JPH0420264Y2 - - Google Patents

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JPH0420264Y2
JPH0420264Y2 JP4971588U JP4971588U JPH0420264Y2 JP H0420264 Y2 JPH0420264 Y2 JP H0420264Y2 JP 4971588 U JP4971588 U JP 4971588U JP 4971588 U JP4971588 U JP 4971588U JP H0420264 Y2 JPH0420264 Y2 JP H0420264Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、抽斗内部を左右に仕切るようにした
仕切装置に関するものである。
〔従来の技術・考案が解決しようとする課題〕
この種の抽斗の仕切装置として、先行技術とし
ての実開昭48−3831号公報には、抽斗の収納部内
に、鏡板の裏面に沿つて樋状のペン皿を載置する
と共に、該ペン皿の後端縁と抽斗の背面との間に
縦長の仕切体を配設し、この仕切板の前後を、ペ
ン皿の後端縁に形成した下向き係合溝内に左右ス
ライド自在に嵌挿することが開示されている。
このように構成すると、仕切体を左右スライド
させて仕切位置を自在に変更できるが、このもの
における仕切体は、その前端部がペン皿に係合し
ているに過ぎず、後端は自由状態になつているた
め、仕切板に物や人の手が触れると後端が左右に
揺れ動くことになり、仕切機能が不完全であり、
しかも、仕切体に左右方向から力が作用すると、
ペン皿との係合箇所に大きなモーメントがかかる
ため、係止体が破損、変形し易いのであつた。
また、この仕切体は、ペン皿の後端縁に対して
下方から係合しているため、仕切体の着脱に際し
ては一々ペン皿を持ち上げねばならず、着脱操作
が面倒な点にも問題があつた。
本考案は、仕切体の位置を左右調節自在にでき
るものでありながら、破損、変形をもたらすこと
なく強固に取付けでき、しかも、仕切体の着脱も
簡単にできるようにすることを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
このため本考案は、抽斗の内部を着脱自在な仕
切体にて左右に仕切るようにした仕切装置におい
て、前記仕切体の前端には側面視下向きコ字状の
前端係合部を、仕切体の後端には平面視後ろ向き
C字状又は側面視U字状の後端係合部をそれぞれ
形成し、前記前端係合部を、抽斗の収納部のうち
前寄り部位に固設した左右長手の横長仕切枠に左
右摺動自在に被嵌する一方、前記後端係合部を、
抽斗の背面に沿つて形成した前向き開放溝内に左
右摺動自在に嵌挿した構成にしたものである。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、仕切体は、後端係合部
を抽斗後端の前向き開放溝内に前方より差し込ん
でから、前端係合部を横長仕切枠に上方から被嵌
することにより、装着することができ、逆の手順
にて取外しできる。
そして、仕切体はその前後長さに対して前後係
合部の左右巾が小さいから、抽斗への装着状態で
仕切体の前後中途部に左右方向から力が作用する
と、前後両端の係合部と横長仕切枠及び抽斗の背
面との間にこじれが生じて、左右にずれ動いたり
折れ曲がつたりすることはない一方、前後両端部
を手で持つて等しい力を加えれば、こじれを生じ
ることなく簡単に左右移動できることになる。
この場合、後端係合部は平面視略C字状又は側
面視U字状に形成されており、前後方向に撓み変
形するから、仕切体の前後長さを横長仕切枠と抽
斗の背面との距離よりも僅かの寸法だけ長くして
おくと、後端係合部が抽斗の背面に接当した状態
で撓み変形して、その弾性力により、仕切体を横
長仕切枠と抽斗背面との間に突つ張らせることに
なり、仕切体のずれ防止を一層確実にできること
になる。
従つて本考案によれば、仕切体を左右移動調節
自在にできるものでありながら、物や人の手が触
れて仕切体がずれ動いたり破損・変形したりする
ことを確実に防止できる効果を有する。しかも、
仕切体は、横長仕切枠に対して上方から嵌脱する
ものであるから、着脱操作を簡単にできる効果も
有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図において符号1は抽斗を示し、該抽斗1
における収納部の前部には、左右方向に沿つて延
びる横長仕切枠2を固設し、該横長仕切枠2と引
手部材3との間にペン等の小物を収納する横長溝
状の収納部を形成する一方、抽斗1の背面箇所に
は、背面板4を前方に折曲げてその先端縁を更に
下向きに折曲げることにより、左右横長の前向き
開放溝5を形成している。
そして、符号6は、前記横長仕切枠2と背面板
4との間に装着した合成樹脂製の仕切体であり、
該仕切体6は、断面T字状の仕切板部7と、該仕
切板部7の前端に一体成形した側面視下向きコ字
状の前端係合部8と、仕切板部7の後端に一体成
形した平面視略後ろ向きC字状の後端係合部9と
から成り、後端係合部9を前向き開放溝5に嵌挿
する一方、前端係合部8を横長仕切枠2に被嵌し
ている。
この場合、後端係合部9は、前向き開放溝5へ
の挿脱が容易となるよう、その下端部に高さ
(H)の切欠き部10を形成している。なお、仕
切板部7は左右方向への曲げ力に対する剛性を向
上するため断面T字状に形成しているが、単なる
