JPH04215909A - 梱包方法および装置 - Google Patents

梱包方法および装置

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Publication number
JPH04215909A
JPH04215909A JP2401548A JP40154890A JPH04215909A JP H04215909 A JPH04215909 A JP H04215909A JP 2401548 A JP2401548 A JP 2401548A JP 40154890 A JP40154890 A JP 40154890A JP H04215909 A JPH04215909 A JP H04215909A
Authority
JP
Japan
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band
slide table
press
end side
original position
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2401548A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaku Sumino
角野 耕作
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SUTORAPATSUKU KK
Strapack Corp
Original Assignee
SUTORAPATSUKU KK
Strapack Corp
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Publication date
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Priority to KR1019910018076A priority patent/KR920011891A/ko
Priority to DE199191309656T priority patent/DE490477T1/de
Priority to DE69104332T priority patent/DE69104332D1/de
Priority to EP91309656A priority patent/EP0490477B1/en
Publication of JPH04215909A publication Critical patent/JPH04215909A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H13/00Lifting the ends of piles to facilitate the formation of overlapped piles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/04Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes with means for guiding the binding material around the articles prior to severing from supply
    • B65B13/08Single guide or carrier for the free end of material movable part-away around articles from one side only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンドによる梱包方法
及び装置に関し、特にスライドテーブルの原位置で被梱
包物に巻回した梱包バンドの先端側と供給端側をスライ
ドテーブル下方で重ね合わせるように配置するに際し、
バンド供給端側把持機構と溶着機構とバンド先端把持機
構、又は少なくとも前記溶着機構と一方の前記把持機構
が、スライドテーブルと独立して前記原位置下から後退
し、前記梱包バンドの先端側と供給端側のバンド重合部
を溶着する際に、バンド供給端側把持機構と溶着機構と
バンド先端把持機構、又は少なくとも前記溶着機構と一
方の前記把持機構が前記原位置下に前進する梱包方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の梱包装置においては、バンドの供
給、引き戻し、引締め、溶着、切断に必要な緒機構から
成るコントロール部を梱包機本体に備え、前記バンド供
給機構により本体外あるいは本体上に跨設したバンド案
内アーチ内にバンドを送給し、本体上に載置した被梱包
物Wを囲繞するようループ状に配置して引き戻し、引締
め機構によりバンドを被梱包物Wに巻回するよう引き戻
し、引締め、溶着切断機構により、溶着し梱包するもの
である。
【0003】前記コントロール部は図24に示すように
、互いに略平行に立設する二の縦機枠11a,11b間
でスライドテーブル31を擺動自在に設け、該スライド
テーブル31の先端部分の下方に、前記二の機枠11a
,11b間に軸着したプレスカム軸12に複数のプレス
カム13a,b,cを楔着し、前記機枠11a,11b
間に箱型を成すブロック99を固設し、該ブロック99
内に複数のプレスブロックすなわち右プレス101、中
プレス102、左プレス103を収容して前記プレスカ
ム13a,b,cに従動して昇降自在に設けている。 右プレス101はバンド先端側を前記スライドテーブル
31の先端部分との間で把持するバンド先端把持機構で
、中プレス102は前記右プレス101との間でバンド
を切断し、図示せざるヒータにより溶融されたバンド先
端側と供給端側とのバンド重合部をスライドテーブル3
1との間で加圧、溶着する溶着機構で、左プレス103
は引き戻し引き締められたバンドの供給端側をスライド
テーブル31との間で把持するバンド供給端側把持機構
である。
【0004】さらに、前記右プレス101の上方に断面
が略三角形上の通孔98を穿設し、この通孔98のバン
ド出口の上部端縁にカッター上刃24を形成する。また
、中プレス102の上端の右プレス101との摺接面に
カッター下刃25を取付け、通孔98のバンド入口にバ
ンドシュータ105のバンド通過路の出口を臨ませて成
る。バンドシュータ105のバンド通過路には回転駆動
手段に連結するフィードローラ108と該フィードロー
ラに圧接し従動するタッチローラ109を設けている。 また、前記右プレス101の通孔98のバンド供給方向
前方には前記通孔98に連通するバンド通過溝を備える
バンドガイド104を、スライドテーブル31の先端部
分と左プレス103および中プレス102との間で、ス
ライドテーブル31の擺動方向と同方向に擺動自在に設
けている。
【0005】また、前記バンドガイド104のバンド通
過溝のバンド供給方向前方端には左バンドウェイ106
のバンド通過路が連通し、該左バンドウェイ106のバ
ンド通過路はバンド案内アーチに連通している。さらに
、バンド案内アーチのバンド通過路のバンド供給方向前
方端には前記スライドテーブル31と前記バンドガイド
104との間に形成された間隙に連通するバンド通過路
を備える右バンドウェイ107を設けている。
【0006】以上の梱包装置における梱包に際して、バ
ンドリールあるいはプールボックス内から引き出したバ
ンド先端は回転駆動手段により正転するフィードローラ
108とタッチローラ109間に挟圧されバンドシュー
タ105のバンド通過路を経て、右プレスの通孔98、
バンドガイド104のバンド通過溝、左バンドウェイ1
06のバンド通過路からバンド案内アーチ内へと送給さ
れる。そして、バンド先端がスライドテーブル31下方
のストッパー又はバンド先端の到達を検知するスイッチ
に当接すると、この当接を検知したスイッチ手段又はフ
ィードローラの正転時間を制御するタイマーの信号によ
り前記両ローラ108、109の正転が終了し、同時に
プレスカム軸12が回転して右プレス101が上昇し、
スライドテーブル31との間でバンドの先端側を固定し
た後、フィードローラ108およびタッチローラ109
を逆転させてバンドを引き戻して被梱包物に巻き付かせ
た後、図示せざるバンド引締機構によってバンドの供給
端側を引締め、この引締め終了後左プレス103を上昇
させてバンド供給端を固定すると共に、フィードローラ
及び又は引締機構によるバンドの緊張状態を解除したの
ち、中プレス102の上昇により、この中プレス102
を上端のカッター下刃25と右プレス101の通孔98
のバンド出口の上縁に設けたカッター上刃24とでバン
ドの供給端側を切断すると共に、図示せざるヒータによ
って重合状態で溶融されたバンドを押圧して圧着し、被
梱包物の梱包を行い、前記各プレス部材等が旧位に復帰
して、再び、前記フィードローラによって、バンド案内
アーチ内へバンドを供給して梱包の一工程を終了する。
【0007】また、梱包機本体上に載置した被梱包物W
の周囲にバンドを自動的に巻回する手段としては、前述
のバンド案内アーチの他に特開昭60−77819号公
報に開示されているように、搬送通路の側方に、先端に
バンドを把持するためのバンドグリッパーを設けたアー
ムを回転可能に設け、前述のコントロール部内を通過し
たバンドの先端を前記バンドグリッパーで把持し、アー
