JPH04228745A

JPH04228745A - スペース分割用システム

Info

Publication number: JPH04228745A
Application number: JP3139595A
Authority: JP
Inventors: Ronald B Delong; ロナルド　ベンジャミン　デロング; John P Conner; ジョン　ポートマン　コナー
Original assignee: Westinghouse Electric Corp
Current assignee: CBS Corp
Priority date: 1990-05-15
Filing date: 1991-05-15
Publication date: 1992-08-18
Also published as: DE69100778D1; DE69100778T2; EP0458488A1; AU7506091A; CA2040714A1; US5033526A; CA2040714C; ES2048559T3; EP0458488B1; AU641746B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は一般にオープン・プラン
形オフィス・スペース分割用仕切りシステムに関し、よ
り詳細には、スペース分割用パネルの接合部及び別のパ
ネルに対し非接合状態にあるパネルの端部に設けられた
支持ポストを含むポスト式オープン・プラン形オフィス
・スペース分割用仕切りシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】オープ
ン・プラン形オフィス・スペース分割用システムの中に
は、スペース分割用パネルを支持するのにポストを用い
るものもあれば、パネルの鉛直縁部を互いに直結するも
のもある。ポスト式システムには、各ポスト又はポール
にどれ程多くのブランチが生じるかどうかとは無関係に
一連のパネルについて寸法を決める「センターライン・
モジュラリティ」の適用が可能であるという利点がある
。ポストを用いないシステムは各ブランチにおけるパネ
ルの厚さによって一連のパネルの寸法を増大し、これは
所謂「クリープ」と呼ばれ、これは作業面の幅及びパネ
ルで支持される他の付属品を含むシステムのレイアウト
を複雑にする場合がある。

【０００３】本出願人に譲渡された米国特許第３，７６
２，１１６号は従来型のポスト式スペース分割用システ
ムを開示している。中空管状ポストは、各端に固定され
ていてスペース分割用パネルの鉛直縁部に固定された相
補形状のフック・コネクタを受け入れる鉛直に向いた環
状スロットを画定するパネル・コネクタを有している。異なる高さのパネルを共通のポストに接合しようとする
場合、パネルとポストの相互取付けの問題が生じる。本
出願人に譲渡された米国特許第３，８０９，１４２号は
、この問題に対する抜本的な解決策を基にして案出され
た追加の部品個数及び特定のポスト構造を示している。

【０００４】センターライン・モデュラリティという利
点を保持すると共に余分な又は特定の部品を必要としな
いで、所望通り同一高さのパネル及び／または高さの異
なるパネルを連結する同一のポスト構造を用いる新規且
つ改良型のポスト式のスペース分割用システムを提供す
ることが望ましく、これが本発明の目的である。

【０００５】また、上述の米国特許のポスト式システム
では不可能な鉛直方向の配線路のためのポストを利用で
きるようにすることが望ましく、これが本発明のもう一
つの目的である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、鉛直のポスト
を含むスペース分割用システムに関し、ポストは長さ方
向上端部、長さ方向下端部及び少なくとも幾本かが平ら
な複数の側部を有する。スペース分割用システムは更に
、第１及び第２の鉛直縁部を備えたパネルを含み、上側
及び下側のコネクタ組立体がパネルの鉛直縁部に固定さ
れている。パネルは上端部と下端部との間に連続的に長
さ方向に延びる中央心材を有する。複数の長さ方向に延
び且つ円周方向に間隔を置いて位置した脚部材が中央心
材から外方に延び、各脚部材は中央心材と実質的に同一
の広がりを持つ。脚部材は各々第１及び第２の半径方向
端部を有し、各脚部材の第１の半径方向端部は中央心材
に一体に取り付けられている。少なくとも一つのフラン
ジ部材が複数の脚部材のそれぞれの第２の半径方向端部
に固定されていて実質的にＴ字形の横断面形状を画定し
ている。脚部材のうち少なくとも一つは複数の垂直方向
に間隔を置いたフランジ部材を有し、複数のフランジ部
材は各々第１及び第２の内面及び外面を有する。外面は
ポストの側部を画定している。脚部材の第２の半径方向
端部は第１の側縁と第２の側縁との中間で関連のフラン
ジ部材の内面に一体に取り付けられている。少なくとも
一つの脚部材と関連のある複数の間隔を置いたフランジ
部材は、各々フランジで構成される下縁を有する上側及
び下側の接近開口部を構成している。中央心材、脚部材
及びフランジ部材の内面は協働してポストを貫通する鉛
直の配線路を画定し、フランジ部材はそれらの側縁の間
が、隣接の脚部材と関連のあるフランジ部材の側縁の間
に配線路への接近用空間を形成するような寸法になって
いる。上側及び下側のコネクタ組立体は各々フックを有
し、上側及び下側のコネクタ組立体はそれぞれ上側及び
下側接近開口部に入り込み、上側及び下側のコネクタ組
立体のフックは上側及び下側の開口部のフランジで構成
される下縁によってそれぞれ指示されている。

