅された第一および第二
    の成分の所望の振幅を提供するために前記第一および第
    二の可変減衰器手段を調整するための手段、前記偏波無
    線信号の第一および第二の成分の間の所望の位相関係を
    提供するためのデルタ位相手段、そして所望の偏波の最
    大の信号対雑音比を提供するために増幅された第一およ
    び第二の成分の所望の部分を組み合わせるための電力結
    合手段、を組み合わせ具備することを特徴とする電子的
    に回転可能な偏波アンテナ給電装置。
  2. 【請求項2】  前記第一の増幅器手段は複数の増幅さ
    れた第一の成分を提供するために第一のローノイズ増幅
    器および第一の電力スプリッタを含み、かつ前記第二の
    増幅器手段は複数の増幅された第二の成分および所望の
    偏波の複数の出力信号を提供するために第二のローノイ
    ズ増幅器および第二の電力スプリッタを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記第一のプローブ手段および前記第
    二のプローブ手段は各々一緒に接続された2つのプロー
    ブセクションを含むことを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】  前記デルタ位相手段は直線偏波のため
    にゼロ度および180度のデルタ位相セクションを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】  前記デルタ位相手段は円偏波のために
    プラスまたはマイナス90度のデルタ位相セクションを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】  前記デルタ位相手段は直線および円偏
    波信号のために選択的に所望の位相関係を提供するため
    第一のデルタ位相および第二のデルタ位相を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】  前記無線信号の第一の成分は水平およ
    び垂直部分を含み、かつ前記第二の成分は垂直および水
    平部分を含み、そして前記電力結合手段は各所望の部分
    を加算して2つの成分の加算された所望の部分を備えた
    出力信号を提供することを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】  前記第一および第二の可変減衰手段は
    可変抵抗器を含むことを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】  前記第一および第二の可変減衰手段は
    可変ゲイン増幅器を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】  偏波無線信号成分を受信するための
    装置であって、偏波無線信号の第一の垂直および水平成
    分を受信するための第一の手段、前記偏波無線信号の第
    二の垂直および水平成分を受信するための第二の手段、
    前記受信された第一および第二の垂直および水平成分を
    増幅するための手段、そして組み合わされた垂直出力信
    号を提供するために前記第一の手段からの増幅された第
    一の垂直成分を前記第二の手段の増幅された第二の垂直
    成分と結合し、かつ組み合わされた水平出力信号を提供
    するために前記第一の手段からの増幅された第一の水平
    成分を前記第二の手段の増幅された第二の水平成分と結
    合するための手段、を組み合わせ含むことを特徴とする
    偏波無線信号成分を受信するための装置。
  11. 【請求項11】  前記増幅された第一および第二の垂
    直および水平成分を結合するための手段は前記結合され
    増幅された第一および第二の垂直成分および水平成分に
    対し最大の信号対雑音比を有する所望の出力を提供する
    ための手段を含むことを特徴とする請求項10に記載の
    装置。
  12. 【請求項12】  さらに、前記第一および第二の成分
    の間の所望の位相関係を提供し前記成分の結合を許容し
    かつ結合された水平および結合された垂直成分に対し最
    大の信号対雑音比を提供するためのデルタ位相手段を含
    むことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】  前記デルタ位相手段は前記結合され
    た水平成分に対しかつ前記結合された垂直成分に対し最
    大の信号対雑音比を選択的に提供するためのスイッチ手
    段を含むことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】  前記増幅された垂直および水平成分
    を結合するための前記手段は、前記増幅された第一の垂
    直および第一の水平成分を前記増幅された第二の垂直お
    よび第二の水平成分と結合するための手段、そして前記
    結合された垂直および結合された水平成分に対し最大の
    信号対雑音比を提供するために前記結合された成分の振
    幅を調整するための手段、を具備することを特徴とする
    請求項10に記載の装置。
  15. 【請求項15】  前記結合された成分の振幅を調整す
    るための手段は可変抵抗器を含むことを特徴とする請求
    項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】  前記結合された成分の振幅を調整す
    るための手段は可変ゲイン増幅器を含むことを特徴とす
    る請求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】  前記第一の手段は導波管手段および
    該導波管手段に配置された第一のプローブを含み、かつ
    前記第二の手段は前記導波管手段内に配置されかつ実質
    的に前記第一のプローブに対し直交方向に向けられた第
    二のプローブを含むことを特徴とする請求項10に記載
    の装置。
  18. 【請求項18】  前記導波管手段は背面壁を含みかつ
    前記第一および第二のプローブは該背面壁を通って延び
    ていることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】  前記導波管手段はほぼ円形の断面形
    状を有することを特徴とする請求項17に記載の装置。
  20. 【請求項20】  前記導波管手段はほぼ円形でない断
