JPH04216023A - 表皮一体成形方法 - Google Patents
表皮一体成形方法Info
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- JPH04216023A JPH04216023A JP41012290A JP41012290A JPH04216023A JP H04216023 A JPH04216023 A JP H04216023A JP 41012290 A JP41012290 A JP 41012290A JP 41012290 A JP41012290 A JP 41012290A JP H04216023 A JPH04216023 A JP H04216023A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
-
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- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
- B29C2045/14114—Positioning or centering articles in the mould using an adhesive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック成形品の
表皮材と芯材の一体付形加工を行う表皮一体成形方法に
関するものである。
表皮材と芯材の一体付形加工を行う表皮一体成形方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年自動車用内装プラスチック成形品に
おいて、衝突時の安全対策又は内装の豪華さを売物にし
たソフト化仕上げの傾向があり、布帛やカーペット類又
はプラスチックフォーム等をプラスチック成形品表面に
貼付けた複合体成形品の需要が増加している。従来もこ
れら表皮材の貼付けと、付形を一体加工する成形方法が
種々提案されている。
おいて、衝突時の安全対策又は内装の豪華さを売物にし
たソフト化仕上げの傾向があり、布帛やカーペット類又
はプラスチックフォーム等をプラスチック成形品表面に
貼付けた複合体成形品の需要が増加している。従来もこ
れら表皮材の貼付けと、付形を一体加工する成形方法が
種々提案されている。
【0003】その1例として特開昭60─212343
号公報に示す一体成形方法を図8〜図10により説明す
ると、これは起毛表皮材15の起毛表面と金型14の型
面との間にプラスチックフォーム17を介在させた後、
溶融樹脂を射出して成形を行うことにより、起毛つぶれ
が発生せずに、外観品質の良好な起毛表皮品18を得る
方法である。また従来金型内に溶融樹脂溜りを設け、一
端ここに溶融樹脂を射出後、この樹脂をスクリュとは別
の駆動源により表皮材が設置されている金型内へ押出し
ながら金型を閉じる射出圧縮成形方法が提案されている
。以上2つの方法は何れも、柔らかな布帛材の風合いを
保ち、かつ成形品と所定の接着力を有する表皮一体成形
方法である。
号公報に示す一体成形方法を図8〜図10により説明す
ると、これは起毛表皮材15の起毛表面と金型14の型
面との間にプラスチックフォーム17を介在させた後、
溶融樹脂を射出して成形を行うことにより、起毛つぶれ
が発生せずに、外観品質の良好な起毛表皮品18を得る
方法である。また従来金型内に溶融樹脂溜りを設け、一
端ここに溶融樹脂を射出後、この樹脂をスクリュとは別
の駆動源により表皮材が設置されている金型内へ押出し
ながら金型を閉じる射出圧縮成形方法が提案されている
。以上2つの方法は何れも、柔らかな布帛材の風合いを
保ち、かつ成形品と所定の接着力を有する表皮一体成形
方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
従来の方法では、布帛材のなかで表面の繊維の羽毛立ち
のない扁平な織物類又は不規則な繊維の集合体である不
織布類については、加工前の布帛の風合いが保持されて
所期の目的を達成し得る表皮体貼付け成形品が得られる
。ところが図7に示すような起毛編物や、モケットと呼
ばれる起毛織布類では、繊維19が密生して直立してい
るため、溶融樹脂を流しながら布帛類を接着する従来の
加工法では繊維19の倒れが発生して表面外観、風合い
が損なわれる問題があった。また直立している繊維の倒
れた量が成形品の各部で異なってまだら模様となったり
、その直立している繊維の倒れる方向が成形品各部で異
なってまだら模様となる問題があった。
従来の方法では、布帛材のなかで表面の繊維の羽毛立ち
のない扁平な織物類又は不規則な繊維の集合体である不
織布類については、加工前の布帛の風合いが保持されて
所期の目的を達成し得る表皮体貼付け成形品が得られる
。ところが図7に示すような起毛編物や、モケットと呼
ばれる起毛織布類では、繊維19が密生して直立してい
るため、溶融樹脂を流しながら布帛類を接着する従来の
加工法では繊維19の倒れが発生して表面外観、風合い
が損なわれる問題があった。また直立している繊維の倒
れた量が成形品の各部で異なってまだら模様となったり
、その直立している繊維の倒れる方向が成形品各部で異
