JPH04229920A - 回路遮断器の操作用ハンドル制限装置 - Google Patents

回路遮断器の操作用ハンドル制限装置

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JPH04229920A
JPH04229920A JP3173019A JP17301991A JPH04229920A JP H04229920 A JPH04229920 A JP H04229920A JP 3173019 A JP3173019 A JP 3173019A JP 17301991 A JP17301991 A JP 17301991A JP H04229920 A JPH04229920 A JP H04229920A
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JP
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handle
circuit breaker
contact
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Withdrawn
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JP3173019A
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English (en)
Inventor
Lance Gula
ランス グラ
Robert Gibson Perry
ペリー ロバート ギブソン
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/50Manual reset mechanisms which may be also used for manual release
    • H01H71/501Means for breaking welded contacts; Indicating contact welding or other malfunction of the circuit breaker
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/22Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact
    • H01H1/221Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact and a contact pressure spring acting between the pivoted member and a supporting member
    • H01H1/226Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact and a contact pressure spring acting between the pivoted member and a supporting member having a plurality of parallel contact bars
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S200/00Electricity: circuit makers and breakers
    • Y10S200/42Contact welding considerations

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  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路遮断器に関し、さら
に詳細には、回路遮断器の接点が接点の溶着または障害
物の存在により閉位置にある状態で回路遮断器の操作用
ハンドルの運動を制限する手段を備えた回路遮断器に関
する。
【0002】
【従来の技術】成型ケース形回路遮断器が当該技術分野
において知られている。かかる回路遮断器の例としては
、米国特許第4,489,295;4,638,277
;4,656,444及び4,679,018号明細書
に開示されたものがある。かかる回路遮断器は、過負荷
及び比較的高レベルの短絡のような過電流状態による損
傷から電気回路を保護するために用いられる。過負荷状
態は回路遮断器の公称電流定格の約200−300%で
ある。また高レベルの短絡状態は回路遮断器の公称電流
定格の1000%以上になることがある。
【0003】成型ケース形回路遮断器は少なくとも一対
の開離可能な接点を有し、これらの接点はケース外側に
位置するハンドルにより手動で操作するか或いは過電流
状態に応答して自動的に作動される。その自動的作動モ
ードでは、接点が操作機構または磁気反発部材により開
放される。磁気反発部材は比較的高レベルの短絡状態の
もとで接点を開離させる。詳細には、この磁気反発部材
は枢着接点アームと固定導体との間に接続されている。 磁気反発部材はほぼV字形の部材で2つの脚部を有する
。高レベルの短絡状態が発生すると、磁気反発部材の脚
部を流れる電流によりその脚部間に磁気反発力が生じ、
これが枢着接点アームを開放させる。
【0004】3極回路遮断器のような多極回路遮断器で
は、磁気反発部材を備えた3つの別個の接点組立体が各
極に1つずつ設けられている。接点アーム組立体は磁気
反発部材によりそれぞれ独立に作動される。例えば、A
相に高レベル短絡状態が発生すると、その関連の磁気反
発部材がA相の接点だけをブロー開放する。B及びC相
の磁気反発部材はA相の接点組立体の作動による影響を
受けない。回路遮断器の操作機構は、かかる状態におい
て、他の2つの極をトリップさせるために用いられる。 これは、モーターのような回転負荷に接続した回路遮断
器に起こることのある単相運転として知られる状態の発
生を防止するために行われる。かかる状態では、すべて
の相がトリップされない限りモーターは発電機として作
用して故障箇所に電流を供給する。
【0005】もう1つの自動的作動モードでは、3つの
極すべての接点組立体が電流検知回路または機械式操作
機構により一緒にトリップされる。詳細には、過電流状
態を検出するため変流器が回路遮断器のハウジング内に
設けられている。過電流状態を検出すると、変流器が操
作機構を作動して接点を開離させる信号を電子回路に送
る。
【0006】回路遮断器の操作機構は、開離可能な接点
を迅速に開閉することにより可動接点がその完全開放位
置と完全閉鎖位置との間の任意の位置で停止するのを防
ぐように設計されている。これは2つの目的を達成する
。即ち、接点が迅速に閉じると、可動接点が固定接点に
あたる際の力により埃やごみのような不純物が除かれる
ため、両接点間に良好な電気的接触状態が確実に得られ
るようにするのが第1の目的である。第2に、接点が急
速に開放するため、固定接点と可動接点との間に電気ア
ークが発生する可能性が、アーク抑制手段により、かか
るアークの発生を阻止するに十分な距離をおくことによ
り最小限に抑えられる。
【0007】可動接点は、閉じる際固定接点に当接する
だけでなくその固定接点の表面上を摺動するように設計
されている。この摺動により、固定接点と可動接点との
間の電気的接触がさらに確実なものになる。
【0008】上述した種々の特徴にもかかわらず、固定
接点と可動接点の間には少量の破片が介在することがあ
る。かかる状況のもとで、固定接点が可動接点に溶着す
ることにより過電流状態または手動操作時において回路
遮断器を開放できなくなる可能性が存在する。接点の溶
着はまた、可動接点により固定接点に加えられる力が減
少した回路遮断器の機械的故障により生じることもある
【0009】回路遮断器の枢動する操作用ハンドルは、
手動で操作できるように回路遮断器のハウジングに形成
