JPH04197684A - メタルマスクとそれを用いる自動スクリーン印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 メタルマスクとそれを用いる自動スクリーン印刷装置に
関し、 プリント板の種類に合わせて、マスクを選択し、セット
して印刷する完全自動スクリーン印刷装置を提供するこ
とを目的とし、 スクリーン印刷用のメタルマスクにおいて、一面の所定
位置にマーク又は文字又は記号を用いて個別の識別表示
を、ハーフエツチングして設けるメタルマスクと、搬入
された前記メタルマスクの識別表示を読み取る読み取り
装置Ａと、メタルマスクの複数個を格納できるストッカ
と、ストッカから出庫されたメタルマスクを印刷機にセ
ットし、或いは、印刷機から取外しするロボット機構と
、被印刷物のプリント板か自動搬送され、その種別番号
の読み取り装置Ｂを備えたスクリーン印刷機と、全体の
動作を制御する制御装置とから成り、メタルマスクか運
びこまれると、識別表示か読み取り装置Ａで読み取られ
、その情報か制御装置に入力され、制御装置からストッ
カに格納位置か指令されて、ストッカに格納され、搬入
されたプリント板は、読み取り装置Ｂにて種別番号か読
み込まれてから、印刷機にセットされ、その種別番号の
情報は制御装置に入力され、種別番号に対応したメタル
マスクが、ストッカの格納データから検索され、無しの
場合は、直ちに印刷開始を指令し、有りの場合は、先ず
ロボット機構に指令して印刷機にセットされているメタ
ルマスクの取外しを行わせ、次にストッカに指令して検
索されて有った識別表示のメタルマスクを出庫させ、更
にロボット機構に印刷機へのセットを指令して、新しい
メタルマスクかセットされてから印刷開始を指令し、印
刷終了後に、プリント板を取外し搬出すると共に、新プ
リント板を搬入させ、前記工程にて印刷を行うように構
成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、メタルマスクとそれを用いる自動スクリーン
印刷装置に関する。

電子機器に多用しているプリント板は、色々な印刷技術
か用いられている。

例えば、導体パターンの形成には写真蝕刻印刷やスクリ
ーン印刷か何回も行われ、更に、半田付けに先立ちツル
ダーレジストやストリッパブルレジスト等の塗布にも、
スクリーン印刷かよく行われる。

ここで、マスクの上からスクイージでインキを押し出し
て印刷するスクリーン印刷ては、一般に被印刷物のプリ
ント板の種類毎に固有のマスクか必要となるので、この
対応管理と現物合わせを確実に行うことが要求されると
共に、自動印刷化への指向も要求されている。

〔従来の技術〕

スクリーン印刷の従来例として、マスクは金属枠にシル
クスクリーンを張力をもたせて平らに貼設させており、
メタルマスクは前記マスクのスクリーン部分を切り抜き
、パターンを蝕刻させたステンレス薄板を配して周囲を
シルクに貼り合わせて均一に張って平らに貼設させたも
のである。

このメタルマスクの方かパターンか高精細に得られるの
で、益々高密度実装か行われるプリント板の製造によく
用いられる。

しかし、何れのマスクも印刷に使用後は、インキの残滓
を完全に除去する洗浄を行って、清浄な状態に保存させ
ることか重要である。

又、印刷の自動化については、マスクを印刷機にセット
させた後での、同種のプリント板に対する印刷は自動的
に行える段階にある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしなから、 ■　マスクの識別は、金属枠部或いはスクリーン域外の
端部等に、表記又は貼り付けた個別の識別ラベルを人か
読み取っており、間違える恐れかあった。

■　又、洗浄によるラベルの剥かれや、表記の汚損が発
生し誤認することがあり、更に、同−枠に何度もスクリ
ーンを貼り変えて使用されるので、枠部の旧標識か完全
に除去されずに残り、見ずらくしでいる場合もある。

