JPH04224344A - スチールベルトの張力調整装置 - Google Patents
スチールベルトの張力調整装置Info
- Publication number
- JPH04224344A JPH04224344A JP40650090A JP40650090A JPH04224344A JP H04224344 A JPH04224344 A JP H04224344A JP 40650090 A JP40650090 A JP 40650090A JP 40650090 A JP40650090 A JP 40650090A JP H04224344 A JPH04224344 A JP H04224344A
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- JP
- Japan
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- steel belt
- cylinder
- belt
- pulley
- steel
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- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 36
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 9
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット等回転駆動力を
バックラッシュなく伝達するスチールベルトによる動力
伝達機構において、スチールベルトの張力を調整する装
置に関する。
バックラッシュなく伝達するスチールベルトによる動力
伝達機構において、スチールベルトの張力を調整する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来スチールベルトの張力を調整する手
段としては、スチールベルトのプーリーへの巻き付け角
を変えるもの、2つのプーリーの間にもう一つベルトに
直角方向に位置調整可能なプーリーを設けたもの、2つ
のプーリーの軸間距離を変えるもの等がある。
段としては、スチールベルトのプーリーへの巻き付け角
を変えるもの、2つのプーリーの間にもう一つベルトに
直角方向に位置調整可能なプーリーを設けたもの、2つ
のプーリーの軸間距離を変えるもの等がある。
【0003】一例として張力調整プーリーを設けたもの
を図3および図4を参照しながら説明する。
を図3および図4を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように駆動軸に駆動プーリー9が
固定され、従動軸に従動プーリー10が固定され、前記
駆動プーリー9と従動プーリー10間に左方向の回転を
伝えるスチールベルト11と、右方向の回転を伝えるス
チールベルト12が張架されている。張力調整プーリー
13は、シャフト14にベアリング15によって回転自
由に取り付けられ、シャフト14の位置は張力調整ボル
ト16によりベルト11に直角方向に変えられるように
なっている。
固定され、従動軸に従動プーリー10が固定され、前記
駆動プーリー9と従動プーリー10間に左方向の回転を
伝えるスチールベルト11と、右方向の回転を伝えるス
チールベルト12が張架されている。張力調整プーリー
13は、シャフト14にベアリング15によって回転自
由に取り付けられ、シャフト14の位置は張力調整ボル
ト16によりベルト11に直角方向に変えられるように
なっている。
【0005】ここで2本のスチールベルト11,12を
用いているのは、回転の動作範囲を広げるためである。 張力調整ボルト16によって張力調整プーリー13の位
置を調整し、左回転伝達ベルト11を張ることによって
右回転伝達ベルト12を張ることができる。
用いているのは、回転の動作範囲を広げるためである。 張力調整ボルト16によって張力調整プーリー13の位
置を調整し、左回転伝達ベルト11を張ることによって
右回転伝達ベルト12を張ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、左回転伝達ベルト11の張力調整プーリ
ー13に接触する位置が変化するため、左回転伝達ベル
ト11には張力調整プーリー13の曲率による曲げが繰
り返し応力となる。したがって左回転伝達ベルト11に
加わる繰り返し応力を疲労限度内にするため、張力調整
プーリー13の径を駆動プーリー9および従動プーリー
10と同じ程度に大きくする必要がある。ロボット等で
用いる場合には装置の軽量化の点で問題となる。また、
部品点数も多くなってしまう。
うな構成では、左回転伝達ベルト11の張力調整プーリ
ー13に接触する位置が変化するため、左回転伝達ベル
ト11には張力調整プーリー13の曲率による曲げが繰
り返し応力となる。したがって左回転伝達ベルト11に
加わる繰り返し応力を疲労限度内にするため、張力調整
プーリー13の径を駆動プーリー9および従動プーリー
10と同じ程度に大きくする必要がある。ロボット等で
用いる場合には装置の軽量化の点で問題となる。また、
部品点数も多くなってしまう。
【0007】また、他の従来例でベルトのプーリーへの
巻き付け量を変える方法では、駆動プーリー、従動プー
リーの一方を上下に分離し、上下のプーリーをねじる機
構が必要となり、部品点数が多くなる。
巻き付け量を変える方法では、駆動プーリー、従動プー
リーの一方を上下に分離し、上下のプーリーをねじる機
構が必要となり、部品点数が多くなる。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、少な
い部品点数で、コンパクトに構成されたスチールベルト
の張力調整装置を提供することを目的としている。
い部品点数で、コンパクトに構成されたスチールベルト
の張力調整装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスチールベルトの張力調整装置は、駆動軸と
従動軸のそれぞれに設けられたプーリーと、前記それぞ
れのプーリーに両端を巻き付けて固定されたスチールベ
ルトと、前記スチールベルトの表、あるいは裏に接して
配置された第1の円柱と、第1の円柱とはスチールベル
トを介して接し、スチールベルトを半周以上巻き付けて
配置された第2の円柱と、第2の円柱とはスチールベル
トを介して接し、第1の円柱とは反対方向に配置された
第3の円柱と、第1の円柱と第3の円柱の距離を調整す
るボルトを備えてなるものである。
に本発明のスチールベルトの張力調整装置は、駆動軸と
従動軸のそれぞれに設けられたプーリーと、前記それぞ
れのプーリーに両端を巻き付けて固定されたスチールベ
ルトと、前記スチールベルトの表、あるいは裏に接して
配置された第1の円柱と、第1の円柱とはスチールベル
トを介して接し、スチールベルトを半周以上巻き付けて
配置された第2の円柱と、第2の円柱とはスチールベル
トを介して接し、第1の円柱とは反対方向に配置された
第3の円柱と、第1の円柱と第3の円柱の距離を調整す
るボルトを備えてなるものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成において、3本の円柱を
ベルトの移動とともに移動させることにより、円柱の曲
率による曲げ応力は繰り返し応力としては作用しない。 そのため円柱の径を小さくできる。また、3本の円柱と