【０００７】より詳細には、本発明は、丸いポストとは
対照的に、少なくとも幾つかが平らな複数の側部を備え
た押出し加工金属製ポストを含むポスト式オフィス・ス
ペース分割用システムに関する。ポストは中央心材及び
複数の円周方向に間隔を置き且つ長さ方向に延びるＴ字
形部材を有する。各Ｔ字形部材はステムまたは脚部分及
び垂直の側縁を有するフランジ部分を有している。脚部
分の一端はポストを中央心材に一体に取り付けられ、他
端はフランジの側縁の中間位置でフランジに一体に取り
付けられている。このようにしてフランジは脚部分によ
って中央心材から外方に間隔を置いて位置し、それによ
りパネルのベース、胴体部及び／または頂部の水平のレ
ースウェイの間のある種の配線、例えば通信用配線を接
続する垂直の配線路のフランジ内面との間に空間を形成
する。フランジの側縁の間を寸法決めすることにより配
線路への接近が可能になり、それにより任意の二つの隣
り合うフランジの間に配線を収納する広い空間が生じる
ようになる。かくして、ポストの基本的な外形は正方形
または三角形であるのがよいが、所望ならばポストの前
の表面部分を途切れ途切れにしてもよい。フランジの垂
直に延びる側縁を含む断続的な外面は、ポストを完全に
隠すスナップ嵌め式のポストカバーの取り付け箇所が得
られることになり、それにより押出し加工ポストにペン
キを塗ったり或いはこれに仕上げを施す必要無く、所望
の見栄えの良い外観が得られることになる。また、スナ
ップ嵌め式のポストカバーはポスト内の配線路を構成し
、また配線路内へ電線を入れたり、或いはこれから取り
出したりするための配線路への接近が迅速且つ容易にな
る。

【０００８】押出し加工により形成されたポストを所定
長さに切断する前、或いはその切断後にＴ字形部材のフ
ランジの所定部分を除去してスペース分割用パネルの垂
直の縁部に固定された上方及び下方のコネクタ・フック
組立体を支持するフランジで構成された下縁を備えた接
近開口部を形成する。フランジをポストの上方及び下方
の箇所で除去し、もし任意特定のポストがより短い標準
高さのパネルをこれに取り付けるに十分長ければフラン
ジを、ポストに連結できる各標準高さのパネルについて
は一カ所、即ち対応の中間箇所で取り外す。

【０００９】例えば、ポールを、３６インチ、５２イン
チ、６２インチ、６８インチ、８４インチの標準高さの
パネルに対応するよう５種類の異なる長さに切断するの
がよい。例えば、８４インチのパネルのポストは四つの
短いパネルに対応するため最も下の位置と最も上の位置
との間に４つの中間の支持位置を有する。６８インチの
パネルについてのポストは３つの中間の支持位置を有す
るのがよい。かくして、設計高さを持つパネルを余分の
又は特定の部品を用いないでより短い標準高さのパネル
に連結するよう製造するとそれぞれの長さのポストの準
備が整っている。

【００１０】好ましい実施例では、スペース分割用パネ
ルの鉛直縁部に固定された上方及び下方のコネクタ組立
体は各々、Ｔ字形の部材の脚部またはステムをぴったり
と接触した状態で跨ぐような間隔の二つの水平に間隔を
置いて位置したフックを有している。

【００１１】

【実施例】本発明の内容は例示的に示すに過ぎない図面
を参照して以下の詳細な説明を読むと一層容易に理解さ
れよう。

【００１２】今図面を参照し、特に第１図を参照すると
、本発明に従って構成されたオフィス・スペース分割用
システム２０の部分展開斜視図が示されている。スペー
ス分割用システム２０は、ポスト２８，３０によって支
持された複数のスペース分割用パネル２２，２４，２６
を有する。各パネル、例えばパネル２４は、第１及び第
２の鉛直縁部３４，３６，頂部３８及び底部４０を有し
、４０の下縁部にはレースウェイ４２を固定するのがよ
い。各垂直縁部３４，３６には、作業面、キャビネット
等をかけるスロット付きのポスト４４が固定されている
。各垂直縁部３４，３６は後で詳細に説明するようにス
ロット付きのポスト４４に固定された上方及び下方のコ
ネクタ組立体４６，４８を有している。

【００１３】各ポスト２８は例えばアルミニウムのよう
な適当な金属を素材として押出し加工により形成され、
第１及び第２の端部５０，５２及び第１の端部と第２の
端部との間に延びる長さ方向軸線５４を備えた細長い構
造体である。各ポスト２８は、ポスト２８の平面図であ
る第２図に最も良く示す長さ方向に延びる中実の中央心
材５６を有している。本出願人に譲渡されている米国特
許第４，４２４，６５４号に開示されているようにパネ
ルへの剛性付与装置（図示せず）を固定する頂部押さえ
ねじ（図示せず）を受け入れるねじ孔５８が設けられて
いる。

【００１４】各ポストは中央心材５６から外方に延びる
複数の長さ方向に延び且つ円周方向に間隔を置いて位置
したＴ字形部材を有している。第１図及び第２図に示す
ように、ポスト２８は第１、第２、第３及び第４の対称
に配置されたＴ字形部材６０，６２，６４，６６を有し
ている。ポスト２８の各Ｔ字形部材は同一構成のもので
あり、例えば第２図に示すＴ字形部材６０はステム、ウ
ェブまたは脚部６８及びフランジ部分７０を有している
。脚部６８は第１及び第２の端部７２，７４を有し、平
らなフランジ７０は第１及び第２の側縁７６，７８と内
面及び外面８２を有している。脚部６８の第１の端部７
２は中央心材５６に一体に取り付けられ、脚部６８の第
２の端部７４は側縁７６，７８の中間例えばフランジ７
０の幅を二分する箇所でフランジ７０の内面８０に一体
に取り付けられている。第２図に示すように、ポスト２
８の隣り合う脚部６８の間の角度８４は９０゜であり、
例えばＴ字形部材は円周方向に等間隔に位置している。

