JPH04219844A - 高速媒体優先解放型排他方式 - Google Patents
高速媒体優先解放型排他方式Info
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- JPH04219844A JPH04219844A JP2412281A JP41228190A JPH04219844A JP H04219844 A JPH04219844 A JP H04219844A JP 2412281 A JP2412281 A JP 2412281A JP 41228190 A JP41228190 A JP 41228190A JP H04219844 A JPH04219844 A JP H04219844A
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- 230000007717 exclusion Effects 0.000 claims description 20
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の格納単位に分割
されたデータベースを低速記憶媒体と高速記憶媒体とに
分散して格納しているデータベースシステムにおいて、
複数のデータベース処理プログラムによる同一格納単位
の同時更新を防止するための排他方式の改良に関する。
されたデータベースを低速記憶媒体と高速記憶媒体とに
分散して格納しているデータベースシステムにおいて、
複数のデータベース処理プログラムによる同一格納単位
の同時更新を防止するための排他方式の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のデータベースシステムは
、図４に示すように、格納単位と呼ばれる複数の部分に
分割されたデータベース１０の一部の格納単位を記憶す
る磁気ディスクにより実現された低速記憶媒体６と、デ
ータベース１０の他の格納単位を記憶する電子ディスク
により実現された高速記憶媒体５と、複数のデータベー
ス処理プログラム（以下、単にプログラムと称す）１ａ
〜１ｎが検索，更新のためにアクセスする格納単位を一
時的に保持する一連の番号が付された複数のシステムバ
ッファ２ａ〜２ｍと、データベースシステム全体の制御
を司るデータベース制御部８と、このデータベース制御
部８からの指示に従ってデータベース１０から格納単位
を読み込んでシステムバッファ２ａ〜２ｍに格納してプ
ログラム１ａ〜１ｎからアクセス可能とするシステムバ
ッファ入力手段３０と、データベース制御部８からの指
示に従ってプログラム終了時にその終了したプログラム
のためにシステムバッファ２ａ〜２ｍに読み込んでいた
格納単位のうちそのプログラムによって更新された格納
単位を若い番号のシステムバッファのものから順にデー
タベース１０に書き込む（書き戻す）システムバッファ
出力手段４０と、格納単位ごとに排他するための排他制
御テーブル９とを備えている。
、図４に示すように、格納単位と呼ばれる複数の部分に
分割されたデータベース１０の一部の格納単位を記憶す
る磁気ディスクにより実現された低速記憶媒体６と、デ
ータベース１０の他の格納単位を記憶する電子ディスク
により実現された高速記憶媒体５と、複数のデータベー
ス処理プログラム（以下、単にプログラムと称す）１ａ
〜１ｎが検索，更新のためにアクセスする格納単位を一
時的に保持する一連の番号が付された複数のシステムバ
ッファ２ａ〜２ｍと、データベースシステム全体の制御
を司るデータベース制御部８と、このデータベース制御
部８からの指示に従ってデータベース１０から格納単位
を読み込んでシステムバッファ２ａ〜２ｍに格納してプ
ログラム１ａ〜１ｎからアクセス可能とするシステムバ
ッファ入力手段３０と、データベース制御部８からの指
示に従ってプログラム終了時にその終了したプログラム
のためにシステムバッファ２ａ〜２ｍに読み込んでいた
格納単位のうちそのプログラムによって更新された格納
単位を若い番号のシステムバッファのものから順にデー
タベース１０に書き込む（書き戻す）システムバッファ
出力手段４０と、格納単位ごとに排他するための排他制
御テーブル９とを備えている。
【０００３】そして、複数のプログラム１ａ〜１ｎによ
る同一格納単位の同時更新による矛盾の発生を防止して
データベース１０に対する検索，更新を複数のプログラ
ム１ａ〜１ｎから同時に行えるようにするために、排他
制御テーブル９を使って格納単位ごとの排他を行い、且
つ、更新された格納単位はプログラム終了まで排他する
。具体的には、プログラム終了時に、その終了したプロ
グラムのためにシステムバッファ２ａ〜２ｍに読み込ん
でいた格納単位を、システムバッファ出力手段４０が若
い番号のシステムバッファのものから順にデータベース
１０に書き込み、更新された格納単位を全てデータベー
ス１０に書き込んだ時点でそれらの格納単位の排他を解
