JPH04225837A - 金属の不動態化 - Google Patents

金属の不動態化

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JPH04225837A
JPH04225837A JP3056904A JP5690491A JPH04225837A JP H04225837 A JPH04225837 A JP H04225837A JP 3056904 A JP3056904 A JP 3056904A JP 5690491 A JP5690491 A JP 5690491A JP H04225837 A JPH04225837 A JP H04225837A
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catalyst
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composition
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JP3056904A
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Ted H Cymbaluk
テッド エッチ.サイムバラック
Chia Min Fu
チア−ミン フ
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Phillips Petroleum Co
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    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/076Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof containing arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
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    • C10G11/00Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
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    • C10G11/18Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含ゼオライト分解触媒
をアンチモン化合物含有水溶液で処理して、含炭化水素
油の接触分解に際し触媒上に沈積する金属毒の悪影響に
対して抵抗性のある触媒を調製する方法に関する。別の
点においては、本発明は、アンチモン化合物を含有する
水溶液で含浸された含ゼオライト分解触媒に関する。更
に別の点においては、本発明は、金属不純物を含有する
含炭化水素油を接触的に分解するに際し、アンチモン化
合物を含有する水溶液を供給油に注入するか、別法とし
ては分解帯域へ注入する方法に関する。更に別の点にお
いては、本発明は、金属に汚染された含炭化水素油を接
触的に分解すること、使用済み触媒から分解生成物を分
離すること、及び使用済み触媒を再生して接触分解帯域
へ循環すること、その際アンチモン化合物を含有する水
溶液を触媒再生帯域へ注入することを包含する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及び課題】含ゼオライト分解触媒用の不動
態化剤としてアンチモン化合物を用い、該触媒上に沈積
した金属被毒成分(主にニッケル/バナジウム化合物)
の悪影響を軽減することは周知である。これらアンチン
化合物には、水溶性のものが幾つかあり、例えば、米国
特許第3,711,422号、第4,595,771号
、第4,595,772号、及び第4,609,747
号明細書に開示されている。可燃性の有機溶剤中のアン
チモン化合物溶液よりも、不動態化剤としてはアンチモ
ン化合物の水溶液を用いることが実際的であることが多
い。これは、不動態化剤を高温の酸化性触媒再生帯域に
注入する時には、特にそうである。水性の溶液を用いる