ムを一回転してバンドを被梱包物Wに周回して前記バン
ド先端を直接バンド先端把持機構に挿入する装置がある
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のバンド案内アー
チを備えた梱包装置にあっては、バンドをバンド案内ア
ーチ内へ供給する工程において、バンドはリールに巻回
されており、へ字状となる巻くせがあるため、バンド走
行中、バンド先端がバンド通過路内に引っ掛かりバンド
が重畳状に屈曲し、所謂ニッピングづまりを生じる場合
がある。特に、右プレス101の通孔98内は、一対の
ローラ108、109によるバンド送りの力は強く、ま
た、カッター上刃24の先端はすくい角を持たせるため
鋭角に形成する必要があり、通孔98内の上面はバンド
の入口から出口に向かって下方へ傾斜するよう形成され
、バンドシュータ105がバンドの入口から出口に向か
って上方に傾斜して取り付けられ、通孔98の出口はバ
ンドガイド104のバンド通過溝と略同じ大きさに形成
され、断面略三角形状を呈するので、バンドシュータ1
05内やバンドガイド104のバンド通過溝に比べ相対
的に広い空間となる通孔98はバンドの撓みが集中しや
すく、この通孔98内で図24に示すようにバンドがニ
ッピングづまりを生じ、バンドの引き戻し又は次回バン
ド供給が不可能と成る場合がある。このような事態は、
近年多用されている細幅、軟質のバンドには顕著に発生
する。すなわち、スライドテーブル31と前記各プレス
部材との狭い空間に設けたバンドガイド104はスライ
ドテーブル31と略平行に設ける必要があるので、バン
ドガイド104のバンド通過溝に連通する右プレスの通
孔は上方に位置するが、この通孔の入口に連通するバン
ドシュータ105は右バンドウェイ107の下方に位置
するため、またバンドシュータ105のバンド通過路に
前記一対のローラ108、109を設ける場合は特に、
バンドシュータ105をバンドの入口から出口に向かっ
て上方に傾斜して取り付けることになるので、上記のよ
うに右プレス101の通孔98内でのニッピングづまり
を生じ易くしていた。
【0009】さらに、前述した特開昭60−77819
号公報に開示されているアームに設けたバンドグリッパ
ーにより把持したバンド先端を被梱包物Wに周回してバ
ンド先端把持機構に挿入するに際し、右プレス101、
中プレス102、左プレス103などが障害となるため
、前記バンドグリッパーがスライドテーブル31の下方
に位置するまでアームを回動することはできない。した
がって、前記バンドグリッパーにより該部の把持部から
突出したバンド先端部分を長くして把持し、アームのバ
ンドグリッパーをバンド先端把持機構の手前で停止せし
めて、前記バンド先端部分のバンド先端をバンド先端把
持機構たる右プレスとスライドテーブル間に挿入する必
要がある。しかし、バンド先端部分が長いために、バン
ドを前記右プレスに挿入する際に、バンド先端は振れて
不安定となり、特に前述したように細幅あるいは薄いバ
ンドなどの安価なバンドは、バンド自体の強さ(弾性)
が弱いために、バンド先端の位置がより一層不安定とな
り、バンド先端を前記右プレスとスライドテーブル間に
スムーズに挿入できないという問題点があった。
【0010】また、従来の梱包装置においては、梱包機
本体上に被梱包物Wを載置し、バンド案内アーチ内に送
給されたバンドの先端を右プレスで把持し、バンドの供
給端をバンド引き戻し機構により引き戻すと、アーチの
バンド通過路内のバンドはその供給端側から脱出し始め
波打って飛び出し、バンドは被梱包物Wの周囲を滑走し
ながら被梱包物Wに巻回することになり、そのために所
望のバンド梱包位置に梱包されないという状態、いわゆ
る「バンドぶれ」が生じていた。このバンドぶれはバン
ドが被梱包物Wに斜めにかかることになるために梱包後
のバンドゆるみの原因となり、好ましくないものである
。さらに、細幅あるいは薄いバンドなどの安価なバンド
は、バンド自体の強さ(弾性)が弱いために、バンド案
内アーチ内にバンド送給時にバンド通過路内でバンドの
ニッピングづまりが生じ易いものであった。また、一対
のローラにより供給、引き戻し引き締められるバンドは
、その表面が摩耗してしまい特にエンボスの無いバンド
はその摩滅が著しく、次回アーチ内へのバンド供給工程
に悪影響をおよぼすものであった。そこで、例えばバン
ド先端をコントロール部内の把持機構で把持し、被梱包
物Wの周囲に回転あるいは回動するアームの先端でバン
ドの供給端側を保持して案内し、バンド先端から供給端
側へとバンドを順次被梱包物Wの周囲に巻回することに
よって、上記「バンドぶれ」や「バンド摩滅」などの問
題点を解消できるものであるが、従来の梱包装置では右
プレス101、中プレス102、左プレス103などが
障害となるため、前記スライドテーブルの原位置で被梱
包物Wに巻回した梱包バンドの供給端側を案内するアー
ムの先端をスライドテーブル下方に臨ませてバンドの先
端側と供給端側の重合部を形成し引き締めることは不可
能であった。
【0011】本発明は叙上の問題点を解決するために開
発されたもので、梱包機本体上に載置した被梱包物に巻
回する梱包バンドの先端側と供給端側を重ね合わせるよ
うに配置するに際し、スライドテーブル31下方の左プ
レスと中プレスと右プレス、又は少なくとも中プレスと
他の一方のプレスをスライドテーブルから独立してスラ
イドテーブルの原位置下から後退せしめてスライドテー
ブルの原位置下方に広い空間を設けて、梱包バンドの先
端側又は供給端側をスライドテーブル下方にスムーズに
挿入又は通過せしめることを可能とする梱包方法及び装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の梱包方法としては、フレームカム15又は
15aの回転によりスライドテーブル31を該部の原位
置に前進させた状態で、バンドリールから引き出した梱
包バンドの先端部分をスライドテーブル31下方に臨ま
せ、梱包機本体上に載置した被梱包物Wの周囲に巻回し
た梱包バンドの供給端側をスライドテーブル31下方に
臨ませて、前記梱包バンドの先端側と供給端側とを重ね
合わせるように配置するに際し、フレームカム15又は
15bの回転により前記プレス支持フレーム27を擺動
してバンド供給端側把持機構(以下「左プレス」という
)とバンド供給端の切断機構およびバンド重合部の溶着
機構(以下「中プレス」という)とバンド先端把持機構
(以下「右プレス」という)、又は少なくとも前記中プ
レス22と前記右プレス41をスライドテーブルの原位
置下から後退せしめ、その後、梱包バンドの先端側と供
給端側の重合部を切断、溶着するに際し、フレームカム
15又は15bの回転により前記プレス支持フレーム2
7を擺動して左プレス23と中プレス22と右プレス4
1、又は少なくとも中プレス22と右プレス41をスラ
イドテーブルの原位置下に前進せしめ、梱包バンドの先
端を前記右プレス41とスライドテーブル31間で把持
し、次いでバンド引締め機構によりバンドの供給端側を
引締める。その後、プレスカム13aの回転により左プ
レス23を上昇して梱包バンドの供給端側をスライドテ
ーブル31間で把持し、次いでヒータ19をバンド先端
側と供給端側のバンド重合部間に挿脱して溶融し、中プ
レス22を上昇してバンド供給端を切断し、前記バンド
重合部を圧着した後、右プレス41及び左プレス23か
らバンド先端部分及び供給端側の把持を解放し、次いで
フレームカム15又は15aの回転によりスライドテー
ブル31を前記原位置から後退せしめ、梱包バンドをス
ライドテーブル31から抜脱した後にスライドテーブル
31を原位置に復帰する工程から成る梱包方法である。
【0013】また、本発明の他の梱包方法としては、フ
レームカム15又は15aの回転によりスライドテーブ
ル31を該部の原位置に前進させた状態で、バンドリー
ルから引き出した梱包バンドの先端部分をスライドテー
ブル31と右プレス41で把持し、梱包機本体上に載置
した被梱包物Wの周囲に巻回した梱包バンドの供給端側
をスライドテーブル31下方に臨ませて、前記梱包バン
ドの先端側と供給端側とを重ね合わせるように配置する
に際し、フレームカム15又は15bの回転により前記
プレス支持フレーム27を擺動して左プレス23と中プ
レス22と右プレス41のうち少なくとも左プレス23
と中プレス22をスライドテーブルの原位置下から後退
せしめ、次いでバンド引締め機構によりバンドの供給端
側を引締める。その後、梱包バンドの先端側と供給端側
の重合部を切断、溶着するに際し、フレームカム15又
は15bの回転により前記プレス支持フレーム27を擺
動して、少なくとも左プレス21と中プレス22とをス
ライドテーブルの原位置下に前進せしめ、プレスカム1
3aの回転により左プレス23を上昇して梱包バンドの
供給端側をスライドテーブル31間で把持し、次いでヒ
ータ19をバンド先端側と供給端側のバンド重合部間に
挿脱して溶融し、中プレス22を上昇してバンド供給端
を切断し、前記バンド重合部を圧着した後、右プレス4
1及び左プレス23からバンド先端部分及び供給端側の
把持を解放し、次いでフレームカム15又は15aの回
転によりスライドテーブル31を前記原位置から後退せ
しめ、梱包バンドをスライドテーブル31から抜脱した
後にスライドテーブル31を原位置に復帰する工程から
成る梱包方法である。
【0014】また、本発明の梱包装置においては、梱包