除することによって、更新された格納単位を他のプログ
ラムから利用可能にしている。
る同一格納単位の同時更新による矛盾の発生を防止して
データベース１０に対する検索，更新を複数のプログラ
ム１ａ〜１ｎから同時に行えるようにするために、排他
制御テーブル９を使って格納単位ごとの排他を行い、且
つ、更新された格納単位はプログラム終了まで排他する
。具体的には、プログラム終了時に、その終了したプロ
グラムのためにシステムバッファ２ａ〜２ｍに読み込ん
でいた格納単位を、システムバッファ出力手段４０が若
い番号のシステムバッファのものから順にデータベース
１０に書き込み、更新された格納単位を全てデータベー
ス１０に書き込んだ時点でそれらの格納単位の排他を解
除することによって、更新された格納単位を他のプログ
ラムから利用可能にしている。
【０００４】例えば、図４において、プログラム１ａか
ら或る格納単位に対して検索処理が要求されると、デー
タベース制御部８は要求された格納単位が高速記憶媒体
５，低速記憶媒体６の何れ側に格納されているかを内部
の管理情報に基づいて判断する。今、その格納単位が高
速記憶媒体５に存在したとすると、データベース制御部
８はシステムバッファ入力手段３０に対し高速記憶媒体
５からその格納単位を読み込むことを指示し、システム
バッファ入力手段３０は高速記憶媒体５から該当する格
納単位を読み込み、例えばシステムバッファ２ａに格納
し、読み込み終了をデータベース制御部８に通知してプ
ログラム１ａがその格納単位にアクセスできるようにす
る。また、システムバッファ入力手段３０は排他制御テ
ーブル９を更新してその格納単位を排他状態とする。
ら或る格納単位に対して検索処理が要求されると、デー
タベース制御部８は要求された格納単位が高速記憶媒体
５，低速記憶媒体６の何れ側に格納されているかを内部
の管理情報に基づいて判断する。今、その格納単位が高
速記憶媒体５に存在したとすると、データベース制御部
８はシステムバッファ入力手段３０に対し高速記憶媒体
５からその格納単位を読み込むことを指示し、システム
バッファ入力手段３０は高速記憶媒体５から該当する格
納単位を読み込み、例えばシステムバッファ２ａに格納
し、読み込み終了をデータベース制御部８に通知してプ
ログラム１ａがその格納単位にアクセスできるようにす
る。また、システムバッファ入力手段３０は排他制御テ
ーブル９を更新してその格納単位を排他状態とする。
【０００５】続いてプログラム１ａから低速記憶媒体６
に存在する或る格納単位に対して検索処理が要求される
と、データベース制御部８からの指示に従ってシステム
バッファ入力手段３０は、低速記憶媒体６から該当する
格納単位を読み込み、例えばシステムバッファ２ｂ（図
示せず）に格納し、読み込み終了をデータベース制御部
８に通知してプログラム１ａがその格納単位にアクセス
できるようにする。また、排他制御テーブル９を更新し
てその格納単位を排他状態とする。
に存在する或る格納単位に対して検索処理が要求される
と、データベース制御部８からの指示に従ってシステム
バッファ入力手段３０は、低速記憶媒体６から該当する
格納単位を読み込み、例えばシステムバッファ２ｂ（図
示せず）に格納し、読み込み終了をデータベース制御部
８に通知してプログラム１ａがその格納単位にアクセス
できるようにする。また、排他制御テーブル９を更新し
てその格納単位を排他状態とする。
【０００６】その後、プログラム１ａが、システムバッ
ファ２ａ，２ｂに読み込まれた格納単位に対し更新処理
を行い、プログラム１ａが終了したとする。これに応答
して、データベース制御部８はシステムバッファ出力手
段４０に対し、プログラム１ａが更新した格納単位とそ
れが読み込まれているシステムバッファの番号とを指定
して出力を指示する。システムバッファ出力手段４０は
、システムバッファ２ａの方がシステムバッファ２ｂよ
り番号が若いとすると、先ずシステムバッファ２ａに読
み込まれ更新された格納単位を高速記憶媒体５に書き込
み、次にシステムバッファ２ｂに読み込まれ更新された
格納単位を低速記憶媒体６に書き込む。そして、これら
更新された格納単位の書き込みが終了した時点で、排他
制御テーブル９を更新しそれらの格納単位の排他を解除
して更新された格納単位を他のプログラム１ｎ等から利
用可能にする。
ファ２ａ，２ｂに読み込まれた格納単位に対し更新処理
を行い、プログラム１ａが終了したとする。これに応答
して、データベース制御部８はシステムバッファ出力手
段４０に対し、プログラム１ａが更新した格納単位とそ
れが読み込まれているシステムバッファの番号とを指定
して出力を指示する。システムバッファ出力手段４０は
、システムバッファ２ａの方がシステムバッファ２ｂよ
り番号が若いとすると、先ずシステムバッファ２ａに読
み込まれ更新された格納単位を高速記憶媒体５に書き込
み、次にシステムバッファ２ｂに読み込まれ更新された
格納単位を低速記憶媒体６に書き込む。そして、これら
