JPH0420653Y2 - - Google Patents

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JPH0420653Y2
JPH0420653Y2 JP1983140077U JP14007783U JPH0420653Y2 JP H0420653 Y2 JPH0420653 Y2 JP H0420653Y2 JP 1983140077 U JP1983140077 U JP 1983140077U JP 14007783 U JP14007783 U JP 14007783U JP H0420653 Y2 JPH0420653 Y2 JP H0420653Y2
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JP
Japan
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distance
vehicle
ground
suspension
sensing sensor
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JP1983140077U
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JPS6047612U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は路面状態に応じてサスペンシヨンの
硬さを切換えようにした電子制御サスペンシヨン
に関する。
シヨツクアブソーバの減衰力や空気ばねのばね
定数を電子的に制御して乗心地や操縦安定性を向
上させるようにした電子制御サスペンシヨンが考
えられている。このような電子制御サスペンシヨ
ンにおいては自動車の進行方向前方の路面状態を
いち早く感知して電子制御サスペンシヨンをハー
ドあるいはソフトに切換えておくことが要望され
ている。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものでそ
の目的は路面状態に応じてサスペンシヨンの硬さ
を切換えて乗心地や操縦安定性を一層向上させる
ことができる電子制御サスペンシヨンを提供する
ことにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例に係
る電子制御サスペンシヨンについてい説明する。
第1図は自動車のバンパに設けられる距離感知セ
ンサの信号の入出力を示す図である。第1図にお
いて、11は自動車本体、12は車輪、13はフ
ロントバンパである。このフロントバンパ13の
左右には第2図にその断面図を示すような距離感
知センサ31,32が埋設されている。この距離
感知センサ31,32は例えば超音波により自動
車の前方の対地間距離を検出しているものであ
る。上記距離感知センサ31,32は自動車の進
行方向前方の路面に断続的に超音波信号aを出力
する。ここで、超音波信号bは超音波信号aの反
射波である。上記超音波信号aが発射されてから
超音波信号bが入射されるまでの時間差を測定す
ることにより、自動車の前方の対地間距離を測定
するとができる。
次に、第2図はフロントバンパ13に埋設され
た距離感知センサ31,32の断面図である。第
2図において、15は距離感知センサ31,32
のホーン、16は超音波振動子である。つまり、
上記超音波振動子から発生する超音波はホーン1
5を介して自動車の前方の路面に向けて発射され
る。
第3図に従つて更に詳細に説明すると、上記距
離感知センサ31,32はそれぞれ自動車の進行
方向前方の路面に断続的に超音波信号aを出力す
る。そして、超音波信号bは超音波信号aの反射
波である。上記超音波信号aが発射されてから超
音波信号bが入射されるまでの時間差を測定する
ことにより、自動車の前方の対地間距離を測定す
ることができる。上記距離感知センサ31,32
から発射される超音波信号aの発進時刻及び超音
波信号bの受信時刻は制御部33において計測さ
れており、自動車の右前方の対地間距離は距離感
知センサ31の信号をもとに、自動車の左前方の
対地間距離は距離感知センサ32の信号をもとに
算出される。さらに、上記制御部33において自
動車の右前方の対地間距離と左前方の対地間距離
とが比較される。ここで、自動車の右前方の対地
間距離と左前方の対地間距離に差がある(路面の
横方向に凹凸があ)場合にはハード/ソフト切換
部34に入力される信号cはHレベルとされる。
このハード/ソフト切換部34は入力される信号
cがHレベルとなるとサスペンシヨンの硬さを切
換えるソレノイド35を励磁する。
次に上記のように構成されたこの考案の実施例
の動作について説明する。距離感知センサ31,
32から発射される超音波信号aの発進時刻及び
超音波信号bの受信時刻は制御部33において計
測されており、自動車の右前方の対地間距離は距
離感知センサ31の信号をもとに、自動車の左前
方の対地間距離は距離感知センサ32の信号をも
とに算出される。そして、制御部33において自
動車の右前方の対地間距離と左前方の対地間距離
とが比較される。ここで、自動車の右前方の対地
間距離と左前方の対地間距離に差がある(路面の
横方向に凹凸がある)場合にはハード/ソフト切
換部34に入力される信号cはHレベルとされ
る。この結果、ハード/ソフト切換部34により
ソレノイド35が励磁されて、サスペンシヨンが
ハードにされる。
一方、制御部33は右前方の対地間距離と左前
方の対地間距離が等しいと判定すると信号cをL
レベル状態に保つ。この結果、ハード/ソフト切
換部34によりソレノイド35が励磁されないた
め、サスペンシヨンはソフトにされる。
従つて、上記実施例によれば、自動車の右及び
左前方の対地間距離に差があることを検出したと
きにサスペンシヨンをハードに切換えるようにし
たので、片輪が路面の凹凸を通過したことにより
車体に生じたローリングを短時間で収れんさせて
操縦安定性及び乗心地を向上させることができ、
また左右両輪が同時に路面の凹凸を通過する際に
はサスペンシヨンがソフトに保たれて良好な乗心
地を確保させることができる。
以上詳述したようにこの考案によれば、自動車
前方の路面状態、つまり右前方の対地間距離及び
左前方の対地間距離を比較して両者に差があるか
検出し、その検出信号に応じてサスペンシヨンの
硬さを切換えるので、車体のロールを効果的に収
れんし、乗心地や操縦安定性を一層向上させるこ
とができる電子制御サスペンシヨンを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のバンパに設けられる距離感知
センサの信号の入出力を示す図、第2図は距離感
知センサの断面図、第3図はこの考案の一実施例
に係る電子制御サスペンシヨンの具体的なブロツ
ク図である。 31,32……距離感知センサ、21……制御
部、22……ハード/ソフト切換部、23……ソ
レノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サスペンシヨンの硬さを切換え可能な切換部を
    備えた電子制御サスペンシヨンにおいて、それぞ
    れ自動車の右前方及び左前方の対地間距離を検出
    する右前方距離感知センサ及び左前方距離感知セ
    ンサと、この各距離感知センサからそれぞれ得ら
    れる右前方距離データ及び左前方距離データを比
    較し両者間に差があるかを検出する路面状態検出
    部と、この路面状態検出部の検出信号に応じて上
    記サスペンシヨンの硬さを切換える制御信号を上
    記切換部に出力する手段とを具備したことを特徴
    とする電子制御サスペンシヨン。
JP14007783U 1983-09-09 1983-09-09 電子制御サスペンシヨン Granted JPS6047612U (ja)

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JP14007783U JPS6047612U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 電子制御サスペンシヨン

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JP14007783U JPS6047612U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 電子制御サスペンシヨン

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JPS6047612U JPS6047612U (ja) 1985-04-03
JPH0420653Y2 true JPH0420653Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=30313758

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613245B2 (ja) * 1985-10-01 1994-02-23 トヨタ自動車株式会社 サスペンション制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5963219A (ja) * 1982-09-30 1984-04-10 Hino Motors Ltd エアサスペンシヨン装置

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JPS5963219A (ja) * 1982-09-30 1984-04-10 Hino Motors Ltd エアサスペンシヨン装置

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JPS6047612U (ja) 1985-04-03

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