JPH04218535A - 繊維強化複合材料およびその製造方法 - Google Patents

繊維強化複合材料およびその製造方法

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JPH04218535A
JPH04218535A JP3034479A JP3447991A JPH04218535A JP H04218535 A JPH04218535 A JP H04218535A JP 3034479 A JP3034479 A JP 3034479A JP 3447991 A JP3447991 A JP 3447991A JP H04218535 A JPH04218535 A JP H04218535A
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JP
Japan
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polysilazane
fibers
fiber
reinforced composite
composite material
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JP3034479A
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Martin Brueck
マルテイン・ブリユック
Tilo Vaahs
チロ・バース
Hans-Jerg Kleiner
ハンス− イエルク・クライネル
Marcellus Peuckert
マルセルウス・ポイックケルト
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/24Impregnating materials with prepolymers which can be polymerised in situ, e.g. manufacture of prepregs
    • C08J5/248Impregnating materials with prepolymers which can be polymerised in situ, e.g. manufacture of prepregs using pre-treated fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/24Impregnating materials with prepolymers which can be polymerised in situ, e.g. manufacture of prepregs
    • C08J5/249Impregnating materials with prepolymers which can be polymerised in situ, e.g. manufacture of prepregs characterised by the additives used in the prepolymer mixture
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2383/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
    • C08J2383/16Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers in which all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化複合材料およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維強化複合材料は、高い破断強度、寸
法安定性および耐熱性および耐腐食性のために重要性が
ますます増加しつつある。繊維強化複合材料の良好な性
質は、マトリックスと導入された加工糸との組み合わせ
に基づいている。
【0003】ヨーロッパ特許第A−0,125,772
号明細書は、繊維を先ずポリシラザンで含浸し、次いで
上記ポリシラザンを熱分解して窒化珪素を提供する繊維
複合セラミックを記載している。この方法の欠点は、ポ
リシラザンを繊維の含浸の際に溶剤に溶解しなければな
らないことである。
【0004】含浸の後に、溶剤を除去しなければならな
い。中空空間が繊維複合体から溶剤を除去する結果生じ
、そしてこのことは、その性質が常に満足いくものでな
