JPH04194985A - 図形カーソル表示方法およびその装置 - Google Patents

図形カーソル表示方法およびその装置

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JPH04194985A
JPH04194985A JP2327866A JP32786690A JPH04194985A JP H04194985 A JPH04194985 A JP H04194985A JP 2327866 A JP2327866 A JP 2327866A JP 32786690 A JP32786690 A JP 32786690A JP H04194985 A JPH04194985 A JP H04194985A
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Japan
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Application number
JP2327866A
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English (en)
Inventor
Yoshisuke Mimura
義祐 三村
Tatsuo Hashizume
橋爪 達夫
Akira Tsuge
晃 柘植
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2327866A priority Critical patent/JPH04194985A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポインティングデバイス等に操作によりグラフ
ィックデイスプレィ上の任意の点に移動可能な図形カー
ソルの表示方法およびその装置に関する。
従来の技術 近年、マウスなどのポインティングデバイスやグラフィ
ックデイスプレィ装置の発達により、グラフィックユー
ザインターフェースを有する計算機システムが広く普及
している。
これらの計算機システムにおいては、次にキー人力され
る文字が表示されるべき画面」二の位置を示すいわゆる
文字カーソル以外に、ユーザのボインティングデハイス
操作に追従して画面上の任意の位置に移動可能なカーソ
ルが存在する。このようなカーソルは一般的にある特定
の大きさ、例えば縦横24ドツトといったパターンデー
タであれば任意の形状のものを定義することができ、図
形カーソルと呼ばれている。
ところで、このような図形カーソルはデイスプレィ上に
本来表示されるべき内容、例えば文字データや図形デー
タに重畳して表示され、図形カーソルの移動に際して移
動元の領域には元の表示内容が復元されるようにする必
要がある。
これを実現するための1つの方法として図形カーソル表
示のための専用ハードウェアを用いる方法がある。すな
わち、図形カーソルのパターンデータをその他の文字・
図形データから独立して専用メモリに格納しておき、両
者をビデオ信号上で重畳してデイスプレィ上に合成画像
を得るというものである。このような専用ハードウェア
を用いる方法では処理速度が速く図形カーソルの動きが
滑らかになるという利点がある反面、ハードウェアコス
トが高くなるという欠点がある。
これに対し、専用のハードウェアを用いず、図形カーソ
ル表示領域の元の表示データをあらかしめ退避メモリに
保存しておき、図形カーソルの移動に伴って逐次復元す
る一連の表示制御をソフトウェア的に行う方法が考案さ
れ、低価格のパーソナルコンピュータシステムなどで広
く利用されている。
この種の図形カーソル表示装置は、例えば第3図に示す
ように、描画メモリ301、表示部302、退避メモリ
303、図形カーソル移動制御部304、描画制御部3
05、図形カーソル−時消去部306及び図形カーソル
再表示部307を備えている。
描画メモリ301は、図形カーソルのパターンデータお
よびその他の文字・図形データをピクセルマツプデータ
として記jlするものであり、たとえばCPUとの間の
入出力を複数ビット単位で並列的に行う第1のボートと
デイスプレィに表示すべきデータを1ビツトずつ連続的
に読め出す第2のポートを有するデュアルポートメモリ
が用いられる。
表示部302は、前記描画メモリ301の各ピクセル値
に基づき図形カーソルおよびその他の文字・図形データ
を画面上に表示するものであり、例えばグラフィックデ
イスプレィ装置およびその制御回路などで構成される。
退避メモリ303は、前記描画メモリ301上で図形カ