【００１５】第２図から理解されるように、Ｔ字形部材
６０，６２，６４，６６の脚部６８はフランジ７０を中
央心材５６から外方に間隔を置き、かくして例えば第１
図に示すワイヤ９４については第１、第２、第３及び第
４の垂直の配線路８６，８８，９０，９２を形成してい
る。配線路８６，８８，９０，９２への広い接近用空間
を得るために、フランジ７０の側縁７６，７８の間の幅
は、隣り合うＴ字形部材の側縁の間の比較的広い空間を
形成するよう設定されている。例えば、反対側に位置し
たフランジの外面間のポール２８の寸法、例えばＴ字形
部材６０のフランジ７０の外面８２間の寸法が１．５イ
ンチであるとすると、フランジ７０の代表的な幅は０．
７５インチであり、隣り合うフランジの間には０．５イ
ンチの接近用空間が生じ、これは通信用ケーブルの配線
にとって適当な長さである。かくして、ポスト２８の基
本的な外形は方形であるが、ポスト２８の外面は不連続
であり、四つのフランジ７０の八つの側縁によって画定
された配線路８６，８８，９０，９２への四つの接近開
口部を有している。

【００１６】上述のように、ポール２８の上端５０は頂
部の押さえねじを受け入れるねじ孔５８を有している。ポール２８の下端部５２は、静止状態の中空管状部材９
５、調整可能なレベラー・ロッド９６及び関連の構造物
のフロア１００に載置する滑り玉９８を備えたレベラー
組立体を有している。

【００１７】第３図に最もよく示すように、中空管状部
材９５は、第１及び第２の端部１０２，１０４及び第１
の端部と第２の端部との間に延びる開口部１０６を有し
ている。開口部１０６は、中央心材５６の直径を有する
要素とプレス嵌め関係をなすよう選択された直径を有し
ている。開口部１０６は調節可能なレベラー・ロッド９
５を螺合させるため、ねじ立てされていて、参照番号１
０８で示すように管状部材９５の第１の端部１０２で始
まっている。

【００１８】第３図に最もよく示すように、管状部材９
５は４つ全てのＴ字形部材６０，６２，６４，６６の脚
部をホローミル加工し、ポスト２８の底端部５２で始ま
り、中央心材５６の直ぐ隣の所定の長さ方向寸法に亘っ
て各脚部６８の部分を除去することによりポスト２８の
底端部５２に固定する。中央心材５６と切断された縁１
１０の間の寸法は、管状部材９５の肉厚と実質的に同一
になるよう選択されていて、管状部材９５をホローミル
加工により形成された開口部１１２内に押し込むことが
できるようになっており、この場合、中央心材５６は管
状部材９５の第２の端部１０４の開口部１０６に嵌入す
る。かくして、切断された縁部１１０は管状部材９５の
外面１１４にぴったりと係合し、中央心材５６の外面１
１６は管状部材９５の内壁にぴったりと係合する。第４
図はポール２８との組合せ位置にある管状部材９５を示
すポスト２８の部分切欠き立面図である。第５図は、第
４図の矢印Ｖ−Ｖ線の方向に見たポスト２８の横断面図
であり、管状部材９５とポスト２８とのプレス嵌め関係
を示している図である。

【００１９】ポール２８は少なくとも二つのパネル支持
接近開口部、即ち、下方接近開口部１１８及び上方接近
開口部１２０有している。ポール２８はその高さに応じ
て高さの低い１又は２以上のパネルを支持する１又は２
以上のパネル支持接近開口部を有するのがよく、追加的
に設けられるパネル支持接近開口部１２１が第１図に示
されている。各パネル接近開口部は４つのＴ字形部材６
０，６２，６４，６６の各フランジの一部を所定の長さ
方向寸法に亘って除去することにより形成される。例え
ば、工具を各フランジの下側に挿入し、外方に引きフラ
ンジ７０の所望長さを脚部６８から残らないように切断
することによりダイスを用いてフランジ部分を除去する
のがよい。かくして、各接近開口部、例えば上方接近開
口部１２０はフランジによって画定された４つの下縁１
２２を有している。第６図は、第４図のＶ−Ｖ線におけ
るポスト２８の断面図であり、パネル支持接近開口部１
２０のフランジで画定された４つの下縁１２２を明示し
ている。

【００２０】各コネクタ組立体４６，４８は同一構成の
ものなのでコネクタ組立体４６についてのみ詳細に説明
する。第７図及び第８図はコネクタ組立体４６の正面図
及び側面図である。コネクタ組立体４６は上部及び下部
の締結具用開口部１２６，１２８を備えた支持ベース１
２４を有している。支持ベース１２４は、適当な締結具
、例えばねじによってスロット付きの支柱４４にしっか
りと固定される。好ましい実施例では、第１及び第２の
フック部材１３０，１３２が、支持ベース１２４から外
方へ一体に延びていて、互いに向かって内方へ細まり、
ついにはＴ字形部材の脚部６８の厚さと実質的に同一の
所定の間隔１３４が得られるようになっている。次に、
フック部材は互いに外方へフレア状に遠ざかり、コネク
タ組立体が脚部６８を跨ぐと、以下に詳細に説明するよ
うに「漏斗」状のガイドとして機能する。

【００２１】各フック部材、例えば第８図に示すフック
部材１３０は、所定の鈍角を成してベース１２４から下
方へ遠ざかって垂直の前縁１３８で終端する上方部分１
３６を有している。フック１３０は短い下方部分１４０
を介してベース１２４に向かって水平方向に逆方向に延
び次いでフック１３０は第８図に想像線で示すフランジ
７０を案内する案内部分１４２を介して案内部分１４２
から支持ベース１２４へ逆方向に延びる水平部分１４４
に対する着座位置まで上方に傾斜している。フランジ７
０の着座位置は案内部分１４２の交差部又は交点のすぐ
近くで部分１４４に当接している。参照番号１４６で示
すフランジ７０とベース１２４の間の空間はスロット付
きの支柱４４によって占有され、かくしてフランジ７０
の正しい着座位置はガイド部分１４２の端部で得られる
位置のみであり、かくして２８に対するコネクタ組立体
４６の正確な位置が確保されるようになる。

