JPH04182285A - エレベーターの交通実測装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、エレベータ−の交通実測装置に関するもの
で、特に、運行履歴ダイヤグラムなどをリアルタイムで
表示するエレベータ−の交通実測装置に関するものであ
る。

［従来の技術］ 近年、複数台のエレヘーターを制御する群管理装置は、
マイクロコンピュータの採用により大量な情報の演算処
理と高度な制御を実現することか可能になってきた。

エレベータ一群管理の性能評価を行うために、従来より
交通実測用の小型電子計算機を群管理装置に装着し、必
要なデータを小型電子計算機内部の記憶装置に記憶させ
、データ収集後、群管理装置から取り外して、後から収
集したデータを別の電子計算機を使用して統計処理する
ということが行われてきた。

前記統計処理されるデータとしては、乗場呼び発生数、
待時間、かこ走行時間などかあげられる。

一方、最近、代表的な小型電子計算機として注目を浴び
ている、軽量でありながら高性能を有するラップトツブ
型パソコンか事務処理用、文書作成用として一般的に使
われるようになってきた。

［発明が解決しようとする課題］ 前述したような従来のエレヘーターの交通実測装置では
、群管理装置がら送られてくる伝送データを収集する機
能を有するにとどまり、データ収集中はサービス状況が
どうなっているが、エレベータ−の動きかおかしくない
か、といったことが直ぐに判らず、データを全て取り終
えた後、別の電子計算機を用いて統計処理した後で初め
てサービス状況が判るという状態であり、非常にリアル
タイムに欠けていたという問題点があった。

また、サービス状況等を数字の羅列ではなく一目で理解
できるような形式で表現されることも少なかったという
問題点があった。

この発明は、前述した問題点を解決するためになされた
もので、リアルタイムで統計処理した内容とビジュアル
な運行履歴ダイヤグラムを表示することができるエレベ
ータ−の交通実測装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るエレベータ−の交通実測装置は、次に掲
げる手段を備えたものである。

〔１〕　群管理装置がら送られてくる伝送データを収集
するデータ収集手段。

〔２〕　前記伝送データに基づいて現時点まての各種の
統計処理を実行する統計手段。

〔３〕　この統計手段により統計処理した結果及びエレ
ベータ−の運行履歴タイヤグラムをリアルタイムで表示
する表示手段。

〔４〕　表示している内容を印字装置に出力する印字手
段。

［作用］ この発明においては、データ収集手段によって、群管理
装置から送られてくる伝送データが収集される。

また、統計手段によって、前記伝送データに基づいて現
時点までの各種の統計処理か実行される。

さらに、表示手段によって、前記統計手段により統計処
理された結果及びエレベータ−の運行履歴ダイヤグラム
がリアルタイムで表示される。

そして、印字手段によって、表示している内容が印字装
置に出力される。

［実施例］ この発明の実施例の構成を第１図及び第２図を参照しな
がら説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図はこ
の発明の一実施例を群管理装置と共に示すブロック図で
ある。

第１図において、この発明の一実施例として使用される
、ラップトツブ型パソコン（１）の外観が示されている
。このラップトツブ型パソコン（１−）は、小型、軽量
でありながら、豊富なメモリ容量と高性能な１６ビツト
あるいは３２ビツトの中央演算処理装置　（ＣＰＵ）を
もつ、非常に使い易く、便利な小型電子計算機である。

表示画面（］ａ）としてプラズマデイスプレィ、ＬＣＤ
デイスプレィ等がある。

第２図において、通信ケーブル（２０）を介して接続さ
れた群管理装置（１０）とラップトツブ型パソコン（１
）の機能ブロックが示されている。

群管理装置（１０）は、複数のエレベータ−の運行制御
や呼びの登録なとを行う運転制御手段く１１）と、ラッ
プトツブ型パソコン（１）へ伝送データを送信する送信
手段（１２）とから構成されている。