した開口から突出している。このハンドルは回路遮断器
の通常動作時において3つの位置のうちの1つをとる。 ON位置では、このハンドルは移動可能な範囲の一方の
端に位置する。操作用ハンドルをこの位置に移動させる
と、回路遮断器がトリップ状態にない場合、遮断器の接
点が閉じて電流源から関連の電気回路へ電流が流れる。 ハンドルの移動可能な範囲の反対の端がOFF位置であ
る。ハンドルをその位置に移動させると、回路遮断器の
接点が以下に説明する場合を除いて開き、回路遮断器を
通る電流の流れを阻止する。
【0010】第3の位置としてON位置とOFF位置と
の間のほぼ中間にあるトリップ位置がある。操作機構ま
たは磁気反発部材により回路遮断器がトリップされて接
点が開放されると、ハンドルはこの位置にくる。回路遮
断器が一旦トリップされると、まず最初に操作用ハンド
ルをOFF位置へ動かし、その後ON位置へ戻すまで接
点を再び閉じることができない。
【0011】前述したように、回路遮断器の接点が閉じ
た状態で溶着すると、遮断器がトリップするかまたはハ
ンドルをOFF位置に動かしても接点を開放できないこ
とがある。しかしながら、接点が閉位置で溶着した場合
、したがって電気回路が付勢状態にある場合、ハンドル
を手動でOFF位置に移動することができる。これは、
可動接点とハンドルが偏倚ばねにより機械的に連結され
ているからである。従って、ばねの偏倚力を克服すると
ハンドルをOFF位置に移動できる。
【0012】しかしながら、ハンドルをOFF位置へ移
動させることにより接点が開放状態にあり回路遮断器に
接続した電気回路が実際とは逆に付勢状態にないと信じ
ると危険である。というのは、その回路の付勢状態にあ
る部分に手で触れようとして、予想に反し電気ショック
を受けることがあるからである。本発明は、操作用ハン
ドルの移動範囲を機械的に制限して接点が溶着状態のよ
うに閉じた位置にある場合そのハンドルをOFF位置へ
移動できないようにする手段を提供することにより、か
かる事態の発生する危険を減少するものである。
【0013】本発明によれば、ハンドルアーム、ON位
置とOFF位置を有する操作用ハンドル及び開位置と閉
位置との間で移動可能な電気接点を備えた回路遮断器の
操作用ハンドルを所定の限界点で制限する装置が提供さ
れる。この装置は、操作用ハンドルをON位置からOF
F位置の方へ移動する際回路遮断器の接点が閉位置にあ
る場合操作用ハンドルをON位置とOFF位置との間の
所定の限界点で制限すべく回路遮断器のハンドルアーム
に機械的に連結されたハンドル制限手段を有する。
【0014】本発明によれば、ハンドルアーム手段と、
ON位置及びOFF位置を有する、ハンドルアーム手段
を手動で制御するための操作用ハンドルと、少なくとも
一方が開位置または閉位置へ移動可能な電気接点とを有
する回路遮断器の操作用ハンドルの運動を所定の限界位
置で制限する装置であって、可動接点と機械的に連結さ
れ、回路遮断器の接点が閉じると伸張位置にくるように
、また回路遮断器の接点が開状態にあると引っ込み位置
にくるように該可動接点と共に移動自在のクロスバー手
段、及び中間点で関節接続された上部及び下部トグルリ
ンクより成り、前記中間点においてハンドルアーム手段
へばねにより機械的に連結され、操作用ハンドルをON
位置からOFF位置の方へ移動すると閉じた状態の接点
を開こうとするリンケージ手段よりなり、前記下部トグ
ルリンクには突出したハンドル制限手段が形成され、こ
のハンドル制限手段は、操作用ハンドルをON位置から
OFF位置の方へ移動しようとして回路遮断器の接点が
閉じたままの状態にある時、操作用ハンドルの運動をO
N位置とOFF位置との間の所定の限界位置で制限する
ことを特徴とする回路遮断器の操作用ハンドル制限装置
が提供される。
【0015】以下、添付図面を参照して本発明を実施例
につき詳細に説明する。
【0016】
【実施例】参照番号20で総括的に示す成型ケース形回
路遮断器は、成型ベース22及びそれと同延の成型カバ
ー24とが分離線26の所で組み合わさった電気絶縁性
ハウジング21よりなる。ベース22の内部空間は回路
遮断器の種々の構成要素を支持するフレーム28となる
ように形成されている。しかしながら、本発明の原理は
種々のタイプの成型ケース形回路遮断器に応用可能であ
る。
【0017】少なくとも一対の開離可能な接点30がハ
ウジング21内に設けられている。詳細には、一対の主
接点30が固定主接点32と可動主接点34よりなる。 固定主接点32は、複数の締め具38によりフレーム2
8にボルト止めしたライン側導体36に電気接続されて
いる。T字形スタブ40が複数の締め具42によりライ
ン側導体36に固定されている。スタブ40の垂下脚部
44が回路遮断器ハウジング21の後部から外方に延び
ている。この垂下脚部44は、パネルボード(図示せず
)上に位置するライン側導体内にプラグ接続できるよう
になっている。
【0018】同様に、可動主接点34は複数の締め具4
8によりフレーム28に固定した負荷側導体46に電気
接続されている。第2のT字形スタブ50が複数の締め
具52により負荷側導体46に接続されている。スタブ
50の垂下脚部53が回路遮断器ハウジング21の後部
から外方に延びるが、これはパネルボード内の負荷側導
体にプラグ接続するようになっている。
【0019】ドーナツ形変流器(CT)54が負荷側導
体46の近くに位置する。この変流器54は、回路遮断
器20を流れる電流を検出して過負荷状態のようなある
特定の状態のもとで回路遮断器20をトリップする信号
を電子トリップユニット(図示せず)に与えるために用
いられる。電子トリップユニットは本発明の一部を形成
しない。
【0020】操作機構58が主接点30の開閉のために
設けられている。操作機構は、一対の上部トグルリンク
62と一対の下部トグルリンク64とよりなるトグル組
立体60を有する。各上部トグルリンク62は、その一
端を枢動点66の周りで回転可能なように下部トグルリ
ンク64に枢着されている。各下部トグルリンク64は
枢動点70で成型クロスバー組立体に枢着されている。 接点アームキャリア68はクロスバー組立体72の一部
を形成する。上部トグルリンク62は、それぞれ枢動点
76で揺動片74の垂下アーム73に枢着されている。 偏倚ばね78が枢動点66と操作用ハンドル80との間
に連結されている。偏倚ばね78は、トグル組立体60
を偏倚して、揺動片74がラッチ組立体82とのラッチ
状態から離脱すると必ずそのトグル組立体60が折れ曲
がり、可動主接点34が下部ロールピン組立体176を
中心として回転して主接点30が開離させる。
【0021】ラッチ組立体82は揺動片74及びトグル
組立体60をラッチする。ラッチ組立体82は、枢動点
88に枢着された中間ラッチ84とラッチリンク86を
有する。中間ラッチ84の自由端は枢動点80でフレー
ム28の左及び右側板に枢着されている。上部ラッチリ
ンク86はその自由端が枢動点94でラッチレバー92
に枢着されている。ラッチレバー92のもう一方の端部
は枢動点96においてフレーム28に枢着されている。
【0022】ラッチ組立体82の作動は、外方に延びる
垂下レバー100を備えたトリップバー98により制御
される。垂下レバー100は、ラッチ組立体82がラッ
チ位置にあるとき上部ラッチリンク86の枢着端部に形
成したカム面102と係合する。トリップバー98は、
過電流に応答して、時計方向に回転し、垂下レバー10
0をラッチ面102から離脱させる。ラッチレバー92
がカム面102をクリアすると、下部ラッチリンク84
とフレーム28との間に連結した偏倚ばね104により
下部ラッチリンク84が左方にトグルしてラッチレバー
92を時計方向に回転させ、それにより揺動片74を解
放する。揺動片74がラッチ組立体82から一旦解放さ
れると、揺動片74は偏倚ばね78の作用により反時計
方向に回転する。このためトグル組立体60が折れ曲が
り、主接点30が開離する。ハンドル80には、枢動点
108を中心として枢動する逆U字形操作レバー106
が一体的に形成されている。
