JPH04184024A - 換気装置並びに換気装置付きの空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （り産業上の利用分野 本発明は電源として太陽電池を用いた換気装置、並びに
換気装置付きの空調装置に関する。

（ロ）従来の技術 商用を源に太陽電池電源を併用して圧縮機とファンを駆
動させることにより、節電を図るようにした空気調和機
が実公昭６１−４１７４号公報に開示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記公報で提示の空気調和機で居住室内が冷房されるが
、日射量が多いと家屋の屋根裏に通気口が設けてあって
も屋根裏内の空気温度が異常上昇するため天井付近が暑
くなり、空気調和機を連続運転しても居住室内が快適に
冷房されない虞れがあった。

本発明はかかる問題点に鑑み、太陽電池を電源として使
用して家屋の屋根裏内を強制的に換気する換気装置並び
に換気装置付きの空調装置を提供することを目的とした
ものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、家屋の屋根裏に配置されこの屋根裏内の空気
と外気とを入れ換える換気ファンと、家屋の外壁に配置
され前記換気ファンに電力を供給する太陽電池とから換
気装置を構成するようにしたものである。

又、本発明は家屋の屋根裏に配置されこの屋根裏内の空
気と外気とを入れ換える換気装置を有する室外側空調ユ
ニットと、居住室に配置され前記室外側空調ユニットと
組み合わされて居住室内を調温する室内側空調ユニット
と、家屋の外壁に配置され室外側空調ユニットと室内側
空調ユニ・ントとに電力を供給する太陽電池とから換気
装置付きの空調装置を構成するようにしたものである。

（＊）作用　　。

日射量が多い時は家屋の屋根裏内の空気温度が異常上昇
するが、太陽電池も日射を充分受けて発ｉｔ力が最大と
なり換気装置の換気ファンが最高回転数で回転されるた
め、屋根裏内に導入きれる外気量が最大となって屋根裏
内に高温の空気がこもることがなく、このため、天井付
近の温度上昇が低く抑えられるので、居住室内の冷房効
果が損なわれることはない。

又、換気装置を室外側空調ユニットに組み込み、この室
外側空調ユニットと室内側空調ユニットとに太陽電池の
発ｉｔ力を供給することによりこの電力は換気ファンと
空調ユニットの圧縮機と逆風ファンの電源として利用さ
れる。

（へ）実施例 本発明の実施例を第１図、第２図に基づいて説明すると
、１は家屋で、吸気口２と排気口３とを有する屋根裏４
には、定格出力９００Ｗのインバータ用圧縮機５と四方
弁６と室外熱交換器７と電動膨張弁等の冷媒減圧器８と
室外用換気ファン９とを有する室外側空調ユニット１０
と、整流器１１と直流を交流に変換するインバータ１２
とＤＣ／ＤＣフンバータ１３と制御器１４とを有する制
御ユニット１５と、商用を源１６とが防音・防振用の基
台１０ａを介して天井１７に載置された状態で配置され
ている。

１８は家屋１の屋根裏１９ａや側壁１９ｂ等の外壁１９
に配置きれた最大出力ＩＫＷの太陽電池で、この電池と
換気ファン９とで換気装置２０が構成されている。

２１は室内熱交換器２２と室内ファン２３とを有し居住
室２４内に配置きれた室内側空調ユニットであり、太陽
電池１８はＤＣ／　ＤＣコンバータ１３の入力端に、商
用電源１６は整流器１１の入力端に、ＤＣ／　ＤＣコン
バータ１３の出力端と整流器１１の出力端はインバータ
１２と制御器１４の入力端に、インバータ１２の出力端
は圧縮機５に、制御器１４の出力端は室外用換気ファン
９と冷媒減圧器８と室内ファン２３に夫々接続されてい
ると共に制御器１４からの信号により圧縮機５の運転周
波数がコントロールされるようになっている。

次に運転動作を説明すると、日射量が多い夏期において
は、太陽電池１８で発電された直流１００■の電力がＤ
Ｃ／　ＤＣコンバータ１３で直流２８０Ｖの電力に変換
された後、インバータ１２に入力されて交流に変換され
圧縮機５に供給されると共に、直流２８０ｖの電力の一
部が電力線２５を経て制御器１４に入力され、この制御
器１４からの出力がインバータ１２と四方弁６と冷媒減
圧器８と室外用換気ファン９と室内ファン２３とに夫々
供給されて、インバータ１２で室内温度と設定温度との
温度差に応じて圧縮機５の運転周波数がコントロールき
れると共に電動式膨張弁である冷媒減圧器８の弁開度が
適正にコントロールされる。

このため、圧縮機５から吐出された冷媒は実線状態に設
定された四方弁６−室外熱交換器７−冷媒減圧器８−室
内熱交換器２２−四方弁６を順次径て圧縮機５に戻る冷
房サイクルが形成され、室外熱交換器７が凝縮器として
、室内熱交換器２２が蒸発器として夫々作用することに
より室内が冷房される。

