JPH0419989Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0419989Y2 JPH0419989Y2 JP2336087U JP2336087U JPH0419989Y2 JP H0419989 Y2 JPH0419989 Y2 JP H0419989Y2 JP 2336087 U JP2336087 U JP 2336087U JP 2336087 U JP2336087 U JP 2336087U JP H0419989 Y2 JPH0419989 Y2 JP H0419989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductors
- magnetic drum
- facing
- magnetic
- inductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、インダクタータイプの渦電流接手
に関する。
に関する。
（従来の技術と問題点）
インダクタータイプの渦電流接手は、磁性ドラ
ムに対向して周方向に多数の突極をくし歯状に配
置した誘導子を、前記磁性ドラムと径方向空隙で
対向する場合は軸方向に、また、軸方向空隙で対
向する場合は径方向に２組並べ、一方の誘導子か
ら磁性ドラムを介して他方の誘導子へ磁路を構成
するため、構造が大形になる欠点があつた。
ムに対向して周方向に多数の突極をくし歯状に配
置した誘導子を、前記磁性ドラムと径方向空隙で
対向する場合は軸方向に、また、軸方向空隙で対
向する場合は径方向に２組並べ、一方の誘導子か
ら磁性ドラムを介して他方の誘導子へ磁路を構成
するため、構造が大形になる欠点があつた。
なお、クロータイプの渦電流接手においては、
ヨークの両側から交互に噛み合わせるようにして
周方向に多数のクローを設け、その外周に磁性ド
ラムを対向させており、磁路が磁性ドラムの周方
向に分割されて同じ向きに形成されるため磁性ド
ラムの軸方向両端縁部に短絡環を設けてインピー
ダンスを低下させ、トルク特性を向上させるよう
にしたものが実公昭38−7716号公報に示されてい
るが、インダクタータイプでは、磁路が周方向に
対して直角の向きに形成され、磁性ドラムの両縁
に短絡環を設けてもトルク特性向上の効果が得ら
れなかつた。
ヨークの両側から交互に噛み合わせるようにして
周方向に多数のクローを設け、その外周に磁性ド
ラムを対向させており、磁路が磁性ドラムの周方
向に分割されて同じ向きに形成されるため磁性ド
ラムの軸方向両端縁部に短絡環を設けてインピー
ダンスを低下させ、トルク特性を向上させるよう
にしたものが実公昭38−7716号公報に示されてい
るが、インダクタータイプでは、磁路が周方向に
対して直角の向きに形成され、磁性ドラムの両縁
に短絡環を設けてもトルク特性向上の効果が得ら
れなかつた。
（目的）
この考案は、インダクタータイプにおけるトル
ク特性を改善して構造を小形化し得るようにした
ことを目的とする。
ク特性を改善して構造を小形化し得るようにした
ことを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
このため、駆動軸と出力軸の一方に固着した磁
性ドラムと、機枠に取り付けたヨークとの間に他
方軸に固定して非磁性材で軸方向に連結された２
組の誘導子を設け、前記ヨークに２組の誘導子が
それぞれ異極性になるように励磁する励磁コイル
をそなえるとともに、前記磁性ドラムの誘導子と
対向する面の両外側および誘導子相互を連結する
非磁性材と対向する部分にそれぞれ配置した３個
の低抵抗導電性の短絡環を設けてある。
性ドラムと、機枠に取り付けたヨークとの間に他
方軸に固定して非磁性材で軸方向に連結された２
組の誘導子を設け、前記ヨークに２組の誘導子が
それぞれ異極性になるように励磁する励磁コイル
をそなえるとともに、前記磁性ドラムの誘導子と
対向する面の両外側および誘導子相互を連結する
非磁性材と対向する部分にそれぞれ配置した３個
の低抵抗導電性の短絡環を設けてある。
（実施例）
図に示す実施例において、１は機枠で、駆動軸
２と出力軸３をそれぞれ軸受４，５を介して回転
自由に支持している。６は駆動軸２に支持板７を
介して取り付けられた磁性ドラム、８，９は誘導
子で、それぞれ前記磁性ドラム６の内周面に対向
させたくし歯状の磁極８ａ，９ａと連結板８ｂ，
９ｂで構成されている。１０は前記誘導子８，９
を連結する非磁性体、１１は出力軸３に固着した