【0023】トリップバー98は往復運動自在に取り付
けたプランジャーを備えたソレノイド(図示せず)を作
動する電子トリップユニットにより制御されるが、この
プランジャーはレバー100と係合してトリップバー9
8を時計方向に回転させ、それによりラッチ組立体82
をラッチ状態から離脱させる。電子トリップユニットは
変流器54により検知される過電流状態に応答してソレ
ノイドを作動させる。
【0024】過電流状態がおさまった後、操作用ハンド
ル80をOFF位置へ移動させ、操作機構58をリセッ
トした後、操作用ハンドル80をON位置の方へ移動さ
せて回路遮断器のすべての極の回路を閉じることにより
回路遮断器20をON位置へリセットすることが可能で
ある。
【0025】回路遮断器20を介する電流路は、操作用
ハンドル80をON位置とOFF位置との間で移動させ
ることにより手動で開閉することができる。操作機構5
8は、操作用ハンドル80がON位置にあり可動主接点
34が主接点32と接触状態にあって回路遮断器20を
電流が流れることができる状態において図2の実線で示
した位置にある。操作用ハンドル80がON位置からO
FF位置の方へ移動するにつれて、ばね78は枢動点6
6に上方且つ右方へ向く偏倚力を印加する。このため、
上部トグルリンク62が枢動点76を中心として反時計
方向に枢動すると共に下部トグルリンク64が時計方向
に枢動して垂直方向に上昇する。この作用により、アー
ムキャリア68がキャリアの枢動点230を中心として
枢動し、可動主接点34が主接点32から開離して図2
の点線の位置へくる。
【0026】図2は、下部トグルリンク64の一体的部
分を形成する突出部500を示している。可動接点34
と固定接点32が溶着すると、クロスバーの表面72が
接点が閉じた状態にあるときと同じ所にとどまり、トグ
ル機構の動作により下部トグルリンク64が強制的に折
り曲げられて固定枢動点70を中心として回転すると突
出部500が表面72と当接する。
【0027】図3は図2と同様な図であるが、上部トグ
ルリンク62がトグル機構の枢動点70、66、76を
結ぶ線の反対側へ曲がった突出部501を備えている。 同時に、ハンドル80の作動部材106に設けたピン5
02は、後述するように、接点が溶着した状態でトグル
機構がその位置に保持されると必ず突出部501と当接
するため、この状況ではハンドルを誤った表示となるO
FF位置の方へ移動できなくなる。
【0028】閉位置から開位置へ変わるのは操作用ハン
ドル80が枢動時垂直位置をとった直後である。開位置
と閉位置との間の遷移の直前、下部トグルリンク64の
突出部500(図2及び図18に示す)はクロスバー組
立体72に接近する。本発明の重要な特徴は、突出部5
00とクロスバー組立体72との間のこの機械的な相互
作用である。
【0029】突出部500はクロスバー組立体72と接
触した状態では、クロスバー組立体72が図2において
点線で示した位置に依然としてあれば、操作用ハンドル
80をさらにOFF位置の方へ移動できない。クロスバ
ー組立体72は、回路遮断器20の接点が閉じた状態に
あるかぎり図2の実線で示した位置にとどまっている。
【0030】しかしながら、突出部500は、開位置と
閉位置との間の遷移点において、操作用ハンドル80が
クロスバー組立体72と接触せずにかろうじて通過でき
るような寸法及び形状に形成されている。回路遮断器が
正しく機能する場合、叙上の構成により回路遮断器の接
点が開放すると同時にクロスバー組立体58が回転して
図2の点線の位置へくる。かくして、突出部500は、
クロスバー組立体72が回転時突出部500の移動路か
ら外れているため、さらにOFF位置の方へ移動させる
際クロスバー組立体72と接触しない。
【0031】しかしながら、可動主接点34が固定主接
点32と溶着した状態のように何等かの理由で接点が開
かない場合、突出部500がないとたとえ接点が閉じた
状態であっても操作用ハンドル80をOFF位置の方へ
移動させることが可能であろう。このため、回路遮断器
20を介する電流路が開いて遮断器20に接続された電
気回路が脱勢状態にあるという誤った表示が与えられる
ことになろう。本発明の装置はかかる事態の発生を阻止
することにある。
【0032】操作用ハンドル80が遷移点を通過して回
路遮断器の接点が依然として閉じた状態にある場合、ク
ロスバー組立体72は図2において実線で示した位置に
とどまり、回転して図2の点線で示した位置には到達し
ない。操作用ハンドル80を遷移点を越えてOFF位置
の方へさらに移動させると、突出部500がクロスバー
組立体72と直接接触して、下部トグルリンク64をさ
らに移動できなくなる。
【0033】ハンドルアーム16は、引張りばね(図2
の78)によりその上部の中央内側点SPとトグルリン
ク機構(休止状態にあるとき上部枢動点76、中間枢動
点66及び下部枢動点70の3つの枢動点を有する)の
中間枢動点66との間に連結されている。このばねは、
ハンドルアーム16により引張り状態となると、もし接
点が開離自在であり枢動点70が下部トグルリンク64
とともに上昇可能であると仮定した場合、枢動点66を
ひいて整列状態から離脱させトグル機構を折り曲げる。 ハンドルアーム16と操作用ハンドル80とは機械的に
連結されており一緒に運動する。従って、トグル機構が
その枢動点66を中心として折り曲がった状態でない限
り、ハンドル80とそれに固定したハンドルアーム16
とが所定の限界値に到達すると、ばね78は強い引張り
状態となると共に突出部500がクロスバー組立体72
に接触して停止されるため、操作用ハンドル80をさら
にOFF位置の方へ移動できない。かくして、本発明は
回路遮断器の接点が閉じた状態でオペレータが操作用ハ
ンドル80をOFF位置の方へ移動させるのを事実上阻
止することにより接点位置の誤表示がでるのを防ぐ作用
がある。
【0034】このことを図2、図3乃至図5、図6、図
7及び図8を参照して詳細に説明する。図2、図4、図
6、図7は本発明の第1の実施例に関連がある。下部ト
グルリンク64に設けた突出部500は、操作用ハンド
ル80とそれに固着したハンドルアーム16を操作する
ことによりトグル機構がOFF位置の方へ移動しようと
するとき、接点32と34とが溶着していれば必ずクロ
スバー組立体72が定位置にとどまって邪魔になるため
それと係合するように設計されている。図3、図5及び
図8は本発明の第2の実施例に関連するものである。こ
の例では、下部トグルリンクの突出部500だけでなく
、上部トグルリンクにも突出部501が設けられ、この
突出部501はハンドルアーム16のピン502の方へ
曲がっている。その結果、ハンドル80とそれに固着し
たハンドルアーム16とが接点32と34とが溶着した
状態でOFF位置の方へ移動されると必ずピン502が
突出部501と係合し、ハンドルアーム16及び操作ア
ーム80がブロックされるため、手動によっては到達不
可能な所定の限界値内においてハンドル80を確実にブ
ロックする。
【0035】この点に関し、ハンドル80の横方向に且
つそれに隣接してインターロック手段を取り付けて、ハ
ンドルを所定の限界値を越えてOFF位置のほうへ押す
とそのハンドルを遮る所に或いはその背後に棒またはブ
ランジャが横方向に出てきてキーでロックされるように
、することが、普通のやり方であることが分かっている
。したがって、この場合キーによりインターロック手段
を解放することなしにハンドルをON位置へ戻すことが
不可能である。かくして、本発明によると、接点が溶着
状態のままでハンドル80をOFF位置の方へ移動しよ
うとしても、その限界値を越えることが決してない。
【0036】ハンドル80及びそのハンドルアーム16
並びにトグルリンク機構(上部トグルリンク62及び下
部トグルリンク64)の作動を、本発明の前述した2つ
の実施例につき順次説明する。
【0037】図2及び図3は、揺動片74が92の所で
定位置にロックされた(トリップバーのトリップ動作な
しの)非トリップ状態に関する。本発明の第1実施例に