かかる冷房運転時、日射量が多い時は家屋１の屋根裏４
内の空気温度が異常上昇するが、太陽電池１Ｂも日射を
充分受けて発電電力が最大となり制御器１４からの最大
出力により換気ファン９が最高回転数で回転されるため
、屋根裏４内に吸気口２から導入されて排気口３から排
出される外気量が最大となって屋根裏４内に高温の空気
がこもることがなく、このため、天井１７付近の温度上
昇が抑えられるので、居住室２４内の冷房効果が損なわ
れることはない。

又、日射量が少なく太陽電池１８の出力電圧が低い場合
には、その不足電力が商用室、源１６で自動的にまかな
われる。即ち、太陽電池１８で発生する電力が充分大き
い時にはインバータ１２の入力端が２８０Ｖ以上あり商
用電源１６の出力２８０Ｖ（１００ＶＸ２Ｘ、／’丁）
よりも高いため商用電源１６の電力が整流器１１から出
力きれないが、日射量が少なくなって太陽電池１８の出
力が下がりインバータ１２０入力端が２８０ｖ以下にな
ると商用電源１６の出力２８０ｖとの差分だけ商用電源
１６の電力が整流器１１から出力される。

従って、ＤＣ／　ＤＣフンバータ１３から出力された太
陽電池１８の電力と整流器１１から出力された商用電源
１６の電力とがインバータ１２と制御器１４に供給され
、上述と同様、冷房運転が行なわれて室内が冷房される
。

又、冬期においては、夏期に比べて日射量が少ないため
、太陽電池１８と商用電源１６との両電力がインバータ
１２と制御器１４に上述と同様に供給され、圧縮機５が
駆動されると共に制御器１４からの出力で四方弁６が破
線状態に設定され、冷房運転時と同様に換気ファン９と
室内ファン２３と冷媒減圧器８とが駆動される。従って
、圧縮機５から吐出された冷媒は四方弁６−室内熱交換
器２２−冷媒減圧器８−室外熱交換器７−四方弁６を順
次径て圧縮機５に戻る暖房サイクルが形成され、室内熱
交換器２２が凝縮器として、室外熱交換器７が蒸発器と
して夫々作用し、室内が暖房される。

尚、上記実施例において、室外側空調ユニット１０は外
装ケーシング内に圧縮ａ５、四方弁６、室外熱交換器７
、冷媒減圧器８、室外用換気ファン９等の機器を内蔵し
ないでこれら機器を天井裏４内に露出させた状態で配置
させても良く、この場合、これら機器と制御ユニット１
５とを天井裏４内に内蔵した太陽電池１８付きの屋根１
９ａと天井１７とから成る屋根ユニットとして形成して
おけば、建築が容易である。

又、上記実施例では、屋根裏４内の空気と外気とを入れ
換える換気袋ｆ＆２０の換気ファン９を空調装置の室外
用ファンとして兼用したが、このように兼用しないで換
気ファン９を空調装置の室外用ファンとは別個に設けて
太陽電池１８の発ｉｔ力のみで駆動させるようにしても
良い。

（ト）発明の効果 本発明によれば、家屋の屋根裏内の空気温度が異常上昇
する日射量が多い時は太陽電池も日射を充分に受けて発
電電力が最大となって換気装置の換気ファンが最高回転
数で回転されるため、屋根裏内に導入きれる外気量が最
大となって屋根裏内に高温の空気がこもることがなく、
このため、居住室内の天井付近の温度上昇が低く抑えら
れるので、居住室内の冷戻効果が損なわれのを防止する
ことができる。

又、換気装置を空調装置に組み込むことにより換気装置
の換気ファンを空調装置の室外用ファンとして兼用でき
ると共に太陽電池で発生した電力を空調装置の駆動用電
力として活用でき、省エネ運転を行なうことができる。

、

【図面の簡単な説明】

図面は本発明あ実施例を示す□もので、第１図は換気装
置付きの空調装置を備えた家屋の概略図、第２図は換気
装置付きの空調装置の説明図である。 １・・・家屋、　　４・・・屋根裏、　　９・・・換気
ファン、１０・・・室外側空調ユニット、　　１８・・
・太陽電池、１９・・・外壁、　２０・・・換気装置、
　２１・・・室内側空調ユニット、　　２４・・・居住
室。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）家屋の屋根裏に配置されこの屋根裏内の空気と外
   気とを入れ換える換気ファンと、家屋の外壁に配置され
   前記換気ファンに電力を供給する太陽電池とから構成し
   たことを特徴とする換気装置。
2. （２）家屋の屋根裏に配置されこの屋根裏内の空気と外
   気とを入れ換える換気装置を有する室外側空調ユニット
   と、居住室に配置され前記室外側空調ユニットと組み合
   わされて居住室内を調温する室内側空調ユニットと、家
   屋の外壁に配置され室外側空調ユニットと室内側空調ユ
   ニットとに電力を供給する太陽電池とから構成したこと
   を特徴とする換気装置付きの空調装置。