■　マスクをストックしておき、プリント板に合わせて
自動的に選択し、セットされ、自動印刷を行う装置は未
だ無い。

等の問題点かある。

本発明は、かかる問題点に鑑みて、プリント板の種類に
合わせて、マスクを選択し、セットして印刷する完全自
動スクリーン印刷装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、第１図、第２図に示す如く、〔１〕スクリ
ーン印刷用のメタルマスクにおいて、一面の所定位置に
マーク又は文字又は記号を用いて個別の識別表示１１を
、ハーフエツチングして設ける、本発明のメタルマスク
ｌにより誤認の防止か達成される。

〔２〕又、搬入された。前記メタルマスク１の識別表示
１１を読み取る読み取り装置Ａ２と、メタルマスク１の
複数個を格納できるストッカ３と、ストッカ３から出庫
されたメタルマスク１を印刷機にセラｌ−Ｌ、或いは、
印刷機から取外しするロボット機構４と、被印刷物のプ
リント板５か自動搬送され、その種別番号の読み取り装
置Ｂ６を備えたスクリーン印刷機７と、全体の動作を制
御する制御装置８とから成り、メタルマスク１が運びこ
まれると、識別表示１１か読み取り装置Ａ２て読み取ら
れ、その情報が制御装置８に入力され、制御装置８から
ストッカ３に格納位置が指令されて、ストッカ３に格納
され、搬入されたプリント板５は、読み取り装置Ｂ６に
て種別番号か読み込まれてから、印刷機にセットされ、
その種別番号の情銀は制御装置８に入力され、種別番号
に対応したメタルマスク１が、ストッカ３の格納データ
から検索され、無しの場合は、直ちに印刷開始を指令し
、有りの場合は、先ずロボット機構４に指令して印刷機
にセットされているメタルマスク１の取外しを行わせ、
次にストッカ３に指令して検索されて育った識別表示１
１のメタルマスクｌを出庫させ、更にロボット機構４に
印刷機へのセットを指令して、新しいメタルマスクｌか
セットされてから印刷開始を指令し、印刷終了後に、プ
リント板５を取外し、搬出すると共に、新プリント板５
を搬入させ、前記工程にて印刷を行う、本発明の自動ス
クリーン印刷装置により達成される。

〔作　用〕

即ち、メタルマスク１は、印刷機が同一であれば金属枠
は略同−寸法となる。従って、スクリーンの所定位置に
揃えて、識別表示１１か設けることかでき、スクリーン
と一体のため同一金属枠てスクリーンを取替だ場合も必
ず間違い無く替わる。

又、この識別表示１１を孔抜きのないハーフエツチング
にて蝕刻させるので、記号等か欠けることなく詳細に表
示され、表示位置も略揃っているので、機械による読み
取りか正確に行える。

表示記号は、バーコード等のマーク、又はアルファニュ
ーメリックの文字、又は記号等、識別性か高く、省スペ
ースで製造か容易な表示、読み取り装置も小形で経済的
であること等を勘案して採用すればよい。

このようなメタルマスク１を使用し、識別表示１１を読
み取り装置Ａ２にて正確に読み取る事かでき、従って、
自動倉庫機能のストッカ３に格納することかできる。

又、取扱の点てプリント板５には、従来から種別番号が
所定位置に設けられており、この機械的読み取りか随所
で行われており、従って、読み取り装置Ｂ６にて正確に
読み取れる。

ロボット機構４は、メタルマスクｌを印刷機にセット、
或いはセットされたものを外して取り出すハンド機構で
あり、各種の公知従来技術を組合せることにより容易に
実現できるものである。

これらを従来のマスクのセット以後は自動的に印刷を行
うスクリーン印刷機７に組合せ、制御装置８により全体
の動作を制御させることにより、プリント板の種類に合
わせて、マスクを選択し、セットして印刷する完全自動
スクリーン印刷装置を提供することか可能となる。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第１図（
ａ）に本発明の一実施例のメタルマスクの斜視図、同図
（ｂ）に同拡大断面図、第２図（ａ）に本発明の一実施
例の自動スクリーン印刷装置の構成図、同図（ｂ）に同
動作フロー図を示す。