より、図2は下部トグルリンク64の一体的部分である
突出部500を示す。接点34(可動接点)と接点32
(固定接点)が溶着すると、クロスバー表面72は接点
が閉じた時の位置から移動せず、トグル機構の作動によ
り下部トグルリンク64がハンドル80とその固着ハン
ドルアーム16の操作によりばね78の作用下において
その時静止状態である枢動点70を中心として強制的に
回転されて折り曲がろうとする場合突出部500がクロ
スバー表面72に当接する。
【0038】図3は図2と同様であるが、上部トグルリ
ンク62に突出部501が設けられている。突出部50
1はトグル機構の枢動点70、66、76を結ぶ線に関
し反対側に曲げられている。それと同時に、接点が溶着
した状態において突出部500がクロスバー組立体72
に押し付けられてトグル機構が定位置に保持されるため
、ピン502が突出部501と当接するとピン506を
有する突出部106を備えたハンドルアーム16がブロ
ックされる。後述するように、これによりハンドル80
を誤った表示を与えるOFF位置の方へさらに移動させ
ることができなくなる。
【0039】図4は図2と同様であるが、トグル機構と
ハンドルアーム16とを強調して示す。本発明の第1実
施例によると、トグル機構にはただ1つの突出部500
があるにすぎない。ハンドル80はON位置にあるとき
図示の最も左方の軸H1に沿う所にある。ハンドルアー
ム16はSP1のところの中間上部(弓状表面で示す)
を有する。SP1は、オーバーセンタまたは引張りばね
78(図2)によりトグル機構の中間枢動点66と機械
的に連結されている。ハンドルアーム16は、PVHを
画定するニー(図示を明瞭にするため枢動点66のかな
り下方に示す)と共に回転するよう関節式に装着されて
いる。通常、ハンドルがトグル機構の枢動点70,66
,76を結ぶ線の左方にある限り、ばね78は枢動点6
6に何の作用も及ぼさない。ハンドルがラインH1(O
N位置)を越えて右方へ移動されると、ライン(SP1
,66)が枢動点66を中心として時計方向に回転し、
同時にハンドルアームの軸が枢動点PVHを中心として
同じように回転する。このプロセスにおいて、ばね78
は迅速に引張り力を増して枢動点66を引き戻しトグル
機構を折り曲げようとする。しかしながら、接点が溶着
している場合枢動点70は事実上静止した状態にあるた
め、下部トグルリンクが枢動点70を中心として回転し
て突出部500がクロスバー72に到達する。これが上
部トグルリンクのライン66,76により画定される限
界位置LMTを設定するが、この位置が、ばねがこの位
置のもう一方の側へ通過するまで強制的に引張り状態に
され、このためハンドル80が最終的に到達する限界位
置である。その後、ばね力は解放される。ハンドルをそ
の位置より先へ移動させて、接点が溶着状態にある場合
は誤表示となるOFF位置の側の背後においてキーをロ
ックさせることが依然として可能である。図4は、ハン
ドルのラインH1がハンドルアームのニーの枢動点PV
Hを通過するON位置を示す。図4はまた、突出部50
0がブロックされた時トグル機構の中間点66と上部枢
動点76とを結ぶラインにより画定される臨界限界位置
LMTを示す。さらに、操作用ハンドル80はかかる限
界位置に近いがH2では依然としてその背後にあるため
、ばねがSP2と66との間で高度に引張り状態にある
。ハンドルをLMTラインを越えて移動させ前述したよ
うにキーのインターロックがロック状態となるようにす
ることが可能であるが、突出部500は依然としてその
目的を達成する。突出部500は枢動点66を保持して
おり、オペレータはばねが極限の引張り状態にあること
を感じとる。
【0040】図5は図4と同様であり、非トリップ状態
(揺動片74がトリップバー92によりロックされた状
態)を示すが、本発明の第2実施例にしたがって上部ト
グルリンク62に第2の突出部501が設けられている
。ハンドルアーム16はピン502を支持する延長部1
06を有する。突出部501は、ハンドルがON位置か
らOFF位置の方へ右方へ移動されるとピン502を遮
るそのピの通路にある。ピン501によるブロック作用
は、限界位置LMTを多少越えているがハンドル80の
幅を考慮するとインターロックバーをその背後に配置す
ることが不可能なほど接近した位置H3で生じる。さて
、突出部500がクロスバー72によりブロックされた
状態にあるため、オペレータは接点34と32に存在す
る重大な状態を知るためにばね78の強度に頼る必要は
ない。突出部501とピン502によりハンドル80が
確実にブロックされている。図5に示すように、オペレ
ータはハンドルをH3位置よりもさらに右方に移動させ
ることは不可能である。
【0041】次に、図6、図7及び図8を参照してトリ
ップ状態につき説明する。これらの例では、トリップバ
ーがそのロックバー92からアーム74を解放した後で
揺動片74は枢動点PVCを中心として反時計方向に回
転している。その結果、ピン76が揺動片の枢動点PV
Cを中心として回転するため、上部トグルリンクは多少
上方且つ左方へ移動している。ハンドルをラインH1か
ら右方へ強制的に移動すると、トグル機構は図7に示す
ように突出部500がクロスバー72と当接する位置5
00´にきて止まる。この点につき、ピン502が右方
に移動するにつれて間揺動片を押し戻すことに注意され
たい。しかしながら、ハンドルは図4の場合よりもさら
に右方へ移動している。事実、それはインターロック手
段により安全のため決められた限界位置を越えた、ライ
ンH4で示す位置へ到達する。従って、引張り状態のば
ね78によってオペレータへ与えられる指示に拘らず、
トグル機構の折り曲がりが迅速であることから接点が溶
着状態にあることを、独立に、認識するのは遅すぎる。 このように限界位置であるラインH4へ遅く到達するの
は、下部トグルリンクの突出部500がクロスバー72
によりブロックされるときである。従って、マークを付
けたキーインターロック限界位置に到達する前にハンド
ルを確実にブロックすることが必要である。これは、図
8に示すように上部トグルリンク62の第2の突出部5
01により実現される。図5の状態と同様、ピン502
が突出部501と当接するが、一方ハンドルのラインは
依然として位置H2、従ってインターロックの臨界位置
の前にある。
【0042】叙上よりお分かりのように、本発明は回路
遮断器の接点が閉じた状態にあるときでさえハンドル8
0をOFF位置へ移動させることができる回路遮断器に
実質的な安全上の利点を提供する。本発明を閉位置で接
点が溶着した回路遮断器につき説明したが、回路遮断器
の接点がいかなる理由であれ閉位置にある場合操作用ハ
ンドルのOFF位置への移動を阻止できることを理解さ
れたい。
【0043】積層接点組立体109は、複数の、別々の
可動主接点組立体110より形成されている。個々の接
点組立体110は、積層接点組立体109を形成するよ
う一緒に取り付けられている。個々の接点組立体110
は、細長い電気導体部分111と接点アーム部114を
有する。接点アーム部114の幾つかは可動主接点34
を支持し、またその幾つかはアーク接点116を支持す
るために使用される。接点アーム部114は反発部材或
いは可撓シャント118により静止導体部111に結合
されている。
【0044】接点組立体109を形成するため、幾つか
の異なるタイプの別々の接点組立体110が用いられる
。第1のタイプ119(図17に図示)では、L字形導
体部111の短い脚部124の端縁に弓状スロットまた
はキーホール122が設けられている。キーホール12
2は磁気反発部材118の一端を受容するよう用いられ
る。組立体110はまた、その一端において可動主接点
34またはアーク接点116を支持する不規則形状の接
点アーム114を有する。可動主接点34またはアーク
接点116と反対の端部にある、接点アーム部114に
形成したもう1つの弓状スロットまたはキーホール12
2は、磁気反発部材118のもう一方の端部を受容する
ために用いられる。磁気反発部材118の端部はキーホ