    面形状を有することを特徴とする請求項17に記載の装
    置。
  21. 【請求項21】  前記導波管手段はほぼ四角形の断面
    形状を有することを特徴とする請求項17に記載の装置
  22. 【請求項22】  第一および第二の成分を有する、偏
    波無線信号を受信するための装置であって、前記偏波無
    線信号の第一の成分を受信しかつ増幅するための第一の
    手段、前記偏波無線信号の第二の成分を受信しかつ増幅
    するための第二の手段、前記増幅された第一および第二
    の成分の振幅を調整するための手段、そして前記第一お
    よび第二の成分の所望の偏波の信号対雑音比を最大にす
    るために前記増幅されかつ振幅調整された第一および第
    二の成分を加算するための手段、を組み合わせ含むこと
    を特徴とする偏波無線信号を受信するための装置。
  23. 【請求項23】  前記第一および第二の成分は各々垂
    直および水平偏波部分を含み、かつ前記加算手段は前記
    第一および第二の成分の前記垂直および水平偏波部分の
    内の選択されたものを加算し最大の信号対雑音比を提供
    するための手段を含むことを特徴とする請求項22に記
    載の装置。
  24. 【請求項24】  前記第一および第二の成分の振幅を
    調整するための前記手段は第一および第二の可変ゲイン
    増幅器を含むことを特徴とする請求項22に記載の装置
  25. 【請求項25】  前記第一および第二の成分の振幅を
    調整するための前記手段は第一の可変減衰器および第二
    の可変減衰器を含むことを特徴とする請求項22に記載
    の装置。
  26. 【請求項26】  第一および第二の成分を有する偏波
    無線信号を受信しかつ該信号における信号対雑音比を最
    大にするための電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装
    置であって、前記偏波無線信号を受信するためのプロー
    ブ手段であって、前記偏波無線信号の第一の成分を受信
    するための第一のプローブ、および前記偏波無線信号の
    第二の成分を受信し、第一および第二の成分は所望のお
    よび不所望の部分を有する、第二のプローブ、を含むも
    の、前記受信された無線信号を増幅するための増幅器手
    段であって、前記第一の成分を増幅するための第一の増
    幅器手段、および前記第二の成分を増幅するための第二
    の増幅器手段、を含むもの、前記第一および第二の成分
    の間の所望の位相関係を提供するためのデルタ位相手段
    、そして前記受信されかつ増幅された無線信号の最大の
    信号対雑音比を提供するために所望の位相関係を有する
    前記増幅された第1および第2の成分の所望の部分を組
    み合わせるための結合手段、を組み合わせ具備すること
    を特徴とする電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装置
  27. 【請求項27】  前記デルタ位相手段は円偏波に対し
    マイナス90度およびプラス90度のデルタ位相セクシ
    ョンを具備することを特徴とする請求項26に記載の装
    置。
  28. 【請求項28】  前記増幅器手段はさらに増幅された
    第一および第二の成分の所望の振幅を提供するための手
    段を含むことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  29. 【請求項29】  前記デルタ位相手段は直線および円
    偏波の内の所望のものを選択するためにゼロおよび90
    度のデルタ位相セクションを含むことを特徴とする請求
    項26に記載の装置。
  30. 【請求項30】  前記デルタ位相手段は直線偏波のた
    めにゼロおよび180度のデルタ位相セクションを含む
    ことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  31. 【請求項31】  前記デルタ位相手段はゼロおよび1
    80度のデルタ位相セクションおよびゼロおよび90度
    のデルタ位相セクションを含むことを特徴とする請求項
    26に記載の装置。
  32. 【請求項32】  第一の成分および第二の成分を有す
    る偏波無線信号を受信するための電子的に回転可能な偏
    波アンテナ給電装置であって、前記偏波無線信号の第一
    の成分を受信するための第一のプローブ手段、前記偏波
    無線信号の第二の成分を受信するための前記第一のプロ
    ーブ手段に実質的に直交方向に向けられた第二のプロー
    ブ手段、前記偏波無線信号の第一の成分を増幅するため
    の前記第一のプローブ手段に接続された第一の増幅器手
    段、前記第一の増幅器手段に接続され前記偏波無線信号
    の増幅された第一の成分を減衰するための第一の可変減
    衰手段、前記第二のプローブ手段に結合され前記偏波無
    線信号の第二の成分を増幅するための第二の増幅器手段
    、前記第二の増幅器手段に接続され前記偏波無線信号の
    増幅された第二の成分を減衰するための第二の可変減衰
    手段、前記第一および第二の成分の間の所望の位相関係
    を提供するために2つの状態を有するデルタ位相手段、
    前記第一および第二の増幅されかつ減衰された成分を組
    み合わせるための電力結合手段、そして前記デルタ位相
    手段の所望の状態を選択しかつ前記偏波無線信号の結合
    された成分に対し最大の信号対雑音比を提供するために
    前記第一および第二の可変減衰手段を調整するための手
    段、を組み合わせ具備することを特徴とする電子的に回
    転可能な偏波アンテナ給電装置。
  33. 【請求項33】  前記第一の増幅器手段は複数の増幅
    された第一の成分を提供するために第一のローノイズ増
    幅器および第一の電力スプリッタを含み、かつ前記第二
    の増幅器手段は複数の第二の増幅された成分を提供する
    ために第二のローノイズ増幅器および第二の電力スプリ
    ッタを含み、さらに前記電力結合手段は前記偏波無線信
    号の増幅されかつ結合された成分の内の所望の成分の複
    数の出力を提供することを特徴とする請求項32に記載
    の装置。
  34. 【請求項34】  前記デルタ位相手段はゼロ度状態お
    よび180度状態を有する第一のデルタ位相セクション
    を含むことを特徴とする請求項32に記載の装置。