い繊維複合セラミックスになるということを意味する。 ほんの少しの中空空間しか繊維複合セラミック中に存在
しないならば繊維複合セラミックスが増加した破断強度
並びに寸法安定性を有するということが見出されている
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、増加した破断
強度並びに寸法安定性を有し、寸法的に安定でありそし
て粗製状態で容易に加工することができそして加熱の際
に寸法安定性を残存する繊維複合セラミックが得られる
繊維強化複合材料の製造方法を提供するという課題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1段階にお
いて、繊維を溶融ポリシラザンで含浸し、第2段階にお
いて、繊維中の該ポリシラザンをNH3、ウロトロピン
またはアミン類により溶融不能状態に転換し、そして第
3段階において、含浸された繊維を、窒素、貴ガスまた
はアンモニア雰囲気中で800〜2000℃に加熱する
ことからなり、該ポリシラザンが、式(I)
【0007
【化2】
【0008】(式中、0≦a,b≦1、a+b≧0.3
、0≦c,d<0.7であり、nは約2〜約12である
)で表されるオリゴシラザン類が少なくとも1種類のク
ロロシラザンCl2 R6 Si−CH2 CH2 −
SiR6 Cl2 、Cl3 Si−CH2 CH2 
−SiR7 Cl2 、R8 SiCl3 またはR9
 SiHCl3 (式中、互いに独立して、R1 、R
2 およびR4 はH、C1 〜C6 −アルキル基ま
たはC2 〜C6 −アルケニル基であり、R3 、R
5 、R6 、R7 、R8 およびR9 はC1 〜
C6 −アルキル基またはC2 〜C6 −アルケニル
基である)と30℃〜300℃で反応させることによっ
て得られる(但し、式(R1 SiHNH)n で表さ
れるオリゴシラザン類とR9 SiHCl3 との反応
は除かれる)繊維強化複合材料の製造方法に関する。
【0009】本明細書において、「繊維」とは、繊維か
ら構成されるあらゆる種類の一次元構造物並びに二次元
および三次元構造物を意味するということを理解すべき
である。
【0010】好ましくは、互いに独立して、R1 、R
2 およびR4 は、H、C1 〜C3 −アルキル基
またはC2 〜C3 −アルケニル基であり、R3 、
R5 、R6 、R7 、R8 およびR9 はC1 
〜C3 −アルキル基またはC2 〜C3 −アルケニ
ル基である。R1 =H、R2 =R3 =R5 =R
6 =R7 =R9 =CH3 であり、そして互いに
独立して、R4 およびR8 は、CH3 またはビニ
ル基で場合が特に好ましい。a、b、cおよびdは、特
定の構造のモル分率である(但し、a+b+c+d=1
である。)。ここで0≦a≦1および0≦b≦1である
が、その際に、a+bの合計が≧0.2であるという付
加的条件およびこれから引き続いて指標aおよびbの少
なくとも一つが0以外であるという条件である。さらに
、0≦c≦0.7および0≦d≦0.7;これらの二つ
の指標は同時に0であることができる。(R1 SiH
NH)n 、すなわち、a=1、b=c=d=0であり
、R2 =Hである式(I)とR9 SiHCl2 と
の反応およびこの反応により生成したポリシラザンを繊
維強化複合材料に使用することは、ドイツ特許出願第P
38  40781.7号明細書に既に記載されている
。従って、本発明は、上記の使用に関するものではない
【0011】本発明による方法に利用されるポリシラザ
ン類の製造は、基本的にはドイツ特許出願第P38  
40  779.5号明細書に既に記載されている。す
なわち、上記明細書においてこれらは、「ポリ置換され
た塩素−含有シラザンポリマー」と称されている。この
製造方法は、以下の通りである。
【0012】先ずポリシラザン類の出発物質として使用
されるオリゴシラザン類を、製造しなければならない。 これらは、過剰のアンモニアと−70℃〜+100℃で
二種類の成分、すなわち(II)R1 R2 SiCl
2 および(III)Cl2 R3 Si−CH2 C
H2 −SiR3 Cl2 のうちの少なくとも1成分
を含有し、そして付加的に一成分または両成分(IV)
R4 SiCl3 および(V)Cl3 Si−CH2
 CH2 −SiR5 Cl2 (c>0および/また
はd>0であるかどうかに依存する)を含有する出発原
料と反応させることによって得ることができる。この反
応において、互いに独立して、R1 、R2 およびR
4 は、H、C1 〜C6 −アルキル基またはC2 
〜C6 −アルケニル基であり、そしてR3 およびR
