JPH0419181A - 可変色彩印刷物及びその製造方法 - Google Patents

可変色彩印刷物及びその製造方法

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JPH0419181A
JPH0419181A JP12278490A JP12278490A JPH0419181A JP H0419181 A JPH0419181 A JP H0419181A JP 12278490 A JP12278490 A JP 12278490A JP 12278490 A JP12278490 A JP 12278490A JP H0419181 A JPH0419181 A JP H0419181A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、可変色彩印刷物及びその製造方法に関するも
のであり、更に詳細には、互いに異なった方向に配向さ
れた多数の異なった区分形象領域を含む印刷媒体によっ
て構成され、各領域は異なった視角において一つ又はそ
れ以上の色彩を見ることを選択的に妨げる光学的変化を
有するような印刷に関するものである。
(従来技術) 見る角度に対応して異なった形象もしくは異なった形象
視角を呈示するものとしては、ホログラフが知られてい
る。
ホログラフは、白色光をその分光要素に分ける回折を利
用しており、1インチ当たり2万ないし5万の線を有す
る回折格子は、入射光スペクトルの異なった構成部分を
反射又は透過する。
この構成部分は入射光の角度変化に従って変化する形象
の色彩視覚となって見られるのであるが、回折格子の製
造工程は高度の正確さを要しかつ高価につく。
回折原理の利用の代わりに、ある種の対象物は、白色光
を光と影の線として反射するように構成した、1インチ
当りはるかに少ない線数をもつエンボスされたフォイル
により得られる。
この反射された線は視覚の変化に伴い移動するように見
えるが、色彩の変化はもたらされない。
他のエンポンスされた対象物は、異なった色で印刷され
ている。印刷顔料をエンボス線と組合わせる仕方により
、意図された形象に干渉するモアレ(波形)パターンが
発生しうる。ある印刷では、この不都合なモアレパター
ンは、エンボスパターンの周期性とは異なった周期性で
異なった色を点状に印刷する事により克服しなければな
らない。
更に他の対象物は、レンズ状構成物を色顔料と組合わせ
て利用する。レンズ状フィルムは多数の小さい半円筒形
レンズ(レンティキュールとして知られる)を有し、こ
れは、フィルムの底部にエンポンスされた平行な細長い
***として典型的に作られる。
レンティキュールはフィルムの前面に平行に伸長し、下
層の乳濁剤(塗膜)が主題物と介在するカラーフィルタ
ーとにより露光される仕方を変化させる。レンズ状フィ
ルムは、視角変化に応じて左右の像を表す立体視覚効果
を起こすのによく用いられる。レンズ状印刷は、ハーフ
トーン点状物を使う印刷技術によって同様に作ることか
できる。しかし、その形象の個々の領域は、視角に応じ
て色変化が生じるよう互いに異なった方向に配向されて
いない。
(解決しようとする問題点) 本発明は、視角によって容易に色を変化させるいくつか
の対照的な領域を含む、改良された多色印刷を供与する
ことを目的としている。
更に、このような変化しうる色彩をもつ印刷が標準的な
許容範囲の印刷によって形成され得ることを本発明の目
的である。
本発明のもう一つの目的は、既成の印刷と異なった外見
を有する変化しつる色彩をもつ印刷を供与することにあ
る。
製造コストが高価でない変化しつる色彩をもつ印刷を供
与することも、本発明の目的である。
本発明のさらにもう一つの目的は、このような変化しつ
る色彩を有する印刷を形成する改良された方法を供与す
ることにもある。
(技術的手段及びその作用効果) 本発明は、変化する色彩によって目を楽しませ好奇心を
そそる形象が、透光性もしくは反射角の変化などの光学
特性上の反復的変化を有する印刷を構築することにより
達成され得ることが実現されたことに起因している。
この反復変化は、多数の区分形象領域の各々の中で一般
に平行にされており、かつその区分形象領域は互いに異