ーソルが存在する領域の文字・図形データを保存するも
のであり、例えば主メモリの領域の一部などが割り当て
られる。
図形カーソル移動制御部304は、ポインティングデバ
イスの操作に追従してあらかしめ退避メモリ303に保
存してあったデータを前記描画メモリ301上の移動元
の図形カーソル領域に復元し、次に前記描画メモリ30
1上の移動先の図形カーソル領域のデータを前記退避メ
モリ303に保存した後に前記描画メモリ301上の当
該領域に図形カーソルのパターンデータを書き込むこと
により図形カーソルの移動を行うものである。この図形
カーソル移動制御部304はたとえば一定周期で現れる
デイスプレィの帰線時間区間に同期してその時刻におけ
るボインティングデハイスの座標を読み取り、その座標
が1つ前の時刻における座標と異なる場合のみカーソル
の移動表示を行うような制御を行う。
描画制御部305は、図形カーソル以外の文字・図形の
描画を制御するものであり、図形カーソル−時消去部3
06を起動した後に所定の文字・図形データを描画メモ
リ301に書き込み、図形カーソル再表示部307を起
動する。この描画制御部305はたとえば適用業務プロ
グラムからの描画コマンドを解釈実行するグラフィック
ライブラリのような形態で提供される。
図形カーソル−時消去部306は、退避メモリ303に
記憶されている退避データを描画メモリ301上の現在
の図形カーソル領域に書き込むことにより図形カーソル
を消去するものである。
図形カーソル再表示部307は、描画メモリ301上の
図形カーソルを再表示すべき領域のデータを前記退避メ
モリ303に退避した後に当該領域に図形カーソルのパ
ターンデータを書き込むことにより図形カーソルの再表
示を行うものである。
実際にはこれ以外にも種々の構成要素を必要とするが、
本発明の要旨には直接関係しないのでその説明は省略す
る。
」1記の従来の図形カーソル表示装置において、例えば
第4図(a)に示すように、表示部302の画面中央か
ら左上の部分に矩形(これを第1の矩形とする)Aが表
示され、その下辺の中央付近に図形カーソルCが存在す
る状態を仮定する。このとき、描画メモリ301の記憶
状態は表示部302の画面と同じであり、退避メモリ3
03には図形カーソルCが重なった領域に本来描画され
ているべき矩形Aの下辺の一部である水平線Laが退避
されている。
この状態から、オペレータがボインティングデハイスを
右方向に移動して図形カーソルCを第1の矩形Aの右下
の頂点付近に移動すると、図形カーソル移動制御部30
4はあらかじめ退避メモリ303に退避してあった水平
線データを描画メモリ301上の移動元の図形カーソル
領域に書き込むことによって第1の矩形の下辺中央付近
の表示内容を復元する。次に描画メモリ301上の移動
先の図形カーソル領域のデータである “」゛型図形を
退避メモリ303に退避した後、描画メモリ303上の
当該領域に図形カーソルCのパターンデータを書き込む
ことにより図形カーソルの移動を行う。その結果、描画
メモリ301および退避メモリ303の記憶状態は第4
図(b)のようになる。
次に、オペレータが適用業務プログラムにより画面中央
から右下の部分に第1の矩形Aと頂点を接する新たな矩
形(これを第2の矩形とする)Bを描画すると、描画制
御部305はまず、図形カーソル−時消去部306を起
動する。図形カーソル−時消去部306は退避メモリ3
03に記憶されている “」゛型図形を描画メモリ30
1上の現在の図形カーソル領域に書き込むことにより図
形カーソルを消去する。その結果、描画メモリ301お
よび退避メモリ303の記憶状態は一時的に第4図(c
)のようになる。ここで、退避メモリ303の記憶状態
「?」はその内容が意味をもたず、どのようなデータで
あってもよいことを示している。続いて描画制御部30
5は描画メモリ301に第2の矩形のデータを書き込む
。その結果、描画メモリ301および退避メモリ303
の記4.1状態は一時的に第4図(d)のようになる。
描画制御部305はさらに図形カーソル再表示部307
を起動させ、描画メモリ301上の図形カーソルCを再
表示すべき領域のデータである十型図形を退避メモリ3
03に退避させた後、当該領域に図形カーソルCのパタ
ーンデータを書き込むことにより図形カーソルCの再表
示を行う。その結果、描画メモリ301および退避メモ
リ303の記憶状態は第4図(e)のようになる。
次に、オペレータがボインティングデハイスを再び右方
向に移動して図形カーソルを第2の矩形Bの上辺の中央
付近に移動させると、図形カーソル移動制御部304は