本実施例は、従来のスクリーン印刷機７に各装置を追加
したもので、スクリーン印刷機７は、第２図（ａ）に示
す如く、プリント板５の製造ラインに組込まれており、
プリント板５の搬入と搬出にベルトライン７Ｉか接続さ
れており、搬入の定位置には読み取り装置Ｂ６か固定し
てあり、搬入されたプリント板５の定位置に、バーコー
ドで設けた１０桁の種別番号を正確に読み取る。

このスクリーン印刷機７にセットされるメタルマスク１
は、第１図（ａ）〜（ｂ）に示す如く、６０×８０ｃｍ
のアルミ枠に平らに張って貼設される厚０．３ｍｍのス
テンレス薄板に、パターンをフォトエツチングにて設け
てあり、更に、パターン域外の定位置にバーコードで７
桁数字の識別表示】１をハーフエツチングして設けであ
る。尚、エッチンク部分に黒色塗料を充填させ、コント
ラストを上げ読み取り誤りを皆無としている。

自動スクリーン印刷機７の後部にはマスク用の搬入ベル
ト７２と搬出ベルト７３か略平行してあり、搬入ベルト
７２の途中の定位置には読み取り装置Ａ２か固定してあ
り、その先端部にストッカ３かマスクセット台７４に対
して配置しである。

このストッカ３は、メタルマスク１を重ねて１０個まで
格納でき、全体が上下移動して所定位置にて入庫又は出
庫させる構造である。

ロボット機構４は、メタルマスク１の金属枠を掴むハン
ドチャック４１と、ハンドチャック４１を先端に設け、
前後及び上下移動と水平回動するアーム４２とから成り
、ストッカ３から出庫したメタルマスク１を掴み、前移
動してマスクセット台７４に運ぶのと、マスクセット台
７４のセットを解かれたメタルマスク１を掴み、回動し
後移動して搬出ベルト７３に運ぶように動く。

内部には全体の動作を制御する制御装置８か備えられて
いる。

この自動スクリーン印刷装置９の動作は、第２図（ｂ）
の動作フロー図に示す如くである。

先ずメタルマスク１の格納は、搬入ベルト７２により搬
入されたメタルマスク１は、読み取り装置Ａ２の定位置
にて停止し識別表示１１が読み取られる。読み取った識
別表示１１の情報は制御装置８に入力され、ここで記憶
され、ストッカ３の格納位置を指定し、格納を指令する
。この指令をストッカ３が受けると、指定位置か搬入ベ
ルト７２のレベルになるように上下に移動して停止して
から、搬入ベルト７２を再起動させてメタルマスクｌを
入庫させる。更に、最高１０個までこれを繰り返してメ
タルマスクｌを格納させる。

次に、ベルトライン７１を起動させて、プリント板５を
搬入させ、印刷台７５に自動セットされ、ベルトライン
７１は停止する。一方、途中の定位置にて読み取り装置
Ｂ６か動作して、種別番号を読み取り、その情報か制御
装置８に入力される。制御装置８てはその種別番号に対
応したメタルマスク１の有無を、ストッカ３の格納デー
タから検索する。

有りの場合は、メタルマスク１の取り出しを指令し、マ
スクセット台７４はメタルマスクｌのセットを解除し、
ロボット機構４か動作してメタルマスク１を搬出ベルト
７３まて運び出し、搬出ベルト７３か所定時間動作して
メタルマスク１を搬出する。

（最初の場合はマスクかセットされていないか、空でこ
の工程が行われる。）次に、制御装置８から格納有りの
メタルマスク１の出庫か格納位置情報と共に指令され、
ストッカ３か上下動して指令位置からメタルマスクｌを
出庫させる。次に、ロボット機構４か動作してそのメタ
ルマスクｌをマスクセット台７４まて運び、マスクセッ
ト台７４はこれをセットし、終えると閉接点の回路情報
を制価装置８に対して出し、その回路情報を受けると制
御装置８では印刷指令を発する。

無の場合は、現在マスクセット台７４にセットされてい
るメタルマスク１と同一か否かを判定し、同一の場合は
直ちに印刷指令を発し、否の場合は直ちに全停止を指令
すると同時に所定の可視可聴の警報を発する。