と、非常に可燃性の溶液を使用する時に存在する爆発の
危険性を実質的になくすことになる。本発明は、既知の
水溶性の含アンチモン金属不動態化剤よりも効果のある
アンチモン化合物含有水溶液を使用することに関する。 「金属不動態化」なる術語は、本明細書にて使用される
場合は、接触分解の間に(特に水素発生が過剰である場
合及び/又はガソリン得率が低い場合)接触触媒組成物
上に沈積した金属によって引き起こされる悪影響を軽減
することを意味する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明を要約する。本発
明の目的は、接触分解触媒組成物を不動態化する方法を
提供することである。本発明のもう一つの目的は、不動
態化された接触分解触媒を提供することである。本発明
の更に別の目的は、不動態化された接触分解触媒を用い
る接触分解プロセスを提供することである。本発明の更
に別の目的は、接触分解プロセスに水溶性の不動態化剤
を用いることである。本発明の他の目的及び利点は、以
下の詳細な内容の開示及び前記の特許請求の範囲から明
らかとなろう。
【0004】本発明に従う方法においては、含ゼオライ
ト分解触媒組成物は、酸化アンチモン(好ましくはSb
2 O3 )、酸性弗化アンモニウム(NH4 HF2
 )及び水を混合することによって調製された水溶液で
先ず接触(処理)され、その後にこのように接触された
触媒組成物が実質的に乾燥される。溶液中のF:Sbの
原子比は広い範囲で変化させることができる。
【0005】操作モードの一つでは、新鮮な含ゼオライ
ト接触分解触媒組成物が上記の水溶液と接触(処理)さ
れる。操作モードの別の一つでは、再生された、使用済
の、金属に汚染された廃含ゼオライト接触分解触媒が上
記の水溶液と接触される。操作モードの更に別の一つで
は、新鮮な含ゼオライト接触分解触媒組成物と、再生さ
れた、使用済の、金属に汚染された廃含ゼオライト接触
分解触媒組成物との混合物が上記の水溶液と接触される
【0006】また、本発明によれば、上記の水溶液で(
上記接触モードのいずれか一つの方法によって)接触(
処理)された含ゼオライト接触分解触媒が提供される。
【0007】更に本発明によれば、含炭化水素油、特に
金属不純物を含有する油を接触分解するプロセスは、接
触分解条件下、実質的に添加遊離水素が存在しない状態
で、上記の水溶液で(上記接触モードのいずれか一つの
方法によって)接触(処理)された含ゼオライト接触分
解触媒と前記原料油とを接触させることを包含する。
【0008】更にその上本発明によれば、含炭化水素油
、特に金属不純物を含有する油を接触分解条件下、添加
遊離水素が実質的に存在しない状態で接触分解するプロ
セスは、上記の水溶液を原料へ、又は別法として、接触
分解帯域へ注入することを包含する。
【0009】本発明に付加される方法として、更に(上
記の)含炭化水素油を(添加遊離水素が実質的に存在し
ない状態で)接触分解すること、廃(使用済み)含ゼオ
ライト接触分解触媒から液及びガス状分解生成物を分離
すること、このように分離された(使用済み)接触分解
触媒から付着炭化水素をストリッピングすること、この
ようにストリッピングされた使用済み接触分解触媒を遊
離酸素含有ガスと共に(コーク沈積物を燃焼するために
)再生帯域にて加熱すること、及び再生された接触分解
触媒の少なくとも一部分を分解帯域へ循環すること、こ
の際(上記の)水溶液に含まれる溶質を使用済み分解触
媒上に沈積するために、直接的には、上記の水溶液を再
生帯域へか、又は別法として、再生帯域出入り口の導管
へかのいずれかへ上記水溶液が注入されることを包含す
る組合せプロセスが提供される。
【0010】本発明を詳細に説明する。「接触分解」な
る術語は、本明細書にて用いられる場合、本質的に水素
化分解が起こらず、添加水素ガスが実質的に存在しない
状態で、原料より大きな(60°F測定の)API比重
を有する少なくとも一つの液生成物流を得る条件下に、
接触分解プロセスが炭化水素含有原料油に対して行われ
ることを意味する。「使用済み」なる術語は、本明細書
にて用いられる場合、含ゼオライト接触分解触媒組成物
の少なくとも一部が、炭化水素含有原料油、特に金属(
Ni,V,Cu)不純物含有油を接触的に分解するプロ
セスに用いられた後、触媒組成物から付着油を(スチー
