JPH04186272A - 電子写真複写機等のクリーニング装置 - Google Patents

電子写真複写機等のクリーニング装置

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JPH04186272A
JPH04186272A JP31637890A JP31637890A JPH04186272A JP H04186272 A JPH04186272 A JP H04186272A JP 31637890 A JP31637890 A JP 31637890A JP 31637890 A JP31637890 A JP 31637890A JP H04186272 A JPH04186272 A JP H04186272A
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JP31637890A
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Kozo Otani
大谷 耕三
Yuuji Kusada
久貞 祐司
Mitsuaki Hayama
端山 光明
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は電子写真複写機、ファクシミリ、プリンター
等に用いられるクリーニング装置において、特に像担持
体表面に残留するトナー、現像剤等を除去したり、或は
ファーブラシ上のトナーを回収する回収ロール上の付着
物を除去するブレード部材を用いたクリーニング装置の
改良に関する。
[従来の技術] 電子写真複写機等においては、トナーを用いて画像形成
を行ない、像担持体表面に残留するトナーをクリーニン
グ装置で除去している。像担持用のクリーニング装置と
してはファーブラシ方式、磁気ブラシ方式及びブレード
方式が知られている。
これらは単独或は組合わせて用いられている。
例えばブレード方式のクリーニング装置20は、第3図
(a) (b)に示す様に、ブレード部材21と保持部
材22を接着剤23を用いて接着した構成からなり、像
担持体24に直接当接することによって残存するトナー
、現像剤等を除去している。なお第3図(a)はカウン
タ一方式、第3図(b)はトレーリング方式である。
一方、ファーブラシ方式においては、第4図に示す様に
、像担持体34上の残存トナー、現像剤等をファーブラ
シ35でまず除去するが、続いてこの除去したトナー等
を回収ロール36に移行させ、さらに回収ロール36上
のトナー等の付着物をブレード部材31を用いた回収ロ
ール用のクリーニング装置30で除去している。なお図
面上、32は保持部材、33はブレード部材31と保持
部材32とを接合する接着剤であり、前記ブレード方式
のクリーニング装置20と構成上同様である。また37
.38はそれぞれ回収ロール36及びファーブラシ35
の電源を示している。
ところでこれらのブレード部材を用いたクリーニング装
置の一般的な製造方法としては、遠心成型、モールド注
型等であらかじめ作製されたシート状のエラストマーを
定寸切断加工してブレード部材21.31を準備し、そ
の後保持部材22と接着剤23を用いて接着固定するこ
とが知られている。
この場合接着剤としては種々採用されているが、接着工
程の手間を省くため、第5図に示す様に、従来より両面
粘着テープ25がよく用いられている。ただ両面粘着テ
ープ25は接着強度が必ずしも十分とはいえないことか
ら、クリーニング装置として電子写真複写機等に使用さ
れた場合、ブレード部材と保持部材がずれたり、剥がれ
たりしてクリーニング不良を生しることがある。このた
め接着強度を補強し、ブレード部材の位置ずれ及び剥が
れを防止するために、従来、ブレード部材21の端面に
端面接着用のシアノアクリレート系の瞬間接着剤26を
注入する手段が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし両面粘着テープとシアノアクリレート系瞬間接着
剤とを併用してブレード部材を保持部材に接着させた場
合、瞬間接着剤であるとはいえ、端面接着であるので、
実際はブレード部材の端面に厚盛りする必要があり、硬
化に30分から2時間かかり、完全乾燥にほぼ1日を要
するので、生産性が悪い欠点がある。また硬化が遅いた
め硬化するまでの間にモノマー蒸気が揮発するので、目
