JPH04194730A - 液体濃度センサ - Google Patents

液体濃度センサ

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JPH04194730A
JPH04194730A JP32663390A JP32663390A JPH04194730A JP H04194730 A JPH04194730 A JP H04194730A JP 32663390 A JP32663390 A JP 32663390A JP 32663390 A JP32663390 A JP 32663390A JP H04194730 A JPH04194730 A JP H04194730A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば自動車用燃料中のメタノール濃度など
を検出するために用いる。光学式の液体濃度センサに関
する。
〔従来技術〕
近年、自動車用燃料においては、排気ガス浄化のために
、ガソリン中にメタノール、エタノール等の他成分を混
入することが提案されている。
そして、この燃料中の他成分の濃度を検出するために、
光の屈折率を利用した光学式の燃料濃度センサが提案さ
れている(例えば、特開昭62−232538号公報、
特開昭62−112040号公報)、なお、光の屈折率
を利用して水滴等の液体を検知する光学式液体検出器も
提案されている(例えば、特開昭63−33645号公
報、特開昭63−144239号公報)。
これら公報に示される光学式センサは、光の全反射を用
いるため、プリズム(或いはガラスロンド)を使用して
いる。そして、このセンサの構造は、プリズムの一方面
に発光端部を、これと対向する他方面に受光端部を配置
したものである。そして、測定に当っては8発光端部か
らプリズム内に光を入射させ、燃料等の液体と接触して
いるプリズム面で全反射を行わせ2その全反射光を対向
側に配置した受光端部に入射させる方式を採用している
この原理を、第13図に示す、即ち3発光素子よりプリ
ズム91内へ入射させた光90,901゜902は、そ
の中で全反射角θ及びこれよりも大きい角度θよの光9
0.902は、液体としての燃料と接しているプリズム
面912で全反射する。
そのため、光90.902は外部(燃料側)に出す2例
えば反射光905として全反射してしまう。
そこで、この全反射光を受光素子に受光させる。
一方、全反射角θよりも小さい角度θ、の光901は、
プリズム面を透過して、光903として。
燃料F中に入る。
即ち5上記の関係は、プリズムの屈折率をnl+測定す
べき燃料の屈折率をntとすると、sinθ>nl/n
lで示される。
上記の全反射の原理は、プリズムのみならず。
ガラス等の透明板においても同様である。また。
二のことは、燃料のみならず、水溶液、存S熔媒液等の
液体についても同様である。
そして、上記において、′S定すべき燃料の屈折率n!
が変化すると、全反射角θが変化するため1全反射光量
が変化する。即ち、燃料のil!!、例えばガソリンと
メタノールとの混合比が変化すると。
屈折率が変化するため、全反射光量を検出すればメタノ
ールの濃度を知ることができる。
また、上記液体濃度と屈折率との関係は9例えば第14
図により示される。同図は3ガソリン−メタノール燃料
中のメタノール濃度(容量%)と、燃料の屈折率との関
係を示す線図である。
〔解決しようとする課題] ところで、従来の光学式センサは1発光素子と受光素子
の配役位置が、プリズム等の光学素子を介して反対側に
分離されている。そのため、これら三者間の組付は精度
は、±100μm程度という、かなり高い精度が要求さ
れている。
また、従来はプリズムやガラスロッドなどの光学素子を
用いている。そして、これら光学素子はガラス面にプリ
ズムなどの光学素子を接着するか。
または光学研磨を必要とする素子(プリズム、ガラスロ
ッドなど)を用いている。そのため、光学素子のコスト
が高く、液体濃度センサのコストが非常に高くなり、量