5 は、C1 〜C6 −アルキル基またはC2 〜C
6 −アルケニル基であり、そして出発原料における(
II)または(III)あるいはこれらの混合物のモル
パーセンテージ含有量は、30%(c>0またはd>0
あるいは両方とも>0)〜100%(c=d=0)であ
る。
【0013】オリゴシラザン類のための出発原料として
利用されるクロロシラザン類(II)R1 R2 Si
Cl2 および(IV)R4 SiCl3 は、市販さ
れており、そしてエチレン−ブリッジされた種である(
III)および(V)は、市販のR3 HSiCl2 
およびエチレンのヒドロシリル化によってあるいはビニ
ルトリクロロシランおよびR5 HSiCl2 のヒド
ロシリル化によって利用可能である。
【0014】かかるオリゴシラザン類を製造するために
は、クロロシラザン類を先ず反応体──すなわち、クロ
ロシラザン類およびNH3 ──に対して不活性である
溶剤に導入し、そして飽和されるまで(これは、全ての
SiCl分がNH基により置換された際に生ずる)アン
モニアと混合するのが好ましい。
【0015】この反応に好ましい溶剤は、例えば飽和脂
肪族または芳香族炭化水素類、例えばn−ペンタン、シ
クロヘキサンおよびトルエン、塩素化された炭化水素類
、例えばクロロホルムまたはクロロベンゼン、あるいは
エーテル類、例えばジエチルエーテルまたはテトラヒド
ロフランである。
【0016】場合により、オリゴシラザン類の製造は、
減圧下にあるいは1〜100バールの圧力の下に行うこ
ともできる。アンモニアは、気体としてあるいは液体と
して計量添加することができる。このプロセスを、連続
プロセスとして意図することもできる。
【0017】次いで、クロロシラザン類Cl2 R6 
Si−CH2 CH2 −SiR6 Cl2 、Cl3
 Si−CH2 CH2 −SiR7 Cl2 、R8
 SiCl3 またはR9 SiHCl3 との反応に
よりポリシラザン類を製造することができ、次いで繊維
強化複合材料の本発明による製造に最終的に使用するこ
とができる。
【0018】上記ポリシラザンを与えるためのこの反応
におけるクロロシラザン:オリゴシランザン(n=1)
のモノマー単位の反応体のモル比は、約0.1:1〜約
1.5:1であるのが好ましく、特に約0.1:1〜約
0.7:1であるのが好ましい。
【0019】これらの反応体のお互いの反応のために、
オリゴシラザン類を先ず反応容器に投入し、そして少な
くとも一種類の上記クロロシラザンをこれに添加するの
が好ましい。この反応が発熱反応であるので、互いに反
応する際に、温度を先ず30〜50℃に保持するのが好
ましい。次いで、この混合物を、100〜300℃、好
ましくは120〜250℃に加熱する。
【0020】反応が終了した際に、より容易に揮発する
化合物が、一般には真空を適用することによって反応容
器から除去される。
【0021】また、反応の際に生成したほとんどのNH
4 Clも、反応の際に反応混合物から昇華する。なお
も残存するNH4 Clは、不活性有機溶剤、例えばn
−ヘキサン、トルエンまたはエーテルにより本発明によ
り製造されたポリマー性クロロシラザンから抽出するこ
とによって分離することができる。
【0022】反応時間は、加熱速度および反応温度に依
存する。一般には3〜7時間の反応時間で充分である。
【0023】有機溶剤中でこの反応を行うことも可能で
ある。好適な溶剤として、反応体に対して不活性であり
、かつ充分に高い沸点を有しているもの、すなわち、例
えば飽和脂肪族または芳香族炭化水素類、例えばn−デ
カン、デカリン、キシレンおよびトルエン、塩素化炭化
水素類、例えばクロロベンゼンまたはエーテル、例えば
ジベンジルエーテルおよびジエチレングリコールジエチ
ルエーテル等が挙げられる。生成したNH4 Clが不
溶である溶剤を使用する場合、後者を濾別する。次いで
、本発明によるポリマー性クロロシラザンが減圧下に溶
剤を留去することによって得られる。
【0024】場合により、このプロセスを、減圧下に行
うことができる。これは、1〜10気圧の範囲の圧力下
に行うこともできる。
【0025】このプロセスは、連続プロセスとして意図
することもできる。本発明による方法においてポリシラ
ザン類とともに利用される繊維は、例えばC、Si、S
i3 N4 、Al2 O 3または炭素繊維強化炭素
からなることができる。例えば先ず溶融ポリシラザンを
繊維に紡糸し、これらを800〜1600℃の熱により
Si3 N4 繊維に転換し、これらから二次元構造物
を形成し、引き続いて本発明によりこれを同一または別
個の溶融ポリシラザンで含浸し、該ポリシラザンを溶融