【００２２】第９図は、上方接近開口部１２０を介して
ポスト２８に係合している状態のコネクタ組立体４６の
拡大部分側面図である。第１０図は、第９図の矢印Ｘ−
Ｘの方向に見た横断面図であり、コネクタ組立体４６を
ポスト２８上の支持位置で明白に示す図である。第１図
及び第１０図で最もよく分かるように、スロット付き支
柱４４は、Ｕ字形の中央に配置された長さ方向に延びる
チャンネル１４８を有し、このチャンネル１４８の中に
はコネクタ組立体４６が一対の締結具、例えばねじ１５
０によって固定されている。

【００２３】パネル２４をポスト２８に連結すると、上
方及び下方のコネクタ組立体４６，４８の内方に細まり
下方に垂下したフック１３０、１３２のフレア状の「漏
斗」部がフック１３０、１３２間のＴ字形部材の脚部６
８を案内し、フック１３０、１３２の傾斜した案内面１
４２がフランジで構成される支持縁部１２２を第８図及
び第９図に示す着座位置へ案内する。上述の米国特許第
４，４２４，６５４号に示すパネルへの剛性付与装置を
ポスト２８の上部及び任意の隣のパネルに固定すると、
パネルを組立て位置から持ち上げることができなくなる
。

【００２４】４つの平らな側部を備えたポスト２８は、
所望に応じて１枚、２枚、３枚又は４枚のパネルを支持
できる。さらに、製造されて据付け場所に送られたポス
ト２８はパネルの設計高さに対応することができ、もし
より近い標準高さのパネルがポストの製造高さよりも利
用できれば、パネル支持開口部はすでにかかるパネルの
支持ができるようになっている。

【００２５】もし５種類の高さのポストが３６インチ、
５２インチ、６２インチ、６８インチ、８４インチの高
さの５枚のパネルに用いることができれば、１つの中間
パネル支持接近開口部１２１と一緒に示されているポス
ト２８は高さが５２インチのパネルに合わせて製造され
たポストである。高さが５２インチの１枚、２枚、３枚
又は４枚のパネルをポスト２８によって支持することが
できる。かくして、第１図に示す高さの低いパネル２２
は例えば高さが３６インチのパネルである。ポスト２８
が例えば高さ８４インチのパネルについて用いるもので
あれば利用可能な４つの背の低いパネルを収容するよう
４つの中間パネル支持接近開口部を用いるのがよい。

【００２６】ポスト２８を用いて一続きのものの最後で
単一のパネル、２枚のパネルを直線上に、互いに直角を
なす２枚のパネル、Ｔ字形の３枚のパネル、交差した形
状の４枚のパネルをそれぞれ支持するのがよい。

【００２７】ポストを第１１図、第１２図及び第１３図
に示すように押出し加工により異なる形状に形成するの
がよく、第１１図、第１２図及び第１３図は本発明の他
の実施例にしたがって構成されたポスト１５２、１５４
、１５６の平面図である。

【００２８】第１１図は、中央心材１６４の回りに円周
方向に等間隔をおいて、即ち１２０度のＴ字形部材の間
の角度１６６をおいて配置された３つのＴ字形部材１５
８，１６０，１６２を有するポスト１５２を示している
。各Ｔ字形部材１５８，１６０，１６２は、ポスト２８
の同一のＴ字形部材６０と同一の構成を有しており、こ
れらはポスト２８に対して上述のような機能を発揮する
。かくしてポスト１５２はパネルを円周方向に１２０度
の間隔を保持する三方交差の状態になるようにパネルを
支持するのに用いられる。

【００２９】第１２図は、３つのＴ字形部材１６８、１
７０、１７２を備えたポスト１５４を示しており、かく
して第１１図に示すポスト１５２と類似している。これ
らの間の差異は円周方向の間隔にある。Ｔ字形部材１６
８、１７２は９０度の角度１７４だけ間隔を隔てており
、Ｔ字形部材１７０は１３５度の角度１７６だけＴ字形
部材１６８、１７２のそれぞれから間隔をおいて位置し
ている。かくして、ポスト１５４は、２枚のパネルが９
０度の間隔を保ち、第３のパネルが第１の２枚のパネル
のそれぞれから１３５度の間隔をおく三方交差の状態に
パネルを支持するのに用いられる。

【００３０】第１３図は、１２０度の角度１８４だけ円
周方向に等間隔をおいて配置された３つのＴ字形部材１
７８、１８０、１８２を備えたポスト１５６を示し、か
くしてポスト１５６はポスト１５４と類似している。し
かしながら、ポスト１５６は三方交差ではなくて二方交
差で用いられ、Ｔ字形部材１８２はパネルを支持するよ
うな形状にはなっていない。Ｔ字形部材１８２はＴ字形
部材６０の脚部６８と類似した脚部１８６及びフランジ
１８８を有している。フランジ１８８（平らではない）
は真っ直ぐな脚部分１９２、１９４を相互に接合する湾
曲した中央部分１９０を有している。脚部分１９２はＴ
字形部材１８０の脚部分６８と平行に配向し、脚部分１
９４はＴ字形部材１７８の脚部分６８と平行に向いてい
る。