産の障害となっている。
本発明は、上記問題点に鑑み1組付性が良く。
量産性に優れた液体濃度センサを提供しようとするもの
である。
〔課題の解決手段〕
本発明は、ハウジング内に導入した液体に下面を隣7接
して配置した透明板と、該透明板の上面よりその内部に
、光を入射させるための発光端部と。
該発光端部と同一又は近接した位置に配置した受光端部
と、上記透明板の上面に設けた光収束用のホログラムと
よりなり、また該ホログラムは、上記発光端部からの入
射光を透明板の内部で全反射光とすると共に透明板の下
面の一点に上記全反射光を収束させ、また該下面におけ
る全反射光を再び収束させて上記受光端部に送る機能を
有することを特徴とする液体濃度センサにある。
本発明において最も注目すべきことは、下面に液体を接
触さセた透明板と、該透明板の上面に配置した上記光収
束用ホログラムとを設けると共に。
発光端部と同一又は近接した位置に受光端部を設けるこ
とにより、上記発光端部からの入射光を上記ホログラム
により収束させて透明板の下面に送り、該下面における
全反射光を再び該ホログラムにより収束させて、受光端
部へ入射させるようにしたことにある。
上記透明板としては板状の透明ガラス、アクリル樹脂、
ボリカーボ2−)樹脂等の透明プラスチック板などを用
いる。また、透明板の厚ろは通常3〜5−である、そし
て、この透明板の上面の上方に発光端部及び受光端部を
上記のごとく配設する。
また、上記透明板の上面に配置する光収束用のホログラ
ムは1発光端部からの入射光を透明板の内部で全反射光
とすると共に、透明板の下面(液体との接触面)の−点
に上記全反射光を収束させ。
また該下面における全反射光を再び収束させて上記受光
端部に送る機能を有するホログラムである。
上記機能を有するホログラムは5例えば第1実施例に示
す方法により作製できる。
また、上記ホログラムとしては、透光性の良い感光性ポ
リマを用いて、光の干渉縞をポリマーの疎密として記録
したものがある。また1重クロム酸ゼラチン(DCG)
などのゼラチン系感光材料を用いたものがある。更に、
若干透光性は劣るが。
銀塩系の感光材料を用いたものもある。
なお、ホログラム作製時における記録レーザの波長は9
例えば再生時のLEDの波長(660閣赤)に近いクリ
プトンイオンレーザの647.1nmの光を用いること
が好ましい。
また、上記ホログラムとしては、干渉縞のパターンを計
算機によって描絵させる計算機ホログラムを用いること
ができる。
この計算機ホログラムは、一般にエンボスホログラムと
呼ばれるもので、IDカードや、テレホンカードなどに
利用されている。かかるエンボスホログラムは3透明プ
ラスチツク板の表面に凹凸を作り、これの回折現象を利
用するもので1回折効率は低いが、凹凸模様であるため
、プレス型等の成形型で作製できる。それ故、量産性に
優れている。
また、ホログラムは、入射光を収束させると共に全反射
光を再び収束させるために、1枚のホログラムを用いる
こと(第1図参照)、或いは両者の収束をそれぞれ行わ
せる2枚のホログラムを用いること(第1O図参照)の
いずれかの11様で配置する。
また、上記ホログラムは、透明板の上面に透明な接着剤
を用いて粘着する。該接着剤は透明で。
かつ高温耐久性を有することが好ましい。
また、上記発光端部は、光ファイバーにより構成するこ
とが好ましい、この場合該光ファイバーの先端は透明板
の上面に対面して配置し、その後端は光源に光学的に連
結する。上記光源としては。
LED、LD (レーザダイオード)などの発光素子を
用いる。
また、受光端部は、光ファイバーにより構成することが
好ましい、この場合7光フアイバーの先端は、透明板の
上面に対面させて1発光端部と同位置又はその近傍に配
置する。また、光ファイバーの後端は光検出器に光学的
に連結する。光検出器としては、CdS、FD (フォ
トダイオード)などの受光素子を用いる。
そして、ここに重要なことは1発光端部と受光端部が、
i!i明板の上方において、同−場所又は近接位置に配
置されていることである(第1図、第8図、第1O図)