ラップトツブ型パソコン（１）−は、群管理装置（１０
）から送られてくる伝送データを受信する受信手段（２
）と、交通実測全体の処理を司る主処理手段（３）と、
受信した伝送データを収集するデータ収集手段（４）と
、収集したデータを統計処理する統計手段（５）と、デ
ータ収集した結果に基づいてエレベータ−の運行履歴ダ
イヤグラムを表示したり、統計処理した結果を表示する
表示手段（６）と、表示した内容を印字装置（２１）へ
出力する印字手段（７）とから構成されている。

なお、前記各手段はソフトウェアの各機能から構成され
ている。また、このラップトツブ型パソコン（１）はエ
レベータ−の機械室又は管理人室に置かれる。

印字装置（２１）はラップ１ヘツプ型パソコン（１）の
印字手段（７）に接続され、ラップｌ〜ツプ型パソコン
（１）の画面に表示された内容を印刷することができる
。

つぎに、前述した実施例の動作を第３図、第４図、第５
図及び第６図を参照しなから説明する。

第３図はこの発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト図、第４図はこの発明の一実施例の統計処理結果を示
す表示画面図、第５図はこの発明の一実施例の運行履歴
タイヤクラムを示ず表示画面図、第６図はこの発明の一
実施例の階床毎時時間を示す表示画面図である。

第３図は、主処理手段（３）による処理の流れを示した
フローチャートてあり、この主処理手段（３）は各処理
の流れを制御するものである。

ステップく３０）において、群管理装置（１０）から送
られてくる伝送データを受信手段（２）で受信し、デー
タ収集手段（４）により収集する。

すなわち、伝送データを内部のメモリに記憶する。

ステップ（３１）において、収集したデータを統計手段
く５）により統計処理を実行する。

ステップ（３２）において、表示するモードを３種類の
中から選択する。画面表示は表示手段（６）により行わ
れる。表示するモードは、例えばラップトツブ型パソコ
ン（１）の表示画面（１ａ）上にメニューが表示され、
その中から選択することができる。

ステップ（３３）において、メニューて統計処理結果が
選択されていれは、第４図で示すような画面が表示され
る。

ステップ（３４）において、メニューて運行履歴タイヤ
クラムが選択されていれは、第５図で示すような画面が
リアルタイムて表示される。

ステップ（３５）において、メニューて階床毎時時間が
選択されていれば、第６図て示すような画面が表示され
る。

ステップ（３６）において、表示内容を印字するか否か
の判断をして、印字する場合（ＹＥＳ）には次のステッ
プ（３７）において表示内容を印字袋！（２１）へ出力
して印字することができる。

なお、印字するか否かはメニューによって同様に選択で
きる。

第４図は、ラップＩ・ツブ型パソコン（１）の表示画面
（１ａ）に表示された統計処理結果を示している。この
統計処理結果は、統計手段（５）により算出された結果
であり、表示手段（６）により表示される。エレベータ
−４台が運行しているＬｏｌｌ床のビルの例が示されて
いる。このビルのエレヘーターの群管理装置（１０）に
ラップ１〜ツブ型パソコン（１）を接続し、伝送データ
を受信しながらリアルタイムで統計処理することができ
、その結果が第４図て示ずものである。ここでは、１０
時００分から１０時１５分までの１５分間の各階床（Ｆ
Ｌ：１〜１０）における呼び発生数や待時間などが統計
処理される。なお、各階床のデータはエレベータ−４台
分の合計値である。