更新された格納単位の書き込みが終了した時点で、排他
制御テーブル９を更新しそれらの格納単位の排他を解除
して更新された格納単位を他のプログラム１ｎ等から利
用可能にする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述したように
して格納単位の排他，解放を行っていたが、次のような
問題点があった。
して格納単位の排他，解放を行っていたが、次のような
問題点があった。
【０００８】即ち、終了したプログラムのためにシステ
ムバッファに読み込んでいた格納単位のうち更新された
格納単位を、番号の若いシステムバッファのものから順
にデータベース１０に書き込み、更新された格納単位を
全てデータベース１０に書き込んだ時点でそれらの格納
単位の排他を解除するため、プログラムが終了しても格
納単位の排他がなかなか解除されず、それだけシステム
全体の処理の効率が低下することになる。
ムバッファに読み込んでいた格納単位のうち更新された
格納単位を、番号の若いシステムバッファのものから順
にデータベース１０に書き込み、更新された格納単位を
全てデータベース１０に書き込んだ時点でそれらの格納
単位の排他を解除するため、プログラムが終了しても格
納単位の排他がなかなか解除されず、それだけシステム
全体の処理の効率が低下することになる。
【０００９】そこで、本発明の目的は、格納単位の排他
期間をできるだけ短縮することにある。
期間をできるだけ短縮することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、複数の格納単位に分割されたデータベ
ースを磁気ディスク等の低速記憶媒体と電子ディスク等
の高速記憶媒体とに分散して格納し、前記データベース
の格納単位をシステムバッファに読み込んでプログラム
からのアクセスを可能とし、且つ、複数のプログラムに
よる同一格納単位の同時更新を防止するために格納単位
ごとに排他を行うデータベースシステムにおいて、シス
テムバッファに読み込まれた格納単位の格納元記憶媒体
の種類を記憶する媒体記憶領域を備え、終了したプログ
ラムのためにシステムバッファに読み込んでいた格納単
位のうち更新された格納単位を前記データベースに書き
込む際、前記媒体記憶領域を参照して前記高速記憶媒体
を格納元記憶媒体とする格納単位から優先的に書き込み
を行うと共に該書き込み終了時点でその格納単位の排他
を解除するようにしている。
達成するために、複数の格納単位に分割されたデータベ
ースを磁気ディスク等の低速記憶媒体と電子ディスク等
の高速記憶媒体とに分散して格納し、前記データベース
の格納単位をシステムバッファに読み込んでプログラム
からのアクセスを可能とし、且つ、複数のプログラムに
よる同一格納単位の同時更新を防止するために格納単位
ごとに排他を行うデータベースシステムにおいて、シス
テムバッファに読み込まれた格納単位の格納元記憶媒体
の種類を記憶する媒体記憶領域を備え、終了したプログ
ラムのためにシステムバッファに読み込んでいた格納単
位のうち更新された格納単位を前記データベースに書き
込む際、前記媒体記憶領域を参照して前記高速記憶媒体
を格納元記憶媒体とする格納単位から優先的に書き込み
を行うと共に該書き込み終了時点でその格納単位の排他
を解除するようにしている。
【００１１】
【作用】本発明の高速媒体優先解放型排他方式において
は、プログラムによるアクセスを可能とするために低速
記憶媒体および高速記憶媒体に分散して格納されたデー
タベースの格納単位をシステムバッファに読み込んだ際
、媒体記憶領域において、その読み込まれた格納単位の
格納元記憶媒体が低速記憶媒体か或いは高速記憶媒体か
を記憶する。そして、そのプログラムが終了すると、そ
のプログラムのためにシステムバッファに読み込んでい
た格納単位のうち更新された格納単位をデータベースに
書き込むが、その際、媒体記憶領域を参照して高速記憶
媒体を格納元記憶媒体とする格納単位から優先的に書き
込みを行うと共にこの書き込み終了時点でその格納単位
の排他を解除する。
は、プログラムによるアクセスを可能とするために低速
記憶媒体および高速記憶媒体に分散して格納されたデー
タベースの格納単位をシステムバッファに読み込んだ際
、媒体記憶領域において、その読み込まれた格納単位の
格納元記憶媒体が低速記憶媒体か或いは高速記憶媒体か
を記憶する。そして、そのプログラムが終了すると、そ
のプログラムのためにシステムバッファに読み込んでい
た格納単位のうち更新された格納単位をデータベースに
書き込むが、その際、媒体記憶領域を参照して高速記憶
媒体を格納元記憶媒体とする格納単位から優先的に書き
込みを行うと共にこの書き込み終了時点でその格納単位
の排他を解除する。
【００１２】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図１は本発明の高速媒体優先解放型
排他方式を実施するデータベースシステムの一例を示す