機本体内に擺動自在に設けたスライドテーブルフレーム
32の上面にスライドテーブル31を設けて該スライド
テーブル31を該部の原位置に進退自在に設け、該スラ
イドテーブル31の下方に複数のプレスカム13a,b
を回転するプレスカム軸12に設け、スライドテーブル
31に梱包バンドを押圧する左プレス23と中プレス2
2と右プレス41を設ける。
【0015】そして、前記スライドテーブル31の擺動
軌跡の下方に前記スライドテーブルフレーム32と同方
向に擺動するプレス支持フレーム27を設けると共に、
前記左プレス23と中プレス22と右プレス41をそれ
ぞれ前記スライドテーブル31の原位置で前記プレスカ
ム13a,bに従動してスライドテーブル31の下面に
バンドを押圧可能に、かつプレスカム13a,bの回転
面方向に常時規制して前記プレス支持フレームに係合し
て設ける。さらに前記左プレス23と中プレス22と右
プレス41をプレス支持フレーム27の擺動動作に伴っ
て前記スライドテーブル31の原位置下に進退自在に設
け、前記スライドテーブル31のスライドテーブルフレ
ーム32と前記プレス支持フレーム27に係合して前記
スライドテーブルフレーム32と前記プレス支持フレー
ム27とを互いに独立して擺動せしめるフレームカム1
5又は15a,bを設けたものである。
【0016】また、上記の梱包装置において、前記スラ
イドテーブル31の擺動軌跡の下方に前記スライドテー
ブルフレーム32と同方向に擺動するプレス支持フレー
ム27を設けると共に、少なくとも前記中プレス22と
右プレス41とをそれぞれ前記スライドテーブル31の
原位置で前記プレスカム13a,bに従動してスライド
テーブル31にバンドの下面を押圧可能に、かつプレス
カム13a,bの回転面方向に常時規制して前記プレス
支持フレームに係合して設け、さらに、少なくとも前記
中プレス22と右プレス41とをプレス支持フレーム2
7の擺動動作に伴って前記スライドテーブル31の原位
置下に進退自在に設けることができる。
【0017】また、上記の梱包装置において、前記スラ
イドテーブル31の擺動軌跡の下方に前記スライドテー
ブルフレーム32と同方向に擺動するプレス支持フレー
ム27を設けると共に、少なくとも前記左プレス23と
中プレス22とをそれぞれ前記スライドテーブル31の
原位置で前記プレスカム13a,bに従動してスライド
テーブル31にバンドの下面を押圧可能に、かつプレス
カム13a,bの回転面方向に常時規制して前記プレス
支持フレームに係合して設け、さらに、少なくとも前記
左プレス23と中プレス22とをプレス支持フレーム2
7の擺動動作に伴って前記スライドテーブル31の原位
置下に進退自在に設けることもできる。
【0018】また、前記プレス支持フレーム27を把持
自在に設けるために、前記プレス支持フレーム27の下
端をコ字状に形成し、該コ字状の両端の対向するフラン
ジに同心円の貫通孔を設け、これらの貫通孔を複数の前
記プレスカム13a,bの両側に位置して前記プレスカ
ム軸12に軸受29を介して巻着してプレス支持フレー
ム27を回動自在に設けることができる。
【0019】また、前記左プレス23と中プレス22と
右プレス41をそれぞれプレスカム13a,b,cの回
転方向に常時規制してプレス支持フレーム27に係合し
て取り付けるために、プレス支持フレーム27の前記コ
字状の一方のフランジに上方に延びたフレーム部を形成
し、該フレーム部の上端にプレス支持フレームの擺動方
向に延びた腕杆部を形成し、該腕杆部にプレス支持フレ
ーム27の擺動方向と略直交方向にプレス支持軸28を
突設し、一方前記左プレス23と中プレス22と右プレ
ス41、又は少なくとも中プレス22と一方の前記左あ
るいは右プレス23、41のそれぞれに、前記前記プレ
ス支持フレーム27のスライドテーブル原位置から後退
する方向に延びた腕杆部分を形成し、該腕杆部分をそれ
ぞれプレス支持フレーム27の前記プレス支持軸28で
片持ち軸承することができる。
【0020】さらに、前記スライドテーブルフレーム3
2とプレス支持フレーム27を擺動させるために、それ
ぞれのフレーム32,27に各フレーム32,27の擺
動方向に延びたクランク部を形成し、該クランク部の先
端付近に前記プレスカム軸12と同期回転するフレーム
カム軸14を設け、該フレームカム軸14に前記クラン
ク部に係合して前記スライドテーブルフレーム32とプ
レス支持フレーム27とを互いに独立して擺動せしめる
フレームカム15又は15a,bを設けることができる
【0021】
【作用】梱包機本体のスライドテーブル31上に被梱包
物Wを載置し、梱包バンドを例えば梱包機本体上に設置
したバンド案内アーチあるいは回転するアームで被梱包
物Wの周囲に配置する際に、スライドテーブルフレーム
32はフレームカム15又は15aが回転しても擺動せ
ず、スライドテーブル31は原位置にとどまっているが
、プレス支持フレーム27はフレームカム15又は15
bの回転により擺動し、そのためにプレス支持フレーム
27に係合する左プレス23と中プレス22と右プレス
41、又は少なくとも前記中プレス22と右プレス41
はそれぞれスライドテーブル31の原位置下から後退し
ている。したがってスライドテーブル31の下方には空
間が設けられている。この状態においてバンドはバンド
シュータから前記バンド案内アーチ内に送給され、ある
いはアームの先端に把持されて被梱包物Wの周囲に囲繞
し、バンド先端はスライドテーブル下方の前記空間に進
出してバンド先端部分とバンド供給端側とを重ね合わせ
るように配置される。このときバンド先端が振れて若干
不安定であっても、前記空間があるためスムーズにスラ
イドテーブル31下方に配置される。そして、プレス支
持フレーム27がフレームカム15又は15bの回転に
より擺動して左プレス23と中プレス22と右プレス4
1、又は少なくとも中プレス22と右プレス41がスラ
イドテーブル31の原位置下に前進して前記バンド重合
部の下方に位置する。次いでプレスカム13aの回転に
より右プレス41が上昇してバンド先端側をスライドテ
ーブル31で把持し、その後、バンド供給端側はバンド
引締め機構により引き締められる。そして、左プレス2
3が上昇してバンド供給端側をスライドテーブル31に
押圧して把持し、さらに前記バンド重合部間にヒータが
挿入してバンドを溶融し、プレスカム13bの回転によ
り中プレスが上昇してバンドの供給端側を切断し前記バ
ンド重合部をスライドテーブル31に押圧して圧着する
。次いでフレームカム15又は15aの回転によりスラ
イドテーブルフレーム32が擺動してスライドテーブル
31が該部の原位置から後退して梱包バンドを解放し、
その後原位置に復帰する。
【0022】また、梱包バンドを例えば梱包機本体上に
設置し回転するアームで被梱包物Wの周囲にバンド先端
側から供給端側へ順次巻回する場合は、原位置にあるス
ライドテーブル31と右プレス41間でバンド先端部分
を把持し、被梱包物Wの周囲にバンド先端側から供給端
側へ順次巻回するとき、スライドテーブル31は原位置
にとどまっているが、プレス支持フレーム27はフレー
ムカム15又は15bの回転により擺動し、少なくとも
左プレス23と中プレス22はスライドテーブル31の
原位置下から後退してスライドテーブル31の下方には
空間が設けられている。この状態において前記梱包バン
ドの供給端側を案内したアームの先端が前記空間に進出
してバンド先端部分とバンド供給端側とを重ね合わせる
ように配置され、バンド供給端側はバンド引締め機構に
より引締められる。そして、前記アームの先端がスライ
ドテーブル31下方の前記空間から後退した後、プレス
支持フレーム27がフレームカム15又は15bの回転
により擺動して左プレス23と中プレス22がスライド
テーブル31の原位置下に前進し、左プレス23と中プ
レス22が前記バンド重合部の下方に位置する。次いで
プレスカム13aの回転により左プレス23が上昇して
バンド供給端側をスライドテーブル31に押圧して把持
し、さらに前記バンド重合部間にヒータを挿入してバン
ドを溶融し、プレスカム13bの回転により中プレスが
上昇してバンドの供給端側を切断し前記バンド重合部を
スライドテーブル31に押圧して圧着する。次いでフレ
ームカム15又は15aの回転によりスライドテーブル
フレーム32が擺動してスライドテーブル31が該部の
原位置から後退して梱包バンドを解放し、その後原位置
に復帰する。
【0023】なお、プレス支持フレーム27の下端を軸
受29を介してプレスカム軸12に回動自在に設けた場
合、従動するプレスカム13a,b,cの回転面方向に
常時規制してプレス支持フレーム27の擺動動作に伴っ
てスライドテーブルの原位置下から後退するにしても、
前記左プレス23と中プレス22の回動中心軸はプレス
カム12と同一であるので、左プレス23と中プレス2
2は常時プレスカム軸12に設けたプレスカム13a,
bの周面から外れることはない。従って左プレス23と
中プレス22はスライドテーブルの原位置下に前進する
ときの安定してプレスカム13a,bの周面上に位置し
、それぞれの機能を果たせる。
【0024】
【実施例】第1実施例について「従来の技術」の説明と
同様の部分は省略して図面を参照して説明すると、図1
および図2は本発明の梱包装置20を示すもので、梱包
機本体内の左右に基板11a,11bを略平行に適宜間
隔を介して配設している。図1において、前記基板11