【００３１】フランジの側縁は配線路への接近開口部の
縁を画定することに加えて配線路を完成すると共にポス
トを隠すポストカバーの有利な取付け位置を提供してい
る。第１図は、ポストカバー１９６，１９８，２００（
これらは同一の構成であるのが良い）を示している。第１４図は、ポストカバー１９６、１９８をポスト２８
に組み合わせた状態で示すポスト２８の平面図である。ポストカバー１９６はＰＶＣ（ポリ塩化ビニル）または
他の適当なプラスチックを素材として押出し加工され所
望の長さに切断するのがよい。これらポストカバーは所
望の色を付けた状態で押出し加工してもよく或いは所望
に応じてパネルの布地にマッチする布地で覆うのがよい
。

【００３２】ポストカバー１９６は内面２０２及び外面
２０４を有し、内面２０２は第１及び第２の間隔をおい
た保持ビーズ２０６、２０８を備えている。保持ビーズ
２０６、２０８はそれぞれ内方に向いたフック部分２０
７、２０９を有し、ビーズ２０６、２０８は即縁の間の
フランジ７０の幅がビーズ２０６、２０８の内方に向い
たフック部分２０７、２０９の間の寸法よりもほんの僅
か大きくなるような間隔に配置されている。かくして、
ポストカバー１９６をフランジ７０に素早く取り付ける
には、カバーをフランジに圧接し、保持ビーズのフック
部分を外方に弾性的に折り曲げてついにはフランジ７０
が保持フック部分を通過し、フック部分が応力を受けて
いない位置に戻りポストカバー１９６をポスト２８上の
所望位置にしっかりと保持するようにする。

【００３３】第１４図に示すように、ポスト２８をパネ
ル間の１８０度の交差をなす状態で用いる場合、複数本
のワイヤ９４を配線路のうち任意の中に収容するのがよ
く、ポストカバー１９６、１９８は配線路を隠してこれ
を完全なものにすると共にポスト２８の押出し加工状態
の金属を隠して押出し加工金属の表面の仕上げを不必要
にする。配線を収納し、或いはこれから取り出すために
配線路のうち任意のものに接近が必要な場合、所要のポ
ストカバーを素早く取り外し、次に元に戻せば良い。

【００３４】第１５図は、ポスト２８を２枚のパネル間
で９０度で交わるよう用いる際に利用できるポストカバ
ー２１０を示している。ポストカバー２１０（これは例
えばＰＶＣを素材として押出し加工されるのが良い）は
第１及び第２の脚部２１４、２１６を互いに接合する湾
曲中央部分２１２を含む直角の形状を有する。ポストカ
バー２１０は内面２１８及び外面２２０を有し、内面２
１８は脚部２１４、２１６上にそれぞれ設けられた保持
ビーズ２２２、２２４を有している。かくして、ポスト
カバー２１０をＴ字形部材６２、６４のフランジ７０の
側縁７８、７６上に素早くスナップ嵌めしてポスト２８
の押出し加工部分を覆って配線路を完全なものにするの
がよい。配線９４を、想像線で示すパネル２２６、２２
８の間の９０度の角度範囲内にある配線路９２を除き、
任意の配線路内に収納され、したがってポストカバーを
介して接近できないようになっている。

【００３５】９０度のコーナーの隙間は、第１５図では
組み立てられて応力を受けている形状で示され、第１６
Ａ図では応力を受けていない形状で示されている９０度
の内側コーナーポストカバー２３０によって隠されてい
る。例えばＰＶＣから押出し加工されるのがよい内側コ
ーナーポストカバー２３０は、「一体ヒンジ」として機
能する薄くなった部分２３８、２４０を介して第１及び
第２の脚部分２３４、２３６に一体に接合された中央部
分２３２を有している。内側コーナーポストカバー２３
０の位置決めのため、脚部２３４、２３６をひんじ２３
８、２４０によって互いに撓曲させ、パネル２２６，２
２８の間の間隙に挿入する。脚部に対する付勢力を解放
すると、脚部は第１６Ａ図に示す応力を受けていない形
状になるように外方に撓曲し、ついにはＴ字形部材６０
、６６のフランジ７０の内面８０に接触するようになる
。内側のコーナーポストカバー２３０を取り外すには、
脚部２３４、２３６を摘んで互いに近付けて内側コーナ
ーポストカバー２３０を外方へ引き出せばよい。

【００３６】第１６Ｂ図は一体ヒンジを用いない本発明
の実施例に従って構成された９０度内側コーナーポスト
カバー２３１の端面図である。ポストカバー２３１は第
１６Ｂ図では応力を受けていない状態で示されている。ポストカバー２３１（これは例えばＰＶＣから押し出し
加工されるのがよい）は、入り江部２３３、第１の脚部
分２３５及び第２の脚部分２３７を備えたほぼＵ字形の
中央部分を有する。第１及び第２の脚部分２３５、２３
７は入り江部２３２とほぼ垂直にこれから外方に延びる
僅かに湾曲した下方部分２３９、２４１を有し、湾曲部
分２３９、２４１は入り江部２３３に対し１４５度の外
方フレア部分を有する実質的にまっすぐな部分２４３、
２４５に入り込んでいる。脚部２３５、２３７は非常に
可撓性があり、内側コーナーポストカバー２３１をその
使用位置に配置するためには、脚部２３５、２３７を互
いに向かって撓曲しその状態でパネル２２６、２２８の
間の間隙に挿入する。付勢力を無くすと脚部は外方に撓
曲して第１６Ａ図に示す応力を受けていない状態になる
。ポストカバー２３１の応力を受けている形状は応力を
受けていない形状と非常に似ているが、入り江２３３に
対する脚部の上述の４５度の角度部分だけが僅かに大き
いに過ぎない。