不能な状態に転換し、そして該構造物を800〜200
0℃に加熱することも可能である。
【0026】上記ポリシラザンがアミン類により溶融不
能性が付与される場合には、メチルアミンまたはエチル
アミンが一般に使用される。しかしながら、ポリシラザ
ン類に溶融不能性を付与する好ましい薬剤は、NH3 
である。
【0027】本発明による段階の組み合わせは、連続し
て同一繊維に対して数回適用することもできる。
【0028】更に、マグネシウム、イットリウムまたは
稀土類金属の化合物を個々にまたは混合物として溶融ポ
リシラザンに繊維用フィラーとして溶解し、そして純粋
なポリシラザンの代わりにこの溶液で繊維を含浸するこ
とも可能である。特に好適な化合物は、ニトレート類、
アルコラート類、アセテート類またはアセチルアセトナ
ート類であり、単独でまたは混合物として使用される。
【0029】含浸された繊維は、加熱の前に成形物品に
成形することももちろんのこと可能である。
【0030】本発明は、更に上記方法によって得ること
ができる繊維強化複合材料に関するものでもある。
【0031】本発明は更にまた、繊維、セラミック、ア
モルファスまたは部分的に結晶性のマトリックスからな
り、該マトリックスが上記方法、とりわけ本発明の好ま
しい実施態様によって得られる、35〜60重量%のS
i、20〜40重量%のN、0〜25重量%のCl、0
〜25重量%のCおよび0〜20重量%のOを含有する
繊維強化複合材料に関するものである。
【0032】耐腐食性を増加させるために、仕上げされ
かつ既に機械的に処理された繊維強化複合材料をさらに
溶融ポリシラザンで、特に該材料を溶融ポリシラザンで
被覆し、被覆非溶融性を付与し、次いで該材料を窒素、
稀ガスまたはアンモニア雰囲気下で800〜1200℃
に加熱するのが有利である。
【0033】驚くべきことに、繊維強化複合材料の本発
明による製造において、溶融ポリシラザンによる単一の
含浸に続いてポリシラザンに溶融不能性を付与し、そし
て材料を加熱すると(三段階連続)、しばしば繊維複合
材料の完全に適当な破断強度となることを見出した。し
かしながら、繊維強化複合材料の破断強度および耐腐食
性のさらなる増加は、時折連続して行われる数回の三段
階連続によって達成することができる。
【0034】本発明による方法は、これらから構成され
た一次元構造物および二次元または三次元構造物、すな
わち繊維、織布物品、不織布、フィラメント、加工糸、
ストランドおよびネットワーク等の材料に同様にして適
用することができる。上記したとおり、用語「繊維」は
、これらの全ての構造物を代表的に使用されている。 繊維は、溶融ポリシラザンに浸漬するか、あるいは溶融
ポリシラザンを繊維上に滴下するかあるいは注ぐことが
できる。材料の比較的薄い含浸された領域からお互いの
頂部にこれらを積層することによって厚い成形物品を形
成し、そしてかゝる成形物品をポリシラザンを非溶融性
状態に転換した後にさらに加工することも有利であろう
。その他に、最初に材料の含浸されていない層をお互い
の頂部にこれらを積層し、そしてこの堆積物を全体的に
ポリシラザンで含浸することが良好であろう。
【0035】含浸された繊維の加熱(続いて、ポリシラ
ザンに溶融不能性を付与する)は、窒素または稀ガス雰
囲気下に800〜1200℃で行われ、約35〜60重
量%のSi、20〜35重量%のN、15〜30重量%
のCおよび残部としてOおよびClからなるアモルファ
スマトリックスが得られる。
【0036】一方、含浸された繊維の加熱がアンモニア
雰囲気の下にあるいはアンモニア−含有不活性ガス雰囲
気の下に800〜1200℃で行われた場合、約50〜
60重量%のSi、30〜40重量%のN、5重量%未
満のO、1重量%未満のCおよび1重量%未満のClか
らなるアモルファスが得られる。
【0037】N2 、稀ガスあるいはNH3 中で12
00℃〜1600℃、特に1400℃〜約1600℃に
加熱すると、部分的に結晶性でありかつ主としてβ−S
i3 N4 からなるマトリックスが得られる。
【0038】本発明は、さらに繊維強化複合材料を機械
的に操作し、引き続いて第1段階でこれを溶融ポリシラ
ザンに被覆し、第2段階で、ウロトロピンまたはアミン
類により溶融不能状態に転換し、そして第3段階で、窒
素、貴ガスまたはアンモニア雰囲気中で含浸された繊維
を800〜2000℃に加熱することからなる繊維強化
複合材料を被覆する方法に関するものであり、そして該
ポリシラザンは、式(I)
【0039】
【化3】
【0040】(式中、0≦a、b≦1、a+b≧0.3
