JPH04191641A - ヤーンプリプレグの粘着力測定方法 - Google Patents

ヤーンプリプレグの粘着力測定方法

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JPH04191641A
JPH04191641A JP32181990A JP32181990A JPH04191641A JP H04191641 A JPH04191641 A JP H04191641A JP 32181990 A JP32181990 A JP 32181990A JP 32181990 A JP32181990 A JP 32181990A JP H04191641 A JPH04191641 A JP H04191641A
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yarn prepreg
prepreg
yarn
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adhesive force
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Takehiko Komiya
剛彦 小宮
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えば乾式フィラメントワインディングに用
いられるヤーンプリプレグの粘着力を測定する粘着力測
定方法に関する。
[従来の技術] 一般に、ヤーンプリプレグと呼ばれている樹脂を含浸さ
せ、半硬化させた単繊維または複合繊維には、−旦被着
材と貼合わされると、この被着材から離れ難いというタ
ックと呼ばれている一種の粘着性がある。
既に知られている乾式フィラメントワインディングはヤ
ーンプリプレグのこのような特性を利用したもので、均
一で高品質な成形ができ、加工性にも優れているという
長所を備え、例えば固体燃料塵ロケットのロケットモー
ターの外筒成形等に用いられている。この乾式フィラメ
ントワインディングにおいてヤーンプリプレグの粘着力
の大きさは重要な要素で、例えばこの粘着力が大きすぎ
るとヤーンプリプレグのボビン(巻き取り)からの引き
刺しが悪くなり、マンドレルに到達するまでの途中でケ
バ立ちが発生したり、またタックが小さすぎるとマンド
レル上でヤーンプリプレグが滑ってしまうというおそれ
がある。従って、乾式フィラメントワインディングにお
いては、ヤーンプリプレグの粘着力の適正な管理が要求
されている。
そこで従来から、第2図に示すように、垂直な壁面30
にヤーンプリプレグ31を圧着し、このヤーンプリプレ
グ31を壁面30から引き剥すのに要する力fを測定す
るか、またはこのヤーンプリプレグ31が自由落下する
までに要する時間を測定してこのヤーンプリプレグ31
の粘着力を定量化するようにしたヤーンプリプレグの粘
着力測定方法が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ヤーンプリプレグ31は、一般に幅3〜
4DII111  厚さ0.3〜0.5mm程度のもの
で、上述の従来の方法ではヤーンプリプレグ31が壁面
30に圧着される部分の面積が僅小なため、極めて微小
な力でヤーンプリプレグ31が壁面30から剥がれてし
まい、その粘着力を定量化するだけのデータを得ること
が甚だ困難であった。
そこで本発明は、粘着力の定量化を図って精度の高い粘
着力測定を行なうことのできるヤーンプリプレグの粘着
力測定方法を提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るヤーンプリプレグの粘着力測定方法は、上
記の課題を解決するために、 粘着性を有する連続したヤーンプリプレグの粘着力を測
定する粘着力測定方法において、ヤーンプリプレグを張
った状態で、ヤーンプリプレグの所定長さの部分を常に
接触部材の接触面に接触させつつ、ヤーンプリプレグを
一方向に引張り、接触部材の接触面に対しヤーンプリプ
レグを摺動させるとともに接触面とヤーンプリプレグと
の間で発生する粘着力に抗してヤーンプリプレグを所定
の速さで走行させ、走行時におけるヤーンプリプレグの
張力を検知して粘着力を測定することを特徴としている
[作用] 本発明に係るヤーンプリプレグの粘着力測定方法によれ
ば、ヤーンプリプレグを張った状態で、ヤーンブリプレ
〃の所定長さの部分が常に接触部材の接触面に接触する
ように、ヤーンプリプレグを掛は渡す案内ローラおよび
固定ローラを配置して、その接触面においてヤーンプリ
プレグの粘着力が発生するようにする。この状態を維持
しつつ、ヤーンプリプレグを一方向に引張るとともに接
触部材の接触面に対しヤーンプリプレグを摺動させるこ
とにより、ヤーンプリプレグに張力を発生させる。この
張力は定量化できる程度の大きさとなり、従ってこの張
力を検知することにより、ヤーンプリプレグの粘着力を
精度よく測定することができる。
[実施例コ 以下に本発明に係るヤーンプリプレグの粘着力の測定方
法の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図において、符号1は回転可能に軸支されたボビン
で、ボビン1にはヤーンプリプレグ2が巻取られている
。ヤーンプリプレグ2は所定の引張荷重t[Iでもって
ボビン1から引き出されるようになっている。符号3は
ボビンlから引き出されたヤーンプリプレグ2を案内す
るための案内ローラで回転可能に軸支されている。ヤー
ンプリプレグ2が接触する案内ローラ3の接触面3aに
は図示を略すローレット目が形成され、ヤーンプリプレ
グ2が接触面3aを殆ど滑ることなく、かつ接触面3a
から速やかに離間できるようになっている。また、図示
するようにヤーンプリプレグ2をボビン1と案内ローラ
3との間で斜に掛は渡すことによって、接触面3aの円
弧部分8rにヤーンプリプレグ2が常時接触するように
なっている。
案内ローラ3に掛は渡されたヤーンプリプレグ2は接触