ム  ストリッピングなどにより)ストリッピングし、
しかる後に接触分解組成物上のコーク沈積物を燃焼する
ために(空気のような)酸化性ガス中にて加熱すること
によって再生されたことを意味する。
【0011】本発明のプロセスに用いられる水溶液は、
どんな順序でもよいが、水、酸化アンチモン(Sb2 
O3 又はSb2 O5 又はこれらの組合せ、好まし
くはSb2 O3 )及び酸性弗化アンモニウム(NH
4 HF2 )を、実質的に清澄な溶液が得られるよう
に混ぜ合わせて調製することができる。NH4HF2 
の代わりに、NH4 FとHFとを概略等モル比で用い
ることもできる。溶解していない、分散された酸化アン
チモンを該溶液に存在させておくことも(現在の時点で
は好ましくはないが)本発明の特許請求の範囲である。 溶液中のF:Sbの原子比は、約6:1〜約30:1の
範囲であるのが一般的である。しかし、この原子比は約
6:1を超えるのが好ましく、約7:1〜約25:1の
範囲にあることがより好ましい。溶液中の弗化物及びア
ンチモン成分は、溶液中に好適な濃度で存在することが
できる。一般に、溶液中のアンチモン濃度は、Sbが約
3〜約30重量%の範囲、好ましくはSbが約5〜20
重量%である。
【0012】本発明の方法には、どんな含ゼオライト接
触分解触媒でも使用することができる。本発明に用いる
、使用済の含ゼオライト分解組成物は、分解活性を呈す
る天然又は合成の結晶性アルミノシリケートゼオライト
ならどんなものでもよい。このようなゼオライトの例と
しては、限定されるわけではないが、フォージャサイト
、キャバザイト、モルデナイト、オフレタイト、エリオ
ナイト、ゼオロン、ゼオライトX、ゼオライトY、ゼオ
ライトZ、ゼオライトZSM−4、ゼオライトZSM−
5、ゼオライトZSM−11、ゼオライトZSM−12
、ゼオライトZSM−23、ゼオライトZSM−35、
ゼオライトZSM−38、ゼオライトZSM−48など
、及びこれらの混合物が挙げられる。好適なゼオライト
の他の例は、米国特許第4,158,621号明細書に
記載されている。「ゼオライト」なる術語は、本明細書
にて使用される場合、前処理されたゼオライト、例えば
、Alの部分が結晶構造枠から除去されたものから得ら
れたもの、及び希土類金属又はアンモニウムでイオン交
換されたゼオライト、あるいは他の従来的なイオン交換
法によってイオン交換されたゼオライトを包含する。「
ゼオライト」なる術語は、本明細書にて使用される場合
、米国特許第4,556,749号明細書に開示されて
いるような、本質的にアルミニウムを含まない多非晶質
シリカ類、例えば、シリカライト、クロミア、シリケー
ト、フェロシリケート、ボロンシリケートなどを包含す
る。
【0013】一般に、接触分解触媒組成物のゼオライト
成分は、好適な固体耐火質無機の母材(マトリックス)
に、例えば、アルミナ、シリカ、(現時点で好ましい)
シリカ−アルミナ、アルミニウム燐酸塩、酸化マグネシ
ウム、上記に列挙した物質の二つ以上の混合物などに分
散される。このようなゼオライト/マトリックス分解触
媒組成物の調製は周知であり、本発明の臨界的な特徴で
はない。一般に、(ブルナウアー(Brunauer)
、エメット(Emmett)及びテラー(Teller
)のBET法に実質的に従う窒素吸着によって測定され
た)表面積は、約100〜約800m2 /gの範囲で
ある。一般に、上記接触分解触媒組成物におけるゼオラ
イト:マトリックスの重量比は、約1:20から約1:
1の範囲である。
【0014】本発明の方法に使用される接触分解触媒組
成物は、新鮮な(未使用の)ものでも、使用済みのもの
でもよい。どんな使用済み含ゼオライト接触分解触媒組
成物でも、少なくとも一つの金属汚染物(すなわち、N
i及び/又はV及び/又はCuの少なくとも一つの化合
物)を含有し、少なくともその触媒の一部が接触分解プ
ロセスに用いられた後、酸化性雰囲気で再生されたもの
は、これを用いることができる。該接触分解触媒組成物
は、このように再生された使用済み触媒組成物を、10
0%〜約10重量%の範囲である限り、どんな割合でも
再生された使用済み触媒組成物を含有する(すなわち、
新鮮な、未使用の含ゼオライト分解触媒組成物は、0%
〜約90重量%含有する)ことができる。平衡分解触媒
、つまり商業的接触分解操作において普通に採用され、