ブロック図である。
て詳細に説明する。図１は本発明の高速媒体優先解放型
排他方式を実施するデータベースシステムの一例を示す
ブロック図である。
【００１３】同図に示すように、このデータベースシス
テムは、複数の格納単位に分割されたデータベース１０
の一部を格納する電子ディスクにより構成された高速記
憶媒体５と、データベース１０の他の部分を格納する磁
気ディスクにより構成された低速記憶媒体６と、プログ
ラム１ａ〜１ｎが検索，更新等する格納単位を一時的に
保持する複数のシステムバッファ２ａ〜２ｍと、図示し
ない主記憶装置等に設けられた媒体記憶領域７と、デー
タベースシステム全体の制御を司るデータベース制御部
８と、格納単位ごとに排他するための排他制御テーブル
９と、データベース制御部８からの指示に従ってデータ
ベース１０から格納単位を読み込んでシステムバッファ
２ａ〜２ｍに格納すると共にその格納単位の格納元記憶
媒体が高速記憶媒体５か或いは低速記憶媒体６であるか
を示す情報を媒体記憶領域７へ格納し更に排他制御テー
ブル９を更新してその格納単位を排他状態にするシステ
ムバッファ入力手段３と、データベース制御部８からの
指示に従ってプログラム１ａ〜１ｎの終了時、終了した
プログラムのためにシステムバッファ２ａ〜２ｍに読み
込んでいた格納単位のうち更新された格納単位を、媒体
記憶領域７を参照して、その格納元記憶媒体が高速記憶
媒体５であるものから優先的にデータベース１０に書き
込み且つ書き込み終了時点で排他制御テーブル９を更新
してその格納単位の排他を解除するシステムバッファ出
力手段４とを備えている。
テムは、複数の格納単位に分割されたデータベース１０
の一部を格納する電子ディスクにより構成された高速記
憶媒体５と、データベース１０の他の部分を格納する磁
気ディスクにより構成された低速記憶媒体６と、プログ
ラム１ａ〜１ｎが検索，更新等する格納単位を一時的に
保持する複数のシステムバッファ２ａ〜２ｍと、図示し
ない主記憶装置等に設けられた媒体記憶領域７と、デー
タベースシステム全体の制御を司るデータベース制御部
８と、格納単位ごとに排他するための排他制御テーブル
９と、データベース制御部８からの指示に従ってデータ
ベース１０から格納単位を読み込んでシステムバッファ
２ａ〜２ｍに格納すると共にその格納単位の格納元記憶
媒体が高速記憶媒体５か或いは低速記憶媒体６であるか
を示す情報を媒体記憶領域７へ格納し更に排他制御テー
ブル９を更新してその格納単位を排他状態にするシステ
ムバッファ入力手段３と、データベース制御部８からの
指示に従ってプログラム１ａ〜１ｎの終了時、終了した
プログラムのためにシステムバッファ２ａ〜２ｍに読み
込んでいた格納単位のうち更新された格納単位を、媒体
記憶領域７を参照して、その格納元記憶媒体が高速記憶
媒体５であるものから優先的にデータベース１０に書き
込み且つ書き込み終了時点で排他制御テーブル９を更新
してその格納単位の排他を解除するシステムバッファ出
力手段４とを備えている。
【００１４】図２は高速記憶媒体５に記憶された内容例
を示し、同図に示すように、高速記憶媒体５には複数の
格納単位Ｘ１，Ｘ２，…が格納されている。
を示し、同図に示すように、高速記憶媒体５には複数の
格納単位Ｘ１，Ｘ２，…が格納されている。
【００１５】図３は低速記憶媒体６に記憶された内容例
を示し、同図に示すように、低速記憶媒体６には複数の
格納単位Ｙ１，Ｙ２，…が格納されている。
を示し、同図に示すように、低速記憶媒体６には複数の
格納単位Ｙ１，Ｙ２，…が格納されている。
【００１６】次に、上述のような構成を有するデータベ
ースシステムで実施される本実施例の高速媒体優先解放
型排他方式の動作を説明する。
ースシステムで実施される本実施例の高速媒体優先解放
型排他方式の動作を説明する。
【００１７】図１において、例えばプログラム１ａから
或る格納単位たとえば図２の格納単位Ｘ１に対する検索
処理が要求されると、データベース制御部８は要求され
た格納単位Ｘ１が高速記憶媒体５に存在することを内部
の管理情報から判断し、システムバッファ入力手段３に
対してその読み込みを指示する。システムバッファ入力
手段３は高速記憶媒体５から格納単位Ｘ１を読み込んで
例えばシステムバッファ２ａに格納し、読み込み終了を
データベース制御部８に通知してプログラム１ａが格納
単位Ｘ１にアクセスできるようにする。このときシステ
ムバッファ入力手段３は、排他制御テーブル９を更新し
て格納単位Ｘ１を排他状態にすると共に、格納単位Ｘ１
の格納元記憶媒体が高速記憶媒体５である旨の情報を媒
体記憶領域７に記憶させる。なお、読み込み指示時、格
納単位Ｘ１が排他制御テーブル９において既に排他状態
になっているときは、排他解除待ちとなる。
或る格納単位たとえば図２の格納単位Ｘ１に対する検索
処理が要求されると、データベース制御部８は要求され
た格納単位Ｘ１が高速記憶媒体５に存在することを内部