部材として固定されている固定ローラ4に掛は渡されて
いる。この固定ローラ4のヤーンプリプレグ2が接触す
る接触面4aには、接触面4aの凹凸に基づいてヤーン
プリプレグ2が過度の粘着力を発生しないように、凹凸
のない滑らかなテフロン(商品名)加工が施されている
。また、図示するようにヤーンプリプレグ2を案内ロー
ラ3と固定ローラ4との間で斜に掛は渡すことによつて
、接触面4aの円弧部分4rにヤーンプリプレグ2が常
時接触するようになっている。固定ローラ4の隣には固
定ローラ4と同様の機能を果たす固定ローラ5が固定さ
れている。固定ローラ4と固定ローラ5との間でのヤー
ンプリプレグ2の掛は渡しも上述のようになっている。
固定ローラ5の隣には案内ローラ3と同様の機能を果た
す案内ローラ6が回転可能に軸支されている。固定ロー
ラ5と案内ローラ6との間でのヤーンプリプレグ2の掛
は渡しも上述のようになっている。以上のようにして、
ボビン11  案内ローラ3、固定ローラ4、固定ロー
ラ5、案内ローラ6の順でプリプレグ2を掛は渡すこと
によって案内ローラ3の円弧部分3r1 固定ローラ4
の円弧部分4r、固定ローラ5の円弧部分5r及び案内
ローラ6の円弧部分6rにヤーンプリプレグ2を常時接
触させることができ、ヤーンプリプレグ2を確実に案内
させると共にヤーンプリプレグ2の粘着力を発生させる
ことができる。ここで、例えば固定ローラ4の円弧部分
4rの長さはRθ(ただし、Rは固定ローラ4の半径、
θは円弧4rの円周角(ラジアン)。)であり、互いに
隣合う案内ローラ3または固定ローラ5との相対位置に
よって決めることができる。
案内ローラ6に掛は渡されたヤーンプリプレグ2の端部
2aは荷重測定装置としてのロートセルフのフック7a
に連結されている。ロートセルフの本体側はワイヤ8に
連結され、ワイヤ8はサーボモータ9に連結されている
リール10に巻取られるようになっている。サーボモー
タ9は図示を略す操作スイッチの操作に基づき所定の速
さでリール10を回転させワイヤ8を巻取らせるように
なっている。ロートセルフにフック7aを介して作用す
るヤーンプリプレグ2の張力tはロートセルフによって
電気信号に変換されデジタル表示される。
次に、ヤーンプリプレグ2の張力測定方法を説明する。
まず、図示するようにヤーンプリプレグ2をボビン1か
ら引出し、案内ローラ3、固定ローラ4、固定ローラ5
、案内ローラ6の順に掛は渡し、その端部2aをロート
セルフのフック7aに連結する。そして、サーボモータ
9を作動させてロートセルフを一定の速さV(例えば、
リール1oの回転数3 rpm程度)でワイヤ8を介し
て引張る。このとき、ヤーンプリプレグ2に発生する張
力tは、ボビン1からプリプレグ2を引き出すのに要す
る引張荷重t111  固定ローラ4及び固定ロー5の
接触面4rおよび5rで発生するヤーンプリプレグ2の
有する粘着力に基づく抵抗Aおよび案内ローラ3および
案内ローラ6の接触面3rおよび6rで発生するヤーン
プリプレグ2の有する粘着力に基づく抵抗Bとの和、す
なわちt−te+2A +2Bであるが、Bは微小であ
り、かっtllは一定であるのでtは略Aと比例関係に
あるということができる。従って、ヤーンプリプレグ2
が一定の速さVで走行し続けているときのヤーンプリプ
レグ2の張力をロードセル7によって検出すれば、その
検出値に基づいてヤーンプリプレグ2の粘着力を特定す
ることができる。この抵抗Aの値はヤーンプリプレグ2
を固定ローラ4及び5の接触面4r及び5rに接触させ
つつ摺動させるようにしているため、従来の方法より大
きな値が得られ、ヤーンプリプレグ2の粘着力の定量化
を図ることができることから、適正な粘着力測定が行な
われることとなる。
なお、本実施例では固定部材としてローラを用いる構成
としているが、ヤーンプリプレグと常時接触する所定長
さの接触面が確保できる構成であれば固定部材の形状に
こだわるものではない。
[発明の効果コ 本発明に係るヤーンプリプレグの粘着力測定方法は、以
上説明したように、ヤーンプリプレグを張った状態で、
ヤーンプリプレグの所定長さの部分が常に接触部材の接
触面に接触するようにヤーンプリプレグを掛は渡す案内
ローラおよび固定ローラを配置して、その接触面におい
てヤーンプリプレグが常に粘着力が発生するようにする
。この状態を維持しつつ、ヤーンプリプレグを一方向に
引張るとともに接触部材の接触面に対しヤーンプリプレ
グを摺動させることにより、ヤーンプリプレグに張力を
発生させる。この張力は定量化できる程度の大きさとな
り、従ってこの張力を検知することにより、ヤーンプリ
プレグの粘着力を精度よく測定することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るヤーンプリプレグの粘着力測定方
法の実施例を示す説明図、 第2図は従来のヤーンプリプレグの粘着力測定方法を示
す説明図である。 2・・・ヤーンプリプレグ 4.5・・・固定ローラ(接触部材) 4r、5r・・・接触面 t・・・ヤーンプリプレグの張力 特開平4−191b41 Lbノ コIl’+1  コ ・L′″lLo・ 国電才、l−5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粘着性を有する連続したヤーンプリプレグの粘着力を測
    定する粘着力測定方法において、前記ヤーンプリプレグ
    を張った状態で、該ヤーンプリプレグの所定長さの部分
    を常に接触部材の接触面に接触させつつ、前記ヤーンプ
    リプレグを一方向に引張り、前記接触部材の接触面に対
    し前記ヤーンプリプレグを摺動させるとともに前記接触
    面と前記ヤーンプリプレグとの間で発生する前記粘着力
    に抗して前記ヤーンプリプレグを所定の速さで走行させ
    、前記走行時における前記ヤーンプリプレグの張力を検
    知して前記粘着力を測定することを特徴とするヤーンプ
    リプレグの粘着力測定方法。
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