誘導子支持板、１２は機枠１に取り付けたヨーク
で励磁コイル１３を巻装し、励磁コイル両側の磁
極脚をそれぞれ前記誘導子８，９の連結板８ｂ，
９ｂに対向させている。１４，１５，１６は磁性
ドラム６の内周面に設けた低抵抗導体よりなる短
絡環で、誘導子８，９との対向面の外側および対
向面相互間の非磁性体１０と対向する部分の三個
所にそれぞれ周方向に設けてある。
２と出力軸３をそれぞれ軸受４，５を介して回転
自由に支持している。６は駆動軸２に支持板７を
介して取り付けられた磁性ドラム、８，９は誘導
子で、それぞれ前記磁性ドラム６の内周面に対向
させたくし歯状の磁極８ａ，９ａと連結板８ｂ，
９ｂで構成されている。１０は前記誘導子８，９
を連結する非磁性体、１１は出力軸３に固着した
誘導子支持板、１２は機枠１に取り付けたヨーク
で励磁コイル１３を巻装し、励磁コイル両側の磁
極脚をそれぞれ前記誘導子８，９の連結板８ｂ，
９ｂに対向させている。１４，１５，１６は磁性
ドラム６の内周面に設けた低抵抗導体よりなる短
絡環で、誘導子８，９との対向面の外側および対
向面相互間の非磁性体１０と対向する部分の三個
所にそれぞれ周方向に設けてある。
励磁コイル１３を励磁すると、第１図に点線で
示すように、ヨーク１２の磁極脚から一方の誘導
子８の磁極８ａを介して磁性ドラム６を軸方向に
通り、他方の誘導子９を介してヨークにもどる磁
束φが各磁極ごとに形成される。このため駆動軸
２で回転される磁性ドラム６の磁極８ａ，９ａと
対向する面に、それぞれ反対方向の渦電流を生じ
て誘導子８，９にトルクを発生させるが、磁性ド
ラム６内周面の両側および中央にそれぞれ短絡環
１４，１５，１６が設けられているため、第２図
に示すように前記両方の渦電流の一部がそれぞれ
短絡環１４，１５から中央の短絡環１６を同一方
向に流れ、インピーダンスを低下させてトルク特
性を改善させ、誘導子支持板１１に加わる渦電流
トルクが大きくなる。
示すように、ヨーク１２の磁極脚から一方の誘導
子８の磁極８ａを介して磁性ドラム６を軸方向に
通り、他方の誘導子９を介してヨークにもどる磁
束φが各磁極ごとに形成される。このため駆動軸
２で回転される磁性ドラム６の磁極８ａ，９ａと
対向する面に、それぞれ反対方向の渦電流を生じ
て誘導子８，９にトルクを発生させるが、磁性ド
ラム６内周面の両側および中央にそれぞれ短絡環
１４，１５，１６が設けられているため、第２図
に示すように前記両方の渦電流の一部がそれぞれ
短絡環１４，１５から中央の短絡環１６を同一方
向に流れ、インピーダンスを低下させてトルク特
性を改善させ、誘導子支持板１１に加わる渦電流
トルクが大きくなる。
（本考案の効果）
このように、磁性ドラムに２組の誘導子を対向
させて磁路を構成するようにした渦電流接手にお
いて、磁性ドラムの誘導子との対向面の両外側と
対向面相互の間にそれぞれ低抵抗導体の短絡環を
設けているので、３個の短絡環によりトルク特性
が改善され、所要のトルクを発生するための磁束
量を少なくすることができ、励磁コイルや誘導子
を小さくして全体構造を小形にすることができる
効果がある。
させて磁路を構成するようにした渦電流接手にお
いて、磁性ドラムの誘導子との対向面の両外側と
対向面相互の間にそれぞれ低抵抗導体の短絡環を
設けているので、３個の短絡環によりトルク特性
が改善され、所要のトルクを発生するための磁束
量を少なくすることができ、励磁コイルや誘導子
を小さくして全体構造を小形にすることができる
効果がある。
第１図は本案の実施例を示す断面図、第２図は
Ａ−Ａ線にそつて一部を示す動作説明図である。 １は機枠、２は駆動軸、３は出力軸、６は磁性
ドラム、７は支持板、８，９は誘導子、１０は非
磁性体、１１は誘導子支持板、１２はヨーク、１
４，１５，１６は短絡環である。
Ａ−Ａ線にそつて一部を示す動作説明図である。 １は機枠、２は駆動軸、３は出力軸、６は磁性
ドラム、７は支持板、８，９は誘導子、１０は非
磁性体、１１は誘導子支持板、１２はヨーク、１
４，１５，１６は短絡環である。
Claims (1)
- 機枠と、機枠に回転自由に支持された駆動軸お
よび出力軸をそなえ、前記駆動軸と出力軸の一方
に固定した磁性ドラムと、他方軸に固定され、そ
れぞれ前記磁性ドラムに対向するくし歯状の磁極
を周方向に形成した２組の誘導子と、機枠に取り
付け前記誘導子に対向するヨークと、ヨークに巻
装し前記各組の誘導子を異極性に励磁する励磁コ
イルとを設け、前記磁性ドラムの誘導子と対向す
る面の両外側および対向面相互の間にそれぞれ低
