JPH04210827A - 打抜き金型用ストリッパ - Google Patents
打抜き金型用ストリッパInfo
- Publication number
- JPH04210827A JPH04210827A JP40993090A JP40993090A JPH04210827A JP H04210827 A JPH04210827 A JP H04210827A JP 40993090 A JP40993090 A JP 40993090A JP 40993090 A JP40993090 A JP 40993090A JP H04210827 A JPH04210827 A JP H04210827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stripper
- punching
- die
- worked
- workpiece material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 48
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、打抜き金型用ストリッ
パに関し、特にリードフレームのように狭幅、長尺の材
料の打抜き加工に適した打抜き金型用ストリッパに関す
る。 [0002] 【従来の技術】打抜き金型においては、被加工材料がパ
ンチ側に引き込まれることを防止するために、ストリッ
パによってダイ上の被加工材料を押さえ付けている。と
ころで、このようなストリッパにおいては、被加工材料
の幅が十分に大きい場合(幅/厚みが1.2以上)には
、パンチによる打抜き力の60%程度の力で当該被加工
材料を押さえれば被加工材料を十分に固定できるが、狭
幅、長尺のリードフレーム成形用の板材等を打ち抜く場
合には、被加工材料の位置がずれ易いため、より大きな
押え圧を被加工材料に付加する必要がある。 (0003)図3には、ストリッパによる押え圧が不十
分の場合の被加工材料(リードフレーム成形用)内の残
留応力分布が示されている。この図は、ダイ10の上に
セットされた材料12をストリッパプレート14て押さ
え、パンチ16によって打ち抜いた状態を示したもので
ある。図において、斜線部分18が圧縮応力域、白抜き
部分20が引張応力域を示す。また、符号12aは材料
12の抜きカスである。このように、ストリッパプレー
ト14による押え圧が不十分であると、材料12がパン
チ16側に引き込まれ、左右の残留応力分布のバランス
が乱れてしまう。これにより、ストリッパプレート14
を離脱させた時に材料12が横方向にシフトし、次の打
抜き位置にずれが生じる。 [0004] このため、従来は図4に示されているよ
うに、ストリッパプレート14のストリップ面に打抜き
形状に沿った突起22を形成し、これによって材料12
の打抜き部分の周辺を大きな押え圧で押圧することによ
り、材料12がパンチ16側に引き込まれのを防止して
いた。 [0005]
パに関し、特にリードフレームのように狭幅、長尺の材
料の打抜き加工に適した打抜き金型用ストリッパに関す
る。 [0002] 【従来の技術】打抜き金型においては、被加工材料がパ
ンチ側に引き込まれることを防止するために、ストリッ
パによってダイ上の被加工材料を押さえ付けている。と
ころで、このようなストリッパにおいては、被加工材料
の幅が十分に大きい場合(幅/厚みが1.2以上)には
、パンチによる打抜き力の60%程度の力で当該被加工
材料を押さえれば被加工材料を十分に固定できるが、狭
幅、長尺のリードフレーム成形用の板材等を打ち抜く場
合には、被加工材料の位置がずれ易いため、より大きな
押え圧を被加工材料に付加する必要がある。 (0003)図3には、ストリッパによる押え圧が不十
分の場合の被加工材料(リードフレーム成形用)内の残
留応力分布が示されている。この図は、ダイ10の上に
セットされた材料12をストリッパプレート14て押さ
え、パンチ16によって打ち抜いた状態を示したもので
ある。図において、斜線部分18が圧縮応力域、白抜き
部分20が引張応力域を示す。また、符号12aは材料
12の抜きカスである。このように、ストリッパプレー
ト14による押え圧が不十分であると、材料12がパン
チ16側に引き込まれ、左右の残留応力分布のバランス
が乱れてしまう。これにより、ストリッパプレート14
を離脱させた時に材料12が横方向にシフトし、次の打
抜き位置にずれが生じる。 [0004] このため、従来は図4に示されているよ
うに、ストリッパプレート14のストリップ面に打抜き
形状に沿った突起22を形成し、これによって材料12
の打抜き部分の周辺を大きな押え圧で押圧することによ
り、材料12がパンチ16側に引き込まれのを防止して
いた。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように打抜き形状に沿った突起をストリップ面に形
