JPH0421025Y2 - - Google Patents

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JPH0421025Y2
JPH0421025Y2 JP12236087U JP12236087U JPH0421025Y2 JP H0421025 Y2 JPH0421025 Y2 JP H0421025Y2 JP 12236087 U JP12236087 U JP 12236087U JP 12236087 U JP12236087 U JP 12236087U JP H0421025 Y2 JPH0421025 Y2 JP H0421025Y2
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JP
Japan
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arcuate groove
bending
support device
elastic support
coil spring
Prior art date
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Expired
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JP12236087U
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English (en)
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JPS6427484U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫、シヨーケース等に用いられる
密閉型圧縮機の弾性支持装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、密閉型圧縮機は小型、軽量化への傾向が
強く、小型化を進める上で、弾性支持装置の構造
が重要視されている。
以下図面を参照しながら、従来の密閉型圧縮機
の弾性支持装置の一例について説明する。
第2図及び第3図は、実開昭49−11047号に示
される従来の密閉型圧縮機の弾性支持装置を示す
もので、1は密閉容器で圧縮要素2を収納してい
る。3はスプリングホルダーで前記密閉容器内側
面に溶着されている。4はコイルスプリングで一
端は前記圧縮機要素2に固定し、他端は前記スプ
リングホルダー3に係止している。
第3図において、スプリングホルダー3は係止
部5を曲設している。6は円弧状溝で係止部5に
設けられ折曲部7にかかる先端部6a及び基部6
bを有する。
上記構成においてスプリング4は、係止部5を
挾持し、円弧状溝6に嵌入固定される。
考案が解決しようとする問題点 ところが、円弧状溝6の先端部6aは折曲部7
にさしかかつている為、折曲部7の曲げ工程にお
いて素材の表面が引張られ、基部6bに対し、溝
の深さが浅くなつている。従つてスプリング4が
容易に外れてしまうという欠点を有していた。こ
の欠点は円弧状溝6が折曲部7にさしかからない
位置に設ければ解消するが、このことは密閉容器
1の内径寸法が大きくなり、密閉型圧縮機の小
型、軽量化に逆行する。
本考案は、上記問題点に鑑み、スプリングが外
れにくく、かつ密閉容器の内径寸法を大きくする
必要の無い密閉型圧縮機の弾性支持装置を提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 そのために、本考案の密閉型圧縮機の弾性支持
装置は、円弧状溝を備える係止部を曲設し、前記
円弧状溝の先端部を含む折曲部中央に切欠孔を有
したスプリングホルダーを密閉容器内に固着し、
圧縮要素に一端を固定したコイルスプリングの他
端を前記円弧状溝に嵌入固定した構成を備えたも
のである。
作 用 本考案は、上記構成によつて、円弧状溝の先端
部は、折曲部にかかつていながら基部と同様の溝
深さを有しており、コイルスプリングは極めて外
れにくい。
実施例 以下、本考案の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同一部品は同一
符号を用いて説明し、構成、動作の同じところは
省略する。
第1図において、3はスプリングホルダーで垂
直な取付部3aと、この取付部3aの上端を略水
平に折曲して形成した係止部11を有する。12
は円弧状溝で係止部11の上面に設けられ折曲部
13にかかる先端部12a及び基部12bを有す
る。14は折曲部13の中央に設けた切欠孔で円
弧状溝12の先端部12aを一部切欠いている。
上記スプリングホルダー3は折曲部13の曲げ
工程において、先端部12aは切欠孔14が逃が
しとなるため、表面の引張りから逃げられるの
で、基部12bに対して、溝の深さは同等とする
ことができる。従つてコイルスプリング4は係止
部5を挾持し、円弧状溝12に嵌入固定された
後、極めて外れにくい。
考案の効果 以上のように本考案の、密閉型圧縮機の弾性支
持装置は、円弧状溝を備える係止部を曲設し、前
記円弧状溝の先端部を含む折曲部中央に切欠孔を
有したスプリングホルダーを密閉容器内に固着
し、圧縮要素に一端を固定したコイルスプリング
の他端を前記円弧状溝に嵌入固定した構成を備え
たことによつて、円弧状溝の深さを一定に保つこ
とにより、密閉容器の内径寸法を大きくする事な
く、コイルスプリングの極めて外れにくい密閉型
圧縮機の弾性支持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における弾性支持装
置のスプリングホルダーの要部斜視図、第2図は
従来の密閉型圧縮機の断面図、第3図は従来のス
プリングホルダーの要部斜視図である。 1……密閉容器、2……圧縮要素、3……スプ
リングホルダー、4……コイルスプリング、11
……係止部、12……円弧状溝、13……折曲
部、14……切欠孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直な取付部と、この取付部の上端折曲部にて
    略水平に折曲げて形成した係止部から成り、上記
    係止部の上面に円弧状溝を形成するとともに上記
    折曲部に切欠孔を形成したスプリングホルダーを
    上記取付部を密閉容器内に固着することにより取
    付けるとともに、圧縮要素に一端を固定したコイ
    ルスプリングの他端を上記係止部の円弧状溝に嵌
    入係止した密閉型圧縮機の弾性支持装置。
JP12236087U 1987-08-10 1987-08-10 Expired JPH0421025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12236087U JPH0421025Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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JP12236087U JPH0421025Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Publication Number Publication Date
JPS6427484U JPS6427484U (ja) 1989-02-16
JPH0421025Y2 true JPH0421025Y2 (ja) 1992-05-13

Family

ID=31370216

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JP12236087U Expired JPH0421025Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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JPS6427484U (ja) 1989-02-16

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