JPH04194492A - 内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管 - Google Patents

内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管

Info

Publication number
JPH04194492A
JPH04194492A JP32735290A JP32735290A JPH04194492A JP H04194492 A JPH04194492 A JP H04194492A JP 32735290 A JP32735290 A JP 32735290A JP 32735290 A JP32735290 A JP 32735290A JP H04194492 A JPH04194492 A JP H04194492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
layer unit
inner layer
vertical pipe
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32735290A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Kagoshima
籠島 栄一
Mitsuhiro Watanabe
渡辺 満博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP32735290A priority Critical patent/JPH04194492A/ja
Publication of JPH04194492A publication Critical patent/JPH04194492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、合成樹脂でなる内層体と耐火断熱材でなる外
層体とが一体的に結合された二層構造の排水縦管に関し
、集合住宅の垂直排水管等に利用されるものである。
【従来の技術】
高層ビルや集合住宅等の建築物の排水管に使用されるも
のとして、従来においては、例えば特公昭48−300
7号公報に記載されているような耐火断熱性管状構造体
や、特公昭55−14957号公報に記載されているよ
うな耐火用二重管構造体がある。これらの構造体は、合
成樹脂でなる内管の外面に石綿等の無機質繊維及びその
結合材でなる外管を設けて二重管を形成したもので、こ
れによれば、火災が発生しても合成樹脂でなる内管が石
綿等でなる外管によって火熱から保護されるので、内管
の焼失やそれに伴う有害ガスの発生を未然に防止するこ
とができる。 一方、フランス特許2251673号公報には、集合住
宅内の汚水降下排水に適したものとして、自動換気によ
る回転層流を生じる単一管構造の垂直排水管が開示され
ている。これは、合成樹脂でなる管の内面に所定のピッ
チや形状等を有するラセン状のリブないし突条(以下、
単に「リブ」という)を形成したものである。この種の
管によれば、排水が上記リブによって管の内面に沿って
旋回しながら降下することから、いわゆる二次換気を行
わなくても管中心部に空気芯が形成されるので、トラッ
プ等の封水が破れることを防止することができ、しかも
不快な流下音の発生を防止しつつスムーズに排水を降下
させることができる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記フランス特許22’51673号公
報に記載されているような合成樹脂管を排水管として単
体で使用した場合、例えば火熱等で管自体が熱変形した
り破損したりするため、流下能力の低下や管閉塞を生じ
やすい。また、管を構成する合成樹脂力を難燃性や不燃
性のものでないと、火災時に管が燃えて各階への延焼の
問題が生じる可能性がある。 一方、上記特公昭48−3007号公報や特公昭55−
14957号公報に示されているような二重管において
は、これを集合住宅の垂直排水管として使用した場合に
、その排水管路に通気管を別途接続しないと管路の換気
が行われないため、管路内を多量の排水が急激に流れた
ときに所謂ピストン現象が起こって排水管に通じる衛生
機器のトラップの封水が破れたり(破水)、排水の逆流
や不快な流下音(腹鳴り)が発生したりするという問題
がある。 本発明は、従来における上記のような問題に対処もので
、集合住宅等の降下排水に適した排水縦管として、二次
換気用の通気管を別途設置しなくても急激な多量の排水
時における衛生機器のトラップの破水及びこれに伴う悪
臭の発生を防止することができ、且つυを水音が小さく
て流下能力が高く、しかも火災時等においても管自体の
熱変形や破損が起き難い耐燃性に優れた排水縦管を提供
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明の内面ラセンリブ付き耐火
断熱性排水縦管は、次のように構成したことを特徴とす
る。 即ち、合成樹脂でなる内層体と耐火ml熱材でなる外層
体とを一体的に結合して二層構造の縦管を形成し、且つ
排水時に管中心部に空気芯を形成し得るように上記内層
体の内面にラセン状のリブないし突条を設ける。この場
合において、縦管同士或いは縦管と管継手との接続を行
い易くする意味から、縦管の端部には、合成樹脂製内層
体のみでなる接合部を設けてもよい。 上記、耐火断熱材としては、例えば石綿、岩綿、ガラス
繊維等の耐火性又は難燃性を有する材料が挙げられる。 そして、実際に外層体を形成する場合には石綿等の接合
材としてセメント等を使用するがζその場合、当該接合
材に石膏や珪砂等の増量材を加えてもよい。 一方、上記内層体を構成する合成樹脂としては、例えば
硬質塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、ポリエチ
レン、架橋ポリエチレン、ガラス繊維強化ポリエステル
、ガラス繊維強化エポキシ樹脂が使用できる。経済性、
成形性、強度、寿命等を考慮すると、硬質塩化ビニル樹
脂の押出成形品が好ましい。 更に、上記リブの形状、ピッチ、ラセン条数については
、その管路径等に応じて定められる。例えば、後述する
第1実施例のように内径80mmの排水縦管の場合は、
その排水能力、排水者、換気能力等のシュミレーション
その他の実験結果から、リブ形状が高さ2.4m+3底
辺4mmの断面三角形で、ラセンのピッチが56011
1m、そのラセンの条数が12条であるようなものが好
ましい。
【作  用】
上記構成の内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管によ
れば、内層体の内面にラセン状にリブが設けられている
から、そのラセン状リブに沿って排水が旋回しながら流
れ落ちると共に、その際に生じる遠心力によって管中心
部に空気恕が形成される。そして、上記旋回流゛により
