JPH04225168A - 電流検出回路 - Google Patents

電流検出回路

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JPH04225168A
JPH04225168A JP40820890A JP40820890A JPH04225168A JP H04225168 A JPH04225168 A JP H04225168A JP 40820890 A JP40820890 A JP 40820890A JP 40820890 A JP40820890 A JP 40820890A JP H04225168 A JPH04225168 A JP H04225168A
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JP
Japan
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resistor
current
detection
circuit
comparator
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Application number
JP40820890A
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English (en)
Inventor
Katsumi Okawa
克実 大川
Eiju Maehara
栄寿 前原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流検出回路に関し、特
に低抵抗の抵抗体で電流を検出する電流検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電流検出を行う手段の1つとして
ブリッジ回路がある。電流検出用のブリッジ回路は図4
の如く、抵抗R1と、抵抗R2と、電流検出用の抵抗R
0と、抵抗R0に直列に接続された抵抗R3と、抵抗R
4と、抵抗R1及び抵抗R2の接続点と抵抗R3及び抵
抗R4の接続点に入力されたコンパレータ(26)とか
ら構成されている。
【0003】次に動作について簡単に説明すると、電流
検出用の抵抗R3に被測定電流I0が流れているとする
。この被測定電流I0の最大値が抵抗R3に流れた場合
、ブリッジ回路が平衡となる様に各抵抗R1,R2,R
4を設定する。この様なブリッジ回路の抵抗R3に電流
I0の最大値以下の電流が流れたとするとコンパレータ
(26)から例えば「L」レベルの信号が出力され被測
定電流I0は流れつづけ、抵抗R0に電流I0の最大値
の電流が流れたとするとコンパレータ(26)の入力の
電圧が逆転し「H」レベルの信号が出力され、電流I0
が遮断され保護回路と成される。
【0004】この様なブリッジ回路は特開昭53−97
470号公報に記載されている。上述のブリッジ回路を
厚膜ICに用いた場合、電流I0を検出する抵抗R3の
抵抗体にNiメッキが主として用いられた。しかしなが
ら、Niメッキは溶断電流が小さいので小さい電流の検
出は行えるが大電流の検出を行う際には溶断電流を大と
するために抵抗体面積を大きくするか、あるいは厚みを
厚くしなければならないので、基板実装面積の縮小、メ
ッキ処理時間が長くなるという問題があり、例えば40
Aという大電流を検出するのは略不可能とされていた。
【0005】斯上の問題を解消するために電流検出抵抗
R3の抵抗体に溶断電流の大きい銅箔あるいはAgペー
ストを用いることにより解消することができる。溶断電
流の大きいAgペーストあるいは銅箔を検出抵抗として
用いることで大電流を検出することは可能である。しか
しながら、銅箔及びAgペーストのTCR(抵抗温度係
数)が3800±200ppm及び2150±150p
pmと非常に高いので温度変化に対して電流検出が正確
に行えない問題点があった。
【0006】そこで、本願出願人は、かかる問題点を解
決するために図5に示す如く、電流検出回路を出願した
。かかる発明は、電流検出用ブリッジ回路の金属材料か
らなる検出抵抗R0と対向する辺に温度補正用のダイオ
ードを接続して上記問題を解決した(特開昭63−12
8267号公報参照)。
【0007】即ち、検出抵抗R0に一定電流I0を流す
と、検出抵抗R0に発生する電圧は図6に示す如く、温
度上昇にともなって変化する。また、コンパレータに入
力されるV2は抵抗R3と抵抗R4の比によって定めら
れるために検出抵抗R0に発生する電圧の変化にともな
って変化する。一方、コンパレータの基準電位となるV
1は、温度補正用のダイオードにより、図7に示す如く
、温度上昇によって変化するため、抵抗R1と抵抗R2
の比によってV1を調整することができる。従って、抵
抗R1,R2の抵抗比と抵抗R3,R4の抵抗比を調整
することでコンパレータに入力するV1とV2を一致さ
せることで温度変化によるズレを防止することができる
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た発明では、コンパレータに入力するV1とV2を上記