や呼吸器を害し作業環境を悪化するほか、換気が悪いと
さらにブレード部材や保持部材を汚染し、いわゆる白化
現象を生じることがある。また接着剤自体が液状であり
、かつ硬化が遅いため、この間両面粘着テープで保持さ
れているとはいえ、ブレード部材が位置ずれし易く、寸
法精度の点では必ずしも十分なものでない。
この発明の目的は、ブレード部材端面が保持部材に早期
に接着することにより生産性を向上することができ、接
着強度も高く、また作業環境の悪化や、ブレード部材及
び保持部材の汚染もな(、しかもブレード部材の位置ず
れ及び剥がれが生じない電子写真複写機等のクリーニン
グ装置を提供する点にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため鋭意検討した結果、この発明は
ブレード部材と保持部材を両面粘着テープで固定し、さ
らにブレード部材の端面の隅に接着剤を注入してブレー
ド部材を保持部材に端面接着した電子写真複写機等のク
リーニング装置において、上記端面接着用の接着剤とし
てホットメルト型接着剤を用いることを特徴とする。
ホットメルト型接着剤としては、公知の熱可塑性のポリ
エステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、エチレン
ビニルアクリレート共重合体系、合成ゴム系なとが例示
できるが、これらに限定されない。ホットメルト型接着
剤の軟化点は高いほど耐熱性が良くなるが、実用上は6
0℃〜180℃の範囲が好ましい。低すぎると環境温度
で接着剤が軟化し、接着の寸法精度か乏しくなり、接着
強度が低下する。またあまり高すぎると接着剤そのもの
の貯蔵安定性が悪化して好ましくないほか、接着剤の注
入後の流動性を確保するために、被接着面を高温に予熱
する必要が生じる。なおホットメルト型接着剤は通常は
熱可塑性であるが、特殊なものとして湿気硬化型のもの
も含まれる。例えば遊離のイソシアネート基を含有した
ポリウレタン系の湿気硬化型ホットメルト型接着剤がこ
の種の端面接着剤としてはきわめて好適である。
なおホットメルト型接着剤は溶融した状態でブレード部
材の端面に注入して接着させるが、接着強度をより高く
するため該注入前にプライマーを被着面に塗布しておい
てもよい。また注入前に被着面を加熱しておくと、接着
剤の流れがよくなるので、接着強度を高めることができ
るが、必要条件ではない。ホットメルト型接着剤の注入
量は、ブレード部材の端面の厚さの半分以上充填すれば
よい。例えばブレード部材端面の厚さが2111IIl
の場合、ブレード部材と保持部材の隅から各々1+m以
上接着するだけの充填量で十分である。注入の範囲はブ
レード部材の全長にわたることが望ましい。
ホットメルト型接着剤を注入する装置は圧送式、ギヤポ
ンプ式等の溶融状態の接着剤をノスルから定量吐出でき
るものであれば差し支えない。
本発明に用いられるブレード部材としては、ウレタンエ
ラストマー、フッ素系エラストマー、シリコン系エラス
トマー等の弾性体で板状または適当な断面形状をもつ略
板状にされたものが用いられるが、ウレタンエラストマ
ーがより好適に用いられる。
保持部材としては金属製の剛体や弾性を持つもの、或は
プラスチック、セラミックなどからなるが、通常は無処
理或はリン酸塩処理やクロメート処理など表面処理した
亜鉛メツキ、鋼板、その他亜鉛メツキ鋼板などのメツキ
処理鋼板、或はJIS1000063のようなアルミ合
金が使用されるが、特に限定されない。
両面粘着テープとしては、特に限定されず種々のものが
採用できるが、不織布、紙、ポリエステルフィルム等の
基材の両面にアクリル系、ゴム系等の粘着剤を塗布した
ものがよい。
[作用] この発明はブレード部材の端面接着にホットメルト型接
着剤を用いるので、1分以内に接着が完了する。またホ
ットメルト型接着剤は溶融状態で注入され、各部材への
熱伝導と放熱により急速に冷え、ゴム状或は樹脂状に固
化する。接着剤の温度が軟化点以下になれば接着は事実
上完了しており、ブレード部材がずれて保持部材に対す
る寸法精度が狂うことはない。特に湿気硬化型のホット
メルト型接着剤を用いた場合は1分以内に接着が完了す
ることに加えて、接着完了後さらに空気中の湿気を徐々
に吸収して化学反応が進行し網目を形成するので、−旦
硬化後も熱硬化性が発現し、経時的に接着剤の硬度が上
昇し、接着強度も向上する。通常2〜3日程度で最終硬