、そして1発光端部及び受光端部が、それぞれ光ファイ
バーである場合には5 この光ファイバーは1本(1束
)とすることもできる、この場合には、1本の光フアイ
バー内を透明板への入射光、透明板からの反射光が通過
するよう構成する(第1図)。
また、上記光ファイバーは、それぞれ発光端部用5受光
端部用として、それぞれ1本づつ用いることもできる(
第8図、第10図)。
また9発光端部及び受光端部に光ファイバーを用いる場
合には、透明板の同一面に一本又は2本の光ファイバー
を配置すれば良いので、−1組付性が向上し、また液体
濃度センサ全体がコンパクトになる。更に、光s1光検
出器等の受発光回路部を、高温部から遠ざけることがで
き、耐久性が向上する。
また、上記のごと(光ファイバーを用いない場合には8
発光端部は光源である発光素子自体を透明板に対面して
直接配置し、また、受光端部は受光端部等の光検出器自
体を上記発光素子と隣接させて、透明板に対面して直接
配置する(第11図。
第12図)。
また1本発明の液体濃度センサは1例えばガソリン燃料
中に混合したメタノール、エタノール。
更にはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン。
トルエン、キンレン等も測定することができる。
また、上記燃料の外、化学工場における各種水溶液1反
応溶液、混合有機溶媒等の液体中における特定成分の濃
度測定にも利用することができる。
〔作用及び効果〕
本発明の液体濃度センサにおいては7発光端部から出た
光を光収束用のホログラムを通過させて透明板内に入射
させ、液体と接触している透明板の下面で反射させ、そ
の全反射光を上記ホログラムにより収束させて受光端部
に受光している。
また、上記において発光端部から出た発散光は。
上記ホログラムにより透明板の内部で全反射させる程度
に収束光へ変換させている。それ故、!f収束光は液体
と接触している透明板下面の一点(濃度検出点)に照射
される。そして、該下面で反射した全反射光は再びホロ
グラムによって収束されて受光端部に受光される。した
がって、前記全反射の原理(第13図)により、液体濃
度を検出できるのである。
それ故、従来のごとく、特別なプリズム、ガラスロッド
等を用いることな(、上記ホログラムによって全反射角
を発生させ、液体濃度を測定することができる。また、
そのため、ガラス、プラスチック等の安価な透明板を用
いることができる。
そのため、液体濃度センサが安価で量産性に優れる。
また、上記受光端部は1発光端部と近接して透明板の同
一面側に配置しである。そのため1組付端度に関しては
、透明板の同一面側に対して発光端部と受光端部の組付
位置を配慮すれば良(、従来のごとく高度な組付精度が
要求されない、そのため3組付が容易である。
また1発光端部と受光端部をプリズムの同一面側に配置
するため1部品点数が少なく、液体濃度センサ全体がコ
ンパクトになる。
したがって3本発明によれば1組付性が良く。
量産性に優れ、かつコンパクトな液体濃度センサを提供
することができる。
〔実施例〕
第1実施例 本発明の実施例にかかる液体濃度センサにつき。
第1図〜第7図を用いて説明する。
本例の液体濃度センサは、メタノール含有ガソリン燃料
中のメタノール濃度の測定に用いるものである。
まず1本例の液体濃度センサは、第1図に示すごと(、
ハウジング16内に導入した液体としての燃料Fに下面
を隣接して配置した透明板11と。
該透明F111の上面111よりその内部に入射光31
を照射するための1発光端部及び全反射光受光用の受光
端部としての、光ファイバー2と、上記透明板11の上
面+11に設けた光収束用のホログラム5とよりなる。
また、光ファイバー2の後端は、第3図に示すごとく、
受発光回路部4に接続しである。譲受発光回路部4は受
発光部40と9回路部45とよりなる。上記受発光部4
0は、LED等の発光素子41と上記光ファイバー2の
後端22との間に配置したハーフミラ−44と、該ハー
フミラ−44の左右に配置したモニタ用受光素子42と