排水の落下速度が平均化及び低減され且つ乱流が抑制さ
れる一方、空気芯によって管路の換気が自動的に行われ
る。 その結果、管路内を多量の排水が急激に流れた場合にお
いても、ピストン現象による異常つまりトラップの吸引
、横引き管への逆流、腹鳴り等の現象が抑制ないし防止
される。 しかも、このようにしてピストン現象を防止する上記内
層体の外周は、石綿等の耐火断熱材でなる外層体で被覆
されているから、該内層体を構成する合成樹脂が該外層
体によって火熱から保護される。従って、火災時等の火
熱で合成樹脂性内層体が熱変形した焼失したりすること
が防止されることになる。
【実 施 例】
以下、本発明の詳細な説明する。 この実施例は内径80+nmの内面ラセンリブ付き耐火
断熱性排水縦管に関するもので、第1.2図に示すよう
に、該排水縦管1は、内層体2と、その外周に設けられ
た外層体3とでなる二層構造つまり二重管構造を有する
。 内層体2は、本実施例では硬質塩化ビニル樹脂の押出成
形品によって構成されており、その内面には、この縦管
lの全長に亘って複数(回倒では12本)のリブ2a・
・・2aがラセン状に形成されている。これらのリブ2
a・・・2aは、夫々、回倒では高さ2.4mm、底辺
4Mの三角形断面形状を有し、周方向に等間隔に設けら
れており、各ラセンのピッチは560mmとされている
。 一方、外層体3は、耐火断熱性を有する石綿とその接合
材であるセメントとの混合物で構成されており、内層体
2の外周面に一体的に結合されている。 このような構成によれば、内面ラセンリブ付き耐火断熱
性排水縦管lにおける内層体2の内面に複数のリブ2a
・・・2aがラセン状に設けられているから、それらの
リブ2a・・・2aに沿って排水がラセン状に旋回しな
がら流れ落ちると共に、その際に生じる遠心力によって
縦管lの中心部に空気芯が形成される。そして、上記旋
回流により排水の落下速度が平均化及び低減され且つ乱
流が抑制される一方、空気芯によって管路の換気が自動
的に行われる。その結果、この排水縦管lにおいては、
管路内を多量の排水が急激に流れるような場合にも、ピ
ストン現象による異常、つまりトラップの吸引や当該縦
管lに接続された横引き管への逆流、腹鳴り等の現象が
抑制ないし防止される。 しかも、この排水縦管lにおいては、合成樹脂でなる内
層体2の外周が、耐火性及び断熱性を有する石綿及びそ
の接合材でなる外層体3で被覆されているから、該内層
体2を構成する合成樹脂が該外層体3によって火熱から
保護される。従って、火災時等の火熱で合成樹脂性内層
体2が熱変形したり焼失したりすることが防止ないし抑
制され、延いては有害ガスの発生や他の階への延焼を未
然に防止されることになる。 尚、上記第1実施例ではリブの形状が断面三角形とされ
ているが、第3図に示す第2実施例の内面ラセンリブ付
き耐火断熱性排水縦管11のように、合成樹脂製内層体
12の内面に断面四角形のリブ12a・・・12aを設
けてもよく、また第4図に示す第3実施例に係る内面ラ
センリブ付き耐火断熱性排水縦管21のように、合成樹
脂製内層体22自体を、部分円弧状断面を有する複数の
ラセン部分で形成し、それらのラセン部分の内面側の凸
状部(頂部)でリブ22a・・・22aを構成してもよ
い。 また、上記各第実施例で述べたような二層構造の排水縦
管は、例えば次のようにして製作することができる。 即ち、石綿にセメント(接合材)を混ぜ、これに更に適
量の水を注入して混合物を作り、この混合物を管状に成
形して外層体を製作した後、その内周面に管状の内層体
を結合して一体化する。   −また、他の製法として
、先ず合成樹i性内層体を成形し、この内装体に石綿と
セメントとでなる外層体を均一肉厚を有するように結合
一体化してもよい。 これらの場合において、セメント等の接合材の中に石膏
や珪砂等の増量材を添加してもよい。 更に、第2図に示した第1実轡例に係る排水縦管lにお
いては管端部にも外層体3が設けられているが、この種
の管端部に外層体を設けずに合成樹脂製内層体のみで当
該管端部を構成してもよい。 このように管端部を合成樹脂性内層体のみで構成すれば
、縦管同士或いは縦管と管継手との接続を行い易くする
ことができる。
【発明の効果】
以上のように本発明に係る内面ラセンリブ付き耐火断熱
性排水縦管によれば、排水が管内面のラセンリブに沿っ
て旋回しながらスムーズに流れ落ちるので、二次換気用
の通気管を別途設置しなくても、急激な多量の排水時に
おける衛生機器のトラップの破水及びこれに伴う悪臭の
発生を防止し、  得るのみならず、当該縦管に接続さ
れた横引き管への逆流や腹鳴り等の現象更には排水能力
の低下を確実に抑制ないし防止することができる。また
、火災時等における合成樹脂性内層体の熱変形や焼失が
防止されるので、有害ガスの発生や他の階への延焼を回
避することができる。 これにより、集合住宅等の降下排水に適した安全な排水
縦管が実現されることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図及び第2図
は第1実施例に係る排水縦管の夫々径方向断面図及び軸
方向断面図、第3図は第2実施例に係る排水縦管の径方
向断面図、第4図は第3実施例に係る排水縦管の径方向
断面図である。 1.11.21・・・内面ラセンリブ付き耐火断熱性排
水縦管、2,12.22・・・内層体、2a、12a、
22a−−−リブ、3・・・外層体。 特許出願人   積水化学工業株式会社第1図 第3図 ′11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂でなる内層体と耐火断熱材でなる外層体
    とが一体的に結合された二層構造を有し、且つ排水時に
    管中心部に空気芯が形成されるように上記内層体の内面
    にラセン状のリブないし突条が設けられていることを特
    徴とする内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管。
  2. (2)管端部が合成樹脂製内層体のみでなる接合部とさ
    れていることを特徴とする請求項(1)に記載の内面ラ
    センリブ付き耐火断熱性排水縦管。
JP32735290A 1990-11-27 1990-11-27 内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管 Pending JPH04194492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32735290A JPH04194492A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32735290A JPH04194492A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04194492A true JPH04194492A (ja) 1992-07-14