抵抗導体よりなる３個の短絡環をそなえたことを
特徴とする渦電流接手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2336087U JPH0419989Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2336087U JPH0419989Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63131589U JPS63131589U (ja) | 1988-08-29 |
| JPH0419989Y2 true JPH0419989Y2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=30821600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2336087U Expired JPH0419989Y2 (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0419989Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0811053Y2 (ja) * | 1990-04-28 | 1996-03-29 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式リターダ |
| JP2506598Y2 (ja) * | 1990-04-28 | 1996-08-14 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式リタ―ダ |
| JP5545969B2 (ja) * | 2009-04-13 | 2014-07-09 | 宮城県 | 動力伝達装置 |
-
1987
- 1987-02-18 JP JP2336087U patent/JPH0419989Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63131589U (ja) | 1988-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2695332B2 (ja) | 永久磁石界磁形回転子 | |
| JPS6122476Y2 (ja) | ||
| JP4675019B2 (ja) | 環状巻線を備えたハイブリッド同期モータ | |
| JPH08294262A (ja) | ２相式永久磁石回転電機 | |
| JP2003333777A (ja) | クローポール形発電機及び自転車用ハブダイナモ | |
| JPS63117647A (ja) | 永久磁石界磁式電動機の運転方法 | |
| JPH01190242A (ja) | 交流誘導モータ構造体 | |
| JP3928297B2 (ja) | 電動機及びその製造方法 | |
| JPH0239180B2 (ja) | ||
| JPH0419989Y2 (ja) | ||
| JPH06319238A (ja) | 永久磁石発電機の回転子 | |
| JPH0775302A (ja) | 環状コイル方式の３相クロ−ポ−ル式永久磁石型回転電機 | |
| JPS6096145A (ja) | 同極励磁交流機 | |
| JP2002291216A (ja) | 単極回転電気機械 | |
| JP3679294B2 (ja) | 環状コイル式回転電機 | |
| JPS63198559A (ja) | モ−タのロ−タマグネツト | |
| JP2001054273A (ja) | 回転電機 | |
| JPH051965Y2 (ja) | ||
| RU2121206C1 (ru) | Статор реверсивного асинхронного двигателя | |
| JP3138628B2 (ja) | ハイブリッド型ステップモータの駆動方法 | |
| JP3138627B2 (ja) | ハイブリッド型ステップモータの駆動方法 | |
| JP3352717B2 (ja) | 電動機 | |
| JPH02164249A (ja) | 多極リラクタンスモータ | |
| JPS59139848A (ja) | 電機子の厚みが薄くなるように形成された電機子コイルが二重に重なる直流モ−タ | |
| JPH0721102Y2 (ja) | ステツピングモ−タ |