成する方式では、ダイに対するストリッパの位置や材料
の送り量がずれた場合に、被加工材料を十分に固定でき
ないという不都合があった。また、突起の加工に際して
、打抜き形状に対応させる必要から高い精度が要求され
る反面、汎用性がないためコストが高くなってしまう。 [0006]
来のように打抜き形状に沿った突起をストリップ面に形
成する方式では、ダイに対するストリッパの位置や材料
の送り量がずれた場合に、被加工材料を十分に固定でき
ないという不都合があった。また、突起の加工に際して
、打抜き形状に対応させる必要から高い精度が要求され
る反面、汎用性がないためコストが高くなってしまう。 [0006]
【発明の目的】本発明は係る点に鑑みて成されたもので
あり、簡素な構成でありながら、被加工材料を常に確実
に固定できる打抜き金型用ストリンパを提供することを
目的とする。 [0007]
あり、簡素な構成でありながら、被加工材料を常に確実
に固定できる打抜き金型用ストリンパを提供することを
目的とする。 [0007]
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被加工材料と当接する面に所定高さ、所定
間隔の網目状の突起を形成している。 [0008]
するために、被加工材料と当接する面に所定高さ、所定
間隔の網目状の突起を形成している。 [0008]
【作用】本発明は以上のように、ストリップ面の突起の
形状を網目状にしているため、当該突起の加工を比較的
容易に行うことができる。また、ストリップ面全体で被
加工材料を押さえることとなるため、如何なる形状の被
加工材料にも対応することができ、更にストリッパ自体
が位置ずれを起こした場合や材料の送り量がずれが場合
にも被加工材料を良好に押さえることができる。特に、
位置ずれを生じ易いリードフレーム成形用等の狭幅の被
加工材料を打ち抜く際に有効となる。 [0009]
形状を網目状にしているため、当該突起の加工を比較的
容易に行うことができる。また、ストリップ面全体で被
加工材料を押さえることとなるため、如何なる形状の被
加工材料にも対応することができ、更にストリッパ自体
が位置ずれを起こした場合や材料の送り量がずれが場合
にも被加工材料を良好に押さえることができる。特に、
位置ずれを生じ易いリードフレーム成形用等の狭幅の被
加工材料を打ち抜く際に有効となる。 [0009]
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
つつ詳細に説明する。図1には実施例に係る打ち抜き金
型30の構成が示され、図2には当該金型30に使用さ
れるストリッパ46の構成が示されている。 [00101打抜き金型30は、上ダイセット32と、
下ダイセット34と、これら上下のダイセット32,3
4を支える2本のポスト36と、リードフレーム成形用
の被加工材料38を載置したダイプレート40と、被加
工材料38を打ち抜くパンチ42と、パンチ42を支え
るパンチプレート44と、被加工材料38を上方から押
さえるストリッパプレート46と、このストリッパプレ
ート46に抑圧を与えるスタッド48及びスプリング5
0とから構成されている。 [00111ストリツパプレート46は、図2に示され
ているように、基材52とその表面に形成された網目状
の突起部54とから構成される。突起部54の網目の形
状は、被加工材料38を確実に保持するとともに、当該
被加工材料38の表面に傷が付かないように、高さHを
10μm以下、幅Wを0.3mm以下、ピッチPを2m
m以下とする。 [0012]次に、以上のような構成の打抜き金型30
による打ち抜き動作について説明する。打抜き加工を行
うに際し、先ずストリッパプレート46をダイプレート
40の上方に待機させた状態で長尺状の被加工材料38
をダイプレート40上にセットする。次に、ストリッパ
プレート46で被加工材料38を押さえ付けた状態で、
パンチ42によって被加工材料38を打抜く。これによ
って、所定形状のリードフレームが成形される。なお、
打抜きの際、被加工材料38はストリッパプレート46
の網目状の突起部54によって押さえ付けられているた
め、位置ずれを起こすことはない。 [00131次に、ストリッパプレート46を上方に退
避させ、次の加工面がダイプレートの打抜き位置にセッ
トされるように被加工材料38を移送する。その後、上
記と同様の動作を繰り返すことによって連続的にリード
フレームの打抜き加工を行う。 [0014]
つつ詳細に説明する。図1には実施例に係る打ち抜き金
型30の構成が示され、図2には当該金型30に使用さ
れるストリッパ46の構成が示されている。 [00101打抜き金型30は、上ダイセット32と、
下ダイセット34と、これら上下のダイセット32,3
4を支える2本のポスト36と、リードフレーム成形用
の被加工材料38を載置したダイプレート40と、被加
工材料38を打ち抜くパンチ42と、パンチ42を支え