検出用受光素子43とを有する。
また1回路部45は、光源出力部410とモニタ入力部
420と検出信号入力部430と、液体濃度に応じた信
号を出力するセンサ出力部450とを有する。
上記より知られるごと(3本例では、透明板llに光を
入射する発光端部1及び透明板11からの全反射光を受
信する受光端部は、同し光ファイバー2によって構成し
ている。
また、第1図に示すごとく、上記透明板11は上下のハ
ウジング16の間にシールリング18を介して組付けで
ある。また、ハウジング16には。
燃料Fを測定室160内に流入、fL出させるための接
続パイプ141.142を設ける。
次に、上記液体濃度センサ1の具体的構成につき説明す
る。
まず、ホログラム5につき説明する。ホログラム5には
、第2図に示すごとく、入射光(発散光)31を、ホロ
グラム通過後に透明板11内で。
成る設計角度θ(本例では60〜70度)となる収束光
に変換する機能を持たせである。即ち、ホログラム5は
、波面交換作用を有し5上記人射光31を透明板11の
下面112の一点115に収束させる機能を有する。こ
のようなホログラムは。
透過型ホログラムと称されている。
次に、上記ホログラ?、5の作製法、即ちホログラム撮
影光学系につき、第6図及び第7図を用いて説明する。
まず、ホログラムの回折光(ホログラム通過後。
ホログラムの回折作用を受けた光)が透明板11と空気
との界面で全反射するような角度にするため、光束C1
は通常の発散光であるが5光束C2は全反射角となるよ
うな急な角度(本例では、透明板としてのガラス内部で
60〜70度)とするため、楕円体績51を準備する。
該楕円体績51は内部に鏡面511を有し、また屈折率
調整液55を内蔵している。また、上記楕円体績51の
下部にはホログラム5を作製するためのホログラム乾板
50を配置する。
そして、楕円体績51の上部に対物レンズ53を配置す
る。即ち、対物レンズ53を第1焦点Alとして、ここ
に光の発散点を置き、第2焦点A2に丁度検出光が一点
となるように光を収束させる。!IIち、ホログラム乾
板50は、第2焦点よりも透明板厚みTの長さだけ内側
に配置しである。
ただし、第6図では、空気中にA2があるため。
実際には光の屈折によりA2はさらに手前に来るが、概
念図のため省略しである。
そして、ホログラム作製に当たっては、同図に示すごと
く記録用のレーザ光52を照射する。これにより5ホロ
グラム乾板50にホログラムが形成される。このレーザ
光としては、再生時のLEDの波長(660nm赤)に
近いクリプトンイオンレーザの647.lnmの光を用
いた。
このように光束CIと光束C2で作製したホログラムに
対して、その再生時には第7図に示すごとく5第1焦点
位置A1に光ファイバーの先端21を配置する。そして
、そこから出た入射光(発散光)が、ホログラム5によ
って光束C2と同し方向へ回折され、これが検出光とな
る。
本例においては、上記ホログラム乾板はフォトポリマー
を用いた。この場合は、上記ホログラム作製時に光が当
たった部分が架橋反応し、密度が高くなる。また、光の
当たらなかった部分は反応が進まないため、変化しない
、このようにして。
光の干渉縞をポリマーの疎密として記録し、ホログラム
とするのである。また、上記楕円体[51の形状を変え
ることにより、所望する全反射角を有するホログラムを
任意に作製することができる。
次に、透明板11としては、厚み3mmのガラス板を用
いた。そして、該透明板11の上面111に、上記ホロ
グラム5を無色透明な紫外線硬化型光学接着剤により接
着した。
次に、光ファイバー2から透明板ll内に入った入射光
31が、メタノール濃度の変化により。
透明板11の下面112でどのように反射するかにつき
、第4図、第5図により説明する。
まず、第4図に示すごとく、メタノール濃度が低いとき
には、燃料の屈折率n、が大きいため(第14図)、全
反射角θが太き(なる、そのために、燃料Fと接触して
いる透明板下面112における反射光量は斜線20で示
すごと(少ない。