ール122に挿入する前にクリンプされている。接点ア
ーム部114の頂端縁部128には偏倚ばね130を受
容する矩形の凹部129が形成されている。ばね130
のもう一方の端部は枢着したブラケット132に押し付
けられる。
【0045】ばね130は、接点アーム部114に下方
の圧力または力を印加してその接点アーム部を固定主接
点32に対して押し付ける。この力は約4乃至5ポンド
であろう。ばね130からの接触圧力と磁気反発部材ま
たはシャント118を電流が流れる結果生じる磁気反発
力とが回路遮断器の耐電流定格を決定する。回路遮断器
の耐電流定格は主接点30が開離動作を開始する電流で
ある。磁気反発部材118により発生する反発力は磁気
反発部材118を流れる電流の関数であるため、偏倚ば
ね130をその力に対抗させてある特定の状態における
回路遮断器の耐電流定格を調整するために用いる。
【0046】各接点アーム部114には、接点アームの
枢動点を画定する接点アーム部114を一緒に固定する
ためのピン139を受容する開口136が形成されてい
る。開口228内に位置するピン230は接点組立体1
09の枢動点を与える。別個の接点組立体110の各静
止導体部111には、静止導体部111を一緒に固定す
る複数のリベットまたは締め具138を受容する3つの
離隔した開口137が形成されている。
【0047】回路遮断器20の重要な特徴は、接点組立
体のベース部に孔部を形成しタップすることにより回路
遮断器のベース20に接点組立体109を連結する方法
に関する。接点アーム組立体を回路遮断器のベースに固
定するためこのタップした孔部に締め具を螺入する。し
かしながら、かかる構成では、回路遮断器内部の動的な
力により時間が経つにつれて緩くなることがある。この
問題は、接点アーム組立体56の底部に組立体109内
に拘束される正方形の頭部付きボルトを受容するT字形
スロットを形成することにより解決する。
【0048】かくして、静止導体部111の底端部14
4に形成したT字形スロット142を有する第2のタイ
プの別個の接点組立体140(第11図)が設けられる
。このT字形スロット142は正方形の頭部付きボルト
147を受容するために用いられる。組立体140の接
点アーム部114及び磁気反発部材118は接点組立体
110に用いられるものと同様である。T字形スロット
を有する接点組立体は底端部にかかるT字形スロット1
42を持たない隣接接点アーム組立体間に挟持されてい
るため、組み立て後において、正方形頭部付きボルト1
12はT字形スロット142内に拘束される。
【0049】第2のタイプの別個の接点組立体146(
図17)では、静止導体部111は接点組立体119を
備えたものと同様である。ここの接点組立体119と1
46との間の本質的な相違は、組立体146の接点アー
ム部114がアーク接点アーム148を画定する主接点
30の代わりにアーク接点116を支持する点である。 これらのアーク接点116は主接点30が開離する際生
じるアークを消す。アーク抑制シュート152は、アー
クの吹き消しを容易にするため回路遮断器ハウジング2
1内に設けられている。アーク接点アーム148には、
それぞれ平行な垂下アーム158を有するブラケット1
56を受容する矩形凹部129が形成されている。 ブラケット156は矩形凹部129内に受容される。ブ
ラケット156はまた、ブラケット160と枢着ブラケ
ット132の下側163との間に位置するばね162を
受容するための上方に向いた突起160を有する。主接
点アーム部114と同様なアーク接点アーム148は枢
動点136を中心として回転可能である。
【0050】図17に示すように、種々のタイプの接点
組立体119,140,146は、L字形導体部の孔部
137が整列するように積み重ねられる。次いで、リベ
ットまたは締め具138をこれらの孔部137に挿入し
てL字形導体部111を全て一緒に固定する。枢動点1
39を画定するピンまたはリベットを接点アーム部11
4及びアーク接点アーム148の孔部136に挿入して
、全ての接点アーム部114を枢動ブラケット132に
連結する。この接点アーム組立体の静止導体部111と
シャント118との間にはバリヤー166を配置する。 これらのバリヤー166はまた個々の接点アーム部11
4と148との間にも設けられる。完成した組立体が接
点キャリア組立体109を形成する。
【0051】シャントまたは磁気反発部材118は積層
部材であり、銅のような導電性材料の連続した薄いスト
リップを型を使って巻回することにより形成する。この
型により巻回したシャント部材118を一対の脚部16
8,170を画定するV字形部材に形成する。脚部16
8と170を流れる電流により磁気的な力が発生してこ
れらの脚部168と170とを互いに反発させ離隔させ
ようとする。過電流がある一定のレベル以上になると(
例えば耐電流定格以上)、発生する磁気反発力は主接点
34を迅速にブロー開放するに十分なものである。偏倚
ばね130が磁気反発部材118により発生される磁気
反発力に対抗することにより、変流器54と電子トリッ
プユニットによるこの過電流状態の検出が可能となり、
回路遮断器の耐電流定格以下の過電流状態において操作
機構58がこれらの接点をトリップあるいは開離させる
【0052】磁気反発部材の可撓性を向上させるため、
該部材118の交差部172を図13に示すように球状
に形成あるいは変形させる。該部材118の延長脚部1
68,170をクリンプして静止導体部111及び個々
の主及びアーク接点アーム組立体の接点アーム部114
のキーホール120内に挿入する。シャントの脚部の端
を一旦キーホール120内に挿入すると、この組立体は
機械的にクリンプされその後両側において係止される。 この係止プロセスにより、キーホール120に隣接して
その組立体に溝174が形成され、これがシャントの脚
部168,170の静止導体部110及び接点アーム部
114または148への固定に用いるはんだのウイッキ
ングを防止する。
【0053】図13に示すように、カムロールピン組立
体176は2つの目的をもった組立体であり、ある特定
の状態の間可動接点34と固定接点32との間に力を維
持させ、また回路遮断器が機械式操作機構58によりト
リップされるまではブロー開放の発生時これらの接点間
の距離を維持するために用いられる。通常動作時におい
て、過電流が回路遮断器20の耐電流定格以下である場
合、カムローラピン196が枢着ブラケット132に一
体的に形成されて接点アーム組立体109の一部を形成
するカム面180を押圧する。このためクロスバー組立
体72が接点アーム組立体109と結合される。トグル
組立体60はクロスバー組立体72に結合されているた
め、これにより主接点34の動作が機械式操作機構58
により制御できるようになる。前述したように、接点組
立体109の偏倚ばね130は固定主接点32に可動接
点34を押圧する下方の圧力または力を加える。過電流
状態が回路遮断器20の耐電流定格以下の場合、接点ア
ーム114,148は軸139を中心として枢動する。 かかる過電流状態の間、磁気反発部材118の延長脚部
168,170により発生する磁気反発力は接点アーム
114,148を軸139を中心として反時計方向に回
転させ、主接点34を一緒に強制的に作動して操作機構
58により回路遮断器がトリップされるようにする。こ
の状況において、接点アーム114,148は軸139
を中心として枢動するため、磁気反発部材118が主接
点34を閉じる、即ちブロー閉鎖する。
【0054】回路遮断器の耐電流定格以下の過電流状態
に対応する図14及び図15に示すように、カムローラ
ピン196はカム面180にのって接点組立体109を
クロスバー組立体722に機械的に結合する。この状況
において、変流器54が、過電流状態を感知し、操作機
構58に回路遮断器をトリップさせ主接点34を開放す
る信号を電子トリップユニットに送る。しかしながら、
過電流状態が電流定格よりも大きい比較的高いものであ
る場合、接点アーム組立体109の枢動点が変化して接
