JPH04213991A - 遠隔制御システムとそのシステムリモコン装置 - Google Patents

遠隔制御システムとそのシステムリモコン装置

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JPH04213991A
JPH04213991A JP40153890A JP40153890A JPH04213991A JP H04213991 A JPH04213991 A JP H04213991A JP 40153890 A JP40153890 A JP 40153890A JP 40153890 A JP40153890 A JP 40153890A JP H04213991 A JPH04213991 A JP H04213991A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯機と複数の電子式混
合水栓などの関連する複数の機器を共通の信号伝送線で
接続し、システム的に制御するための遠隔制御システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、設備機器の有線式遠隔制御システ
ムにおいては、給電と信号伝送を2本の伝送ラインを共
用して行なう伝送方式が一般的で、電源は機器側に構成
し、リモコン装置に伝送ラインを介してリモコン装置で
必要な電源を供給する構成になっている。また信号伝送
方式をポーリング方式が一般的で機器と対応したリモコ
ン装置間に限定した信号伝送のみを行なう構成になって
いる。
【0003】反面、設備機器の多様化、高機能化を背景
に複数の機器を用いてハードのみでシステムを構築する
場合も増加し、ソフト面のシステム化対応技術の必要性
が高まっている。
【0004】従来、この種の遠隔制御システム、たとえ
ば図9に示すような給湯システムにおいては、瞬間式の
給湯機33と複数の電子混合栓34が独立して設置され
た場合、給湯機33に独立して温度設定機能と給湯流量
を検出して自動的に点火、燃焼する機能を設けることで
、給湯機33の電源スイッチをONし、設定温度を高め
に設定しておけば、電子混合栓34を開栓することで自
動的に給湯機33は点火、燃焼し所定のお湯が供給でき
るようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、給湯機33の電源をOFFしているとき
、温度設定が低くなっているときはそのまま電子混合栓
34のみを操作しても所望のお湯を得ることができず、
再度給湯機33のリモコン装置の操作をしなければなら
ないという不便さがあった。
【0006】また、機器ごとに2線式であるが複数の機
器をシステム化した場合、それぞれ配線が独立している
ため配線工事が複雑になり、当然リモコン装置もそれぞ
れの機器に独立して存在するためリモコン装置の設置が
煩雑になるという課題があった。
【0007】さらに、従来の遠隔制御システムをそのま
ま共通伝送線に接続した場合、機器に設けた電源の電圧
差によって電圧の高い機器の電源がリモコン装置のみで
なく、他の機器に流れ込み特定の機器の電源回路に著し
く負担がかかるという課題があった。
【0008】また、信号伝送方式においても共通2線伝
送線をもちいて単独使用、システム化使用の両方を成り
立たせる信号伝送方式がなく、システム化を図る場合図
10に示すように、たとえばHAシステムなどのリモコ
ン装置とは別系の信号伝送手段35を用いてシステム化
を実現する方法しかなく、省線化が図れないという課題
があった。仮にシステム化のみを前提に従来のポーリン
グ方式で信号伝送を行なった場合端末数が多数となるた
め応答性が著しく低下するという課題があった。
【0009】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
で、それぞれの機器単独でも成立し、共通2線伝送ライ
ンを用いて単独使用時の応答性を損なうことなくそれぞ
れの機器をシステム化することも可能な遠隔制御システ
ムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の機器本体と、前記機器本体にそれぞ
れ1対Nで対応した複数のリモコン装置とを伝送線にて
接続し、前記機器本体は被制御部と、前記伝送線と交流
接続され前記伝送線を介して変調信号の送受信を行なう
送受信部と、前記送受信が前記伝送線を介して受信した