なった方向に配向されている。更にその印刷は、各々の
領域内の反復的な光の変化に対して一般に同調整列させ
られた反復的な色彩変化を含むことによって、一つ又は
それ以上の色彩が異なった視角において選択的に弱めら
れたり隠されたりし、また、一つ又はそれ以上の、残さ
れた色彩が現されて視覚された形象の色変化を生じせし
める。
本発明は、複数の、異なった方向に配向された線パター
ンを区分形象領域にもつ形象媒体で構成され、その領域
内において、光学特性の複数の反復変化が線パターンの
本質的配向方向を横切る方向で平行に反復し、これに同
調整列させた色彩も反復的に変化する。
この光の反復変化は、異なった視覚で一つ又はそれ以上
の色彩変化を視覚することを選択的に妨げることにより
、視角の変化に応じて見られた形象の色彩変化を発生せ
しめる。
この場合、各々の視角に対して、少なくとも二つの異な
った色が、異なった区分形象領域に各1個、その形象に
ついて視覚され得るように、区分形象領域が相互関係に
おいて配向させてお(ことができる。
光の反復変化は、異なった視覚でこの異なった二つの色
を見ることを妨げることにより、他の二つの色をみるこ
とを可能とさせる。そのため、ここで言う光の反復変化
には、複数の不透明線のような形象媒体の透光性の反復
的変化が含まれる。
前記の色彩の反復変化は、変化が反復する方向に対して
垂直、即ち上下方向(媒体の厚さ方向)に不透明線と間
隔を持たせて配置することによって表現することができ
る。この場合、不透明線を形象媒体の第一の表面に、反
復的色彩変化を半透明又は透明の形象媒体の第二表面に
、それぞれ設けるようにしてもよい。
光の反復変化は、反射材料を構成要素とする形象媒体に
形成された反射角を利用した反復変化を含んでいる。こ
の場合、反射材料は、形象媒体を構成する基層に配置さ
せることができる。
上記の反復変化は、形象媒体の配向を反射面上に形成し
た正弦波形の起伏や多数の溝で行わせることを含んでい
る。
また、形象媒体を構成する色彩の反復変化を持たせた層
と反射角の反復的変化を持たせた層とを媒体の厚さ方向
に間隔を設けて配置しても良い。
各々の区分形象領域は、1インチ当り少なくとも65以
上、好ましくは1インチ当り100ないし400の光学
的変化を含んでいる。これにより異なった区分形象領域
は異なった形象密度を形成する。
本発明は更に、異なった形象領域を指定すること、各々
の領域に対して線パターンを選択すること、及び各個の
領域について異なった方向に配向された線パターンをも
つ形象のパターンマスクを形成することを含めて、その
形象の色彩印刷を形成する方法を特徴としている。
この方法は更に、パターンマスクの形象媒体への転写と
、パターンマスクからの多数の色彩形象の形成とを含ん
でおり、その印刷に選ばれた各色に対して一つの色彩形
象が存在する。各々の選ばれた色は、前記した線パター
ンに対して色を一般に同期整列せしめるように形象媒体
に転写されるこのように構成することによって、異なっ
た視角において一つ又はそれ以上の色が見えることを選
択的に妨げ、視角の変化に応じて見られた形象の色彩変
化を発生せしめる。
この場合、転写は、パターンマスクからのダイの生成及
び、熱転写浮き出し法などによるグイから形象媒体への
印圧によって行うことかできる。
また、形象媒体を半透明体で構成し、転写形象のパター
ンマスクを半透明の形象媒体に置くことにより、形象媒
体の透過性を選択的に変化させることができる。
複数の色彩形象の形成は、各々の色彩形象を再現ための
各色の印刷版の製作と、異なった形象領域に対して各色
が印刷されるべき異なった濃度の選択によって行われる
異なった形象領域は、異なった形象密度の指定と、各々
の密度に対するラインパターンの選択と、各個の強度領
域に対して異なった方向に配向されたラインパターンを
もつパターンマスクの確定とによって構成されてもよい
本発明は、各々が光の反復変化をもつ異なった方向に配
向された多数の領域を有す、変化しうる色彩をもつ印刷
によって達成させることができる。
各区分領域は、光の反復変化に対して一般に同期整列せ
しめられた色彩の反復変化を含んでいる。この光の反復
変化は、異なった視角において一つ又はそれ以上の色が
見えることを選択的に妨げる。