の管理情報から判断し、システムバッファ入力手段３に
対してその読み込みを指示する。システムバッファ入力
手段３は高速記憶媒体５から格納単位Ｘ１を読み込んで
例えばシステムバッファ２ａに格納し、読み込み終了を
データベース制御部８に通知してプログラム１ａが格納
単位Ｘ１にアクセスできるようにする。このときシステ
ムバッファ入力手段３は、排他制御テーブル９を更新し
て格納単位Ｘ１を排他状態にすると共に、格納単位Ｘ１
の格納元記憶媒体が高速記憶媒体５である旨の情報を媒
体記憶領域７に記憶させる。なお、読み込み指示時、格
納単位Ｘ１が排他制御テーブル９において既に排他状態
になっているときは、排他解除待ちとなる。
【００１８】続いてプログラム１ａから図３の格納単位
Ｙ１に対する検索処理が要求されると、データベース制
御部８からの指示に従ってシステムバッファ入力手段３
は低速記憶媒体６から格納単位Ｙ１を読み込んで例えば
システムバッファ２ｂ（図示せず）に格納し、読み込み
終了をデータベース制御部８に通知してプログラム１ａ
が格納単位Ｙ１にアクセスできるようにする。このとき
、システムバッファ入力手段３は、排他制御テーブル９
を更新して格納単位Ｙ１を排他状態にすると共に、格納
単位Ｙ１の格納元記憶媒体が低速記憶媒体６である旨の
情報を媒体記憶領域７に記憶させる。なお、読み込み指
示時、格納単位Ｙ１が排他制御テーブル９において既に
排他状態になっているときは、排他解除待ちとなる。
Ｙ１に対する検索処理が要求されると、データベース制
御部８からの指示に従ってシステムバッファ入力手段３
は低速記憶媒体６から格納単位Ｙ１を読み込んで例えば
システムバッファ２ｂ（図示せず）に格納し、読み込み
終了をデータベース制御部８に通知してプログラム１ａ
が格納単位Ｙ１にアクセスできるようにする。このとき
、システムバッファ入力手段３は、排他制御テーブル９
を更新して格納単位Ｙ１を排他状態にすると共に、格納
単位Ｙ１の格納元記憶媒体が低速記憶媒体６である旨の
情報を媒体記憶領域７に記憶させる。なお、読み込み指
示時、格納単位Ｙ１が排他制御テーブル９において既に
排他状態になっているときは、排他解除待ちとなる。
【００１９】その後、プログラム１ａが、システムバッ
ファ２ａ，２ｂに読み込まれた格納単位Ｘ１，Ｙ１に対
し更新処理を行い、プログラム１ａが終了したとする。 すると、データベース制御部８は、終了したプログラム
１ａのためにシステムバッファ２ａ，２ｂに読み込まれ
更新された格納単位Ｘ１，Ｙ１とそのシステムバッファ
２ａ，２ｂの番号等を指定してシステムバッファ出力手
段４に出力を要求する。これに応答してシステムバッフ
ァ出力手段４は、システムバッファ２ａ，２ｂ中の格納
単位２ａ，２ｂをデータベース１０に書き込む。このと
き、システムバッファ出力手段４は、媒体記憶領域７を
参照して高速記憶媒体５を格納元記憶媒体とする格納単
位から優先的に書き込みを行うと共に、書き込み終了時
点でその格納単位の排他を解除する。
ファ２ａ，２ｂに読み込まれた格納単位Ｘ１，Ｙ１に対
し更新処理を行い、プログラム１ａが終了したとする。 すると、データベース制御部８は、終了したプログラム
１ａのためにシステムバッファ２ａ，２ｂに読み込まれ
更新された格納単位Ｘ１，Ｙ１とそのシステムバッファ
２ａ，２ｂの番号等を指定してシステムバッファ出力手
段４に出力を要求する。これに応答してシステムバッフ
ァ出力手段４は、システムバッファ２ａ，２ｂ中の格納
単位２ａ，２ｂをデータベース１０に書き込む。このと
き、システムバッファ出力手段４は、媒体記憶領域７を
参照して高速記憶媒体５を格納元記憶媒体とする格納単
位から優先的に書き込みを行うと共に、書き込み終了時
点でその格納単位の排他を解除する。
【００２０】従って、今の例では、格納単位Ｘ１の格納
元記憶媒体は高速記憶媒体５であり、格納単位Ｙ１の格
納元記憶媒体は低速記憶媒体６であるので、システムバ
ッファ出力手段４は先ずシステムバッファ２ａに格納さ
れている格納単位Ｘ１を高速記憶媒体５に書き込み、こ
の書き込み終了時点で排他制御テーブル９を更新して格
納単位Ｘ１の排他を解除し、更新後の格納単位Ｘ１を他
のプログラム１ｎ等から利用可能にする。
元記憶媒体は高速記憶媒体５であり、格納単位Ｙ１の格
納元記憶媒体は低速記憶媒体６であるので、システムバ
ッファ出力手段４は先ずシステムバッファ２ａに格納さ
れている格納単位Ｘ１を高速記憶媒体５に書き込み、こ
の書き込み終了時点で排他制御テーブル９を更新して格
納単位Ｘ１の排他を解除し、更新後の格納単位Ｘ１を他
のプログラム１ｎ等から利用可能にする。
【００２１】次いで、システムバッファ出力手段４は、
システムバッファ２ｂに格納されている格納単位Ｙ１を
低速記憶媒体６に書き込み、この書き込み終了時点で排
他制御テーブル９を更新して格納単位Ｙ１の排他を解除
し、更新後の格納単位Ｙ１を他のプログラム１ｎ等から
利用可能にする。
システムバッファ２ｂに格納されている格納単位Ｙ１を
