JPH04181965A

JPH04181965A - 電子写真装置

Info

Publication number: JPH04181965A
Application number: JP2310715A
Authority: JP
Inventors: Yuji Kitajima; 北島　有二
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-11-16
Filing date: 1990-11-16
Publication date: 1992-06-29
Anticipated expiration: 2015-03-15
Also published as: JP3020597B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産−上のＪこの発明は、レーザを用いた、プリンタ・複写機・ファ
クシミリなと、電子写真方式（感光体に形成した画像を
用紙や封筒等の記録媒体に転写して記録を行う方式）に
より記録媒体に記録を行う電子写真装置に関する。

皿」ビυＬ度従来、この種の電子写真装置では、装置本体内の駆動モ
ータからの回転を、たとえば第７図に示すようにオルタ
ムカップリング１を介して現像器におけるドクタローラ
２のローラ軸３に伝え、ド゛クタローラ２を回転して現
像ローラ表面のトナー層を薄層化している。

ところで、前記オルダムカップリングｌは、中間部材４
を焼結体または黄銅で形成するとともに、その中間部材
４を挟む駆動部材５と従動部材６とをボリアでタールで
形成していた。

ｅが解°′、しようとする課題しかしなから、従来の焼結体の中間部材４と、ボリアで
タールの駆動部材５および従動部材６との組合せによる
オルダムカップリング１の場合は、摩擦係数が高いので
摺動性能が悪く、軸心にズレを生じる問題がある。そし
て、軸心にズレを生じると、現像ローラに対する前記ド
クタローラ２の接触が悪くなって薄層化不良をまねき、
濃度ムラを生じて画像品質を低下する不具合があった。

また、前記ドクタローラ２に押し当てるシール部材と現
像ローラに押し当てるシール部材の間にギャツブを生じ
、そこからトナ＝が漏れて外部へ飛散する不具合もあっ
た。

一方、従来の黄銅の中間部材４と、ポリアセタールの駆
動部材５および従動部材６との組合せによるオルダムカ
ップリング１の場合は、摩擦係数が低いので摺動性能の
悪さに基づく不具合はないが、黄銅を切削加工するので
量産性に乏しくコストアップになる不具合であった。

そこで、この発明の目的は、コストアップになることな
く摩擦係数を低くしてオルダムカップリングの摺動性能
の向上を図り、軸心にズレを生じることを防丘すること
にある。

２　を　、するための手上記目的を達成するために、この発明は、装置本体内の
駆動モータからの回転をオルダムカップリングを介して
現像器のローラ軸に伝達する電子写真装置において、前
記オルタムカップリングの中間部材をポリアセタールま
たはポリアミドのいずれか一方で形成し、その中間部材
を挾む駆動部材と従動部材とを他方で形成してなること
を特徴とする。

作　　　用そして、中間部材を切削加工しないでオルダムカップリ
ングを形成するとともに、その摩擦係数を低くする。

ｙ−」Ｅ−伍以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例につき説明
する。

第６図には、この発明による一実施例であるし一ザプリ
ンタで、その内部機構の全体概略構成を示す。図中符号
１０はプリンタ本体、１１・１１はプリンタ本体１０に
備える給紙カセットである。

その一方の給紙カセット１１から矢印イ方向に給送され
た用紙（記録媒体）６０は、レジストローラ対１２によ
ってタイミングをとってドラム状の感光体１３へと搬送
する。感応体１３は、時計方向に回転駆動し、その際帯
電チャージャ１４によって表面を一様に帯電し、レーザ
光学系１５からのレーザ光を照射してその感光体〕３上
に静電潜像を形成する。この潜像は現像器１６を通ると
きトナーによって可視像化し、二の可視像は感光体１３
へ搬送した用紙６０に転写チャージャ］７により転写し
、転写した用紙６０上の可視像は定着器１８によって定
着する。そして、定着器１８を出た用紙６０は、たとえ
ば矢印口方向の排紙部１９に排出する。一方、可視像転
写後の感光体１３は、クリーニング器２０によって残留
トナーを除去する。

ところで、上述した現像器１６は、第３図乃至第５図に
示すごとく構成する。図中２１は、ケーシングである。

その内部には、感光体１３側に開口２２を有する現像室
２３と、上方に開口２４を有するトナー供給室２５とを
形成する。現像室２３内には、感光体］３上の潜像にト
ナーを付着する現像ローラ２６と、該現像ローラ２６に
押し当てて該現像ローラ２６表面のトナー層を１０〜２
０μに薄層化するドクタローラ２７と、該ドクタローラ
２７の表面に先端を押し当て、そのドクタローラ２７に
付着するトナーをかき落しクリーニングするスクレーパ
２８を収納配置する。そのスクレーパ２８の基端は、ね
じ２９でケーシング２１に固定する。前記現像ローラ２
６、ドクタローラ２７の軸方向両端部およびスクレーパ
２８の巾方向両端部に、それぞれトナー供給室２５側か
ら接触してシール部材３０を押し当てる。そのシール部
材３０は、基板３０ａと、その基板３０ａ上に多数植つ
けた植毛３０ｂとで構成する。トナー供給室２５には、
トナー３〕を収納するとともに、そのトナー３１を攪拌
するアジテータ３２およびトナー３１を現像ローラ２６
に給送するトナー補給ローラ３３を収納配置する。また
、トナー供給室２５の開口２４には、トナーを補給する
トナーカートリッジ３４を交換可能に取り付ける。