一つの構成物においては、光の反復変化は反射性フォイ
ルに形成された溝のように、反射角の反復的変化によっ
て形成されている。他の一つの構成物においては、光の
反復変化は、透明基層と組合わせられた多数の不透明線
のように、透光性の反復変化によって形成される。
本発明は、このような変化しつる色彩をもつ印刷の形成
方法をも包含している。異なった形象領域が指定され、
各領域に対して線パターンが選定される。各個の領域に
ついて異なった方向に配向された線パターンをもつよう
に、パターンマスクが確定される。このパターンマスク
は、パターンマスクからダイを起こし、このダイで形象
媒体に印圧することなどによって、形象媒体に転写され
る。
他の一つの方法では、パターンマスクは、それ自体とし
て又は印刷工程によって、半透明の形象媒体の上に置か
れ、その形象媒体の透光性を選択的に変化させる。
全ての構成物においてカラーマスクがパターンマクスか
ら形成され、選択された色彩が形象媒体に印刷されるこ
とによって、異なった視角において一つ又はそれ以上の
色彩を見ることを選択的に妨げ、視角の変化に応じて見
られた形象の変化を生じせしめることになる。
(実  施  例) 次に、上記技術的手段の具体例について、図面を参酌し
ながら説明する。
本発明による変化する色彩をもつ印刷の一部が(10)
として図IAに示されており、区分形象(14)(16
) (18)(20)よって部分的に規定された雲(1
2)を含んでいる。各々の区分形象領域は異なうた配向
された線を有している。これらの線は、拡大図IBに示
された溝(22) (24) (26)のような並列溝
により、この構成物において確定されている。
溝(22) (24) (26)は、基層に(27)に
おいて、基層上にフォイル(29)を熱転写によって浮
き出させる等の方法により形成されている。
反復する色彩(28)は、フォイル(29)の上へ、溝
(22) (24) (26)と一般に同調整列して印
刷される。これらの溝は、反射性フォイル(29)があ
るために、視角変化に応じて色彩(28)を選択的に隠
したり現したりする反射性の反復変化として役立ってい
る。
この構成では、反復する色彩(28)は、イエロー縞(
30)、マゼンタ縞(32)及びシアン縞(34)を含
んでいる。黒と白を含む他の色彩を、上記の色にとって
代えることも、又追加することも可能である。
視角を変えうろことの効果は、光源(48)からの光線
(44) (46)に関係して、観察者の位置(40)
(42)によって示される。溝(24)は、光線(44
)により照らされた縞(32)から発するマゼンタ光を
主として反射し、観察者(40)によって知覚される。
光線(46)により照らされた縞(30)から発するシ
アン色は、異なった角度で反射され、観察者(40)に
よっては知覚されない。しかし、視角が、観察者(40
)が観察者(42)の位置へ移動する場合のように、移
行によってシアン色がマゼンタ色の代わりに知覚される
異なった視角は、光源を、光源(50)の位置へ移行す
ることによってでも達成され得る。この視角では、観察
者(42)は、全ての色彩(28)の中でイエローを最
も強く知覚する。
一つの色を見ることは、たとえ他の色彩も可視的である
としても、一つの形象領域においてその色を知覚するこ
とを含んでいる。
照明や観察の角度の変化のように、視角の変化は、溝(
22) (24) (26)によって発せられるものと
して知覚される色の変化をもたらす。一つの視角におい
ては、領域(14)(20)は主としてイエローに、領
域(16)は主としてシアンに、そして領域(18)は
主としてマゼンタに見える(図IA参照)。
後述するように、印刷された色縞の中に依存して、銀色
のフォイル(29)のより大きい又はより小さい量が見
えてもよい。
本発明による変化する色彩をもつ印刷を形成する一つの
技法は、第一マスクを、光の反復的変化を規定するため
に使用し、それから、この第一マスクからいくつかのカ
ラーマスクを、印刷されるべき各色に一つずつ定めてゆ
くことである。
図IAにおける領域(14) (16) (18) (
20)のような異なった区分形象領域は、ハンドマスク
法又はネガ−ポジ写真的マスク法によって形成すること