、0≦c、d<0.7であり、nは約2〜12である)
で表されるオリゴシラザン類を少なくとも1種類のクロ
ロシラザンCl2 R6 Si−CH2 CH2 −S
iR6 Cl2 、Cl3 Si−CH2 CH2 −
SiR7 Cl2 、R8 SiCl3 またはR9 
SiHCl3 (式中、互いに独立して、R1 、R2
 およびR4 はH、C1 〜C6 −アルキル基また
はC2 〜C6 −アルケニル基であり、R3 、R5
 、R6 、R7 、R8およびR9 はC1 〜C6
 −アルキル基またはC2 〜C6 −アルケニル基で
ある)と30℃〜300℃で反応させることによって得
られる(但し、式(R1 SiHNH)n で表される
オリゴシラザン類とR9 SiHCl3 との反応は除
かれる)によって得られる。
【0041】この方法によって、酸化に対して不安定で
ある材料、例えば炭素繊維を窒化珪素を含有する層で被
覆してこれらの材料を高温下の酸化または腐食から保護
することが可能である。
【0042】NH3 を使用して上記の方法でポリシラ
ザンに非溶融性を付与するのが好ましい。
【0043】
【実施例】以下の実施例において、繊維強化複合材料の
屈折強度を、インストロン(Instron) 132
6ユニバーサル試験機で4点屈折破断強度としてUSA
標準MIL.−STD1942に従って試験した。
【0044】40mm/20mm支持体間隔を有する4
点支持体および寸法3.5mm×4.5mm×45mm
を有する検体上で500N/sの力の一定の増加。
【0045】実験レポートに続く実施例は、本発明を説
明する。パーセンテージ数値は、他に断りのない限り重
量%である。
【0046】実験レポート 式(I)で表される第1のオリゴシラザンおよびこれら
のポリシラザンを得ることができる方法の一般的記載を
、先ず以下に与える。利用される実際の反応体に関する
より正確な情報は、実験レポートの「ポリシラザン1」
ないし「ポリシラザン6」の節に見出される。繊維強化
複合材料の本発明による製造方法を説明する実施例を、
実験レポートの後に記載する。 a)オリゴシラザン類の製造 選択されたクロロシラザンを、攪拌機、冷却管および導
入管を有する2リットルの四つ口フラスコ中の1.5リ
ットルの無水テトラヒドロフランに溶解した。次いで、
アンモニアを、0℃から10℃までの温度で飽和が達成
されるまで通過させた。反応が終了した際に、この混合
物を解凍し、そして生成した塩化アンモニウムを除去し
た。
【0047】濾液から、テトラヒドロフランおよびその
他の揮発性成分を、約10mバールまでの減圧下にそし
て約40℃で除いた。溶剤のないオリゴシラザン類は、
透明でかつ直ちに移動するオイル分として残存した。 b)ポリシラザンの製造 得られたオリゴシラザンを、150mlのトルエンに溶
解し、そして選択された1種類または数種類のクロロシ
ラザンを注意深く添加した。この添加の間に、内部温度
は、50℃に上昇した。次いで、この混合物を、還流下
に2時間加熱し、そしてその際に、無色の沈澱が生成し
た。しかる後、溶剤を、減圧下に−78℃でコールドト
ラップに蒸留し、その際に、油浴の温度が15分毎に1
0℃上昇づつ上昇し、フラスコ内部の圧力はいくぶんか
減少し、もって最終的に220℃において0.1mバー
ルに達した。
【0048】この操作の際に、反応混合物のうちのいく
つかは容器の比較的に冷たい部分に昇華し、そして透明
な溶融物が残存した。冷却すると、これは、より粘稠に
なり、そして最終的には固形となった。すなわち、20
℃で、得られた物質は、ガラス質で、そして脆く、そし
て明らかに半透明であった。
【0049】ポリシラザン1: a=0.82、c=0.18およびb=d=0である式
(I)のオリゴシラザン、すなわち、
【0050】
【化4】
【0051】で表されるオリゴシラザンを、アンモニア
および200ml(223.0g;1.94モル)のC
H3 SiHCl2 および50ml(63.6g;0
.43モル)のCH3 SiCl3 から製造した。
【0052】ポリシラザンを生成するために、上記オリ
ゴシラザンを、200ml(223g;1.94モル)
のCH3 SiHCl2 と反応させた。
【0053】ポリシラザン2: a=0.5、b=0.4、d=0.1およびc=0であ
る式(I)のオリゴシラザン、すなわち、
【0054】
【化5】
【0055】で表されるオリゴシラザンを、アンモニア
および150ml(156.9g;1.24モル)の(
CH3 )2 SiCl2、200ml(245.4g
;0.96モル)のCl2 CH3 Si−CH2 C
H2 −SiCH3 Cl2 および50ml(67.