【００３７】第１７図は、ポスト２８が壁または一続き
のものの端で単一のパネル２４４を支持する際に用いら
れる端部ポストカバー２４２の平面図である。ポストカ
バー２４２（これは例えばＰＶＣを素材として押出し加
工されるのが良い）は、横断面が実質的にＵ字形であり
、入り江部２４６及び第１及び第２の脚部分２４８、２
５０を有している。端部ポストカバーは内面２５２及び
外面２５４を覆っており、内面２５４には保持ビーズ２
５６、２５８が一帯に形成されている。ビーズ２５６、
２５８はＴ字形部材６２、６６のフランジ７０の側縁７
８、７６に係合してカバー２４２をポスト２８との所望
の組立て関係に保持する。配線を４つの配線路のうち任
意のものに収納するのがよい。

【００３８】第１８図は、１２０度の外側ポストカバー
２６０を有する第１３図に示すポストに１５６の平面図
である。ポストカバー２６０は例えばＰＶＣを素材とし
て押出し加工するのがよい。ポストカバー２６０は第１
及び第２の真っ直ぐな脚部分２６４、２６６を互いに接
合する湾曲した中央部分２６２を有している。ポストカ
バー２６０は外面２６８及び内面２７０を有し、内面は
脚部２６４、２６６上に設けられた保持ビーズ２７２、
２７４を有している。保持ビーズ２７２、２７４はフラ
ンジ１８８の側縁２７６、２７８にそれぞれ係合し、そ
れにより配線路２８０，２８２は配線９４のために用い
ることができるようになっている。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１図は、本発明の教示にしたがって構成され
たポスト式オフィス・スペース分割用パネル・システム
の部分展開斜視図である。

【図２】第２図は、第１図に示すポストの平面図である
。

【図３】第３図は、第１図に示すレベラー組立体をどの
ようにポストに固定するかを示す部分展開斜視図である
。

【図４】第４図は、第１図に示すポストの部分側面図で
ある。

【図５】第５図は、第４図のＶ−Ｖ線における第４図に
示すポストの横断面図である。

【図６】第６図は、第４図のＶＩ−ＶＩ線における第４
図に示すポストの横断面図である。

【図７】第７図は、第１図に示すコネクタ組立体の頂面
図である。

【図８】第８図は、第７図に示すコネクタ組立体の側面
図である。

【図９】第９図は、ポスト上に設けられたパネルを支持
する第１図、第７図及び第８図に示すコネクタ組立体の
拡大部分側面図である。

【図１０】第１０図は、第９図のＸ−Ｘ線における第９
図に示すパネルとポストの相互連結関係を示す横断面図
である。

【図１１】第１１図は、本発明の実施例にしたがって構
成された対称の三方パネル交差状態を生じさせるポスト
の平面図である。

【図１２】第１２図は、本発明の別の実施例に従って構
成された非対称の三方パネル交差を構成するポストの平
面図である。

【図１３】第１３図は、本発明のさらに別の実施例にし
たがって構成された１２０度の二方交差パネルのポスト
の平面図である。

【図１４】第１４図は、１８０°のパネル交差状態で用
いられたポストのポストカバーを示す平面図である。

【図１５】第１５図は、９０°のパネル交差状態で用い
られたポストの内側及び外側のポストカバーを示す平面
図である。

【図１６】第１６Ａ図は、応力を受けていない形状を除
き第１５図に示す内側コーナーポストカバーの端面図、
第１６Ｂ図は第１５図に示す内側コーナーポストカバー
の変形例の端面図であり内側ポストカバーが応力を受け
ていない形状で示されている図である。