再生された、使用済み(廃)分解触媒組成物と新鮮な(
未使用の)分解触媒組成物との混合物からなる触媒は、
本発明の方法に特に適している。平衡触媒は、一般に、
いろいろな経過を経た触媒粒子の混合物である。すなわ
ち、平衡触媒の粒子の一部は、分解と再生の多くの数の
サイクルを経過したものであるし、一方平衡触媒の粒子
の他の少量の一部は、新鮮な(未使用の)接触分解触媒
組成物である。
【0015】含ゼオライト接触分解触媒組成物と(上記
の)酸化アンチモンとNH4 HF2 から調製された
水溶液との接触は、どんな好適な方法でも行うことがで
きる。この接触は、槽内で、好ましくは攪拌付の槽内に
て行うことができる。あるいは、連続的に、例えば分解
触媒組成物を充填した筒に該水溶液を通過させて行うこ
ともできる。あるいは、この水溶液を接触分解触媒組成
物に吹き付けて行うこともできる。
【0016】該溶液と接触分解触媒組成物との間のどん
な好適な接触時間も採用することができるが、一般には
約0.1〜約5時間である。どんな好適な温度も、前記
接触工程において採用することができるが、一般には約
10℃〜約300℃(好ましくは約60〜90℃)で、
圧力は一般に常圧(1気圧)である。(上記の)水溶液
の含ゼオライト接触分解触媒組成物に対する重量比は、
乾燥触媒組成物の重量基準で、Sb約10ppm(触媒
100万重量部当たりのSbの重量部)〜Sb約5重量
%、好ましくはSb約0.1〜2重量%の濃度水準を有
する、処理される触媒組成物を提供するように選択され
るのが一般的である。一般に、処理される触媒組成物中
の弗化物含有量は、触媒中のF:Sbの原子比約6:1
〜約30:1を与えるようにする。好ましくは、この原
子比は約6:1を超える。より好ましくは、この比は約
7:1〜約25:1であり、最も好ましくは約10:1
〜約15:1である。
【0017】このように処理された(今やFとSbとを
含有している)接触分解触媒組成物は、好ましくは約8
0〜120℃で約0.5〜10時間乾燥される。一般に
実質的に乾燥された触媒組成物中の水分含有量はH2 
O約5重量%より少ない(好ましくは2重量%より少な
い)。接触分解触媒組成物と水溶液との接触が高温の触
媒組成物(例えば、接触分解装置の酸化性再生塔に存在
するかあるいはここから出たばかりのもの)とで行われ
る場合は、乾燥を別個に行うことは省略することができ
る。乾燥は、高温触媒を含有する接触帯域で起こるから
である。従って、接触工程と乾燥工程を実質的に同時に
行わせるのも、本発明の特許請求の範囲である。選択的
には、実質的に乾燥した、処理された接触分解触媒組成
物を、より高温(例えば、200℃以上)で仮焼するこ
ともできるが、この仮焼工程は一般には必要ではない。
【0018】上記水溶液(酸化アンチモンと酸性弗化ア
ンモニウムから調製されたもの)と接触された接触分解
触媒組成物は、どんな接触分解プロセス、つまり含炭化
水素原料油を接触的に分解するプロセスにおいても、ど
んな好適な分解反応装置(例えば、FCC反応装置又は
サーモフォー(Thermofor)移動床反応装置)
においても、本質的に添加水素ガスがない状態で用いる
ことができる。処理された触媒組成物は、接触分解プロ
セスにおいて単独にても、あるいは新鮮な(未使用の)
含ゼオライト触媒組成物と一緒にでも使用することがで
きる。
【0019】本発明の接触分解用の含炭化水素原料油は
、どんな好適な原料でもよい。一般に、この原料油は、
大気圧の条件下に測定される時に、一般に約400°F
を超え、好ましくは約400〜約1200°Fの範囲、
より好ましくは約500〜約1100°Fの範囲の始発
沸点(ASTM  D1160)及び金属不純物を有す
る。API比重(60°Fで測定)は、一般に約5〜約
40、好ましくは約10〜約35の範囲である。一般に
、これらの原料油には、ラムスボトム(Ramsbot
tom)残留炭素((ASTM  D524;通常約0
.1〜20重量%)、硫黄(一般にS約0.1〜5重量
%)、窒素(一般にN約0.05〜2重量%)、ニッケ
ル(一般にNi約0.05〜30ppm、すなわち原料
100万重量部当たりのNiの重量部)、バナジウム(
一般にV約0.1〜50ppm)及び銅(一般にCu約
0.01〜30ppm)が含まれる。好適な原料油の例
としては、以下に限定するわけではないが、軽質ガス油