受信データをもとに被制御部を制御し被制御部の状態に
よって前記送受信部に送信データを出力する制御部と、
前記伝送線に直流電力を供給する電源部と、前記電源部
と前記伝送線の接続を開閉するスイッチ部より構成した
ことを第1の課題解決手段としている。
【0011】また、上記第1の課題解決手段の機器相互
間、リモコン装置相互間または機器とリモコン装置との
間での伝送信号は、少なくとも複数の機器にそれぞれ割
り付けられた機器アドレスと前記機器の機器本体と前記
機器本体に1対Nで対応したリモコン装置に割り付けら
れた端末アドレスとで構成した送信端末アドレスと、同
様に機器アドレスと端末アドレスで構成した送信先端末
アドレスと、伝送データとにより構成し、前記端末アド
レスの未使用アドレスを一斉伝送アドレスとして割り付
け、前記送信端末アドレスの機器アドレスと前記送信先
端末アドレスの機器アドレスが同一の場合に限定して前
記送信先端末アドレスの端末アドレスとして前記一斉伝
送アドレスを付加してデータを送信可とし、前記一斉伝
送アドレスの付加されたデータを受信した場合は前記機
器アドレスの一致した端末が同時にデータを受信するよ
うにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0012】さらに、上記第1の課題解決手段のリモコ
ン装置として、自端末アドレスとして複数の機器アドレ
スと複数の端末アドレスを持ち、複数機器の機能を複合
した情報を表示する表示部と、前記複数機器の作動を複
合的に指示する操作部と、前記操作部からの情報を処理
して対応する複数の機器に対応する機器アドレスと端末
アドレスよりなる送信端末アドレスと、同様に対応する
機器アドレスと端末アドレスよりなる送信先端末アドレ
スを伝送データに付加して送信する送信部と前記複数の
機器からの受信データを処理して前記表示部に情報を出
力する受信部よりなることを第3の課題解決手段として
いる。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
システム化する場合システム電源に設定したいずれか1
つの機器本体以外のスイッチ部をOFFすることで、他
の機器本体への電源の流れ込みを防止することができ、
リモコン装置のみに限定して給電できる。また機器単独
で用いる場合はスイッチ部をONすることで対応したリ
モコン装置への給電も可能となる。
【0014】また、第2の課題解決手段により、同一機
器アドレス内では一斉伝送アドレスを導入し、他の機器
への伝送については1対1伝送に限定することで、同一
機器内のリモコン操作応答性を確保するとともに、異機
種機器間の信号伝送を簡略化することで信号伝送の信頼
性を向上させることができる。
【0015】さらに、第3の課題解決手段により、単独
のリモコン装置で複数の機器本体と信号伝送が可能とな
り、システム制御機能を持ったシステムリモコン装置を
実現することができ、設備機器などに応用し複数の機器
をシステム化したとき、本来複数必要となり設置が煩雑
となるリモコン装置を統合でき、設置性を向上できる。 さらに単独使用では実現できなかった新たな機能を実現
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0017】図に示すように、機器本体1、機器本体2
とそれぞれに対応したリモコン装置3、リモコン装置4
より構成した場合を示している。電源部5は商用電源を
直流電源に変換して機器本体1の各部および伝送線6を
介してリモコン装置3、4に給電している。スイッチ部
7は電源部5と伝送線6の接続を開閉する。この実施例
では機器本体1のスイッチ部7が閉で、機器本体2のス
イッチ部7が開となっているので機器本体1がリモコン
装置3、4への給電を行なっている。インダクタンス8
は給電電圧に重畳した伝送信号が電源部5に漏洩しない
ようにするためのものである。送受信部9はコンデンサ
10によって伝送線6と交流結合されている。制御部1
1は送受信部9からの受信データを基に被制御部12を
制御し、被制御部12の状態などを送信データとして送
受信部9に送っている。機器本体2も機器本体1と同様
に構成している。
【0018】リモコン装置3、4は、機器本体1、2の
作動を指示する操作部13と、対応する機器アドレスと
端末アドレスよりなる送信先端末アドレスを伝送データ
に付加して送信する送信部14と、機器本体1、2から