一方、メタノール濃度が高いときには、第5図に示すご
とく、上記とは逆に、全反射角θが小さくなるために1
反射光量は斜線20で示すごとく太き(なる、なお、こ
れらのことは、前記sinθ> n t / n lの
関係式より知られる。
モして5上記の全反射光32は1両図及び前記第1図、
第2図にも示すごとく、ホログラム5により収束され、
更に光フアイバー2内に入って光量検出用の受光素子4
3(第3図)に入る。
したがって1反射光量を測定すれば、メタノール濃度を
知ることができるのである。
次に、光ファイバー2につき説明する。
光ファイバー2は、液体濃度センサがエンジンルーム内
にあるため、100°C以上の耐熱性を有する。ガラス
系又は、耐熱樹脂系のものを用いる。
なお、ガラス系の場合には、コア径が直径1■以上必要
であるため3曲げ半径が大きくなり、取り回しか困難と
なる。バンドル型を用いることもできるがコスト高とな
る。
また、樹脂の場合、ポリカーボネート系の樹脂。
又はシース(被覆)に耐熱性を持たせたアクリル系のも
のがある。これらは、低コストで、量産向きである。
また、上記ハウジング16は、耐食性のあるSUS31
O5を用いた。また、シールリング18は耐ガソリン、
耐アルコール性のフッ素ゴムを用いた。
次に1本例の液体濃度センサl及び受発光回路部4の作
用効果を第1図〜第3図により説明する。
まず、受発光回路部4においては、第3図に示すごとく
1発光素子41の光はハーフミラ−44を通過した後、
光ファイバー2の後端22に入射される。そして、光フ
ァイバー2の先端21からホログラム5に達した入射光
31は、透明板11内において収束され、燃料Fと接触
している透明板下面112に達する(第1図、第2図)
、そして、前記第4図、第5図に示したごとくメタノー
ル濃度に応じて、一部の光311は、燃料F側に抜け、
他の光は透明板下面112で全反射してその全反射光3
2はホログラム5に達する。そして。
該ホログラム5により収束され、再び光フアイバー2内
に入る(第1図、第3図)。
そして、光ファイバー2により受発光回路部4へ戻って
きた全反射光32は、第3図に示すごとくハーフミラ−
44により右側へ反射され、検出用受光素子43に入る
。そして9回路部45において、検出光を増幅し規定出
力電圧として出力する。
なお2発光素子41としてL E Dを用いる場合には
、電圧変動、温度変化などにより、その光量が変動する
。そのため、受発光部40にモニタ用受光素子42を設
け1発光素子41の光の一部をハーフミラ−44により
採取し、その光量を上記回路部45にフィードバックし
て上記変動量を調整する。ハーフミラ−は、透過率50
%1反射率50%のものが好ましい。
以上のごとく1本例の液体濃度センサによれば。
受光端部と発光端部とは同一の光ファイバー2を用いて
、透明板11の上方の同一場所に配設している。そのた
め1組付端度に関しては、光ファイバー2の組付を考慮
すれば良く5前記従来のごとく、高度な組付精度は要求
されない、それ故1組付けが容易である。また、光ファ
イバーは1本であるため、液体濃度センサの部品点数も
少なく。
全体がコンパクトである。また、そのため、量産性に優
れている。
また、受発光回路部4は、光ファイバー2によって2液
体濃度センサlから離して配置できる。
そのため、エンジンルーム内などの高温場所に受発光回
路部を配設する必要がな(、受発光回路部4の熱障害が
ない。
なお、燃料は温度により屈折率が若干変動する。
それ故、燃料Fの通路内に温度センサーを設けて。
その信号を受発光回路部4ヘフイードバツクし。
屈折率の温度補償をすることが好ましい。
第2実施例 本例は、第8図に示すごとく、第1実施例の光ファイバ
ー2に代えて1発光端部用の光ファイバー25と受光端
部用の光ファイバー26を用いたものである。
両者はその光軸を中心軸より僅かにずらしてあり、ホロ
グラム5からの全反射光を光ファイバー26が受光でき
るようにしたものである。そのほかは、第1実施例と同
様である。
これにより、受発光回路部4のハーフミラ−44を省略