a側を右方、11b側を左方としこれら基板11a、1
1b間に後述するスライドテーブル31を介設し、スラ
イドテーブル31が該部の原位置から後退する方向を後
方とし、進入する方向を前方とする。さらに前記スライ
ドテーブル31に被梱包物Wを載置する側を上方とする
【0025】31はスライドテーブルで、該スライドテ
ーブル31の原位置に進退自在に設けており、前記基板
11a,11b間の下方で軸33承し擺動自在なスドテ
ーブルフレーム32の上面に架設されている。前記フレ
ーム32は、一端を基板11aに掛止した発条34(図
1右上想像線)を介してスライドテーブル31の原位置
側に常時付勢されており、前記フレーム32の下端は後
方に延びたクランク部を形成し、該クランク部の後方先
端にはフレームカム軸14のフレームカム15aに従動
するカムフォロア37を軸着している。
【0026】そして、前記スライドテーブル31の下方
に基板11a,11bでプレスカム軸12を軸承し、該
プレスカム軸12に、梱包バンドの供給端側の把持機構
たる左プレス23と、バンド供給端の切断機構およびバ
ンド重合部の溶着機構たる中プレス22と、バンド先端
把持機構たる右プレス41と、ヒータ19をスライドテ
ーブルの原位置下方に進退自在に移動せしめるヒータア
ーム18とを上下動又は擺動せしめる複数のプレスカム
(13a,b,c,d)を楔着している。
【0027】さらに、基板11a,11b間にしかも前
記スライドテーブルフレーム32の後方側にフレームカ
ム軸14を軸承し、該フレームカム軸14に前記スライ
ドテーブルフレーム32及び後述するプレス支持フレー
ム27を前後方向に擺動せしめる複数のフレームカム1
5a,bを楔着している。
【0028】27はプレス支持フレームで、基板11a
,11b間にしかもスライドテーブル31の下方に位置
し、プレス支持フレーム27の下端を前記プレスカム1
2に軸受29を介して軸着し、前記スライドテーブルフ
レーム32の擺動方向と同方向に擺動自在に設けている
。すなわち、前記プレス支持フレーム27の下端は図1
においてプレスカム軸12の後方側にコ字状を成し、該
コ字状の両端の対向するフランジに同心円の貫通孔を設
け、それぞれのフランジを前記貫通孔の中心から半円形
に分割して分割したフランジをボルトで結合するように
設け、これらの貫通孔をプレスカム13a,b,c,d
の両外側に位置してプレスカム軸12に軸受29を介し
て巻着し、プレス支持フレーム27を回転自在に設けて
いる。
【0029】さらにプレス支持フレーム27は前記コ字
状の一方のフランジの後方には図2に示すように後方に
延びたクランク部を形成し、該クランク部の後方先端に
はフレームカム軸14のフレームカム15bに従動する
カムフォロア26を軸着している。そして前記フランジ
の上方には図1および図2に示すように、上方に延びた
腕杆部を形成し、該腕杆部にプレス支持フレーム27の
擺動方向と略直交方向に前記プレスカム軸12のプレス
カム13a,b,cと相対する側にプレス支持軸28を
突設している。
【0030】また、プレス支持フレーム27は一端を基
板11aに掛止した発条30(図1発条34左隣)を介
して常時同図前方へ付勢され、プレス支持フレーム27
のクランク部のカムフォロア26がフレームカム15a
の周面に常時当接している。
【0031】そして、左プレス23と中プレス22と右
プレス41はそれぞれ、スライドテーブル31原位置下
で前記プレスカム13a,b.cに従動して昇降自在に
設けられ、かつ後方に延びた腕杆部分の先端が前記プレ
ス支持フレーム27に突設した前記プレス支持軸28に
(片持ち)軸承され、左プレス23と中プレス22と右
プレス41は、従動するプレスカム13a,b,cの回
転面上に常時規制されている。すなわち前記各プレス2
3,22,41はプレスカム13a,b,cの回転面に
直交する方向に移動せず、各プレス23,22,41の
下端に設けたカムフォロアがそれぞれ前記プレスカム1
3a,b,cの周面から外れることがないように規制さ
れている。さらに前記各プレス23,22,41はプレ
ス支持フレーム27の擺動動作に伴ってスライドテーブ
ル31の原位置下に進退自在に設けられている。
【0032】そしてプレス支持フレーム27を擺動せし
める前記フレームカム15bは、スライドテーブル31
の原位置上で被梱包物Wに巻回した梱包バンドの供給端
側と先端側とを重ね合わせるように配置するときに、プ
レス支持フレーム27に設けた各プレス22,23,4
1の全体をスライドテーブル31と独立してスライドテ
ーブル31の原位置下から後退せしめ、前記梱包バンド
の重合部を溶着するときに、各プレス22,23,41
を前記原位置下に前進せしめる形状を成している。
【0033】なお、右プレス41の上方は、図2に示す
ように、逆L字状に形成されて前記スライドテーブル3
1の原位置下方に突設しており、該突設部の上面がバン
ド先端側の把持部で、前記突設部の下方側縁にカッター
上刃が形成されている。また、中プレス22の上端の右
プレス41との摺接面にカッター下刃25を取り付けて
いる。
【0034】また、前記バンド重合部間に挿入され該部
を溶融するためのヒータ19は、前記基板11a,11
b間で下端がヒータアーム軸39に軸承されて前記プレ
スカム軸12のプレスカム13dに従動して擺動自在な
ヒータアーム18の上端に係合され、図2紙面上左右方
向に移動可能にすなわちヒータ19の先端がスライドテ
ーブル31の原位置下に進退自在に構成されている。
【0035】さらに、バンドシュータ105は「従来の
技術」と同様にバンド入口から出口に向かって上方に傾
斜して取り付けられ、バンドシュータ105のバンド通
過路のバンド出口端面は右プレス41のカッター上刃2
4の下方のバンド供給方向後方側に位置している。そし
て、バンドシュータ105のバンド通過路に円周の一部
を臨ませた一対のローラすなわちフィードローラ108
とタッチローラ109を臨ませている。
【0036】また、スライドテーブル31の左側面には
、図1に示すように、バンド通過路の断面がバンド入口
側に広がる略三角形状を成す左バンドウェイ106を設
け、スライドテーブル31の右側面には、右バンドウェ
イ107を設け該バンドウェイ107のバンド出口が右
プレス41とスライドテーブル31間に連通している。 そして前記左バンドウェイ106と右バンドウェイ10
7のバンド通過路はそれぞれ梱包機本体上に跨設したバ
ンド案内アーチのバンド通過路に連通している。
【0037】なお、複数の前記フレームカム15a,b
をプレスカム軸12に楔着し、該フレームカム15a,
bに従動するカムフォロアを前記スライドテーブル32
およびプレス支持フレーム27に設けて各フレーム32
,27を擺動せしめることもできる。
【0038】次に、第1実施例の作用について「従来の
技術」での説明と同様の部分は省略して図1および図2
を参照して説明すると、まずバンドリールあるいはプー
ルボックス内から引き出したバンド先端は、フィードロ
ーラ108とタッチローラ109間に挟圧され、これら
の両ローラの正転により、梱包機本体上に跨設されたバ
ンド案内アーチ内に送給される。この際に、スライドテ
ーブル31は図2の二点鎖線で示すように該部の原位置
にあるが、プレス支持フレーム27はフレームカム15
6によりカムフォロア26を介して押し上げられプレス
カム軸12を軸として図2において右回り方向に擺動し
ており、このプレス支持フレーム27の擺動に伴って左
プレス23と中プレス22と右プレス41は、スライド
テーブルテーブル31の原位置下より後退している。従
って、スライドテーブル31の下方には空間が生じてい
る。この状態でフィードローラと108とタッチローラ
109の正転により、該両ローラ間に挟圧されたバンド
先端はバンドシュータ105のバンド出口より、飛び出
して前記スライドテーブル31下方の空間を通過し、バ
ンド供給方向前方に位置する左バンドウエイ106のバ
ンド入口に給送され、さらに左バンドウエイ106、バ
ンド案内アーチ、右バンドウエイ107のバンド通過路
を通過する。そして右バンドウエイ107のバンド通過
路内には図示せざるバンド通過を検知する検知手段を設
けており、この検知手段の信号又はフィードローラの正
転時間を制御するタイマの信号により、前記両ローラ1
08,109の正転が終了する。すると、両ローラ10
8,109の回転の慣性により、バンド先端は右バンド
ウエイ107のバンド出口を経てスライドテーブル31
下方に到達して停止する。
【0039】次いで、フレームカム15bの回転により
プレス支持フレーム27は図2において左回り方向に擺
動し、各プレス23,22,41は、下端のカムフォロ
アががそれぞれプレスカム13a,b,cの周面上を移
動してスライドテーブル31の原位置下に前進する。こ
のとき左プレス23、および中プレス22は図1に示す
ように梱包バンドの先端側と供給端側の重合部の下方に
前進し、右プレス41は逆L字状の突設部がバンド先端
側と供給端側との間に前進する。と同時にプレスカム軸
12が回転して「従来の技術」での説明と同様にプレス
カム13cの回転により右プレス41を上昇してスライ
ドテーブル31との間でバンド先端を把持固定した後、
フィードローラ108、タッチローラ109の逆転によ
りバンドを引き戻し、図示せざるバンド引締め機構によ
りバンド供給端側を引締め、左プレス23および中プレ