の受信データを処理して表示部15に情報を出力する受
信部16と、電源部17と、インダクタンス18とで構
成している。
【0019】ここで、仮に機器本体1、機器本体2にス
イッチ部7がなく伝送線6に直結されていたとすると機
器本体1、機器本体2の電源電圧の高い方の電源から低
い方の電源へ電源電流が流れ込み、電源電圧の高い方の
電源部5はリモコン装置3、4以外に他方の機器本体の
回路電源まで供給することとなり不具合が生じる。スイ
ッチ部7によって給電端末を1つに限定することで、こ
の問題を解決している。またスイッチ部7はダイオード
を使用して順バイアスがかかれば開、逆バイアスのとき
は閉になる特性を利用し、流れ込みを防止するように接
続することで自動的にシステム内の最も電源電圧の高い
機器本体からリモコン装置へ給電される自動スイッチを
構成することもできる。
【0020】つぎに、この遠隔制御システムの信号伝送
に用いる信号パケットを図2により説明する。
【0021】図に示すように、機器アドレス、端末アド
レスからなる送信端末アドレス19と、同様に機器アド
レス、端末アドレスからなる送信先端末アドレス20と
、伝送データ21と、誤りチェックコード22とから構
成されている。
【0022】アドレス割付表は(表1)に示す通りで、
この例では機器1から機器3にアドレスを割り付けてい
る。
【0023】
【表1】
【0024】この表から明らかなように、機器1には機
器本体とリモコン装置が2台、機器2には機器本体とリ
モコン装置が3台、機器3にはリモコン装置が1台の例
を示している。機器1、機器2、機器3の端末アドレス
として1111bの一斉伝送アドレスを割り付けている
【0025】主に同一機器((表1)の機器1)内での
1対1伝送データの信号伝送手順は図3に示すようにな
る。図3のAは機器本体からメインリモコン装置にデー
タ伝送する場合の手順、Bは機器本体からサブリモコン
装置にデータ伝送する場合の手順、Cはメインリモコン
装置からサブリモコン装置にデータ伝送する場合の手順
をそれぞれ示している。回線のデータを全ての端末が受
信するが送信先端末アドレスが自分のアドレスでもなく
一斉伝送アドレスでもなかった端末は受信処理を中断す
る。また、このときの送信端末アドレス、送信先端末ア
ドレスの機器アドレスは機器1のアドレスである000
1bが付加される。送信先端末アドレスが一致した端末
は受信データの誤り検出コードによりデータの誤りの有
無をチェックし、誤りがなかった場合はACKを回線に
送出する。また、図3のDはメインリモコン装置から機
器本体にデータ伝送し、伝送エラーが発生した場合の手
順を示している。受信データの誤り検出コードにより誤
りを検出した場合はNAKを回線に送出する。送信側で
あるメインリモコン装置は前回の伝送データと同様の再
送データを回線に送出する。受信端末である機器本体は
再送データを受信後誤りの有無をチェックし、誤りが無
かったらACKを回線に送出する。
【0026】つぎに、主に同一機器((表1)の機器1
)内での一斉伝送データの信号伝送手順は図4に示すよ
うになる。図4のAは機器本体が一斉伝送データを送信
する場合の手順で、回線に出力されたデータをメインリ
モコン装置とサブリモコン装置が受信し、メインリモコ
ン装置のみがACKを返送する。Bはメインリモコン装
置が一斉伝送データを送信する場合の手順で、回線に出
力されたデータを機器本体とサブリモコン装置が受信し
、機器本体のみがACKを返送する。Cはサブリモコン
装置が一斉伝送データを送信する場合の手順で、回線に
出力されたデータを機器本体とメインリモコン装置が受
信し、機器本体のみがACKを返送する。このように伝
送データの送信先端末アドレスの端末アドレスが一斉伝
送アドレスコードの場合、伝送データの送信端末アドレ
スの端末アドレスが機器本体である場合はメインリモコ
ン装置が、端末アドレスがメインリモコン装置またはサ
ブリモコン装置である場合は機器本体がACKを返送す
る義務を負うようになっている。当然のことながらこの
ときの送信端末アドレス、送信先端末アドレスの機器ア
ドレスは機器1のアドレスである0001bが付加され
ていて、送信先端末アドレスに一斉伝送アドレスが付加
されるのはこの例のように送信先機器アドレスと送信機
器アドレスが一致した場合に限られる。また、図4のD
は機器本体が一斉伝送データを送信したがサブリモコン
