JPH0421500A - 描画ロボット装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、描画ロボット装置に関し、更に詳しくは、ロ
ボットを用いてステンドガラス等に絵模様を描かせるこ
とができる描画ロボット装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、ステンドガラスの絵模様は、人手により描かれて
いた。

即ち、第４図に示すように、テーブルＴ上に原画０を置
き、その上に透明ガラス板又は透明アクリル板Ｐを１き
、その上から絵模様の輪郭！ｌｄをなぞるように人が塗
料吐出ガンＧを動かして、透明ガラス板又は透明アクリ
ル板戸上に塗料で絵模様の輪郭線を描く、第５図は上記
輪郭線を描く状態を側方から見たもので、透明ガラス板
又は透明アクリル板Ｐの上に塗料りが載せられ、絵模様
の輪郭線を形成している。

このように輪郭線を盛り上げて形成した絵模様の中に、
ゼリー状の着色塗料を流し込み、絵模様を完成するもの
である。

［発明が解決しようとする課題］ ステンドガラスを製作する際に、上記のように人手で絵
模様の輪郭線を描くと、生産性に限界があり、また、均
質なものを大量に製作することができない問題点がある
。

また、ステンドガラスと同し寸法の原画を作成しなけれ
ばならず、原画の製作、管理の負担が大きく、また、人
手で輪郭線を描く技術的困難も大きくなる。

従って、本発明の目的とするところは、ロポ・ントを用
いて絵模様の輪郭線を描かせることにより上記問題点を
解消できるようにした描画ロポ・シト装置を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の描画ロボット装置は、原画を読取って原画中の
絵模様の画像データを得るための画像読取り手段と、前
記原画中の絵模様の輪郭線を描く順序や線の太さ等の線
引きデータを入力するための線引きデータ入力手段と、
塗料吐出ガンを有しその塗料吐出ガンの移動と塗料の吐
出とを行う塗装ロボットと、前記線引きデータに基づい
て前記塗装ロボットを駆動し前記絵模様の輪郭線を描か
せる制御手段とを具備してなることを構成上の特徴とす
るものである。

〔作用〕

本発明の描画ロボット装置では、原画の絵模様の輪郭線
を、画像データおよび線引きデータとして信号化する。

そして、その画像データと線引きデータとに基づいて塗
装ロポ・ントを駆動し、絵模様の輪郭線を描かせる。

そこで、塗料吐出ガンの移動や塗料の吐出やそれらの制
御に人力を有しないので、生産性が向上する。また、均
質なものを大量生産することが出来る。

更に、製品における絵模様と同じ寸法の原画を必要とし
ないので、原画の製作、管理が容易になり、また、拡大
、縮小、Ａｉ集等による原画の変更を容易に行えるよう
になる。

〔実施例］ 以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。ここに第１図は本発明の一実施例の描画ロボッ
ト装置の構成ブロック図、第２図は読取った画像データ
の例示図、第３図は線引きデータの概念説明図である。

なお、図に示す実施例により本発明が限定されるもので
はない。

第１図に示す描画ロボット装Ｗ１．１において、次元ラ
インセンサ２は、原画Ｏを走査して画像信号を出力する
もので、その画像信号がパソコン５に画像データとして
取り込まれる。

このように取り込まれた画像データは、第２図に示すよ
うに、多数の画素の明暗データの集合である。

デジタイザ３は、絵模様の輪郭線を人がなぞることによ
り、輪郭線の位置１輪郭線を描く順序輪郭線と輪郭線の
交点等を線引きデータとして人力する。第３図は、デジ
タイザ３で入力した綿弓きデータの概念を示しており、
輪郭線の位置と描く順序が表されている。

操作卓４は、パソコン５と対話式に作業を進めるための
ものである。

パソコン５に取り込まれた画像データおよび線引きデー
タは、フロッピーディスク装Ｗ６に記録することができ
る。これより原画Ｏを一度読み込ませれば、以後はフロ
ッピーディスクを用いれば良いので、取り扱いが著しく
容易になる。

パソコン５はロボット制？１ｌｌｌｔ７に上記画像デー
タと線引きデータとを出力し、これにより塗装ロボット
８は塗料吐出ガンＧを移動させる。また、吐出用ドライ
バ９により吐出制御が行われ、必要なタイミングで塗料
が吐出される。

かくして、透明ガラス板または透明アクリル板戸上に塗
料により絵模様の輪郭線が描かれることとなる。このと
き、絵模様の大きさは、原画０の大きさと独立に選択で
きる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、原画を読取って原画中の絵模様の画像
データを得るための画像読取り手段と、前記原画中の絵
模様の輪郭線を描く順序や線の太さ等の線引きデータを
入力するための線引きデータ入力手段と、塗料吐出ガン
を有しその塗料吐出ガンの移動と吐出とを行う塗装ロボ
ントと、前記線引きデータに基づいて前記塗装ロボット
を駆動し前記絵模様の輪郭線を描かせる制御手段とを具
備してなることを特徴とする描画ロボット装置が提供さ
れ、これにより塗装ロボットで絵模様の輪郭線を描かせ
ることが出来るので、生産性を向上でき、また、均質の
ものを多量に生産できるようになる。

また、画像中の絵模様を信号化するので、製品の大きさ
から原画の大きさが自由となり、原画の製作が容易にな
る。また、保管が容易になる。−更に、変更が容易であ
り、縮小、拡大、ｋｘ集を自由に出来、一つの原画から
多くの変形を容易に得ることが出来るようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の描画ロボット装置の構成ブ
ロック図、第２図は読取った画像データの例示図、第３
図は線引きデータの概念説明図、第４図は従来のステン
ドガラスの製作工程を示す斜視図、第５図は同側面図で
ある。 〔符号の説明〕 １・・・描画ロボット装置 ２・・・二次元ラインセンサ ３・・・デジタイザ ５・・・パソコン ６・・・フロッピーディスク装置 ７・・・ロボット制御盤 ８・・・塗装ロボット ０・・・原画 Ｐ・・・透明カラス板又は透明アクリル板Ｇ・・・塗料
吐出ガン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、原画を読取って原画中の絵模様の画像データを得る
   ための画像読取り手段と、前記原画中の絵模様の輪郭線
   を描く順序や線の太さ等の線引きデータを入力するため
   の線引きデータ入力手段と、塗料吐出ガンを有しその塗
   料吐出ガンの移動と塗料の吐出とを行う塗装ロボットと
   、前記線引きデータに基づいて前記塗装ロボットを駆動
   し前記絵模様の輪郭線を描かせる制御手段とを具備して
   なることを特徴とする描画ロボット装置。