ができる。
この異なった区分形象領域は、その形象の中の異なった
区域に異なる形象密度(インテンシテイ)を構成するこ
とができる。
三つの密度をもつ単純化された形象が、図2に示されて
いる。そこでは、形象(60)は、ハイライトの密度(
62)、中間調の密度(64)及び影の密度(66)を
有している。
ハイライト密度(62)用のマスクは次の二段階で作ら
れる。即ち、まず最初、ネガ透明フィルム(68)を露
光してハイライト密度領域(62)が区域(70)で不
透明となって現れ、一方、中間調と影の領域(64) 
(86)が区域(72)で透明となって現れるようにす
る。次いで、図3Bのポジ透明フィルム(74)がネガ
透明フィルム(68)から作られて、区域(70)が透
明にして区域(72)が不透明になって現れるようにす
る。それから、既成の罫線又は格子を選んで、ポジ透明
フィルム(74)と露光されるべきフィルムとの間に置
く。
接触複写によって一旦露光されると、このフィルムは、
ネガ透明フィルムとしての区域(70)内でこのパター
ンを帯び、一方区域(72)は不透明のまま残る。区域
(70)のネガ透明フィルムは他の二つのマスクと組合
わせられて、図4の合成マスク(84)を作る。
中間調密度の領域(64)と影密度の領域(66)のた
めのマスクは、以下のようにして形成される。
第二のフィルムが形象(60)に対して長時間露光され
て、影密度の領域(66)に対応して、区域(78)が
暗くそして区域(80)が透明になったネガ透明フィル
ム(76)を形成する。そして、図3Dのポジ透明フィ
ルム(82)が、ネガ透明フィルム(76)から作られ
る。
中間調密度の領域(64)は、ネガ透明フィルム(68
)とポジ透明フィルム(82)とを組合わせることによ
って描かれ、暗域(70)と(80)とがハイライト密
度の領域(62)と影密度の領域(66)とをそれぞれ
マスクするようにする。
ネガ透明フィルム(76)は影密度の領域り66)に対
するマスクとして使用される。これら三つのカラーマス
クは、それから組合わされて、異なった線パターン(8
6)(88)及び(90)をもつ図4の合成マスク(8
4)を形成する。罫線が配向される角度は、視覚的にア
ピールする形象を対照的に引き立たせ形成するように選
定される。
この構成物において、パターン(86)の線はその領域
の底部から135度で伸長し1、パターン(88)の線
は90度で、かつパターン(90)の線は45度で伸長
している。線は各領域の約80%を占め、20%は透明
余白として残される。
線は、視覚的に快い形象を与えるために1インチ当り1
00ないし400.線の割合で隔てられている。この線
の数は、1インチ当り少なくとも65本与えることが望
ましい。1インチ当り約65より少ない線を与えた場合
には、領域全体の色より個々の溝又は色縞が知覚される
結果となる。
合成マスク(84)は、露光によって硬化する感光性レ
ジストを施したグイの上に置かれる。
露光後マスク(84)は除かれ、グイ(92)は洗浄さ
れて、グイ(92)にエツチングされたパターン(86
) (88) (90)を表す。
フォトレジストが光硬化性の場合、グイ(92)はネガ
マスク(84)のポジ形象を現し、基層がグイ(92)
で打刻される時にネガマスク(84)のパターンが基層
上に複製されるようになる。フォトレジストが光軟化性
の場合は、ポジパターンが基層・に転写される。
図IA乃至IBの変化しうる色彩をもつ印刷の反射性構
成物を作るためには、マスターダイ(92)が既成の熱
フォイル転写浮き出しのために使われる。この中で、反
射性フォイルは、たとえば紙のような基層の上に、紙が
エンボスされるのと同時に転写される。代案物について
は、図7ないし9の説明に関連して後述する。
紙がエンボスされた後、異なった色が、エンボシングマ
スク(84)から作られた色版を使用して紙の上に別々
に印刷される。
パターン(86) (88) (90)の線80%対余
白20%の濃度が、この色の印刷版により再現されるよ
うな色彩形象を各色について発生させるために使用でき
る。各色版は、図IAの変化しうる色彩をもつ印刷(1
0)の各領域において、20%の色彩と80%の余白を
印刷する。これの代わりに、パターンの黒線の比率を代