装置の受信データに伝送エラーが発生した場合の手順を
示している。伝送データをメインリモコン装置とサブリ
モコン装置が受信し、メインリモコン装置は受信データ
に誤りがなかったのでACKを返送している。ところが
サブリモコン装置の受信データに誤りがありサブリモコ
ン装置はNAKを返送する。図4のDに示した例ではA
CKが先に送信されているが、誤りチェックの処理時間
などによってNAKが先になる場合もある。NAKが先
に返送された場合は、メインリモコン装置はACKの返
送は中止し再送待の状態になる。またACKを受信して
も一定時間回線に信号が送信されていないことが確認さ
れないと、信号伝送は終了しないようにすることでAC
Kの後に一定時間内のNAKも有効に受信され、機器本
体から再送データが送信される。再送データの受信は通
常の伝送データの受信と同様にして行なわれる。
【0027】各パケットを送出する際は、一般にコンテ
ンション方式の信号伝送で採用されているCSMA、C
Dなどの手法を用いて伝送パケットを送出する。また新
たなデータパケット送信のキャリアセンス時間(回線に
信号がないことを確認している時間)をACK、NAK
、再送パケット送信時より長く取ることで一連の信号伝
送の中に新たな信号伝送が割り込まないようにしている
【0028】つぎに、主に異機種機器((表1)の機器
1から機器3)での1対1伝送データの信号伝送手順は
図5に示すようになる。図5のAは機器1のメインリモ
コン装置から機器2の機器本体にデータ伝送する場合の
手順、Bは機器1のメインリモコン装置から機器3の機
器本体にデータ伝送する場合の手順、Cは機器2の機器
本体から機器3の機器本体にデータ伝送する場合の手順
を示している。同一機器内の1対1の信号伝送と同様、
送信先端末アドレスが一致した端末は受信データの誤り
検出コードによりデータの誤りの有無をチェックし、誤
りがなかった場合はACKを回線に送出する。また、図
5のDは機器2の機器本体から機器1のメインリモコン
装置にデータ伝送し、伝送エラーが発生した場合の手順
を示している。受信データの誤り検出コードにより誤り
を検出した場合は、NAKを回線に送出する。送信側で
ある機器2の機器本体は前回の伝送データと同様の再送
データを回線に送出する。受信端末である機器1のメイ
ンリモコン装置は再送データを受信後、誤りの有無をチ
ェックし誤りが無かったらACKを回線に送出する。
【0029】つぎに、本発明の他の実施例を図6により
説明する。図に示すように、システムリモコン装置23
は複数の機器を制御する機能を持つもので、このシステ
ムリモコン装置23を用いて機器1、機器2、機器3を
システム化している。機器1、機器2、機器3に機器1
メインリモコン装置24と、機器2メインリモコン装置
25と、そしてシステムリモコン装置23とで構成して
いる。機器1メインリモコン装置24には、(表1)に
示したアドレス割付表から機器アドレスとして0001
b、端末アドレスとして0001bが割り付けられ、機
器2メインリモコン装置25には機器アドレスとして0
010b、端末アドレスとして0001bが割り付けら
れ、さらに、システムリモコン装置23には機器1サブ
リモコン装置として機器アドレス0001b、端末アド
レス0010b、機器2サブリモコン装置1として機器
アドレス0010b、端末アドレス0010b、機器3
メインリモコン装置として機器アドレス0011b、端
末アドレス0001bの3種類の自端末アドレスが割り
付けられている。
【0030】システムリモコン装置23の操作面は、図
7のように電源スイッチ26を操作すると、機器3の電
源をON/OFFするとともに機器1、機器2もON/
OFFできるようになっている。また機器1、機器2、
機器3の電源状態を電源表示ランプ27、28、29で
表示するようになっている。表示ランプ30は機器3の
設定レベルを表示するもので、調節スイッチ31、32
で調節できるようになっている。
【0031】上述のシステムリモコン装置23は、機器
3のメインリモコン装置、機器1および機器2のサブリ
モコン装置として位置づけられている場合を示している
が、システム化する機器、システムリモコン装置に持た
せる機能などによっては、すべての機器のメインリモコ
ン装置として位置づけることも可能である。ただし、そ
のとき、信号伝送方式ACK返送権の関係で同一機器内
にメインリモコン装置を2台置くことができないので、