さて、この発明では、第１図に示すように前記現像ロー
ラ２６のローラ軸３８の両端をベアリング３９を介して
支持するとともに、そのローラ軸３８の一端にオルダム
カップリング４０を介して駆動ギヤ４１を取り付ける。

その駆動ギヤ４Ｊには、駆動モータ５０からの回転を図
示しないギヤ列を介して伝える。また、前記ドクタロー
ラ２７のローラ軸４２の両端をベアリング４３を介して
支持するとともに、そのローラ軸４２の一端にオルダム
カップリング５０を介してギヤ５〕を地り付ける。そし
て、該ギヤ５１と前記駆動ギヤ４０は、それらの間に図
示しないアイドラキでを介してかみ合わす、前記オルダ
ムカップリング５０は、第２図に示すようにそれぞれ円
盤状の駆動部材５２、中間部材５３および従動部材５４
で構成する。前記駆動部材５２はギヤ５１の中心軸４５
に一体に設け、たとえばポリアセタールで形成し、その
−側面に中心軸４５の回転中心Ｏを通る直線凸条５２ａ
を設ける。該直線凸条５２ａにスライド自在に係合する
直線溝５３ａを前記中間部材５３の一側面に形成する。

前記中間部材５３は、たとえばポリアミドで形成し、前
記直前溝５３ａのある側と反対の他側面にその直線溝５
３ａに直交する別の直線溝５３ｂを設ける。その別の直
線溝５３ｂにスライド自在に係合する直線凸条５４ａを
前記従動部材５４の一側面に設ける。前記従動部材５４
はドクタローラ２７のローラ軸４２に一体に設け、前記
駆動部材５２と同じくポリアセタールで形成し、その直
線凸条５４ａはローラ軸４２の回転中心０′　を通る。

しかして、前記駆動モータ５５を回転駆動すると、その
回転をギヤ列を介して駆動ギヤ４〕に伝え、ローラ軸３
８に伝達して現像ローラ２６を回動する。同時に前記駆
動ギヤ４］からの回転を前記ギヤ５１に伝えて前記オル
タムカップリング５０の駆動部材５２を回動する。そし
て、直線凸条５２ａと直線溝５３ａとがかみ合って駆動
部材５２の回転を中間部材５３に伝え、さらに直線溝５
３ｂと直線凸条５４ａとがかみ合いその中間部材５３の
回転を従動部材５４に伝えてローラ軸４２に伝達してド
クタローラ２７を回動する。そうじて、前記駆動部材５
２と従動部材５４の軸心Ｏ・○′がズしているときは、
前記中間部材５３が摺動して回転をスムーズに伝える。

なお、上述した実施例では、駆動部材５２および従動部
材５４をポリアセタールで形成する一方、中間部材５３
をポリアミドで形成する構成とした。

しかし、この発明では、駆動部材５２および従動部材５
４をポリアミドで形成する一方、中間部材５３をポリア
セタールで形成する構成としてもよい。

また、上述した実施例では、現像器１６のドクタローラ
２７のローラ軸４２に備えるオルダムカップリング５０
の中間部材５３をポリアセタールまたはポリアミドのい
ずれか一方で形成し、その中間部材５３を挾む駆動部材
５２と従動部材５４とを他方で形成する構成とした。し
かし、この発明では、現像器１６の現像ローラ２６のロ
ーラ軸３８に備えるオルダムカップリング４０をポリア
セタールとポリアミドとの組合せにより形成する構成と
してもよい。

且里二欠呈以上のことから、二の発明に係る電子写真装置によれば
、オルダムカップリングの中間部材を成型し、切削加工
しないので、量産し易くコストダウンを図ることができ
る。

また、オルダムカップリングの摩擦係数が低くなるので
、その摺動性能を向上させ、回転をスムーズに伝えるこ
とができる。したがって、たとえば現像ローラとドクタ
ローラ、または現像ローラと感光体の接触不良を防止し
て薄層化不良や現像不良を防止でき、画像品質の低下を
防止できるし、現像ローラとドクタローラの各両端のシ
ール部材間にギャップを生じることを防ぎ、そのギャッ
プからのトナー漏れを防止できる、

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタにお
ける現像器の一部の概略構成図、第２図はその現像器の
ドクタローラに回転を伝えるオルタムカップリングの斜
視図、第３図はその現像器の全体概略構成図、第４図は
その現像器の一部の拡大図、第５図はそのシール部材の
拡大図、第６図はその現像器を備えるレーザプリンタの
内部機構の全体概略構成図、第７図は従来例で、現像器
のドクタローラに回転を伝えるオルダムカッブリ　　　
　−ングの斜視図である。１０・・・・・・・・・装置本体、１６・・・・・・・
・・現像器、５０・・・・・・・・オルダムカップリン
グ、５２・・・・・・・・・駆動部材、５３・・・・・
・・・・中間部材、５４・・・・・・・従動部材、５５
・・・・・・・・・駆動モータ。

Claims

【特許請求の範囲】

装置本体内の駆動モータからの回転をオルダムカップリ
ングを介して現像器のローラ軸に伝達する電子写真装置
において、前記オルダムカップリングの中間部材をポリ
アセタールまたはポリアミドのいずれか一方で形成し、
その中間部材を挟む駆動部材と従動部材とを他方で形成
してなる、電子写真装置。