JPH0422339Y2 - - Google Patents

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JPH0422339Y2
JPH0422339Y2 JP1985076518U JP7651885U JPH0422339Y2 JP H0422339 Y2 JPH0422339 Y2 JP H0422339Y2 JP 1985076518 U JP1985076518 U JP 1985076518U JP 7651885 U JP7651885 U JP 7651885U JP H0422339 Y2 JPH0422339 Y2 JP H0422339Y2
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JP
Japan
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sound
shutter
signal
microphone
human body
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JP1985076518U
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JPS61193446U (ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はカメラの遠隔撮影装置に関する。
[従来技術の問題点] 従来、カメラの遠隔撮影装置としてはセルフタ
イマーを用いて所定時間(10〜12秒程度)後にシ
ヤツタを切るものあるいは赤外線を用いて遠隔操
作でシヤツタを切るものが知られている。
しかしながら、セルフタイマーを用いるもので
は、撮影者が決められた時間内に撮影位置に戻ら
なければならない為、撮影ミスを起すおそれがあ
り、また、赤外線を用いるものでは特殊な装置が
必要であると共に、遠隔撮影の都度、これを写真
機本体に取付けたり、取り外さなければならない
為不便なものとなつていた。
そこで、例えば特開昭51−3627号公報に記載さ
れている如く、カメラにマイクロホン等を備えさ
せ、外部からあらかじめ定められた条件の音、例
えば所定回数の音を入力させることによりシヤツ
タを切るようにすることが考えられている。然し
て、シヤツタを切る為の外部から入力させる音の
条件は極めて単純である方が操作性の点で極めて
好ましいが、あまりにも単純すぎると雑音等によ
り同じ条件の音が入つてしまい、撮影者の意図し
ないタイミングでシヤツタが切れてしまうという
誤動作が起こり得る欠点があつた。上述した公報
技術においては、このような誤動作を防止する為
に、1回目の音声が入力されると所定周期のパル
スを発生させてランプを点灯させ、それに合わせ
て2回目以降の音声が入力された際にシヤツタが
切れるようになつている。
然しながら、このような方法にあつてはランプ
の点灯に合わせて音声を入力させなければならな
いので音声入力が極めて面倒であり、また、結局
のところ音声だけによつてシヤツタを切るか否か
を制御している為に、雑音等による誤動作を完全
に防止することは出来なかつた。
[考案の目的] この考案は上述した事情を背景になされたもの
で、その目的とするところは、撮影ミスがなく容
易に遠隔撮影を行うことができるカメラの遠隔撮
影装置を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、撮
影可能範囲から発生するあらかじめ定まつた条件
の音や音声を検出した後、撮影範囲内に人がいる
か否かを判別し、人が存在していることが判別さ
れた時、所定時間経過後にシヤツタ幕の開閉動作
を制御するようにした点を要旨とするものであ
る。
[実施例の構成] 以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。第1図はワンチツプマイク
ロコンピユータを中核とするカメラのブロツク回
路図、第2図はその外観斜視図である。第2図に
おいて、写真機本体1には通常備えられているレ
リーズボタン2、フイルム巻上レバー3、フアイ
ンダ4、撮影レンズ5等の他、写真機本体1の前
面部には集音効果を持つた高指向性マイクロホン
6、熱体(人体)感知赤外線センサ7が設けられ
ている。なお、本実施例のカメラは、被写体から
の光が撮影レンズ5を通つて図示しない反射ミラ
ーで反射され、ペンタプリズムを通つてフアイン
ダ4に送られる他、シヤツタ幕の開放動作に連動
して上記反射ミラーが自動的にはね上がつて銀塩
フイルムに送られる一眼レフ構造となつている。
また、第1図において、マイクロホン6の出力
は、CPU(中央演算処理開路)9に取り込まれ
る。このCPU9は予め記憶されているマイクロ
プログラムにしたがつて各種の動作を制御するも
ので、このCPU9にはまた熱体感知赤外線セン
サ7からの検知信号およびレリーズボタン2から
のレリーズ信号が入力されている。しかして、
CPU9はマイクロホン6の出力に基づいて1秒
間に2回の拍手音を検出すると、遅延回路(タイ
マー回路)10に動作指令信号を与える。この遅
延回路10はそれが動作してから所定時間(例え
ば2〜3秒)経過した後に、シヤツタ制御回路1
1を作動させるもので、このシヤツタ制御回路1
1の作動によつてシヤツタ用マグネツト12が動
作してシヤツタ幕13が開放される。
[実施例の動作] 遠隔操作を行なわない通常時は、撮影レンズ5
を被写体に向けてレリーズボタン2を操作する
が、遠隔撮影を行う場合には、カメラを三脚で設
置した後、第2図に示す如く、撮影者はカメラの
前方に被写体としてその撮影可能範囲内に入り、
1秒間に2回の拍手を行うものとする。
第3図はこの場合の動作を示すフローチヤート
で、先ず、CPU9はレリーズ信号を取り込み
(ステツプS1)、そのレリーズ信号に応じてレリー
ズボタン2のON/OFF状態を検出する(ステツ
ブS2)。いま、レリーズボタン2がONされた場
合には、先ず、バリアー、即ちレンズキヤツプの
装置状態(ステツプS6)、フイルム巻上状態(ス
テツプS7)、電源電圧状態(ステツプS8)が順次
調べられる。ここで、レンズキヤツプが外れてい
たり、フイルムが巻き上げられていなかつたり、
電源電圧が基準電圧以下であることが検出された
場合には、ステツプS14に進み、シヤツタ制御回
路11がOFFされ、次いでステツプS15に進み、
レリーズがロツクされたのち、ステツプS1に戻