調整ボルトだけの簡単な構成で、スチールベルトの張力
調整が可能となる。
ベルトの移動とともに移動させることにより、円柱の曲
率による曲げ応力は繰り返し応力としては作用しない。 そのため円柱の径を小さくできる。また、3本の円柱と
調整ボルトだけの簡単な構成で、スチールベルトの張力
調整が可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明のスチールベルトの張力調整装置
機構の一実施例について、図1を参照しながら説明する
。
機構の一実施例について、図1を参照しながら説明する
。
【0012】図において、1は駆動軸に固定された駆動
プーリー、2は従動軸に固定された従動プーリーであり
、前記駆動プーリー1と従動プーリー2には、左方向の
回転を伝えるスチールベルト3および、右方向の回転を
伝えるスチールベルト4の両端を巻き付けて固定してい
る。前記駆動プーリー1と従動プーリー2間のスチール
ベルト3の一部は、近接して相対応する第1,第3の円
柱5,7を通じて、スチールベルト3の張線の外に位置
する第2の円柱6に半巻回させている。そして第1の円
柱5と第3の円柱7の距離をボルト8で調整し、ベルト
3の張力を調整するようにしてある。
プーリー、2は従動軸に固定された従動プーリーであり
、前記駆動プーリー1と従動プーリー2には、左方向の
回転を伝えるスチールベルト3および、右方向の回転を
伝えるスチールベルト4の両端を巻き付けて固定してい
る。前記駆動プーリー1と従動プーリー2間のスチール
ベルト3の一部は、近接して相対応する第1,第3の円
柱5,7を通じて、スチールベルト3の張線の外に位置
する第2の円柱6に半巻回させている。そして第1の円
柱5と第3の円柱7の距離をボルト8で調整し、ベルト
3の張力を調整するようにしてある。
【0013】具体的には第1の円柱5の上下部分にはボ
ルトが貫通する穴があけられ、第3の円柱7の上下部分
にはタップねじが切られている。張力調整ボルト8によ
って第1の円柱5と第3の円柱7を互いに引っ張ること
により、3本の円柱5,6,7を固定するとともに、ベ
ルト3の3本の円柱5,6,7への巻き付け量を変え、
ベルト3の張力を調整する。
ルトが貫通する穴があけられ、第3の円柱7の上下部分
にはタップねじが切られている。張力調整ボルト8によ
って第1の円柱5と第3の円柱7を互いに引っ張ること
により、3本の円柱5,6,7を固定するとともに、ベ
ルト3の3本の円柱5,6,7への巻き付け量を変え、
ベルト3の張力を調整する。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
、本発明はスチールベルトの一部に巻き付けて固定した
3本の円柱と、張力調整ボルトを設けることにより、簡
単な構成で、コンパクトな張力調整装置を得ることがで
きる。特に張力調整部材が円柱という簡単な形状である
ので、特別な加工が要らず、安価に構成することができ
る。
、本発明はスチールベルトの一部に巻き付けて固定した
3本の円柱と、張力調整ボルトを設けることにより、簡
単な構成で、コンパクトな張力調整装置を得ることがで
きる。特に張力調整部材が円柱という簡単な形状である
ので、特別な加工が要らず、安価に構成することができ
る。
【図1】本発明の一実施例のスチールベルトの張力調整
装置の斜視図
装置の斜視図
【図2】同張力調整部の平面図
【図3】従来のスチールベルトの張力調整装置の斜視図
【図4】同張力調整プーリーの断面図
1 駆動プーリー
2 従動プーリー
3 左回転伝達ベルト
4 右回転伝達ベルト
5 第1の円柱
6 第2の円柱
7 第3の円柱
8 張力調整ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸と従動軸のそれぞれに設けられ
たプーリーと、前記それぞれのプーリーに両端を巻き付
けて固定されたスチールベルトと、前記スチールベルト
の表、あるいは裏に接して配置された第1の円柱と、第
1の円柱とはスチールベルトを介して接し、スチールベ
ルトを半周以上巻き付けて配置された第2の円柱と、第
2の円柱とはスチールベルトを介して接し、第1の円柱
とは反対方向に配置された第3の円柱と、第1の円柱と
第3の円柱の距離を調整するボルトとからなるスチール
ベルトの張力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40650090A JPH04224344A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | スチールベルトの張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40650090A JPH04224344A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | スチールベルトの張力調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224344A true JPH04224344A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18516122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40650090A Pending JPH04224344A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | スチールベルトの張力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04224344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005140252A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Anelva Corp | テンションプーリー及び回転伝達機構 |
CN111864979A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-30 | 华中科技大学 | 一种传送带轮距可调的双电机同步运动控制装置 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40650090A patent/JPH04224344A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005140252A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Anelva Corp | テンションプーリー及び回転伝達機構 |
JP4527964B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-08-18 | キヤノンアネルバ株式会社 | テンションプーリー及び回転伝達機構 |
CN111864979A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-30 | 华中科技大学 | 一种传送带轮距可调的双电机同步运动控制装置 |
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