低速記憶媒体６に書き込み、この書き込み終了時点で排
他制御テーブル９を更新して格納単位Ｙ１の排他を解除
し、更新後の格納単位Ｙ１を他のプログラム１ｎ等から
利用可能にする。
【００２２】このような書き込みと排他の解除が行われ
ることにより、高速記憶媒体５の格納単位Ｘ１は低速記
憶媒体６の格納単位Ｙ１の書き込みが終わらなくても、
他のプログラムからアクセスできるようになる。
ることにより、高速記憶媒体５の格納単位Ｘ１は低速記
憶媒体６の格納単位Ｙ１の書き込みが終わらなくても、
他のプログラムからアクセスできるようになる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラム終了時そのプログラムのためにシステムバッ
ファに読み込んでいた格納単位のうち更新された格納単
位をデータベースに書き込む際、格納元記憶媒体が高速
記憶媒体であるものから優先的に書き込みを行い、且つ
、書き込みを終えた格納単位ごとにその排他を解除する
ので、高速記憶媒体を格納元記憶媒体とする更新された
格納単位が多く存在すればするほどプログラム終了時点
から短時間の間に多くの格納単位の排他を解除できる。 よって、格納単位の平均的な排他期間が短縮され、それ
だけシステム全体の処理効率が向上する。
プログラム終了時そのプログラムのためにシステムバッ
ファに読み込んでいた格納単位のうち更新された格納単
位をデータベースに書き込む際、格納元記憶媒体が高速
記憶媒体であるものから優先的に書き込みを行い、且つ
、書き込みを終えた格納単位ごとにその排他を解除する
ので、高速記憶媒体を格納元記憶媒体とする更新された
格納単位が多く存在すればするほどプログラム終了時点
から短時間の間に多くの格納単位の排他を解除できる。 よって、格納単位の平均的な排他期間が短縮され、それ
だけシステム全体の処理効率が向上する。
【００２４】なお、高速媒体を優先せず従来と同様にシ
ステムバッファの番号順に格納単位の書き込みを行い且
つ書き込み終了時にその格納単位の排他を解除する方式
も考えられ、この方式によれば従来の方式より多少は排
他期間が短くなるが、例えば最も若い番号のシステムバ
ッファにデータベースへ書き込むべき低速記憶媒体の格
納単位が存在していると、それをデータベースに書き込
むだけでも非常に時間がかかることになり、高速媒体の
格納単位を優先的にデータベースに書き込む本発明の方
が平均的な排他期間がより短縮される。
ステムバッファの番号順に格納単位の書き込みを行い且
つ書き込み終了時にその格納単位の排他を解除する方式
も考えられ、この方式によれば従来の方式より多少は排
他期間が短くなるが、例えば最も若い番号のシステムバ
ッファにデータベースへ書き込むべき低速記憶媒体の格
納単位が存在していると、それをデータベースに書き込
むだけでも非常に時間がかかることになり、高速媒体の
格納単位を優先的にデータベースに書き込む本発明の方
が平均的な排他期間がより短縮される。
【図１】本発明の高速媒体優先解放型排他方式を実施す
るデータベースシステムの一例を示すブロック図である
。
るデータベースシステムの一例を示すブロック図である
。
【図２】高速記憶媒体に記憶された内容例を示す図であ
る。
る。
【図３】低速記憶媒体に記憶された内容例を示す図であ
る。
る。
【図４】従来方式の説明図である。
１ａ〜１ｎ…データベース処理プログラム２ａ〜２ｍ…
システムバッファ ３…システムバッファ入力手段 ４…システムバッファ出力手段 ５…高速記憶媒体 ６…低速記憶媒体 ７…媒体記憶領域 ８…データベース制御部 ９…排他制御テーブル １０…データベース
システムバッファ ３…システムバッファ入力手段 ４…システムバッファ出力手段 ５…高速記憶媒体 ６…低速記憶媒体 ７…媒体記憶領域 ８…データベース制御部 ９…排他制御テーブル １０…データベース
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の格納単位に分割されたデータベ
ースを低速記憶媒体と高速記憶媒体とに分散して格納し
、前記データベースの格納単位をシステムバッファに読
み込んでデータベース処理プログラムからのアクセスを
可能とし、且つ、複数のデータベース処理プログラムに
よる同一格納単位の同時更新を防止するために格納単位
ごとに排他を行うデータベースシステムにおいて、シス
テムバッファに読み込まれた格納単位の格納元記憶媒体
の種類を記憶する媒体記憶領域を備え、終了したデータ
ベース処理プログラムのためにシステムバッファに読み
込んでいた格納単位のうち更新された格納単位を前記デ
ータベースに書き込む際、前記媒体記憶領域を参照して
前記高速記憶媒体を格納元記憶媒体とする格納単位から
優先的に書き込みを行うと共に該書き込み終了時点でそ
の格納単位の排他を解除することを特徴とする高速媒体
優先解放型排他方式。 - 【請求項２】 前記低速記憶媒体は磁気ディスクであ
り、前記高速記憶媒体は電子ディスクである請求項１記