、重質ガス油、真空ガス油、分解塔循環油(リサイクル
油)、残渣油(例えば、蒸留塔塔底油)、及び水素化さ
れた残渣油(例えば、Ni,CO,Mo促進のアルミナ
触媒の存在下に水素化されたもの)、石炭高熱処理液化
油、タール  サンドの抽出又は熱処理から得られた液
状生成物、シェール油、シェール油の重質畄分などが挙
げられる。現時点で最も好ましい原料油は、重質ガス油
及び水素化された残渣油である。
【0020】どんな好適な反応装置も、本発明の接触分
解プロセスに使用することができる。一般に、流動床接
触分解(FCC)反応装置(好ましくは一基以上のライ
ザーを備えたもの)又は移動床接触分解反応装置(例え
ば、サーモフォー(Thermofor)接触分解装置
)が用いられるが、好ましいのはFCCライザー分解装
置である。このようなFCC分解装置の例は、米国特許
第4,377,470号及び第4,424,116号明
細書に記載されている。一般に、(コーク堆積物を除去
するための)触媒再生装置が、FCC分解装置に一緒に
組み合わされるのは、上記に引用の特許の明細書に記載
の通りである。
【0021】分解操作の特定の操作条件は、原料の種類
、分解反応装置の形式と規模及び装入速度に大きく依存
する。操作条件の例は、上記に引用の特許の明細書及び
他の刊行物に記載されている。FCC装置においては、
触媒組成物の原料油(すなわち、含炭化水素原料油)に
対する重量比は、約2:1〜約10:1の範囲で、原料
油と触媒との間の接触時間は、約0.2〜約2.0秒で
、そして分解温度は、約800°〜約1200°Fの範
囲であるのが一般的である。一般に、FCC装置には原
料油と一緒にスチームが添加されるが、これは油が滴状
に分散するのを助けるためである。一般に、スチームの
原料油に対する重量比は、約0.05:1〜約0.5:
1の範囲である。
【0022】このように使用された分解触媒のガス及び
液生成物からの分離、及び分解生成物の多くのガス及び
液製品畄分への分離は、どんな従来的分離手段によって
も行うことができる。最も望ましい生成物畄分は、ガソ
リン(ASTM沸点範囲、約180°〜400°F)で
ある。このような分離法は、限定するものではないが、
1975年マルセル  デッカー出版社(Marcel
  Dekker,Inc.)から刊行された、ジェー
ムズ  エイチ  ゲーリー(James  H.Ga
ry)及びグレン  イー  ハンドベルク(Glen
n  E.Handwerk)著の「石油精製」に示さ
れている。
【0023】一般に、分離された、使用済みに分解触媒
は、好ましくはスチームストリッピングを用いて付着油
を除去し、その後酸化性条件下に加熱して炭素沈積物を
燃焼除去することによって再生される。この再生された
分解触媒組成物の少なくとも一部は、次に上記の、本発
明の触媒処理法によって処理し、その後で一般には新し
い(未使用の)分解触媒と一緒に混合して、接触分解反
応装置へ循環することができる。
【0024】本発明の実施態様の一つにおいては、(上
記のように酸化アンチモンと酸性弗化アンモニウムから
調製された)水溶液は、接触分解反応装置へ導入される
前に含炭化水素供給油へ注入される。注入される該水溶
液の量は、分解帯域中の分解触媒がSbを約10ppm
〜約5重量%(好ましくはSbを約0.1〜2重量%)
含有するように決定される。別の実施態様(好ましさの
程度は少ないが)では、この水溶液は接触分解反応装置
へ直接注入される。
【0025】特に好ましい実施態様においては、上記の
水溶液は酸化性の再生装置へ注入され、該溶液が高温の
使用済み触媒と接触し、溶液に含まれていた溶質が触媒
上に沈積するようにする。この水溶液は、再生された分
解触媒組成物において、Sb約10ppm〜Sb約5重
量%、好ましくはSb約0.1〜2重量%の濃度水準と
なるような速度で注入される。一般に、このように処理
され、再生された分解触媒組成物中のF:Sbの原子比
は約6:1〜約30:1の範囲である。より好ましくは
、この原子比は、約7:1〜約25:1であり、最も好
ましくは約10:1〜約15:1である。上記水溶液を
、再生装置へ入る触媒移送導管へ注入するか、別法とし
ては、再生装置から出る触媒移送導管へ注入するのは、
本発明の特許請求の範囲である。このように処理され、
再生された接触分解触媒組成物は、選択的には新しい(