することもできる。また、第1実施例と同様の効果を得
ることができる。
第3実施例 本例は、第9図に示すごとく、ホログラムとしてエンボ
スホログラム58を用いたものである。
該エンボスホログラム58は透明樹脂板にプレス等によ
り作製したものである。そして、このエンボスホログラ
ム5日をガラス板である透明板11に接着しである。
なお、このエンボスホログラム58は、透明樹脂板の表
面に直接プレス形成しても良い、この場合、透明樹脂板
は、直接燃料に接触するため、耐ガソリン、耐アルコー
ル性を有する必要がある。
その他は、第1実施例と同様である0本例によれば第1
実施例と同様の作用効果を得ることができる。
第4実施例 本例は第1O図に示すごとく1発光端部としての光ファ
イバー25と、受光端部としての光ファイバ−26を少
し離して配置すると共に、ホログラムを入射光用ホログ
ラム591と受光用ホログラム592の2枚用いたもの
である。
その他は、第1実施例と同様である0本例によれば、第
2実施例と同様の効果を得ることができる。
第5実施例 本例は、第11図に示すごと(、第1実施例において光
ファイバー2を用いず、受発光部40における発光素子
41及び受光素子43を、直接に透明板11の上方に対
向配置したものである。
即ち1発光端部及び受光端部を直接に透明板11に対面
して、配設したものである。
本例は、液体濃度センサlを、余り高温でない場所に配
置する場合に好適である。また1本例によれば、光ファ
イバー2を用いる点を除き、第1実施例と同様の効果が
得られる。
第6実施例 本例は、第12図に示すごとく、第4実施例(第10図
)において、光ファイバー25.26を用いず9発光素
子41.受光素子42を直接に透明板11の上面に対向
配置したものである。
本例によれば、第4実施例及び第5実施例と同様の効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は第1実施例の液体濃度センサを示し、
第1図は液体濃度センサの断面図、第2図はその原理説
明図、第3図は受発光回路部の全体図、第4図はメタノ
ール濃度が低い場合の反射光量を示す説明図、第5図は
メタノール濃度が高い場合の反射光量を示す説明図、第
6図及び第7図はホログラム作製時の説明図、第8図は
第2実施例の液体濃度センサの説明図、第9図は第3実
施例の液体濃度センサの説明図、第10図は第4実施例
の液体濃度センサの説明図、第11図は第5実施例の液
体濃度センサの説明図、第12図は第6実施例の液体濃
度センサの説明図、第13図は燃料と接触しているプリ
ズム面の反射説明図。 第14図は、メタノール濃度と燃料屈折率との関係m図
である。 1・・・液体濃度センサ。 11・・・透明板。 +12・・・透明板の下面。 2.25.26・・・光ファイバー。 31・・・入射光。 32・・・全反射光。 4・・・受発光回路部。 40・・・受発光部。 41・・・発光素子2 42・・・モニタ用受光素子。 43・・・検出用の受光素子。 45・・・回路部。 5・・・ホログラム。 nl−・・・プリズムの屈折率。 n、・・・燃料の屈折率。 F・・・燃料。 第2図 寸 味 へ αつ 線 へ 第8図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハウジング内に導入した液体に下面を隣接して配置した
    透明板と、該透明板の上面よりその内部に光を入射させ
    るための発光端部と、該発光端部と同一又は近接した位
    置に配置した受光端部と、上記透明板の上面に設けた光
    収束用のホログラムとよりなり、 また該ホログラムは、上記発光端部からの入射光を透明
    板の内部で全反射光とすると共に透明板の下面の一点に
    上記全反射光を収束させ、また該下面における全反射光
    を再び収束させて上記受光端部に送る機能を有すること
    を特徴とする液体濃度センサ。
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