ス22、ヒータ19により、バンド重合部の切断・溶着
という一連の梱包工程を行うのであり、「従来の技術」
と同様であるので詳細は省略する。
【0040】なお、バンド先端側と供給端側の重合部の
溶着工程が終了して、各プレス23,22,41がスラ
イドテーブル31の下面から下降した後、スライドテー
ブル32およびプレス支持フレーム27がそれぞれフレ
ームカム15aおよび15bの回転によりかカムフォロ
ア37、およびカムフォロア26を介して図2において
右回り方向に擺動するのでスライドテーブル31および
各プレス23、22、41はスライドテーブル31の原
位置から後退し、梱包バンドはスライドテーブル31か
ら解放され被梱包物Wが梱包される。さらにフレームカ
ム15aの回転によりスライドテーブル31は原位置に
復帰するが、プレス支持フレーム27すなわち各プレス
23、22、41はスライドテーブル31の原位置から
後退したままの状態にとどまっている。
【0041】次いで、前述のように再びフィードローラ
108とタッチローラ109が正転してバンド先端がバ
ンドシュータ105のバンド出口から左バンドウエイ1
06、バンド案内アーチ内へと送給され、右バンドウエ
イ107からスライドテーブル31下方へと一周して停
止し、梱包工程が終了する。
【0042】次に、第2実施例について第1実施例と同
様の部分は省略して図3を参照して梱包機本体上に「従
来の技術」の項で記載した特開昭60−77819号公
報に開示されているアームと同様のアームを回転可能に
設けた場合について説明する。図3における梱包装置2
0は第1実施例と同様であるが、上記のアームを梱包機
に設置した場合、左プレス23を第1実施例と同様に設
けずに、左プレス23を例えば後述する第3実施例の右
プレス41の機構と同様の機構を図4に示すようにスラ
イドテーブル31の原位置の左側方に設け、スライドテ
ーブル31の先端部分の左側面に凸部を形成し、該凸部
に嵌合する凹部を備えた左プレス23を前記スライドテ
ーブル31の凸部にスライドテーブル31の原位置で梱
包バンドの供給端側を押圧して把持および開放可能に設
けることができる。
【0043】そしてバンドシュータ105の出口から飛
び出したバンド先端をスライドテーブル31の前記凸部
と左プレスの前記凹部間に案内する左バンドウエイ10
6を設けることができる。また、左プレス23を上記の
機構に限らず、例えばスライドテーブル31の下面に梱
包バンドの通過方向に直交する溝部を形成し、該溝部に
嵌合する棒状の把持部が突設された左プレス23をスラ
イドテーブルフレーム32あるいは基板11bの側壁面
に固着したブロックに軸着し、前記左プレス23の前記
把持部がスライドテーブル31の原位置でスライドテー
ブル31の前記溝部にバンドを介して嵌脱可能に回動自
在に設けることもできる。
【0044】図3に示した梱包装置20では、第1実施
例と同様にバンドはフィードローラとタッチローラの正
転によりバンドシュータ105の出口からスライドテー
ブル31下方の空間を通過して左バンドウエイ106に
送給され、左バンドウエイ106の前方に待機している
アームのバンドグリッパー間に挿入される。次いでバン
ド先端はアームのバンドグリッパーで把持されて、アー
ムが梱包機本体上に載置された被梱包物Wの周囲を回動
するので、バンドは被梱包物Wの周囲に巻回され、バン
ド先端は図3に示すようにスライドテーブル31の右側
からスライドテーブル31の下方の空間へ挿入され停止
する。このとき各プレス22、41はスライドテーブル
31原位置下から後退しているので、障害となるものは
ないためバンド先端は振れて不安定な状態であってもス
ライドテーブル下方にスムーズに挿入される。
【0045】次いで、第1実施例と同様にフレームカム
15bの回転によりプレス支持フレーム27の擺動に伴
って各プレス23、22、41はスライドテーブル31
の原位置下に進入する。このとき右プレス41の逆L字
状の突設部は前記バンド先端より十分下方に、しかもバ
ンド供給端側の上方に位置して前進するので、バンド先
端を右プレス41が該部の前進方向前方へ押しやること
はなく、万一バンド先端部分が撓んでいるために、右プ
レスの突設部がバンド先端部分を前方へ押しやったとし
ても、バンド自体の強さ(弾性)により、バンド先端部
分は右プレス41の突設部の前進方向先端からはずれて
、右プレス41とスライドテーブル31との間の正常位
置に復帰する。
【0046】次いでプレスカム軸12の回転により右プ
レスが上昇し、以下第1実施例と同様の梱包工程が行わ
れる。
【0047】図4に示した梱包装置20では第1実施例
と同様にバンドシュータ105より送給されたバンドは
左バンドウエイ106に案内されてスライドテーブル3
1の凸部と左プレス23の凹間を通過し突出する。この
突出したバンド先端部分を図3と同様に待機しているア
ームのバンドグリッパーで把持し、被梱包物Wの周囲に
巻回しスライドテーブル31の下方に挿入する。各プレ
ス22、41がスライドテーブル31の原位置下に進入
した後、右プレスが上昇してスライドテーブル31間で
バンド先端が把持され、バンド供給端側が引き戻され引
き締められた後、左プレス23が移動して該部の凹部が
バンド供給端側をスライドテーブル31の凸部に押圧し
て把持し、以下第1実施例と同様に梱包工程が行われる
【0048】次に、第3実施例について図面を参照して
第1実施例と同様の部分は省略して説明すると、図5お
よび図6において、第1実施例と同様の右プレス41を
プレス支持フレーム27には設けずに、後述する他の右
プレス41を設け、左プレス23と中プレス22は第1
実施例と同様に設けている。ただし、前記プレス支持フ
レーム27の上縁部分には図5に示すように、逆L字状
に形成したカッター上刃24を前記スライドテーブル3
1の原位置下方に突設し、該カッター上刃24の側面に
摺接するカッター下刃25を前記中プレス22の側面に
固着し、カッター上刃24とカッター下刃25の摺接面
を互いに密接状態にするために前記中プレス22をプレ
ス支持フレーム27側に図示せざる発条を介して付勢し
ている。
【0049】次に、第3実施例の右プレス41について
図9および図10を参照して説明すると、前記基板11
aに切欠き部17(図10)をスライドテーブル31の
原位置の右側方に設け、図9に示すように略左右逆く字
形の右押えフレーム43の下端を前記切欠き部17間に
位置して前記基板11a側面に軸47着し、スライドテ
ーブル31の原位置の右側方に擺動自在に設けている。 そして、前記スライドテーブル31の先端部分の右側面
に凸部35を形成し、該凸部35に嵌合する凹部53を
備えた右プレス41を前記右押えフレーム43の上端縁
に設け、前記凹部53が前記スライドテーブル31の凸
部35にスライドテーブル31の原位置で梱包バンドの
先端部分を押圧して把持および開放可能に設けている。
【0050】さらに、図10において、前記基板11a
の右側面に直交し、かつ垂直方向に二個の基板16a,
16bを適宜間隔を介して略平行に配設し、該基板16
a,16b間に図9に示すように前記軸47と略平行に
クランクアーム軸55を装着し、該クランクアーム軸5
5に右押えクランクアーム44を擺動自在に軸着する。 そして前記右押えクランクアーム44の上端を前記右押
えフレーム43に両端にロッドエンドを備えるロッド5
1を介して長さ調整自在に連結し、一方、この右押えク
ランクアーム44の下端は、前記基板16a,16b間
に別途軸承したテンションカム軸56に楔着した右押え
カム48(図9)に発条50を介して圧接するよう付勢
されている。
【0051】そして、前記テンションカム軸56は基板
11aの右側壁を貫通して突出した前記プレスカム軸1
2の先端に固設した傘歯車などのギヤ58(図10)を
介して回転駆動されるように構成されている。
【0052】なお、右プレス41は上記の機構に限らず
、例えばスライドテーブル31の下面に梱包バンドの通
過方向に直交する溝部を形成し、該溝部に嵌合する棒状
の把持部が突設された右プレス41をスライドテーブル
フレーム32あるいは基板11aの側壁面に固着したブ
ロックに軸着し、前記右プレス41の前記把持部がスラ
イドテーブル31の原位置でスライドテーブル31の前
記溝部にバンドを介して嵌脱可能に回動自在に設けるこ
ともできる。
【0053】次に、バンド引締機構60について、その
一例として図10〜図15を参照して説明する〔図11
中符号(70),(72),(74)はそれぞれ符号6
9,71,73の同図紙面後方に位置している〕。
【0054】この引締機構は図11に示すように前記軸
47にY字形状のテンションアーム63の下端を擺動自
在に軸着し、該テンションアーム63の同図上端左方に
は、梱包バンドを引締めるためのテンションジョー64
をスライドテーブル31の原位置の右下方に位置し、か
つ該ジョー64を梱包バンドが通過する方向に直交する
方向に突設し、このテンションジョー64の同図前方端
を円弧状に形成すると共に、前記前方端の右側面に溝部
66を設けている(図11,図12)。
【0055】そして、前記テンションアーム63に隣接
する位置に逆L字状のクランプジョーアーム68を設け
、該クランプジョーアーム68の下端を前記テンション
アーム63と同様に軸47に軸着し、その上端には前記
テンションジョー64の溝部66に係止自在なクランプ
ジョー65を固着する。
【0056】そして、図11に示すようにクランクアー