点組立体109がブロー開放できるようになる。さらに
詳細には、磁気反発部材118により発生する磁気反発
力によりカムローラピン176がカム面180から離脱
して第2のカム面182へ到達し、可動接点組立体10
9が軸230を中心として枢動できるようになる。この
状態では、磁気反発部材により発生する磁気反発力が主
接点34をブロー開放する。ブロー開放の後、カムロー
ラピン176が一旦カム面182に到達すると、それが
主接点34を開離した状態に保つ。あるいは、過電流状
態が終了して後は、主接点34を開離した状態に保とう
とする磁気反発力がないであろう。
【0055】図15に示すように、外側極のカムローラ
ピン176の各端部には2つの接触点がある。1つの接
触点184はその端部の中間に位置する。これは、カム
ローラピン176が枢着ブラケット132のカム面18
0,182に沿ってのる点である。もう一方の接触点1
86は、カムローラピン176の端部であってそれがク
ロスバー組立体72の一部を形成する電気絶縁性スリー
ブの一対のスロット188内に受容される端部である。 ブロー開放状態が発生すると、接触点184,186は
反対方向に回転する。かかる状態のもとで、カムローラ
ピン176には比較的大きな捩じれ及び摩擦力が生じ、
これがブロー開放速度を減少させるかあるいはブロー開
放発生後遮断器がトリップしない原因となるかもしれな
い。回路遮断器20の重要な特徴は、カムローラピン1
76が各端部において各接触点184,186につきそ
れぞれ独立に回転可能な部分を持つためブロー開放時発
生する摩擦及び捩じれ力が小さい点である。
【0056】図16及び図17に示すように、カムロー
ラピン組立体176は各端部に突出した軸194を有す
る円筒部192を備えている。各軸194の上には小さ
なローラ196及び大きなローラ198が位置する。ロ
ーラ196,198を軸194上に配置した後、保持リ
ング197を用いてローラ196,198を軸194に
固定する。小さなローラ196は枢着ブラケット132
のカム面180,182と係合するために用いられ、一
方大きなローラ198は電気絶縁性スリーブ190のス
ロット188内に受容される。各接触点につき別個のロ
ーラを用いて共通軸上に支持させるため、両方のローラ
はそれぞれ独立に回転可能である。かくして、ブロー開
放時のように接触点が反対方向に強制的に回転させられ
る状態では、摩擦力が大きく減少するため回路遮断器2
0の作用が滑らかになる。
【0057】図14に示すように、カムローラピン組立
体176は、枢着ブラケット132がそれを中心として
回転するピン230に複数のばね200により結合され
ている。カムローラピン組立体176の円筒部192に
形成した半径方向の溝204は、ばね200の鉤状の端
部を受容する。ピン230には同じようなタイプの溝が
形成され(図示せず)、ばね200のもう一方の端部を
受容してカムローラピン組立体176をピン230に結
合するばね200の軸方向運動を阻止する。
【0058】図18を参照して、クロスバー組立体72
は各極につきカムローラピン組立体176を介して接点
組立体109に結合されている。さらに詳細には、クロ
スバー組立体72は矩形断面を持つように形成してもよ
い細長いシャフト206を有する。この細長いシャフト
206は、トグル組立体60の下部トグルリンク64に
結合される一対のクロスバープレート68を支持するた
めに用いられる。2つの接点アームキャリア68が多極
回路遮断器20の中央極に隣接して設けられる。各クロ
スバープレート68はほぼL字形の形状を有し、その短
い脚部212に孔部210を備えている。この孔部21
0は矩形でシャフト206の横断面積よりも僅かに大き
いため、接点アームキャリア68をシャフト206上に
摺動して嵌装しそれと共に回転させることができる。
【0059】クロスバープレート68は一対のL字形ブ
ラケット214により形成した積層組立体であり、トグ
ル組立体60から下部トグルリンク64を受けるため離
隔配置してある。下部トグルリンク64の孔部(枢動点
70を画定する)はこのL字形部材214の孔部215
と整列関係にある。金属製のピン216をこれらの孔部
に挿入して接点アームキャリア68と下部トグルリンク
64との間の枢動接続部を形成する。ほぼ矩形の横断面
をもつ孔部を形成した絶縁スリーブ218をクロスバー
のシャフト206の端部上に装着する。これらの絶縁ス
リーブ218は外側極に隣接して配置する。互いに対向
するプレート部220,222は電気絶縁性材料により
絶縁スリーブ218を一体的に形成したものである。プ
レート部220,222は絶縁スリーブ218の対向端
部にあって、一対の内向きで矩形のスロット188を有
する。その内向きのスロット188の対はカムローラピ
ン176のローラ198を受容するために用いられる。 対向配置したプレート部220,222には一対の整列
孔部226が設けられている。孔部226は枢着ブラケ
ット132の孔部228と整列関係にある。これらの孔
部にはピン230が固定されるため、回転可能なブラケ
ット132と一体的に形成した絶縁スリーブ組立体21
8との間の枢動接続が可能になる。
【0060】絶縁スリーブ218の対向プレート部22
0と222との間の間隔は、枢着ブラケット132を拘
束できるものである。かくして、過電流状態により接点
アーム組立体間に磁気反発力が生じると、この力が接点
アーム組立体109を互いに反発させて絶縁スリーブ部
218をシャフト206から強制的に離脱させる。磁気
反発力によりクロスバープレート68がシャフト206
に沿って移動することができるため、これらのクロスバ
ープレート68はシャフト206に溶接されている。絶
縁スリーブ組立体218はシャフト206上に成型法に
より形成するか、あるいは別個に成型加工してエポキシ
のような接着剤を用いてシャフト206に固定し、スリ
ーブ218とシャフト206の孔部に横方向に挿入した
1個または2個以上の金属製ピン232によりシャフト
206にピン付けして、スリーブ218がシャフト20
6に関して軸方向移動しないようにする。金属製ピン2
32は絶縁スリーブ218の孔部(図示せず)の1/8
インチ下方に挿入し、電気絶縁性材料で覆うことができ
る。
【0061】外側極にはそれぞれ、接点組立体109が
固定主接点32から開離するとき回路遮断器のカバー2
06を損傷するのを防止するためゴム製ストップ組立体
234(図10、図11参照)が設けられている。比較
的高い過電流状態のとき、特に接点アーム組立体109
が磁気反発部材118によりブロー開放される際、かな
りの力が発生する。従来の回路遮断器では、このカバー
の内側に衝撃吸収材料が接着され、これにより接点組立
体109を停止させてカバー24に打ち当たるのを防止
する。しかしながら、状況によっては、カバー24に損
傷が生じる。回路遮断器20の重要な特徴は、接点組立
体109がカバー24に打ち当たるのを防止するために
外側極に用いるゴム製ストップ組立体234に関する。 このゴム製ストップ組立体234は、回路遮断器ハウジ
ング21のカバー24から離隔した衝撃吸収材236を
含む。衝撃吸収材236をカバー234から離して取り
付けることにより、カバー24に対する損傷が防止され
る。
【0062】ゴム製ストップ組立体234の重要な特徴
は、それが、2組の平行離隔垂下アーム240,242
を備えた二重目的のブラケット238を備えた点にある
。比較的長いアーム240はピン246を受容するため
の整列孔部243をその自由端部244に有する。衝撃
吸収材236はほぼ円筒状であり、その中央孔部の直径
はピン246上に摺動嵌着できるようなものである。 ピン246は円筒状衝撃吸収材よりも僅かに長いため、
ピンの端部がアーム240から外方に延びる。ピンのこ
の外方に延びる部分は成型ベース28に形成した一体的
成型孔部248内に受容され、ゴム製ストップ組立体2
34に付加的な支持を与える。比較的短い延長アーム2
42はクロスバー組立体42を枢動接続するために用い