Family

ID=18198187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32735290A Pending JPH04194492A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04194492A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101799096A (zh) * 2010-04-19 2010-08-11 崇州市岷江塑胶有限公司 空壁螺旋消音管材及其制备方法
JP2016080139A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 管体
CN110440086A (zh) * 2019-08-16 2019-11-12 南阳理工学院 抑制管路中流体湍急的装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101799096A (zh) * 2010-04-19 2010-08-11 崇州市岷江塑胶有限公司 空壁螺旋消音管材及其制备方法
JP2016080139A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 管体
CN110440086A (zh) * 2019-08-16 2019-11-12 南阳理工学院 抑制管路中流体湍急的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7344782B2 (ja) 排水配管継手
JP2007056536A (ja) 排水配管構造及び排水集合管及び排水管用耐火性付属部材
JP2024024060A (ja) 排水配管継手および排水配管継手の施工方法
JP5485580B2 (ja) 継手用アダプター及びこの継手用アダプターを用いた排水構造
JPH04194492A (ja) 内面ラセンリブ付き耐火断熱性排水縦管
JP2010236677A (ja) 配管用耐火部材
JPH09310389A (ja) 排水管継手
JP5014450B2 (ja) 排水配管構造
JP5203181B2 (ja) 排水縦管用2段型合流継手本体の構造
JP2023106603A (ja) 管継手および排水システム
JP2023168517A (ja) 継手
KR200441364Y1 (ko) 가이드조절판이 부설된 습식입상형 에어덕트용 방화댐퍼
KR102340536B1 (ko) 건식 에어 덕트 더블 슬리브
JP2023033458A (ja) 集合継手
JP7532619B2 (ja) 排水集合管
JP2020033702A (ja) 集合継手
JP7206074B2 (ja) キャップおよび継手の遮音構造
JP2024066999A (ja) 最下階用の排水集合管
JP7352824B2 (ja) 排水接続部材
JP7223189B2 (ja) 継手、排水システム及び建築物
JP2004116234A (ja) 耐火排水配管構造
JP2024045030A (ja) 排水集合管
JP7401702B2 (ja) 継手、排水システム及び建築物
JP2024044690A (ja) 排水集合管
JP7048812B2 (ja) 継手、排水システム及び建築物