対応した機器のメインリモコン装置をはずしてシステム
構成を行なう必要がある。
【0032】つぎに、システムリモコン装置23の電源
スイッチ26の操作に対する処理を図8を参照しながら
説明する。
【0033】まず、S1で電源スイッチ26の操作の有
無をチェックし、操作がなかった場合は何も処理しない
で電源スイッチ処理を終了する。操作があった場合はS
2で機器3の電源状態をチェックする。電源ONの場合
は、S3で機器3本体にOFFデータを送信する。この
とき、送信機器アドレスは0011b、送信端末アドレ
スは0001bを使用し、送信先機器アドレスは001
1b、送信先端末アドレスは0000bで送信する。こ
の例の場合、機器3にはサブリモコン装置が定義されて
いないので、送信先端末アドレスは機器3の機器本体の
アドレスを指定しているが、サブリモコン装置が定義さ
れていてサブリモコン装置にも電源表示などがある場合
は、送信先端末アドレスとして1111bの一斉伝送ア
ドレスを使用することもできる。つぎに、S4で機器1
が機器1メインリモコン装置24によってONされた自
己ONモードかどうかをチェックする。自己ONモード
でない場合は、S5で機器1にOFFデータを送信し、
S6で機器1自己ONフラグをリセットする。このとき
、送信機器アドレスは0001b、送信端末アドレスは
0010bを使用し、送信先機器アドレスは0001b
、送信先端末アドレスは1111bを使用して一斉伝送
で送信することになる。つぎに、S7、S8、S9で、
機器2に対してS4、S5、S6で機器1に行なった処
理を行なう。このとき、送信機器アドレスは0010b
、送信端末アドレスは0010bを使用し、送信先機器
アドレスは0010b、送信先端末アドレスは1111
bを使用して一斉伝送で送信する。S4、S7でチェッ
クしている自己ONかどうかは機器1、機器2に対応し
て設けられた自己ONフラグを用いてチェックし、機器
1メインリモコン装置24、機器2メインリモコン装置
25などの機器リモコン装置からのON信号を受信した
ときに対応した自己ONフラグをセットし、OFF信号
を受信したときに対応した自己ONフラグをリセットす
る。S2で機器3がOFFであった場合はS10で機器
3にONデータを送信する。つぎに、S11で機器1の
OFFをチェックし、OFFの場合はS12で機器1に
ONデータを送信し、S13で機器1自己ONフラグを
リセットする。S14、S15、S16で機器2に対し
て同様の処理を行なう。S10、S12、S15でのデ
ータ伝送の方法はS3、S5、S8と同様に行なう。こ
の実施例のシステムリモコン装置では自端末アドレスと
して複数のアドレスを割り付けることで図5で示した機
器間信号伝送を使用しないで複数の機器を関連を持たせ
て制御できる。
【0034】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、伝送線に直流電力を供給する電源部と、この
電源部と伝送線の接続を開閉するスイッチ部を備えてい
るから、リモコン装置用の電源を別に設けることなく、
従来通り機器の電源を使用して、単独使用時、システム
使用時いずれにも対応できる2線伝送が実現できる。
【0035】また、機器相互間、リモコン装置相互間ま
たは機器とリモコン装置との間での伝送信号は、少なく
とも複数の機器にそれぞれ割り付けられた機器アドレス
と前記機器の機器本体と前記機器本体に1対Nで対応し
たリモコン装置に割り付けられた端末アドレスとで構成
した送信端末アドレスと、同様に機器アドレスと端末ア
ドレスで構成した送信先端末アドレスと、伝送データと
により構成し、前記端末アドレスの未使用アドレスを一
斉伝送アドレスとして割り付け、前記送信端末アドレス
の機器アドレスと前記送信先端末アドレスの機器アドレ
スが同一の場合に限定して前記送信先端末アドレスの端
末アドレスとして前記一斉伝送アドレスを付加してデー
タを送信可とし、前記一斉伝送アドレスの付加されたデ
ータを受信した場合は前記機器アドレスの一致した端末
が同時にデータを受信するようにしたから、単独使用等
の応答性を損なうことなく、共通2線伝送路を用いて機
器間のシステム制御情報の信号伝送ができる。また、送
信先機器内の端末アドレスにシステムリモコン装置のた
めの空きがなくてもシステム情報の伝送ができる。
【0036】さらに、システムリモコン装置は、自端末
アドレスとして複数の機器アドレスと複数の端末アドレ
