JPH0422792Y2 - - Google Patents

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JPH0422792Y2
JPH0422792Y2 JP1986030635U JP3063586U JPH0422792Y2 JP H0422792 Y2 JPH0422792 Y2 JP H0422792Y2 JP 1986030635 U JP1986030635 U JP 1986030635U JP 3063586 U JP3063586 U JP 3063586U JP H0422792 Y2 JPH0422792 Y2 JP H0422792Y2
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JP
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shaft
music box
doll
dogleg
drum
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JP1986030635U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オルゴールの駆動源で首振りする人
形等に用いるオルゴールアクチユエーターに関す
る。
〔従来技術〕
従来オルゴール等の駆動源で首振りする人形は
第8図のようにオルゴールのドラムと一体回転す
る軸7の先端部にくの字状のシヤフト21を凹と
凸で嵌合してカシメ固定したり、ネジ螺合で固定
されて一体化され、シヤフト21の外周に首芯2
2が回転自在に嵌められ、オルゴールはオルゴー
ルケース23に入れて人形の胴部11に収容さ
れ、首芯22はメリヤスカバー24で包み込まれ
てカバー24の下部は人形の胴部11に固着固定
され、首芯22の外側のメリヤスカバー24部分
には接着剤が塗布されて人形頭部が差し込まれて
首芯、メリヤスカバー、人形頭部が一体化され、
オルゴールの鳴奏に合わせて人形が首振りするよ
うに構成されている。
しかし、前記のようにドラムと一体回転する軸
7とくの字状のシヤフト21の固定は何れも細い
上に更に凸側や雄ネジ側が細くなるので強度的に
弱く、子供が頭部を持つて無理に回そうとすると
連結部分で折損したり、ドラムが逆回転されて振
動弁が折損したり、小型のオルゴールでは歯車強
度や歯車の軸受強度が弱いので外力により簡単に
破損し易い欠点がある。更に軸7とシヤフト21
の間に逆転防止機構を入れると構造が複雑になつ
て組み立てが面倒になると共に部品点数が多くな
り、嵩張るので小さな人形には組み込めない等の
欠点がある。
又前記のようにくの字状のシヤフト21に首芯
を嵌め、首芯の外側を包み込んだメリヤスカバー
24の下部は首振りが出来るように胴部に接着し
なければならないので接着固定が面倒であり、か
つ首部分は首振りで動いて目立つので捩れシワが
出来ないようにして美観を損ねないようにする必
要があるが、前記構造ではくの字状のシヤフトの
動きに対し首芯が回らないようにメリヤスカバー
24で保持する強度がないからメリヤスカバーに
捩れシワが発生し易く、美観を損ねる欠点があ
る。
〔考案の目的〕
本考案は前記欠点に鑑み、人形の頭部等を子供
が掴んで首振りを止めたり、反対方向に回そうと
した時ドラムと一体回転する軸に外部の力が伝達
されないようにしてオルゴールの破損を簡単な構
成で防止し、くの字状のシヤフトに嵌めるカバー
を軟質カバーとし、首部分に捩れシワが発生しな
いようにして美観を向上させたオルゴールアクチ
ユエーターを提案することである。
〔考案の構成〕
本考案は、オルゴールのドラムと一体回転する
軸の先端部にくの字状をしたシヤフトの一端が連
結されると共に該連結をオルゴールの回転を伝達
する該回転方向に巻かれたコイルスプリングの環
装固着で行ない、かつ前記シヤフトをオルゴール
ケースに固定した軟質カバーで被覆したことにあ
る。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。オ
ルゴールアクチユエーターは第1図、第2図で二
つのオルゴールケース1,2の中にオルゴール1
0のフレーム3が固定されて収納され、オルゴー
ルケース1,2の頸部1a,2aの外周に軟質カ
バー4の基端部4aが嵌められ、その外周に押え
リング5が嵌められて基端部4aが抜け止め固定
されている。
前記オルゴール10のドラム6と一体回転され
る軸7の先端部7aにはドラム6の回転方向に巻
かれたコイルスプリング8の一側が軽圧入で環装
固着され、コイルスプリング8の他側にはくの字
状のシヤフト9の一端9aが軸7の先端部7aに
当接されて連結されるよう軽圧入で環装固着され
ている。シヤフト9は前記オルゴールケース1,
2の頸部1a,2aの中心孔を通して前記軟質カ
バー4内に突出され、シヤフト9の自由端部9b
はカバー4の先端部4bの穴4cに挿入されてい
る。
前記オルゴール10が収納されたオルゴールケ
ース1,2は第3図のように人形の胴部11に収
容され、胴部11の上部から軟質カバー4が突出
されて先端部4bの外周に人形の頭部12が嵌め
られて固定されている。
前記オルゴールケース1,2は第4図から第6
図のようにケース1の左右の突出部1bとケース
2の左右の舌片部2bの孔2cで係合されると共
に前記押えリング5で一体に合わされている。ケ
ース1の内部には2本の位置合わせピン1cとオ
ルゴール10を固定する縦方向のリブ1d付ピン
1eが突出形成されると共に孔1fが穿設されて
いる。ケース2の内部には位置合わせピン1cと
は位置が異なる押圧ピン2dが突出形成されてい
る。
前記オルゴール10はフレーム3上に全舞が収
容された香箱13と調速機14と振動弁15が
夫々固定され、ドラムと一体回転する軸7がフレ
ーム3と香箱13の一側の孔で軸承されて軸7の
先端部7aはフレーム3の側部から突出されると
共にカラー16で抜け止めされている。ドラム6
の香箱13側には歯車17,18が固定されて歯
車18は全舞軸19に嵌められた歯車に噛合され
ている。フレーム3側から突出された全舞軸19
は第4図のオルゴールケース1の孔1fから突出
されて第2図のように巻鍵20が螺合されてい
る。オルゴールケース1にオルゴール10のフレ
ーム3が取り付けられる時フレーム3の二つの孔
3a,3aに2本の位置合わせピン1cが夫々挿
入され、振動弁15の下側のフレーム3に穿設さ
れた孔に縦方向のリブ1d付ピン1eが縦方向の
リブ1dが孔壁でつぶれるように圧入されて固定
されている。
次にケース1にケース2が合わされると、ケー