えることにより、異なった色バイアスを異なった領域に
与えることができる。いずれの場合も、印刷時の各色版
の正確な位置合わせは重要ではない、特に、区分形象領
域が多数の異なった方向へ伸長する線を含む場合は、重
要でない。この印刷は、既成のオフセット印刷又は活版
を用いて、伝統的許容差の範囲で達成できることになる
一層複雑な合成エンボシングマスクのポジ印刷物(98
)が図6Aに示され、その一部を図6Bに模式的に示し
ている。印刷物(98)は、エンボシングマスクの実際
の大きさの約4倍に拡大しである。
図6Bに示しているユニコーン(100)は、領域(1
02)(104)(106) (108) (110)
 (112) (114)及び(106)のような区分
形象領域を含んでいる。各区分形象領域内のパターンは
、これらの領域内の各々の矢印によって指された方向に
、一般に配向されている。
それぞれの区分形象領域(102) (104)(10
6) (10Bン(110)(112ン(114)及び
(106)のパターンは、既成の格子類から選ばれ、形
象の細部を強調し一層目に好ましい形象を与えるように
角度をつけられている。
上述の変化しうる色彩をもつ印刷は、反射フォイルに反
復的変化を有し、色彩は直接このフォイルに印刷されて
いるが、これは、本発明の限定ではない。
光の反復変化は、図7ないし9に示されているように、
いくつかの異なった構成物を使用して構成することがで
きる。図7の区分形象領域(121)は本発明による変
化しうる色彩をもつ印刷(120)の異なった方向に配
向された多数の区分形象領域の一例である。
変化する色彩をもつ印刷(120)は、溝(124)が
片面にエンボスされた透明基層(122)により構成さ
れており、色彩の反復変化(126)が基層(122)
の第二面に印刷されている。
溝(124>は、透光性を変化させることにより、異な
った視角で異なった色が知覚されるようになっている。
また、溝(124)は、点線で示す反射材(12B)を
含んでもよい。この反射材は下部からの光線透過を変え
ると言うよりも上部基層(122)から透過された光を
反射する。
図8の変化しつる色彩をもつ印刷(120a)の区分形
象領域(121m)は、透明基層(122m>の上部面
に反復的に不透明線を使用することにより同様の結果を
達成している。
この不透明線は、光線(132)(134)のような照
明光の残部分を選択的に遮断し、光線(136)のよう
な残った光線を透過させる。
光線(136)がマゼンタ色縞(32a)を透過するた
め、イエロー縞(30m)及びシアン縞(34m)は、
光線(132) (134)が線(130)により遮断
され、知覚されないことになる。
線(130)は、透明基層(122m)の上部面の約8
0%を占め、約20%を余白として残す。例えば点線矢
印(140)で示されるような照明角度の変化によって
、視角が変わると、マゼンタやシアンでなく、イエロー
色が主として知覚される。
図9の変化しうる色彩をもつ印刷(120b)は、透明
基層(150)と(152)を使用して区分形象領域を
確定する。不透明線(130b)は基層(150)の上
部面の上にあり、妨害線(154)は基層(150)と
(152)との間にあって線(130b)の間の空白に
対して同調整列させられる。
色彩の反復変化(30b) (32b)(34b)は、
第二基層(152)の下部面に置かれている。しかし、
他の一つの構成物では、追加の不透明線が、基層(15
2)の下部面に沿って色縞(30b)(32b)(34
b)の余白に与えられている。
本発明の個々の特徴はある図で示され他の図では示され
ていないが、これは便宜上そうするのに過ぎないのであ
って、各々の特徴は本発明に従って他の特徴の全部又は
一部と組合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、上記技術的手段の具体例を説明するためのもの
で、第1図Aは、印刷巻雲の模式拡大部分図、第1図B
は第1図Aの線B−Bの部分の断面拡大図、第2図は三
つの異なる角度をもつ形象の模式図、第3図AないしD
は第2図の形象の異なったネガ及びポジの透明フィルム
平面図、第4図は選択されたパターンと第3図Aないし