るパンチプレート44と、被加工材料38を上方から押
さえるストリッパプレート46と、このストリッパプレ
ート46に抑圧を与えるスタッド48及びスプリング5
0とから構成されている。 [00111ストリツパプレート46は、図2に示され
ているように、基材52とその表面に形成された網目状
の突起部54とから構成される。突起部54の網目の形
状は、被加工材料38を確実に保持するとともに、当該
被加工材料38の表面に傷が付かないように、高さHを
10μm以下、幅Wを0.3mm以下、ピッチPを2m
m以下とする。 [0012]次に、以上のような構成の打抜き金型30
による打ち抜き動作について説明する。打抜き加工を行
うに際し、先ずストリッパプレート46をダイプレート
40の上方に待機させた状態で長尺状の被加工材料38
をダイプレート40上にセットする。次に、ストリッパ
プレート46で被加工材料38を押さえ付けた状態で、
パンチ42によって被加工材料38を打抜く。これによ
って、所定形状のリードフレームが成形される。なお、
打抜きの際、被加工材料38はストリッパプレート46
の網目状の突起部54によって押さえ付けられているた
め、位置ずれを起こすことはない。 [00131次に、ストリッパプレート46を上方に退
避させ、次の加工面がダイプレートの打抜き位置にセッ
トされるように被加工材料38を移送する。その後、上
記と同様の動作を繰り返すことによって連続的にリード
フレームの打抜き加工を行う。 [0014]
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るストリ
ッパは、被加工材料と当接する面に所定高さ、所定間隔
の網目状の突起を形成しているため、簡素な構成であり
ながら、被加工材料を常に確実に固定できるという効果
がある。
ッパは、被加工材料と当接する面に所定高さ、所定間隔
の網目状の突起を形成しているため、簡素な構成であり
ながら、被加工材料を常に確実に固定できるという効果
がある。
【図1】実施例に係る打抜き金型の構成をしめず断面図
である。
である。
【図2】実施例に係るストリンパプレートの構成を示す
図であり、 (A)が平面図、 (B)が側面図である
。
図であり、 (A)が平面図、 (B)が側面図である
。
【図3】従来技術による作用を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図4】従来技術に係るストリッパプレートの構成を示
す図であり、 (A)が平面図、 (B)が側面図であ
る。
す図であり、 (A)が平面図、 (B)が側面図であ
る。
30 打抜き金型
38 被加工材料
40 ダイプレート
42 パンチ
46 ストリッパプレート
54 突起部
Claims (2)
- 【請求項1】打抜き金型のダイ上に配置された被加工材
料を押さえ付ける打抜き金型用ストリッパにおいて、前
記被加工材料と当接する面に所定高さ、所定間隔の網目
状の突起を形成したことを特徴とする打抜き金型用スト
リッパ。 - 【請求項2】前記被加工材料がリードフレーム成形用金
属板であることを特徴とする請求項1記載の打抜き金型
用ストリッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40993090A JPH04210827A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 打抜き金型用ストリッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40993090A JPH04210827A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 打抜き金型用ストリッパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210827A true JPH04210827A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18519180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40993090A Pending JPH04210827A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 打抜き金型用ストリッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04210827A (ja) |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP40993090A patent/JPH04210827A/ja active Pending
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