3g;0.43モル)のCl3 Si−CH2 CH2
 −SiCH3 Cl2 から製造した。
【0056】ポリシラザンを生成するために、上記オリ
ゴシラザンを、250ml(63.6;0.43モル)
のCH3 SiCl3 と反応させた。
【0057】ポリシラザン3: b=0.79、c=0.21およびa=d=0である式
(I)のオリゴシラザン、すなわち、
【0058】
【化6】
【0059】で表されるオリゴシラザンを、アンモニア
および300ml(386.1g;1144モル)のC
l2 CH3 Si−CH2 CH2 −SiCH3 
Cl2 および50ml(245.4g;0.96モル
)のH2 C=CH−SiCl3 から製造した。
【0060】ポリシラザンを生成するために、上記オリ
ゴシラザンを、250ml(63.3;0.4モル)の
CH3 SiCl3 と反応させた。
【0061】ポリシラザン4: a=0.73、b=0.27およびc=d=0である式
(I)のオリゴシラザン、すなわち、
【0062】
【化7】
【0063】で表されるオリゴシラザンを、アンモニア
および200ml(223g;1.94モル)のCH3
 HCl2 および150ml(184g;0.72モ
ル)のCl2 CH3 Si−CH2 CH2 −Si
CH3 Cl2 から製造した。
【0064】ポリシラザンを生成するために、上記オリ
ゴシラザンを、300ml(334.5;2.98モル
)のCH3 SiHCl2 と反応させた。
【0065】ポリシラザン5: b=1およびa=c=d=0である式(I)のオリゴシ
ラザン、すなわち、
【0066】
【化8】
【0067】で表されるオリゴシラザンを、アンモニア
および200ml(254g;0.96モル)のCl2
 CH3 Si−CH2 CH2 −SiCH3 Cl
2 から製造した。
【0068】ポリシラザンを生成するために、上記オリ
ゴシラザンを、21.1ml(26.9g;0.18モ
ル)のCH3 SiCl3 と反応させた。
【0069】ポリシラザン6: a=0.73、b=0.27およびc=d=0である式
(I)のオリゴシラザン、すなわち、
【0070】
【化9】
【0071】で表されるオリゴシラザンを、アンモニア
および200ml(223g;1.94モル)のCH3
 HCl2 および150ml(184g;0.72モ
ル)のCl2 CH3 Si−CH2 CH2 −Si
CH3 Cl2 から製造した。
【0072】ポリシラザンを生成するために、上記オリ
ゴシラザンを、100ml(111.5g;0.97モ
ル)のCH3 SiHCl2 と50ml(63.5g
;0.39モル)のH3 SiCl3 との混合物を反
応させた。
【0073】実施例1 ポリシラザン1および炭素繊維(Sigri  Gmb
h社,FRG,Meitingen製のSigrafi
l(登録商標名);各々直径7μmを有する4000本
の加工糸)を、容器に導入した。この容器を、窒素ガス
雰囲気下に配置し、そして150℃に加熱した。この炭
素繊維は、アセトン浴中であらかじめこれらのサイズか
ら遊離しておいた。含浸された炭素繊維を、ポリシラザ
ン溶融物から除去し、そして25℃に冷却した。この方
法で20本の炭素繊維を、互いに直角に層状に堆積して
ブロックを形成し、そしてこのブロックを、120℃で
50バールの圧力の下にプレス機でプレスした。このよ
うにして得られた成形物品を、NH3 ガス雰囲気下に
室温から250℃まで10時間に渡ってポリシラザンに
溶融不能性を与えるために加熱した。次いで、この成形
物品を、窒素ガス雰囲気の下に、20時間の加熱時間に
渡って2000℃に加熱し、次いで冷却した。得られた
繊維強化複合材料に対して測定した破断強度を、実施例
の次の表に記録する。
【0074】実施例2 繊維強化複合材料を、実施例1に記載の通りに製造した
。次いで、これを、実施例1に記載と同様のポリシラザ
ンを用いて2回のさらなる3−段階順序(含浸、非溶融
性の付与および加熱)を施した。得られた繊維強化複合
材料に対して測定された曲げ破断強度を再び表に記録す
る。
【0075】実施例3 ポリシラザン2および各々直径0.017mmを有する
1000本の加工糸を有するAl2 O3 −SiO2
 繊維を、容器中で窒素ガス雰囲気下に180℃に加熱
し、次いで、繊維を、上記溶融物から除去し、そして2
5℃に冷却した。含浸された繊維を、横方向法で層に形
成し、そして40バールの圧力でプレス機によりプレス
すると、成形物品が得られた。この含浸された材料を、
耐圧容器中でアンモニアガス雰囲気下に室温で2時間保
持し、次いで10バールのアンモニアガス雰囲気下に1
5時間に渡って1400℃に加熱し、この温度で10時