板状であつても良いことは言うまでもない。
このように構成すると、仕切体6は、後端係合
部9を前向き開放溝5に差し込んでから、前端係
合部8を横長仕切枠2に被嵌することにより、抽
斗1に装着でき、逆の操作をすれば取り外すこと
ができる。
そして、仕切体6における前後係合部8,9の
左右長さは、仕切体6の前後長さに対して小さい
から、抽斗1への装着状態において仕切体6に側
方から力が作用しても、前後係合部8,9の係合
箇所にこじれが生じて、仕切体6はずれ動いたり
折れ曲がつたりすることはない一方、前後係合部
8,9近傍に手で等しい力を加えると、簡単に左
右移動できることになる。
この場合、後端係合部9は平面視略C字状に形
成しており、前後方向に撓み変形可能であるか
ら、この仕切体6の前後長さを横長仕切枠2と背
面板4との間の間隔よりも極く僅かの寸法だけ長
く設定しておくと、後端係合部9の弾性力によつ
て、仕切体6を横長仕切枠2と背面板4との間に
突つ張らせることができ、仕切体6のずれ動きや
ガタ付きを一層確実に防止できることになる。
第4〜5図で示すのは、仕切板部7と前後係合
部8,9とをそれぞれ別体に形成した場合の実施
例であり、この例では、仕切板部7を断面下向き
U字状に形成して、その下端部に切欠き部10を
形成する一方、すなわち、前後係合部8,9を同
一形態に形成する一方、前端係合部8と後端係合
部9とを同形状の下向きコ字状に形成して、前記
仕切板部7の両端部に、前後係合部8,9に形成
した下向きU字状の連結体8a,9aを被嵌する
ようにしている。このように形成すると、前後係
合部8,9を共用でき、しかも、横長仕切枠2と
背面板4との距離が異なつても、仕切板部7を
取り替えるのみで良いから、部品の共通化によつ
て製造コストを低減できることになる。
また、第6図で示すのは、後端係合部9を側面
視U字状に形成して、前後係合部8,9の板状連
結体8a,9aに断面逆U字状の仕切板部7を被
嵌するようにしたものである。この場合、前後係
合部8,9における連結体8a,9aの側面に係
合溝(又は係合孔)10を形成し、これに、仕切
板部7の内側面に形成した係合突起11を係合さ
せるようにしている。
このように構成すると、前記第4〜5図の場合
と同様に異なる大きさの抽斗に前後係止部8,9
を共用できる共に、連結体8a,9aと仕切板部
7との間の段差をなくすことができるので、仕切
体6を分離構成したものでありながら外観も向上
することができる。
また、第4〜6図の実施例のように仕切板部7
を断面逆U字状に形成すると、第4〜5図の場合
には隙間間隔を予め広がり勝手にしておくことに
より、また、第6図の場合には隙間間隔予め狭め
勝手にしておくことにより、その弾性を利用して
係合部8,9と強固に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は抽斗の
斜視図、第2図は第1図の要部平面図、第3図は
第2図の−視断面図、第4図は他の実施例を
示す分解斜視図、第5図はその装着状態を示す図
第6図は更に他の実施例を示す分解斜視図であ
る。 1……抽斗、2……横長仕切枠、4……背面
板、5……前向き開放溝、6……仕切体、7……
仕切板部、8……前端係合部、9……後端係合
部、8a,9a……連結体、10……切欠き部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抽斗の内部を着脱自在な仕切体にて左右に仕切
    るようにした仕切装置において、前記仕切体の前
    端には側面視下向きコ字状の前端係合部を、仕切
    体の後端には平面視後ろ向きC字状又は側面視U
    字状の後端係合部をそれぞれ形成し、前記前端係
    合部を、抽斗の収納部のうち前寄り部位に固設し
    た左右長手の横長仕切枠に左右摺動自在に被嵌す
    る一方、前記後端係合部を、抽斗の背面に沿つて
    形成した前向き開放溝内に左右摺動自在に嵌挿し
    たことを特徴とする抽斗の仕切装置。
JP4971588U 1988-04-13 1988-04-13 Expired JPH0420264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4971588U JPH0420264Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

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JP4971588U JPH0420264Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01152545U JPH01152545U (ja) 1989-10-20
JPH0420264Y2 true JPH0420264Y2 (ja) 1992-05-08

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JP4971588U Expired JPH0420264Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

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JPH01152545U (ja) 1989-10-20

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