  35. 【請求項35】  前記デルタ位相手段は直線偏波無線
    信号の受信のためにゼロ度状態をかつ円偏波無線信号の
    受信のために90度状態を有する第二のデルタ位相セク
    ションを含むことを特徴とする請求項32に記載の装置
  36. 【請求項36】  前記第二のデルタ位相セクションの
    状態を直線偏波無線信号の受信のためにゼロ度状態に切
    り替えかつ円偏波信号の受信のために90度状態に切り
    替えるための手段を含むことを特徴とする請求項35に
    記載の装置。
  37. 【請求項37】  前記デルタ位相手段は円偏波信号の
    受信のためにマイナス90度状態およびプラス90度状
    態を含むことを特徴とする請求項32に記載の装置。
  38. 【請求項38】  前記デルタ位相手段は前記第一の成
    分のために第一のデルタ位相をかつ前記第二の成分のた
    めに第二のデルタ位相を含むことを特徴とする請求項3
    2に記載の装置。
  39. 【請求項39】  前記第一および第二の可変減衰手段
    は可変抵抗器を含むことを特徴とする請求項32に記載
    の装置。
  40. 【請求項40】  前記第一および第二の可変減衰手段
    は可変ゲイン増幅器を含むことを特徴とする請求項32
    に記載の装置。
  41. 【請求項41】  第一の偏波無線信号および該第一の
    偏波無線信号に実質的に直交する第二の偏波無線信号を
    受信するための装置であって、前記信号の各々は第一お
    よび第二の成分を有し、前記装置は前記2つの偏波無線
    信号の前記第一の成分を受信するための第一の手段、前
    記2つの偏波無線信号の前記第二の成分を受信するため
    の第二の手段、前記2つの無線信号の内の受信された第
    一および第二の成分を増幅するための手段、前記第一の
    無線信号の増幅された第一および第二の成分を組み合わ
    せるための第一の手段、前記第二の無線信号の増幅され
    た第一および第二の成分を組み合わせるための第二の手
    段、前記第一および第二の成分の間に所望の位相関係を
    提供するためのデルタ位相手段、そして前記2つの無線
    信号の組み合わされた成分の最大の信号対雑音比を提供
    するために前記デルタ位相手段の状態を切り替えるため
    の手段、を組み合わせ具備することを特徴とする第一の
    偏波無線信号および該第一の偏波無線信号に実質的に直
    交する第二の偏波無線信号を受信するための装置。
  42. 【請求項42】  前記第一および第二の結合手段は各
    々前記2つの偏波無線信号の各々に対し複数の出力を提
    供するための電力スプリッタ手段を含むことを特徴とす
    る請求項41に記載の装置。
  43. 【請求項43】  前記デルタ位相手段は直線偏波信号
    を受信するための第一のデルタ位相セクションを含み、
    該セクションは前記無線信号の成分を受信するために前
    記第一および第二の手段の間にゼロ度状態および180
    度状態を提供することを特徴とする請求項41に記載の
    装置。
  44. 【請求項44】  前記デルタ位相手段はゼロ度状態お
    よび90度状態を提供する第二のデルタ位相手段を含む
    ことを特徴とする請求項43に記載の装置。
  45. 【請求項45】  直線偏波信号の受信のために前記第
    二のデルタ位相セクションをゼロ度状態に切り替えかつ
    円変偏波信号の受信のために90度状態に切り替えるた
    めの手段を含むことを特徴とする請求項44に記載の装
    置。
  46. 【請求項46】  前記デルタ位相手段は円偏波信号を
    受信するためのデルタ位相セクションを含み、該セクシ
    ョンは前記偏波無線信号の成分を受信するために前記第
    一および第二の手段の間にマイナス90度状態およびプ
    ラス90度状態を提供することを特徴とする請求項41
    に記載の装置。
  47. 【請求項47】  前記2つの偏波無線信号の増幅され
    た第一および第二の成分を結合するための前記第一およ
    び第二の手段は前記2つの信号の増幅された成分を結合
    するための手段を含み、かつ前記2つの直交する偏波無
    線信号の各々の結合された成分に対し最大の信号対雑音
    比を提供するために前記結合されかつ増幅された成分の
    振幅を調整するための手段を含むことを特徴とする請求
    項41に記載の装置。
  48. 【請求項48】  前記結合された成分の振幅を調整す
    るための前記手段は可変抵抗器を含むことを特徴とする
    請求項47に記載の装置。
  49. 【請求項49】  前記結合された成分の振幅を調整す
    るための前記手段は可変ゲイン増幅器を含むことを特徴
    とする請求項47に記載の装置。
  50. 【請求項50】  前記受信されかつ増幅された第一お
    よび第二の成分の振幅を調整するための手段を含むこと
    を特徴とする請求項41に記載の装置。
JP21914491A 1990-08-06 1991-08-05 電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装置 Pending JPH04234201A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US56268690A 1990-08-06 1990-08-06
US562,686 1990-08-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04234201A true JPH04234201A (ja) 1992-08-21

Family

ID=24247333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21914491A Pending JPH04234201A (ja) 1990-08-06 1991-08-05 電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0470786A3 (ja)
JP (1) JPH04234201A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59309507D1 (de) * 1992-05-22 1999-05-20 Daimler Chrysler Ag Rundsuchradarantenne in Flachbauweise