ム軸55にL字状を成すテンションクランク71および
T字状を成すクランプジョークランク72をそれぞれ擺
動自在に軸着し、該テンションクランク71およびクラ
ンプジョークランク72の上端をそれぞれ前記テンショ
ンアーム63およびクランプジョーアーム68に両端に
ロッドエンドを備えるロッド69,70を介して長さを
調整自在に連結している。
【0057】そして、テンションクランク71の他端お
よびクランプジョークランク72の中央の突出片端部に
はそれぞれカムフォロアを軸着し、該カムフォロアを介
して前記テンションカム軸56に楔着したテンションカ
ム73および、ロック解除カム(74)(図11では符
号73に隠れている)に従動するように設けている。な
お、テンションクランク71は前記カムフォロアをテン
ションカム73に従動するように常時、発条78を介し
て付勢されている(図11)。一方、クランプジョーク
ランク72は後述するようにテンションジョー64とク
ランプジョー65間のバンド把持を解除するためのもの
でもあるので、テンションクランク71と同様には付勢
されていない。
【0058】尚、図12および図13において、67は
ガイドプレートで、梱包機本体上の被梱包物Wの周囲に
巻回した梱包バンドの供給端側がスライドテーブル下方
に案内されたとき、該供給端側のバンドをジョー64の
引締め方向側へ案内するためのものである。例えば、梱
包機本体上に載置された被梱包物Wの周囲にバンドを巻
回するために回動する可動アーム122の先端に保持ブ
ラケット131を設け、該保持ブラケット131の先端
部に梱包バンドの供給端側を挟圧して保持する二の保持
ローラ132とタッチローラ133を設け、前記アーム
122を回動して前記保持ブラケット131が下限位置
に達するとき、保持ローラ132とタッチローラ133
間に保持されたバンドをジョー64の反対側へ回り込ま
せ、ジョー64による同図二点鎖線の状態となるバンド
の係止を容易に行うことができるようにしたものである
【0059】さらに、クランプジョークランク72の下
方の突出片下端には、耐摩耗性の良い樹脂等で形成した
当て板77を固着し、一方、前記基板16a,16b間
に前記クランクアーム軸55と略平行に別途軸承した軸
76に引締調整カム75を偏心して楔着し、該引締調整
カム75に、前記当て板77を介してクランプジョーク
ランク72の下端を常時当接するように発条79を介し
て付勢している。
【0060】また、前記テンションアーム63の上端に
は図11に示すようにガイドローラ支持金具82を軸受
87で軸承し、該ガイドローラ支持金具82のスライド
テーブル31側の先端部にはガイドローラ81を軸着し
、該ガイドローラ81をテンションアーム63が擺動し
てもスライドテーブル31の下面に摺接可能となるよう
にガイドローラ支持金具82の後端側を発条84を介し
て付勢している。尚、図示は省略したが前記発条84に
よってガイドローラ支持金具82が図11の位置以上に
ガイドローラ81側を上方へ回動させないためガイドロ
ーラ支持金具82の後端側下面にストッパーを設けてい
る。次に、第3実施例の作用について図面を参照して説
明する。なお、この作用の説明に際し、図16〜図23
に示すようにバンド先端をバンド先端把持機構で把持し
、次いで該バンドの供給端側を保持して梱包機本体上か
らスライドテーブル下方へと案内するアームによって梱
包バンドを被梱包物Wの周囲にバンド先端側から供給端
側へと順次巻回する場合を一例として用いる。
【0061】バンドのセットは以下のように行われる。 図示せざるバンドリールに装着したバンドコイルから引
き出したバンドBは、直接またはプールボックスを経て
、例えば図16に示すような可動アーム122が上限に
位置した状態で、可動アーム122に設けたバンド通過
路を経て、アームの先端に設けた保持ブラケット131
先端の保持ローラ132とタッチローラ133間を通過
して保持ローラ132を周回し、さらにバンド先端を図
11に示すバンド引締め機構のテンションジョー64に
下方から巻回して図16に示すように該テンションジョ
ー64とクランプジョー65間で把持しバンド先端を前
記ジョー間の把持部分より若干突出させている(被梱包
物は図11二点鎖線の位置)。
【0062】このとき図6に示すスライドテーブルフレ
ーム32(上部は二点鎖線)とプレス支持フレーム27
はフレームカム軸14のフレームカム15aおよび15
bによりカムフォロア37,26を介してそれぞれ押圧
され、各プレス22,23やスライドテーブル31の先
端部は同図においてやや右方に傾動し、スライドの原位
置より後退しているので、前記保持ローラ132と前記
テンションジョー64間のバンドはスライドテーブル3
1と干渉することなく図16に示すように、直線状にな
る。
【0063】次いで、図17に示すように本体2上面に
載置した被梱包物Wを梱包機の左側から右側へ本体上の
コンベア等の搬送手段により移動させ、被梱包物Wの同
図右側面すなわち搬送方向前方端がスライドテーブル3
1の同方向後方端から右プレス41先端部の凹部53を
通過して、所定位置に到達した時に、被梱包物Wの底面
で図示せざるリミットスイッチを押圧するか、搬送装置
上の光電管による位置検出、あるいは作業者が別途設け
た起動スイッチを押圧することにより発生した信号でプ
レスカム軸12およびフレームカム軸14(図6)を回
転駆動せしめる減速機付モータの回転駆動を開始する。
【0064】と同時に前記フレームカム軸14の回転に
より、フレームカム15aが回転し、図8に示すように
周面の凹部がカムフォロア37に達すると、発条38に
よりスライドテーブル31は該部の原位置へ前進して停
止する。このとき、プレス支持フレーム27は各プレス
22,23がスライドテーブルの原位置下より後退した
状態のままである。
【0065】次いで右プレス41は、図9および図18
に示すように、スライドテーブル31の凸部35と右プ
レス41の凹部53間に間隔を有した状態(図9の二点
鎖線に示す)から凸部35と凹部53間でバンドを把持
する状態(同図の実線に示す)へと移動する。すなわち
発条50を介して上端が右方向に回動するように付勢さ
れている右押えクランクアーム44の下端は、該テンシ
ョンカム軸56に楔着した右押え48の凸部により押圧
され、前記右押えクランクアーム44の上端が図9左方
向に回動し、上端に連結したロッド51を介して右押え
フレーム43の上端が同方向に移動し、右プレス41が
同様に同図左方向に移動し、右プレス41の先端部の凹
部53は前記スライドテーブル31の凸部35に嵌合し
図18に示すようにバンドの先端部分を把持する。
【0066】尚、スライドテーブル31と凸部35でバ
ンドを把持するときに、把持力を強くしすぎてバンドを
切断してしまうということのないように凹部53のスラ
イドテーブル31の凸部35への押圧力を、ロッド51
を回転することにより、凸部35と凹部53間の間隔と
の差を変化させて調整できる。
【0067】また、右プレス41がバンド先端部分を把
持すると同時に、プレスカム軸12の先端のギヤ58(
図10)を介して図12において前記ギヤ58に噛合回
転するテンションカム軸56が回転し、該テンションカ
ム軸56に楔着したロック解除カム74が回転すること
により、ロック解除カム74がクランプジョークランク
72中央の突出片端部を押し上げて図12の左回り方向
に回動させ、クランプジョークランク72上端に連結し
ているロッド70を介してクランプジョーアーム68の
クランプジョー65をテンションジョー64から離反さ
せ、バンド先端の把持を解除する。
【0068】さらに、回転を続けるテンションカム軸5
6に楔着したテンションカム73により、該テンション
カム73に従動するテンションクランク71は発条78
の付勢力によりクランクアーム軸55の図11左回り方
向に回動してテンションクランク71の上端に回動自在
に連結したロッド69を介してテンションアーム63を
同方向に回動させる。するとテンションアーム63上端
に軸受87を介して軸着したガイドローラ支持金具82
は発条84に付勢された図11に示すように二点鎖線の
位置まで水平のまま左方に移動する。同時に、図12及
び図19に示すように、テンションジョー64およびク
ランプジョー65はジョー64,65間の離反距離を維
持しながら、可動アーム122の先端の保持ローラ13
2によって被梱包物Wに巻回した梱包バンドBを係止す
る位置まで移動する(図11の二点鎖線)。
【0069】ただし、クランプジョー65は、この移動
の途中でクランプジョークランク72の突出片下端が引
締調整カム75に当接するために、それ以上は移動せず
、テンションジョー64の引締め作用方向の擺動軌跡上
に待機する。なお、クランプジョー65の待機する位置
は引締調整カム75の回動により任意に設定できる。
【0070】と同時に、前記ガイドローラ支持金具82
の先端に軸着したガイドローラ81が前記ジョー64,
65から解放されたバンド先端をスライドテーブル31
の下面に押し当てて伸長しながらスライドテーブル31
左方に移動し、バンド先端をスライドテーブル31下面
の図11左方に到達させる。そして、バンド先端を図1
9に示すようにバンド受け具91によって、スライドテ
ーブル31下面に押し当てて把持固定する。
【0071】上記のようにテンションジョー64が図1
1左方へ移動している間に、可動アーム122は回動し