【図１７】第１７図は、１つのパネルだけを支持するポ
ストの端部ポストカバーの平面図である。

【図１８】第１８図は、第１３図に示す１２０度の２つ
のパネルポストのポストカバーの平面図である。

【符号の説明】

２４　　パネル２８　　ポスト３４，３６　　鉛直縁部４０　　スペース分割用システム４６，４８　　コネクタ組立体５０，５２　　長さ方向端部５６　　中央心材６０，６２，６４，６６　　側部６８　　脚部材７０　　フランジ部材７２，７４　　半径方向端部１１８，１２０　　接近開口部１３０，１３２　　フック部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　長さ方向上端部、長さ方向下端部及び
少なくとも幾つかは平らな複数の側部を備えた鉛直のポ
ストと、第１及び第２の鉛直縁部を備えたスペース分割
用のパネルと、パネルの鉛直縁部に固定された上方及び
下方のコネクタ組立体とを有するスペース分割用システ
ムであって、ポストは、上端部と下端部との間で長さ方
向に連続的に延びる中央心材と、中央心材から外方へ延
びる複数の長さ方向に延び且つ円周方向に間隔を置いた
脚部材とを有し、各脚部材は、中央心材と実質的に同一
の広がりをもち、また、第１及び第２の半径方向端部を
有し、各脚部材の第１の半径方向端部は、中央心材に一
体的に取り付けられており、少なくとも一つのフランジ
部材が、ほぼＴ字形の横断面形状を備えるよう複数の脚
部材のそれぞれの第２の半径方向端部に固定され、脚部
材のうち少なくとも一つは、複数の鉛直方向に間隔を置
いたフランジ部材を有し、フランジ部材は、第１及び第
２の側縁、内面及びポストの側部を構成する外面とを有
し、脚部材の第２の半径方向端部は、第１の側縁と第２
の側縁との中間で、関連のフランジ部材の内面に一体的
に取り付けられ、少なくとも一つの脚部材と関連した複
数の間隔を置いたフランジ部材は、それぞれフランジで
構成された下縁部を備える上方及び下方の接近開口部を
画定し、中央心材と脚部材とフランジ部材の内面は相互
に協働して、ポストを貫通する鉛直配線路を画定し、フ
ランジ部材はその側縁の間が、隣接の脚部材と関連のあ
るフランジ部材の側縁間の配線路への接近用空間となる
よう寸法決めされており、上方及び下方のコネクタ組立
体は各々、フック手段を有し、上方及び下方のコネクタ
組立体はそれぞれ上方及び下方の接近開口部に入り込み
、上方及び下方のコネクタ組立体のフック手段はそれぞ
れ上方及び下方の開口部のフランジで画定された下縁部
で支持されていることを特徴とするスペース分割用シス
テム。
【請求項２】　　上方及び下方のコネクタ組立体のそれ
ぞれのフック手段は、第１及び第２の水平方向に間隔を
置いたフック部材を有し、第１及び第２の間隔を置いた
フック部材は脚部材の両側に位置し、各脚部材は所定の
厚さ寸法を有し、第１及び第２のフック部材の間の間隔
は、滑り嵌めの関係で脚部材の所定の厚さ寸法を受け入
れるよう選択されていることを特徴とする請求項１のス
ペース分割用システム。
【請求項３】　　各脚部材の第１の半径方向端部は、ポ
ストの下端から所定の寸法を置いて終っており、第２の
半径方向端部は、ポストの実質的に下端間で連続して延
び中央心材を包囲する開口部を画定しており、管状部材
が第１及び第２の端部と、第１の端部で始まる所定の寸
法に合わせてねじ立てされた端部間に延びる開口部を備
え、管状部材の第２の端部は中央心材を包囲する開口部
内に位置し、中央心材は管状部材の第２の端から開口部
へ入り込み、管状部材及びポストの所定の寸法は管状部
材とポストとが相互にプレス嵌め関係を生じるよう選択
されており、レベラー組立体が管状部材の第１の端部で
ねじ立てされた開口部と螺合する上端部を有しているこ
とを特徴とする請求項１のスペース分割用システム。
【請求項４】　　ポストは第１、第２、第３及び第４の
等間隔を置いて脚部材を有し、各脚部材は所定の間隔を
置いた上方及び下方の位置に接近開口部を画定する複数
の間隔を置いたフランジ部材を有し、各接近開口部はス
ペース分割用パネルを支持するのに適したフランジで構
成される下縁部を有することを特徴とする請求項１のス
ペース分割用システム。
【請求項５】　　ポストは第１、第２及び第３の等間隔
を置いた脚部材を有し、各脚部材は所定の間隔を置いた
上方及び下方の位置に接近開口部を画定する複数の間隔
を置いたフランジ部材を有し、各接近開口部はスペース
分割用パネルを支持するのに適したフランジで構成され
る下縁部を有することを特徴とする請求項１のスペース
分割用システム。
【請求項６】　　ポストは第１、第２及び第３の等間隔
を置いた脚部材を有し、第１及び第２の脚部材は所定の
上方及び下方の位置に接近開口部を画定する複数の間隔
を置いたフランジ部材を有し、各接近開口部はスペース
分割用パネルを支持するのに適したフランジで構成され
る下縁部を有することを特徴とする請求項１のスペース
分割用システム。
【請求項７】　　第１及び第２の脚部材と関連のあるフ
ランジ部材は平らであり、第３の脚部材と関連のあるフ
ランジ部材は湾曲していることを特徴とする請求項６の
スペース分割用システム。
【請求項８】　　ポストは第１、第２及び第３の脚部材
を有し、第１及び第２の脚部材は９０゜の間隔を置いて
位置し、第３の脚部材は第１及び第２の脚部材のそれぞ
れから１３５゜の間隔を置いて位置し、各脚部材は、所
定の上方及び下方の位置で接近開口部を画定する複数の
間隔を置いたフランジ部材を有し、各接近開口部はスペ
ース分割用パネルを支持するの適したフランジで構成さ
れる下縁部を有することを特徴とする請求項１のスペー
ス分割用システム。
【請求項９】　　ポストは第１、第２、第３及び第４の
等間隔を置いた脚部材を有し、第１及び第３の脚部材は
互いに真向かいに位置し、スペース分割用パネルは第１
の脚部材と関連のあるフランジ部材の縁部で支持され、
スペース分割用パネルは湾曲部、内面及び外面を有する
第１及び第２の脚部分を有し、更に保持ビーズが第２及
び第４の脚部材と関連のあるフランジ部材の側縁部にそ