Dの透明フィルムとから作られたパターンマスクの平面
図、第5図は第4図のパターンマスクから作られたダイ
の斜視図、第6図Aは本発明による変化しうる色彩をも
つ印刷のための一層複雑なパターンマスクの拡大図、第
6図Bは第6図Aに示された区分形象領域の一部分の輪
郭図、第7ないし9図は他の実施例における印刷物の模
式図である。 (10)印刷物、(14) (16) (1B) (2
0)区分形象領域、(22) (24) (26)溝、
(29)フォイル、(30)イエロー縞、(32)マゼ
ンタ縞、(34)シアン縞、(48)(50)光源、(
40) (42)観察者、(68)ネガ透明フィルム、
(74)ポジ透明フィルム、(84)合成マスク、(9
2)グイ 特許出願人 ロパート ジェイ マンクーソ\ミ―ン 勾・a 平成 2年 8月31日 平成 2年特許願第122784号 2、発明の名称 可変色彩印刷物及びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係:特許出願人 氏名(名称) ロバート ジェイ マンクーソ4、代理
人■604

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印刷形象の領域を区分した形象媒体、各区分形象
    領域に表現した異なる方向に配向させた線パターン、線
    パターンの本質的配向方向を横切る方向で平行に反復配
    置した光の透過又は反射部、光の反復変化と同調整列し
    て付与した色彩とからなり、視角の変化に伴って形象の
    色彩が変化するようにした印刷物。
  2. (2)光の反復変化が光線透過率を反復して変化させて
    構成している請求項1に記載の印刷物。
  3. (3)形象媒体が光線透過率の小さい線を表した層と色
    彩の反復変化を表した層とを厚さ方向に間隔を設けて配
    置している請求項2に記載の印刷物。
  4. (4)線パターンに基づく光の変化が形象媒体に設けた
    反射材料の反射角において反復変化する請求項1に記載
    の印刷物。
  5. (5)形象媒体が色彩の反復変化を表した層と反射層と
    を厚さ方向に間隔を設けて配置している請求項4に記載
    の印刷物。
  6. (6)請求項1に記載の印刷物を形成するためのパター
    ンマスクであって、各区分領域の異なる方向に配向させ
    た線パターンを合成して形成したパターンマスク。
  7. (7)請求項6に記載のパターンマスクに対応して、印
    刷のための色彩が線パターンの配向方向を横切る方向で
    平行に同調整列するようにした色版。
  8. (8)多数の異なった形象領域を指定する工程、各領域
    に対する線パターンを選択する工程、各領域に対して異
    なる方向に配向される線パターンを有する形象のパター
    ンマスクを形成する工程、パターンマスクを一つの形象
    媒体へ転写する工程、印刷のために選択された各々の色
    彩に対応してパターンマスクから複数の色版を形成する
    工程、各選択された色彩を形象媒体へ付与してパターン
    にその色彩を整列させる工程とからなる可変色彩印刷物
    の製造方法。
  9. (9)多数の異なった形象領域を指定する工程、各領域
    に対する線パターンを選択する工程、各領域に対して異
    なる方向に配向される線パターンを有する形象のパター
    ンマスクを形成する工程、パターンマスクを使用してメ
    タルダイを形成する工程、印刷のために選択された各々
    の色彩に対応してパターンマスクから複数の色版を形成
    する工程、メタルダイを使用して形象媒体を熱転写する
    工程、各選択された色彩を転写された形象媒体へ付与し
    てパターン上にその色彩を整列させる工程とからなる可
    変色彩印刷物の製造方法。
JP2122784A 1990-05-11 1990-05-11 可変色彩印刷物及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0780343B2 (ja)

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