、保持ブラケット131先端の保持ローラ132とタッ
チローラ133間で保持した梱包バンドの供給端側を被
梱包物Wの周囲にバンド先端側から順次巻回して図19
に示すように下限に到達する。このとき梱包バンドの供
給端側は保持ローラ132とタッチローラ133間で若
干の張力を受けているので、前記テンションジョー64
が図11左方へ移動して該部の円弧状前方端が被梱包物
Wと保持ローラ132間のバンドに当たると、このバン
ドはテンションジョー64の円弧状前方端を図13紙面
左方から裏側を経てテンションジョー64の右側に移動
する。すなわち前記バンドはジョー64,65間に位置
する。
【0072】図13および図14のガイドプレート67
は、前述のように保持ブラケット131が下限位置で、
保持ローラ132、タッチローラ133間に保持された
バンドをジョー64の反対側へ回り込ませ、このジョー
64によるバンドの係止を容易にすることができる。
【0073】次いで、図11において、テンションカム
軸56の回転によりテンションクランク71がテンショ
ンカム73を介して右方向に回動し、テンションクラン
ク71の上端にロッド69を介して連結したテンション
アーム63が同方向に回動し、テンションアーム63の
テンションジョー64は引締め作用方向に擺動し図12
に示すように前記バンドBを引っ張るが、このときはジ
ョー64,65間でバンドを把持していないので引締め
は開始していない。
【0074】さらにテンションジョー64が擺動すると
、テンションジョー64の溝部66がテンションジョー
64の引締め作用方向の擺動軌跡上に待機している前記
クランプジョー65に当接し、バンドを溝部66とクラ
ンプジョー65の先端間で把持し、さらにテンションジ
ョー64を図12紙面右方向に擺動し、被梱包物Wに巻
回した梱包バンドを引締め、バンド先端側と供給端を重
ね合わせるように配置することができる(図20)。
【0075】図11に示すように上記バンド引締めの長
さは、引締調整カム75が軸76に偏心軸承されている
ので、引締調整カム75従って軸76を回転することに
より、クランプジョー65の待機する位置を調整するこ
とができ、所望の梱包バンドの引締量を設定することが
できる。
【0076】一方スライドテーブル31下面のガイドロ
ーラ81もテンションアーム63の擺動に伴って右方向
へ移動する。
【0077】そして、前記ジョー64,65によるバン
ド引締めが終了した時に、フレームカム軸14に楔着し
たフレームカム15の凹面が図8に示すプレス支持フレ
ーム27のカムフォロアー26に到達することによりプ
レス支持フレーム27をプレスカム軸12を中心として
同図反時計回り方向に回動させ、このプレス支持フレー
ム27の擺動に伴って左プレス23と中プレス22はそ
の下端がプレスカム軸12のプレスカム13a,bの周
面を常時摺接しながらスライドテーブルの原位置下に前
進し、前記バンド重合部の下方に位置する。次いで図1
1に示すように、プレスカム軸12に楔着したプレスカ
ム13aが左プレス23を押し上げ、該左プレス23は
前記引締めたバンドの供給端側およびバンド先端側をス
ライドテーブル31とで把持する。
【0078】その後、バンド先端側と供給端側のバンド
重合部間にヒータ19が挿入され、次いで中プレス22
がプレスカム13bにより上昇してバンド重合部を溶融
し、中プレス22が下降し、その後ヒータ19が前記重
合部間より抜脱されて再度中プレス22が上昇して前記
バンド重合部を加圧し溶着する。
【0079】このとき図22に示す前記ジョー64,6
5がやや同図左へ移動し、該部のバンドの緊張状態を解
除して、かつ中プレス22の右側に固着されたカッター
下刃25も同様に上昇してカッター上刃24との間でバ
ンド供給端側をバラつかせず、きれいに切断して前述の
ように中プレス22が前記バンド重合部を加圧した後、
各プレス22,23は下降する。同時に図23に示すよ
うに、右プレス41が同図右方に移動し、スライドテー
ブルの凸部35と右押えの凹部53間のバンドを開放す
る。
【0080】一方、回転を続けるフレームカム軸14の
回転でフレームカム15を介してスライドテーブルフレ
ーム32およびプレス支持フレーム27は後方側に擺動
することによりスライドテーブル31および左プレス2
3、中プレス22、バンド受け具91がスライドテーブ
ルの原位置より後退し、梱包バンドはスライドテーブル
31より解放され、被梱包物Wに巻装し、梱包後の被梱
包物は本体上から搬送される。
【0081】以上で一梱包工程は完了する。以上の一梱
包工程はフレームカム軸14、従ってテンションカム軸
56、プレスカム軸12の360℃の同期回転により行
われる。
【0082】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、以下に記載されるような効果を奏する。スライ
ドテーブルを該部の原位置に進退自在に設け、スライド
テーブルの擺動軌跡の下方にスライドテーブルフレーム
と同方向に擺動するプレス支持フレームを設けると共に
、左プレスと中プレスと右プレス、又は少なくとも中プ
レスと他の一方のプレスをそれぞれスライドテーブルの
原位置でスライドテーブルの下面にバンドを押圧可能に
前記プレス支持フレームに設け、前記各プレスをプレス
支持フレームの擺動動作に伴って前記スライドテーブル
の原位置下に進退自在に設けたので、スライドテーブル
の原位置上で被梱包物に巻回する梱包バンドの先端側と
供給端側とを重ね合わせるように配置するに際し、プレ
ス支持フレームを擺動して前記各プレスを前記スライド
テーブルの原位置下から後退せしめてスライドテーブル
下方に広い空間を生じさせることができるので、バンド
をバンドシューターの出口から左バンドウェイの入口の
向けてスムーズに給送することができ、「従来技術」に
おけるバンドガイドや右プレスの通孔は不要となり、右
プレスの通孔内でのバンドのニッピングづまりというト
ラブルは生じない。また、梱包機に設置されたアームに
より把持され被梱包物の周囲に巻回されたバンドの先端
部分が振れて不安定な状態であっても、バンドの先端は
スライドテーブルの下方にスムーズに挿入できる。さら
に、梱包バンドの供給端側あるいは先端側を案内するア
ームの先端や、案内されたバンドを把持して引締めるバ
ンド引締め機構をスライドテーブルの下方にて動作せし
めることを可能にした。
【0083】さらに、上記したように形成された梱包バ
ンドの先端側と供給端側の重合部を溶着する際し、プレ
ス支持フレームを擺動して前記左プレスと中プレスの各
プレスをスライドテーブルの原位置下に形成されたバン
ド重合部の下方に前進せしめることができるので、左プ
レスを上昇して梱包バンドの供給端側をスライドテーブ
ル間で把持し、さらに中プレスを上昇して前記バンド重
合部を溶着することを可能にした。
【0084】したがって、本発明の梱包方法および装置
を採用することによって、バンド先端側から反対方向へ
バンドを順次被梱包物の周囲に巻回してバンド供給端側
を案内するアームの先端や、被梱包物の周囲に巻回され
て案内されたバンドを把持して引締めるバンド引締め機
構をスライドテーブルの下方に動作せしめて、スライド
テーブル下に梱包バンドの先端側と供給端側の重合部を
形成することを可能としたので、従来のバンド案内アー
ムにより生じる「バンドぶれ」や従来の一対のローラに
よるバンド送給機構により生じる「バンド摩滅」などの
問題点を解決することを可能にした。
【0085】また、プレス支持フレームの下端をプレス
カム軸に軸受を介して回動自在に設け、左プレスと中プ
レスをそれぞれ従動するプレスカムの回転方向に常時規
制して前記プレス支持フレームに係合して設けたので、
左プレスと右プレスはプレス支持フレームの擺動に伴っ
て移動してもプレスカムの周面から外れることなく、ス
ライドテーブルの原位置下の所定位置に安定して進退可
能に設けることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の梱包装置の正面図である
【図2】本発明の第1実施例の梱包装置の各プレスが後
退した状態の正面図である。
【図3】本発明の第2実施例の梱包装置の正面図である
【図4】本発明の第2実施例の他の梱包装置の正面図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例の梱包装置の正面図である
【図6】本発明の第3実施例の梱包装置の側面図である
【図7】本発明の第3実施例の梱包装置の各プレスが後
退した状態の正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】第3実施例の梱包装置の右プレスの正面図であ
る。
【図10】第3実施例の梱包装置の右プレスおよびバン
ド引締め機構の側面図である
【図11】第3実施例の梱包装置のバンド引締め機構の
正面図である。
【図12】第3実施例の梱包装置のバンド引締め機構の
斜視図である。
【図13】第3実施例の梱包装置のジョー64でハンド
を係止して引締めに移行する段階のバンド引締め機構の
斜視図である。
【図14】第3実施例の梱包装置のガイドプレート67
を用いてジョー64でバンドを係止する状態を示す概略
図である。
【図15】第3実施例の梱包装置のガイドローラを示す
要部平面図である。