る。即ち、この場合にはレリーズボタン2は無効
とされる。一方、レリーズボタン2が操作された
場合に、ステツプS6,S7,S8の諸条件を満たすこ
とが検出されたときには、ステツプS9に進み、シ
ヤツタ制御回路11がONされ、次でステツプ
S10に進み、シヤツタ用マグネツト12がONさ
れたのち、シヤツタ幕13が開放される(ステツ
プS11)。そして、ステツプS1に戻るので、レリー
ズボタン2が操作される毎に上述の動作が繰り返
される。
他方、遠隔撮影を行う為に、1秒間に拍手を2
回行うと、マイクロホン6の出力に基づいてマイ
クロホン6はそのことを検出しCPU9に検出信
号を与える。この結果CPU9はレリーズボタン
2が操作されていないことがステツプS2で検出す
ると、ステツプS12に進み、マイクロホン6から
拍手信号を取り込み、これに応じて1秒間に2回
の拍手が行なわれたかの判断が行なわれる(ステ
ツプS13)。いま、拍手が行なわれなかつた場合、
または所定の条件にしたがつた拍手でなかつた場
合には、ステツプS14,S15の実行後にステツプS1
に戻るが、正確に1秒間に2回拍手が行なわれる
と、ステツプS3に進み、熱体感知赤外線センサ7
の出力信号を取り込み、それに応じて撮影可能範
囲内に熱体(人体)が存在するかの検出が行なわ
れる。ここで、撮影可能範囲内に人体が存在して
いなければ、ステツプS14,S15の実行後にステツ
プS1に戻るが、人体が存在していれば、遅延回路
10がCPU9の制御下で動作を開始する(ステ
ツプS5)。その後、ステツプS5,S6,S7の諸条件
を満たすことを確認した上で遅延回路10から出
力が得られると、ステツプS9,S10,S11が順次実
行される。この結果、正確に拍手を行つてから2
〜3秒経過後にシヤツタ幕13が開放されること
になる。したがつて、拍手をしてからシヤツタが
切れるまでに2〜3秒の時間がある為、その間ポ
ーズなどの撮影準備をとることができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、こ
の考案を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。例えば、拍手の音でシヤツタを開放
させるようにしたが、音声を検出することによつ
てシヤツタを開放させるようにしてもよい。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、撮影可
能範囲から発生する音や音声があらかじめ定めら
れたものであることを検出してから、その撮影可
能範囲に人が存在することを判別し、人が存在し
た時のみ時間経過後にシヤツタ幕の開閉動作を制
御するようにしたから、周囲の雑音が上記あらか
じめ定められた音と同じ音であつたとしても、そ
れだけではシヤツタが切れることがないので誤動
作を防止出来、撮影者が意図した時を確実に検出
して撮影が出来る。また、極めて簡単な音を入力
するだけで撮影ミスをすることなく確実に撮影が
出来、さらに遠隔撮影に際してシヤツタが切れる
までに所定の時間があり、その間にポーズをとる
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はこ
の考案を適用したカメラのブロツク回路図、第2
図はその外観斜視図、第3図は動作を説明する為
のフローチヤートである。 6……マイクロホン、9……CPU、10……
遅延回路、11……シヤツタ制御回路、12……
シヤツタ用マグネツト、13……シヤツタ幕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部からの音を入力するマイクロホンと、撮影
    範囲内に人体が存在することを検知して検知信号
    を出力する熱体感知センサと、前記マイクロホン
    からの信号が供給され前記外部からの音があらか
    じめ定められた条件の音であるか否かを検知する
    音検知手段と、この音検知手段によつて前記あら
    かじめ定められた条件の音であることが検知され
    た際に前記熱体感知センサからの検知信号に基づ
    き撮影範囲内に人体が存在しているか否かを判別
    する判別手段と、この判別手段によつて人体が存
    在することが判別された際に動作が開始される遅
    延手段と、この遅延手段による所定時間経過後の
    出力によつてシヤツタ幕の開閉動作を制御するシ
    ヤツタ駆動手段とを具備したことを特徴とするカ
    メラの遠隔撮影装置。
JP1985076518U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0422339Y2 (ja)

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JP1985076518U JPH0422339Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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JP1985076518U JPH0422339Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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JPS61193446U JPS61193446U (ja) 1986-12-02
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ID=30618734

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2835624B2 (ja) * 1989-10-16 1998-12-14 コニカ株式会社 カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513627A (ja) * 1974-06-28 1976-01-13 Asahi Optical Co Ltd Shashinkameraniokeru shatsutaashidosochi

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JPS61193446U (ja) 1986-12-02

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