処理又は未処理の)接触分解触媒組成物と一緒に混ぜて
、接触分解帯域へ循環することができる。
【0026】以下の実施例は、本発明を更に説明するた
めに記載されるものであって、本発明の特許請求の範囲
を不当に限定するものと考えてはならない。
【0027】実施例1 本実施例は、本発明の水溶性不動態化剤の調製、及び金
属沈積物含有の使用済み接触分解触媒処理に際しての該
水溶性不動態化剤の使用法を説明するものである。
【0028】NH4 HF2 (ミズリー州セントルイ
ス市のマリンクロット社(Mallinckrodt,
Inc.)提供の酸性弗化アンモニウム)約14.2g
(0.25モル)を水約40ccに溶解した。この水溶
液にSb2 O3 約12.0g(0.041モル)を
、約20分間加熱攪拌しながら、添加した。この僅かに
白濁した溶液を粗めの濾過板を用いて濾過した。溶液A
と名付けたこの溶液のF:Sbの原子比は約6:1であ
った。
【0029】溶液Bと名付けた別の溶液を溶液Aに関し
て記載のように調製した。ただし、NH4 HF2 2
8.4g(0.5モル)及び水65ccを用いた。従っ
て、溶液BにおけるF:Sbの原子比は約12:1であ
った。この溶液のpHは6であった。
【0030】上記の溶液を含ゼオライト平衡接触分解組
成物の処理に使用した。該組成物は、新鮮な分解触媒と
使用済み分解触媒(フイリップス石油会社の製油所のF
CC分解操作において使用され、再生されたもの)混合
物であった。平衡触媒組成物(「J−8802」と名付
けられたもの)には、シリカ−アルミナ母材に担持され
たゼオライト25重量%、Ni  0.18重量%、V
  0.32重量%、Fe0.53重量%、Cu  0
.01重量%、Sb  0.06重量%、及びNa  
0.34重量%が含まれていた。「J−8802」は、
表面積約110m2 /g、全細孔容積0.18cc/
g、見掛け嵩密度0.90g/cc、及びゼオライト単
位セル径24.34Åを有した。
【0031】触媒組成物「J−8802」50グラムを
溶液A0.25グラム(水25ccで希釈)で含浸した
。このように処理された触媒組成物を約250℃で乾燥
し、約1250°Fで一時間空気中で仮焼した。このよ
うに処理された触媒物質には、Sbが約1000ppm
 含まれていた。
【0032】「J−8802」試料を更に50グラム取
り、これに溶液B0.33グラム(水25ccで希釈)
で含浸し、上記のように、、乾燥し、仮焼した。また、
このように処理された触媒物質には、Sbが約1000
ppm含まれていた。
【0033】「J−8802」の三度目の試料を50グ
ラム取り、水163ccとPhil−Ad  CA  
6000(Sb2 O3 の水分散体で、Sbを22重
量%含有し、バートルヴィユ(Bartlesvill
e)のフィリップス石油会社の販売になるもの)0.1
55グラムとの混合物でこれを含浸し、上記のように、
乾燥し、仮焼した。このように処理された触媒物質にも
、Sbが約1000ppm含まれていた。
【0034】最後に、「J−8802」試料を酒石酸ア
ンチモンの水溶液で含浸し、上記のように、乾燥し、仮
焼した。条件は、Sbが5000ppmの濃度となるよ
うにした。
【0035】実施例2 本実施例は、接触分解試験反応装置における実施例1に
記載のアンチモン処理分解触媒の性能を説明するもので
ある。
【0036】この試験反応装置はMCBU(マイクロ−
コンファインド  ベッドユニット)分解反応装置で、
米国特許第4,794,095号明細書の実施例2の手
順に実質的に従うものである。分解試験条件は温度約9
50°F、触媒:油の重量比6:1で、原料油として(
60°Fにおける)API比重18.7、硫黄含有量0
.53重量%、塩基性窒素含有量0.09重量%コンラ
ドソン炭素含有量6.07重量%、ニッケル含有量10
.6ppm及びバナジウム含有量12.7ppm を有
する水素化処理残渣油を使用するものであった。各触媒
に対して少なくとも二回の試験を行った試験結果の平均
は、表1に総括して示される。
【表1】
【0037】表1の試験結果は、不動態化剤として、S
b2 O3及びNH4 HF2 を水中に溶解して調製
された溶液A及びBがSb2 O3 の水性分散体やS
b酒石酸塩の水溶液に比べて有利であり、同等のSb添