載の高速媒体優先解放型排他方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412281A JP2586219B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 高速媒体優先解放型排他方式 |
| US07/810,157 US5442765A (en) | 1990-12-20 | 1991-12-19 | Database system which adjusts the data storage order based on the processing speed of the storage media |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412281A JP2586219B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 高速媒体優先解放型排他方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04219844A true JPH04219844A (ja) | 1992-08-10 |
| JP2586219B2 JP2586219B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=18521137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2412281A Expired - Fee Related JP2586219B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 高速媒体優先解放型排他方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5442765A (ja) |
| JP (1) | JP2586219B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06348563A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-22 | Nec Corp | データベースアクセス制御方式 |
| JPH0713841A (ja) * | 1993-06-24 | 1995-01-17 | Nec Corp | オンライン処理システムにおける媒体排他解除方式 |
| JPH0713825A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Nec Corp | ファイルの排他解除方式 |
| US8560560B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-10-15 | Fujitsu Limited | Device and method for distributed processing |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5566331A (en) * | 1994-01-24 | 1996-10-15 | University Corporation For Atmospheric Research | Mass storage system for file-systems |
| US5717918A (en) * | 1994-06-17 | 1998-02-10 | Hitachi, Ltd. | Method for concurrently performing a physical sequential scan of a database into a database buffer which is queued until a preceding scan is completed |
| JP3358687B2 (ja) * | 1995-03-13 | 2002-12-24 | 株式会社日立製作所 | ディスクアレイ装置 |
| EP0807896A3 (en) * | 1996-05-15 | 2000-08-30 | Hitachi, Ltd. | Business processing system employing a notice board business system database and method of processing the same |
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| AU3889497A (en) * | 1996-08-02 | 1998-02-25 | Transoft Corporation | Method and apparatus for allowing distributed control of shared resources |