印刷指令により印刷が行われ、終了すると、プリント板
５か印刷台７５でセットか解除され、ベルトライン７１
が再起動して搬出される。と同時に、新しいプリント板
５が搬入され、前記最初からの工程を繰り返す。

搬出されたメタルマスク１は、別の場所の洗浄場に集め
られ洗浄してから、専用の倉庫に格納される。

かくして、−台の自動スクリーン印刷装置９て一日に行
う印刷作業に十分対応させることかでき、更にストッカ
３の容量を増やすことにより、もっと多種類少量生産に
も適合できるか、マスクの交換に時間を要するので装置
稼動率か低下し、実施例の印刷機での生産にはこれか限
度であった。

上記実施例は一例を示したもので、各部の構造、形状、
寸法、材料は上記のものに限定するものではない。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明により、プリント板の種類に合わせ
て、マスクを選択し、セットして印刷する完全自動スク
リーン印刷装置か得られ、単純作業から解放することか
できると共に、誤り作業が絶無となり、その効果は大で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のメタルマスクで、（ａ）は
斜視図、 （ｂ）は拡大断面図、 第２図は本発明の一実施例の自動スクリーン印刷装置で
、 （ａ）は構成図、 （ｂ）は動作フロー図である。 図において、 １はメタルマスク、　　　２は読み取り装置Ａ、３はス
トッカ、　　　　　４はロホット機構、５はプリント板
、　　　　６は読み取り装置Ｂ、７はスクリーン印刷機
、８は制御装置、９は自動スクリーン印刷装置、 １１は識別表示、　　　　４１はハントチャック、４２
はアーム、　　　　　　７１はベルトライン、７２は搬
入ベルト、　　　７３は撮部ベルト、７４はマスクセッ
ト台、　７５は印刷台である。 １１場Σ１１表示 （（２）斜視図　　　　　（ｂ）孤大断面囚本発明の−
”７−Ｇ８例のゾ９］レマ叉−）＊　１　区 本発明の一夫施例の自ｔｂ７　’７１．Ｊ−ンＥ隆栗１
第２閃（℃の１）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕スクリーン印刷用のメタルマスクにおいて、一面
   の所定位置にマーク又は文字又は記号を用いて個別の識
   別表示（１１）を、ハーフエッチングして設けることを
   特徴とするメタルマスク。 〔２〕搬入された請求項１記載のメタルマスク（１）の
   識別表示（１１）を読み取る読み取り装置Ａ（２）と、
   該メタルマスク（１）の複数個を格納できるストッカ（
   ３）と、 該ストッカ（３）から出庫された該メタルマスク（１）
   を印刷機にセットし、或いは、印刷機から取外しするロ
   ボット機構（４）と、 被印刷物のプリント板（５）が自動搬送され、その種別
   番号の読み取り装置Ｂ（６）を備えたスクリーン印刷機
   （７）と、 全体の動作を制御する制御装置（８）とから成り、メタ
   ルマスク（１）が運びこまれると、識別表示（１１）が
   読み取り装置Ａ（２）て読み取られ、その情報か制御装
   置（８）に入力され、制御装置（８）からストッカ（３
   ）に格納位置か指令されて、ストッカ（３）に格納され
   、 搬入されたプリント板（５）は、読み取り装置Ｂ（６）
   にて種別番号が読み込まれてから、印刷機にセットされ
   、その種別番号の情報は制御装置（８）に入力され、該
   種別番号に対応したメタルマスク（１）が、ストッカ（
   ３）の格納データから検索され、無しの場合は、直ちに
   印刷開始を指令し、 有りの場合は、先ずロボット機構（４）に指令して印刷
   機にセットされているメタルマスク（１）の取外しを行
   わせ、次にストッカ（３）に指令して検索されて有った
   識別表示（１１）のメタルマスク（１）を出庫させ、更
   にロボット機構（４）に印刷機へのセットを指令して、
   新しいメタルマスク（１）かセットされてから印刷開始
   を指令し、 印刷終了後に、該プリント板（５）を取外し、搬出する
   と共に、新プリント板（５）を搬入させ、前記工程にて
   印刷を行うことを特徴とする自動スクリーン印刷装置。