ス2の押圧ピン2dがフレーム3の面を押圧して
簡単な構造で確実にケース1,2内にオルゴール
10が固定される。
前記のようにオルゴールケース1,2内にオル
ゴール10が収納されるとフレーム3はケース1
の間に緩みなしに簡単に固定されてビビレ音が発
生しない。
前記軟質カバー4はゴムや合成樹脂等の弾性材
で形成され、肉厚の基端部4aと先端部4bと、
先端部4bにくの字状のシヤフト9の自由端部9
bが自由に挿入される穴4cと、基端部4aと先
端部4bの間に薄肉の胴部4dとが形成されてい
る。
オルゴールアクチユエーターが前記のように構
成されて巻鍵20で全舞が巻き上げられるとドラ
ム6が回転されてピンで振動弁15が弾かれてオ
ルゴール10が鳴奏されると共にドラム6と一体
回転する軸7の回転が軽圧入で環装されたコイル
スプリング8を介してくの字状に折曲されたシヤ
フト9に伝達されてシヤフト9が回転され、この
回転で軟質カバー4は先端部4bの方向に回動さ
れて人形の頭部12が首振りされる。この時軟質
カバー4は薄肉の胴部で撓むと共に、胴部に先端
部4bを支える剛性があるから捩れシワの発生が
少なく美観を損ねない。更に子供が人形の頭部1
2を掴んで止めたり、逆方向に回そうとするとく
の字状のシヤフト9とコイルスプリング8と軸7
の間でコイルスプリング8は緩んでスリツプする
から、外力が軸7に伝達されず、オルゴール10
が破損されることが防止出来る。子供が人形の頭
部12を掴んで倒した時も、軸7とくの字状のシ
ヤフト9が別体であるから、小さな人形に組み込
まれた細い軸7の場合も軸7が曲がることがな
い。
又オルゴールアクチユエーターは軸7とくの字
状のシヤフト9がコイルスプリング8で連結され
て軟質カバー4が被覆され、カバー4は基端部4
aがオルゴールケース1,2に押えリング5で固
定されているので部品点数が少なく嵩張らず、部
組が出来て組立作業が容易である。軟質カバー4
は肌色に着色して見て違和感のないようにしても
よい。
前記軸7とくの字状のシヤフト9は一端同志を
コイルスプリング8内で当接させてもよいし、離
間状態でコイルスプリング8で環装固着してもよ
い。当接させると頭部12が少々重くとも倒れる
ことが防止される。くの字状のシヤフト9の自由
端部9bは外周先端を細いテーパー状に形成して
穴4cに挿入し易くしてもよい。
第7図は軸7の一端7aとシヤフト9の一端9
aが夫々球面で形成された変形例である。
前記一端7aと一端9aの何れか一方のみ球面
に形成してもよい。
前記軟質カバー4の先端部4bに人形の上半身
の胴部と頭部を嵌めて固定し、下半身に対し上半
身を振らせるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は前述のように構成されたから、子供が
人形の頭部を掴んで首振りを止めたり、逆方向に
回そうとしてもオルゴールの破損が防止され、か
つ子供が人形の頭部を掴んで倒した時も、軸とく
の字状のシヤフトが別体であるから、小さな人形
に組み込まれた細い軸の場合も軸が曲がることが
ない。更にオルゴールアクチユエーターとこれを
人形に組み込む組み立てが容易であり、部品点数
が少なく簡単な構成でかつコンパクトにまとめら
れて小さな人形にも組み込み可能になる等実用上
優れた効果を奏するオルゴールアクチユエーター
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図はオ
ルゴールアクチユエーターを示す平面図、第2図
は同オルゴールケースを断面で示した側面図、第
3図はオルゴールアクチユエーターが人形に収容
された要部断面正面図、第4図は下側オルゴール
ケースの内部を示す平面図、第5図は上側のオル
ゴールケースの内部を示す平面図、第6図はオル
ゴールケースの側面図、第7図はドラムと一体回
転する軸とくの字状のシヤフトの一端同志が球面
に形成された変形例要部断面側面図、第8図は従
来の首振り人形の要部断面側面図である。 1,2……オルゴールケース、4……軟質カバ
ー、6……ドラム、7……ドラムと一体回転する
軸、7a……先端部、8……コイルスプリング、
9……くの字状のシヤフト、9a……一端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オルゴールのドラムと一体回転する軸の先端部
    にくの字状をしたシヤフトの一端が連結されると
    共に該連結をオルゴールの回転を伝達する該回転
    方向に巻かれたコイルスプリングの環装固着で行
    ない、かつ前記シヤフトをオルゴールケースに固
    定した軟質カバーで被覆したことを特徴とするオ
    ルゴールアクチユエーター。
JP1986030635U 1986-03-05 1986-03-05 Expired JPH0422792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030635U JPH0422792Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030635U JPH0422792Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62142393U JPS62142393U (ja) 1987-09-08
JPH0422792Y2 true JPH0422792Y2 (ja) 1992-05-26

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ID=30835628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986030635U Expired JPH0422792Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

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JP (1) JPH0422792Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5593746U (ja) * 1978-12-23 1980-06-28
JPS612628Y2 (ja) * 1979-11-26 1986-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62142393U (ja) 1987-09-08

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