退避メモリ303に退避してあった十型図形データを描
画メモリ301上の移動元の図形カーソル領域に書き込
むことによって第1の矩形Aと第2の矩形Bの接点付近
の表示内容を復元する。次に描画メモリ301上の移動
先の図形カーソル領域の水平線データを退避メモリ30
3に退避させた後、描画メモリ301上の当該領域に図
形カーソルCのパターンデータを書き込むことにより図
形カーソルの移動を行う。その結果、描画メモリ301
および退避メモリ303の記憶状態は第4図(f)のよ
うになる。
上述の従来例において描画制御部が実際の描画データを
描画メモリ301に書き込む前後で図形カーソル−時消
去部306および図形カーソル再表示部307を起動す
る理由は、描画データの一部が現在の図形カーソルCの
表示領域に重畳した場合に、−旦図形カーソルCが存在
しない状態で描画を行い、その結果の当該図形カーソル
領域のデータで退避メモリ303の記憶内容を更新して
おくことにより、その後の図形カーソルCの移動により
移動元の図形カーソル領域に復元されるデータに描画制
御部305による描画結果が反映されることを保証する
ためである。従って、描画データの全部が現在の図形カ
ーソルCの表示領域に重畳しない場合には図形カーソル
Cの一時消去・再表示は不要である。
発明が解決しようとする課題 退避メモリ303を用いる従来の図形カーソル表示方法
およびその装置においては、前述の具体例で説明したよ
うに、新たに描画しようとする文字・図形の一部が図形
カーソルCの表示領域に重畳するような場合には、その
後の図形カーソルCの移動時に当該文字・図形が描画さ
れる以前に退避したデータが移動元の図形カーソル領域
に復元されるといった矛盾が発生すること防止するため
に、当該文字・図形の描画の前後で図形カーソルの一時
消去および再表示を行い、退避メモリ303の内容を更
新しておく必要があった。しかじながら、オペレータの
システムに対する指示を行う手段という図形カーソルC
の性格上、図形カーソルC付近での画面表示内容の更新
が頻繁に発生しやすく、その場合、図形カーソルCが静
止状態のままで点滅することとなるため、画面のチラッ
キが目障りになり、オペレータに不快感を与えていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、
高価なハードウェアを採用することなく、また、図形カ
ーソルの一時消去および再表示を行うことなく文字・図
形の描画を行うことが可能な図形カーソル表示方法およ
びその装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するだめの手段 本発明に係る図形カーソル表示方法は、文字・図形等の
描画データと図形カーソルが書き込まれた描画メモリと
、図形カーソルが書き込まれた領域の描画データを保存
する退避メモリと、描画データに書かれた内容を可視表
示する表示部とを有し、図形カーソルの移動時には、退
避メモリに保存している描画データを描画メモリに復元
するステップと、描画メモリから退避メモリに図形カー
ソル移動先の領域にある描画データを保存するステップ
と、図形カーソルデータを描画メモリの前記移動先領域
に書き込むステップを実行する図形カーソル表示方法に
おいて、現在表示している文字・図形を更新する際には
、更新後の文字・図形をピクセル単位で図形カーソルの
表示領域内であるか否かを判定するステップと、表示領
域外にある文字・図形のピクセルデータを描画メモリに
書き、表示領域外にある文字・図形のピクセルデータを
退避メモリに書き込むステ・7ブとを実行することを特
徴としている。
また、文字・図形等の描画データと図形カーソルが書き
込まれた描画メモリと、図形カーソルが書き込まれた領
域の描画データを保存する退避メモリと、描画データに
書かれた内容を可視表示する表示部と、図形カーソルの
移動時には、退避メモリに保存している描画データを描
画メモリに復元すると共に、描画メモリから退避メモリ
に図形カーソル移動先の領域にある描画データを保存す
る描画制御部と、図形カーソルデータを描画メモリの前
記移動先領域に書き込むカーソル移動制御部とを備えた
図形カーソル表示装置において、現在表示している文字
・図形を更新する際に起動されるカーソル内領域描画部
とカーソル内領域描画部とを設け、前記更新後の文字・
図形をピクセル単位で図形カーソル表示領域内かどうか
判定して、カーソル表示領域外のピクセルデータをカー
ソル外領域描画部を通じて描画メモリに描画し、カーソ
ル表示領域内のピクセルデータをカーソル内領域描画部