間保持し、引き続いて冷却した。このマトリックスは、
44重量%の範囲までα−Si3 N4 から構成され
ていた。得られた繊維強化複合材料に対して測定した破
断強度を、実施例の次の表に記録する。
【0076】実施例4 各々直径0.015mmの500本の加工糸を有するS
iC繊維を、不活性ガスとして窒素ガス雰囲気の下に、
5重量%の酢酸イットリウムを添加した溶融ポリシラザ
ン3の浴により延伸した。この方法で含浸されたSiC
繊維を、横方向法でお互いに頂部に堆積し、40バール
の圧力においてプレス機中で100℃の温度でプレスし
、そしてアンモニア雰囲気中で150℃で10分間保持
した。成形物を、15時間に渡って5バールの圧力下に
1700℃に加熱し、この温度で10時間放置し、そし
て冷却した。
【0077】マトリックスは、68重量%の範囲までβ
−Si3 N4 で構成された。得られた繊維強化複合
材料に対して測定された曲げ破断強度を、再び表に記録
する。
【0078】実施例5 ポリシラザン4を、不活性ガスとしてN2 ガスの雰囲
気の下に、溶融紡糸装置に導入し、そして160℃に加
熱し、そして溶融物を、0.1mmの紡糸口金によりピ
ストンにて力を印加した。紡糸された製造繊維を、20
μmの厚さにまで高い引き取り速度で、かつ1.50m
の繊維落下領域により延伸した。得られた繊維に、NH
3 ガス雰囲気下に溶融不能性を付与し、次いでNH2
 ガス雰囲気の下に、オーブンで分解した。これについ
て、温度を、10時間かけて25℃から1200℃まで
上昇し、1200℃で1時間保持し、次いで4時間かけ
て再び室温にまで降下させた。得られた繊維は、X−線
の下にアモルファスであり、そして主要成分としてのS
iおよびNに加えて、0.1重量%のC、0.6重量%
のClおよび2.0重量%のOをも含有していた。分解
のセラミック収量は、67重量%であった。この繊維の
引張強度は、2GPaであった。
【0079】このようにして製造された繊維は、不活性
ガスとして窒素ガス雰囲気下に溶融ポリシラザン5の浴
により各々500本の加工糸のストランドに延伸した。 この方法で含浸された繊維を、横方向法(crossw
ise  manner)でお互いに頂部に堆積し、そ
してバールの圧力の下に100℃でプレスすると、成形
物品が得られた。この成形物品を、NH3 ガス雰囲気
下に室温から150℃に5時間かけて加熱した。1バー
ルの窒素ガス圧力の下に、成形物を、20時間かけて1
200℃に加熱し、次いで冷却した。測定された曲げ破
断強度を、表に記録する。
【0080】実施例6 A)  ポリシラザン4を、実施例5と同様な方法で繊
維に紡糸した。次いでこのようにして製造されたポリシ
ラザン繊維を、純粋なアンモニアガス雰囲気の下に室温
から0.5K/分の加熱速度で500℃まで加熱し、引
き続いて6時間かけて500℃から1300℃まで加熱
することによって分解した。1300℃の温度を、1時
間保持し、次いで繊維4K/分の速度で室温にまで冷却
した。得られた繊維の元素組成は、54.1重量%のS
i、35.3重量%のN、5.8重量%のC、1.5重
量%のCl、2.9重量%のOおよび0.4重量%のH
であった。
【0081】X−線下にアモルファスであるこの繊維の
引張強度は、平均して2.4GPaであった。 B)  このようにして得られた繊維を、各々500本
の繊維のマルチフィラメントと併せ、窒素ガス雰囲気下
にポリシラザン6の溶融物により延伸した。
【0082】含浸された繊維束を、お互いに90°の角
度で積層した。得られた物品を、N2 ガス雰囲気下に
45バールの圧力下でプレスした。温度を100℃で2
時間保持した後に、この物品を、ゆっくりと室温に冷却
そ、そして圧力を開放した。
【0083】引き続きの分解を、N2 ガス−含有雰囲
気中で、そして特に0.5K/分の加熱速度で行った。 最終温度は、1350℃であり、そしてこの温度を、1
時間保持した。このようにして製造されたマトリックス
のX−線回折分析(XRD)は、少部分のα−Si3 
N4 相の微細結晶構造を示し、一方大部分のマトリッ
クスはアモルファスであった。
【0084】得られた繊維強化複合材料に対して測定さ
れた曲げ破断強度を、再び表に記録する。
【0085】実施例7500本の繊維からなるマルチフ
ィラメントを、実施例6A)と同様にして製造し、次い
で3−段階順序(含浸、非溶融性の付与および加熱)を
、3回連続して、実施例6B)に従って施した。曲げ破
断強度の結果を、以下の表に示す。
【0086】〔表〕

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1段階において、繊維を溶融ポリシ