れぞれ着脱自在に係合する第１及び第２の脚部分のそれ
ぞれの内面上に設けられていることを特徴とする請求項
１のスペース分割用システム。
【請求項１０】　　ポストは第１、第２、第３及び第４
の等間隔を置いた脚部材を有し、第１及び第３の脚部材
は互いに真向かいに位置し、スペース分割用パネルは第
１の脚部材と関連のあるフランジ部材の縁部によって支
持され、スペース分割用パネルが第３の脚部材と関連の
あるフランジ部材の縁部で支持され、実質的に平らなポ
ストカバーが内面及び外面を有し、第１及び第２の間隔
を置いた保持ビーズが第２の脚部材と関連のあるフラン
ジ部材の側縁部に着脱自在に係合する内面上に設けられ
ていることを特徴とする請求項１のスペース分割用シス
テム。
【請求項１１】　　ポストは第１、第２、第３及び第４
の等間隔を置いた脚部材を有し、第１及び第３の脚部材
は互いに真向かいに位置し、スペース分割用パネルは第
１の脚部材と関連のあるフランジ部材の縁部によって支
持され、スペース分割用パネルが第４の脚部材によって
支持され、実質的にＬ字形のポストカバーが第１及び第
２の直角の脚部分及び内面外面を有し、更に第２及び第
３の脚部材と関連のあるフランジ部材の側縁に着脱自在
に係合する保持ビーズがＬ形脚部分の内面に設けられて
いることを特徴とする請求項１のスペース分割用システ
ム。
【請求項１２】　　内側コーナーポストカバーが第１及
び第４の脚部材と関連のあるフランジ部材の間に設けら
れており、内側のコーナーポストカバーは一体の弾性的
に折り曲げ可能な部分によって接合された第１及び第２
の脚部分を有し、この折り曲げ可能な部分は第１及び第
２の脚部を互いに向かって折り曲げると内側コーナポス
トカバーを応力がかかっていないで実質的に平らな形状
に戻す傾向があり、第１及び第４の脚部材と関連のある
フランジ部材の内面は内側コーナーポストカバーの第１
及び第２の脚部分を応力を受けた状態の形状に保持する
ことを特徴とする請求項１１のスペース分割用システム
。
【請求項１３】　　内側コーナーポストカバーが第１及
び第４の脚部材と関連のあるフランジ部材の間に設けら
れており、内側コーナーポストカバーは応力が受けてい
る場合及び応力を受けていない場合にほぼＵ字形の横断
面形状を有し、入り江部及び第１及び第２の脚部分を有
し、第１及び第２の脚部分は各々、入り江部に接合され
ていて、この入り江部から実質的に垂直方向外方へ延び
る湾曲部分を有し、湾曲部分は、内側コーナーポストカ
バーが応力を受けたような状態では入り江部と約４５゜
の角度を成し、第１及び第４の脚部材と関連のあるフラ
ンジ部材の内面が内側コーナーポストカバーの第１及び
第２の脚部分を応力を受けてない形状に保持する作動上
応力除荷形状にある場合には、僅かに大きな角度をなす
に過ぎないような実質的に真直ぐな部分に続くことを特
徴とする請求項１１のスペース分割用システム。
【請求項１４】　　ポストは第１、第２、第３及び第４
の等間隔を置いた脚部材を有し、第１及び第３の脚部材
は全く反対側に位置し、スペース分割用パネルは第１の
脚部材と関連のあるフランジ部材の縁部によって支持さ
れ、スペース分割用パネルが第４の脚部材と関連のある
フランジ部材の縁部によって支持され、内側コーナーポ
ストカバーが一体の弾性的に折り曲げ可能な部分によっ
て接合された第１及び第２の脚部分を有し、弾性的に折
り曲げ可能な部分は第１及び第２の脚部を互いに向けて
折り曲げると内側コーナーポストカバーを応力を受けて
いない実質的に平らな形状に戻す傾向があり、第１及び
第４の脚部材と関連のあるフランジ部材の内面は内側コ
ーナーポストカバーの第１及び第２の脚部分を応力を受
けている状態に保持することを特徴とする請求項１のス
ペース分割用システム。
【請求項１５】　　ポストは第１、第２及び第３の等間
隔を置いた脚部材を有し、第１の脚部材と関連のあるフ
ランジ部材の縁部はスペース分割用パネルを支持し、更
にスペース分割用パネルが第２の脚部材と関連のあるフ
ランジ部材によって支持され、ポストカバーが内面及び
外面並びに内面に設けられていて第３の脚部材と関連の
あるフランジ部材の側縁と着脱自在に係合する第１及び
第２の保持ビーズを有することを特徴とする請求項１の
スペース分割用システム。
【請求項１６】　　第１及び第２の脚部材と関連のある
フランジ部材は平らであり、第３の脚部材と関連のある
フランジ部材は湾曲しており、ポストカバーは所定の鈍
角を成して接合された第１及び第２の脚部分を有し、第
１及び第２の保持ビーズは第１及び第２の脚部分上に設
けられていることを特徴とする請求項１５のスペース分
割用システム。
【請求項１７】　　着脱自在のポストカバー手段がスペ
ース分割用パネルと関連のないポストの各側部を覆い、
それにより配線路への接近空間を覆うよう設けられてい
ることを特徴とする請求項１のスペース分割用システム
。
【請求項１８】　　第２の複数の脚部材が、それぞれフ
ランジによって画定された下縁を備えた上側及び下側の
接近開口部を画定する複数の間隔を置いて位置したフラ
ンジ部材を有し、第２のスペース分割用パネルが第２の
脚部材と関連のある上側及び下側の接近開口部のフラン
ジによって画定された底縁によって支持された上側及び
下側のコネクタ組立体を有することを特徴とする請求項
１のスペース分割用システム。
【請求項１９】　　第２のスペース分割用パネルは少な
くとも一つのパネルと同一の高さ寸法を有し、第２の脚
部材と関連のある上側及び下側の接近開口部は少なくと
も一つの脚部材と関連のある上側及び下側の接近開口部
と同一のそれぞれの高さ位置にあることを特徴とする請
求項１８のスペース分割用システム。
【請求項２０】　　第２のスペース分割用パネルは少な
くとも一つのパネルよりも高さ寸法が小さく、少なくと
も一方の脚部材と関連のある接近開口部は第２の脚部材
と関連のある下側接近開口部と実質的に同一の高さ位置
にあり、第２の脚部材と関連のある上側接近開口部は少
なくとも一つの脚部材と関連のある上側接近開口部より
も高さ位置が低いことを特徴とする請求項１８のスペー
ス分割用システム。