を通じて退避メモリに描画することを特徴としている。
作    用 本発明においては、表示部で表示している文字・図形を
更新する際に、カーソル外領域描画部が描画データのう
ち現在の図形カーソルが表示されている領域外のデータ
を描画メモリに書き込み、カーソル内領域描画部が、現
在の図形カーソルが表示されている領域内のデータを退
避メモリに書き込む。
実施例 以下、本発明の一実施例に係る図形カーソル表示方法及
びその装置を図面に基づき説明する。
まず、本発明の一実施例に係る図形カーソル表示装置を
第1図に基づき説明する。
この図形カーソル表示装置は描画メモリ101、表示部
102、退避メモリ103、図形カーソル移動制御部1
04及び描画制御部105を備える点では上記従来の図
形カーソル表示装置と同様に構成されている。しかし、
図形カーソル−時消去部306及び図形カーソル再表示
部307が設けられずに、カーソル外領域描画部106
及びカーソル内領域描画部107が設けられ、それに対
応して描画制御部105、描画メモリ101及び退避メ
モリ103の動作が従来例と異らせである。
すなわち、描画メモリ101は、図形カーソルCのパタ
ーンデータおよびその他の文字・図形データをピクセル
マツプデータとして記憶するものであり、例えばCPU
との間の入出力を複数ピット単位で並列的に行う第1の
ボートとデイスプレィに表示すべきデータを1ビットず
つ連続的に読み出す第2のポートを有するデュアルポー
トメモリが用いられる。
表示部102は、前記描画メモリ101の各ピクセルデ
ータに基づき図形カーソルCおよびその他の文字・図形
を画面上に表示するものであり、たとえばグラフィック
デイスプレィ装置およびその制御回路などで構成される
退避メモリ103は、前記描画メモリ101上で図形カ
ーソルCが存在する領域の以前のデータを退避するもの
であり、例えば主メモリの領域の一部などが割り当てら
れる。
図形カーソル移動制御部104は、ポインティングデバ
イスの操作に追従してあらかじめ前記退避メモリ103
に退避してあったデータを前記描画メモリ101上の移
動元の図形カーソル領域に復元し、次に前記描画メモリ
101上の移動先の図形カーソル領域のデータを前記退
避メモリ103に退避した後に前記描画メモリ101上
の当該領域に図形カーソルCのパターンデータを書き込
むことにより図形カーソルCの移動を行うものである。
この図形カーソル移動制御部104はたとえば一定周期
で現れるデイスプレィの帰線時間区間に同期してその時
刻におけるポインティングデバイスの座標を読み取り、
その座標が1つ前の座標と異なる場合のみカーソルの移
動表示を行うような制御を行う。
描画制御部105は、図形カーソルC以外の文字・図形
の描画を制御するものであり、表示している文字・図形
の更新があった場合、カーソル外領域描画部106およ
びカーソル内領域描画部107を起動する。この描画制
御部105は例えば適用業務プログラムからの描画コマ
ンドを解釈実行するグラフインクライブラリのような形
態で提供される。
カーソル外領域描画部106は、前記描画制御部105
により起動されて、更新後の文字・図形をピクセル単位
で判定して現在の図形カーソルCが表示されている領域
外の文字・図形テークを前記描画メモリ101に書き込
むものであり、具体的には描画メモリ101内で現在の
図形カーソルCが表示されている領域をマスクした後に
更新後の描画データを書き込むように制御される。
カーソル内領域描画部107は、前記描画制御部105
により起動されて、更新後の文字・図形をピクセル単位
で判定して現在の図形カーソルCが表示されている領域
内の文字・図形データを前記退避メモリ103に書き込
むものであり、具体的には描画メモリ101上のカーソ
ル外領域描画部106でマスクされた部分から退避メモ
リ103へのアドレス変換を行うことによって当該マス
ク部分に対応する描画データを退避メモリ103へ書き
込むように制御される。
この図形カーソル表示装置にはこれら以外にも種々の構
成要素を必要とするが、本発明の主眼ではないので省略
する。
次に、この図形カーソル表示装置を用いた本発明の一実
施例にかかる図形カーソル表示方法の手順を第2図に基
づき説明する。
例えば第2図<a>に示すように、表示部102の画面
中央から左上の部分に矩形(これを第1の矩形とする)
八が表示され、その下辺の中央付近に図形カーソルCが
存在する状態を仮定する。
このとき、描画メモリ101の記憶状態は表示部102
の表示内容と同じであり、退避メモリ103の記憶状態
は図形カーソルCが重なった領域に本来描画されている