着において水素発生量が少ないことを明白に示している
。上記のように、Sb酒石酸塩処理の触媒は、溶液A及
びBで処理された触媒より五倍ものSbを含有していた
のである。 溶液B(F:Sbの比12:1)で処理されたものは、
溶液A(F:Sbの比6:1)で処理されたものに比べ
て転化率が高い結果となった。従って、F:Sbの原子
比が約6:1を超える溶液を使用するのが現在は好まし
い。
【0038】水中でSbF2 を安定な溶液として調製
する試みは成功しなかった。SbF2 は加水分解して
沈澱(恐らくSbOF又は加水酸化アンチモン)が生成
したからである。
【0039】本発明の特許請求の範囲内で多くの条件や
使用法に関して合理的な改変や修飾が可能である。

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  含ゼオライト接触分解触媒組成物を不
    動態化する方法において、酸化アンチモン、酸性弗化ア
    ンモニウム及び水を混合することによって調製された水
    溶液と前記触媒組成物とを接触し、その後このようにし
    て接触された触媒組成物を乾燥することを特徴とする含
    ゼオライト接触分解触媒組成物不動態化法。
  2. 【請求項2】  前記酸化アンチモンがSb2 O3 
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記水溶液のF:Sbの原子比が約6
    :1〜約30:1であることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  4. 【請求項4】  F:Sbの前記原子比が約7:1〜約
    25:1の範囲であることを特徴とする請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】  前記水溶液のアンチモン濃度が、Sb
    約3〜約30重量%の範囲であることを特徴とする請求
    項3記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記触媒組成物が、新鮮な触媒組成物
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】  前記触媒組成物が、ニッケル、バナジ
    ウム及び銅の化合物からなる群から選択される少なくと
    も一つの金属汚染物を含有している使用済み触媒組成物
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】  前記触媒組成物が、(a)新鮮な触媒
    組成物と(b)ニッケル、バナジウム及び銅からなる群
    から選択される少なくとも一つの金属汚染物を含有して
    いる使用済み触媒組成物の混合物であることを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】  前記接触が、以下の条件、すなわち、
    アンチモン濃度が、Sb約10ppm〜約5重量%で、
    前記触媒組成物のF:Sbの原子比が約6:1〜約30
    :1で行われることを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記接触が、酸化性の触媒再生帯域
    で行われることを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】  前記接触が、酸化性の触媒再生帯域
    へ到る導管で行われることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  12. 【請求項12】  前記接触が、酸化性の触媒再生帯域
    から出る導管で行われることを特徴とする請求項1記載
    の方法。
  13. 【請求項13】  前記接触が、接触分解帯域で行われ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】  不動態化された含ゼオライト接触分
    解触媒組成物において、酸化アンチモン、酸性弗化アン
    モニウム及び水を混合することによって調製された水溶
    液で前記組成物を接触し、その後このようにして接触さ
    れた触媒組成物を実質的に乾燥したことを特徴とする不