したように合わせるために、検出抵抗に発生する電圧を
分圧により所定のV2まで落とさなければならず、検出
レベルが小さくなる。その結果、S/N比が悪くなり、
例えば、検出抵抗R0に1Aの電流が流れ、20mVの
電圧が発生したとすると、抵抗R3とR4で1/2に分
圧されたとするとV2は10mVとなり、ノイズが2m
Vあるとすると、S/N比は5となりS/N比を低下さ
せ精度の優れた電流検出が行えない問題がある。
【0009】かかる問題は、ノイズの発生を完全に防止
できるものであれば考慮する必要はないが、このような
電流検出回路をパワーインバータ回路等に用いた場合、
内外部のスイッチングノイズはある程度抑制することは
できるものの完全に防止することはできないため、上述
したようにノイズの発生により、安定した電流検出がで
きないという問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本願発明は、定
電圧回路に第1および第2の抵抗R1,R2を接続し、
第1の抵抗R1と直列に接続し、かつ第2の抵抗R2と
並列にダイオードと第3の抵抗R3を接続し、コンパレ
ータの一方の入力にダイオードと第3の抵抗との接続点
を接続し、他方の入力に被測定電流が流れる検出抵抗R
0を接続して上述した課題を解決する。
【0011】
【作用】このように本発明に依れば、コンパレータの一
方の入力にダイオードと第3の抵抗R3を接続し他方の
入力に検出抵抗R0を接続することにより、検出抵抗R
0に発生する電圧を直接コンパレータで比較することが
できS/N比を低下させることなく電流検出を行うこと
ができる。
【0012】さらに、電流検出と同時に検出抵抗R0の
温度補正が行えるために、温度変化及び発生ノイズに対
しても安定かつ精度の優れた電流検出が可能となる。
【0013】
【実施例】以下に図1乃至図3に基づいて本発明の実施
例を詳細に説明する。本発明の電流検出回路は、図1に
示す如く、定電圧回路(1)と、被測定電流が流れる低
抵抗の金属を抵抗体とする検出抵抗R0と、定電圧回路
(1)に接続された第1の抵抗R1および第2の抵抗R
2と、第1の抵抗R1と直列接続されかつ第2の抵抗R
2と並列接続された温度補正用のダイオードD、第3の
抵抗R3および第4の抵抗R4と、コンパレータ(2)
とから構成される。
【0014】定電圧回路(1)は一定電圧を出力するも
のであればよく、本実施例では一般的なツェナダイオー
ドVZを用いている。検出抵抗R0は、TCRの大きな
低抵抗である銀ペーストあるいは銅箔等の金属抵抗材が
用いられ、本実施例では銅箔を用いている。温度補正用
のダイオードDは検出抵抗R0のTCRを補正するもの
であり、約−2mV/℃の温度変化率を有している。
【0015】本実施例の回路動作を説明すると、図1に
おいて、ツェナダイオードVZにより与えられた所定電
圧を第1の抵抗R1と第2の抵抗R2で分圧し、さらに
、ダイオードD、第4の抵抗R4と第3の抵抗R3によ
り分圧した値を基準電圧VRとしてコンパレータ(2)
の一方に入力する。一方、検出抵抗R0に流れる所定電
流I0により発生する検出電圧VSをコンパレータ(2
)の他方に入力すると、VRとVSが電位的に反転する
ことにより、コンパレータ(2)の出力が反転し、電流
I0が流れてある一定レベルを超えたことを検出し、検
出抵抗R0に流れる電流I0をカットする。
【0016】本発明の特徴とするところは、検出抵抗R
0に発生する電圧を直接、コンパレータに入力するとと
もに、温度変化による検出抵抗R0の抵抗値をダイオー
ドDで温度補正するところにある。以下にダイオードD
による温度補正の原理を説明する。本発明で用いる検出
抵抗R0は上述したように銅箔等の低抵抗の金属を用い
るためにTCRが非常に大きく、その結果、温度変化に
より、電流I0が一定であっても検出抵抗R0に発生す
る電圧は変化する。電流I0の検出レベルの温度による
変化を抑制するためには、基準レベルであるVRも温度
と共に変化させればよい。
【0017】VSを式で示すと、
【0018】
【数1】
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】コンパレータの反転条件を
【0022】
【数4】
【0023】とすると、上記(1)(2)(3)(4)
式は(1)(2)式よりIRを消去する。即ち、
【00
24】
【数5】
【0025】ここで、R1/R2=A,R3/R4=B
とすると、VRは
【0026】
【数6】
【0027】となり、VS=R0×I0=VRとなる電
流I0が流れたことを図1の回路は判定する。実際には
、まず電流I0による電力ロスを考慮して検出抵抗R0
の抵抗値を決めてVSを決定する。そのVSに一致する
ように式(6)からVZ,A,Bを決めて回路構成すれ
ばよい。このとき、温度変化を考慮するとR0は、
【0
028】
【数7】
【0029】従ってVSは、
【0030】
【数8】
【0031】となる。一方、ツェナダイオードVZの温
度による変化は少ないために無視する。従ってVDの値