スを持ち、複数機器の機能を複合した情報を表示する表
示部と、前記複数機器の作動を複合的に指示する操作部
と、前記操作部からの情報を処理して対応する複数の機
器に対応する機器アドレスと端末アドレスよりなる送信
端末アドレスと、同様に対応する機器アドレスと端末ア
ドレスよりなる送信先端末アドレスを伝送データに付加
して送信する送信部と前記複数の機器からの受信データ
を処理して前記表示部に情報を出力する受信部よりなる
から、複数機器のシステム化においてリモコン装置の統
合が可能になり、システム化したことにより可能となる
新たな機能を実現できる。また、システム情報を一斉伝
送できるのでシステム制御の応答性を向上でき、さらに
、システム情報を機器内に機器内情報として再度送信す
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の遠隔制御システムの回路ブ
ロック図
【図2】同遠隔制御システムの伝送信号フォーマット図
【図3】同遠隔制御システムの信号伝送手順の一例を示
した図
【図4】同遠隔制御システムの信号伝送手順の他の例を
示した図
【図5】同遠隔制御システムの信号伝送手順の別の例を
示した図
【図6】本発明の他の実施例の遠隔制御システムの回路
ブロック図
【図7】同遠隔制御システムのシステムリモコン装置の
正面図
【図8】同システムリモコン装置の電源スイッチ処理の
フローチャート
【図9】従来の遠隔制御システムの回路ブロック図
【図
10】従来の遠隔制御システムの回路ブロック図
【符号の説明】
1,2  機器本体 3,4  リモコン装置 5  電源部 6  伝送線 7  スイッチ部 9  送受信部 11  制御部 12  被制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機器本体と、前記機器本体にそれぞ
    れ1対Nで対応した複数のリモコン装置とを伝送線にて
    接続し、前記機器本体は被制御部と、前記伝送線と交流
    接続され前記伝送線を介して変調信号の送受信を行なう
    送受信部と、前記送受信部が前記伝送線を介して受信し
    た受信データをもとに被制御部を制御し被制御部の状態
    によって前記送受信部に送信データを出力する制御部と
    、前記伝送線に直流電力を供給する電源部と、前記電源
    部と前記伝送線の接続を開閉するスイッチ部より構成さ
    れた遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】機器相互間、リモコン装置相互間または機
    器とリモコン装置との間での伝送信号は、少なくとも複
    数の機器にそれぞれ割り付けられた機器アドレスと前記
    機器の機器本体と前記機器本体に1対Nで対応したリモ
    コン装置に割り付けられた端末アドレスとで構成した送
    信端末アドレスと、同様に機器アドレスと端末アドレス
    で構成した送信先端末アドレスと、伝送データとにより
    構成し、前記端末アドレスの未使用アドレスを一斉伝送
    アドレスとして割り付け、前記送信端末アドレスの機器
    アドレスと前記送信先端末アドレスの機器アドレスが同
    一の場合に限定して前記送信先端末アドレスの端末アド
    レスとして前記一斉伝送アドレスを付加してデータを送
    信可とし、前記一斉伝送アドレスの付加されたデータを
    受信した場合は前記機器アドレスの一致した端末が同時
    にデータを受信するようにしてなる請求項1記載の遠隔
    制御システム。
  3. 【請求項3】自端末アドレスとして複数の機器アドレス
    と複数の端末アドレスを持ち、複数機器の機能を複合し
    た情報を表示する表示部と、前記複数機器の作動を複合
    的に指示する操作部と、前記操作部からの情報を処理し
    て対応する複数の機器に対応する機器アドレスと端末ア
    ドレスよりなる送信端末アドレスと、同様に対応する機
    器アドレスと端末アドレスよりなる送信先端末アドレス
    を伝送データに付加して送信する送信部と前記複数の機
    器からの受信データを処理して前記表示部に情報を出力
    する受信部よりなる請求項1記載の遠隔制御システムの
    システムリモコン装置。
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