    動態化された含ゼオライト接触分解触媒組成物。
  15. 【請求項15】  前記酸化アンチモンが、Sb2 O
    3 であることを特徴とする請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】  前記水溶液のF:Sbの原子比が約
    6:1を超えることを特徴とする請求項15記載の組成
    物。
  17. 【請求項17】  Sb約10ppm〜約5重量%を含
    有することを特徴とする請求項14記載の組成物。
  18. 【請求項18】  F:Sbの原子比が約6:1を超え
    る弗化物とアンチモンを含有することを特徴とする請求
    項14記載の組成物。
  19. 【請求項19】  F:Sbの前記原子比が約8:1〜
    約20:1であることを特徴とする請求項18記載の組
    成物。
  20. 【請求項20】  ニッケル、バナジウム及び銅の化合
    物からなる群から選択される少なくとも一つの金属不純
    物を含有していることを特徴とする請求項14記載の組
    成物。
  21. 【請求項21】  金属不純物を含有する含炭化水素原
    料を接触的に分解する方法において、酸化アンチモン、
    酸性弗化アンモニウム及び水を混合することによって調
    製された水溶液で触媒組成物を接触し、その後このよう
    にして接触した触媒組成物を実質的に乾燥した含ゼオラ
    イト接触分解触媒組成物と前記原料とを、接触分解条件
    下、実質的に添加遊離水素が存在しない状態で、接触す
    ることを特徴とする金属不純物含有含炭化水素原料接触
    分解方法。
  22. 【請求項22】  前記酸化アンチモンが、Sb2 O
    3 であることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】  前記水溶液のF:Sbの原子比が約
    6:1を超えることを特徴とする請求項21記載の方法
  24. 【請求項24】  前記触媒組成物が、Sb約10pp
    m〜約5重量%を含有することを特徴とする請求項21
    記載の組成物。
  25. 【請求項25】  前記触媒組成物が、F:Sbの原子
    比が約6:1〜約30:1の弗化物とアンチモンを含有
    することを特徴とする請求項21記載の接触分解プロセ
    ス。
  26. 【請求項26】  F:Sbの前記原子比が、約7:1
    〜約25:1であることを特徴とする請求項25記載の
    接触分解プロセス。
  27. 【請求項27】  前記触媒組成物が、ニッケル、バナ
    ジウム及び銅の化合物からなる群から選択される少なく
    とも一つの金属不純物を含有していることを特徴とする
    請求項26記載の接触分解プロセス。
  28. 【請求項28】  前記原料が、API比重約5〜40
    及び金属不純物を含有していることを特徴とする請求項
    21記載の接触分解プロセス。
  29. 【請求項29】  前記水溶液が、前記原料へ注入され
    たことを特徴とする請求項21記載の接触分解プロセス
  30. 【請求項30】  更に付加的工程として、使用済み接
    触分解触媒から液及びガス状分解生成物を分離すること
    、このように分離された接触分解触媒から付着炭化水素
    をストリッピングすること、このようにストリッピング
    された接触分解触媒を遊離酸素と共に再生帯域にて加熱
    すること、及びこのようにして再生された接触分解触媒
    の少なくとも一部分を前記接触分解帯域へ循環すること
    を包含する請求項21記載の接触分解プロセス。
  31. 【請求項31】  前記水溶液が、前記再生帯域に注入
    されることを特徴とする請求項30記載の接触分解プロ
    セス。
  32. 【請求項32】  前記水溶液が、前記再生帯域に到る
    導管に注入されることを特徴とする請求項30記載の接
    触分解プロセス。
  33. 【請求項33】  前記水溶液が、前記再生帯域から出
    る導管に注入されることを特徴とする請求項30記載の
    接触分解プロセス。
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