なってまだら模様となる問題があった。
【0005】このように起毛編物やモケット類の表皮体
貼付け成形品において、直立した繊維が倒れる原因は、
丁度家庭用のアイロンにおいて布地をプレスセットする
作用に似ている。即ち、起毛編物やモケット類が金型に
セットされる状態では繊維は直立しているが、この繊維
の裏側と金型壁面で構成される1〜2mm程度の隙間を
高温度の溶融樹脂が流動するので樹脂圧力が発生し、布
帛は金型壁面に圧接されて繊維の倒れが発生することに
なる。しかしこの流動圧は、表皮体成形品のもう一方の
機能である布帛の接着力を得るためには必要である。即
ち、起毛表皮材等の表皮体が成形品に貼付いているのは
、溶融樹脂が布帛の繊維間に浸入して得られる投錨効果
と考えられるため、ある程度の樹脂圧が必要である。 従来技術では布帛の風合いの保持と、布帛の接着力の関
係が背反現象であるため、両立が困難であった。
貼付け成形品において、直立した繊維が倒れる原因は、
丁度家庭用のアイロンにおいて布地をプレスセットする
作用に似ている。即ち、起毛編物やモケット類が金型に
セットされる状態では繊維は直立しているが、この繊維
の裏側と金型壁面で構成される1〜2mm程度の隙間を
高温度の溶融樹脂が流動するので樹脂圧力が発生し、布
帛は金型壁面に圧接されて繊維の倒れが発生することに
なる。しかしこの流動圧は、表皮体成形品のもう一方の
機能である布帛の接着力を得るためには必要である。即
ち、起毛表皮材等の表皮体が成形品に貼付いているのは
、溶融樹脂が布帛の繊維間に浸入して得られる投錨効果
と考えられるため、ある程度の樹脂圧が必要である。 従来技術では布帛の風合いの保持と、布帛の接着力の関
係が背反現象であるため、両立が困難であった。
【0006】本発明は前記従来の課題を解決するために
提案されたものである。
提案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、起毛
繊維面を有する表皮体を金型内に設置保持し、溶融樹脂
を射出充填する表皮一体成形方法において、金型キャビ
ティ又はコア表面全面、或いは一部表面に両面粘着テー
プ類を施行するか、これと同一の機能を有する粘着剤等
を塗布し、同施行面又は塗布面に起毛繊維面が対面する
ように表皮体を設置保持した後、溶融樹脂を射出充填す
るようにしたもので、これを課題解決のための手段とす
るものである。
繊維面を有する表皮体を金型内に設置保持し、溶融樹脂
を射出充填する表皮一体成形方法において、金型キャビ
ティ又はコア表面全面、或いは一部表面に両面粘着テー
プ類を施行するか、これと同一の機能を有する粘着剤等
を塗布し、同施行面又は塗布面に起毛繊維面が対面する
ように表皮体を設置保持した後、溶融樹脂を射出充填す
るようにしたもので、これを課題解決のための手段とす
るものである。
【0008】
【作用】起毛編物やモケット等の繊維が直立している布
帛類に対し、金型壁面に粘着テープ類を施行するか、粘
着剤を塗布して布帛類を保持する。そしてこの状態のま
ま型閉じした後射出充填すると、溶融樹脂圧により直立
した起毛繊維が金型壁面に圧接されて粘着剤により一時
的に接着される。その後溶融樹脂の冷却が進行し、成形
品となった状態で成形品の突出し時に、一時的に接着し
た繊維を粘着テープ類又は粘着剤から剥がすと、同繊維
は起き上がって再起毛され、加工前と同様な布帛の風合
いを有するものとなる。
帛類に対し、金型壁面に粘着テープ類を施行するか、粘
着剤を塗布して布帛類を保持する。そしてこの状態のま
ま型閉じした後射出充填すると、溶融樹脂圧により直立
した起毛繊維が金型壁面に圧接されて粘着剤により一時
的に接着される。その後溶融樹脂の冷却が進行し、成形
品となった状態で成形品の突出し時に、一時的に接着し
た繊維を粘着テープ類又は粘着剤から剥がすと、同繊維
は起き上がって再起毛され、加工前と同様な布帛の風合
いを有するものとなる。
【0009】即ち前述の成形方法では、直立した起毛繊
維が金型壁面に圧接されるので、繊維はその樹脂圧レベ
ルに応じて倒れ、金型壁面にセットされている粘着剤に
より一時的に繊維が倒れたまま保持される。このとき繊
維の根元部分には、溶融樹脂から熱が伝達される。一般
に布帛を構成する繊維は、ポリエステルやポリプロピレ
ン等の合成繊維であるので、繊維の温度が100℃程度
になると軟化し容易に変形して倒れる。この容易に繊維
が変形し得る状態で金型を開き、成形品を突き出すと、
一時的に倒れていた繊維が粘着テープの粘着剤等により
引張られて再度起毛された状態となる。
維が金型壁面に圧接されるので、繊維はその樹脂圧レベ
ルに応じて倒れ、金型壁面にセットされている粘着剤に
より一時的に繊維が倒れたまま保持される。このとき繊
維の根元部分には、溶融樹脂から熱が伝達される。一般
に布帛を構成する繊維は、ポリエステルやポリプロピレ
ン等の合成繊維であるので、繊維の温度が100℃程度
になると軟化し容易に変形して倒れる。この容易に繊維
が変形し得る状態で金型を開き、成形品を突き出すと、
一時的に倒れていた繊維が粘着テープの粘着剤等により
引張られて再度起毛された状態となる。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の実施例を示す。先ず図1にお