    ラザンで含浸し、第2段階において、繊維中の該ポリシ
    ラザンをNH3 、ウロトロピンまたはアミン類により
    溶融不能状態に転換し、そして第3段階において、含浸
    された繊維を、窒素、貴ガスまたはアンモニア雰囲気中
    で800〜2000℃に加熱することからなり、該ポリ
    シラザンが、式(I) 【化1】 (式中、0≦a,b≦1、a+b≧0.3、0≦c,d
    <0.7であり、nは約2〜約12である)で表される
    オリゴシラザン類が少なくとも1種類のクロロシラザン
    Cl2 R6 Si−CH2 CH2 −SiR6 C
    l2 、Cl3 Si−CH2 CH2 −SiR7 
    Cl2 、R8 SiCl3 またはR9 SiHCl
    3 (式中、互いに独立して、R1 、R2 およびR
    4 はH、C1 〜C6 −アルキル基またはC2〜C
    6 −アルケニル基であり、R3 、R5 、R6 、
    R7 、R8 およびR9 はC1 〜C6 −アルキ
    ル基またはC2 〜C6 −アルケニル基である)と3
    0℃〜300℃で反応させることによって得られる(但
    し、式(R1 SiHNH)n で表されるオリゴシラ
    ザン類とR9 SiHCl3との反応は除かれる)繊維
    強化複合材料の製造方法。
  2. 【請求項2】  互いに独立して、R1 、R2 およ
    びR4 がH、C1 〜C3 −アルキル基またはC2
     〜C3 −アルケニル基であり、R3 、R5 、R
    6 、R7 、R8 およびR9 はC1 〜C3 −
    アルキル基またはC2〜C3 −アルケニル基である請
    求項1の方法。
  3. 【請求項3】  R1 =H、R2 =R3 =R5 
    =R6 =R7 =R9 =CH3 であり、そして互
    いに独立して、R4 およびR8 がCH3 またはビ
    ニル基である請求項1の方法。
  4. 【請求項4】  C、SiC、Si3 N4 またはA
    l2O4 の繊維または炭素繊維強化炭素を使用する請
    求項1〜3のいずれか一つの方法。
  5. 【請求項5】  溶融ポリシラザンを先ず繊維に紡糸し
    、これらを800〜1600℃の熱により窒化珪素を含
    有する繊維に転換し、二次元または三次元構造物を該繊
    維から形成し、ついでこれを同一または別個の溶融ポリ
    シラザンに含浸し、ポリシラザンを溶融不能状態に転換
    し、そして構造物を800〜2000℃に加熱する請求
    項1〜3のいずれか一つの方法。
  6. 【請求項6】  一連の3つのプロセス段階を同一繊維
    に対して少なくとも三回連続して行う請求項1〜5のい
    ずれか一つの方法。
  7. 【請求項7】  マグネシウム、アルミニウム、イット
    リウムまたは稀土類金属を、個々にまたは混合物として
    繊維のためのフィラーとして溶融ポリシラザン中に溶解
    し、そして繊維を純粋なポリシラザンの代わりにこの溶
    液で含浸する請求項1〜6のいずれか一つの方法。
  8. 【請求項8】  上記金属のニトレート、アルコラート
    、アセテートまたはアセチルアセトネートを、個々にま
    たは混合物としてフィラーとしてとして使用する請求項
    1の方法。
  9. 【請求項9】  請求項1〜8のいずれか一つの方法に
    より得られる繊維強化複合材料。
  10. 【請求項10】  繊維およびセラミック、アモルファ
    スまたは部分的に結晶性のマトリックスからなり、該マ
    トリックスが請求項1〜8のいずれか一つの方法により
    得られる35〜60重量%のSi、20〜40重量%の
    N、0〜25重量%のCl、0〜35重量%のCおよび
    0〜20重量%のOを含有する繊維強化複合材料。
  11. 【請求項11】  請求項9の繊維強化複合材料を機械
    的に処理し、引き続いて第1段階でこれを溶融ポリシラ
    ザンに被覆し、第2段階で、ウロトロピンまたはアミン
    類により溶融不能状態に転換し、そして第3段階で、被
    覆された繊維を、窒素、貴ガスまたはアンモニア雰囲気
    中で800〜2000℃に加熱することからなる繊維強
    化複合材料を被覆する方法。
  12. 【請求項12】  請求項11の方法により得られる被
    覆された繊維強化複合材料。
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