る。
【0063】ブラケット238の一部219には孔部2
50が設けられている。一対の延長耳部254を有する
バリヤープレート252には、ブラケット238の孔部
250と整列する一対の孔部256が設けられている。 孔部250,256はゴム製ストップ組立体234を回
路遮断器のフレームに固定する締め具(図示せず)を受
容する。
【0064】トグル組立体60を含む操作機構58は中
央極に隣接するため、別のゴム製ストップ組立体257
を中央極に用いる。さらに詳細には、衝撃吸収材260
を支持する細長い金属製バー258を設ける。衝撃吸収
材260は一般的に細長いU字形部材であり、細長い金
属製バー258に固定されている。細長い金属製バーの
長さは、衝撃吸収材260よりも先に延びて、中央極に
隣接しフレーム28に剛性的に固定される対向配置の側
板262のスロット(図示せず)に受容されるようなも
のである。中央極の組立体257の取り付けは、中央極
の接点組立体109が操作機構58に接触するのを防止
するためその操作機構から離隔するようにする。
【0065】CT迅速変更組立体264(図20)は、
主変流器54を工場であるいは現場で迅速に且つ容易に
交換可能にする。このCT迅速変更組立体264は回路
遮断器を広範囲に分解しなくても変流器54を簡単に交
換できるようにする。変流器54を交換する理由の1つ
は変流器54の故障である。変流器54交換のもう1つ
の理由は、例えば1600/2000アンペアの定格を
もつ回路遮断器におけるように二重定格の回路遮断器を
一方の定格からもう一方の定格へ変更するためである。 さらに詳細には、1600アンペア定格の回路遮断器に
用いる変流器54は2000アンペア定格では不適当で
あろう。
【0066】CT迅速変更組立体264は、負荷側導体
46の周りに配置した主変流器54と取り外し可能なプ
レート266とを有する。変流器54は負荷側導体46
を一次巻線として用いるドーナツ形変流器である。
【0067】主変流器54は、ハウジング21からの取
り外しが可能なようにフレーム28に一方の側に開放し
た一体的な空洞267内に配置される。負荷側導体はフ
レーム28の一体的な空洞部269内に位置して、負荷
側導体46をその縦方向軸に平行な方向にハウジング2
1から取り外せるようにする。変流器54をハウジング
21から取り外すには、取り外し可能なプレート266
を取り外す。プレート266を取り外した後は、6個の
締め具48を取り外して負荷側導体46を離脱させる必
要がある。これらのボルトを取り外した後、さらに4つ
の締め具48を取り外してスタブ50を負荷側導体46
から離脱させる必要がある。スタブ50が負荷側導体4
6から離脱すると、導体46をその縦方向軸に平行な方
向に摺動させて取り出すことができる。導体46を取り
外した後、変流器54を回路遮断器ハウジング21から
取り出して別の変流器を装着することが可能である。変
流器54の交換には、これらのステップをただ逆にすれ
ばよい、かくして、現場において変流器を迅速に且つ容
易に交換できるようにする迅速変更CT組立体が開示さ
れたことが明らかである。
【0068】図21、図22及び図23に示すように、
バリヤー/補助変流器ボード268が設けられている。 このボード268は幾つかの目的を有する。その1つは
、回路遮断器の内部コンポーネントとの接触を防止する
バリヤーを形成することである。さらに詳細には、ボー
ド268はハウジング21の開放部分271を閉鎖する
。第2の目的は補助変流器270を取り付ける手段を提
供することである。第3の目的は補助変流器270を主
変流器54と電子トリップユニットに接続する手段を提
供することである。最後に、このバリヤー/補助変流器
ボード268は回路遮断器20内に発生する熱を大気中
に放出する手段を形成する。
【0069】このバリヤ/補助変流器ボード268はE
字形プリント回路板272を有する。このプリント回路
板272は、ベース22の側壁276に形成した対向ス
ロット274内に嵌着される。プリント回路板272の
底部は、フレーム28の垂直方向に延びる脚部278の
頂部上に置かれる。E字形プリント回路板272は、ラ
ッチ組立体82とハウジング21の開放部分271との
間に位置する。プリント回路板272はE字形部分を画
定する一対の離隔したスロット282を有する。これら
のスロット282はフレーム28に形成した垂直に延び
る側壁284を受容するようになっている。
【0070】3つの補助変流器270が各極につき1個
設けられている。補助変流器270は完全な一次巻線と
完全な二次巻線とを有し、電子トリップユニットに印加
される電流を減少するために用いられる。さらに詳細に
は、各主変流器54の二次巻線が対応の補助変流器27
0の一次巻線に接続され、補助変流器270の二次巻線
が電子トリップユニットに結合される。
【0071】プリント回路板272は、補助変流器27
0と電子トリップユニットとの間の配線をまとめて取り
付ける手段に取って代わるものとして用いられる。さら
に詳細には、補助変流器270の一次巻線と主変流器5
4の二次巻線との間で必要とされる電気的接続のためプ
リント回路板に電気回路が形成される。電気回路は従来
のやり方でプリント回路板272上に形成される。主コ
ネクタ286がプリント回路板272の右手上部の隅に
設けられている。このコネクタ286はプリント回路板
272上に形成した電気回路により補助変流器272の
二次巻線に電気接続されている。両端にコネクタを有す
る(図示せず)ワイヤハーネスを用いてプリント回路板
272を電子トリップユニットに接続する。補助変流器
270はプリント回路板272に直接装着される。第2
のコネクタ288がプリント回路板272上の各補助変
流器270に隣接して位置している。これらの二次コネ
クタ288は補助変流器270の一次巻線に接続されて
いる。補助変流器270の一次巻線をそれぞれ主補助変
流器54の二次巻線に接続するため、一端にコネクタを
有する別のケーブルを用いて主変流器54をプリント回
路板272に接続する。
【0072】プリント回路板270の延長脚部292に
は通気孔290が設けられている。これらの通気孔によ
りハウジング21内に発生する熱を外気中に放出するこ
とが可能となる。
【0073】このようにして、バリヤー/補助変流器ボ
ード268は回路遮断器の組み立てを簡単化し、かくし
て製造コストを軽減すると共に回路遮断器20の内部配
線を単純化する。
【0074】種々のオプション、例えば不足電圧開放機
構、シャントトリップの回路遮断器への取り付けを容易
にするモジュラーオプションデッキ組立体が設けられて
いる。不足電圧開放機構は、ライン電圧が所定の値以下
に降下すると自動的に主接点30を開放する作用を持つ
。これは、モータのようなある特定の負荷が低い電圧で
動作して加熱するのを防止するために行われる。不足電
圧開放機構の一例が本出願人に譲渡された米国特許第4
,489,295号に開示されている。シャントトリッ
プ装置(図示せず)は、トリップバー98に隣接した往
復運動可能なプランジャーを有するソレノイドから本質
的になるものである。シャントトリップ装置により、回
路遮断器20は遠隔場所からトリップすることが可能と
なる。不足電圧開放機構もシャントトリップ装置も全て
の回路遮断器20に必要とされるものではない。これら
のものは注文により取り付けるものであって一般的に工
場で装着される。かかる注文部品を回路遮断器20に製
造時付加する時間とコストを減少させるためにオプショ
ンデック組立体294を用いる。このオプションデック
組立体294(図24、図25)は、フレーム28によ
り支持される回路遮断器カバー24の下に位置する矩形
プレーとを有し、トリップバー98を貫通可能にする孔
部296を有する。このプレート294はまた、ブラケ
ット302に一体的に形成した複数の下方に延びるL字
形アーム300を受容する複数組のスロット298を有
する。アーム300を受容するブラケット302の複数
組のスロット98はL字形アーム300との協働を可能