いて表皮一体成形用金型は、固定金型1と可動金型2に
より構成されており、本実施例では可動金型2の表面に
両面粘着テープ3を貼付け、又は同等の機能を有する粘
着剤が塗布されている。また図中5は溶融樹脂、6はス
クリュ、7はキャビティ、9は突出しピン、10は突出
し棒、11はエジェクタシリンダである。
と、図1〜図4は本発明の実施例を示す。先ず図1にお
いて表皮一体成形用金型は、固定金型1と可動金型2に
より構成されており、本実施例では可動金型2の表面に
両面粘着テープ3を貼付け、又は同等の機能を有する粘
着剤が塗布されている。また図中5は溶融樹脂、6はス
クリュ、7はキャビティ、9は突出しピン、10は突出
し棒、11はエジェクタシリンダである。
【0011】図2は可動金型2が型開きした状態を示し
、両面粘着テープ3により起毛面を有する表皮材4が保
持固定されている。図3は可動金型2の表面に貼付けら
れた両面粘着テープ3又は粘着剤を介して表皮材4の起
毛面を接着保持固定した状態で型閉じした後、溶融樹脂
5が充填中の状態を示す。溶融樹脂5は、スクリュ6に
より金型キャビティ7内に射出充填される。次いでスク
リュ6がさらに左方向へ前進することにより射出が完了
する。その後金型1,2内の表皮一体成形品8は冷却さ
れる。冷却時図5のように表皮材4の繊維は倒れたまま
可動金型2の両面粘着テープ3又は粘着剤に接着してい
る。
、両面粘着テープ3により起毛面を有する表皮材4が保
持固定されている。図3は可動金型2の表面に貼付けら
れた両面粘着テープ3又は粘着剤を介して表皮材4の起
毛面を接着保持固定した状態で型閉じした後、溶融樹脂
5が充填中の状態を示す。溶融樹脂5は、スクリュ6に
より金型キャビティ7内に射出充填される。次いでスク
リュ6がさらに左方向へ前進することにより射出が完了
する。その後金型1,2内の表皮一体成形品8は冷却さ
れる。冷却時図5のように表皮材4の繊維は倒れたまま
可動金型2の両面粘着テープ3又は粘着剤に接着してい
る。
【0012】冷却が完了すると、図4に示すように表皮
一体成形品8は突出しピン9により可動金型2面から離
型され、粘着テープ3又は粘着剤により、一時的に倒れ
て接着していた表皮材4の繊維は起き上がり図6に示す
ように再起毛された表皮一体成形品8となる。なお突出
しピン9は、突出し棒10を介してエジェクタシリンダ
11により駆動される。
一体成形品8は突出しピン9により可動金型2面から離
型され、粘着テープ3又は粘着剤により、一時的に倒れ
て接着していた表皮材4の繊維は起き上がり図6に示す
ように再起毛された表皮一体成形品8となる。なお突出
しピン9は、突出し棒10を介してエジェクタシリンダ
11により駆動される。
【0013】両面粘着テープ類の施行又は同等の機能を
有する粘着剤の塗布は、本実施例のように可動側に限定
されるものではなく、成形品や金型構造によっては固定
側となる場合もある。また、両面粘着テープ類の施行又
は同等の機能を有する粘着剤の塗布は、本実施例のよう
に常に成形品の全面に実施せず、部分的に実施したり、
各種模様を施すことにより、粘着剤に接触した部分のみ
繊維が起毛した模様入りの表皮一体成形品を得ることが
出来る。
有する粘着剤の塗布は、本実施例のように可動側に限定
されるものではなく、成形品や金型構造によっては固定
側となる場合もある。また、両面粘着テープ類の施行又
は同等の機能を有する粘着剤の塗布は、本実施例のよう
に常に成形品の全面に実施せず、部分的に実施したり、
各種模様を施すことにより、粘着剤に接触した部分のみ
繊維が起毛した模様入りの表皮一体成形品を得ることが
出来る。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、起毛
繊維面を有する表皮体を金型内に設置保持し、溶融樹脂
を射出充填する表皮一体成形方法であるので、表皮一体
成形品が金型から離型する際起毛繊維が起き上がり、起
毛編物やモケットと呼ばれる起毛繊維が直立して密生し
た布帛でも繊維が倒れず、加工前の風合いを保持した表
皮一体成形品を得るとが出来る。また樹脂の種類に関係
なく、高品質の表皮一体成形品を得ることが出来る。即
ち、ポリカーボネートやアクリル樹脂の高粘度樹脂で表
皮体に高い樹脂圧が印加されても、成形品離型時に表皮
体の繊維は再起毛される。従って本発明によると、成形
条件又は成形品形状に関係なく高品質の表皮一体成形品
を得ることが出来る。
繊維面を有する表皮体を金型内に設置保持し、溶融樹脂
を射出充填する表皮一体成形方法であるので、表皮一体
成形品が金型から離型する際起毛繊維が起き上がり、起
毛編物やモケットと呼ばれる起毛繊維が直立して密生し
た布帛でも繊維が倒れず、加工前の風合いを保持した表
皮一体成形品を得るとが出来る。また樹脂の種類に関係
なく、高品質の表皮一体成形品を得ることが出来る。即
ち、ポリカーボネートやアクリル樹脂の高粘度樹脂で表
皮体に高い樹脂圧が印加されても、成形品離型時に表皮
体の繊維は再起毛される。従って本発明によると、成形
条件又は成形品形状に関係なく高品質の表皮一体成形品
を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の側断面図である