べき矩形の下辺の一部である水平線が退避されている。
この状態から、オペレータがポインティングデバイスを
右方向に移動して図形カーソルCを第1の矩形Aの右下
の頂点付近に移動すると、図形カーソル移動制御部10
4はあらかじめ退避メモリ103に退避してあった水平
線データを描画メモリl0IJ:の移動元の図形カーソ
ル領域に書き込むことによって第1の矩形Aの下辺中央
付近の表示内容を復元する。次に描画メモリ101.1
の移動先の図形カーソル頭載のデータである」型図形を
退避メモリ103に退避した後に、描画メモリ101上
の当該領域に図形カーソルCのバクーンデータを書き込
むことにより図形カーソルの移動を行う。その結果、描
画メモリ101および退避メモリ103の記憶状態は第
2図(b)のようになる。
次に、オペレータが適用業務プログラムにより画面中央
から右下の部分に第1の矩形と頂点を接する新たな矩形
(これを第2の矩形とする)Bを描画すると(表示して
いる文字・図形の更新)、描画制御部105は、まず、
カーソル外領域描画部106を起動する。起動したカー
ソル外領域描画部106は第2の矩形Bのデータのうち
図形カーソルCが現在表示されている領域に対応する左
上の頂点付近以外のデータを描画メモリ101に書き込
む。その結果、描画メモリ101および退避メモリ10
3の記憶状態は一時的に第2図(C)のようになる。描
画制御部105は、更に、カーソル内領域描画部107
を起動し、第2の矩形Bのデータのうち図形カーソルが
現在表示されている領域に対応する左上の頂点付近のデ
ータを退避メモリ103に書き込ませる。その結果、描
画メモリ101および退避メモリ103の記憶状態は第
2図(d)のようになる。退避メモリ103では、以前
の」型図形に加えて新たに[型図形が書き込まれるので
結果として十型図形データが記憶されることになる。
第5図(A)(B)は以上の動作、即ち、カーソル外領
域描画部106及びカーソル内領域描画部107の動作
を概念的に説明するフローチャートである。但し、図中
、xi、yiは描画しようとする図形の各ピクセルのx
y座標を意味している。又、xc、ycは第6図に示す
ように表示画面上の図形カーソルの左上の座標である。
図形カーソルは一辺の長さがdの正方形であるとし、か
つ退避メモリは図形カーソルと同し大きさの容量をもっ
たものとしている。
尚、第5図のフローチャートはあくまで概念的な動作を
示したもので、実際には横方向(Y座標が同じ)に隣接
する、例えば8個のピクセルデータ毎に並列的に処理す
ることが行われる。
次に、オペレータがポインティングデバイスを再び右方
向に移動して図形カーソルを第2の矩形Bの上辺の中央
側近に移動すると、図形カーソル移動制御部104は退
避メモリ103に退避してあった十型図形データを描画
メモリ101」二の移動元の図形カーソル領域に書き込
むことによって第1の矩形と第2の矩形の接点付近の表
示内容を復元する。次に描画メモリ101上の移動先の
図形カーソル領域の水平線データを退避メモリ103に
退避した後に描画メモリ101」二の当該領域に図形カ
ーソルのパターンデータを書き込むことにより図形カー
ソルの移動を行う。その結果、描画メモリ101および
退避メモリ103の記憶状態は第2図<e>のようにな
る。
上述のように、この図形カーソル表示装置及びこれを用
いる図形カーソル表示方法においては、図形カーソル表
示のための専用ハードウェアを用いないので、安価に実
施できる。
また、描画しようとする文字・図形の一部がその時刻に
おける図形カーソルCの表示領域に重畳する場合には、
図形カーソルCの表示を連続したままて、図形カーソル
Cの表示領域に対する描画を退避メモリ103上で行う
ことにより退避メモリ103の内容を当該描画結果を反
映したものに更新している。その後の図形カーソル移動
時には更新された退避メモリ103の内容が移動元領域
に復元されるので、矛盾の無いデータが移動元領域乙こ
復元される。したがって、図形カーソルCの表示領域付
近での描画を頻繁に行っても図形カーソルCの点滅によ
るチラッキは発生せず、オペレータが図形カーソルCの
点滅から感じる不快感をなくすことができる。
なお、本実施例においては図形カーソルの形状を斜めの
矢印としたが、これは任意の大きさ・形状であってよく
、使用の途中で変更できるものでもよい。また、退避メ
モリは図形カーソルの大きさに等しいものを1つ設けて
いるが、2つの退避メモリを使用して復旧と退避の順序
を逆にすることも可能であり、図形カーソルの一部が透
明であるような場合にこの退避メモリ上で背景情報との