は、
【0032】
【数9】
【0033】これによりVRは、
【0034】
【数10】
【0035】となる。式(8),(10)の右辺は式(
6),(3),(4)より等しいため、式(8),(1
0)を等しくすると、次の様になる。
【0036】
【数11】
【0037】R00,I0,αは既に決定されているた
め、式(11)を成立させるためには、
【0038】
【数12】
【0039】
【数13】
【0040】によりBを決め、A,VZの値を決めれば
よい。仮に、今、VZを決めたとすると、
【0041】
【数14】
【0042】によりAを決定すれば、電流検出回路の検
出抵抗R0の温度補正回路が実現できる。次に本発明の
電流検出回路を厚膜ICに用いた場合について、図2に
基づいて簡単に説明する。混成集積回路基板(3)は放
熱性の優れたプリント基板あるいは金属基板が用いられ
るが、特に放熱性の優れた金属基板が好ましい。
【0043】金属基板にはアルミニウム基板が用いられ
、その表面は陽極酸化により酸化アルミニウム膜が形成
される。酸化アルミニウム膜が形成された金属基板(3
)の一主面にはエポキシ樹脂あるいはポリイミド樹脂等
樹脂で絶縁薄層が形成される。ここでは酸化アルミニウ
ム膜を形成したが金属基板上に直接ポリイミド等の絶縁
薄層を形成することも可能である。
【0044】導電路(4)は金属基板上の絶縁薄層を介
して厚さ35μの銅箔が貼着され、所定の回路を組む様
に所定のパターンにエッチング形成された後、ボンディ
ングを行う部分にNiメッキが施される。導電路(4)
上にはパワー半導体素子(5)や他の回路素子例えばチ
ップ抵抗、チップコンデンサー、モノリシックIC等が
固着形成され、電流検出回路を構成する導電路(4)上
には抵抗R1,R2,R3,R4,ダイオード及び集積
IC(コンパレータ)(2)が固着形成される。抵抗R
1,R2,R3,R4は抵抗ペーストのスクリーン印刷
あるいはチップ部品で形成され、ダイオードはチップ部
品が用いられ、電流検出回路を構成する如く、近傍の導
電路(4)上に超音波ボンディング等でボンディング接
続される。
【0045】図3は、コンパレータから「H」レベルの
信号が出力されたとき、パワー半導体素子(5)に検出
抵抗R0を介して流れる大電流を遮断制御する制御回路
を示す等価回路図であり、抵抗R0は電流検出回路に設
けられた電流検出用の検出抵抗R0である。今、コンパ
レータ(2)から「H」レベルの信号が出力されたとす
ると、トランジスタTr1(6)がオンし、トランジス
タTr2(5)はオフすることにより、大電流が遮断さ
れパワー半導体素子(5)が保護される。
【0046】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に依れば、
検出抵抗R0の抵抗体の温度変化に対する抵抗のバラツ
キを補正することができる。その結果、TCR(抵抗温
度係数)の大きい低抵抗の抵抗体を検出抵抗として用い
ることができる。また、本発明では上述したように温度
補正を行うとともに検出抵抗R0に発生する電圧をダイ
レクトにコンパレータに入力するために、発生ノイズに
対しても精度の優れた電流検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明を厚膜ICに用いた平面図である。
【図3】厚膜ICに用いられる制御回路を示す回路図で
ある。
【図4】従来例を示す回路図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】図5を説明するための特性図である。
【図7】図5を説明するための特性図である。
【符号の説明】
(1)  定電圧回路 (2)  コンパレータ (3)  混成集積回路基板 (4)  導電路 (5)  パワー半導体素子 R0  検出抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の一定電圧を有する定電圧回路と
    、被測定電流が流れる低抵抗の金属を抵抗体とする検出
    抵抗と、前記定電圧回路に接続された第1の抵抗および
    第2の抵抗と、前記第1の抵抗と直列接続されかつ前記
    第2の抵抗と並列接続されたダイオードおよび第3の抵
    抗と、前記ダイオードと前記第3の抵抗との接続点と前
    記検出抵抗に入力されたコンパレータとを備えたことを
    特徴とする電流検出回路。
  2. 【請求項2】  前記検出抵抗として銅箔あるいはAg
    ペーストを用いたことを特徴とする請求項1記載の電流
    検出回路。
  3. 【請求項3】  前記ダイオードと前記第3の抵抗間に
    第4の抵抗が接続され、前記第3の抵抗と前記第4の抵
    抗の接続点に前記コンパレータの一端が入力されること
    を特徴とする請求項1記載の電流検出回路。
JP40820890A 1990-12-27 1990-12-27 電流検出回路 Pending JPH04225168A (ja)

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