。
。
【図2】図1の状態から金型が開いた状態の側断面図で
ある。
ある。
【図3】図1の如く金型が閉じて射出充填している状態
の側断面図である。
の側断面図である。
【図4】射出終了後表皮一体成形品を離型している状態
の側断面図である。
の側断面図である。
【図5】表皮一体成形品の表皮体の起毛部が一時的に接
着されている状態の側面図である。
着されている状態の側面図である。
【図6】図5の状態から再起毛された表皮一体成形品の
側面図である。
側面図である。
【図7】繊維が直立密生している布帛よりなる表皮体の
断面図である。
断面図である。
【図8】従来の成形法における金型の側断面図である。
【図9】図8に表皮体を保持し射出成形中の状態の側断
面図である。
面図である。
【図10】従来の表皮一体成形品の側断面図である。
1 固定金型
2 可動金型
3 粘着テープ
4 表皮材
5 溶融樹脂
7 キャビティ
8 成形品
Claims (1)
- 【請求項1】 起毛繊維面を有する表皮体を金型内に
設置保持し、溶融樹脂を射出充填する表皮一体成形方法
において、金型キャビティ又はコア表面全面、或いは一
部表面に両面粘着テープ類を施行するか、これと同一の
機能を有する粘着剤等を塗布し、同施行面又は塗布面に
起毛繊維面が対面するように表皮体を設置保持した後、
溶融樹脂を射出充填することを特徴とする表皮一体成形
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41012290A JPH04216023A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 表皮一体成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41012290A JPH04216023A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 表皮一体成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216023A true JPH04216023A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18519338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41012290A Pending JPH04216023A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | 表皮一体成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04216023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2955287A1 (fr) * | 2010-01-20 | 2011-07-22 | Faurecia Interieur Ind | Procede de fixation d'un composant d'un ensemble d'habillage interieur sur un organe d'un outil de formage |
WO2021160215A1 (de) * | 2020-02-13 | 2021-08-19 | Markus Brzeski | Verfahren zum herstellen von faserverstärkten kunststoffteilen, fixierung mittels doppeslseitiger kebeschicht |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5465763A (en) * | 1977-11-04 | 1979-05-26 | Aron Kasei Kk | Injection molding of synthetic resin mat having plate member such as felt |
JPS60212343A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | トヨタ自動車株式会社 | 起毛表皮を有する積層成形品 |
JPS639516A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | Nippon Plast Co Ltd | 起毛表皮体を有する合成樹脂製品の製造方法 |
JPS6367130A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-25 | Nippon Plast Co Ltd | 起毛表皮体を有する合成樹脂製品の製造方法 |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP41012290A patent/JPH04216023A/ja active Pending
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