| JP3755415B2 (ja) * | 2001-04-04 | 2006-03-15 | 株式会社デンソー | 処理実行装置、当該処理実行装置に搭載される処理プログラム、及び記録媒体 |
| JP5625450B2 (ja) | 2010-03-31 | 2014-11-19 | 富士通株式会社 | 分散処理装置、分散処理プログラムおよび分散処理方法 |
| CN102388358B (zh) | 2011-09-30 | 2014-07-09 | 华为技术有限公司 | 在混合存储环境下配置存储设备的方法和*** |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4939644A (en) * | 1983-05-19 | 1990-07-03 | Data General Corporation | Input/output controller for controlling the sequencing of the execution of input/output commands in a data processing system |
| US4604694A (en) * | 1983-12-14 | 1986-08-05 | International Business Machines Corporation | Shared and exclusive access control |
| US4561051A (en) * | 1984-02-10 | 1985-12-24 | Prime Computer, Inc. | Memory access method and apparatus in multiple processor systems |
| US5140683A (en) * | 1989-03-01 | 1992-08-18 | International Business Machines Corporation | Method for dispatching work requests in a data storage hierarchy |
| US5276867A (en) * | 1989-12-19 | 1994-01-04 | Epoch Systems, Inc. | Digital data storage system with improved data migration |
| US5226143A (en) * | 1990-03-14 | 1993-07-06 | International Business Machines Corporation | Multiprocessor system includes operating system for notifying only those cache managers who are holders of shared locks on a designated page by global lock manager |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP2412281A patent/JP2586219B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-12-19 US US07/810,157 patent/US5442765A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06348563A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-22 | Nec Corp | データベースアクセス制御方式 |
| JPH0713841A (ja) * | 1993-06-24 | 1995-01-17 | Nec Corp | オンライン処理システムにおける媒体排他解除方式 |
| JPH0713825A (ja) * | 1993-06-29 | 1995-01-17 | Nec Corp | ファイルの排他解除方式 |
| US8560560B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-10-15 | Fujitsu Limited | Device and method for distributed processing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2586219B2 (ja) | 1997-02-26 |
| US5442765A (en) | 1995-08-15 |
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