合成画像を作成した後に描画メモリ上へ転送するような
ことも可能である。更に退避メモリの大きさは少なくと
も図形カーソルと同じ大きさであれば足り、それ以」二
大きな容量をもったものを用いても一部にさしつかえな
い。また、意図的に図形カーソルの消去や再表示を可能
とするために従来例の図形カーソル−時消去部30Gや
図形カーソル再表示部307を付加することは妨げない
発明の効果 以上のように、本発明の図形カーソル表示方法およびそ
の装置においては、図形カーソル表示のための専用ハー
ドウェアを用いないので、安価に実施できる。
また、常に図形カーソルを表示したままで文字・図形の
描画を行うことができるので、図形カーソルの点滅によ
るチラッキが発生せず、このチラッキからオペレータが
惑しる不快感を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る図形カーソル表示装置
の構成図、第2図はその図形カーソル表示装置における
表示部の表示内容、描画メモリおよび退避メモリの記4
1内容の模式図、第3図は従来の図形カーソル表示装置
の構成図、第4図は従来の図形カーソル表示装置におけ
る表示部の表示内容、描画メモリおよび退避メモリの記
1.a内容の模式図、第5図(A)(B)はカーソル外
領域描画部及びカーソル内領域描画部の動作を説明する
フローチャート、第6図は第5図の70−チャートにお
いて使用した記号の意味を説明する図である。 101・・・描画メモリ、102・・・表示部、1.0
3・・・退避メモリ、104・・・図形カーソル移動制
御部、105・・・描画制御部、106・・・カーソル
外領域描画部、107・・・カーソル内領域描画部。 代 理 人  弁理士  中 島 司 朗第2 耐;石■ 図 1o1(102) (e) Of        0−fヨ :″[l ロー′−区ヨ 第5図(B) カーソル内郭4神描画、音下 TART N−箱肺乱すべ) 亡ルの糀数 ×i≧xc?N0 es x;<x(+d” N。 特開平4−194985 (if) 第6図 es yi≧yC?N0 蛙 y+<yC+d?   No 1冶、眞7メそす

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字・図形等の描画データと図形カーソルが書き
    込まれた描画メモリと、図形カーソルが書き込まれた領
    域の描画データを保存する退避メモリと、描画データに
    書かれた内容を可視表示する表示部とを有し、 図形カーソルの移動時には、退避メモリに保存している
    描画データを描画メモリに復元するステップと、描画メ
    モリから退避メモリに図形カーソル移動先の領域にある
    描画データを保存するステップと、図形カーソルデータ
    を描画メモリの前記移動先領域に書き込むステップを実
    行する図形カーソル表示方法において、 現在表示している文字・図形を更新する際には、更新後
    の文字・図形をピクセル単位で図形カーソルの表示領域
    内であるか否かを判定するステップ表示領域外にある文
    字・図形のピクセルデータを描画メモリに書き、表示領
    域外にある文字・図形のピクセルデータを退避メモリに
    書き込むステップと、 を実行することを特徴とする図形カーソル表示方法。
  2. (2)文字・図形等の描画データと図形カーソルが書き
    込まれた描画メモリと、 図形カーソルが書き込まれた領域の描画データを保存す
    る退避メモリと、 描画データに書かれた内容を可視表示する表示部と、 図形カーソルの移動時には、退避メモリに保存している
    描画データを描画メモリに復元すると共に、描画メモリ
    から退避メモリに図形カーソル移動先の領域にある描画
    データを保存する描画制御部と、 図形カーソルデータを描画メモリの前記移動先領域に書
    き込むカーソル移動制御部とを備えた図形カーソル表示
    装置において、 現在表示している文字・図形を更新する際に起動される
    カーソル内領域描画部とカーソル内領域描画部とを設け
    、前記更新後の文字・図形をピクセル単位で図形カーソ
    ル表示領域内かどうか判定して、カーソル表示領域外の
    ピクセルデータをカーソル外領域描画部を通じて描画メ
    モリに描画し、カーソル表示領域内のピクセルデータを
    カーソル内領域描画部を通じて退避メモリに描画するこ
    とを特徴とする図形カーソル表示装置。
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