第５図は、ラップトツブ型パソコン（１）の表示画面（
１ａ）に表示された運行履歴ダイヤグラムを示している
。この運行履歴ダイヤグラムは、各エレベータ−の動き
を時系列的に表したもので、エレベータ−が過去にどう
いう動きをしてきたかが一目て判り、また乗場呼び割り
当ての妥当性や一８＝ 不審な動きの検証といったことにも使える。縦軸は階床
を、横軸は時刻を表している。ここでは、１０時１０分
から１０時１２分２０秒（現在時刻）まてのエレベータ
−４台の運行履歴か表示されている。なお、各線分（実
線、点線、−点鎖線等〉は各エレヘーターの動きを表し
、△及びは乗場呼びを、○は乗場呼びによる停止を、才
はかこ呼びによる停止を、×は乗場呼ひとかご呼びの両
方による停止をそれぞれ表している。これらの情報は、
データ収集手段（４）により収集されたデータをもとに
表示手段く６）により表示される。この画面を表示した
ままにすると、時刻が経つにつれてエレベータ−の軌跡
や呼びの発生状況が連続的に表示されてゆく。

第６図は、ラップトツブ型パソコン（１）の表示画面（
１ａ）に表示された階床毎時時間と乗車人数の関係を示
している。この統計処理結果は、統計手段〈５）により
算出された結果てあり、リアルタイムてヒジュアルに表
示される。図中、棒グラフは乗車人数を、折線グラフは
平均待時間をそれぞれ表しており、階床毎の混雑度合い
とサービス状況がリアルタイムで判るようになっている
。

この発明の一実施例は、前述したように、本体はラップ
トツブ型パソコン（１）から構成し、群管理装置（１０
）からの伝送データを収集するデータ収集手段（４）と
、前記伝送テークをもとに現時点までの呼び発生数やサ
ービス状況を統計処理する統計手段（５）と、前記統計
処理した結果とエレヘーターの運行履歴ダイヤグラムを
リアルタイムで表示する表示手段（６）と、前記表示し
た結果を印字装置（２１）へ送出する印字手段く７）と
を備えているので、リアルタイムてエレベータ−のサー
ビス状況が統計処理結果や運行履歴タイヤクラムで表示
されるために、エレベータ−の交通実測の結果が即座に
、かつ正確に得られるという効果を奏する。

なお、前記実施例では、統計処理結果、運行履歴タイヤ
グラム、階床毎時時間の３つの表示例について説明した
が、その他にも、満貫通過等、他の情報についても表示
することがてきる。

［発明の効果〕 この発明は、以上説明したとおり、複数台のエレベータ
−を一群として管理する群管理装置に接続され、前記群
管理装置から送られてくる伝送テークに基づいて交通実
測を行うエレヘーターの交通実測装置において、前記群
管理装置から送られてくる前記伝送データを収集するデ
ータ収集手段と、前記伝送テークに基ついて現時点まて
の各種の統計処理を実行する統計手段と、この統計手段
により統計処理した結果及びエレベータ−の運行履歴ダ
イヤグラムをリアルタイムで表示する表示手段と、表示
している内容を印字装置に出力する印字手段とを備えた
ので、リアルタイムで統計処理した内容とビジュアルな
運行履歴ダイヤグラムを表示することができるという効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図はこ
の発明の一実施例を群管理装置と共に示すブロック図、
第３図はこの発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト図、第４図、第５図及び第６図はこの発明の一実施例
の統計処理結果、運行履歴ダイヤグラム及び階床毎時時
間を示す表示画面図である。 図において、 （１）　　　ラップ１〜ツブ型パソコン、（２）　　・
・　受信手段、 （３）　・・　主処理手段、 （４）　　・　データ収集手段、 （５）　・・・　統計手段、 （６）　・・・　表示手段、 （７）　・・・　印字手段である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数台のエレベーターを一群として管理する群管理装置
   に接続され、前記群管理装置から送られてくる伝送デー
   タに基づいて交通実測を行うエレベーターの交通実測装
   置において、前記群管理装置から送られてくる前記伝送
   データを収集するデータ収集手段、前記伝送データに基
   づいて現時点までの各種の統計処理を実行する統計手段
   、この統計手段により統計処理した結果及びエレベータ
   ーの運行履歴ダイヤグラムをリアルタイムで表示する表
   示手段、並びに表示している内容を印字装置に出力する
   印字手段を備えたことを特徴とするエレベーターの交通
   実測装置。