【図16】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図17】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図18】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図19】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図20】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図21】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図22】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図23】第3実施例の梱包装置における工程を示す概
略図である。
【図24】従来の梱包装置の斜視図である。
【符号の説明】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレームカムの回転によりスライドテ
    ーブルを該部の原位置に前進させた状態で、梱包バンド
    の先端部分をスライドテーブル下方に臨ませ、梱包機本
    体上に載置した被梱包物の周囲に巻回した梱包バンドの
    供給端側をスライドテーブル下方に臨ませて、前記梱包
    バンドの先端側と供給端側とを重ね合わせるように配置
    するに際し、フレームカムの回転により前記プレス支持
    フレームを擺動してバンド供給端側把持機構と溶着機構
    とバンド先端把持機構、又は少なくとも前記溶着機構と
    前記バンド先端把持機構をスライドテーブルの原位置下
    から後退せしめ、次いで梱包バンドの先端側と供給端側
    の重合部を切断、溶着するに際し、フレームカムの回転
    により前記プレス支持フレームを擺動してバンド供給端
    側把持機構と溶着機構とバンド先端把持機構、又は少な
    くとも前記溶着機構と前記バンド先端把持機構をスライ
    ドテーブルの原位置下に前進せしめ、梱包バンドの先端
    を前記バンド先端把持機構とスライドテーブル間で把持
    し、次いでバンド引締め機構によりバンドの供給端側を
    引締め後、バンド供給端側把持機構を上昇して梱包バン
    ドの供給端側をスライドテーブル間で把持し、次いで溶
    着機構によりバンド先端側と供給端側のバンド重合部を
    溶融してバンド供給端を切断し、前記バンド重合部を圧
    着した後、バンド先端把持機構およびバンド供給端側把
    持機構からバンドの先端部分および供給端側の把持を解
    放し、次いでフレームカムの回転によりスライドテーブ
    ルを前記原位置から後退せしめ、梱包バンドをスライド
    テーブルから抜脱した後にスライドテーブルが原位置に
    復帰する工程から成ることを特徴とする梱包方法。
  2. 【請求項2】  フレームカムの回転によりスライドテ
    ーブルを該部の原位置に前進させた状態で、梱包バンド
    の先端部分をスライドテーブルとバンド先端把持機構で
    把持し、梱包機本体上に載置した被梱包物の周囲に巻回
    した梱包バンドの供給端側をスライドテーブル下方に臨
    ませて、前記梱包バンドの先端側と供給端側とを重ね合
    わせるように配置するに際し、フレームカムの回転によ
    り前記プレス支持フレームを擺動して少なくともバンド
    供給端側把持機構と溶着機構をスライドテーブルの原位
    置下から後退せしめ、次いでバンド引締め機構によりバ
    ンドの供給端側を引締め後、梱包バンドの先端側と供給
    端側の重合部を切断、溶着するに際し、フレームカムの
    回転により前記プレス支持フレームを擺動して少なくと
    もバンド供給端側把持機構と溶着機構をスライドテーブ
    ルの原位置下に前進せしめ、プレスカムの回転によりバ
    ンド供給端側把持機構を上昇して梱包バンドの供給端側
    をスライドテーブル間で把持し、次いで溶着機構により
    バンド先端側と供給端側のバンド重合部を溶融してバン
    ド供給端を切断し、前記バンド重合部を圧着した後、バ
    ンド先端把持機構およびバンド供給端側把持機構からバ
    ンドの先端部分および供給端側の把持を解放し、次いで
    フレームカムの回転によりスライドテーブルを前記原位
    置から後退せしめ、梱包バンドをスライドテーブルから
    抜脱した後にスライドテーブルが原位置に復帰する工程
    から成ることを特徴とする梱包方法。
  3. 【請求項3】  梱包機本体内に擺動自在に設けたスラ
    イドテーブルフレームの上面にスライドテーブルを設け
    て該スライドテーブルを該部の原位置に進退自在に設け
    、該スライドテーブルの下方に複数のプレスカムを回転
    するプレスカム軸に設け、前記スライドテーブルに梱包
    バンドを押圧して把持するバンド供給端側把持機構とバ
    ンド供給端の切断機構およびバンド重合部の溶着機構と
    前記スライドテーブルにバンド先端部分を押圧して把持
    するバンド先端把持機構を設けた梱包機において、前記
    スライドテーブルの擺動軌跡の下方に前記スライドテー
    ブルと同方向に擺動するプレス支持フレームを設けると
    共に、前記バンド供給端側把持機構と前記溶着機構と前
    記バンド先端把持機構をそれぞれ前記スライドテーブル
    の原位置で前記プレスカムに従動してスライドテーブル
    にバンドを押圧可能に、かつプレスカムの回転面方向に
    常時規制して前記プレス支持フレームに係合して設け、
    前記バンド供給端側把持機構と前記溶着機構と前記バン
    ド先端把持機構をプレス支持フレームの擺動動作に伴っ
    て前記スライドテーブルの原位置下に進退自在に設け、
    前記スライドテーブルのスライドテーブルフレームと前
    記プレス支持フレームに係合して前記スライドテーブル
    フレームと前記プレス支持フレームとを互いに独立して
    擺動せしめるフレームカムを設けたことを特徴とする梱
    包装置。
  4. 【請求項4】  請求項3記載の梱包機において、前記
    スライドテーブルの擺動軌跡の下方に前記スライドテー
    ブルと同方向に擺動するプレス支持フレームを設けると
    共に、少なくとも前記溶着機構と前記バンド先端把持機
    構とをそれぞれ前記スライドテーブルの原位置で前記プ
    レスカムに従動してスライドテーブルにバンドを押圧可
    能に、かつプレスカムの回転面方向に常時規制して前記
    プレス支持フレームに係合して設け、少なくとも前記溶
    着機構と前記バンド先端把持機構とをプレス支持フレー
    ムの擺動動作に伴って前記スライドテーブルの原位置下
    に進退自在に設けたことを特徴とする梱包装置。
  5. 【請求項5】  請求項3記載の梱包機において、前記
    スライドテーブルの擺動軌跡の下方に前記スライドテー
    ブルと同方向に擺動するプレス支持フレームを設けると
    共に、少なくとも前記バンド供給端側把持機構と前記溶
    着機構とをそれぞれ前記スライドテーブルの原位置で前
    記プレスカムに従動してスライドテーブルにバンドを押
    圧可能に、かつプレスカムの回転面方向に常時規制して
    前記プレス支持フレームに係合して設け、少なくとも前
    記バンド供給端側把持機構と前記溶着機構とをプレス支
    持フレームの擺動動作に伴って前記スライドテーブルの
    原位置下に進退自在に設けたことを特徴とする梱包装置
  6. 【請求項6】  前記プレス支持フレームの下端をコ字
    状に形成し、該コ字状の両端の対向するフランジに同心
    円の貫通孔を設け、これらの貫通孔を前記プレスカム軸
    に軸受を介して巻着してプレス支持フレームを回動自在
    に設け、前記コ字状の一方のフランジに上方に延びたフ
    レーム部を形成し、該フレーム部の上端にスライドテー
    ブル原位置から後退する方向に延びた腕杆部を形成し、
    該腕杆部にプレス支持フレームの擺動方向と略直交方向
    にプレス支持軸を突設し、一方前記バンド供給端側把持
    機構と前記溶着機構と前記バンド先端把持機構、又は少
    なくとも前記溶着機構と一方の前記把持機構のそれぞれ
    に、前記プレス支持フレームのスライドテーブル原位置
    から後退する方向に延びた腕杆部分を形成し、該腕杆部
    分をそれぞれプレス支持フレームの前記プレス支持軸で
    片持ち軸承した請求項3、4又は5記載の梱包装置。
  7. 【請求項7】  前記スライドテーブルフレームとプレ
    ス支持フレームのそれぞれに、該部のスライドテーブル
    原位置から後退する方向に延びたクランク部を形成し、
    該クランク部の先端付近に前記プレスカム軸と同期回転
    するフレームカム軸を設け、該フレームカム軸に前記ク
    ランク部に係合して前記スライドテーブルフレームとプ
    レス支持フレームとを互いに独立して擺動せしめるフレ
    ームカムを設けた請求項3、4、5、又は6記載の梱包
    装置。
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