JPH06164204A (ja) * 1992-11-24 1994-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛星受信用コンバータ
FR2699008B1 (fr) * 1992-12-04 1994-12-30 Alcatel Espace Antenne active à synthèse de polarisation variable.
DE19833271A1 (de) * 1998-07-24 2000-01-27 Werner Arnold Digitale Steuerung der Empfangsebene bei Satellitenantennen
US8055216B2 (en) 2009-03-27 2011-11-08 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Antenna matching for MIMO transceivers

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3234547A (en) * 1962-07-10 1966-02-08 Katzin Martin Polarization diversity system
US3836973A (en) * 1972-09-29 1974-09-17 Maxson Electronics Corp Polarimeter apparatus
CA1112300A (en) * 1978-01-23 1981-11-10 Gerald J.P. Lo Circuit and method for reducing polarization crosstalk caused by rainfall
US4538175A (en) * 1980-07-11 1985-08-27 Microdyne Corporation Receive only earth satellite ground station
USRE32835E (en) * 1981-11-18 1989-01-17 Chaparral Communications, Inc. Polarized signal receiver system
US4554552A (en) * 1981-12-21 1985-11-19 Gamma-F Corporation Antenna feed system with closely coupled amplifier
US4903037A (en) * 1987-10-02 1990-02-20 Antenna Downlink, Inc. Dual frequency microwave feed assembly
US5068668A (en) * 1989-09-06 1991-11-26 Hughes Aircraft Company Adaptive polarization combining system

Also Published As

Publication number Publication date
EP0470786A3 (en) 1992-02-26
EP0470786A2 (en) 1992-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5568158A (en) Electronic variable polarization antenna feed apparatus
US4554552A (en) Antenna feed system with closely coupled amplifier
CA2202843C (en) Feeder link antenna
JP3106152B2 (ja) 集積形アンテナ/受信機ユニット
US7352325B1 (en) Phase shifting and combining architecture for phased arrays
US20030189515A1 (en) Scaleable antenna array architecture using standard radiating subarrays and amplifying/beamforming assemblies
US20090073064A1 (en) System for electronically aligning the polarization of an antenna
JPH04234201A (ja) 電子的に回転可能な偏波アンテナ給電装置
JP2001223501A (ja) 伝送線路導波管変換器、マイクロ波受信用コンバータおよび衛星放送受信アンテナ
US5440279A (en) Electromagnetic radiation converter
US4910527A (en) Configurable KU-band receiver for satellite antenna feed
US20040183615A1 (en) Orthogonal polarization and frequency selectable waveguide using rotatable
US6297710B1 (en) Slip joint polarizer
US6801789B1 (en) Multiple-beam antenna
US20060049991A1 (en) System and method for directional transmission and reception of signals
US4862187A (en) Dual band feedhorn with two different dipole sets
JP4304148B2 (ja) 放送受信装置
JP4340615B2 (ja) Uhfアンテナ及び衛星受信アンテナ
KR100194120B1 (ko) 지향성 이득 가변 안테나
JPH0435201A (ja) 偏波選択受信装置
US20020113731A1 (en) Satellite communciation antenna array
US2658991A (en) Antijamming radar system
EP0905815A1 (en) Multiple beam antenna and beamforming network
US11921225B1 (en) Antenna systems for circularly polarized radio signals
US20090015476A1 (en) Variable directivity antenna aparatus