度及び接着強度に達する。最終強度に達するのに日数を
要することは実用上回等の不利もない。冷えて固化した
時点で実用強度があるので、製品の取扱いを妨げること
がないからである。またホットメルト型接着剤は作業環
境を悪化することもなく、換気が悪くても汚染してクリ
ーニング装置に白化現象を発生させることもない。
[実施例コ 第1図及び第2図はこの発明に係るクリーニング装置の
一実施例を示す側面図及び正面図であり、1は保持部材
、2はブレード部材、3は両面粘着テープであって、ブ
レード部材2の端面の隅にホットメルト型接着剤4が注
入され、ブレード部材2を保持部材1に固着した構成か
らなる。
次に、ホットメルト型接着剤4として湿気硬化型接着剤
及び熱可塑性ポリエステル系接着剤をそれぞれ用いて具
体的にクリーニング装置を作製し、硬化時間、汚染の有
無及び接着強度についてそれぞれ評価した。ブレード部
材2は厚さ211111. J IS硬さが70のウレ
タンエラストマーを用い、保持部材1は表面をクロメー
ト加工した亜鉛メツキ鋼板を用いた。クリーニング装置
はブレード部材2と保持部材1をまず両面粘着テープ3
で接着固定した後、ブレード部材2と保持部材1の界面
に接着剤を注入して製作した。接着強度試験は第6図に
示すごとく、保持部材1を固定し、ブレード部材2の先
端をチャックして矢印方向に引っ張り、ICll1幅あ
たりの90°剥離強度を測定した。第1表はその測定結
果を示す。なお接着強度試験には48時間後のものを用
いた。なお比較のためシアノアクリレート系接着剤を用
いて、上記実施例と同様の条件でクリーニング装置を作
製し、これについても評価した。
ブレード部材の端面接着にホットメルト型接着剤を用い
た場合は、1分以内に接着が完了したが、シアノアクリ
レート系接着剤を用いた場合は硬化するまでに1時間か
かった。また本発明の最終製品に、は白化現象は発見さ
れなかった。
剥離強度については第1表に記載の通り、端面接着の場
合、従来のシアノアクリレート系よりもホットメルト型
接着剤を用いたクリーニング装置の方が大きいことが認
められる。
第1表 [発明の効果] 以上の通りこの発明は、ブレード部材と保持部材を両面
粘着テープで固定し、さらにブレード部材端面の隅に端
面接着剤としてホットメルト型接着剤を注入してブレー
ド部材を保持部材に接着した電子写真複写機等のクリー
ニング装置であるので、従来のものに比べて接着剤の硬
化か著しく早く、生産性にきわめて富み、また位置ずれ
を起こすこともなく、寸法精度が良好である。また接着
強度も向上し、特に湿気硬化型のホットメルト型接着剤
ではその向上は顕著であり、使用中剥離し難い。また汚
染もなく、作業環境を悪化することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るクリーニング装置の一実施例を
示す側面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図はクリ
ーニング装置の使用状態を示す概略図で、 (a)はカ
ウンタ一方式、(b)はトレーリンク方式を示し、第4
図はファーブラシ方式によるクリーニング装置の使用状
態を示す概略図、第5図は従来のクリーニング装置の側
面図、第6図は90″剥離試験の概略図である。 1・・・保持部材    2・・・ブレード部材3・・
・両面粘着テープ 4・・・ホットメルト型接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレード部材と保持部材を両面粘着テープで固定
    し、さらにブレード部材の端面の隅に接着剤を注入して
    ブレード部材を保持部材に端面接着した電子写真複写機
    等のクリーニング装置において、上記端面接着用の接着
    剤としてホットメルト型接着剤を用いたことを特徴とす
    る電子写真複写機等のクリーニング装置。
  2. (2)請求項1記載のホットメルト型接着剤が湿気硬化
    型であることを特徴とするクリーニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023086824A (ja) * 2014-12-24 2023-06-22 株式会社アーケム 積層体及びクッション体

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