にし、種々のオプション部品を矩形プレーと294上に
固定してそれらがプレート294の表面に垂直な方向に
移動し且つトリップバー98と整列関係になるのを防止
する。これらのL字形アーム300はブラケット302
の直径方向で互いに反対の部分上に設けられる。ブラケ
ット302は任意の組の直径方向で互いに反対のスロッ
ト304,306または308内に嵌着され、それによ
り例えば最大3つのオプション部品を所与の回路遮断器
22に取り付けるのを可能にする。
【0075】ブラケット302には、複数の締め具(図
示せず)によりオプション部品をブラケット302に固
定するのを可能にする複数の孔部310が設けられてい
る。溝312がブラケット302の孔部310と整列す
る関係にプレート294に形成されている。これらの溝
312は、オプション部品をブラケット302に取り付
けるのに使用する締め具の空間を提供し、これによりブ
ラケット302をプレート294上に摺動することによ
り嵌着することが可能となる。
【0076】種々のオプション部品は、それぞれトリッ
プバー98と係合して回路遮断器20をトリップさせる
下方に延びたレバー(図示せず)を有する。オプション
部品をブラケット302に組み込んだ後、この下方に延
びるレバーは孔部296を介してブラケット302の後
端部から下方に延び、トリップバー95と作動的に関連
する関係となる。次いでブラケット302を定位置に固
定する。かくして、オプションデック組立体回路遮断器
のカストム化を容易に且つ迅速に可能にすることが明ら
かであろう。
【0077】図26は突出部501により上部トグルリ
ンク62の役割を果たすように設計されたプレートを示
す。
【0078】図27は、図26と同様であるが、そのプ
レートは共通軸76−66の周りに対称的に位置する2
つの突出部501,501′を有するように設計されて
いる。このような設計によると、突出部501の鏡像が
必要とされるであろう回路遮断器に同じプレートを用い
ることが可能となる。かかるプレートを用いると突出部
は1つだけでよく、もう一方はトグル機構の全体の動作
を妨害しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による成型ケース形回路遮断器の
平面図である。
【図2】図2は本発明の1つの実施例による、図1の線
2−2に沿う断面図である。
【図3】図3は本発明の第2の実施例による、図1の線
2−2に沿う断面図である。
【図4】図4は回路遮断器がトリップ状態にないときを
示す図1の実施例によるトグル機構を示す。
【図5】図5は本発明の第2の実施例によるトグル機構
であって回路遮断器がトリップされた状態を示す。
【図6】図6は本発明の第1実施例によるトグル機構の
動作を概略的に示す図であって回路遮断器がトリップさ
れた状態を示す。
【図7】図7は本発明の第1実施例のトグル機構の動作
を示す図であって回路遮断器がトリップ状態にある場合
を示す。
【図8】図8は本発明の第2実施例のトグル機構であっ
て回路遮断器がトリップされた状態を示す。
【図9】図9は図1の線3−3に沿う断面図であって外
側極を示す。
【図10】図10は図2の線4−4に沿う横断面図であ
る。
【図11】図11は外側極に用いる衝撃吸収組立体の一
部を示す斜視図である。
【図12】図12は図9の線6−6に沿う断面図である
【図13】図13は図10の線7−7に沿う断面図であ
る。
【図14】図14は図13の線8−8に沿う平面断面図
である。
【図15】図15は図14の線9−9に沿う拡大断面図
である。
【図16】図16はカムローラピン組立体の展開斜視図
である。
【図17】図17は積層銅組立体の展開斜視図である。
【図18】図18はクロスバー組立体の展開斜視図であ
る。
【図19】図19は図18と同様であるが、本発明の第
2実施例に従って突出部を有するトグル機構の上部トグ
ルリンクを示す。
【図20】図20は図2の線13−13に沿う底面図で
ある。
【図21】図21は図2の線14−14に沿う断面図で
ある。
【図22】図22は図21の線15−15に沿う平面断
面図である。
【図23】図23は図21の線16−16に沿う平面断
面図である。
【図24】図24は図1の線17−17に沿う断面図で
ある。
【図25】図25はモジュラーオプションデック組立体
の展開斜視図である。
【図26】図26は図3または図19の上部トグルリン
クに用いることのできる典型的なプレートを示す。
【図27】図27は図26のプレートの別の設計を示す
【符号の説明】
16  ハンドルアーム 32  固定接点 34  可動接点 62  上部トグルリンク 64  下部トグルリンク 66,70,76  枢動点 72  クロスバー 74  揺動片 80  操作用ハンドル 106,500,501  突出部 502  ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハンドルアーム手段と、ON位置及び
    OFF位置を有する、ハンドルアーム手段を手動で制御
    するための操作用ハンドルと、少なくとも一方が開位置
    または閉位置へ移動可能な電気接点とを有する回路遮断
    器の操作用ハンドルの運動を所定の限界位置で制限する
    装置であって、可動接点と機械的に連結され、回路遮断
    器の接点が閉じると伸張位置にくるように、また回路遮
    断器の接点が開状態にあると引っ込み位置にくるように
    該可動接点と共に移動自在のクロスバー手段、及び中間
    点で関節接続された上部及び下部トグルリンクより成り
    、前記中間点においてハンドルアーム手段へばねにより
    機械的に連結され、操作用ハンドルをON位置からOF
    F位置の方へ移動すると閉じた状態の接点を開こうとす
    るリンケージ手段よりなり、前記下部トグルリンクには
    突出したハンドル制限手段が形成され、このハンドル制
    限手段は、操作用ハンドルをON位置からOFF位置の
    方へ移動しようとして回路遮断器の接点が閉じたままの
    状態にある時、操作用ハンドルの運動をON位置とOF
    F位置との間の所定の限界位置で制限することを特徴と
    する回路遮断器の操作用ハンドル制限装置。
  2. 【請求項2】  前記ハンドル制限手段は下部トグルリ
    ンクに一体的に形成した突出部を含み、前記下部トグル
    リンクと一体的な突出部は、回路遮断器の接点が閉位置
    にありクロスバー手段が下部トグルリンク突出部の経路
    から離脱していないとクロスバー手段に当接することを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記ハンドル制限手段は上部トグルリ
    ンクに一体的に形成した第2の突出部を含み、ハンドル
    アーム手段が上部トグルリンク突出部の経路に位置する
    部材を有し、下部トグルリンク突出部がクロスバー手段
    により阻止されるとハンドルアーム手段が上部トグルリ
    ンク突出部と係合することにより操作用ハンドルの前記
    限界位置を越える運動が阻止されることを特徴とする請
    求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】  リンケージ手段が回路遮断器はトリッ
    プされた状態でクロスバー手段から離れた最初の位置へ
    最初に移動され、リンケージ手段が前記最初の位置にく
    ると上部トグルリンクの突出部がハンドルアーム手段の
    前記部材に係合して操作用ハンドルの運動を阻止するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の装置。
JP3173019A 1990-06-18 1991-06-18 回路遮断器の操作用ハンドル制限装置 Withdrawn JPH04229920A (ja)

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